JPH11148671A - 天埋型空気調和機のケーシング - Google Patents

天埋型空気調和機のケーシング

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JPH11148671A
JPH11148671A JP9319414A JP31941497A JPH11148671A JP H11148671 A JPH11148671 A JP H11148671A JP 9319414 A JP9319414 A JP 9319414A JP 31941497 A JP31941497 A JP 31941497A JP H11148671 A JPH11148671 A JP H11148671A
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side plate
heat insulating
insulating material
casing
air conditioner
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JP9319414A
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Yoshihiro Gunji
義浩 郡司
Akimasa Shirai
章雅 白井
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングの断熱材の隙間をなくすととも
に、後加工をなくし、部品点数、工数を削減した構造の
天埋型空気調和機のケーシングを提供する。 【解決手段】 一端にL字状の折曲部2cを有する第一
側板2と、前記折曲部2cに取付けられる第二側板3を
組合せてなる天埋型空気調和機のケーシング1におい
て、予め、前記第一側板2の両側に各々第一外側断熱材
2aを、前記第一側板2の折曲部2cにおける前記第二
側板3の当接部2eを除き貼付する一方、第一内側断熱
材2bを前記第一側板2の先端まで貼付するとともに、
前記第二側板3の両側に各々第二内側断熱材3bを、前
記第二側板の前記第一側板との当接部3eを除き貼付す
る一方、前記第二外側断熱材3aを前記第二側板3の先
端まで貼付した後、前記第一側板2の当接部2eに前記
第二側板3の当接部3eを取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に埋設される
形式の空気調和機に係り、ケーシングの構成と断熱材の
貼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来型の天埋型空気調和機のケ
ーシングの断面図、図4は、従来型の天埋型空気調和機
のケーシングの一例を示す断熱材貼付前の要部斜視図
(a)と断熱材貼付後の要部断面図(b)、他の例を示
す要部断面図(c)である。従来の天埋型空気調和機
は、図3の様に、ケーシング1内の中央部にターボファ
ン12を設け、このターボファン12の周囲にはこれを
囲む様に略環状に形成された熱交換器13を取付け、同
熱交換器13の下部にはドレンパン14が取付けられて
いた。
【0003】そして、ケーシング1は、一端にL字状の
折曲部2cを有し、両側に各々第一内側断熱材2bと第
一外側断熱材2aを貼付された第一側板2と、前記折曲
部2cに取付けられ、両側に各々第二内側断熱材3bと
第二外側断熱材3aを貼付された第二側板3を組合せて
なる構造であった。
【0004】しかしながら、上記従来型の天埋型空気調
和機のケーシングによると、前記第一外側断熱材2aと
前記第二外側断熱材3aの継ぎ目に当たる前記第一側板
2の折曲箇所で、隙間が生じ易く、このため略L字形の
第三断熱材3zをその上に後加工により重畳して貼付す
ることもあった。図5は、従来型の天埋型空気調和機の
ケーシングの他の例を示す断熱材貼付前の要部斜視図
(a)と断熱材貼付後の要部断面図(b)、他の例を示
す要部断面図(c)である。この場合、前記第一外側断
熱材2aまたは前記第二外側断熱材3aの一方を、他方
を被う位置まで延伸し、後工程により貼付していた。こ
のため、後加工が必要となり、部品点数、工数の増加と
なるおそれがある問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来型
の問題点に鑑み発明されたものであって、ケーシングの
断熱材の隙間をなくすとともに、後加工を無くし、部品
点数、工数を削減した構造の天埋型空気調和機のケーシ
