JPH11149421A - Pciバストレース回路 - Google Patents

Pciバストレース回路

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JPH11149421A
JPH11149421A JP9317558A JP31755897A JPH11149421A JP H11149421 A JPH11149421 A JP H11149421A JP 9317558 A JP9317558 A JP 9317558A JP 31755897 A JP31755897 A JP 31755897A JP H11149421 A JPH11149421 A JP H11149421A
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JP
Japan
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pci bus
circuit
bus
pci
error
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JP9317558A
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English (en)
Inventor
Koichi Hatakeyama
晃一 畠山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な測定機器を必要とすることなくPCI
バスの観測を可能とし、PCIバスで発生しているエラ
ーの要因を観測可能なPCIバストレース回路を提供す
る。 【解決手段】 PCIバス解析回路2はPCIバス10
0上に発生する全てのトランザクションを解析し、エラ
ーが発生した時のトランザクションを保存するためにア
ドレス及びコマンドを保持し、書込み回路3にその保持
データを送るとともに、PCIバス100で検出したエ
ラーをエラー検出回路6に通知する。エラー検出回路6
にはエラー通知を受取ると、その要因を書込み回路3に
送る。書込み回路3はPCIバス解析回路2及びエラー
検出回路6からのデータをRAM5に書込む。読出し回
路4はシステムバス200を介して指定されたエントリ
にあるRAM5のデータを読出してシステムバス200
上に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPCIバストレース
回路に関し、特にコンピュータ装置内部に配設されたP
CI(Peripheral Component I
nterconnect)バスにおける不具合の原因解
析用のトレース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置においては、高
速なバスインタフェースとしてPCIバスが搭載されて
いるものがある。このPCIバスをもったコンピュータ
においては障害発生時、あるいは製造過程での評価時に
PCIバスでなんらかの不具合が発生し、その原因を追
求する必要が生じた場合、解析用の外部回路をPCIバ
スに接続したり、ロジックアナライザ(Logic A
nalyzer)を用いる方法が一般的である。
【0003】ロジックアナライザ等は、一般に、LSI
(大規模集積回路)の設計上のバグをLSIデバイス自
体からデバッグする際に、LSI入出力端子の情報を得
るために用いられており、ロジックアナライザでLSI
入出力端子の電圧を直接測定することでLSI入出力端
子の情報を得ている。
【0004】尚、LSI入出力端子の情報を得る方法と
しては、そのLSIを用いるシステムにバストレース機
能を組込む方法もある。この設計上のバグをLSIデバ
イス自体からデバッグする際にLSI入出力端子の情報
を得る方法については、特開平8−63374号公報等
に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPCI
バストレース方法では、解析用の外部回路をPCIバス
に接続したり、ロジックアナライザを用いているので、
PCIバスのピンからの情報ではエラーの要因を特定す
ることができず、PCIバスでエラーが発生しているこ
とは分かっても、エラーの要因を知ることはできない。
【0006】また、解析用の外部回路を使用する場合に
はボードにそのためのスペースが必要となってしまう。
さらに、解析用の外部回路を使用しない場合であって
も、観測用の特別な機器が必要となる。
【0007】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、特別な測定機器を必要とすることなくPCIバス
の観測を行うことができ、PCIバスで発生しているエ
ラーの要因を観測することができるPCIバストレース
回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるPCIバス
トレース回路は、ブリッジ回路を介してシステムバスに
接続されるPCIバスにおける不具合の原因の解析を行
うためのPCIバストレース回路であって、前記PCI
バスで発生しているエラーの要因を観測する観測手段を
前記ブリッジ回路に備えている。
