JPH11146973A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH11146973A
JPH11146973A JP33345797A JP33345797A JPH11146973A JP H11146973 A JPH11146973 A JP H11146973A JP 33345797 A JP33345797 A JP 33345797A JP 33345797 A JP33345797 A JP 33345797A JP H11146973 A JPH11146973 A JP H11146973A
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詔八 鵜川
Nobuharu Yoshida
信晴 吉田
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構造で始動入賞玉検出手段と遊
技制御回路基板との間に不正な回路基板を接続すること
が不可能な弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 基板収納ボックス80には、始動入賞口
43に入賞した打玉を誘導し且つ始動入賞玉検出器93
が臨む玉通路90を形成すると共に、始動入賞玉検出器
93及び該始動入賞玉検出器93と遊技制御回路基板8
7との接続部分を該基板収納ボックス80の内部に外部
から視認可能な状態で設ける一方、始動入賞玉検出器9
3で検出されて玉通路90から排出された入賞玉を他の
入賞玉を集合する入賞玉集合樋74に集合させることな
く弾球遊技機1の外部に排出する。これにより、始動入
賞玉検出器93と遊技制御回路基板87との間に不正な
回路基板を接続することが困難になり、然も複雑な玉通
路が不要となるためその不正防止を極めて簡単な構造で
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動入賞口と、該
始動入賞口に入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出手
段と、該始動入賞玉検出手段の出力に基づいて表示結果
を導出する可変表示装置と、該可変表示装置を含む遊技
装置の動作を制御する遊技制御回路基板を収納する基板
収納ボックスと、を備えた弾球遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、打玉が始動入賞口に入賞したこと
を始動入賞玉検出器で検出し、その検出信号に基づいて
可変表示装置の表示結果を導出し、その表示結果が予め
定めた特定表示結果となったときに大当り遊技状態とな
って、例えば、可変入賞球装置を繰り返し開放して多数
の入賞玉を獲得できるチャンスを付与する弾球遊技機が
市場に多数提供されている。このような弾球遊技機にあ
っては、可変表示装置の表示結果が特定表示結果を表示
するか否かを打玉の始動入賞時(始動入賞玉検出器の検
出時)に抽出される大当り決定用のランダム数によって
決定されていた。この大当り決定用のランダム数は、電
源投入時から所定の速度(例えば、2msec)で刻々
と変化するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、始動
入賞玉検出器と遊技制御回路基板とを接続する配線の途
中に、前記大当り決定用のランダム数と同期して変化す
るカウンタを内蔵し且つ始動入賞玉検出器からの検出信
号を一旦記憶しておき、前記カウンタの値が所定値(前
記大当り決定用のランダム数の大当りの数と同じ値)と
なったときに遊技制御回路基板にその検出信号を送る不
正回路基板が接続される不正行為が行われていることが
わかった。また、上記のような不正回路基板と同じよう
な不正を働く目的で、例えば、所定の周波数の電波信号
があったときに始動信号があったかの如く遊技制御回路
基板に送る不正回路基板も用いられていることがわかっ
た。そして、それらの不正回路基板を配線の束の中に隠
したりして不正行為が発見され難いようにしていた。本
発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、極めて簡
単な構造で始動入賞玉検出手段と遊技制御回路基板との
間に不正な回路基板を接続することが困難な弾球遊技機
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために請求項1の発明が採用した解決手段は、図1乃至
図4、図10、及び図11に示すように、始動入賞口4
3と、該始動入賞口43に入賞した打玉を検出する始動
入賞玉検出手段としての始動入賞玉検出器93と、該始
動入賞玉検出器93の出力に基づいて表示結果を導出す
る可変表示装置41と、該可変表示装置41を含む遊技
装置の動作を制御する遊技制御回路基板87・87′を
収納する基板収納ボックス80と、を備えた弾球遊技機
