JP2884507B1 - ベランダの床構造材 - Google Patents
ベランダの床構造材Info
- Publication number
- JP2884507B1 JP2884507B1 JP2012498A JP2012498A JP2884507B1 JP 2884507 B1 JP2884507 B1 JP 2884507B1 JP 2012498 A JP2012498 A JP 2012498A JP 2012498 A JP2012498 A JP 2012498A JP 2884507 B1 JP2884507 B1 JP 2884507B1
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- JP
- Japan
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- veranda
- floor structural
- structural material
- floor
- hose
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Abstract
【要約】
【目的】 ベランダの意匠性を高め、また、ベランダで
のガーデニングが容易となる床構造材の提供を目的とす
る。 【構成】 ベランダのコンクリートスラブ上に複数敷設
される透湿性の床構造材１は、上面側が開放された有底
のモジュール化された方形ブロック状に形成され、外側
面３を構成する各片には、上面切欠３ａとホース用孔３
ｂが形成されている。
のガーデニングが容易となる床構造材の提供を目的とす
る。 【構成】 ベランダのコンクリートスラブ上に複数敷設
される透湿性の床構造材１は、上面側が開放された有底
のモジュール化された方形ブロック状に形成され、外側
面３を構成する各片には、上面切欠３ａとホース用孔３
ｂが形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ベランダのコンクリ
ートスラブ上に敷設される床構造材に関するものであ
る。
ートスラブ上に敷設される床構造材に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、マンション等の集合
住宅のベランダで植物を栽培しようとする場合には、別
途プランターを購入してベランダのコンクリートスラブ
上に置いており、プランターの周辺はコンクリートスラ
ブが露出して見栄え性が悪く、また、プランター内の植
物に水を供給するのに、逐一室内に出たり入ったりして
水の運搬をせねばならず、面倒であるという問題点があ
った。
住宅のベランダで植物を栽培しようとする場合には、別
途プランターを購入してベランダのコンクリートスラブ
上に置いており、プランターの周辺はコンクリートスラ
ブが露出して見栄え性が悪く、また、プランター内の植
物に水を供給するのに、逐一室内に出たり入ったりして
水の運搬をせねばならず、面倒であるという問題点があ
った。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、ベランダの意匠性を向
上させ、良好に植物の栽培等が可能となるベランダの床
構造材を提供せんことを目的とし、その要旨は、ベラン
ダのコンクリートスラブ上に複数敷設される透湿性の床
構造材であって、各床構造材は、上面側が開放された有
底のモジュール化された方形ブロック状に形成され、外
側面を構成する各片には、上面切欠とホース用孔が形成
されていることである。
点に鑑み案出したものであって、ベランダの意匠性を向
上させ、良好に植物の栽培等が可能となるベランダの床
構造材を提供せんことを目的とし、その要旨は、ベラン
ダのコンクリートスラブ上に複数敷設される透湿性の床
構造材であって、各床構造材は、上面側が開放された有
底のモジュール化された方形ブロック状に形成され、外
側面を構成する各片には、上面切欠とホース用孔が形成
されていることである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、床構造材の斜視構成図であり、床構造材
１は、例えば陶製等の透湿性を有する素材で発泡成形体
として、所定寸法にモジュール化されて正方形状のブロ
ック状に形成されており、上面側が開放され、底部２の
四辺外周には立ち上げ状に外側片３，３，３，３が立設
されて、この外側片３，３，３，３により包囲されて、
内側の底部２上に土等を入れることができる有底の方形
ブロック状に構成され、各外側片３の上面中央部には上
面側が開放されて上面切欠３ａが凹み状に形成されてお
