JPH11150621A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11150621A
JPH11150621A JP9313721A JP31372197A JPH11150621A JP H11150621 A JPH11150621 A JP H11150621A JP 9313721 A JP9313721 A JP 9313721A JP 31372197 A JP31372197 A JP 31372197A JP H11150621 A JPH11150621 A JP H11150621A
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Hiroshi Yamada
浩史 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 さらに記憶させることができるジョブ数を表
示できる画像データ処理装置を提供する。 【解決手段】 複写機の操作パネルには、各種の画面や
メッセージが表示されLCDから構成されるタッチパネ
ル402が設けられている。複写機が、画像読取動作を
行なわず画像形成動作を行なっている場合、タッチパネ
ル402には、第1〜第4表示部402a〜402dが
設けられる。第1表示部402aには、ジョブ1につい
ての画像形成動作が行なわれている旨が表示されてい
る。また、第3表示部402cには、現在の予約可能ジ
ョブ数が表示されている。予約可能ジョブ数とは、複写
機にさらに記憶させることができるジョブの数である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
FAX、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に画像読
取装置や外部のパーソナルコンピュータ等から入力され
る複数個のジョブの画像データを記憶する画像メモリを
含む画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置は、複数枚または1枚の原
稿画像データを1つのジョブ単位として画像データの記
憶や画像形成を行なう。このような画像形成装置では、
多数枚の画像データを記憶可能な画像メモリを有し、該
画像メモリからの画像データ出力(たとえばプリント出
力)と、読取装置等から該画像メモリへの画像データの
記憶等を非同期でそれぞれ独立して動作させる機能を有
するものが知られている。このような機能は、マルチジ
ョブ機能と呼ばれ、プリンタ等の出力中に、次のジョブ
を複数予約できるものである。そして、マルチジョブ機
能を有する従来の画像形成装置には、たとえば特開平6
−268781号公報に開示された画像形成装置のよう
に、記憶されたジョブの内容を表示するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−2
68781号公報に開示された画像形成装置では、既に
読込まれたジョブの内容を確認することが可能である
が、そこからさらに画像メモリに記憶させることができ
るジョブ数を確認することはできなかった。したがっ
て、操作者が、複数のジョブをさらに画像メモリに記憶
させようとすると、操作の途中で装置のデータの記憶量
が最大に達し、突然、操作を禁止される場合があるとい
う問題があった。つまり、操作者に、さらに記憶させる
ことができるジョブ数を表示できず、従来の画像形成装
置は、利便性に劣るという問題があった。
【0004】一方、マルチジョブ機能を有する他の画像
形成装置には、米国特許第5,223,948号公報に
開示された画像形成装置のように、操作者が複数枚の原
稿を装置に記憶させる際に、1枚目の原稿の画像データ
の量に基づいてそこからさらに記憶できる原稿枚数を算
出し、それを表示するものがあった。
【0005】しかし、上記公報に開示された画像形成装
置では、ジョブ数と画像データの量は互いに独立に管理
されており、画像データの記憶量が装置の上限値に達す
る前に、ジョブの記憶数が上限値に達する場合がある。
したがって、このような画像形成装置においても、操作
者が複数のジョブをさらに装置に記憶させようとすると
きに、その原稿枚数が当該装置の記憶可能枚数より少な
い場合でも、当該装置の記憶可能なジョブ数が不足して
いるという理由から、操作途中で、突然、操作を禁止さ
れるという問題を解消することはできなかった。つま
り、この画像形成装置は、さらに記憶させることができ
るデータ量を表示するのみで、それをジョブ数として表
示することができず、利便性に劣るという問題があっ
た。
【0006】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、さらに記憶させることができる
ジョブ数を表示できる画像形成装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る画像形成装置は、第1のジョブの画像データの出力
中に前記第1のジョブとは異なる第2のジョブの登録が
可能な画像形成装置であって、複数個のジョブの画像デ
ータを記憶する画像メモリと、前記画像メモリに記憶さ
れた画像データを出力する出力手段と、当該画像形成装
置に登録可能な残りジョブ数を算出するジョブ数算出手
段と、前記残りジョブ数を表示する残りジョブ数表示手
