JPH11152030A - 液圧ブレーキ装置 - Google Patents

液圧ブレーキ装置

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JPH11152030A
JPH11152030A JP9321601A JP32160197A JPH11152030A JP H11152030 A JPH11152030 A JP H11152030A JP 9321601 A JP9321601 A JP 9321601A JP 32160197 A JP32160197 A JP 32160197A JP H11152030 A JPH11152030 A JP H11152030A
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JP
Japan
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hydraulic
hydraulic pump
brake
pump
pressure
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JP9321601A
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English (en)
Inventor
Masakuni Suzuki
雅邦 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、液圧ポンプを備え、この液圧ポン
プの作動検査を行なう機能を有する液圧ブレーキ装置に
関し、各輪のホイルシリンダ圧の増圧が可能な状態を保
持しつつ、作動検査が終了した後、液圧ポンプを速やか
に停止させることを目的とする。 【解決手段】 液圧ブレーキ装置は、マスタシリンダ1
6をホイルシリンダ52、54又は補助リザーバ60の
何れか一方に連通させる電磁三方弁24を備える。液圧
ポンプ62は補助リザーバ60から吸入したフルードを
液圧通路40、41に吐出する。液圧ポンプ62のイニ
シャルチェックは、ポンプモータ67に所定期間通電す
ることにより行なわれる。イニシャルチェックが終了す
ると、電磁三方弁24は、所定期間、マスタシリンダ1
6と補助リザーバ60とを連通させる状態に切り替えら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧ブレーキ装置
に係り、特に、液圧ポンプを備え、この液圧ポンプの作
動検査を行なう機能を有する液圧ブレーキ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばトヨタ技術公開集第6
251号(1996年7月31日発行)に開示される液
圧ブレーキ装置が公知である。上記従来の液圧ブレーキ
装置は、マスタシリンダとホイルシリンダとの間の導通
及び遮断を切り替える保持ソレノイド、及び、ホイルシ
リンダとリザーバとの間の導通及び遮断を切り替える減
圧ソレノイドを備えている。保持ソレノイドを開弁し、
減圧ソレノイドを閉弁することでホイルシリンダを増圧
することができ、また、保持ソレノイドを閉弁し、減圧
ソレノイドを開弁することで、ホイルシリンダ圧を減圧
することができる。上記従来の液圧ブレーキ装置は、ま
た、ホイルシリンダ圧の減圧時にリザーバへ流入したブ
レーキフルードをマスタシリンダ側へ汲み上げる液圧ポ
ンプを備えている。
【0003】上記従来の液圧ブレーキ装置において、車
両の始動時に、液圧ポンプの異常の有無を検査するイニ
シャルチェックが実行される。液圧ポンプのイニシャル
チェックは、液圧ポンプを駆動するモータに一定時間通
電し、モータに逆起電力が生じているか否かに基づいて
行なわれる。イニチャルチェックが終了しても、モータ
はその慣性により回転を続けようとする。モータの回転
中には作動音が発生するため、車両の静粛性を確保する
うえで、イニシャルチェックの終了後、モータの回転を
速やかに停止させることが望ましい。
【0004】かかる観点から、上記従来の液圧ブレーキ
装置においては、イニシャルチェックの終了後、後輪側
の減圧ソレノイドを開弁することとしている。減圧ソレ
ノイドが開弁された状態で、液圧ポンプのモータが回転
すると、ホイルシリンダ内のブレーキフルードはリザー
バを経て液圧ポンプにより汲み上げられる。この場合、
液圧ポンプのモータに負荷が作用するとで、モータの回
転は速やかに停止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、上記従来
