JPH11153687A - 原子炉の制御棒制御装置 - Google Patents

原子炉の制御棒制御装置

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JPH11153687A
JPH11153687A JP9322670A JP32267097A JPH11153687A JP H11153687 A JPH11153687 A JP H11153687A JP 9322670 A JP9322670 A JP 9322670A JP 32267097 A JP32267097 A JP 32267097A JP H11153687 A JPH11153687 A JP H11153687A
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brake
control rod
control
drive mechanism
induction motor
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JP9322670A
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Setsuo Arita
節男 有田
Takehiko Seiji
岳彦 清治
Yuji Yamazawa
雄二 山沢
Yuichi Tokawa
裕一 東川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御棒を駆動する電動機あるいは電動機と制動
用ブレーキを保守のために制御棒駆動機構より取外した
状態でも制御棒の自重落下を簡単に防止することの可能
な原子炉の制御棒制御装置を提供する。 【解決手段】制御棒駆動機構9には制御棒4の現在位置
を保持するための保持用ブレーキ5Aと誘導電動機7及
びこれを停止させるための制動用ブレーキ5Bとが配置
されている。保持用ブレーキ5Aと誘導電動機7間はカ
ップリング6で機械的に連結されている。誘導電動機7
あるいは電動機7と制動用ブレーキ5Bを保守のために
取外しても、保持用ブレーキ5Aにより制御棒位置は保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子炉の出力を制御
する制御棒を電動駆動するようにした原子炉の制御棒制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉においては、制御棒をス
テップモータ(同期電動機)で駆動することが行われて
いる。ステップモータは電力変換器から供給するパルス
電流の周波数を変化させることに速度制御できる。パル
ス電流の周波数を高くすると高速になり、周波数を低く
すると低速になる。
【0003】一方、近年はステップモータの代りに誘導
電動機で制御棒を駆動することが考えられている。誘導
電動機はステップモータに比べ設備を安価に構成でき
る。誘導電動機は電源開閉器によりオンオフ制御するよ
うにしているので、通常制動用ブレーキを設けるように
している。制微棒を誘導電動機で駆動することは、例え
ば特開平8−136683 号公報に記載されている。
【0004】このように、ステップモータや誘導電動機
などの電動機で制御棒を駆動する場合には電動機の回転
運動を直線運動に変換する機械的駆動機構を用いてい
る。機械的駆動機構としてはボールネジを廻動させると
上下移動するボールナットを用いたものが知られてい
る。
【0005】ところで、原子力発電所は定期検査が義務
づけられており、各種装置の健全性を点検し、不具合が
あると交換するようにしている。定期検査は例えば1年
ごとに行われる。制御棒制御装置も健全性の点検を行う
必要がある。制御棒を電動機駆動する場合には電動機や
制動用ブレーキも点検しなければならない。電動機や制
動用ブレーキは回転運動を直線運動に変換する機械的駆
動機構から取外し、回転軸(例えばベアリング)の摩耗
検査,ブレーキパッドの消耗検査,電気的な絶縁性能検
査などが行われる。このような検査のために、電動機や
制動用ブレーキを機械的駆動機構から取外ずした場合
に、制御棒が自重により制御棒が落下するのを防止しな
