JPH11151019A - 草刈機 - Google Patents

草刈機

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Publication number
JPH11151019A
JPH11151019A JP33820897A JP33820897A JPH11151019A JP H11151019 A JPH11151019 A JP H11151019A JP 33820897 A JP33820897 A JP 33820897A JP 33820897 A JP33820897 A JP 33820897A JP H11151019 A JPH11151019 A JP H11151019A
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JP
Japan
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drive
mowing
cutting blade
axis
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP33820897A
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English (en)
Inventor
Masanori Akagi
木 正 典 赤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP33820897A priority Critical patent/JPH11151019A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 畦畔の上面と法面の刈取を行う草刈機を、回
転刈刃への伝動系に刈草が巻絡するような不具合を生ず
ることがなく、背丈の長い草をも良好に刈り取ることが
できるものにする。 【解決手段】 機体から延設する前後向きの伝動筒に前
後向き軸芯の駆動軸を内装すると共に、その駆動軸に連
動する刈刃駆動機構を内蔵し且つ刈刃駆動機構によって
回転駆動される回転刈刃を備えた刈取駆動ケ−スを、前
後向き軸芯の周りに回動可能して伝動筒に連設し、その
刈取駆動ケ−スを前後向き軸芯の周りに回動させること
によって回転刈刃を左右方向に傾斜させ得るように構成
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平坦地や畦畔の法
面などの草を刈り取るに好適な草刈機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自走機体に装設する刈取部の回転刈刃を
平坦地に沿って回転させて平坦地の草刈を行い、必要な
場合には、前記回転刈刃を適宜角度に傾けて回転させて
畦畔の法面等の草刈を行うようにした草刈機が知られ、
また、平坦地に沿って回転する回転刈刃と、畦畔法面な
どの傾斜面に沿って回転させることが可能な回転刈刃と
を機体横幅方向に並設し、両回転刈刃でもって同時的に
畦畔の平坦面と法面の双方を草刈できるようにした草刈
機も知られている(例えば、実用新案登録第25409
72号公報参照)。
【0003】そして、上記文献等にみられるものは、自
走機体から回転刈刃に動力伝達するベルト伝動機構が回
転刈刃の上部に露出状態で設けられており、その儘で
は、回転刈刃によって跳ね飛ばされる刈草が露出状態の
ベルト伝動機構に巻絡するなどの不具合が生ずるから、
回転刈刃をその回転圏の上方及び周側部を覆うハウジン
グ内に設け、刈草をハウジング壁によって誘導し後方に
排出して、刈草がベルト伝動機構に巻絡するなどの悪影
響を及ぼさないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、ベルト
伝動機構への刈草の飛散巻絡を防ぐ為に、回転刈刃の回
転圏上方及び周側部を略完全に覆蓋するハウジングを設
けることが不可欠になるので、背丈の長い草を刈り取る
場合には長丈の刈草がハウジング内の限られた空間を通
過移行することになって、刈草の移行停滞や詰りなどの