の液圧ブレーキ装置において、液圧ポンプのイニシャル
チェックが終了した後、後輪側について減圧ソレノイド
が開弁される。このため、イニシャルチェックが終了し
た時点でブレーキ操作が行なわている場合、後輪側のホ
イルシリンダからリザーバへブレーキフルードが流出す
ることになるため、後輪側についてはホイルシリンダ圧
の増圧を図ることができない。
【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、各輪のホイルシリンダ圧の増圧が可能な状態を確
保しつつ、液圧ポンプの作動試験が終了した後、液圧ポ
ンプを速やかに停止させることが可能な液圧ブレーキ装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、液圧ポンプと、該液圧ポンプを作動さ
せて作動検査を行なうポンプ検査手段とを備える液圧ブ
レーキ装置において、少なくとも前記作動検査の終了直
後に、前記液圧ポンプの吸入側とホイルシリンダとを導
通させることなく、前記液圧ポンプの吸入側にブレーキ
フルードを供給するフルード供給手段を備えた液圧ブレ
ーキ装置により達成される。
【0008】本発明において、ポンプ検査手段は、液圧
ポンプを作動させて液圧ポンプの作動検査を行なう。作
動検査が終了した後も、液圧ポンプはその慣性により作
動を持続しようとする。これに対して、フルード供給手
段は、少なくとも作動検査の終了直後に、液圧ポンプの
吸入側とホイルシリンダとを導通させることなく、液圧
ポンプの吸入側にブレーキフルードを供給する。液圧ポ
ンプが慣性により作動を持続した状態で、吸入側にブレ
ーキフルードが供給されると、このブレーキフルードを
液圧ポンプが吐出することで、液圧ポンプに負荷が作用
し、その作動は速やかに停止される。その際、液圧ポン
プの吸入側とホイルシリンダとが導通されないため、液
圧ポンプがホイルシリンダ内のブレーキフルードを汲み
上げることが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施例であ
る液圧ブレーキ装置のシステム構成図を示す。本実施例
の液圧ブレーキ装置は、図示しない電子制御ユニット
(以下、ECUと称す)により制御される。なお、図1
には、左前輪FL及び右後輪RRに対応する構成要素が
示されているが、右前輪FR及び左後輪RLについても
同様の構成要素が設けられている。
【0010】図1に示すブレーキ装置は、ブレーキペダ
ル10を備えている。ブレーキペダル10は、ブレーキ
ブースタ12の作動軸14に連結されている。ブレーキ
ペダル10の近傍には、ブレーキスイッチ15が配設さ
れている。ブレーキスイッチ15は、ブレーキペダル1
0が操作されない状態でオフ信号を出力し、ブレーキペ
ダルが操作された状態でオン信号を出力する。ブレーキ
スイッチ15の出力信号はECUに供給されている。E
CUはブレーキスイッチ15の出力信号に基づいてブレ
ーキ操作の有無を検出する。
【0011】ブレーキブースタ12にはマスタシリンダ
16が固定されている。マスタシリンダ16は、その内
部に液圧室を備えている。マスタシリンダ16の液圧室
には、ブレーキペダル10に付与されたブレーキ踏力に
対して所定の倍力比を有するマスタシリンダ圧PM/C
発生する。マスタシリンダ16の上部にはリザーバタン
ク18が配設されている。リザーバタンク18の内部に
は、所定量のブレーキフルードが貯留されている。ブレ
ーキペダルの踏み込みが解除されている場合、マスタシ
リンダ16の液圧室とリザーバタンク18とは連通した
状態となる。
【0012】マスタシリンダ16の液圧室には、液圧通
路20が接続されている。液圧通路20には、油圧セン
サ22が連通している。油圧センサ22の出力信号はE
CUに供給されている。ECUは油圧センサ22の出力
信号に基づいてマスタシリンダ圧PM/C を検出する。液
圧通路20には、また、電磁三方弁24が連通してい
る。電磁三方弁24は、第1ポート26、第2ポート2
8、及び第3ポート30を備える2位置3方の電磁弁で
ある。第1ポート26は、液圧通路20に連通してい
る。第2ポート28は液圧通路40及び41に連通して
いる。また、第3ポート30は、液圧通路42に連通し
ている。電磁三方弁24は、ECUから駆動信号が供給
されない状態、すなわち、オフ状態では、第1ポート2
6と第2ポート28とを導通させ、かつ、第3ポート3
0を閉塞した状態を実現し、一方、ECUから駆動信号
が供給された状態、すなわち、オン状態では、第1ポー