段とを含むことを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の発明によると、残りジョ
ブ数算出手段により残りジョブ数が算出され、残りジョ
ブ数表示手段により該残りジョブ数が表示される。
【0009】これにより、操作者が、装置にさらに複数
のジョブの画像データを記憶させようとする際に、装置
に記憶させることができるジョブ数を認識できる。した
がって、操作途中に、突然操作を禁止されることを回避
できる。つまり、画像形成装置は、当該装置にさらに記
憶させることができるジョブ数を表示するため、利便性
が向上する。
【0010】請求項2に記載の発明に係る画像形成装置
は、請求項1に記載の発明に係る画像形成装置の構成に
加えて、ジョブの画像データの出力モードを含むジョブ
情報をジョブ単位の情報として記憶するジョブ情報記憶
部と、前記ジョブ情報記憶部にさらにジョブ情報を記憶
することができるジョブの数である情報ジョブ数を算出
する情報ジョブ数算出手段と、前記画像メモリにさらに
記憶することができる画像データのデータ量に対応した
ジョブ数であるデータ量ジョブ数を算出するデータ量ジ
ョブ数算出手段とをさらに含み、前記ジョブ数算出手段
は、前記情報ジョブ数と前記データ量ジョブ数のうち少
ない方を前記残りジョブ数とすることを特徴としてい
る。
【0011】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、残りジョブ数は、ジ
ョブ情報記憶部にさらに記憶できるジョブ数である情報
ジョブ数と、画像メモリにさらに記憶できる画像データ
のデータ量に対応したジョブ数であるデータ量ジョブ数
のうちの少ない方とされる。
【0012】これにより、請求項1に記載の発明による
効果に加えて、表示される残りジョブ数が、ジョブ情報
記憶部に記憶できるジョブ数と画像メモリに記憶できる
画像データのデータ量との双方を考慮して決定されるた
め、信頼性の高い値となり、画像形成装置の利便性をよ
り一層向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態の一例を説明する。
【0014】図1は、本発明の画像形成装置の一例であ
る複写機101の全体の構成を示す断面図である。
【0015】図1を参照して、複写機101は原稿を読
取って画像信号に変換する走査系10と、走査系10か
ら送られる画像信号を処理する画像信号処理部20と、
画像信号処理部20から入力される画像データの記憶等
を行なうメモリユニット部30と、メモリユニット部3
0から入力される画像データに基づいて半導体レーザ6
1,62を駆動する印字処理部40と、半導体レーザ6
1,62からの2本のレーザ光を感光体ドラム71上の
お互いに異なった露光位置に導く光学系60と、露光に
より形成された潜像を現像し用紙上に転写かつ定着して
画像を形成する作像系70と、本体の上面(紙面に垂直
方向)に設けられた操作パネル400と、原稿を搬送し
必要に応じて表裏の反転を行なう原稿搬送部500と、
用紙を再度転写位置に供給するための再給紙部600と
を含む。
【0016】なお、走査系10および画像信号処理部2
0などによって読取装置IRが構成され、印字処理部4
0、光学系60および作像系70などによってプリンタ
装置PRTが構成されている。読取装置IRは、主に、
原稿画像の画像読取動作を行ない、プリンタ装置PRT
は、主に、読取装置IRが読取った画像データに従った
画像形成動作を行なう。
【0017】走査系10は原稿台ガラス18の下方を移
動するスキャナ19に組付けられた露光ランプ11およ
び第1ミラー12と、固定ミラー13a,13bと、集
光用のレンズ14と、CCDアレイなどを用いた光電変
換素子16と、スキャンモータM2などから構成されて
いる。光電変換素子16は、原稿内の画像を電気信号に
変換する。
【0018】画像信号処理部20は、光電変換素子16
から出力される画像信号を処理し、メモリユニット部3
0に対して画像データを出力する。メモリユニット部3
0については後述する。
【0019】印字処理部40は、送られてきた画像デー
タに応じてそれらを半導体レーザ61,62に与える。
光学系60は、半導体レーザ61,62、該半導体レー
ザ61,62の2つのレーザ光を合成するダイクロミッ
クミラー63、合成レーザビームを偏向するポリゴンミ
ラー65、ポリゴンミラー65を回転するモータ64、
主レンズ69、および反射ミラー67a,67cなどか
ら構成されている。
【0020】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70Bおよび定着系70Cから構成されている。現像転
写系70Aは、図1の反時計方向に回転駆動される感光
体ドラム71およびその周囲に回転方向の上流側から順
に配置された帯電チャージャ72a、現像器73a、転
写チャージャ74、分離チャージャ75、クリーニング
部76などからなる。現像器73aには、トナーとキャ
リアからなる2成分現像剤が収納されている。搬送系7
0Bは、用紙を収納するカセット80a,80b、用紙
サイズを検出するサイズ検出センサSE11,SE1
2、用紙ガイド81、タイミングローラ82、搬送ベル
ト83および再給紙部600から搬入された用紙を搬送
する水平搬送ローラ86a〜86cなどからなる。定着
系70Cは、用紙上のトナー像を熱と圧力により定着し
ながら搬送する定着ローラ84、排出ローラ85および
用紙の排出を検出する排出センサSE62などからな
