JP4215479B2 - 緑化設備 - Google Patents

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    • Y02B80/32Roof garden systems

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば屋上やベランダ等の人工地盤などの敷設面に植物栽培コンテナを複数敷設して構成する緑化設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代社会における都市部には自然が不足しているが、人間の自然に対する希求に応えて自然不足を補うべく、都市部における緑化対策が図られており、例えば緑化対策として、ビルの屋上、ベランダ、テラス、イベント会場等を人工的に緑化することが行われている。
【0003】
そして、緑化対策に関する技術として、床面に載置可能な平坦状の内底板の周縁に沿って枠板を立設し、その内部に芝を植え込むブロック箱体が特許文献1に開示されている。前記ブロック箱体は内部に芝を植え込み可能で、単に屋上等に土を盛る一般的な客土タイプと異なり、施工、レイアウト変更、定期的な防水層工事のための撤去等が容易であるものの、芝だけの緑化エリアが形成され装飾性に欠けるという不具合がある。
【0004】
かかる装飾性の欠如を改善するための技術として、例えば特許文献2には、底板と外周壁を有し、上方が開口した植物栽培コンテナにおいて、該植物栽培コンテナ内の上部にユニット載置空間を形成すると共に、該植物栽培コンテナ内の下部に育成材充填空間を形成し、前記ユニット載置空間に板材、芝材、ライト材等様々なユニット材を載置して装飾性を向上させることが可能な技術が記載されている。
【0005】
また、その他に特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7も、装飾性を向上させるため様々な技術を駆使しており、緑化以外の例えば水槽等を緑化エリア内に組み込むことが可能な技術が開示されている。
【0006】
【特許文献1】
実公平1−25558号公報
【特許文献2】
特開2001−78582号公報
【特許文献3】
特開平11−46580号公報
【特許文献4】
特開平6−141685号公報
【特許文献5】
特開平6−294203号公報
【特許文献6】
特開2000−263998号公報
【特許文献7】
特開平11−75568号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献2〜7の技術は、複数敷設され緑化設備を構成する植物栽培コンテナの内、全て1つ或いは1部の植物栽培コンテナを敷設せずに、その代わりとして水槽等の多目的ユニットを敷設したものにすぎない。そのため、例えば植物栽培コンテナが多角形状であれば多目的ユニットの形状も多角形状にする等、多目的ユニットの大きさや形状は植物栽培コンテナとほぼ同じものに限定されてしまい、円形や円弧を含む様々な大きさや形状の多目的ユニットを緑化エリアに組み込むことが困難である。そのため、例えば池等の多目的ユニットを緑化設備に形成する場合、本来池は自然に複雑な形状で形成され多角形の池等は存在しないものの、多角形など単純な形状の池が形成されてしまう。かような単純形状の池は風情や面白みに欠け、多様な景観や自然な景観等を所望する顧客の要望に応えることができない。
【0008】
また、植物栽培コンテナ相互間の隙間には、例えば芝生等を植える場合に、植栽後にランナーが植物栽培コンテナ相互間を行き渡って、最終的には隙間は目視不可能な状態となるため美観を損なうことがないが、植物栽培コンテナと多目的ユニットとの間には多少の隙間が残ってしまい、美観を損ねるという不具合もある。更に、前記隙間内やそれに隣接する多目的ユニット内に、植物栽培コンテナの植物や土壌等が入り込む可能性も高く、かかる場合には一層美観を損ねてしまう。特に、植物栽培コンテナに芝等を植栽し、且つ多目的ユニットとして水槽を設ける場合には、芝のランナーが水分を有する水槽内に入り込む、或いは植物栽培コンテナと多目的ユニットとの間に入り込んでしまう虞がある。
【0009】