ト26と第3ポート30とを導通させ、かつ、第2ポー
ト28を閉塞した状態を実現する。
【0013】電磁三方弁24の第1ポート26と第2ポ
ート28との間には、逆止弁32及びリリーフ弁34が
並設されている。逆止弁32は、液圧通路20側から液
圧通路40、41側へ向かう流体の流れのみを許容する
一方向弁である。また、リリーフ弁34は、液圧通路4
0、41側の液圧が液圧通路20側の液圧に比して所定
値以上高圧となった場合にのみ開弁する弁機構である。
【0014】液圧通路40、41には、保持ソレノイド
44、46、及び逆止弁48、50が連通している。保
持ソレノイド44、46はECUから駆動信号が供給さ
れることにより閉弁状態となる2位置の電磁弁である。
保持ソレノイド44及び逆止弁48は右後輪RRのホイ
ルシリンダ52に連通している。逆止弁48は、ホイル
シリンダ52側から液圧通路40側へ向かう流体の流れ
のみを許容する。また、保持ソレノイド46及び逆止弁
50は左前輪FLのホイルシリンダ54に連通してい
る。逆止弁50は、ホイルシリンダ54側から液圧通路
41側へ向かう流体の流れのみを許容する。
【0015】ホイルシリンダ52及び54には、それぞ
れ、減圧ソレノイド56及び58が連通している。減圧
ソレノイド56、58は、ECUから駆動信号が供給さ
れることにより開弁状態となる2位置の電磁弁である。
減圧ソレノイド56、58は、共に、補助リザーバ60
に連通している。補助リザーバ60には、液圧ポンプ6
2の吸入側が連通している。液圧ポンプ62の吐出側は
液圧通路41に連通している。液圧ポンプ62はポンプ
機構64、及び逆止弁65、66を備えている。逆止弁
65は補助リザーバ60側からポンプ機構64側へ向か
う流体の流れのみを許容する。また、逆止弁66は、ポ
ンプ機構64側から液圧通路41側へ向かう流体の流れ
のみを許容する。ポンプ機構64はポンプモータ67に
連結されている。ポンプモータ67は直流電流を供給さ
れることにより回転する直流モータである。液圧ポンプ
62はポンプモータ67に通電されることにより作動
し、補助リザーバ60から吸入したブレーキフルードを
液圧通路41へ吐出する。
【0016】補助リザーバ60の内部には、ピストン6
8及びスプリング70が配設されている。ピストン68
はスプリング70によって補助リザーバ60の容積が減
少する向きに付勢されている。補助リザーバ60には、
液圧通路42に連通するリザーバポート72が設けられ
ている。リザーバポート72の内部には、ボール弁74
と、押圧軸76とが配設されている。また、リザーバポ
ート72には、ボール弁74の弁座として機能するシー
ト部78が設けられている。押圧軸76の両端は、それ
ぞれ、ピストン68及びボール弁74に当接している。
【0017】補助リザーバ60の内部にブレーキフルー
ドが流入していない場合は、ピストン68は図1中最上
端位置(以下、原位置と称す)に位置する。補助リザー
バ60の内部には、ピストン68が原位置に位置する場
合に、液圧通路42と、減圧ソレノイド56、58及び
液圧ポンプ62の吸入側との導通状態を確保する液圧経
路が確保されている。
【0018】ピストン68が原位置に位置する場合は、
ボール弁74はシート部78から離座する。ボール弁7
4とシート部78との間に形成されるクリアランスは、
補助リザーバ60に貯留されるブレーキフルードの量が
増加するにつれて、すなわち、ピストン68の変位量が
増加するにつれて減少する。そして、補助リザーバ60
に貯留されるブレーキフルードの量が所定値に達した時
点で、ボール弁74はシート部78に着座する。ボール
弁74がシート部78に着座した状態では、液圧通路4
2から補助リザーバ60へのブレーキフルードの流入は
阻止される。
【0019】図1に示す液圧ブレーキ装置は、通常のブ
レーキ装置としての機能(以下、通常ブレーキ機能と称
す)、ブレーキ操作中に車輪に過大なスリップ率が発生
するのを防止するABS制御を実行する機能、及び、運
転者によって緊急ブレーキ操作が実行された際に、通常
時に比して大きな制動力を発生させるブレーキアシスト
制御(以下、BA制御と称す)を実行する機能を有して
いる。
【0020】通常ブレーキ機能は、図1に示す如く、電
磁三方弁28をオフ状態とし、保持ソレノイド44、4
6を開弁状態とし、減圧ソレノイド56、58を閉弁状
態とし、かつ、液圧ポンプ62を停止状態とすることで
実現される。以下、この状態を通常ブレーキ状態と称
す。通常ブレーキ状態が実現されると、マスタシリンダ
16とホイルシリンダ52、54とが導通状態となる。