り、また、各外側片３の上面切欠３ａの下方にはそれぞ
れホース用孔３ｂが貫通形成されたものとなっている。
なお、図６に示すように、前記ホース用孔３ｂが前記上
面切欠３ａから連続形成されたものであっても良い。
する。図１は、床構造材の斜視構成図であり、床構造材
１は、例えば陶製等の透湿性を有する素材で発泡成形体
として、所定寸法にモジュール化されて正方形状のブロ
ック状に形成されており、上面側が開放され、底部２の
四辺外周には立ち上げ状に外側片３，３，３，３が立設
されて、この外側片３，３，３，３により包囲されて、
内側の底部２上に土等を入れることができる有底の方形
ブロック状に構成され、各外側片３の上面中央部には上
面側が開放されて上面切欠３ａが凹み状に形成されてお
り、また、各外側片３の上面切欠３ａの下方にはそれぞ
れホース用孔３ｂが貫通形成されたものとなっている。
なお、図６に示すように、前記ホース用孔３ｂが前記上
面切欠３ａから連続形成されたものであっても良い。
【０００５】なお、この床構造材１は裏返して図２及び
図３に示すように、ベランダ５のコンクリートスラグＳ
上に複数敷設されてベランダ５の床面を形成させること
ができるものであり、図２の断面構成図で示すように、
コンクリートスラグＳ上に床構造材１を裏返して敷設し
た状態で、室内の床面Ｆと同一高さとなるように設定さ
れており、室内とベランダ５を仕切るサッシ７側には、
室内への雨等の侵入を防ぐためにグレーチング６が配設
されるものであり、このグレーチング６により間口調節
を良好に行うことができ、全体がフラットとなって室内
側からベランダ５に出る際に段差がなくなり、そのた
め、高齢者が転倒する等の危険性等がなく、室内とベラ
ンダ５がフラット状に一体化されてベランダの意匠性が
向上したものとなる。なお、ベランダ５の外壁５ａ側の
底面には排水溝５ｂが形成されている。なお、図３は平
面図を示すものであり、図中８は柱を示すものである。
図３に示すように、ベランダ５のコンクリートスラグＳ
上に複数敷設されてベランダ５の床面を形成させること
ができるものであり、図２の断面構成図で示すように、
コンクリートスラグＳ上に床構造材１を裏返して敷設し
た状態で、室内の床面Ｆと同一高さとなるように設定さ
れており、室内とベランダ５を仕切るサッシ７側には、
室内への雨等の侵入を防ぐためにグレーチング６が配設
されるものであり、このグレーチング６により間口調節
を良好に行うことができ、全体がフラットとなって室内
側からベランダ５に出る際に段差がなくなり、そのた
め、高齢者が転倒する等の危険性等がなく、室内とベラ
ンダ５がフラット状に一体化されてベランダの意匠性が
向上したものとなる。なお、ベランダ５の外壁５ａ側の
底面には排水溝５ｂが形成されている。なお、図３は平
面図を示すものであり、図中８は柱を示すものである。
【０００６】床構造材１は正方形状にモジュール化され
て形成されているため、複数枚を組合わせてベランダの
コンクリートスラブＳ上に敷設することが容易で、設計
及び施工が楽なものとなる。このように裏向きに設置し
た床構造材１とともに、床構造材１を図１のように上面
切欠３ａ側を上向きにして敷設することにより、図４に
示すように、表向きにした床構造材１内には土を入れて
植物を栽培することができ、プランターとしても利用す
ることができるものであり、適宜、表向きに敷設してプ
ランターとして使用し、床構造材１の底部２に溜まった
水は側面側に貫通されたホース孔３ｂから良好に流出さ
せることができるものである。なお、裏返しに敷設した
床構造材１がコンクリートスラブＳ上に当接されても前
記上面切欠３ａにより良好な排水溝が形成されるため、
排水はコンクリートスラブＳ上を良好に流れてベランダ
の排水溝５ｂから排水させることができる。
て形成されているため、複数枚を組合わせてベランダの
コンクリートスラブＳ上に敷設することが容易で、設計
及び施工が楽なものとなる。このように裏向きに設置し
た床構造材１とともに、床構造材１を図１のように上面
切欠３ａ側を上向きにして敷設することにより、図４に
示すように、表向きにした床構造材１内には土を入れて
植物を栽培することができ、プランターとしても利用す
ることができるものであり、適宜、表向きに敷設してプ
ランターとして使用し、床構造材１の底部２に溜まった
水は側面側に貫通されたホース孔３ｂから良好に流出さ
せることができるものである。なお、裏返しに敷設した
床構造材１がコンクリートスラブＳ上に当接されても前
記上面切欠３ａにより良好な排水溝が形成されるため、
排水はコンクリートスラブＳ上を良好に流れてベランダ
の排水溝５ｂから排水させることができる。
【０００７】さらに図４に示すように、前記床構造材１