不具合を生ずる難点がある。
【0005】また、二個の回転刈刃を機体横幅方向に並
設し、その一方の回転刈刃を法面に沿う傾斜姿勢にして
平坦面と法面を同時に刈り取るものである場合には、そ
れ等回転刈刃の回転圏上方及び周側部を覆蓋するハウジ
ングの一部分、つまり、姿勢変更可能な一方の回転刈刃
を覆蓋する部分を傾斜調節可能な可動構造にして、同部
分を、一方の回転刈刃を姿勢変更する場合に合わせて傾
動調節するように構成しなければならないから、ベルト
伝動機構への刈草の飛散巻絡を防ぐために不可欠なハウ
ジングの構造が複雑化するといった難点もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のものの
難点を解消することを目的としてなされたもので、目的
を達成するため、機体(10)から延設する前後向きの伝
動筒(11)に前後向き軸芯の駆動軸(12)を内装すると
共に、その駆動軸(12)に連動する刈刃駆動機構(13)
を内蔵し且つ刈刃駆動機構(13)によって駆動される回
転刈刃(14)を備えた刈取駆動ケ−ス(15)を、前記駆
動軸(12)の軸芯又はそれに平行する軸芯(Y−Y)の周
りに回動固定自在ならしめて伝動筒(11)に連設して、
刈取駆動ケ−ス(15)を伝動筒(11)に対して軸芯(Y
−Y)周りに回動させることによって前記回転刈刃(1
4)を左右方向に傾斜させ得るようにした草刈機にして
いる。
【0007】また、上記草刈機において、刈取駆動ケ−
ス(15)を前後向きの軸芯(Y−Y)に沿って前後二連に
設け、各々の刈取駆動ケ−スに支承される回転刈刃(1
4R)と(14L)を機体横幅方向に並置させ、前後二連
の刈取駆動ケ−スの一方を軸芯(Y−Y)周りに回動させ
て、その刈取駆動ケ−スに支承された回転刈刃(14R)
または(14L)を、他方の刈取駆動ケ−スに支承された
回転刈刃(14L)または(14R)に対して左右方向に適
宜傾斜させ得るように構成している。
【0008】さらに、刈取駆動ケ−ス(15)を、前後向
きの軸芯(Y−Y)に沿って前後二連に設け、前後二連の
刈取駆動ケ−スの一方を軸芯(Y−Y)の周りに回動させ
ることによってその刈取駆動ケ−スに支承された回転刈
刃を傾斜させ得るようにした草刈機において、二連の刈
取駆動ケ−ス(15)を、軸芯(Y−Y)に対して交叉する
横向きの接合面(X−X)で合接されて軸芯(Y−Y)周り
に相対回転可能な前ケ−ス体(15a)と後ケ−ス体(1
5b)とで形成し、前ケ−ス体(15a)に機体横幅方向
に並置する回転刈刃(14R)(14L)のうちの一方(1
4R)とその回転刈刃に駆動軸(12)からの動力を伝達
する刈刃駆動機構(13R)とを支承させ、後ケ−ス体
(15b)に他方の回転刈刃(14L)とその回転刈刃に駆
動軸(12)からの動力を伝達する刈刃駆動機構(13b)
とを支承させて、前ケ−ス体(15a)又は後ケ−ス体
(15b)を軸芯(Y−Y)の周りに回転させることによっ
てそのケ−ス体に支承された回転刈刃(14R)又は(1
4L)を左右方向に適宜傾斜させ得るように構成してい
る。
【0009】また、前記二連の刈取駆動ケ−スの少なく
とも一方を軸芯(Y−Y)周りに回動させることによりそ
の刈取駆動ケ−スに支承された回転刈刃を左右方向に適
宜傾斜させ得るように構成してある草刈機において、二
連の刈取駆動ケ−ス(15)を地面(GL)から高く離間さ
せて配設し、二連の刈取駆動ケ−ス(15)のそれぞれに
支承する回転刈刃(14R)と(14L)を、二連の刈取駆
動ケ−ス(15)の各々から垂設した縦向き支持筒(15
R)と(15L)の下端部に装設している。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明すると、図1と図2において、自走型の機体
(10)は、ミッションケ−ス(16)と、ミッションケ−
ス(16)の上方に配置搭載されるエンジン(17)と、エ
ンジン(17)等から後方斜め上向きに延設されるハンド
ル(18)などによって構成され、エンジン(17)の出力
を主伝動部(19)を経てミッションケ−ス(16)内の伝
動機構に伝達し、その伝動機構によってミッションケ−