この場合、ホイルシリンダ52、54のホイルシリンダ
圧PW/C はマスタシリンダ圧PM/C に等しい液圧に制御
される。従って、通常ブレーキ状態が実現されている場
合は、車両に発生する制動力はブレーキ踏力に応じた大
きさに制御される。
【0021】ABS制御は、ブレーキペダル10が踏み
込まれている状況下で、電磁三方弁28をオフ状態と
し、液圧ポンプ62を運転状態とし、かつ、保持ソレノ
イド44、46、及び、減圧ソレノイド56、58を適
宜開閉させることにより実行される。ブレーキペダル1
0が踏み込まれている状況下で、電磁三方弁28がオフ
状態とされると、液圧通路40にはマスタシリンダ圧P
M/C が導かれる。液圧通路40にマスタシリンダ圧P
M/C が導かれている場合に、保持ソレノイド44が開弁
状態とされると共に減圧ソレノイド56が閉弁状態とさ
れると(図1に示す状態)、ホイルシリンダ52とマス
タシリンダ16とは導通状態となる。すなわち、ホイル
シリンダ圧PW/C はマスタシリンダ圧PM/C に向けて増
圧される。この状態を、以下、増圧モードと称す。ま
た、保持ソレノイド44及び減圧ソレノイド56が共に
閉弁状態とされると、ホイルシリンダ圧PM/C は保持さ
れる。この状態を、以下、保持モードと称す。更に、保
持ソレノイド44が閉弁状態とされると共に減圧ソレノ
イド52が開弁状態とされると、ホイルシリンダ52と
補助リザーバ60とが導通状態となる。この場合、ホイ
ルシリンダ52内のブレーキフルードが補助リザーバ6
0へ向けて流出することで、ホイルシリンダ圧PW/C
減圧される。この状態を、以下、減圧モードと称す。
【0022】同様に、ホイルシリンダ54についても、
保持ソレノイド46及び減圧ソレノイド58を適宜制御
することで、増圧モード、保持モード、及び減圧モード
を実現することができる。本実施例の液圧ブレーキ装置
において、車輪のスリップ率が所定値を越えないよう
に、上記した増圧モード、保持モード、及び減圧モード
が適宜実現される。このため、ABS制御が開始される
と、車輪RR,FLのロック傾向が収束される。
【0023】なお、減圧モードにおいて、補助リザーバ
60に流入したブレーキフルードは液圧ポンプ62によ
り汲み上げられて液圧通路40、41に供給される。従
って、ABS制御の実行中に、マスタシリンダ16から
ホイルシリンダ52、54へ至る液圧系統内のブレーキ
フルードの量が減少することが防止される。BA制御
は、ブレーキペダル10が所定値を越える操作速度で踏
み込まれた場合に、電磁三方弁24をオン状態とし、保
持ソレノイド44、46を開弁状態とし、減圧ソレノイ
ド56、58を閉弁状態とし、かつ、液圧ポンプ62を
運転状態とすることにより実行される。なお、ブレーキ
ペダル10の操作速度は、マスタシリンダ圧PM/C の時
間変化率ΔPM/C (=dPM/C /dt)に基づいて検出
することができる。
【0024】ブレーキペダル10が踏み込まれている状
況下で電磁三方弁24がオン状態とされると、マスタシ
リンダ16と補助リザーバ60とが導通状態となる。マ
スタシリンダ16と補助リザーバ60とが導通状態にな
ると、その後、ボール弁74がシート部78に着座する
まで、ブレーキフルードがマスタシリンダ16から補助
リザーバ60へ流入する。そして、補助リザーバ60に
流入したブレーキフルードは、液圧ポンプ62により汲
み上げられて液圧通路40、41へ供給される。このた
め、BA制御が開始されると、液圧通路40、41に
は、液圧ポンプ62を液圧源として高圧のブレーキフル
ードが導かれる。
【0025】BA制御の実行中に液圧通路40、41に
導かれた高圧のブレーキフルードは、保持ソレノイド4
4、46を介して、それぞれ、ホイルシリンダ52、5
4に導かれる。このため、BA制御が開始されると、ホ
イルシリンダ圧は速やかにマスタシリンダ圧に比して高
い液圧へ上昇する。このように、BA制御によれば、緊
急ブレーキ操作が開始された後、ホイルシリンダ圧を速
やかに立ち上げることができる。そして、BA制御が開
始された後、ホイルシリンダ圧が十分に上昇すると、以
後、ブレーキ操作状態に応じて、ABS制御の場合と同
様に、保持ソレノイド44、46、及び減圧ソレノイド
56、58の開閉により、増圧モード、減圧モード、及
び保持モードが適宜実現されることで、ホイルシリンダ
圧PW/Cは適当な大きさに制御される。
【0026】本実施例の液圧ブレーキ装置において、イ
グニッションスイッチがオンされると、各ソレノイド及
び液圧ポンプ62等の異常の有無を検査するイニシャル