と同一モジュールに形成した流し台１０を、複数敷設し
た床構造材１，１間に嵌め込み状に設置して、コンクリ
ートスラブＳ上に流し台１０を設置することもでき、こ
の流し台１０の上面にはシンク１１と水栓１２が設けら
れており、この水栓１２に対しては前記室内側の床Ｆの
床下を通して給水ホース１３を配設し、この給水ホース
１３は床構造材１の上面切欠３ａを通して良好に流し台
１０に接続することができる。
と同一モジュールに形成した流し台１０を、複数敷設し
た床構造材１，１間に嵌め込み状に設置して、コンクリ
ートスラブＳ上に流し台１０を設置することもでき、こ
の流し台１０の上面にはシンク１１と水栓１２が設けら
れており、この水栓１２に対しては前記室内側の床Ｆの
床下を通して給水ホース１３を配設し、この給水ホース
１３は床構造材１の上面切欠３ａを通して良好に流し台
１０に接続することができる。
【０００８】また、流し台１０のシンク１１の底面に接
続されている排水ホース１４も床構造材１の上面切欠３
ａ内を通して、表向きにプランターとして用いられてい
る床構造材１まで良好に配管することができ、プランタ
ーとして用いられている床構造材のホース用孔３ｂに排
水ホース１４の先端を差し込んで接続することができ、
流し台１０の水栓１２からの吐水をシンク１１から排水
ホース１４を通してプランターとして用いられる床構造
材１内に良好に給水することができ、従来のようにバケ
ツ等を持って室内とベランダ５間を出入りして植物に水
を与える作業が不要となり、ベランダ５で良好に植物へ
の給水が行える。また、ベランダで流し台１０を使用し
て、手洗いとかベランダの掃除とかガーデニング作業等
を良好に行うことができるものとなる。
続されている排水ホース１４も床構造材１の上面切欠３
ａ内を通して、表向きにプランターとして用いられてい
る床構造材１まで良好に配管することができ、プランタ
ーとして用いられている床構造材のホース用孔３ｂに排
水ホース１４の先端を差し込んで接続することができ、
流し台１０の水栓１２からの吐水をシンク１１から排水
ホース１４を通してプランターとして用いられる床構造
材１内に良好に給水することができ、従来のようにバケ
ツ等を持って室内とベランダ５間を出入りして植物に水
を与える作業が不要となり、ベランダ５で良好に植物へ
の給水が行える。また、ベランダで流し台１０を使用し
て、手洗いとかベランダの掃除とかガーデニング作業等
を良好に行うことができるものとなる。
【０００９】なお、図５は設置の変更例を示す断面構成
図であり、図５では、流し台１０の近傍にプランターと
して用いられる床構造材１を敷設して排水ホース１４で
接続した構成を示すものであり、前記床構造材１及び流
し台１０はモジュール化されて一定の規格された寸法形
状に形成されているため、適宜配置位置を変更させてベ
ランダの模様変え等を極めて容易に行うことができるも
のである。
図であり、図５では、流し台１０の近傍にプランターと
して用いられる床構造材１を敷設して排水ホース１４で
接続した構成を示すものであり、前記床構造材１及び流
し台１０はモジュール化されて一定の規格された寸法形
状に形成されているため、適宜配置位置を変更させてベ
ランダの模様変え等を極めて容易に行うことができるも
のである。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、ベランダのコンクリートスラ
ブ上に複数敷設される透湿性の床構造材であって、各床
構造材は、上面側が開放された有底のモジュール化され
た方形ブロック状に形成され、外側面を構成する各片に
は、上面切欠とホース用孔が形成されていることによ
り、複数の床構造材をベランダのコンクリートスラブ上
に敷設してベランダの底面の意匠性を高めることがで
き、また、適宜個所の床構造材を表向きにしてプランタ
ーとして植物栽培に使用することができ、この場合にホ
ース用孔から良好に排水させることができ、また、裏向
きに敷設されている床構造材の上面切欠によりベランダ
上に良好な排水路を形成させて排水することができ、容
易に設計変更を行うことも可能であり、ベランダでのガ
ーデニング等が容易に行える効果を有する。
ブ上に複数敷設される透湿性の床構造材であって、各床
構造材は、上面側が開放された有底のモジュール化され
た方形ブロック状に形成され、外側面を構成する各片に
は、上面切欠とホース用孔が形成されていることによ
り、複数の床構造材をベランダのコンクリートスラブ上
に敷設してベランダの底面の意匠性を高めることがで
き、また、適宜個所の床構造材を表向きにしてプランタ
ーとして植物栽培に使用することができ、この場合にホ
ース用孔から良好に排水させることができ、また、裏向
