JPH11148238A - 部屋構造 - Google Patents

部屋構造

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Publication number
JPH11148238A
JPH11148238A JP31469897A JP31469897A JPH11148238A JP H11148238 A JPH11148238 A JP H11148238A JP 31469897 A JP31469897 A JP 31469897A JP 31469897 A JP31469897 A JP 31469897A JP H11148238 A JPH11148238 A JP H11148238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
earth
room
plants
earth floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31469897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hiraga
健治 平賀
Motonobu Umehara
基伸 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP31469897A priority Critical patent/JPH11148238A/ja
Publication of JPH11148238A publication Critical patent/JPH11148238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋内においても、屋外の庭と同じように自然
な緑が楽しめる部屋構造を提供する。 【解決手段】 部屋8の床面21に土床部3を一体に形
成し、この土床部3に植物4を植えたことを特徴とする
部屋構造1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅の部屋構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すように住宅などの
建物の部屋構造aはタイル、板、じゅうたん、たたみな
どで床bが構成されており、部屋の一部に直接地面があ
らわになっている部分が設けられていることは非常に稀
である。したがって室内で緑を楽しむ場合、植物の植わ
っている植木鉢cやプランターdを持ち込むしかなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の部屋構造では次のような不都合がある。
【0004】すなわち、植木鉢cやプランターdでは、
屋内に持ち込める植物の種類や大きさが限定されてしま
う。また、植木鉢cやプランターdでは、部屋に植木を
持ち込んだというイメージが強く、人工的な印象を住人
に与えてしまう。
【0005】また、特に寒冷地では冬が長いため、屋外
の庭で育てられる植物の種類が限定されてしまう。した
がって長い冬の間、住人は庭の緑を楽しむことができ
ず、屋内の植木鉢cやプランターdの緑を楽しむしかな
い。
【0006】本発明は、屋内においても、屋外の庭と同
じように自然な緑が楽しめる部屋構造を提供することを
課題とする。
【0007】
【課題が解決するための手段】上記従来の課題を解決す
る本発明の部屋構造は、部屋の床面に土床部を一体に形
成し、この土床部に植物を植えたことを特徴とするもの
である。
【0008】また、土床部近傍の外周壁、あるいは土床
部上の屋根、天井に窓を設けてもよい。
【0009】また、土床部上の空間をを吹き抜けにして
もよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0011】図1は、住宅の一階部分の部屋構造を示し
たものである。部屋構造1は、床2の一部に土床部3が
設けられており、この土床部3には植物4が植えられて
いる。この土床部3に沿った外周壁、あるいは土床部3
近傍の外周壁には窓51が大きく設けられている。ま
た、土床部3上にある屋根天井73には天窓52が大き
く形成されている。また図2に示すように、土床部3の
上方は一階から二階まで突き抜けた吹き抜け6になって
いる。この吹き抜け6部分の天井は二階天井71となっ
ている。この吹き抜け6下の空間は食堂8として利用さ
れ、食堂8に隣接する居間9の天井は一階天井72とな
っている。
【0012】床は土床部3の周辺床21と、他の床22
とに分かれている。他の床22は、周辺床21よりも少
し高い位置に設けられている。例えば、周辺床21は食
堂8部分の床21となされ、この周辺床21はフローリ
ングでできており、住人ははだしで歩くことができる。
なお周辺床21の素材はフローリングに限らず、じゅう
たんなど他の素材でもよい。
【0013】土床部3は、図3に示すように、周辺床2
1の一部をくり抜き、そのくり抜いた部分に耐水性の土
床バット31が埋め込まれている。土床バット31の底
の一部分には排水口32が設けられている。排水口32
は地面下の排水管36とつながっており、水やりの余分
な水を外に流すようになっている。土床バット31の上
には細かい目の網33が敷きこまれており、土が排水口
32に落ちるのを防いでいる。網33の上には、周辺床
21とほぼ同じ高さくらいまで園芸用などの土34が埋
め込まれている。土床部3の周囲はレンガなどでできた
仕切り35で囲まれており、土床部3の土34が周辺床
21にこぼれるのを防いでいる。
【0014】植物4は土床部3の土34にじかに植えら
れている。窓51は大人の身長よりも少し高い程度の高
さから周辺床21まで連続して開口している。天窓52
は斜めになった屋根天井73に沿って開口している。
【0015】このように、室内に土床部3を設けること
で、屋外の庭と同じように植物4を植えることができ
る。したがって、室内でも自然な雰囲気で緑を楽しむこ
とができる。また、土床部3の面積によっては、かなり
根の張る植物4も育てることができる。また土床部3の
部分の天井71を高くすることで、植木鉢やプランター
では室内に持ち込むことのできなかった背の高い植物4
も植えることができる。
【0016】さらに、窓51、天窓52を大きく設ける
ことで、室内に太陽が大量に差し込むため、土床部3の
植物4の生育も、屋外のものと遜色ない。また、室内が
日差しで暖かくなるので、冬期でも植物4を育てること
ができる。また寒冷地の庭では寒さで育たない植物4