チェックが実行される。液圧ポンプ62のイニシャルチ
ェックは、ポンプモータ67に所定時間通電し、ポンプ
モータ67が回転するか否かを判別することにより行な
われる。ポンプモータ67が回転すると、その回転に同
期した逆起電力が発生する。この場合、ポンプモータ6
7の端子に印加された直流電圧に逆起電力が重畳するこ
とで、端子電圧は交流波形となる。一方、ポンプモータ
67が回転しなければ、逆起電力が発生しないため、ポ
ンプモータ67の端子電圧は端子に印加された直流電圧
に一致する。従って、ポンプモータ67に通電した状態
で、その端子電圧の時間変化率を検出し、その時間変化
率が所定値を越えていれば、ポンプモータ67は回転し
ており、従って、液圧ポンプ62は正常であると判断す
ることができる。
【0027】液圧ポンプ62のイニシャルチェックが終
了した後(すなわち、ポンプモータ67への通電が終了
した後)も、ポンプモータ67は慣性により回転を続け
ようとする。以下、ポンプモータ67の慣性による回転
を慣性回転と称する。ポンプモータ67の回転中には、
ブラシやベアリング部の摺動等に伴う作動音が発生す
る。従って、車両の静粛性を確保するうえで、液圧ポン
プ62のイニシャルチェックが終了した後、ポンプモー
タ67の慣性回転を速やかに停止させることが望まし
い。
【0028】ポンプモータ67の慣性回転を速やかに停
止させるには、液圧ポンプ62の吸入側にブレーキフル
ードを供給し、液圧ポンプ62により、このブレーキフ
ルードを吐出させることが有効である。すなわち、液圧
ポンプ62がブレーキフルードを吐出する際、ポンプモ
ータ67に負荷が作用し、この負荷によりポンプモータ
67の慣性回転を制動することができるのである。
【0029】液圧ポンプ62の吸入側にブレーキフルー
ドを供給する方法としては、上記従来の技術と同様に、
例えば後輪側の減圧ソレノイド56をオン(開弁)状態
とすることにより、液圧ポンプ62の吸入側とホイルシ
リンダ52とを連通させることも考えられる。しかしな
がら、かかる方法を用いたのでは、イニシャルチェック
の終了時にブレーキ操作が行なわれている場合に、ホイ
ルシリンダ52から補助リザーバ60へブレーキフルー
ドが流出することにより、後輪側のホイルシリンダ圧P
W/C の増圧を図ることができないことは上記した通りで
ある。
【0030】これに対して、本実施例の液圧ブレーキ装
置は、各輪のホイルシリンダ圧PW/ C の増圧が可能な状
態を確保しつつ、液圧ポンプ62のイニシャルチェック
終了後にポンプモータ67の慣性回転を速やかに停止さ
せ得る点に特徴を有している。本実施例の液圧ブレーキ
装置において、液圧ポンプ62のイニシャルチェックの
終了直後に、保持ソレノイド44、46が開弁状態に、
減圧ソレノイド56、58が閉弁状態に、それぞれ維持
された状態で、電磁三方弁24が所定期間、オン状態と
される。イニシャルチェックの終了直後に電磁三方弁2
4がオン状態とされると、ポンプモータ67が慣性回転
をしている状態でマスタシリンダ16と補助リザーバ6
0とが液圧通路20及び42を介して連通することにな
る。この場合、マスタシリンダ16内のブレーキフルー
ドがリザーバ60を経て液圧ポンプ62の吸入側に供給
される。そして、液圧ポンプ62がこのブレーキフルー
ドを吐出することで、ポンプモータ67の慣性回転は速
やかに停止される。なお、上記所定期間は、ポンプモー
タ67の慣性回転を完全に停止させ得る程度の期間に設
定すればよい。
【0031】また、電磁三方弁24がオンされた状態で
ブレーキ操作が行なわれた場合、昇圧されたマスタシリ
ンダ16内のブレーキフルードは逆止弁32、及び、保
持ソレノイド44、46を介してホイルシリンダ52、
54に導かれる。この場合、減圧ソレノイド56、58
が閉弁状態に維持されていることでホイルシリンダ5
2、54と補助リザーバ60及び液圧ポンプ62の吸入
側との間は遮断されているため、ホイルシリンダ52、
54内のブレーキフルードが補助リザーバ60へ流出
し、あるいは、液圧ポンプ62により汲み上げられるこ
とが防止される。従って、液圧ポンプ62のイニシャル
チェックの終了時にブレーキ操作が行なわれている場合
にも、各輪のホイルシリンダ圧PW/C を確実に増圧する
ことが可能となる。
【0032】このように、本実施例の液圧ブレーキ装置
によれば、液圧ポンプ62のイニシャルチェック終了直
後に、減圧ソレノイド56、58を閉弁状態に維持しな
がら、液圧ポンプ62の吸入側にマスタシリンダ16側
からブレーキフルードを供給することで、各輪のホイル