本発明は上記不具合を解消するために提案するものであって、様々な大きさや複雑な形状など多様な多目的ユニット等の多目的部を緑化エリア内に組み込むことが可能であると共に、美観に優れた緑化エリアを形成することが可能であり、多様な景観や自然な景観等を所望する顧客の要望に応えることができる緑化設備を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の緑化設備は、複数の植物栽培コンテナを空間部を形成するように敷設面に敷設し、該空間部に多目的部を配設する緑化設備であって、該多目的部に該植物栽培コンテナとの間を仕切る仕切部材を設け、該仕切部材に外方に突出する一体若しくは別体の被覆部を設け、該多目的部と隣り合う該植物栽培コンテナの上方の一部を該被覆部で覆うことを特徴とする。例えば複数の植物栽培コンテナを所定領域に並べて敷設或いは連設して緑化設備を形成する場合に、一部の植物栽培コンテナを設置せず或いは除去して空間部を構成し、空間部に配設する多目的部の仕切部材の少なくとも一部に、外方に突出して延設される被覆部を一体若しくは別体で形成し、その被覆部で隣り合う植物栽培コンテナの上方の一部を覆う構成とする。また、前記構成においては、該被覆部の下端部を該植物栽培コンテナの側面上端と略同一平面になるように位置させることが好ましい。
【0011】
更に、本発明の緑化設備は、前記仕切部材が前記多目的部の側壁であることを特徴とする。前記仕切部材若しくは前記側壁は、例えば多目的部を構成する多目的部材に一体形成して設ける、或いは多目的部を構成する独立した部材で設けること等が可能である。
【0012】
更に、本発明の緑化設備は、前記植物栽培コンテナの前記被覆部に覆われる箇所の植物を除去することを特徴とし、更には、前記植物栽培コンテナの前記植物が除去された箇所に嫌根部材を設けることを特徴とする。更に、本発明の緑化設備は、少なくとも、前記被覆部の一部に化粧を施すことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の緑化設備は、前記植物栽培コンテナを平面視略方形に形成し、前記多目的部を平面視で角形以外の形状で形成し、該多目的部の前記仕切部材と、該多目的部と隣り合う該植物栽培コンテナの側面との間に形成される空間を、上方から前記被覆部で覆うことを特徴とする。また、本発明の緑化設備は、前記多目的部を池部若しくは川部とし、該多目的部の前記仕切部材と、該多目的部と隣り合う前記植物栽培コンテナの側面との間に空間を形成し、該池部若しくは該川部に対して水分を供給する部材を該空間に設置し、該空間を上方から該被覆部で覆うことを特徴とする。また、本発明の緑化設備は、前記池部若しくは前記川部に対して水分を供給する部材と、前記池部若しくは前記川部から水分を排水する部材とを前記空間に設置すると共に、前記排水部材で排水された水をろ過して、前記供給部材から該池部若しくは該川部に供給することにより、水分を循環させる構成を有することを特徴とする。
【0014】
更に、本発明の緑化設備は、前記被覆部に下方に突出する突出部を形成することを特徴とする。前記突出部は、例えば被覆部の外側端縁近傍の一部に下方に突出するように形成する。前記突出部は、前記植物栽培コンテナ内に充填される育成材に突出して埋設すると好適である。
【0015】
尚、多目的部としては、例えば池部、砂場部、川部、噴水部、客土部、プランター部、水田等の作物栽培部若しくは植物栽培部、テーブル部、イス部、遊具部等、植物栽培コンテナによる一様な緑化エリアに変化を与える適宜のものが含まれ、多様な多目的部の一種若しくは複数種を設けることができる。又、本発明の緑化設備は多目的部を少なくとも一つ設ける構成であるが、複数設けてもよく、更には一つの空間部に複数の多目的部若しくは多目的ユニット若しくは多目的部材を設けること等が可能である。又、緑化エリアに形成する空間部は当然に複数とすることが可能であり、各空間部に対応して多目的部を設けることができる。
【0016】
【作用】
本発明の緑化設備は、植物栽培コンテナが敷設されない空間部に多目的部或いは多目的ユニットを配設し、多目的部或いは多目的ユニットの仕切部材に被覆部を設け、被覆部で植物栽培コンテナの上方の一部を覆うものであるから、例えば植物栽培コンテナと多目的部の側壁等の仕切部材の上面間に隙間が形成されず、植物栽培コンテナから多目的部への植物や土壌等の入り込みを未然に防止でき、又、緑化設備による緑化エリアの美観を向上することができる。また、被覆部で植物栽培コンテナの上方の一部を覆うので、様々な大きさや複雑な形状など多様な多目的部を緑化エリア内に組み込むことが可能である。また、多目的部を設けることで、緑化エリア内に多様な自然環境等を組み込み或いは形成することができる。
【0017】