る。
【0021】再給紙部600は、排出ローラ85から排
出された用紙を一旦収納して両面モードのときには表裏
を反転して、合成モードのときには表裏反転を行なわず
に、再度の画像形成(プリント)のために搬送系70B
の水平搬送ローラ86aに搬入する循環式のものであ
る。再給紙部600は、排紙トレイ621への排出と再
給紙とを切換えるための切換爪601、搬送ローラ60
2、反転ローラ603および反転センサSE61などか
ら構成されている。両面モードにおいては、図示しない
ソレノイドによって切換爪601の左端部が上方に移動
する。これによって排出ローラ85から排出された用紙
が搬送ローラ602の方に誘導され、搬送ローラ602
を通って反転ローラ603に達する。
【0022】用紙の後端が反転センサSE61に達する
と、反転ローラ603が反転し、これによって用紙が水
平搬送ローラ86aの方へと搬送され、水平搬送ローラ
86b,86c、中間ローラ87を通ってタイミングロ
ーラ82まで達して待機する。このとき、次の用紙も順
次所定の間隔で搬送されてきており、片面にプリントさ
れた用紙が、搬送ローラ602,603および水平搬送
ローラ86a〜86cを含む複写経路に待機できる枚数
は、画像データの遅延がないとした場合には、用紙と複
写経路の長さに依存することになるが、本実施の形態に
おいては、待機できる原稿の枚数は最大3枚とする。な
お、中間ローラ87の手前には、給紙されてきた用紙の
先端を検出するセンサSE88が配置されている。
【0023】原稿搬送部500は、原稿給紙トレイ51
0上にセットされた原稿を自動的に原稿ガラス18上に
搬送し、読取装置IRのスキャナ19が原稿の表面(下
面)を読取ると原稿を原稿排出部511へ排出する。な
お、上記のスキャナモータM2、モータ64および各種
ローラ等は、メインモータ164により駆動される。読
取装置IRで読取られたデータは、メモリユニット部3
0に入力され記憶される。なお、メモリユニット部30
は、読取装置IR以外の装置から送られる画像データも
記憶することができる。
【0024】図2は、図1の複写機101に備えられる
操作パネル400を示す図である。操作パネル400
は、各種の画面やメッセージが表示されLCDから構成
されるタッチパネル402と、プリント枚数やプリント
倍率等の数値を入力するためのテンキー403と、テン
キー403により入力されたプリント枚数を“1”に戻
したり入力されたプリント倍率をクリアするクリアキー
404と、プリント動作を開始させる開始キー405
と、連続プリント動作を中断させるストップキー406
と、1度または2度押圧することにより設定した複写条
件をすべて解除し初期状態に戻すパネルリセットキー4
07とを備えている。
【0025】次に、複写機101の動作を制御する制御
部100について説明する。図3および図4は複写機1
01の制御部100の構成を示すブロック図である。図
3および図4を参照して、制御部100は、7個のCP
U(CPU1〜CPU7)を中心に構成され、これら各
CPU1〜CPU7には、それぞれプログラムを格納し
たROM111〜ROM117およびプログラム実行の
ワークエリアとなるRAM121〜RAM127が設け
られている。なお、CPU3はメモリユニット部30内
に備えられている。
【0026】CPU1は、操作パネル400の各種操作
キーからの信号の入力および表示にかかわる制御を行な
う。CPU2は、画像信号処理部20の各部の制御と走
査系10の駆動制御を行なう。またCPU4は、印字処
理部40、光学系60、作像系70およびモータ制御部
154の制御を行なう。なお、モータ制御部154は、
メインモータ164の動作を制御する。CPU5は、制
御部100の全体的なタイミング調整や動作モードの設
定のための処理を行なう。CPU5には、複写機101
のタイマ設定時の稼動時間等の管理をするために、時計
IC118が接続されている。
【0027】CPU3は、メモリユニット部30を制御
することによって読取った画像データを符号メモリ30
6(図5参照)に一旦格納し、これを読出して印字処理
部40へ出力する。これにより、読取装置IRとプリン
タ装置PRTとを独立して制御し、複写機101におけ
る画像形成速度の向上を図っている。
【0028】CPU6は原稿搬送部500の制御を行な
い、CPU7は再給紙部600(フィニッシャ)の制御
を行なう。CPU6は、原稿搬送センサ入力部136,
原稿搬送出力部146に接続されている。そして、原稿
搬送センサ136には、原稿搬送部500内の適所で原
稿の通過を検知する図示せぬセンサからの信号が入力さ
れ、原稿搬送出力部146は、原稿搬送部500内の原
稿を搬送するための図示せぬ駆動回路に信号を出力す
る。また、CPU7は、センサ入力部137,出力部1
47に接続されている。そして、センサ入力部137に
は、反転センサSE61からの信号が入力され、また、
出力部147は、再給紙部600内の図示せぬ駆動回路
に信号を出力する。
【0029】これらCPU1〜CPU7は、シリアルI
/O150で接続されている。そして、CPU1〜CP
U7の間では、割込によるシリアル通信が行なわれ、コ
マンド、レポート、その他のデータが授受される。
【0030】なお、用紙サイズ検出センサSE11,S
E12(図1参照)からの信号は、CPU4に接続され
る作像系センサI/O134に入力され、複写用紙のサ