シリンダ圧PW/C の増圧が可能な状態を確保しつつ、イ
ニシャルチェックが終了した後、ポンプモータ67の慣
性回転を速やかに停止させることができる。
【0033】本実施例の液圧ブレーキ装置が有する上記
性能は、ECUが所定のイニシャルチェックルーチンを
実行することにより実現される。以下、図2を参照し
て、本実施例において、ECUがシステムのイニシャル
チェックを行なうべく実行する処理の内容を説明する。
図2は、ECUが実行するイニシャルチェックルーチン
のフローチャートである。
【0034】図2に示すルーチンが起動されると、先
ず、ステップ100の処理が実行される。ステップ10
0では、イグニッションスイッチがオンされているか否
かが判別される。その結果、否定判別されたならば、今
回のルーチンは終了される。一方、ステップ100にお
いて肯定判別された場合は、次にステップ102の処理
が実行される。
【0035】ステップ102では、ブレーキスイッチ1
5の出力がオフであるか否かが判別される。その結果、
否定判別されたならば、ブレーキ操作が行なわれている
ため、イニシャルチェックを行なうべきでないと判断さ
れて、今回のルーチンは終了される。一方、ステップ1
02において肯定判別された場合は、次にステップ10
4の処理が実行される。
【0036】ステップ104では、各ソレノイドのイニ
シャルチェックが実行される。ソレノイドのイニシャル
チェックは、ソレノイドに所定期間通電し、その動作状
態を検出することにより行なわれる。ステップ104に
おけるイニシャルチェックの結果、何れかのソレノイド
に異常が検出された場合は、今回のルーチンは終了され
る。一方、全てのソレノイドが正常であるならば、次に
ステップ106の処理が実行される。
【0037】ステップ106では、液圧ポンプ62のイ
ニシャルチェックが実行される。このイニシャルチェッ
クは、上記した通り、ポンプモータ67に所定期間通電
し、通電期間中における端子電圧の時間変化率を検出す
ることにより行なわれる。ステップ106におけるイニ
シャルチェックの結果、液圧ポンプ62に異常が検出さ
れたならば、今回のルーチンは終了される。一方、液圧
ポンプ62が正常であると判別された場合は、次にステ
ップ108の処理が実行される。
【0038】ステップ108では、電磁三方弁24を所
定期間、オン状態とする処理が実行される。かかる処理
が実行されることで、上述の如く、マスタシリンダ16
側から液圧ポンプ62の吸入側にブレーキフルードが供
給され、液圧ポンプ62がこのブレーキフルードを吐出
することで、ポンプモータ67が速やかに停止される。
ステップ108の処理が終了されると、今回のルーチン
は終了される。
【0039】なお、上記実施例においては、ECUが図
2に示すルーチンのステップ106の処理を実行するこ
とにより請求項に記載したポンプ検査手段が実現され、
また、ECUがステップ108の処理を実行し、液圧ポ
ンプ62の吸入側を、補助リザーバ60、液圧通路4
2、及び液圧通路20を介して、マスタシリンダ16に
連通させることにより請求項に記載したフルード供給手
段が実現されている。
【0040】次に、図3を参照して本発明の第2実施例
について説明する。図3は、本発明の第2実施例である
液圧ブレーキ装置のシステム構成図である。本実施例の
液圧ブレーキ装置も、上記第1実施例の液圧ブレーキ装
置と同様に、図示しないECUにより制御される。な
お、図3において、図1と同様の構成部分については同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0041】図3に示す如く、本実施例の液圧ブレーキ
装置において、液圧通路20にはマスタシリンダカット
ソレノイド200(以下、SMC200と称す)が連通
している。SMC200は、常開の電磁開閉弁であり、
ECUからオン信号を付与されることにより閉弁状態と
なる。SMC200には逆止弁32及びリリーフ弁34
が並設されている。
【0042】本実施例の液圧ブレーキ装置は、また、補
助リザーバ202を備えている。補助リザーバ202
は、減圧ソレノイド56、58に連通していると共に、
逆止弁204を介して液圧ポンプ62の吸入側に連通し
ている。逆止弁204は、補助リザーバ202側から液
圧ポンプ62側へ向かう流体の流れのみを許容する一方
向弁である。
【0043】液圧ポンプ62の吸入側と逆止弁204と
を接続する流路には、液圧通路20へ至る液圧通路20
6が連通している。液圧通路206には、リザーバカッ
トソレノイド208(以下、SRC208と称す)が配