また、多目的部或いは多目的ユニットの側壁を仕切部材とすることで、側壁の他に別途仕切部材を設ける必要が無くなり、更には、側壁を多目的部を構成する多目的部材に一体形成することにより、例えば多目的部をユニット化し、多目的部や緑化設備の敷設作業、防水工事時の撤去作業や、気分転換のための配置変更等を容易に行うことが可能となる。
【0018】
また、植物栽培コンテナの被覆部に覆われる箇所の植物を除去することで、緑化エリアの美観を向上することができ、より好ましくは、植物の除去箇所に嫌根部材を載置又は埋設して設けることで、植物の成長によって被覆部が持ち上がることを未然に防止することが可能となり、長期に亘って美観に優れた緑化エリアを提供することができる。
【0019】
また、被覆部の一部に化粧を施すことで、より一層美観に優れた緑化エリアを形成することができると共に、顧客の要望に沿った化粧を施すことが可能であることから、顧客の要望に合う多様な或いは自然な景観を適宜提供することができる。
【0020】
また、被覆部に下方に突出する突出部を形成することにより、例えば突出部が多目的部に隣接する植物栽培コンテナの育成材内に埋設され、或いは入り込み、多目的部の位置決め効果を発揮することができると共に、植物が被覆部の下方に入り込むことを防止することができ、長期間に亘って美観に優れた緑化エリアを提供することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の緑化設備の具体的な実施形態を図面に基づき説明する。
【0022】
前提として緑化設備1の基本的な構成は、図1に示すように、平面視略方形の植物栽培コンテナ2を屋上、テラス、屋根等の人工地盤などの敷設面3に複数敷設して形成される。植物栽培コンテナ2は、側面21と底面22を有する箱体23内に育成材24を充填され、育成材24に植物25が植栽されているものである。植物栽培コンテナ2の底面22には通水兼通気孔(図省略)が形成され、前記通水兼通気孔により余剰水を排出すると共に、植物の根に対して通気を充分に行うことが可能になっており、又、底面22には下向き外方に突出して脚部26が形成され、脚部26により植物栽培コンテナ2の底面22と敷設面3との間に排水及び通気用の空間が形成される構成である。尚、本発明に於ける植物栽培コンテナは、実施形態の植物栽培コンテナ2に限定されるものではなく、様々な形状及び構成とすることが可能である。
【0023】
前記育成材24は植栽可能なものであれば適宜であるが、緑化設備を屋上或いはベランダ等に敷設する場合には、出来るだけ軽量なものとすると好適であり、例えばパーライト、バーミキュウライト、ピートモス、バーク堆肥、チャフコン、木質腐朽有機物、ゼオライト等を用いることができる。また、これらの内の数種類を、更には根腐れ防止用の珪酸塩白土等を植物の種類、環境等に応じて適宜選定し、これらを保水性、排水性を良好にするためバランス良く配合する、或いは配合して固化する軽量育成材や、ヤシガラ等繊維質材等の軽量育成材等を育成材24として用いると良好である。かかる通気性良好な軽量育成材を育成材24として採用することにより、植物25の根が傷むことを防止でき、又、これらの軽量育成材による荷重は、従来の客土の約1/3程度であることから、敷設面3への荷重付加を軽減することができる。
【0024】
そして、例えば図2に示すように、図1の緑化設備1から或いは植物栽培コンテナ2が連続して並設される緑化エリア内から3個の植物栽培コンテナ2を除去して、植物栽培コンテナ2が存在しない略L字形の空間部4を形成する。尚、植物栽培コンテナ2を除去するのではなく、当初から空間部4を形成するように植物栽培コンテナ2を敷設してもよい。更に、図3に示すように、空間部4に隣接する7つの植物栽培コンテナ2の植物25の一部を、後述する多目的部5の被覆部54の形状に対応して除去し、植物除去部27を形成する。更に、図4〜図6に示すように、被覆部54を植物除去部27に対応させて空間部4内に多目的部5を設置し、第1実施形態の緑化設備1を構成する。
【0025】