1・1′・1″において、前記基板収納ボックス80に
は、前記始動入賞口43に入賞した打玉を誘導し且つ前
記始動入賞玉検出器93が臨む玉通路90を形成すると
共に、前記始動入賞玉検出器93及び該始動入賞玉検出
器93と前記遊技制御回路基板87・87′との接続部
分を該基板収納ボックス80の内部に設ける一方、前記
始動入賞玉検出器93で検出されて前記玉通路90から
排出された入賞玉を他の入賞玉を集合する入賞玉集合樋
74に集合させることなく弾球遊技機1・1′・1″の
外部に排出することを特徴とする。このように構成する
ことにより、始動入賞玉検出器93及びその配線94の
接続部分であるコネクタ95が基板収納ボックス80の
内部にあるため、その途中に不正回路基板を介装するこ
とは困難となる。また、この構成では、始動入賞玉検出
器93で検出した入賞玉をそのまま弾球遊技機1・1′
・1″の外部に排出するため、その入賞玉を入賞玉集合
樋74に誘導する複雑な玉通路が不要となり、例えば、
ボックス80内の始動入賞玉検出器93を通過した入賞
玉を機構板50の入賞玉集合樋74に戻す構造に比べて
極めて簡単な構造とすることができる。
【0005】また、請求項2の発明は、図5乃至図7、
及び図10に示すように、前記始動入賞玉検出器93に
よって検出された入賞玉によって払い出される賞球は、
該始動入賞玉検出器93からの始動入賞信号のみに基づ
いて払出制御されることを特徴とする。このように構成
することにより、始動入賞玉検出器93で検出した入賞
玉を入賞玉処理装置60に送り込むことなく、賞球の払
出動作を行うことができる。
【0006】また、請求項3の発明は、図3、図10、
及び図11に示すように、前記始動入賞玉検出器93及
び該始動入賞玉検出器93と前記遊技制御回路基板87
・87′との接続部分を該基板収納ボックス80の外部
から視認可能な状態で内部に設けたことを特徴とする。
このように構成することにより、仮に不正が行われてい
ても、外部から始動入賞玉検出器93、配線94、及び
コネクタ95を視認できるので、容易に不正が行われた
か否かを発見することができる。
【0007】また、請求項4の発明は、図3、図8、図
10、及び図11に示すように、前記基板収納ボックス
80は、前記遊技制御回路基板87・87′を収納する
取付基体81と蓋体82とで構成されると共に、該取付
基体81と蓋体82とを取り外したことが容易にわかる
封止手段(例えば、封印シール102)又は取り外すこ
とが困難な封止手段(例えば、溶着部105、ワンウェ
イネジ140)で封止したことを特徴とする。このよう
に構成することにより、基板収納ボックス80内に存在
する始動入賞玉検出器93、配線94、及びコネクタ9
5への不正回路基板の取付を行うことが困難となり、仮
に、封止手段102・105・140が破損されていれ
ば、不正行為が行われた可能性が高く、不正行為を容易
に発見することができる。
【0008】また、請求項5の発明は、図2、図4、図
10、及び図11に示すように、前記玉通路90は、基
板収納ボックス80の上辺及び下辺に開口を有し、その
上辺開口と前記始動入賞口43の配置位置との後方を上
部玉誘導通路体106・120で連通し、その下辺開口
と弾球遊技機1の外部とを下部玉誘導通路体130・1
30′とで連通したことを特徴とする。このように構成
することにより、始動入賞口43で受けたパチンコ玉を
基板収納ボックス80内の始動入賞玉検出器93を通過
させた後に弾球遊技機1・1′・1″の外部に排出する
一連の流れをスムーズに且つ確実に行わせることができ
る。
【0009】また、請求項6の発明は、図2乃至図4に
示すように、前記始動入賞口43と連通する前記上部玉
誘導通路体106・120は、その上流部である第2上
部玉誘導通路体120の横幅寸法をパチンコ玉の直径の
2倍以上とし、その下流部である第1上部玉誘導通路体
106の開口98の横幅寸法をパチンコ玉の直径より僅
かに大きい形状としたので、始動入賞口43側から2個
以上のパチンコ玉を同時に受け入れることができると共
に、始動入賞口43に入賞したパチンコ玉を確実に上部
玉誘導通路体106・120に受け入れることができる
一方、始動入賞玉検出器93で始動入賞を検出する玉通
路90へは玉詰りを生じることなくパチンコ玉を1個ず
つ流下させることができる。また、始動入賞口43と基
板収納ボックス80の玉通路90とを背面から見て同一
鉛直線上に配置する必要がないので、始動入賞口43、
上部玉誘導通路体106・120、及び基板収納ボック
ス80の配置位置における設計自由度を高めることがで
きる。
【0010】また、請求項7の発明は、図2乃至図4に
示すように、前記下部玉誘導通路体130は、その上流
部横幅寸法をパチンコ玉の直径の2倍以上の形状とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、基