ス(16)の車軸(20)に嵌着した車輪(21)を回転駆動
して走行し、前記ハンドル(18)を握持しながら各種操
作具類(22)を操作して運転するように構成される。そ
して、機体(10)の前方に刈取部(23)を装設し機体
(10)の前進中に刈取部(23)によって草刈を行うもの
となっている。
【0011】機体(10)のミッションケ−ス(16)から
前方に前後向き軸芯の伝動筒(11)が延設され、その伝
動筒(11)内に、ミッションケ−ス(16)内の伝動機構
に連動する前後向き軸芯の駆動軸(12)が内装されてい
る。そして、伝動筒(11)の前端部に刈取駆動ケ−ス
(15)が連設され、その刈取駆動ケ−ス(15)内に前記
駆動軸(12)が突入されて、駆動軸(12)から伝動筒
(11)内に収容組成される刈刃駆動機構(13)に動力伝
達して、刈取駆動ケ−ス(15)に軸支する回転刈刃(1
4)を回転駆動するように構成されている。
【0012】これについて、図示されている実施例のも
のをより具体的に説明すると、刈取駆動ケ−ス(15)
は、図3にみられるように、駆動軸(12)の軸芯に沿っ
て前後に二分割された前ケ−ス体(15a)と後ケ−ス体
(15b)を、前記駆動軸(12)の軸芯に対して直交する
方向の接合面(X−X)で合接して一体的なケ−スを構成
するものとなっている。
【0013】上記の前ケ−ス体(15a)と後ケ−ス体
(15b)は、前記駆動軸(12)の軸芯に平行する支持軸
(24)の軸芯(Y−Y)周りに相対回転可能に設けられ、
後ケ−ス体(15b)は、前記伝動筒(11)の前端部に結
合固定し、この固定状態の後ケ−ス体(15b)に対して
前ケ−ス体(15a)が前記軸芯(Y−Y)周りに回転する
ことができるようになっている。
【0014】そして、前記支持軸(24)の前方突出部に
装設する固定具(25)に形設されているカム面(26)
を、前ケ−ス体(15a)の前壁外面に対応形設されてい
るカム面(27)に接合させて、前記固定具(25)を回動
操作することによって両カム面(26)(27)により締め
上げ固定力を生ぜさせて前ケ−ス体(15a)を後ケ−ス
体(15b)に固定し、必要な場合には、固定具(25)を
逆方向に回動操作することによって両カム面(26)(2
7)による締め上げ固定力を解脱し、もって前ケ−ス体
(15a)を前記軸芯(Y−Y)の周りに可回転状態とする
ものとなっている。
【0015】また、伝動筒(11)から延出する駆動軸
(12)の端部は、後ケ−ス体(15b)内に突入されて、
その突入部にピニオンベベルギア(28)が嵌着され、こ
のピニオンベベルギア(28)は、前記軸芯(Y−Y)に直
交する縦軸(29)に嵌着して後ケ−ス体(15b)に支持
されるベベルギア(30)に噛合されており、該ベベルギ
ア(30)は刈刃駆動機構(13)の入力部である二面ベベ
ルギア(31)に噛合されている。
【0016】二面ベベルギア(31)は、前記支持軸(2
4)の所定部位に遊転状態に嵌装されて、前面歯部(31
a)と後面歯部(31b)を備えており、その後面歯部(3
1b)の所定部位に前記ベベルギア(30)が噛合されて
いる。また、後面歯部(31b)の別部位には左ベベルギ
ア(32)が噛合され、前面歯部(31a)には右ベベルギ
ア(33)が噛合されている。
【0017】左ベベルギア(32)は、後ケ−ス体(15
b)の基体から左側方に延設された筒部(34)に軸受支
承する横向き回転軸(35)の内方軸端部に嵌着されてお
り、横向き回転軸(35)の外方軸端部は、筒部(34)の
延出端に垂設されている左側の縦向き支持筒(15L)内
に突入されて、その突入部に左駆動ベベルギア(36)が
嵌着されている。
【0018】そして、左駆動ベベルギア(36)には左受
動ベベルギア(37)が噛合され、その左受動ベベルギア
(37)は、前記縦向き支持筒(15L)内に軸受支承され
ている左刈刃軸(38)の上端部に嵌着されている。ま
た、左刈刃軸(38)の下端部は縦向き支持筒(15L)の
下方に延出され、その延出部に左側の回転刈刃(14L)
が取り付けられて、該回転刈刃(14L)が、二面ベベル
ギア(31)と左ベベルギア(32)、回転軸(35)、左駆
動ベベルギア(36)、左受動ベベルギア(37)および左