図4〜図6の多目的部5は、平面視略L字形の箱状である多目的部材51を有し、多目的部材51の底面52は略L字形に形成され、その外向きの角は取られて弧状に形成されていると共に、底面52から略垂直方向に上方へ側壁53が立設され、側壁53の上端部から略半円弧状の被覆部54が上方に凸状で外方に突出延設して形成されている。前記被覆部54の下端部55若しくは下端面は、植物栽培コンテナ2の側面21の上端面と略同一平面に位置する構成とすると、多目的部材51の底面52と被覆部54の下端部55若しくは下端面が載置される植物栽培コンテナ2の側面21とで、多目的部材51や被覆部54に負荷される踏圧等の荷重を分散して支持することができ、多目的部材51や被覆部54の安定性や耐荷重性を高め、安心して被覆部54に載ること等が可能になって好適である。又、前記側面21の上端面と略同一平面に下端部55が位置する被覆部54により、例えば植物栽培コンテナ2の側面21の上端面と略同一平面の位置まで育成材24を設ける場合等にも、植物栽培コンテナ2の土壌等の育成材24や植物25が、多目的部材51内や多目的部5と植物栽培コンテナ2との間に入り込むことを防止することができる。又、本実施形態の多目的部材51は池部材であり、その内部に土壌56と水57が一定量入れられ、水中では水草58と魚59が育てられており、池部5aである多目的部5を構成している。
【0026】
尚、空間部4や多目的部5若しくは多目的部材51は上記例に限定されるものではなく、例えば図7(a)に示すように、植物栽培コンテナ2が連続して並設される緑化エリア内の1個の植物栽培コンテナ2を除去して或いは敷設しないで平面視略正方形の空間部4を形成し、その空間部4内に平面視略円形の多目的部5若しくは多目的部材51を設置する構成や、図7(b)に示すように、緑化エリア内から2個の植物栽培コンテナ2を除去して或いは敷設しないで平面視略長方形の空間部4を形成し、その空間部4内に平面視略楕円形の多目的部5若しくは多目的部材51を設置する構成や、図7(c)に示すように、緑化エリア内から4個の植物栽培コンテナ4を除去して或いは敷設しないで平面視略正方形の空間部4を形成し、その空間部4内に平面視略正方形の多目的部5若しくは多目的部材51を設置する構成等、様々な個数の植物栽培コンテナ2を除去して或いは敷設しないで、様々な形状や大きさ等の空間部4を形成し、その空間部4に様々な形状や大きさの多目的部5若しくは多目的部材51を設置する適宜の構成を採用することが可能である。
【0027】
上記第1実施形態の緑化設備1を使用することにより、様々な形状や大きさ等の多目的部材51や多様な多目的部5を提供することができ、顧客の要望に迅速且つ的確に応えることが可能となる。
【0028】
また、被覆部54により、植物栽培コンテナ2の側面21と多目的部材51の側壁53との間が被覆されるため、側面21と側壁53間への土壌等の育成材24や植物25の入り込みを未然に防止することでき、又、植物栽培コンテナ2で植物25が植栽されている箇所から、例えば多目的部材51の底面52と側壁53で囲まれた内部までの距離を長くすることが可能となるので、前記内部への育成材24や植物25の入り込みを未然に防止することができる。
【0029】
また、上述の如く、被覆部54の下端部55等と植物栽培コンテナ2の側面21の上端面と略同一平面に位置する構成とすると、多目的部材51の底面52と被覆部54の下端部55等が載置される植物栽培コンテナ2の側面21で、多目的部材51や被覆部54に負荷される踏圧等の荷重を分散支持することができ、多目的部材51や被覆部54の安定性や耐荷重性を高め、安心して被覆部54に載ること等が可能になる。
【0030】
また、被覆部54で覆われた箇所の植物栽培コンテナ2の上面或いは育成材24では植物25を除去することで、植物栽培コンテナ2の側面21と多目的部材51の側壁53との間への植物25の入り込みを一層防止することができると共に、植物25の生育に伴い、被覆部54が持ち上がってしまうという不具合を未然に防止することができ、長期間に亘って、美観に優れた緑化エリアを提供することが可能となる。
【0031】
次に、本発明の第2実施形態の緑化設備1に関して、上記第1実施形態と異なる箇所を中心に説明する。
【0032】
第2実施形態の緑化設備1は、図4、図7(b)、図7(c)と同様に、2個以上の植物栽培コンテナ2を除去して或いは敷設しないで空間部4を形成し、その空間部4内に客土タイプの多目的部5或いは客土部5eを設置した例であって、図8に示すように、空間部4内に植物栽培コンテナ2と仕切るための縁部材501を設置し、縁部材501で仕切られた空間内に、下から順に防水層502、防根層503、保水兼排水層504、育成材505を敷設し、樹木などの植物506を植栽する構成である。
【0033】