ければならない。定期検査中は原子炉は出力を停止して
いるけれども、制御棒の落下は炉心内に装荷されている
燃料にとっては安全上問題となる。制御棒制御装置の保
守を行う際に制御棒の位置保持を図るために、例えば、
特開昭57−104891号公報に記載されているようにウォー
ム歯車を含む歯車機構を巻取りドラムの反駆動側に設け
ることにより、無停電状態になっても制御棒の位置を保
持するということが知られている。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】制御棒の自重による落
下を防止するために、ウォーム歯車を含む歯車機構を具
備させるためには、ギヤ比を大きくしてウォーム歯車が
制御棒の自重で動作しないようにする必要がある。この
歯車機構は電動機にとり大きな負荷となり、電動機は制
御棒のみが負荷である場合と比べ大容量のものにする必
要がある。つまり電動機が大型のものになる。特に、制
御棒駆動機構を設置する原子炉下部のスペース上の制約
から、200本程度ある制御棒毎に大型の電動機を設置
することは実用上困難である。そのため、定期検査時に
制微棒の位置を簡単に保持する装置の開発が強く要望さ
れている。
【0007】本発明は上記点に対処してなされたもの
で、その目的とするところは定期検査時に制御棒の自重
落下を簡単かつ小型のもので確実に防止できる原子炉の
制御棒制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は電動機と機械的
駆動機構の間にカップリングを設けると共に機械的駆動
機構にブレーキ力を作用させて制御棒を所定位置に保持
する保持用ブレーキを設けるようにしたものである。
【0009】本発明によれば、カップリングを外すこと
により電動機(誘導電動機の場合は制動用ブレーキを含
め)の保守点検を行え、そして制御棒の落下は保持用ブ
レーキの作用によって確実に防止できる。保持用ブレー
キは制御棒の自重落下を防止するブレーキ力さえあれば
よいので小型なものとなり、電動機も制御棒を駆動する
のに必要なトルクを発生するものであればよく小型なも
のにできる。したがって、定期検査時に制御棒の自重落
下を簡単かつ小型のもので防止することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例を示す。
【0011】図1において、原子炉(圧力容器)1内に
は冷却水2に浸された状態で複数本の燃料棒3が間隔を
とり設置されている。燃料棒3の間の空間には挿抜自在
に複数本の制御棒4が配置されている。各制御棒4はそ
れぞれ誘導電動機7によって制御棒駆動機構9を介して
上下方向に昇降される。制御棒駆動機構9の長手方向、
すなわち、制御棒4の昇降方向に沿って、制御棒4の位
置を検出する制御棒位置検出器8,制御棒の現在位置を
保持するための保持用ブレーキ5A,誘導電動機7及び
これを停止させるための制動用ブレーキ5Bとが配置さ
れている。保持ブレーキ5Aと誘導電動機7間はカップ
リング6で機械的に連結されている。カップリング6と
しては歯車や電磁カップリングなどが用いられる。制御
棒制御装置10は上位の制御棒操作監視装置(図示せ
ず)からの制御棒操作指令と位置検出器8からの制御棒
位置信号を入力し駆動指令と停止指令を出力する。電動
機制御装置11は制御棒制御装置10の駆動指令と停止
指令を入力して電源開閉器13Bをオンあるいはオフす
ると共に回転方向切換装置13Aを切換える。誘導電動
機7は電源開閉器13Bによりオンオフ駆動される。ブ
レーキ制御装置12は制御棒制御装置10から停止指令
を与えられると保持用ブレーキ5Aと制動用ブレーキ5
Bを励磁(直流励磁)して作動させる。
【0012】図2にブレーキ制御装置12の一例を示
す。
【0013】交流電源25の交流電圧は整流装置26で
直流電圧に変換され、スイッチ回路27または28を介
して保持用ブレーキ5Aあるいは制動用ブレーキ5Bに
印加される。ブレーキ指令発生装置22は制御棒停止指
令を与えられるとブレーキ作動信号を出力する。タイマ
23はブレーキ作動信号を一定時間だけ遅延させてスイ
ッチ27をオンにする。フリップフロップ回路24はブ
レーキ作動信号によりセットされてスイッチ28をオン
させ、タイマ22の出力信号でリセットされる。