板収納ボックス80の通路体90と下部玉誘導通路体1
30の出口部とを背面から見て同一鉛直線上に配置する
必要がないので、下部玉誘導通路体130の配置位置に
おける設計自由度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1
は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面図であり、図2
は、弾球遊技機1の背面図である。
【0012】弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形
成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支さ
れ且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約し
て設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉
自在に設けられるガラス板保持枠4と、から構成されて
いる。枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラ
ス板保持枠4、遊技盤40、上皿12、灰皿21を含む
下皿18、操作ハンドル22、機構板50、打球発射装
置71がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機
1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すためのカードユニ
ット装置30が付設されている。
【0013】ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤4
0の遊技領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されてい
る。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周
に沿って、その上部に装飾LED7が、その左右両側方
に装飾蛍光灯6a・6bが設けられている。この装飾L
ED7や装飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点
灯又は点滅されるものであり、大当り遊技状態の発生時
や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り
上げるものである。また、ガラス板保持枠4の軸支側上
部には、払い出すべく景品玉が不足したことを報知する
玉切れLED8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の
景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9が設
けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進
行に応じた効果音を発生するスピーカ10a・10bが
設けられている。なお、上記した構成のうち、装飾LE
D7や玉切れLED8及び払出LED9は、複数のLE
Dがプリント配線基板上に実装されるように構成される
ものであるが、このプリント配線基板を金属ベースプリ
ント配線基板で構成することにより、LEDから発生さ
れる熱の放熱効果を高めることができる。
【0014】次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在
に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、
上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数
の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することによ
り構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の
上端に玉抜き操作レバー16が設けられている。この玉
抜き操作レバー16は、左右方向に移動可能に設けら
れ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移
動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上
皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しな
い)を流下させて下皿18に誘導するものである。ま
た、上皿12には、その内部に圧電ブザー17が内蔵さ
れている。この圧電ブザー17は、遊技玉の貸出異常が
生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続