前記縁部材501は断面略L字形に形成され、略垂直方向に立設する部分が多目的部5の側壁を構成し、又、その上方端部は外方に突出延設された形状であって、この突出延設された部分が被覆部507となり、隣接する植物栽培コンテナ2の側面21の上端及び育成材24の上方に位置し、被覆部507の略水平な下面は、前記側面21の上端面及び育成材24の上面と略同一平面に位置している。又、縁部材501の高さを変えることで、敷設する育成材505の量を調節することが可能であり、植物506として大きい樹木を植栽する場合は、高い縁部材501を設置し、多くの量の育成材505を設け、低木等を植栽する場合は、低い縁部材501を設置し、少ない量の育成材505を設ける等の適宜の構成とすることができる。尚、他の基本的な構成は第1実施形態と同様である。
【0034】
上記第2実施形態の緑化設備1を使用することにより、第1実施形態と同様の作用効果が得られることに加え、芝生等の匍匐植物以外の植物でも、植物506に合わせた育成材505の量で植栽することが可能となり、例えば緑化エリア内に樹木を植栽すること等ができるので、より顧客の要望に合う緑化エリアを提供することができる。尚、第2実施形態に於ける客土タイプの多目的部5は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば縁部材501で仕切られた空間内に単に育成材505を充填するだけのものとすること等が可能であり、一般的に用いられる客土タイプのもの等は全て含まれる。
【0035】
以上、本発明の緑化設備1の第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、本発明の緑化設備は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張及び変形が可能である。尚、各構成例は、適宜他の実施形態や他の実施例に適用可能である。
【0036】
例えば、第1実施形態の緑化設備1では、多目的部5若しくは多目的部材51が池部5a若しくは池部材の場合について説明したが、その他にも、例えば図9(a)に示すように、多目的部材51を大きめのプランター部材とし、その内部に育成材511を充填して樹木等の植物512を植栽したものを多目的部5(プランター部5c)にしてもよく、前記樹木等の植物512を植栽する構成により、第2実施形態の構成よりも施工性を向上することができると共に、容易に撤去作業やレイアウト変更を容易に行うことが可能となる。また、図9(b)に示すように、多目的部材51を砂場部材とし、その内部に砂513を充填したものを多目的部5(砂場部5d)とする構成や、図9(c)や図9(d)に示すように、上部に椅子514やテーブル515が設けられている椅子部5f或いはテーブル部5gである多目的部5、又は椅子部材或いはテーブル部材である多目的部材51とする構成等としてもよい。その他に、上記池部材を応用した川部材若しくは川部、噴水部材若しくは噴水部や、上記プランター部材を応用した水田等の栽培部材若しくは栽培部等であっても良く、様々な形状、大きさの多目的部又は多目的部材を用いることが可能である。
【0037】
また、図10に示すように、植物除去部27に於ける育成材24の表面の略全部若しくは所要の一部を被覆するように嫌根部材6を育成材24に載置或いは埋設する等によって、植物除去部27に嫌根部材6を設ける緑化設備1としてもよい。植物除去部27に嫌根部材6を設ける構成は、例えば図10(a)に示すように、断面略I字形等の略平板状の嫌根部材6を上面が育成材24の上面と略同一平面に位置するように設ける構成や、図10(b)に示すように、平板部61の外側端縁から下方に突出する突出片62が形成された断面略L字形の嫌根部材6を用い、平板部61の上面が育成材24の上面と略同一平面に位置するように設けると共に、略先端に係止部が形成されている突出片62を育成材24の略垂直方向で下方に突出して埋設する構成や、図10(c)に示すように、平板部61の略中央から下方に突出する突出片62が形成された断面略T字形の嫌根部材6を用い、平板部61の上面が育成材24の上面と略同一平面に位置するように設けると共に、突出片62を育成材24の略垂直方向で下方に突出して埋設する構成や、図10(d)に示すように、平板部61の内側端縁から下方に突出する突出片62が形成された断面略L字形の嫌根部材6を用い、平板部61の上面が育成材24の上面と略同一平面に位置するように設けると共に、略先端に係止部が形成されている突出片62を育成材24の略垂直方向で下方に突出し、且つ植物栽培コンテナ2の側面21に略沿って埋設する構成等適宜である。
【0038】