イズがCPU4で管理される。また、作像系センサI/
O134には、反転センサSE61、センサSE88か
らの信号が入力される。
【0031】次に、図5を参照しながら、メモリユニッ
ト部30の構成を詳細に説明する。図5は、メモリユニ
ット部30のブロック図である。メモリユニット部30
は、主に、CPU3,ROM113,RAM123,デ
ータ処理部300とからなる。CPU3は、データ処理
部300内の全体的なデータの流れを制御する。データ
処理部300は、切換部301と、CPU3からのパラ
メータ設定に基づいて2値データを作成する2値化処理
部302と、400dpiでA4サイズの2ページ分の
容量を有したマルチポートの画像メモリ304と、それ
ぞれ独立に動作可能な圧縮器311および伸張器312
を備えた符号処理部305と、マルチポートの符号メモ
リ306と、回転処理部307と、CPU3からのパラ
メータの設定に基づいて多値データを作成する多値化処
理部308と、変倍処理部309を含む。
【0032】符号処理部305は、2値化処理部302
から画像メモリ304に画像データが書込まれると、そ
のデータを呼出しかつ圧縮して符号データを作成し、そ
れを符号メモリ306に書込む。また、CPU3の指令
により、符号処理部305は、符号メモリ306に書込
まれた符号データを読出しかつ伸張して画像データを作
成し、これを画像メモリ304に書込む。伸張器312
が、画像メモリ304に複数ページ分の画像データを書
込むときは、CPU3によって、書込位置および書込エ
リアに応じた伸張の程度を制御することができる。
【0033】伸張器312によって、画像メモリ304
に1ページ分の画像データが書込まれると、CPU3
は、画像メモリ304から画像データを呼出し、そのデ
ータを回転処理部307に供給する。回転処理部307
において必要に応じて画像データが回転処理され、多値
化処理部308において多値の画像データが生成され、
これが変倍処理部309、切換部301を経て、印字処
理部40に出力される。変倍処理部309では、原稿内
の互いに交わる主、副両方向のそれぞれ独立した電気変
倍処理が可能である。なお、圧縮器311および伸張器
312は互いに独立してかつ並行に動作可能となってい
る。そして、圧縮器311および伸張器312と符号メ
モリ306との間では、データがそれぞれDMA転送さ
れるようになっている。なお、このように符号メモリ3
06に原稿画像の符号データが一時的に記憶される場
合、その符号データはRAM123内に設けられた管理
テーブルMT(後述)によって管理される。
【0034】図6は、図1に示される複写機101の制
御のためのCPU5(図3参照)のメインルーチンのフ
ローチャートである。
【0035】図6を参照して、複写機101の電源がオ
ンされると、ステップS50(以下、「ステップ」を省
略する)でCPU5は、初期状態にセットされる。そし
て、CPU5は、S51で、複写機101のモードの初
期化処理を行なう。
【0036】次に、S52で、メインルーチンの1周期
の長さを一定にするために、予めセットされた内部タイ
マをスタートする。次に、S53で、ジョブ数制御処理
を行ない、そして、S54で、タッチパネル402のL
CDや操作パネル400上の各キーに設けられたLED
についての表示処理を行ない、S55で、操作パネル4
00のテンキー403等のキーマトリックスやタッチパ
ネル402へのパネル入力に対する処理を行なう。そし
て、S56で、複写機101の動作を全体的に制御する
システム制御処理を行ない、S57で、その他の処理を
行なう。
【0037】そして、S58では、S52でスタートさ
せた内部タイマが終了したか否かの判断を行ない、終了
したと判断すると、1ルーチンを終了し、S52に戻
る。この1ルーチンの時間の長さを利用して、後述する
サブルーチンの中の各種タイマの計数を行なう。
【0038】図7は、本実施の形態の複写機101のマ
ルチジョブ機能の特徴を概略的に示す図である。複写機
101では、読取装置IRにおいて読取られた画像デー
タは、一旦メモリユニット部30に送られ、メモリユニ
ット部30内の符号メモリ306に記憶される。そし
て、メモリユニット部30から当該画像データがプリン
タ装置PRTの印字処理部40に送られ、プリンタ装置
PRTにおいて当該画像データに基づく画像形成が行な
われる。また、複写機101では、一塊の原稿群の画像
データを、1つのジョブとして取扱うことができる。図
7は、複写機101が、予めメモリユニット部30に
「ジョブ1」およびジョブ1とは異なる「ジョブ2」の
画像データとを順に記憶した状態を示す。そして、複写
機101は、プリンタ装置PRTにおいて「ジョブ1」
の画像データに基づいた画像形成を行なうのと同時に、
読取装置IRにおいて新たなジョブである「ジョブ3」
の画像データの読取を行なうことができる。つまり、マ
ルチジョブ機能とは、読取装置IRにおける画像データ
の読取動作(画像読取動作)や、プリンタ装置PRTに
おける画像形成動作等の動作を、ジョブ単位で非同期に
それぞれ独立させて行なうことができる機能を意味する
のである。
【0039】図8は、メモリユニット部30のRAM1
23内に記憶されている管理テーブルMTと符号メモリ
306内に記憶されている符号データの関係を示す図で
ある。管理テーブルMTは、符号メモリ306内の符号
データをジョブごとに管理するテーブルT1と、符号デ
ータをページごとに管理するテーブルT2からなる。