ングを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、一端にL字状の折曲部を有する第一側板と、前記折
曲部に取付けられる第二側板を組合せてなる天埋型空気
調和機のケーシングにおいて、予め、前記第一側板の角
部からずらした位置の前記折曲部の外側に、前記第二側
板の先端を当接し取付けるため、前記第一側板の両側に
各々第一外側断熱材を、前記第一側板の折曲部における
前記第二側板の当接部を除き、貼付する一方、第一内側
断熱材を前記第一側板の先端まで貼付するとともに、前
記第二側板の両側に各々第二内側断熱材を、前記第二側
板の前記第一側板との当接部を除き貼付する一方、前記
第二外側断熱材を前記第二側板の先端まで貼付した後、
前記第一側板の前記当接部に前記第二側板の当接部を取
付けてなるようにする。
【0007】そして、前記折曲部の前記第二側板を取付
ける当接部に、該第二側板の板厚に相当する段部を形成
し、前記第一外側断熱材と前記第二外側断熱材の合わせ
目に段差が生じないようにしてなるようにする。
【0008】あるいは、前記第二外側断熱材の厚さを、
前記第二側板の板厚に相当する厚さだけ前記第一外側断
熱材よりも薄くしてなるようにする。一方、前記第一側
板の前記折曲部に一個のネジ孔と複数の切起し爪を設け
るとともに、それらに各々対応する取付孔と係止孔を前
記第二側板に設け、ネジ止めを少なくしてなるようにす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示す
天埋型空気調和機のケーシングの断熱材貼付なしの要部
斜視図(a)、と断熱材貼付有りの要部断面図(b)、
他の実施例の要部断面図(c)である。本発明の実施例
を添付図面を参照して詳細に説明する。なお、従来と同
じ部分の符号は同一とする。また、基本的な構成は従来
と同じなので説明を省略する。以下本発明を図に示す一
実施例に基づいて説明すると、一端にL字状の折曲部2
cを有する第一側板2と、前記折曲部2cに取付けられ
る第二側板3を組合せて天埋型空気調和機のケーシング
1を構成する。
【0010】ここで、予め、前記第一側板2の角部から
ずらした位置の前記折曲部2cの外側に、前記第二側板
3の先端を当接し取付けるため、前記第一側板2の両側
に各々第一外側断熱材2aを、前記第一側板2の折曲部
2cにおける前記第二側板3の当接部2eを除き貼付す
る一方、第一内側断熱材2bを前記第一側板2の先端ま
で貼付する。それとともに、前記第二側板3の両側に各
々第二内側断熱材3bを、前記第二側板3の前記第一側
板2との当接部3eを除き貼付する一方、前記第二外側
断熱材を前記第二側板3の先端まで貼付する。しかる
後、前記第一側板2の当接部2eに前記第二側板3の当
接部3eを取付けてなるようにする。
【0011】他方、前記第一側板2の前記折曲部2cに
一個のネジ孔2c1と複数の切起し爪2c2を設けると
ともに、それらに各々対応する取付孔3c1と係止孔3
c2を前記第二側板3に設け、ネジ止めを少なくして、
前記第一側板2の前記折曲部2cに前記第二側板3を取
付けている。
【0012】さらに、図1の(c)に示すように、前記
第二外側断熱材3aの厚さを、前記第二側板3の板厚に
相当する厚さだけ前記第一外側断熱材2aよりも薄くし
てなるようにしてもよい。これによって、前記第一外側
断熱材2aと前記第二外側断熱材3aとの継ぎ目の段差
をなくすことができる。
【0013】図2は、本発明の他の実施例を示す天埋型
空気調和機のケーシングの断熱材貼付なしの要部斜視図
(a)と断熱材貼付有りの要部断面図(b)である。こ
の場合、前記折曲部2cの前記第二側板3を取付ける部
分に、同第二側板3の板厚に相当する段部2dを形成し
てなるようにする。
【0014】ここで、本発明の作用について説明する。
上記の構成において、前記第一側板2の折曲箇所に、前
記第一外側断熱材2aと前記第二外側断熱材3aの継ぎ
目が位置せず、隙間が生じなくなるようにすることがで
きる。
【0015】さらに、前記段部2dを形成することによ
り、前記第一外側断熱材2aと前記第二外側断熱材3a
との段差を無くすことができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の天埋型空気調和機のケーシング
によると、一端にL字状の折曲部を有する第一側板と、
前記折曲部に取付けられる第二側板を組合せてなる天埋
型空気調和機のケーシングにおいて、予め、前記第一側