植物除去部27に嫌根部材6を設けることにより、例えば植物栽培コンテナ2と多目的部5の側壁53との間に、土壌等の育成材24や植物25が入り込むことを一層防止することが可能になると共に、植物25の根が入り込むことを防止することができるので、例えば敷設面3に防水層を設けた場合に、防水層への根の入り込みにより防水層が破損することを防止することができる。更に、嫌根部材6により植物除去部27から植物25が新たに生育することができなくなるため、被覆部54が植物25の生育に伴って持ち上がる等の不具合を解消でき、長期間に亘って美観に優れた緑化エリアを提供することが可能となる。
【0039】
また、被覆部54、507の構成は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で様々な被覆部54、507を適宜用いることが可能であり、例えば図11(a)に示すように、片側面をスロープ状に形成した略台形の被覆部54にすると、例えば多目的部5として砂場部を使用した場合等に、砂場エリアへの出入りを容易にすることができる。また、図11(b)に示すように、第1実施形態の被覆部54の半円弧状を角形状に形成して略L字形の被覆部54にしてもよい。また、図11(c)に示すように、被覆部54の下端部を平面状に形成して略半円状の被覆部54にしてもよく、平面状に形成することで、多目的部5或いは多目的部材51等の安定性をより高めることができる。また、図11(d)のように、多目的部材51の側壁53の上端部をそのまま外方に略90度屈曲延設した形状で、その下面が側面21の上端面及び育成材24の上面と略同一平面に位置する被覆部54にしてもよい。また、図11(e)に示すように、略半円状等の被覆部54を多目的部材51の側壁53とは別体で設け、側壁53の上端部に形成した凸部531に嵌合する凹部541を被覆部54の下面に形成し、凹部541を凸部531に嵌合して側壁53の上端部に被覆部54を設ける構成としてもよい。また、図11(f)に示すように、略平板状等の被覆部54を多目的部材51の側壁53とは別体で設け、被覆部54の側壁53側の端部を側壁53の上端面に接着剤等で固着する構成としてもよい。
【0040】
また、図12に示すように、被覆部54の外側端部近傍に下方へ突出する突出部542を形成し、突出部542を植物栽培コンテナ2の育成材24に突出して埋設する構成とすると、多目的部5或いは多目的部材51の位置決め効果を発揮することができて好適である。尚、突出部542の形状、個数、埋設の深さ、形成位置は本例に限定されるものではなく、様々な形状、個数、埋設深さ、形成位置の突出部542を適宜用いることができる。
【0041】
また、例えば図13に示すように、植物栽培コンテナ2の側面21と多目的部5或いは多目的部材51の側壁53と略皿状の被覆部54とに囲まれた箇所に所定の空間を形成し、例えば多目的部5若しくは多目的部材51が池部5a若しくは池部材等の場合に、池部材に水分を供給する蛇口72を有する供給パイプ71を配設する等、前記空間に様々な部材を適宜設置する構成としてもよい。前記供給パイプ71を設ける場合には、例えば被覆部54の一部に供給パイプ71を挿通する挿通孔543を穿設し、挿通孔543を通して被覆部54の上方に供給パイプ71を導き出し、その先端に池部材に向かって水分を供給可能に蛇口や手動バルブ等の水分供給調整手段を設ける構成等とすることにより、ホースやバケツなどを使って水分の供給をする必要がなくなり、池部材内の水57を目視し、必要に応じて容易に水分を供給して魚59や水草58の世話をすることができる。更に、例えば被覆部54の上面に凹部や嵌合部等の水分供給調整手段の載置部を設け、この凹部や嵌合部等の載置部に水分供給調整手段を載置し或いは嵌合して固定する構成とすると、水分供給調整手段と多目的部材51とに一体感が生まれ、より美観に優れた緑化エリアを形成することが可能となって好適である。尚、供給パイプ71は、例えば植物栽培コンテナ2の側面21の略下部に内向きへこみ部28を形成し、隣り合う植物栽培コンテナ2・2の内向へこみ部28・28間で形成される空間を通して前記被覆部54の下の所定空間に導出する構成等とする。
【0042】
また、図14に示すように、植物栽培コンテナ2の側面21と多目的部5或いは多目的部材51の側壁53と略皿状の被覆部54とに囲まれた箇所に形成された空間に、例えば供給パイプ71と排水パイプ73を導出して、池部材等である多目的部材51の側壁53に貫通する等により、多目的部5に対して給水及び排水可能に配設し、供給パイプ71と排水パイプ73にそれぞれ電磁バルブ74を設置し、池部5a等である多目的部5に電磁バルブ74の開閉で給水や排水をする構成とすると、水分を完全自動で循環させることが可能となって好適である。前記構成により、例えば池部材内の水57の温度が夏期に上昇したり、冬期に水57が凍結したりして、池部材内の魚59等が死んでしまうような不具合を防止することができ、又、池部材に対して水分を供給する供給パイプ71とその電磁バルブ74、池部材から水分を排出する排水パイプ73とその電磁バルブ74を前記空間に設置することで、これらを外方から目視できないようにすることができ、より美観に優れた緑化エリアを形成することが可能となる。