【0009】本発明による他のPCIバストレース回路
は、ブリッジ回路を介してシステムバスに接続されるP
CIバスにおける不具合の原因の解析を行うためのPC
Iバストレース回路であって、前記PCIバス上に発生
する全てのトランザクションを解析するPCIバス解析
手段と、前記PCIバス解析手段で前記PCIバスで発
生しているエラーが検出された時にその要因を前記PC
Iバスから取出す手段と、前記PCIバスで発生してい
るエラーが検出された時の要因を保持する保持手段と、
前記前記PCIバスから取出された要因を前記保持手段
に書込む書込み手段と、前記システムバスを介して入力
される読出し要求に応じて前記保持手段に保持された前
記要因を読出して前記システムバスに出力する読出し手
段とを前記ブリッジ回路に備えている。
【0010】すなわち、本発明のPCIバストレース回
路は、解析回路をホストブリッジ(Host Brid
ge)に内蔵し、PCIバスで発生したエラー要因の保
存や読出しを可能としている。
【0011】より具体的には、エラー検出回路でPCI
バスとシステムバス(SystemBus)と内部ロジ
ックとによるエラーを検出してその要因を特定し、特定
が可能な場合にはその要因を書込み回路に伝える。
【0012】PCIバス解析回路によってエラーが発生
した時のPCIバストランザクション(PCI Bus
Transaction)を保存するために、PCI
バスの動作を2進化して書込み回路に伝える。
【0013】書込み回路はエラー検出回路とPCIバス
解析回路とから受取った情報をメモリに書込む。エラー
要因の読出しには読出し回路を使用し、システムバスを
通して行う。
【0014】上記のように、PCIバスで発生している
エラーの要因を観測するための回路をPCIバスに必須
デバイスであるホストブリッジに内蔵することで、PC
Iバスに解析用の外付回路を接続する必要がなくなり、
ボードの面積を削減することができるとともに、PCI
バスで発生しているエラーの要因を観測することが可能
となる。
【0015】また、ホストブリッジ内で確認されかつ外
部から観測することができないエラー要因をRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)に保存しておき、その保存した
トレースデータをプロセッサによって読出すことで、特
別な測定機器を必要とすることなくPCIバスの観測を
行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成
を示すブロック図である。図において、ホストブリッジ
1はPCIバス(PCI Bus)100とシステムバ
ス(System Bus)200とを接続するために
配設されている。
【0017】ホストブリッジ1はPCIバス解析回路2
と、書込み回路3と、読出し回路4と、RAM(ランダ
ムアクセスメモリ)5と、エラー検出回路6とを内蔵し
ている。ここで、PCIバス解析回路2はPCIバス1
00に、読出し回路4はシステムバス200に、エラー
検出回路6はPCIインタフェース回路(以下、PCI
I/F回路とする)7を介してPCIバス100に夫
々接続されている。
【0018】PCIバス解析回路2はPCIバス100
上に発生する全てのトランザクション(Transac
tion)を解析し、エラーが発生した時のトランザク
ションを保存するためにアドレス及びコマンドを保持
し、書込み回路3にデータ(アドレス及びコマンド)を
送る。このとき、PCIバス解析回路2はPCIバス1
00でエラーを検出した場合、その旨をエラー検出回路
6に通知する。
【0019】エラー検出回路6にはPCIバス解析回路
2及びPCI I/F回路7各々の出力が入力される。
エラー検出回路6はPCIバス解析回路2からエラー通
知を受取ると、その要因をPCI I/F回路7から受
取って書込み回路3に送る。
【0020】書込み回路3はRAM5に対するインタフ
ェースを持ち、PCIバス解析回路2とエラー検出回路
6とから送られてきたデータ(アドレス、コマンド、要
因)をRAM5の適当なエントリに書込む。書込んだデ
ータの読出しには読出し回路4が用いられる。
【0021】読出し回路4はRAM5に対するインタフ
ェースを持ち、システムバス200から指定されたエン
トリにあるRAM5のデータを読出してシステムバス2
00上に送出する。
【0022】図2は図1のPCIバス解析回路2の構成
を示すブロック図である。図において、PCIバス解析
回路2はトランザクションスタートパルス(Trans
action Start Pulse)(1T Pu
lse)発生回路21と、アンド回路22,24と、フ
リップフロップ(以下、F/Fとする)23,25と、
ノット回路26とから構成されている。
【0023】トランザクションスタートパルス発生回路
21はPCIバス100のFRAME(フレームを転送
する信号線)と、DEVSEL(アクセスを受けたバス
スレーブによってアサートされる信号線)と、IRDY
(バスマスタがデータ転送可能な状態であることを示す
信号線)と、TRDY(バススレーブがデータ転送可能
な状態であることを示す信号線)とに接続され、トラン
ザクションの開始時にアサートされる1Tパルス(1T