【0040】図8を参照して、テーブルT1には、ジョ
ブID、ならびに、そのジョブについての印刷枚数およ
び両面コピーや2in1コピーを含む節約コピーの種類
などを示すコピーモードといった情報等が、ジョブ単位
に記憶されている。また、テーブルT2には、符号メモ
リ306内に圧縮されて記憶された符号データ(圧縮画
像データ)のページごとの記憶場所が、テーブルT1の
ジョブに対応して、記憶されている。
【0041】そして、CPU3は、CPU5からの指示
に基づいて画像メモリ304から画像データを読出し圧
縮する際に、そのジョブについてテーブルT1およびT
2に記憶させる情報を作成しながら圧縮器311を制御
し、符号メモリ306に圧縮画像データを格納してい
く。なお、圧縮画像データを符号メモリ306から画像
メモリ304に出力する際には、CPU3は、テーブル
T1およびT2に記憶された情報に基づいて所定のジョ
ブの圧縮画像データの読出を行なう。テーブルT1およ
びT2内の情報は、該当ページの情報が正常に読出さ
れ、操作者が指定した印刷枚数(部数)の画像形成が複
写機101において終了した後に、消去される。
【0042】図9(a)は、テーブルT2の詳細な構成
を示す図であり、図9(b)は、図9(a)のテーブル
T2に対応した符号メモリ306の詳細な構成を示す図
である。図9(b)を参照して、符号メモリ306は、
32Kバイト単位のメモリ領域に区分(上から領域0
0,領域01,領域02,領域03,…)されており、
それぞれの領域には、あるページの圧縮画像データが記
憶されている。なお、それぞれの領域内では、圧縮画像
データは、異なるページのデータが混在しないように記
憶されている。このように圧縮画像データが記憶される
ことにより、画像データを、ページごと、ひいては、ジ
ョブごとに管理することができる。これにより、読取装
置IRにおける画像データの読取動作やプリント装置P
RTにおける画像形成動作等の動作を、ジョブ単位で、
互いに独立させて行なうことができる。
【0043】テーブルT2(図9(a)参照)には、符
号メモリ306の領域に対応する番号(「領域」の欄)
と、記憶した順に付与される画像データのページ番号
(「ページ番号PN」の欄)と、連結されている領域番
号(「前連結」,「後連結」の欄)と、画像登録番号,
圧縮方式およびデータ長などの圧縮伸張処理に必要な各
種の付加情報(「付加情報」の欄)が記憶されている。
そして、これらの情報に基づいて符号メモリ306を動
的に管理するようになっている。なお、動的に管理す
る、とは、予め、ページ毎に、記憶される領域を固定的
に定めておくのではなく、ページ毎に記憶される領域を
変化可能に管理することを意味する。つまり、データ量
に対してそれぞれ適した領域数を順に設定して、符号メ
モリ306を効率的に利用することを意味する。
【0044】なお、テーブルT2における「前連結」と
は、符号メモリ306の各ページ内における32Kバイ
トごとの領域の前方向へのつながりを示すものである。
テーブルT2において「前連結」の値は、その領域の前
にある領域の領域番号を意味するが、当該領域がページ
の最初の領域である場合は、その値は「00」となる。
また、テーブルT2における「後連結」とは、各ページ
内の領域の後方向へのつながりを示すものである。「後
連結」の値は、その領域の後にある領域の領域番号を意
味するが、当該領域がページの最後の領域である場合に
は、その値は「FF」となる。
【0045】本実施の形態の複写機101では、原稿の
画像データは、走査系10において読取られて画像信号
処理部20に送られ、画像信号処理部20からメモリユ
ニット部30内に入力されて一旦そこで記憶され、その
後、メモリユニット部30から読出されて印字処理部4
0に出力される。ここで、原稿の画像データが、画像信
号処理部20からメモリユニット部30に入力されてそ
こで記憶されるという一連の動作について説明する。図
10は、この一連の動作のシーケンスを示す図である。
図10を参照して、まず、画像信号処理部20に画像デ
ータが送られると、制御部100の全体的な制御を行な
うCPU5が、CPU3に対して、これからメモリユニ
ット部30に記憶させようとする画像データのための記
憶領域を確保するように要求する。これにより、CPU
3は、これから記憶させようとする画像データのため
に、RAM123のテーブルT1や符号メモリ306等
に、記憶領域を確保する。
【0046】次に、これを受けて、CPU3は、画像信
号処理部20から入力される画像データをメモリユニッ
ト部30の画像メモリ304へ転送させるための、バス
の接続状態の設定、画像データの2値化処理のための2
値化処理部302のモード設定、および画像メモリ30
4への書込み領域の設定を行なう(図10中の「各種設
定」)。これらの設定が完了すると、CPU3は、CP
U5に、その旨を送信する。
【0047】すると、CPU5は、CPU2に対して、
画像読取動作の開始と、読取った画像データの画像メモ
リ304への転送を要求する。これにより、走査系10
および画像信号処理部20が制御され、走査系10にお
いて読取られた原稿の画像データは、画像メモリ304
に入力される。そして、画像読取動作および前述の転送
が完了すると、CPU2からCPU5に、その旨が送信
される。
【0048】次に、CPU5は、CPU3に対して、画
像メモリ304に記憶された画像データを圧縮して符号