【0043】
上記水分循環する構成では、例えば図15に示すように、制御装置75で電磁バルブ74、ろ過部76、温度調整部77、ポンプ78の作動や停止等を制御する構成とし、排水パイプ73からの排水をろ過部76でろ過し、その後に温度調整部77で夏期の場合は冷却し、冬期の場合は加熱するなど水温を調整し、水温を調整した水をポンプ78で供給パイプ71を介して供給し、電磁バルブ74の開閉で池部5aに給水及び排水を行う構成とすると好適である。更に、制御装置75が、例えば池部5aの水57に設置する水温計で測定する水温に応じ、或いは所定箇所に設置する温度計で測定する外気温に応じ、温度調整部76で調整する温度を設定して水温を調整する、或いは池部5aの水57を循環する必要があることを判断する構成等とすることにより、完全に人手を不要とすることが可能となってより好適である。尚、電磁バルブ74、ろ過部76、温度調整部77、ポンプ78の作動や停止等は、制御装置75を一部或いは全部に対して用いずに手動で行う構成等とするなど適宜の構成とすることができる。
【0044】
更に、供給パイプ71や排水パイプ73などの循環パイプ及び電磁バルブ74を設置する場合には、上記と同様に、例えば植物栽培コンテナ2の側面21の略下部に内向きへこみ部28を形成し、隣り合う植物栽培コンテナ2・2の側面21・21相互間に内向きへこみ部28・28で形成された空間に配設すると好適である。更には、前記内向きへこみ部28・28で形成される空間には、例えば電磁バルブ74への信号線や電線等も同様に配設することが可能であり、前記空間へのパイプや配線の設置により、パイプや配線を目視可能に露出することなく、より美観に優れた緑化エリアを形成することが可能となる。
【0045】
また、多目的部材51や縁部材501の外表面、特に被覆部54、507の上面には、擬石や擬木、タイル等の化粧板や化粧材を施す構成とすると良好であり、更に、その他に多目的部材51や縁部材501をGRC樹脂成型とする、或いは少なくとも被覆部54、507のみ石材、木材、ゴム材等で形成する等、適宜の構成とすることが可能であり、かかる構成により、一層美観に優れた緑化エリアを形成することが可能となる。特に、被覆部54、507をゴム材等の弾性を有する材料で形成すると、例えば多目的部材51を砂場部材とする場合等にも、子供が安全に遊ぶこと等が可能となる。
【0046】
また、多目的部5を設置する場合には、例えば多目的部5の側壁53と植物栽培コンテナ2の側面とが、少なくとも3点或いは前後左右方向の4点で接する構成等とすると、多目的部5の位置決めが容易となり、且つ施工後に多目的部5が移動することを未然に防止することが可能となって好適である。
【0047】
また、多目的部5の側壁53や縁部材501から外方に突出する被覆部54、507は、必ずしも上端から外方に突出する必要はなく、多目的部5の側壁53や縁部材501の中間部やそれ以外の箇所から外方に突出する構成であってもよい。
【0048】
そして、上記構成の緑化設備1で緑化エリアを形成する場合、例えば図16に示すように、池部5a、川部5b、プランター部5c、砂場部5d、客土タイプの多目的部5である客土部5e等の様々な種類の多目的部5を、様々な形状、大きさ等で、屋上、ベランダ、テラス等の人工地盤上に設置することが可能となり、顧客の要望により合致する、美観に優れた緑化エリアを形成することができる。特に、図16中の池部5aや川部5bのように、円形、角形以外の自然に形成される池や川のような形状でも、容易に設置することができる。更に、緑化エリアの外周に縁石部材8を並べることにより、より美観に優れた緑化エリアを形成することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】