Pulse)(トランザクション開始信号:Star
t)を生成する。
【0024】F/F23,25はトランザクションスタ
ートパルス発生回路21で生成された信号を基に、アン
ド回路22,24を介して入力されるアドレス(Add
rress)[AD(アドレスデータを転送する信号
線)から入力されるアドレス]及びコマンド(Comm
and)[C/BE(バスコマンドを転送する信号線)
から入力されるコマンド]を保持する。ノット回路26
はトランザクション終了信号(STOP)線がアサート
された場合、エラー要因を検出するためにエラー信号
(Error)を作成する。
【0025】図3は図1の書込み回路3の構成を示すブ
ロック図である。図において、書込み回路3はカウンタ
31と、比較器32と、ライトイネーブル(WE)制御
回路33とから構成されている。
【0026】書込み回路3の出力となるデータとしては
エラー検出回路6及びPCIバス解析回路2から受取っ
たアドレス(Address)、コマンド(Comma
nd)、要因(Factor)がそのまま出力される。
また、書込み回路3はPCIバス解析回路2で生成され
たトランザクション開始信号(1Tパルス:Star
t)をライトイネーブル制御回路33によってRAMラ
イトイネーブル(WE)信号として出力する。
【0027】さらに、書込み回路3はエラー発生時にエ
ラー信号(Error)を基にRAMライトイネーブル
信号を生成する。さらにまた、書込み回路3はカウンタ
31でPCIバス解析回路2から供給されるトランザク
ション開始信号(1Tパルス:Start)をカウント
し、比較器32によってカウンタ31のカウンタ値を予
め設定されたRAM5のエントリ数と比較する。
【0028】書込み回路3はカウンタ31のカウンタ値
が設定値内であれば、そのカウンタ値をRAM5のアド
レスとする。つまり、1トランザクションをRAM5の
1エントリに割リ当て、エントリ数をオーバしていれ
ば、カウンタ31をリセットする。
【0029】図4は図1の読出し回路4の構成を示すブ
ロック図である。図において、読出し回路4はカウンタ
41と、比較器42とから構成されている。カウンタ4
1はエラー信号が有効となると、書込み回路3からのア
ドレスの値をコピーする。また、カウンタ41はシステ
ムバス200からのRAM5へのリード要求(Read
Request)の回数をカウントする。
【0030】比較器42はカウンタ41のカウンタ値を
予め設定されたRAM5のエントリ数と比較し、カウン
タ41のカウンタ値がエントリ数をオーバしていれば、
カウンタ41をリセットする。
【0031】図5は図1のエラー検出回路6の構成を示
すブロック図である。図において、エラー検出回路6は
エンコーダ61と、アンド回路62、F/F63とから
構成されている。
【0032】エンコーダ61は2n 個のエラー要因をn
bitにエンコードし、そのエンコードされた要因を、
PCIバス解析回路2で生成されたエラー信号を基にア
ンド回路62を介してF/F63にセットする。
【0033】図6は本発明の一実施例の正常時の動作を
示すタイミングチャートであり、図7は本発明の一実施
例のエラー発生時の動作を示すタイミングチャートであ
り、図8は図1の書込み回路3の出力であるデータの内
容例を示す図である。
【0034】図8において、書込み回路3の出力である
データはアドレス[ADDR(32)]と、コマンド
[CBE(4)]と、トランザクション終了信号[ST
OP(4)]と、リトライ要因[RE(2)]と、ター
ゲートアボート[TA(2)]と、ディスコネクト[D
S(2)]と、マスタアボート[MA(2)]とからな
っている。
【0035】ここで、トランザクション終了信号が“0
000”であればノーマルトランザクション(Norm
al Transaction)を、“0001”であ
ればリトライ(Retry)(再試行)を、“001
0”であればターゲートアボート(Target Ab
ort)(ターゲット異常終了)を、“0100”であ
ればディスコネクト(Disconnect)(切断)
を、“1000”であればマスタアボート(Maste
r Abort)(マスタ異常終了)を夫々示してい
る。
【0036】これら図1〜図8を参照して本発明の一実
施例によるPCIバストレースの動作について説明す
る。尚、本発明の一実施例ではPCIバス100におけ
るエラートランザクションを、リトライ(再試行)、タ
ーゲートアボート(ターゲット異常終了)、ディスコネ
クト(切断)、マスタアボート(マスタ異常終了)の4
つとする。
【0037】また、エラー要因は各エラートランザクシ
ョンに対して4種ずつ存在すると仮定する。さらに、記
憶可能なRAM5のエントリ数を64とする。図6を参
照すると、タイミングT1〜T2,T3〜T4ではエラ
ーのない正常なトランザクションが行われている。
【0038】この時にはPCIバス解析回路2、書込み
回路3によってトランザクションのアドレス及びコマン
ドがRAM5の1エントリに保存される。図6をみる
と、まずPCIバス I/F回路7によって生成された
トランザクション開始信号(Start)を基にタイミ
ングT1でのアドレス及びコマンドをF/F23,25
に保持する。
【0039】F/F23,25に保持されたデータは次