音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当
の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨
を報知する報知音が発生されるものである。
【0015】上記した上皿12について、さらに詳細に
説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球
払出口14とその下流側に形成される打球供給口(図示
しない)とを連絡するように貯留整列路(図示しない)
が形成されており、その貯留整列路の中程底面裏面に上
皿玉検出器(図示しない)が設けられている。この上皿
玉検出器は、上皿12に残留する打玉を検出するもので
ある。また、上皿12には、弾球遊技機1に隣接して設
けられるカードユニット装置30を介して遊技玉を借り
受ける際に操作する操作部が設けられている。なお、こ
の操作部は、玉貸スイッチ、返却スイッチ、自動玉貸ス
イッチ、度数表示LED、及び自動玉貸表示LED(共
に図示しない)から構成されている。玉貸スイッチは、
カードユニット装置30によって遊技玉を借り受ける際
に操作するものである。返却スイッチは、遊技終了の際
にカードユニット装置30のカード投入口33に差し込
まれたカードを返却するためのものである。度数表示L
EDは、カードユニット装置30のカード投入口33に
差し込まれたカードの残額が表示されるものである。ま
た、自動玉貸スイッチは、借り受けるべき遊技玉を前記
玉貸スイッチを操作して行うマニュアルモードと、上皿
12の打玉の残量が前記上皿玉検出器によって検出され
なくなったときに自動的に遊技玉を払い出す自動モード
と、のいずれかのモードに設定するものであり、自動モ
ードが選択設定されているときには、自動玉貸表示LE
Dが点灯している。
【0016】しかして、後述する遊技盤40の遊技内容
において大当り遊技状態が発生すると、短時間に多量の
入賞玉を獲得するチャンスがある。このように大当り遊
技状態という遊技者にとって極めて大きなチャンスは、
上皿12の残留玉がほとんどなくなった時点で発生する
場合もあり、このような場合、続けて打玉を発射させて
打玉を可変入賞球装置42の特定入賞領域に入賞させる
必要があるにも拘らず、打玉が上皿12に残存しないの
で、慌てて玉貸スイッチを操作して遊技玉を借り受けな
ければならない。しかし、玉貸スイッチを操作してから
遊技玉が払い出され、しかもその玉が発射されて可変入
賞球装置42の特定入賞領域に到達するまでに多少の時
間がかかるため、その時間の間に有利なチャンス(継続
権の成立)を逃してしまうという不都合があるが、本実
施形態においては、自動玉貸スイッチを自動モードに設
定しておけば、上皿玉検出器が打玉の不存在を検出した
時点で自動的に遊技玉を上皿12に払い出すので、上記
したような不都合は生じない。なお、上皿12として上
記した制御を行わないならば、上皿玉検出器及び自動玉
貸スイッチを省略したものでも良い。
【0017】また、枠基体3の下部に取り付けられる下
皿18は、前記上皿12から溢れた賞球であって余剰玉
通路(図示しない)から排出される余剰の賞球を貯留す
るものであり、その下皿18の前面壁には、玉抜き操作
レバー20がスライド可能に取り付けられるようになっ
ている。この玉抜き操作レバー20を操作することによ
り、下皿18に貯留されていた賞球を下方に玉抜きして
持ち運び可能な玉箱に移し替えることができる。また、
下皿18の左側には、灰皿21が設けられ、右側には、
操作ハンドル22が設けられている。操作ハンドル22
は、後述する打球発射装置72の発射装置モータ73の
駆動を開始せしめるメインスイッチ及びタッチアンテナ
(共に図示しない)を内蔵していると共に、打玉の弾発
力を調節するものである。
【0018】弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した
通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカ
ードユニット装置30が隣接されている。このカードユ
ニット装置30は、前記上皿12の上面に設けられる前
述した操作部を操作することにより作動されるものであ
る。しかして、カードユニット装置30は、使用可能状
態であるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該
カードユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に
対応しているか否かを表示する連結台方向表示器32
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード投入
口33とが設けられている。そして、このように構成さ
れるカードユニット装置30は、独自の制御回路によっ
て制御されるものであるが、上皿12に設けられる玉貸