データとし、該符号データを符号メモリ306に記憶さ
せる旨を要求する。これを受けて、CPU3は、画像メ
モリ304から画像データを読出し、圧縮器311のモ
ード(たとえば、算術符号化方式、MH方式)設定を行
ない、圧縮器311を用いて圧縮した画像データ(符号
データ)を符号メモリ306に記憶させる処理を行なう
(図10中の「データ圧縮」)。そして、符号メモリ3
06に符号データを記憶させる処理が完了すると、CP
U3は、CPU5に、その旨を送信する。以上のように
して、走査系10において読取られた画像データは、画
像信号処理部20から、メモリユニット部30の符号メ
モリ306に記憶される。
【0049】図11は、図6のS53のジョブ数制御処
理のサブルーチンのフローチャートである。図11を参
照して、まず、S530で、図8に示したテーブルT1
に現在記憶されているジョブ数を読出し、さらにメモリ
ユニット部30に記憶可能なジョブ数Jmを算出する。
複写機101では、テーブルT1に記憶可能なジョブ数
の上限が、予め定められている。そして、Jmは、テー
ブルT1において記憶可能なジョブ数の上限から現在テ
ーブルT1記憶されているジョブ数を差し引くことによ
り、算出される。つまり、たとえば、テーブルT1に記
憶可能なジョブ数の上限が「20」であり、現在テーブ
ルT1に「14」のジョブが記憶されている場合には、
Jmは「6」と算出される。
【0050】次に、S531で、符号メモリ306にお
いて現在空いている領域の数を読出し、その領域の数を
用いて符号メモリ306に記憶可能なジョブ数Jdを算
出する。なお、Jdは、符号メモリ306における現在
の空き領域数と標準的な1つのジョブに必要な予め定め
られた空き領域数(Ad)とから算出される。たとえ
ば、符号メモリ306の空き領域数が「1000」であ
り、Adが「200」である場合には、Jdは「5」と
算出される。
【0051】次に、S532で、S530およびS53
1で算出したJmとJdとを比較し、少ない方のジョブ
数をRAM123に記憶する処理を行ない、リターンす
る。たとえば、Jmが「6」、Jdが「5」である場
合、Jは「5」とされる。なお、このジョブ数Jは、後
述するように、その時点で複写機101が記憶できるジ
ョブ数として、タッチパネル402に表示される。複写
機101で、JmとJdの少ない方をJとするのは、J
を、複写機101が確実に記憶できるジョブ数とするた
めである。つまり、複写機101では、記憶できるジョ
ブ数についても、記憶できるデータの領域数つまりデー
タ量についても上限があるが、両者は、別々に管理され
る。つまり、ジョブ数はテーブルT1において管理さ
れ、データの領域数は符号メモリ306において管理さ
れる。そして、仮に、Jを、テーブルT1の空きジョブ
数または符号メモリ306における空き領域のいずれか
一方のみから決定すると、いずれか一方についてはさら
にジョブを記憶可能であっても、他方に空きジョブまた
は空き領域がない場合があるため、Jが記憶できるジョ
ブ数を正確に表わさない場合があるという不都合を生じ
る。そこで、本実施の形態では、Jを、テーブルT1の
空きジョブ数Jmと、符号メモリ306における空き領
域から算出された空きジョブ数Jdのいずれか少ない方
として決定する。このことにより、上述の不都合を回避
できるのである。
【0052】図12は、図6のS54の表示処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。図12を参照し
て、まず、S540で、操作パネル400上の各キーに
設けられたLEDの表示を制御する処理を行なう。そし
て、S541で、タッチパネル402のLCDの表示を
制御する処理を行ない、リターンする。ここで、S54
1におけるタッチパネル402のLCD表示処理につい
て説明する。図13は、S541のLCD表示処理のサ
ブルーチンのフローチャートである。また、図14〜図
17は、図13におけるLCD表示処理が行なわれた際
のタッチパネル402の表示態様を示す図である。
【0053】図13を参照して、まず、S5410で、
複写機101が停止中であるか否か、つまり、画像読取
動作、画像形成動作または操作者の操作の受付等の動作
を行なっていないかどうかを判断する。停止中である場
合には、S5416で、複写機101に紙づまり等のエ
ラーが発生しているか否かを判断し、エラーが発生して
いない場合には、S5417に進む。S5417では、
複写機101が、ストップキー406により動作を中断
された状態であるか否かを判断し、中断された状態では
ないと判断した場合には、S5418で、複写機101
が待機状態であることを示す待機中表示処理を行ない、
リターンする。図14に、複写機101が待機状態であ
ることを示すタッチパネル402の表示態様を示す。図
14のタッチパネル402内の上部には第1表示部40
2aが設けられ、そこには、複写機101が画像読取動
作および画像形成動作の受付が可能である旨のメッセー
ジが表示されている。
【0054】一方、S5417で、複写機101が、動
作を中断された状態であると判断した場合には、S54
19で、その旨を表示する処理(中断表示処理)を行な
い、リターンする。図15に、複写機101が動作を中
断された状態にあることを示すタッチパネル402の表
示態様を示す。なお、図15においては、タッチパネル
402内の上部に第1表示部402aが、下部に第2表
示部402bが設けられている。第1表示部402aに