も、暖房した室内に設けた土床部3では育てることがで
きる。また、窓51は吐き出し窓になっているため、土
床部3の土34を屋外に出したり、逆に屋外の土を室内
に持ち込んだりの作業を簡単に行うことができる。
【0017】土床部3に隣接する周辺床21をフローリ
ングにすることで、植物4の水やりの水がこぼれたり、
作業中土がこぼれたりしても、簡単に処理することがで
き、周辺床21を常に清潔に保つことができる。また他
の床と同様に住人がはだしで歩けるようになっているの
で、入室する際にわざわざ履物を履き替える必要がな
く、気軽に緑の傍でくつろぐことができる。
【0018】また、土床部3は排水口32を設けるなど
して、水はけを考慮しているため、土34に水がたまっ
て植物4が根腐れをおこすことを防ぐ。また土床部3に
埋め込まれた土床バット31は耐水性の素材でできてお
り、土床バット31からの排水は排水管36に流れ出る
ようになしているため、土34に含まれる水がしみ出て
建物の他の部分を傷めてしまうこともない。さらに土床
部3の周囲を囲む仕切り35は、土34が周辺床21に
こぼれるのを防ぐため、室内に土34があっても、周辺
床21は汚れにくい。
【0019】床22は土床部3の周辺床21よりも少し
高くすることで、周辺床21の埃などが床22に持ち込
まれるのを防ぐ。また、床の段差は居間9と食堂8との
部屋の仕切りの役目も果たしている。なお、床22は周
辺床21と同じ高さであってもよい。
【0020】食堂8は一部に土床部3が設けられ、窓5
1、天窓52も多く設けられているので、明るく開放的
な空間となる。加えて、居間9との間に仕切り戸などが
ないために、住人は居間9にいても食堂8の緑を楽しむ
ことができる。なお、食堂8と居間9の間に仕切り戸が
設けられていてもよい。
【0021】なお、本実施形態では土床部3の上部は吹
き抜け6としたが、吹き抜け6に限定するものではな
く、通常の一階部分の天井72と同じ高さの天井として
もよい。また、土床部3は食堂8や居間9だけでなく、
他の部屋に設けてもよい。例えば居間9に土床部3を設
けていてもよい。他に玄関、廊下などに設けても、個性
的な空間を演出することができる。
【0022】なお、本実施形態では、土床部3は住宅の
一階部分に設けたが、他の階に設けられていてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明の部屋構造を用いることで、屋内
でも屋外の庭と同じように、自然な雰囲気で植物を楽し
むことができる。特に寒冷地では寒さで育てられない種
類の植物も屋内で育てることができる。また長い冬で
も、緑を楽しみながら生活することができる。
【0024】また、吹き抜けなどの天井の高い構造にす
ることで、鉢植えやプランターでは持ち込むことのでき
なかった背丈の高い植物も屋内に持ち込むことができ
る。
【0025】また、土床部に植える植物の種類を工夫す
ることで、個性的な部屋の雰囲気を演出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部屋構造を示した斜視図である。
【図2】図1の垂直方向断面図である。
【図3】図1の水平方向断面部分図である。
【図4】従来の部屋構造を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 部屋構造 21 周辺床 3 土床部 34 土 4 植物 51 窓 52 天窓 6 吹き抜け 71 二階天井 72 一階天井 73 屋根天井 8 食堂(部屋) 9 居間(部屋)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部屋の床面に土床部を一体に形成し、こ
    の土床部に植物を植えたことを特徴とする部屋構造。
  2. 【請求項2】 土床部近傍の外周壁、あるいは土床部上
    の屋根、天井に窓を設けた請求項1記載の部屋構造。
  3. 【請求項3】 土床部上の空間を吹き抜けにした請求項
    1または請求項2記載の部屋構造。
JP31469897A 1997-11-17 1997-11-17 部屋構造 Pending JPH11148238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31469897A JPH11148238A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 部屋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31469897A JPH11148238A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 部屋構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11148238A true JPH11148238A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18056483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31469897A Pending JPH11148238A (ja) 1997-11-17 1997-11-17 部屋構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11148238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020103050A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 積水ハウス株式会社 建築物の室内構造
JP2022125397A (ja) * 2021-02-17 2022-08-29 積水ハウス株式会社 建築物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020103050A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 積水ハウス株式会社 建築物の室内構造
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Effective date: 20040420

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