板の角部からずらした位置の前記折曲部の外側に、前記
第二側板の先端を当接し取付けるため、前記第一側板の
両側に各々第一外側断熱材を、前記第一側板の折曲部に
おける前記第二側板の当接部を除き、貼付する一方、第
一内側断熱材を前記第一側板の先端まで貼付するととも
に、前記第二側板の両側に各々第二内側断熱材を、前記
第二側板の前記第一側板との当接部を除き貼付する一
方、前記第二外側断熱材を前記第二側板の先端まで貼付
した後、前記第一側板の前記当接部に前記第二側板の当
接部を取付けてなるようにした。この結果、ケーシング
の断熱材の隙間をなくすとともに、後加工を無くし、部
品点数、工数を削減した天埋型空気調和機のケーシング
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す天埋型空気調和機のケ
ーシングの断熱材貼付なしの要部斜視図(a)と、断熱
材貼付有りの要部断面図(b)、他の実施例の要部断面
図(c)である。
【図2】本発明の他の実施例を示す天埋型空気調和機の
ケーシングの断熱材貼付なしの要部斜視図(a)と、断
熱材貼付有り要部断面図(b)である。
【図3】従来型の天埋型空気調和機のケーシングの断面
図である。
【図4】従来型の天埋型空気調和機のケーシングの一例
を示す断熱材貼付前の要部斜視図(a)と断熱材貼付後
の要部断面図(b)、他の例の要部断面図(c)であ
る。
【図5】従来型の天埋型空気調和機のケーシングの他の
例を示す断熱材貼付前の要部斜視図(a)と断熱材貼付
後の要部断面図(b)、他の例の要部断面図(c)であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 第一側板 2a 第一外側断熱材 2b 第一内側断熱材 2c 折曲部 2c1 ネジ孔 2c2 切起し片 2d 段部 2e 当接部 3 第二側板 3a 第二外側断熱材 3b 第二内側断熱材 3c1 取付孔 3c2 係止孔 3e 当接部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にL字状の折曲部を有する第一側板
    と、前記折曲部に取付けられる第二側板を組合せてなる
    天埋型空気調和機のケーシングにおいて、 予め、前記第一側板の角部からずらした位置の前記折曲
    部の外側に、前記第二側板の先端を当接し取付けるた
    め、前記第一側板の両側に各々第一外側断熱材を、前記
    第一側板の折曲部における前記第二側板の当接部を除
    き、貼付する一方、第一内側断熱材を前記第一側板の先
    端まで貼付するとともに、前記第二側板の両側に各々第
    二内側断熱材を、前記第二側板の前記第一側板との当接
    部を除き貼付する一方、前記第二外側断熱材を前記第二
    側板の先端まで貼付した後、 前記第一側板の前記当接部に前記第二側板の当接部を取
    付けてなることを特徴とする天埋型空気調和機のケーシ
    ング。
  2. 【請求項2】 前記折曲部の前記第二側板を取付ける当
    接部に、該第二側板の板厚に相当する段部を形成し、前
    記第一外側断熱材と前記第二外側断熱材の合わせ目に段
    差が生じないようにしてなることを特徴とする請求項1
    記載の天埋型空気調和機のケーシング。
  3. 【請求項3】 前記第二外側断熱材の厚さを、前記第二
    側板の板厚に相当する厚さだけ前記第一外側断熱材より
    も薄くしてなることを特徴とする請求項1記載の天埋型
    空気調和機のケーシング。
  4. 【請求項4】 前記第一側板の前記折曲部に一個のネジ
    孔と複数の切起し爪を設けるとともに、それらに各々対
    応する取付孔と係止孔を前記第二側板に設け、ネジ止め
    を少なくしてなることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3記載の天埋型空気調和機のケーシング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017179141A1 (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017179141A1 (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 三菱電機株式会社 天井埋込形空気調和機
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