は、「ジョブ3停止中です」と表示されているが、この
ことは、複写機101がジョブ3の画像読取動作を中断
していることを意味する。また、第2表示部402bに
は、「ジョブ1停止中です」と表示されているが、この
ことは、複写機101がジョブ1の画像形成動作を中断
していることを意味する。一方、S5416で、複写機
101にエラーが発生していると判断した場合は、S5
412で、その旨をタッチパネル402等に表示する処
理(エラー表示処理)を行ない、リターンする。
【0055】S5410で複写機101が停止中でない
と判断した場合は、S5411に進み、複写機101が
画像読取動作を行なっているか否かを判断する。画像読
取動作を行なっている場合には、S5415に進み、そ
の旨をタッチパネル402に表示する読込中表示処理を
行ない、リターンする。図16に、複写機101が画像
読取動作を行なっている状態であることを示すタッチパ
ネル402の表示態様を示す。図16では、タッチパネ
ル402の第1表示部402aには、複写機101がジ
ョブ3についての画像読取動作を行なっている旨が表示
されている。なお、図16では、複写機101がジョブ
3の画像読取動作と並行してジョブ1の画像形成動作を
行なっているため、第2表示部402bに、その旨が表
示されているが、複写機101が画像読取動作のみを行
なっている場合には、第2表示部402bには何も表示
されない。
【0056】一方、S5411で、複写機101が画像
読取動作を行なっていないと判断した場合には、S54
13で、複写機101が画像形成動作を行なっているか
否かを判断し、画像形成動作を行なっていないと判断し
た場合は、リターンする。そして、画像形成動作を行な
っていると判断した場合には、S5414で、画像形成
動作を行なっていることと、現在の複写機101の予約
可能ジョブ数(J)とを表示する処理を行ないリターン
する。図17に、この場合のタッチパネル402の表示
態様を示す。なお、Jとは、S532(図11参照)
で、JmとJdとから求めたジョブ数である。
【0057】図17を参照して、タッチパネル402の
第1表示部402aには、ジョブ1の画像形成動作が行
なわれている旨が表示されている。また、ここでは、第
1表示部402aと第2表示部402bの間に、第3表
示部402cおよび第4表示部402dが設けられてい
る。そして、第3表示部402cには、現在の予約可能
ジョブ数(J)が表示されている。
【0058】また、第4表示部402dには、現在メモ
リユニット部30に記憶され、これから印字処理部40
に画像データが送られ画像形成が行なわれるジョブが表
示されている。図17の第4表示部402dは、現在、
複写機101のメモリユニット部30にジョブ2,3,
4,5の4個のジョブが記憶されていることを示してい
る。そして、同時に、第4表示部402dは、現在複写
機101に記憶されているジョブの数を表示しているこ
とになる。
【0059】また、第2表示部402bには、「ジョブ
6予約できます」というメッセージが表示されている。
これは、まだメモリユニット部30にジョブを記憶させ
ることが可能であること、および、次に記憶させるジョ
ブが「ジョブ6」と認識されることを意味する。ジョブ
6と認識されるのは、現在メモリユニット部30にはジ
ョブ2〜5が記憶されているためである。なお、第2表
示部402bには、さらに、予約設定キー402eが表
示されている。ここで予約設定キー402eを操作する
と、複写機101において、メモリユニット部30に新
しいジョブを記憶させる処理が開始される。
【0060】なお、この時点では、複写機101はジョ
ブ1の画像形成を行なっているが、ジョブ1の画像形成
が終了すると、ジョブ2の画像形成を行なう。そして、
そのときには、テーブルT2では、現在のジョブ2につ
いてのデータは、それまでジョブ1のデータが記憶され
ていた記憶エリアに記憶される。また、ジョブ3,4,
5のデータも、それぞれ1つずつ繰り上がり、それまで
ジョブ2,3,4が記憶されていたテーブルT2内の記
憶エリアに移される。
【0061】以上説明した本実施の形態では、画像デー
タを記憶するメモリユニット部30により、複数個のジ
ョブの画像データを記憶する画像メモリが構成されてい
る。また、図11のフローチャートを用いて説明したよ
うに記憶可能ジョブ数Jを算出するCPU5により、当
該画像形成装置に登録可能なジョブ数である残りジョブ
数を算出するジョブ数算出手段が構成されている。な
お、残りジョブ数とは、本実施の形態では、記憶可能ジ
ョブ数Jにより構成されている。そして、図17のタッ
チパネル402内に設けられた第3表示部402cによ
り、残りジョブ数を表示する残りジョブ数表示手段が構
成されている。
【0062】なお、本実施の形態では、CPU5は、図
11のS530で、テーブルT1に現在記憶されている
ジョブ数を読出し、このジョブ数に基づいて、テーブル
T1にさらに記憶できるジョブ数Jmを算出する。ま
た、CPU5は、S531で、符号メモリ306におい
て現在空いている領域数Adを用いて、さらにメモリユ
ニット部30に記憶可能なジョブ数Jdを算出する。し
たがって、本実施の形態では、テーブルT1を記憶する
RAM123により、ジョブの画像データの出力モード
を含むジョブ情報をジョブ単位の情報として記憶するジ
ョブ情報記憶部が構成されている。また、S530でJ
mを算出するCPU5により、ジョブ情報記憶部にさら