設されている。SRC208は常閉の電磁開閉弁であ
り、ECUからオン信号を付与されることにより開弁状
態となる。
【0044】本実施例の液圧ブレーキ装置は、上記第1
実施例の液圧ブレーキ装置と同様に、通常ブレーキ機
能、ABS制御を実行する機能、BA制御を実行する機
能を有している。通常ブレーキ機能は、図3に示す如
く、SMC200を開弁状態とし、SRC208を閉弁
状態とし、保持ソレノイド44、46を開弁状態とし、
減圧ソレノイド56、58を閉弁状態とし、かつ、液圧
ポンプ62を停止状態とすることで実現される。この状
態では、上記第1実施例における通常ブレーキ状態と同
様に、マスタシリンダ16とホイルシリンダ52、54
とが導通することで、車両に発生する制動力はブレーキ
踏力に応じた大きさに制御される。
【0045】ABS制御は、ブレーキペダル10が踏み
込まれている状況下で、SMC200を開弁状態とし、
SRC208を閉弁状態としたうえで、上記第1実施例
のシステムと同様に、液圧ポンプ62を運転状態とし、
かつ、保持ソレノイド44、46、及び、減圧ソレノイ
ド56、58を適宜開閉させることにより実行される。
【0046】BA制御は、ブレーキペダル10が所定値
を越える操作速度で踏み込まれた場合に、SMC200
を閉弁状態とし、SRC208を開弁状態とし、保持ソ
レノイド44、46を開弁状態とし、減圧ソレノイド5
6、58を閉弁状態とし、かつ、液圧ポンプ62を運転
状態とすることにより実行される。ブレーキペダル10
が踏み込まれている状況下でSMC200が閉弁状態と
され、SRC208が開弁状態とされると、マスタシリ
ンダ16と液圧ポンプ62の吸入側とが導通状態とな
る。このため、マスタシリンダ16内のブレーキフルー
ドは液圧ポンプ62により汲み上げられて液圧通路4
0、41へ供給される。従って、液圧ポンプ62を液圧
源としてホイルシリンダ52、54に高圧のブレーキフ
ルードが導かれることで、ホイルシリンダ圧PW/C は速
やかに増圧される。
【0047】本実施例においては、液圧ポンプ62のイ
ニシャルチェックの終了直後に、保持ソレノイド44、
46が開弁状態に、減圧ソレノイド56、58が閉弁状
態に、それぞれ維持された状態で、SRC208が所定
期間、開弁状態とされる。SRC208が開弁された状
態では、液圧ポンプ62の吸入側とマスタシリンダ16
とが液圧通路206及び液圧通路20を介して連通する
ことで、液圧ポンプ62の吸入側にはマスタシリンダ1
6からブレーキフルードが供給される。すなわち、ポン
プモータ67が慣性回転している状態で、液圧ポンプ6
2が吸入側に供給される。そして、液圧ポンプ62がこ
のブレーキフルードを吐出することにより、ポプモータ
67の慣性回転は速やかに停止される。
【0048】また、液圧通路206と補助リザーバ20
2との間に逆止弁204が設けられていることで、マス
タシリンダ16内のブレーキフルードが補助リザーバ2
02へ流入することが防止されている。従って、SRC
208が開弁された状態でブレーキ操作が行なわれる
と、昇圧したマスタシリンダ16内のブレーキフルード
はSMC200及び保持ソレノイド44、46を介して
ホイルシリンダ52、54へ導かれる。更に、減圧ソレ
ノイド56、58は閉弁状態に維持されていることで、
ホイルシリンダ52、54内のブレーキフルードが補助
リザーバ202に流出し、あるいは、液圧ポンプ62に
より汲み上げられることが防止されている。従って、本
実施例においても、液圧ポンプ62のイニシャルチェッ
クの終了時にブレーキ操作が行なわれている場合に、各
輪のホイルシリンダ圧PW/C を確実に増圧することがで
きる。
【0049】このように、本実施例においても、上記第
1実施例と同様に、液圧ポンプ62のイニシャルチェッ
クの終了直後に、減圧ソレノイド56、58を閉弁状態
に維持した状態で、マスタシリンダ16側から液圧ポン
プ62の吸入側にブレーキフルードを供給することによ
り、各輪のホイルシリンダ圧PW/C の増圧が可能な状態
を確保しつつ、イニシャルチェックが終了した後、ポン
プモータ67の慣性回転を速やかに停止させることがで
きる。
【0050】本実施例の液圧ブレーキ装置が有する上記
の性能は、ECUが所定のイニシャルチェックルーチン
を実行することにより実現される。図4は、ECUが実
行するイニシャルチェックルーチンのフローチャートで
ある。なお、図4において、図2に示すルーチンと同様
の処理を行なうステップには同一の符号を付してその説
明を省略する。図4に示すルーチンにおいて、ステップ