【0014】図3に制御棒駆動機構9の機器配置構成を
示す。
【0015】図3において、制御棒駆動機構9は原子炉
圧力容器5の下部に取付けられている。制御棒駆動機構
9のハウジング16の下方に誘導電動機7が配置され、
誘導電動機7の下側に制動用ブレーキ5Bが設けられて
いる。電動機7の上部にカップリング6を介してボール
ネジ17が連結され、ボールネジ17は電動機7の回転
に連動して廻動する。ボールナット18はボールネジ1
7と螺合しており、ボールネジ17の廻動に従い上下方
向に移動する。ボールナット18の上面に中空ピストン
19が取付けられており、ボールナット18の移動によ
って制御棒4を移動させる。ボールナット18の下部に
は2重化された2個のシンクロ発信機(位置検出器)8
A,8Bが設けられている。そして、カップリング6の
制御棒4側には機械的駆動機構(ボールナット18,中
空ピストン19などで構成される)を停止位置に保持す
る保持用ブレーキ5Aが設けられている。ハウジング1
6はほぼカップリング6の位置で2分割されており、固
定ネジ20A,20Bで一体化されている。
【0016】次に動作を説明する。
【0017】まず、原子炉1の通常運転時における制御
棒4の操作について説明する。
【0018】制御棒4がある位置に停止している場合に
はスイッチ27がオンして保持用ブレーキ5Aが励磁さ
れている。保持用ブレーキ5Aのブレーキ力により制御
棒4は自重で落下することなく所定位置に保持されてい
る。
【0019】この状態にあるときに、制御棒制御装置1
0に制御棒操作指令が与えられると、制御棒制御装置1
0は駆動指令を出力する。制御棒操作指令としては操作
する制御棒を示す操作制御棒座標,挿入/引抜,操作目
標位置,操作モード(連続,ノッチ,ステップなど)を
含んでいる。制御棒制御装置10が駆動指令を発生する
と、ブレーキ指令発生装置23はブレーキ作動信号を零
にする。ブレーキ指令発生装置23のブレーキ作動信号
が零になるとスイッチ27がオフし保持用ブレーキ5A
が解除される。
【0020】電動機制御装置11は制御棒制御装置10
から駆動指令を入力すると、挿入指令あるいは引抜指令
によって回転方向切換装置13Aを切換えると同時に電
源開閉器13Bをオンにする。回転方向切換装置13A
は挿入指令であれば正転,引抜指令であれば逆転となる
ように相回転を切換える。
【0021】電源開閉器13Bのオンによって誘導電動
機5は駆動される。電動機5の駆動によりボールネジ1
7が廻動し、ボールナット18が上昇あるいは下降す
る。電動機5の正転によりボールナット18は上昇して
制御棒4を挿入し、逆転すると制御棒4は引抜かれる。
制御棒4の位置は2重化された位置検出器8A,8Bで
検出され、制御棒制御装置10に加えられる。
【0022】制御棒制御装置10は制御棒操作指令とし
て与えられる操作目標位置と位置検出器8の位置検出信
号を比較し、一致すると停止指令を出力する。電動機制
御装置11は制御棒制御装置10から停止指令を与えら
れると電源開閉器13Bをオフにする。
【0023】一方、ブレーキ制御装置12のブレーキ指
令発生装置22は停止指令を入力するとブレーキ作動信
号を出力しタイマ23とフリップフロップ回路24に与
える。フリップフロップ回路24はブレーキ作動信号に
よりセットされスイッチ28をオンにする。スイッチ2
8がオンすると制動用ブレーキ5Bが作動して誘導電動
機7にブレーキを掛け停止させる。誘導電動機7の停止
によりボールネジ17の廻動が停止するのでボールナッ
ト18の移動は停止する。したがって、制御棒4の移動
も停止する。
【0024】また、タイマ23はブレーキ作動信号を加
えられてから遅延時間後に出力信号を発生しスイッチ2
7をオンすると共にフリップフロップ回路24をリセッ
トする。フリップフロップ回路24がリセットされると
スイッチ28をオフにする。したがって、保持用ブレー
キ5Aが作動して保持ブレーキ力を作用し、制動用ブレ
ーキ5Bは解除される。この結果、制御棒4は保持用ブ
レーキ5Aによって所定位置に停止保持される。
【0025】次に、原子炉1の定期検査時の保守作業に
ついて説明する。
【0026】原子炉1の定期検査は総ての制御棒4を全
挿入位置に挿入し原子炉の運転停止状態で行われる。こ