にジョブ情報を記憶することができるジョブの数である
情報ジョブ数を算出する情報ジョブ数算出手段が兼用構
成されている。なお、ここではJmにより情報ジョブ数
が構成されている。また、S531でJdを算出するC
PU5により、前記画像メモリにさらに記憶することが
できる画像データのデータ量に対応したジョブ数である
データ量ジョブ数を算出するデータ量ジョブ数算出手段
が兼用構成されている。ここでは、Adにより、画像メ
モリにさらに記憶することができる画像データのデータ
量が構成されている。なお、本実施の形態では、データ
の量は、符号メモリ306の領域数で管理したが、本発
明はこれに限定されるものではない。データの量は、符
号メモリ306におけるバイト単位のデータ容量で管理
されてもよいのである。また、Jdにより、データ量ジ
ョブ数が構成されている。
【0063】そして、前述のように、記憶可能ジョブ数
JはJmとJdのいずれか少ない方とされる。つまり、
本実施の形態では、ジョブ数算出手段は、情報ジョブ数
とデータ量ジョブ数のうちの少ない方を、残りジョブ数
とすることになる。
【0064】また、本実施の形態では、読取装置IRが
読取った画像データについてのジョブを、メモリユニッ
ト部30で記憶させているが、メモリユニット部30に
記憶できるジョブは、これに限定されない。メモリユニ
ット部30に記憶できるジョブは、パーソナルコンピュ
ータ等の外部装置から制御部100に含まれる図示せぬ
インターフェイス部を介して送られる画像データについ
てのジョブであってもよい。
【0065】なお、今回開示された実施の形態は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく
前掲の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例である複写機の全
体の構成を示す断面図である。
【図2】図1の複写機に備えられる操作パネルを示す図
である。
【図3】図1の複写機の制御部の構成を示すブロック図
である。
【図4】図1の複写機の制御部の構成を示すブロック図
である。
【図5】図3の制御部におけるメモリユニット部の構成
を示すブロック図である。
【図6】図1の複写機の制御部のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図7】図1の複写機のマルチジョブ機能を説明するた
めの図である。
【図8】図3の制御部におけるメモリユニット部内で
の、符号データのテーブルを用いた管理について説明す
るための図である。
【図9】図3の制御部におけるメモリユニット部の符号
データのページごとの管理について説明するための図で
ある。
【図10】図1の複写機における画像データの記憶動作
のシーケンスを示した図である。
【図11】図6のジョブ数制御処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図12】図6の表示処理のサブルーチンのフローチャ
ートである。
【図13】図12のLCD表示処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図14】図1の複写機のタッチパネルの表示態様の一
例を示す図である。
【図15】図1の複写機のタッチパネルの表示態様の一
例を示す図である。
【図16】図1の複写機のタッチパネルの表示態様の一
例を示す図である。
【図17】図1の複写機のタッチパネルの表示態様の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1〜7 CPU 20 画像信号処理部 30 メモリユニット部 40 印字処理部 100 制御部 101 複写機 300 データ処理部 304 画像メモリ 306 符号メモリ 401 操作パネル 402 タッチパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のジョブの画像データの出力中に前
    記第1のジョブとは異なる第2のジョブの登録が可能な
    画像形成装置であって、 複数個のジョブの画像データを記憶する画像メモリと、 前記画像メモリに記憶された画像データを出力する出力
    手段と、 当該画像形成装置に登録可能な残りジョブ数を算出する
    ジョブ数算出手段と、 前記残りジョブ数を表示する残りジョブ数表示手段とを
    含む、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ジョブの画像データの出力モードを含む
    ジョブ情報をジョブ単位の情報として記憶するジョブ情
    報記憶部と、 前記ジョブ情報記憶部にさらにジョブ情報を記憶するこ
    とができるジョブの数である情報ジョブ数を算出する情
    報ジョブ数算出手段と、 前記画像メモリにさらに記憶することができる画像デー
    タのデータ量に対応したジョブ数であるデータ量ジョブ
    数を算出するデータ量ジョブ数算出手段とをさらに含
    み、 前記ジョブ数算出手段は、前記情報ジョブ数と前記デー
    タ量ジョブ数のうち少ない方を前記残りジョブ数とす
    る、請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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