106における液圧ポンプ62のイニシャルチェック処
理が終了されると、次にステップ250の処理が実行さ
れる。ステップ250では、SRC208を所定期間オ
ン(開弁)状態とする処理が実行される。ステップ25
0の処理が終了されると、今回のルーチンは終了され
る。
【0051】ところで、上記第2実施例において、液圧
ポンプ62のイニシャルチェックが終了した直後に、S
RC208のみをオン状態とすることとしたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、SRC208と共
に、SMC200をオン(閉弁)状態としてもよい。こ
の場合、液圧通路40、41から液圧通路206へ向か
うブレーキフルードの流れが禁止されるので、液圧ポン
プ62の吐出側の液圧が上昇し易くなる。このため、液
圧ポンプ62に作用する負荷が増大することで、ポンプ
モータ67の慣性回転をより速やかに停止させることが
できる。なお、SMC200が閉弁された状態でブレー
キ操作が行なわれた場合は、マスタシリンダ16内のブ
レーキフルードは逆止弁32を介してホイルシリンダ5
2、54へ導かれることになる。
【0052】なお、上記第2実施例においては、ECU
が図4に示すルーチンのステップ106の処理を実行す
ることにより請求項に記載したポンプ検査手段が実現さ
れ、また、ECUがステップ250の処理を実行し、液
圧ポンプ62の吸入側を、液圧通路206、及び液圧通
路20を介して、マスタシリンダ16に連通させること
により請求項に記載したフルード供給手段が実現されて
いる。
【0053】なお、上記第1及び第2実施例において
は、液圧ポンプ62のイニシャルチェックの終了後に、
液圧ポンプ62の吸入側にブレーキフルードを供給する
こととしたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、イニシャルチェックの終了前の時点からブレーキフ
ルードの供給を開始してもよい。すなわち、少なくとも
イニシャルチェックの終了直後に、液圧ポンプ62の吸
入側にブレーキフルードが供給された状態が形成されれ
ばよい。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、各輪のホ
イルシリンダ圧を増圧可能な状態を維持しつつ、液圧ポ
ンプの作動検査が終了した後、液圧ポンプを速やかに停
止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である液圧ブレーキ装置の
システム構成図である。
【図2】本実施例においてECUが実行するイニシャル
チェックルーチンのフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例である液圧ブレーキ装置の
システム構成図である。
【図4】本実施例においてECUが実行するイニシャル
チェックルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
16 マスタシリンダ 28 電磁三方弁 52、54 ホイルシリンダ 56、58 減圧ソレノイド 62 液圧ポンプ 200 SMC 208 SRC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧ポンプと、該液圧ポンプを作動させ
    て作動検査を行なうポンプ検査手段とを備える液圧ブレ
    ーキ装置において、 少なくとも前記作動検査の終了直後に、前記液圧ポンプ
    の吸入側とホイルシリンダとを導通させることなく、前
    記液圧ポンプの吸入側にブレーキフルードを供給するフ
    ルード供給手段を備えたことを特徴とする液圧ブレーキ
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002364687A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Aisin Seiki Co Ltd 電子制御ブレーキ装置
JP2009078610A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Advics:Kk 自動二輪車両の制動制御装置、及び自動二輪車両のブレーキ操作判定方法
CN110132611A (zh) * 2019-05-23 2019-08-16 天津清智科技有限公司 车辆制动测试台架

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