スイッチ、返却スイッチ、及び度数表示LEDや、後述
する制御基板カバー65内に収納された賞球払出制御基
板64と接続されている。なお、カードユニット装置3
0を弾球遊技機1に内蔵しても良い。また、本実施形態
においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット
装置としてカードユニット装置30を例示したが、例え
ば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良い。
【0019】次に、遊技盤40の正面構造について説明
すると、遊技盤40は、前記枠基体3の裏面側に一体的
に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定さ
れるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表
面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示しない)が
取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領域とされて
発射された打玉が落下するものである。遊技領域には、
図示の場合、可変表示装置としてのドラム式可変表示装
置41や遊技装置としての可変入賞球装置42やドラム
式可変表示装置41の可変表示を許容する始動入賞口4
3が設けられると共に、単に打玉を入賞とする入賞口4
4a・44b・45a・45b・46、打玉の流下方向
及び速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けら
れ、また、遊技領域の最下方には、いずれの入賞領域に
も入賞しない打玉が取り込まれるアウト口47が設けら
れている。なお、可変表示装置としては、上記した機械
的なドラム式可変表示装置41に限定されるものではな
く、液晶やドットマトリックスタイプの電気的な可変表
示装置であってもよい。
【0020】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板50が開閉自在に設けられている。
機構板50の中央には、窓開口51が開設され、該窓開
口51からは、前記遊技盤40の裏面に取り付けられた
入賞玉集合カバー体52が貫通されている。入賞玉集合
カバー体52には、中継基板53が設けられており、該
中継基板53には、遊技盤40上の各種電気部品が接続
されると共に、後述する遊技制御回路基板87が接続さ
れている。
【0021】また、前記機構板50には、発生した入賞
玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク55
と、賞球払出装置56と、玉タンク55内の玉を賞球払
出装置56に送る玉整列レール57、カーブ樋58、及
び通路体59と、玉止め部材61、入賞玉排出ソレノイ
ド62及び入賞玉検出器63を備えた入賞玉処理装置6
0と、遊技制御回路基板87を収納した基板収納ボック
ス80と、賞球払出制御基板64を被覆した制御基板カ
バー65と、ユニット中継基板66を被覆した中継基板
カバー67と、ターミナル基板68を収納したターミナ
ル基板ボックス69と、が設けられている。遊技制御回
路基板87は、CPU、RAM、及びROMを備えてド
ラム式可変表示装置41や可変入賞球装置42等の遊技
装置の遊技動作を制御するものである。賞球払出制御基
板64は、賞球払出装置56の動作を制御するものであ
る。ユニット中継基板66は、弾球遊技機1とカードユ
ニット装置30との配線を中継するものである。ターミ
ナル基板68は、遊技制御回路基板87に電源を供給す
るものである。また、機構板50の前面側の下部には、
傾斜状に突設されて発生した入賞玉(始動入賞口43に
入った入賞玉は除く)を入賞玉処理装置60に導く入賞
玉集合樋74が形成されている。また、弾球遊技機1の
裏面には、上記した機構板50以外の領域に、装飾制御
基板70を収納した装飾制御基板ボックス71と、発射
装置モータ73を備えた打球発射装置72とが設けられ
ている。装飾制御基板70は、遊技制御回路基板87か
らの指令又はデータに基づいて弾球遊技機1の前面に設
けられる電気的装飾部品(前記装飾蛍光灯6a・6b、
装飾LED7、スピーカ10a・10b等)の動作を制
御するものである。
【0022】なお、上記した各種基板及び装置には、所
定の配線を接続するためのコネクタが設けられており、
特に、ターミナル基板ボックス69に収納されるターミ
ナル基板68は、遊技制御回路基板87に電源を供給す
るだけでなく、弾球遊技機1に設けられる各種電気的装
置、例えば、上記した各基板及び打球発射装置72にも
電源を供給すると共に、弾球遊技機1の内部での信号線
の中継、あるいは弾球遊技機1と外部との信号線の中継
を行うための端子も設けられている。
【0023】機構板50に設けられる上記した構成のう