のトランザクションであるタイミングT4で書込み回路
3によってRAM5に書込まれる。書込み回路3のカウ
ンタ31はトランザクション開始信号をカウントし、そ
のカウンタ値が64を越えると0にリセットされ、一番
古いエントリを上書きすることになる。これによって、
64個のトランザクションを保存することができる。
【0040】次に図7を参照すると、タイミングT5で
エラーが発生している(ここでは、ターゲットアボー
ト)。この時、PCIバス解析回路2で生成されたトラ
ンザクション開始信号エラーによってエラー検出回路6
でエンコードされた要因が有効となり、書込み回路3に
送られる。
【0041】ここで、各エラーの要因は4種なので、エ
ラー検出回路6のエンコーダ61への入力線4本のうち
の1本がアサートされ(ここでは“0010”とす
る)、結果(ここでは、10)が要因として書込み回路
3に送信される。書込み回路3ではエラー信号を基にR
AM5へのライトイネーブル信号を生成し、RAM5へ
の書込みを行う。この時の書込み回路3の出力であるデ
ータの内容を図8に示す。
【0042】一度エラーが発生すると、書込み回路3の
ライトイネーブル制御回路32のリセットを行わない限
り、継続のトランザクションの書込みが行われず、セッ
トされたエラー要因への上書きを保護している。
【0043】RAM5に書込まれたデータの読出しは読
出し回路4によって実現される。すなわち、システムバ
ス200上で適当に割り当てられたアドレスをアクセス
することによって、RAM5からデータを読出すことが
できる。
【0044】読出し回路4のカウンタ41はエラー信号
線が有効となった時点で、書込み回路3のカウンタ31
の値をコピーし、システムバス200からリードを行う
たびにインクリメントしていく。このことによって、シ
ステムバス200上の単一のアドレスを連続でアクセス
することによって、一番古いエントリの内容から順次リ
ードすることができる。
【0045】図9は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図において、本発明の他の実施例ではPCI
バス100と書込み回路3との間にI/O TLB回路
(PCIバスアドレス/システムバスアドレス変換回
路)9を設けた以外は、図1に示す本発明の一実施例と
同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を
付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の一実
施例と同様である。
【0046】ホストブリッジ8のI/O TLB回路9
はDMA(Direct Memory Acces
s)転送におけるPCIバスアドレス/システムバスア
ドレスの変換を行い、変換後のアドレスを書込み回路3
に送信することによって、変換アドレスを論理アドレス
と対応づけて保存することが可能となる。これによっ
て、RAM5内に保存するデータの情報量を大きくする
ことが可能となる。
【0047】このように、エラー検出回路6でPCIバ
ス100とシステムバス200と内部ロジックとによる
エラーを検出してその要因を特定し、特定が可能な場合
にその要因を書込み回路3に伝えるとともに、PCIバ
ス解析回路2によってエラーが発生した時のPCIバス
トランザクションを保存するために、PCIバス100
の動作を2進化して書込み回路3に伝え、書込み回路3
でエラー検出回路6とPCIバス解析回路2とから受取
った情報をRAM5に書込み、RAM5からのエラー要
因の読出しに読出し回路4を使用し、システムバス20
0を通して行うことによって、PCIバス100に必須
デバイスであるホストブリッジ1,8にPCIバストレ
ース用の回路を内蔵することができ、PCIバス100
への解析用の外付回路やロジックアナライザ等の接続が
不要となり、PCIバスボードの面積を削減することが
できる。
【0048】また、ホストブリッジ1,8内で確認され
かつ外部からは観測できないエラー要因をRAM5に保
存しておくことによって、PCIバス100で発生して
いるエラーの要因を観測することができる。
【0049】さらに、RAM5に保存したトレースデー
タを読出し回路4とシステムバス200とを用いてプロ
セッサ(図示せず)によって読出すことで、特別な測定
機器を必要とすることなく、PCIバス100を観測す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
リッジ回路を介してシステムバスに接続されるPCIバ
スにおける不具合の原因の解析を行うためのPCIバス
トレース回路において、PCIバスで発生しているエラ
ーの要因を観測する手段と、そのエラーの要因を保持す
る手段と、システムバスからの要求に応じてエラーの要
因を読出してシステムバス上に送出する手段とをブリッ
ジ回路に内蔵することによって、特別な測定機器を必要
とすることなくPCIバスの観測を行うことができ、P