きに敷設されている床構造材の上面切欠によりベランダ
上に良好な排水路を形成させて排水することができ、容
易に設計変更を行うことも可能であり、ベランダでのガ
ーデニング等が容易に行える効果を有する。
【図１】床構造材の斜視構成図である。
【図２】床構造材をベランダのコンクリートスラブ上に
裏返して敷設した状態の断面構成図である。
裏返して敷設した状態の断面構成図である。
【図３】図２の平面構成図である。
【図４】一部の床構造材を表向きにしてプランターとし
て使用し、また流し台を設置した状態の斜視構成図であ
る。
て使用し、また流し台を設置した状態の斜視構成図であ
る。
【図５】さらに異なる配置構成としたベランダの断面構
成図である。
成図である。
【図６】床構造材の変形例の斜視構成図である。
１ 床構造材 ２ 底部 ３ 外側片 ３ａ 上面切欠 ３ｂ ホース用孔 ５ ベランダ ５ａ ベランダ外壁 ５ｂ ベランダ排水溝 ６ グレーチング ７ サッシ １０ 流し台 １１ シンク １２ 水栓 １３ 給水ホース １４ 排水ホース Ｓ コンクリートスラブ Ｆ 室内床面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04B 1/00 501 A01G 9/02 103 E04F 15/00
Claims (1)
- 【請求項１】 ベランダのコンクリートスラブ上に複数
敷設される透湿性の床構造材であって、各床構造材は、
上面側が開放された有底のモジュール化された方形ブロ
ック状に形成され、外側面を構成する各片には、上面切
欠とホース用孔が形成されていることを特徴とするベラ
ンダの床構造材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012498A JP2884507B1 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ベランダの床構造材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012498A JP2884507B1 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ベランダの床構造材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2884507B1 true JP2884507B1 (ja) | 1999-04-19 |
| JPH11200483A JPH11200483A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=12018383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012498A Expired - Lifetime JP2884507B1 (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | ベランダの床構造材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884507B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4504707B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-07-14 | 積水化学工業株式会社 | バルコニーシステム |
| JP2006055111A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Mitsui Home Co Ltd | 屋上緑化構造およびこれを用いた屋上防水メンテナンス方法 |
| JP2009185540A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Sumitomo Forestry Co Ltd | テラスデッキ |
| CN102345358A (zh) * | 2010-07-25 | 2012-02-08 | 何仁城 | 一种地板的建造方法及其地板砖 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP2012498A patent/JP2884507B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11200483A (ja) | 1999-07-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |