JPH1114705A - プロトタイピングアダプタ - Google Patents

プロトタイピングアダプタ

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Publication number
JPH1114705A
JPH1114705A JP9167590A JP16759097A JPH1114705A JP H1114705 A JPH1114705 A JP H1114705A JP 9167590 A JP9167590 A JP 9167590A JP 16759097 A JP16759097 A JP 16759097A JP H1114705 A JPH1114705 A JP H1114705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
board
pin
prototyping
adapter
Prior art date
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Pending
Application number
JP9167590A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kinoshita
章 木下
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Publication of JPH1114705A publication Critical patent/JPH1114705A/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロトタイピングアダプタをピンを介して機
能評価テスト用機器の入出端子に繰り返し抜き差しして
も、ピンの装着力が低下して抜け落ちることないプロト
タイピングアダプタを得る。 【解決手段】 実装部品1を実装すると共にこの実装部
品1の接続端子に対するピン30を実装部品1の非実装
面より延接したプリント基板2Aと、このプリント基板
2Aの非実装面にピン30を保持しプリント基板2Aと
一体化させる支持基板4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品が実装
されたプリント基板を機能評価テスト用の機器に装着す
るプロトタイピングアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のプロトタイピングアダプタ
の構造について説明する。プロトタイピングアダプタ
は、一般にプリント基板に実装された電子部品をプリン
ト基板単位で機能評価テスト用機器に脱着自在に装着さ
せる機能を有したプリント基板である。プリント基板に
実装された電子部品はデバッグテストを受けるために、
プロトタイピングアダプタ単位で機能評価テスト用機器
に装着され、テストの結果バグが見つかり正常動作可能
に修復されたならばプロトタイピングアダプタを機器よ
り外し、プロトタイピングアダプタごと電子部品を本来
の電子機器に実装可能である。
【0003】図7〜図9は従来のプロトタイピングアダ
プタの外観を示す構成図である。図7は上面斜視図、図
8は下面斜視図、図9は側面図である。図において、1
は半導体集積回路などの電子部品からなる実装部品、2
は実装部品1を実装すると共に、実装部品1の接続端子
をプリント配線に電気的に接続したプリント基板、3は
プリント基板2の電子部品実装面に鍔状の頭部3aを残
してプリント基板2の穿孔部に貫通させたピンである。
実装部品1の接続端子に電気的に接続されたプリント配
線は、頭部3aにおいてピン3と電気的に接続されてい
る。
【0004】ピン3の配列は、図7に示すように実装部
品1の接続端子の配列に対応させている。そしてピン3
は機能評価テスト用機器の信号入出端子との接続端子の
役目を行う。プリント基板2の裏面に貫通したピン3の
先端は、図8に示すように先端を鋭利にし、機能評価テ
スト用機器の入出端子である所定のボード上の穿孔部分
に挿入が容易にしてある。各ピン3の頭部3aは、図9
に示すようにピン3がプリント基板2より抜け落ちない
ように、ピン3の貫通孔より径の大きくい鍔状に形成さ
れている。
【0005】図10は他の従来例によるプロトタイピン
グアダプタの側面図である。図において、1は実装部
品、2aは実装部品1が装着され、実装部品1に電気的
にプリント配線は接続されたプリント基板、30はピン
であり、このピン30はプリント基板2aの裏面に形成
したハーフスルの径よりやや大きな径を有し、ピン30
をプリント基板2aに挿入する際は頭部3bを鍔部3c
に至るまでハーフスルに圧入する。尚、プリント基板2
aは、基板の内層で実装部品1の接続端子に電気的に接
続され各回路導体を該当するハーフスルーの例えば底部
まで敷設している。
【0006】このような構成のプロトタイピングアダプ
タにおいて、鍔3cがプリント基板2で係止されるまで
ピン30をハーフスルーに圧入する。その結果、ピン3
0はハーフスルーの底部に敷設された回路導体に当接し
て電気的な接触がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロトタイピン
グアダプタにおけるピン3は、図7〜図9で示すように
頭部3aがプリント基板2の表面に露出しているので、
ピン3を実装部品1あるいはプリント配線と干渉し合わ
ない位置に配置する必要がある。そのため、ピン3の挿
入位置はプリント基板2上の配線領域によって制限を受
けることになる。また、プロトタイピングアダプタの抜
き差しを繰り返すことで、ピン3の頭部3aとプリント
配線との結合が劣化して最悪の場合にはプリント配線が
断線したり、剥離していまうという問題点があった。
【0008】また、実装部品1上のピン3の数が増加す
る程、頭部3aの径によりピン3がプリント基板を占有
する面積が増加すると共にプリント基板2の面積が増加
してしまい、プリント基板2の使命であるコンパクト化
に逆行するという問題点があった。
【0009】また、図10に示す従来のプロトタイピン
グアダプタは、ピン30はプリント基板2aに圧入保持
されているのみで、プロトタイピングアダプタの抜き差
しを繰り返すことでピン30のハーフスルーに対する装
着力が低下してピン30が抜け落ちたり、ハーフスルー
底部に敷設した回路導体との電気的接触が劣化して信頼
性に欠けるといった問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プロトタイピングアダプタをピ
ンを介して機能評価テスト用機器の入出端子に繰り返し
抜き差ししてもピンの装着力が低下して抜け落ちること
のないプロトタイピングアダプタをえることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るプ
ロトタイピングアダプタは、電子部品を実装すると共に
この電子部品に対する接続端子を外部に延接した回路基
板と、前記接続端子を保持し前記回路基板と一体化させ
る基板台とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明に係るプロトタイピングア
ダプタは、電子部品を実装すると共にこの電子部品に対
する接続端子を電子部品の非実装面より延接した回路基
板と、この回路基板の非実装面に前記接続端子を保持し
前記回路基板と一体化させる基板台とを備えたものであ
る。
【0013】請求項3の発明に係るプロトタイピングア
ダプタは、各接続端子は回路基板の非実装面の中央部よ
りその周囲方向に向けて下方に延接したものである。
【0014】請求項4の発明に係るプロトタイピングア
ダプタは、下方に延接された各接続端子の途中に鍔部を
設け、この鍔部を介して回路基板と基板台とを一体化す
るものである。
【0015】請求項5の発明に係るプロトタイピングア
ダプタは、回路基板中に配線された接続端子結合用の導
体に合わせて各接続端子を予め基板台に並べ揃え、この
基板台と前記回路基板を一体化することで前記接続端子
結合用の導体と前記接続端子を電気的に結合するもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。尚、図中、図10と同一符号は同一また
は相当部分を示す。図1は実装部品1を実装した本実施
の形態に係るプリント基板2Aの上面斜視図である。プ
リント基板(回路基板)2Aは図示しないが基板の内層
に実装部品1の接続端子と電気的に接続された回路導体
が敷設されている。またプリント基板2Aの非実装面に
おけるピン30の挿入面には各接続端子に対応したハー
フスルーがマトリックス状に凝縮して形成され、これら
ハーフスルーの底部に各回路導体が延設されている。
【0017】図2はプリント基板2Aの各ハーフスルー
に対応した位置に穿孔部を形成した受け台4の上面斜視
図である。受け台4は、ピン30をプリント基板2Aの
ハーフスルーに圧入する前に、各ピン30を穿孔部に通
して各ハーフスルーの位置に並べ揃えて置くために用い
る治具である。
【0018】次に本実施の形態に係るプロトタイピング
アダプタの作製方法を説明する。プリント基板2Aのハ
ーフスルーに各ピン30を圧入する前に、ピン30を受
け台4に各ハーフスルーの配置に沿って形成した穿孔部
を通して挿入し、並べ揃えておく。この状態でプリント
基板2Aのハーフスルーに該当するピン30を挿入させ
るように、プリント基板2Aを受け台4に合わせる。
【0019】各ピン30がハーフスルーの位置に合わさ
れたならば、プリント基板2Aを受け台4の方向に押圧
してピン30をハーフスルーに圧入する。ピン3は図3
に示すように頭部3bよりハーフスルーの深さ位の位置
に鍔3cを設けている。
【0020】ハーフスルーの穴径はピン30より小さく
しておき、ピン30を圧入することにより支持固定され
る。ピン30はプリント基板2Aの内層に敷設された回
路導体にハーフスルー内で電気的に接続される。
【0021】プリント基板2Aの各ハーフスルーにピン
30が完全に圧入されたならば、受け台4を下方向(図
3矢印で示す)に移動させてピン30より抜く。その
後、プリント基板2Aに支持されたピン30が抜け落ち
ないようにするため、同じくハーフスルーの形成位置に
対応して穿孔部を形成した支持基板4Aをピン30を通
してプリント基板2Aに合わせる。
【0022】プリント基板2Aと支持基板4Aとは、ピ
ン30に設けた鍔3cを介して図4のようにかしめピン
5で結合する。この結果、プロトタイピングアダプタを
ピン30を介して機能評価テスト用機器の入出端子に繰
り返し抜き差ししてもピン30の装着力が低下して抜け
落ちることはない。
【0023】実施の形態2.上記実施の形態1は、受け
台4に並べ揃えたピン30がプリント基板2Aのハーフ
スルーに圧入された後に受け台4を下方に移動して外
し、受け台4に代えて支持基板4Aにてピン30をプリ
ント基板2Aに支持する構成とした。
【0024】本実施の形態は支持基板4Aを受け台4に
流用することで、ピン30をプリント基板2Aに圧入さ
せるための特別の治具を不要とするものである。以下、
本実施の形態に係るプロトタイピングアダプタを図につ
いて説明する。図5はプロトタイピングアダプタの下面
斜視図、図6は同プロトタイピングアダプタの側面図で
ある。図中、図1〜図4と同一符号は同一または相当部
分を示す。図において、4Aはプリント基板2Aの下面
に所定の間隙を設けて固定したピン3Aの支持基板であ
り、この支持基板4Aにはピン3Aを貫通させる穿孔部
が設けられている。
【0025】次に、本実施の形態に係るプロトタイピン
グアダプタの作製方法を説明する。プリント基板2Aの
ハーフスルーに各ピン30を圧入する前に、ピン30の
支持基板4Aに各ハーフスルーの配置に沿って形成した
穿孔部を通してピン30を挿入して並べ揃えておく。こ
の状態でプリント基板2Aのハーフスルーに該当するピ
ン30を挿入するように、プリント基板2Aを支持基板
4Aに合わせる。
【0026】各ピン30がハーフスルーの位置に合わさ
れたならば、プリント基板2Aを支持基板4Aの方向に
押圧してピン30をハーフスルーに圧入する。ピン3は
図3に示すように頭部3cよりハーフスルーの深さ位の
位置に鍔3cを設けている。
【0027】ハーフスルーの穴径はピン30より小さく
しておき、ピン30を圧入することにより支持固定され
る。プリント基板2Aのプリント配線は図示されていな
いがプリント基板2に内層には回路導体が敷設されてお
り、その回路導体にピン30がハーフスルーで内で電気
的に接続される。
【0028】プリント基板2Aの各ハーフスルーにピン
30が完全に圧入されたならば、鍔3cを介してプリン
ト基板2Aと支持基板4Aとをかしめピン5で結合す
る。この結果、プロトタイピングアダプタをピン30を
介して機能評価テスト用機器の入出端子に繰り返し抜き
差ししてもピン30の装着力が低下して抜け落ちること
はない。また、支持基板4Aを受け板4に流用すること
でピン30を並べ揃える受け板4を不要にすることがで
きる。
【0029】なお上記実施例では、プロトタイピングア
ダプタを例にとって説明したがプロトタイピングアダプ
タに限定するものではなく、一般のプリント基板に用い
ても同様の効果を奏することは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、電子部品を実
装すると共にこの電子部品に対する接続端子を外部に延
接した回路基板と、前記接続端子を保持し前記回路基板
と一体化させる基板台とを備えたので、接続端子の抜け
落ちを防止することができると共に、信頼性の高いプロ
トタイピングアダプタを得ることができるという効果が
ある。
【0031】請求項2の発明によれば、電子部品を実装
すると共にこの電子部品に対する接続端子を電子部品の
非実装面より延接した回路基板と、この回路基板の非実
装面に前記接続端子を保持し前記回路基板と一体化させ
る基板台とを備えたので、回路基板上の配線領域の確保
することができ、また接続端子の抜け落ちを防止するこ
とができると共に、信頼性の高いプロトタイピングアダ
プタを得ることができるという効果がある。
【0032】請求項3の発明によれば、各接続端子は回
路基板の非実装面の中央部よりその周囲方向に向けて下
方に延接したので、電子部品よりの各接続端子の延設方
向及び数に拘わり無く回路基板上の配線領域の確保する
ことができるという効果がある。
【0033】請求項4の発明によれば、下方に延接され
た各接続端子の途中に鍔部を設け、この鍔部を介して回
路基板と基板台とを一体化するようにしたので、回路基
板に対する各接続端子の支持強度が一層強化されるとい
う効果がある。
【0034】請求項5の発明によれば、回路基板中に配
線された接続端子結合用の導体に合わせて各接続端子を
予め基板台に並べ揃え、この基板台と前記回路基板を一
体化することで前記接続端子結合用の導体と前記接続端
子を電気的に結合するようにしたので、接続端子の配置
工程より回路基板への支持工程を特別な治具を必要とす
ることなく自動化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すプリント基板
の上面斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示すプリント基板
の下面斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示すプリント基板
の側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示すプリント基板
の上面斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態2を示すプリント基板
の下面斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態2を示すプリント基板
の側面図である。
【図7】 従来のプリント基板の上面斜視図である。
【図8】 従来のプリント基板の下面斜視図である。
【図9】 従来のプリント基板の側面図である。
【図10】 従来のプリント基板の側面図である。
【符号の説明】
1 実装部品、2A プリント基板、4 受け板、4A
支持基板、30 ピン、3c 鍔。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を実装すると共にこの電子部品
    に対する接続端子を外部に延接した回路基板と、前記接
    続端子を保持し前記回路基板と一体化させる基板台とを
    備えたことを特徴とするプロトタイピングアダプタ。
  2. 【請求項2】 電子部品を実装すると共にこの電子部品
    に対する接続端子を電子部品の非実装面より延接した回
    路基板と、この回路基板の非実装面に前記接続端子を保
    持し前記回路基板と一体化させる基板台とを備えたこと
    を特徴とするプロトタイピングアダプタ。
  3. 【請求項3】 各接続端子は、回路基板の非実装面の中
    央部よりその周囲方向に向けて下方に延接したことを特
    徴とする請求項2に記載のプロトタイピングアダプタ。
  4. 【請求項4】 下方に延接された各接続端子の途中に鍔
    部を設け、この鍔部を介して回路基板と基板台とを一体
    化することを特徴とする請求項2または3に記載のプロ
    トタイピングアダプタ。
  5. 【請求項5】 回路基板中に配線された接続端子結合用
    の導体に合わせて各接続端子を予め基板台に並べ揃え、
    この基板台と前記回路基板を一体化することで前記接続
    端子結合用の導体と前記接続端子を電気的に結合するこ
    とを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のプ
    ロトタイピングアダプタ。
JP9167590A 1997-06-24 1997-06-24 プロトタイピングアダプタ Pending JPH1114705A (ja)

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