の状態では上述の原子炉通常運転時の動作から明らかな
ように保持用ブレーキ5Aが励磁されており、制御棒4
は保持用ブレーキ5Aのブレーキ力によって全挿入位置
に保持されている。このとき、制動用ブレーキ5Bはス
イッチ28がオフしているのでブレーキ解除状態になっ
ている。
【0027】この状態にあるときに誘導電動機7と制動
用ブレーキ5Bを検査するにはハウジング16の2分割
している個所で固定している固定ネジ20A,20Bを
外し、次いでカップリング6の下側を取外す。誘導電動
機7と制動用ブレーキ5Bを取外しても制御棒4は保持
用ブレーキ5Aの保持トルクによって全挿入位置に保持
される。制御棒駆動機構9から取外した誘導電動機7と
制動用ブレーキ5Bは検査室に持運び検査される。保守
点検された電動機7とブレーキ5Bは制御棒駆動機構9
に取付けられる。なお、検査の結果、消耗が激しい電動
機7あるいはブレーキ5Bは新品と交換される。
【0028】以上のようにして制御棒駆動機構9を構成
する誘導電動機7と制動用ブレーキ5Bの保守点検を行
うのであるが、制御棒を上下移動させる機械的駆動機構
に保持用ブレーキ5Aを設け、機械的駆動機構の下部に
カップリング6を介して誘導電動機7と制動用ブレーキ
5Bを取付けているので制御棒4の自重落下を確実に防
止して電動機7と制動用ブレーキ5の保守点検を容易に
行うことができる。
【0029】なお、保持用ブレーキ5Aは、誘導電動機
の停止後に制御棒を保持するだけであり、ブレーキ部材
の摩耗がないので保守点検を必要としないようになって
いる。また、保持用ブレーキ5Aは制動用ブレーキ5B
のように大きなブレーキ力を要しないので、制動用ブレ
ーキ5Bに比べて小型なものとすることができる。
【0030】図4に本発明の他の実施例を示す。
【0031】図4に示す実施例が図1の実施例と異なる
ところは電動機としてステップモータ30を用いて電動
変換器31で駆動するようにしたことである。そして、
ステップモータ30は電力変換器31で直流励磁すると
制動トルクを発生するので制動用ブレーキを不要にでき
る。電力変換器31は変換器制御装置32により制御さ
れる。
【0032】なお、この実施例におけるブレーキ制御装
置33は変換器制御装置32から停止指令を与えられ保
持用ブレーキ5Aのみを制御するものとなっている。ブ
レーキ制御装置33は図2に示すブレーキ制御装置12
からフリップフロップ回路24とスイッチ28を除いた
構成になる。
【0033】図5に図4の実施例における制御棒駆動機
構34の機器配置構成を示す。
【0034】図5において図3と異なるところは電動機
としてステップモータ30を用い、制動用ブレーキを設
けてないところである。
【0035】図4の実施例においても図1の実施例と同
様に制御棒の自重落下を防止できると共にステップモー
タ30の保守点検を容易に行うことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば制御棒を電動機で駆動す
る際に、定期検査時に制御棒の自重落下を簡単かつ小型
のもので防止して電動機あるいは電動機と制動用ブレー
キの保守点検を容易に行うことができる。
【0037】特に、本発明は制御棒を誘導電動機によっ
てオンオフ駆動するものに用いるとその効果が顕著とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1におけるブレーキ制御装置の詳細構成図。
【図3】図1における制御棒駆動機構の機器配置図。
【図4】本発明の他の実施例を示す構成図。
【図5】図4における制御棒駆動機構の機器配置図。
【符号の説明】
1…原子炉、4…制御棒、5A…保持用ブレーキ、5B
…制動用ブレーキ、6…カップリング、7…誘導電動
機、10…制御棒制御装置、11…電動機制御装置、1
2…ブレーキ制御装置、30…ステップモータ、31…
電力変換器。
フロントページの続き (72)発明者 東川 裕一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の制御棒が配置されている原子炉と、
    前記各制御棒毎に設けられその位置を制御する電動機
    と、前記電動機にカップリングを介して機械的に連結さ
    れ、前記制御棒を上下移動させる機械的駆動機構と、前
    記機械的駆動機構にブレーキ力を作用させ前記制御棒を
    所定位置に保持する保持用ブレーキと、前記原子炉を運
    転停止させた保守時に前記保持用ブレーキを作動させる
    ブレーキ制御手段とを具備することを特徴とする原子炉
    の制御棒制御装置。
  2. 【請求項2】多数の制御棒が配置されている原子炉と、
    前記各制御棒毎に設けられその位置を制御する誘導電動
    機と、前記誘導電動機にカップリングを介して機械的に
    連結され、前記誘導電動機の回転運動を直線運動に変換
    して前記制御棒を上下移動させる機械的駆動機構と、前
    記機械的駆動機構にブレーキ力を作用させ前記制御棒を
    所定位置に保持する保持用ブレーキと、前記誘導電動機
    の回転運動にブレーキをかける制動用ブレーキと、前記
    原子炉を運転停止させた保守時に前記保持用ブレーキを
    作動させるブレーキ制御手段とを具備することを特徴と
    する原子炉の制御棒制御装置。
  3. 【請求項3】多数の制御棒が配置されている原子炉と、
    前記各制御棒毎に設けられその位置を制御する誘導電動
    機と、前記誘導電動機をオンオフ制御する電動機制御手
    段と、前記電動機にカップリングを介して機械的に連結
    され、前記制御棒を上下移動させる機械的駆動機構と、
    前記機械的駆動機構にブレーキ力を作用させ前記制御棒
    を所定位置に保持する保持用ブレーキと、前記誘導電動
    機の回転運動にブレーキをかける制動用ブレーキと、前
    記多数の制御棒の総てを全挿入位置にした前記原子炉の
    運転停止時に前記保持用ブレーキを作動させるブレーキ
    制御手段とを具備することを特徴とする原子炉の制御棒
    制御装置。
  4. 【請求項4】多数の制御棒が配置されている原子炉と、
    前記各制御棒毎に設けられその位置を制御する誘導電動
    機と、前記誘導電動機に電磁カップリングを介して機械
    的に連結され、前記誘導電動機の回転運動を直線運動に
    変換して前記制御棒を上下移動させる機械的駆動機構
    と、前記機械的駆動機構にブレーキ力を作用させ前記制
    御棒を所定位置に保持する保持用ブレーキと、前記誘導
    電動機の回転運動にブレーキをかける制動用ブレーキ
    と、前記制動用ブレーキによって前記制御棒の移動を停
    止した後に前記保持用ブレーキを作動させ、前記原子炉
    の運転停止時に前記保持用ブレーキを作動させるブレー
    キ制御手段とを具備することを特徴とする原子炉の制御
    棒制御装置。
  5. 【請求項5】多数の制御棒が配置されている原子炉と、
    前記各制御棒毎に設けられその位置を制御するステップ
    モータと、前記ステップモータを駆動する電力変換器
    と、前記ステップモータにカップリングを介して機械的
    に連結され、前記制御棒を上下移動させる機械的駆動機
    構と、前記機械的駆動機構にブレーキ力を作用させ前記
    制御棒を所定位置に保持する保持用ブレーキと、前記原
    子炉を運転停止させた保守時に前記保持用ブレーキを作
    動させるブレーキ制御手段とを具備することを特徴とす
    る原子炉の制御棒制御装置。
JP9322670A 1997-11-25 1997-11-25 原子炉の制御棒制御装置 Pending JPH11153687A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001024197A1 (fr) * 1999-09-29 2001-04-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Dispositif d'entrainement d'une bielle de commande, procede et dispositif de test et transmission a convertisseur de couple
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