CIバスで発生しているエラーの要因を観測することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のPCIバス解析回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1の書込み回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図1の読出し回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図1のエラー検出回路の構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の一実施例の正常時の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明の一実施例のエラー発生時の動作を示す
タイミングチャートである。
【図8】図1の書込み回路の出力であるデータの内容例
を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,8 ホストブリッジ 2 PCIバス解析回路 3 書込み回路 4 読出し回路 5 RAM 6 エラー検出回路 7 PCIインタフェース回路 9 I/O TLB回路 21 トランザクションスタートパルス発生回路 22,24,62 アンド回路 23,25,63 フリップフロップ 26 ノット回路 31,41 カウンタ 32,42 比較器 33 ライトイネーブル制御回路 61 エンコーダ 100 PCIバス 200 システムバス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ回路を介してシステムバスに接
    続されるPCIバスにおける不具合の原因の解析を行う
    ためのPCIバストレース回路であって、 前記PCIバスで発生しているエラーの要因を観測する
    観測手段を前記ブリッジ回路に有することを特徴とする
    PCIバストレース回路。
  2. 【請求項2】 前記観測手段の観測結果を保持する保持
    手段と、前記システムバスから入力される読出し要求に
    応じて前記保持手段の保持内容を前記システムバスに送
    出する手段とを前記ブリッジ回路に含むことを特徴とす
    る請求項1記載のPCIバストレース回路。
  3. 【請求項3】 前記観測手段は、前記PCIバスと前記
    システムバスと内部ロジックとによるエラーを検出して
    その要因を特定し、この特定が可能な場合にその要因を
    前記保持手段に書込むよう構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のPCIバストレース回路。
  4. 【請求項4】 前記観測手段は、前記PCIバスの動作
    を2進化して前記保持手段に書込むよう構成したことを
    特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のPC
    Iバストレース回路。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、前記エラーが発生した
    時のトランザクションを保存するためにアドレス及びコ
    マンドを保持するよう構成したことを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれか記載のPCIバストレース回
    路。
  6. 【請求項6】 ブリッジ回路を介してシステムバスに接
    続されるPCIバスにおける不具合の原因の解析を行う
    ためのPCIバストレース回路であって、 前記PCIバス上に発生する全てのトランザクションを
    解析するPCIバス解析手段と、 前記PCIバスにおいて発生しているエラーが前記PC
    Iバス解析手段で検出された時にその要因を前記PCI
    バスから取出す手段と、 前記PCIバスで発生しているエラーが検出された時の
    要因を保持する保持手段と、 前記前記PCIバスから取出された要因を前記保持手段
    に書込む書込み手段と、 前記システムバスを介して入力される読出し要求に応じ
    て前記保持手段に保持された前記要因を読出して前記シ
    ステムバスに出力する読出し手段とを前記ブリッジ回路
    に有することを特徴とするPCIバストレース回路。
  7. 【請求項7】 前記PCIバス解析手段は、前記エラー
    が発生した時のトランザクションを保存するためにアド
    レス及びコマンドを保持する手段を含み、前記書込み手
    段が前記PCIバス解析手段に保持された前記アドレス
    及び前記コマンドを前記保持手段に書込むよう構成した
    ことを特徴とする請求項6記載のPCIバストレース回
    路。
  8. 【請求項8】 前記PCIバス上のアドレスと前記シス
    テムバス上のアドレスとを相互に変換するアドレス変換
    手段を前記ブリッジ回路に含み、前記アドレス変換手段
    で変換されたアドレスを前記保持手段に書込むよう構成
    したことを特徴とする請求項6または請求項7記載のP
    CIバストレース回路。
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Cited By (2)

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