刈刃軸(38)等で構成される左側の刈刃駆動機構(13
L)によって回転駆動されるようになっている。
【0019】一方、右ベベルギア(33)は、前ケ−ス体
(15a)の基体から右側方に延設された筒部(39)に軸
受支承する横向き回転軸(40)の内方軸端部に嵌着され
ており、横向き回転軸(40)の外方軸端部は、前記筒部
(39)の延出端に垂設されている右側の縦向き支持筒
(15R)内に突入されて、その突入部に右駆動ベベルギ
ア(41)が嵌着されている。
【0020】そして、右駆動ベベルギア(41)には右受
動ベベルギア(42)が噛合され、その右受動ベベルギア
(42)は、前記縦向き支持筒(15R)内に軸受支承され
ている右刈刃軸(43)の上端部に嵌着されている。ま
た、右刈刃軸(43)の下端部は縦向き支持筒(15R)の
下方に延出され、その延出部に右側の回転刈刃(14R)
が取り付けられて、該回転刈刃(14R)が、二面ベベル
ギア(31)と右ベベルギア(33)、回転軸(40)、右駆
動ベベルギア(41)、右受動ベベルギア(42)および右
刈刃軸(43)等で構成される右側の刈刃駆動機構(13
R)によって回転駆動されるようになっている。
【0021】なお、図示の実施例では、前ケ−ス体(1
5a)と後ケ−ス体(15b)を相対回転可能に合接して
一体化した刈取駆動ケ−ス(15)にしているが、場合に
よっては、前記二面ベベルギア(31)を二枚に分割形成
して、その一方とそれに連動する刈刃駆動機構(13L)
及び回転刈刃(14L)と、二枚のうちの他方ベベルギア
とそれに連動する刈刃駆動機構(13R)及び回転刈刃
(14R)とを、それぞれ別個の刈取駆動ケ−スに設ける
構成にしてもよい。
【0022】また、図示のものは、左側の回転刈刃(1
4L)とそれに動力伝達する左側の刈刃駆動機構(13
L)を後ケ−ス体(15b)に設け、右側の回転刈刃(14
R)とそれに動力伝達する右側の刈刃駆動機構(13R)
を前ケ−ス体(15a)に設けているが、これらは左右逆
にして設けてもよい。
【0023】ところで、上述のように構成された草刈機
は、図4に実線で示すように、左右の回転刈刃(14L)
(14R)を共に平坦面に沿う姿勢にして平坦な場所の草
刈を行い、また、畦畔の草刈を行う場合には、固定具
(25)の固定力を解除して前ケ−ス体(15a)を任意量
回動させ、それに支承された右側の回転刈刃(14R)を
図4に仮想線で示すように畦畔の法面に沿うように傾斜
させてから固定具(25)によって前ケ−ス体(15a)を
固定して、畦畔の上面に沿って位置する左側の回転刈刃
(14R)と畦畔の法面に沿って位置する右側の回転刈刃
(14R)とで、畦畔の上面及び法面を同時に草刈するの
であるが、右側の回転刈刃(14R)を傾動させると、図
4にみられるように、鉛直線(V−V)に対して所望角度
に傾斜する右側の回転刈刃(14R)が左側の回転刈刃
(14L)近づくようになるので、その際に右側の回転刈
刃(14R)が左側の回転刈刃(14L)に干渉しないよう
にする手段が講じられている。
【0024】つまり、図1にみられるように、左刈刃軸
(38)と右刈刃軸(43)とを必要距離(A)だけ前後にズ
ラして設けることによって、傾動する右側回転刈刃(1
4R)の左側回転刈刃(14L)への干渉を避ける、或い
は右側回転刈刃(14R)に動力伝達する右側刈刃駆動機
構(13R)の横向き回転軸(40)とそれを収容する筒部
(39)とを伸縮自在に構成して、右側回転刈刃(14R)
を傾動する際には横向き回転軸(40)と筒部(39)とを
図4に仮想線で示しているように伸長させ、右側回転刈
刃(14R)が左側回転刈刃(14L)に干渉しないように
している。
【0025】なお、左右の回転刈刃(14L)(14R)
は、それ等を共に平坦面に沿う姿勢にして草刈を行う場
合に、両者(14L)(14R)間に機体横幅方向において
の間隔が空くとその部分が刈り残し状態になるので、左
右の回転刈刃(14L)(14R)の刈取作用圏が機体横幅
方向においてはオ−バ−ラップし、両回転刈刃(14L)
(14R)間に刈り残しを生ぜしめないような位置構成で
設けられる。
【0026】また、図1及び図2には、機体(10)の横
幅方向中心線(Y−Y)に沿って伝動筒(11)及び刈取駆
動ケ−ス(15)を配設したものを示しているが、これら
の伝動筒(11)及び刈取駆動ケ−ス(15)は、図4及び
図5にみられるように、機体(10)の横一側方に偏寄し
て設けるか、或いは、必要に応じて機体(10)の横幅方
向の中心部から機体(10)の横一側方に偏寄した位置に
移動させることができるようにして設けるのが好まし
い。そして、このように構成しておけば、畦畔の上面及
び法面を同時に草刈する際に、図4のように、車輪(2
1)は畦畔の上面を転動し、右側の回転刈刃(14R)が
畦畔の法面に沿って移行する安定のよい走行体勢で草刈
作業できる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】請求項1〜請求項4の草刈機は、何れも機
体(10)から回転刈刃(14)に向けて動力伝達する駆動
軸(12)や刈刃駆動機構(13)などの全ての伝動系が筒
体及びケ−スに収容されて外部に露出することがないの
で、回転刈刃(14)によって跳ね飛ばされる刈草が伝動
系に巻絡するような不具合を生ずることがない。したが
って、回転刈刃(14)を完全に覆蓋するハウジングを必
設しなくてもよく、刈草の誘導や散乱防止は比較的に簡
易なガイド板或いは飛散防止板などによって簡単に行う
ことができるから、背丈の長い草を刈り取る場合でも、
長丈の刈草が停滞したり詰ったりすることがなくなり円
滑良好に草刈作業できる。そして、二連の刈取駆動ケ−
ス(15)に支承する回転刈刃(14R)と(14L)を、二
連の刈取駆動ケ−ス(15)のそれぞれから垂設した縦向
き支持筒(15R)と(15L)の下端部に装設することに
よって両回転刈刃(14R)(14L)の上方の懐空間が広
くなって益々刈草の流れが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る草刈機の側面図である。
【図2】本発明に係る草刈機の平面図である。
【図3】刈取駆動ケ−ス部の伝動断面平面図である。
【図4】草刈作業体勢を示す説明図である。
【図5】変形例の草刈作業体勢を示す説明図である。
【符号の説明】
10 機体 11 伝動筒 12 駆動軸 13 刈刃駆動機構 13L 左側の刈刃駆動機構 13R 右側の刈刃駆動機構 14 回転刈刃 14L 左側の回転刈刃 14R 右側の回転刈刃 15 刈取駆動ケ−ス 15a 前ケ−ス体 15b 後ケ−ス体 15L 左側の縦向き支持筒 15R 右側の縦向き支持筒 X−X 接合面 Y−Y 前後向き軸芯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体(10)から延設する前後向きの伝動筒
    (11)に前後向き軸芯の駆動軸(12)を内装するととも
    に、その駆動軸(12)に連動する刈刃駆動機構(13)を
    内蔵し且つ刈刃駆動機構(13)によって駆動される回転
    刈刃(14)を備えた刈取駆動ケ−ス(15)を、前記駆動
    軸(12)の軸芯又はそれに平行する軸芯(Y−Y)の周り
    に回動固定自在ならしめて伝動筒(11)に連設し、刈取
    駆動ケ−ス(15)を伝動筒(11)に対して前記軸芯(Y
    −Y)周りに回動させることにより前記回転刈刃(14)
    を左右方向に傾斜させ得るように構成してある草刈機。
  2. 【請求項2】機体(10)から延設する前後向きの伝動筒
    (11)に前後向き軸芯の駆動軸(12)を内装するととも
    に、その駆動軸(12)に連動する刈刃駆動機構(13)を
    内蔵し且つ刈刃駆動機構(13)によって回転される回転
    刈刃(14)を備えた刈取駆動ケ−ス(15)を、前記駆動
    軸(12)の軸芯又はそれに平行する軸芯(Y−Y)の周り
    に回動固定自在ならしめて前記伝動筒(11)に連設した
    草刈機において、前記刈取駆動ケ−ス(15)を前記軸芯
    (Y−Y)に沿って前後二連に設け、各々の刈取駆動ケ−
    スに支承される回転刈刃(14R)と(14L)を機体横幅
    方向に並置させ、前後二連の刈取駆動ケ−スの一方を前
    記軸芯(Y−Y)の周りに回動させることにより、その刈
    取駆動ケ−スに支承された回転刈刃(14R)又は(14
    L)を、他方の刈取駆動ケ−スに支承された回転刈刃(1
    4L)又は(14R)に対して左右方向に傾斜させ得るよ
    うに構成してある草刈機。
  3. 【請求項3】機体(10)から延設する前後向きの伝動筒
    (11)に前後向き軸芯の駆動軸(12)を内装するととも
    に、その駆動軸(12)に連動する刈刃駆動機構(13)を
    内蔵し且つ刈刃駆動機構(13)によって回転される回転
    刈刃(14)を備えた刈取駆動ケ−ス(15)を、前記駆動
    軸(12)の軸芯又はそれに平行する軸芯(Y−Y)に沿っ
    て前後二連に設け、前後二連の刈取駆動ケ−スの一方を
    前記軸芯(Y−Y)周りに回動させることによってその刈
    取駆動ケ−スに支承された回転刈刃を傾斜させ得るよう
    に構成してある草刈機において、前記二連の刈取駆動ケ
    −ス(15)を、前記軸芯(Y−Y)に対して交叉する横向
    きの接合面(X−X)で合接されて軸芯(Y−Y)の周りに
    相対回転可能な前ケ−ス体(15a)と後ケ−ス体(15
    b)とで形成して、前ケ−ス体(15a)に機体横幅方向
    に並置する回転刈刃(14R)(14L)のうちの一方(1
    4R)とその回転刈刃に駆動軸(12)からの動力を伝達
    する刈刃駆動機構(13R)とを支承させ、後ケ−ス体
    (15b)に他方の回転刈刃(14L)とその回転刈刃に駆
    動軸(12)からの動力を伝達する刈刃駆動機構(13b)
    とを支承させ、前ケ−ス体(15a)又は後ケ−ス体(1
    5b)を前記軸芯(Y−Y)の周りに回転させることによ
    りそのケ−ス体に支承された回転刈刃(14R)又は(1
    4L)を左右方向に傾斜させ得るように構成してある草
    刈機。
  4. 【請求項4】機体(10)から延設する前後向きの伝動筒
    (11)に前後向き軸芯の駆動軸(12)を内装するととも
    に、その駆動軸(12)に連動する刈刃駆動機構(13)を
    内蔵し且つ刈刃駆動機構(13)によって回転される回転
    刈刃(14)を備えた刈取駆動ケ−ス(15)を、前記駆動
    軸(12)の軸芯又はそれに平行する軸芯(Y−Y)に沿っ
    て前後二連に設け、前後二連の刈取駆動ケ−スの少なく
    とも一方を軸芯(Y−Y)周りに回動させることによりそ
    の刈取駆動ケ−スに支承された回転刈刃を左右方向に適
    宜傾斜させ得るように構成してある草刈機において、前
    記二連の刈取駆動ケ−ス(15)を地面(GL)から高く離
    間させて配設し、二連の刈取駆動ケ−ス(15)のそれぞ
    れに支承する回転刈刃(14R)と(14L)を、二連の刈
    取駆動ケ−ス(15)の各々から垂設した縦向き支持筒
    (15R)と(15L)の下端部に装設してある請求項2又
    は請求項3記載の草刈機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036633A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Kiyoshi Soda 刈り取り機
JP2015043725A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 有限会社曽田農機設計事務所 刈取作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036633A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Kiyoshi Soda 刈り取り機
JP2015043725A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 有限会社曽田農機設計事務所 刈取作業機

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