本発明の緑化設備は、様々な大きさや複雑な形状など多様な多目的ユニット等の多目的部を緑化エリア内に組み込むことが可能であると共に、例えば植物栽培コンテナと多目的部の側壁等の仕切部材の上面間に隙間が形成されず、植物栽培コンテナから多目的部への植物や土壌等の入り込みを未然に防止でき、美観に優れた緑化エリアを形成することが可能である。従って、多様な景観や自然な景観等を所望する顧客の要望に応える緑化エリアを適宜形成することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】植物栽培コンテナを敷設して形成される緑化設備の説明図。
【図2】緑化エリア内に植物栽培コンテナを敷設しない空間部が形成されている緑化設備の説明図。
【図3】図2の空間部に隣接する植物栽培コンテナの植物の一部が除去されている緑化設備の平面説明図。
【図4】図3の空間部に多目的部が設置された第1実施形態の緑化設備の平面説明図。
【図5】図4のA−A線矢視で空間部に多目的部を設置する状態を説明する一部拡大断面説明図。
【図6】図5で空間部に多目的部を設置した状態を示す一部拡大断面図。
【図7】(a)〜(c)第1〜第3変形例の空間部及び多目的部を有する第1実施形態の緑化設備を示す平面説明図。
【図8】空間部に多目的部を設置した状態を示す第2実施形態の緑化設備の一部拡大断面図。
【図9】(a)〜(d)別例の第1例〜第4例の多目的部を有する緑化設備を示す一部拡大断面図。
【図10】(a)〜(d)第1例〜第4例の嫌根部材が植物除去部に設けられている緑化設備の一部拡大断面図。
【図11】(a)〜(f)別例の第1例〜第6例の被覆部を有する緑化設備を示す一部拡大断面図。
【図12】突出部が設けられた被覆部を有する多目的部が空間部に設置された緑化設備の説明図。
【図13】植物栽培コンテナの側面と多目的部の側壁間に給水パイプが配設される緑化設備の例を示す一部拡大断面図。
【図14】植物栽培コンテナの側面と多目的部の側壁と被覆部に囲まれた空間に電磁バルブが配設される緑化設備の例を示す一部拡大断面図。
【図15】図14の緑化設備で水分循環を自動化するシステム構成例を示すブロック図。
【図16】本発明の緑化設備による緑化エリアの施工例を示す部分平面説明図。
【符号の説明】
1 緑化設備
2 植物栽培コンテナ
21 側面
24 育成材
25 植物
27 植物除去部
3 敷設面
4 空間部
5 多目的部
51 多目的部材
53 側壁
54、507 被覆部
501 縁部材
6 嫌根部材

Claims (6)

  1. 複数の植物栽培コンテナを空間部を形成するように敷設面に敷設し、該空間部に多目的部を配設する緑化設備であって、
    該多目的部に該植物栽培コンテナとの間を仕切る仕切部材を設け、
    該仕切部材に外方に突出する一体若しくは別体の被覆部を設け、
    該被覆部の下端部を該植物栽培コンテナの側面上端と略同一平面になるように位置させ、
    該多目的部と隣り合う該植物栽培コンテナの上方の一部を該被覆部で覆うことを特徴とする緑化設備。
  2. 前記植物栽培コンテナの前記被覆部に覆われる箇所の植物を除去し、該植物を除去した箇所に嫌根部材を設けることを特徴とする請求項1記載の緑化設備。
  3. 前記植物栽培コンテナを平面視略方形に形成し、
    前記多目的部を平面視で角形以外の形状で形成し、
    該多目的部の前記仕切部材と、該多目的部と隣り合う該植物栽培コンテナの側面との間に形成される空間を、上方から前記被覆部で覆うことを特徴とする請求項1又は2記載の緑化設備。
  4. 前記多目的部を池部若しくは川部とし、
    該多目的部の前記仕切部材と、該多目的部と隣り合う前記植物栽培コンテナの側面との間に空間を形成し、
    該池部若しくは該川部に対して水分を供給する部材を該空間に設置し、
    該空間を上方から該被覆部で覆うことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の緑化設備。
  5. 前記池部若しくは前記川部に対して水分を供給する部材と、前記池部若しくは前記川部から水分を排水する部材とを前記空間に設置すると共に、
    前記排水部材で排水された水をろ過して、前記供給部材から該池部若しくは該川部に供給することにより、水分を循環させる構成を有することを特徴とする請求項4記載の緑化設備。
  6. 前記被覆部の外側端部近傍に下方へ突出する突出部を形成し、
    該突出部を前記植物栽培コンテナ内に充填される育成材に突出して埋設することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の緑化設備。
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