ち、遊技制御回路基板87を収納する基板収納ボックス
80は、本実施形態の要部を構成するもので、前記始動
入賞口43に入賞した打玉をその内部に導いて検出する
構造となっている。この構造について、以下、図3及び
図4を参照して説明する。図3は、基板収納ボックス8
0の取付状態を示す斜視図であり、図4は、基板収納ボ
ックス80を機構板50に取り付けた状態での断面図で
ある。
【0024】基板収納ボックス80は、図3及び図4に
示すように、前記遊技制御回路基板87を内部に収納す
る蓋体82及び取付基体81の組付体からなり、この組
付体が取付台110を介して前記機構板50に取り付け
られて構成される。取付基体81は、導電性の合成樹脂
によって上面が開放したボックス状に形成され、その底
面裏側に取付台110に形成される係合レール111と
係合する係合レール83が突設形成されている。また、
取付基体81の底面には、内部を透視し得る開口(図示
しない)が形成されるが、その開口を閉塞するように底
面の内側に透明底板84が積層状に設けられている。図
示の場合には、細長い開口(図4の縦方向に沿った開口
が複数個設けられている)を閉塞するように透明底板8
4が積層状に設けられているが、この透明底板84は、
取付基体81の内側四隅に突設される取付ボス85を貫
通させた後、該取付ボス85に間隔保持筒86を遊嵌
し、更にその後、遊技制御回路基板87を取付ボス85
に当接させてビスで止着することにより、取付基体81
の底面に当接した状態で取り付けられるものである。
【0025】上記した取付ボス85に取り付けられる遊
技制御回路基板87は、周知のように、その一側面にマ
イクロコンピュータを構成するCPU、ROM、RAM
等の電子部品やコネクタ104等の接続部品が実装され
ている。図示の実施形態の場合には、幅方向の上部領域
がコネクタ実装領域として構成され、そのコネクタ実装
領域の下方部が電子部品実装領として形成されている。
そして、蓋体82を取付基体81に組み付けた状態で
は、コネクタ実装領域が外部に露出した状態であるコネ
クタ接続領域103となるものである。
【0026】ところで、本実施形態における遊技制御回
路基板87には、幅方向垂直状に打玉が通過し得る玉通
路90が取り付けられている。具体的には、玉通路90
は、平板形状の玉通路構成第1部材88と、該玉通路構
成第1部材88によってその一側が閉塞される断面コ字
状の玉通路構成第2部材89とによってパチンコ玉が内
部を上から下に向かって落下する通路として構成され
る。玉通路構成第1部材88は、透明な合成樹脂で形成
されその上下に突設される取付片96によって遊技制御
回路基板87から僅かに浮いた状態でビス止めされ、ま
た、玉通路構成第2部材89も透明な合成樹脂で形成さ
れその上下に突設される取付片97によって遊技制御回
路基板87から僅かに浮いた状態でビス止めされてい
る。また、玉通路90は、蓋体82の幅方向にほぼ全長
に亘って形成され、その縦横の各幅寸法がパチンコ玉の
直径より僅かに大きく設定されている。そして、上記の
ように構成される玉通路90の途中には、始動入賞玉検
出手段としての始動入賞玉検出器93が玉通路構成第1
・第2部材88・89の凹部91・92に係止されて取
り付けられている。図示の実施形態においては、始動入
賞玉検出器93として近接スイッチを使用しているが、
マイクロスイッチやフォトスイッチ等であってもよい。
特に、フォトスイッチの場合には、遊技制御回路基板8
7に直接実装することができるので、その途中に不正回
路基板を接続することがより困難となる。また、始動入
賞玉検出器93から延びる配線94は、コネクタ95に
よって遊技制御回路基板87に接続されている。
【0027】上記のように構成される遊技制御回路基板
87が取付基体81に取り付けられた状態で蓋体82が
コネクタ接続領域103を除く電子部品実装領域を被覆
するように組み付けられる。蓋体82は、内部が透視し
得る透明な合成樹脂によって平板状に形成され、その上
辺に沿って折り曲げられた折曲辺部82aによって電子
部品実装領域とコネクタ接続領域103とが区画されて
いる。折曲辺部82aには、前記玉通路90に対応する
位置に切欠開口98が形成され、該切欠開口98の両側
端面は、玉通路90の下流側に向かって下り傾斜した傾
斜側面98aとして形成されている。また、コネクタ接
続領域103には、玉通路90の上辺開口となる切欠開
口98と連通する第1上部玉誘導通路体106が取り付
けられている。第1上部玉誘導通路体106は、平板形
状の玉通路構成第1部材107と、該玉通路構成第1部
材107によってその一側が閉塞される断面コ字状の玉
通路構成第2部材108とによってパチンコ玉が内部を
上から下に向かって落下する通路として構成される。玉
通路構成第1・第2部材107・108の上端部両側端
には、ビス109の共締めによって玉通路構成第1・第
2部材107・108を遊技制御回路基板87に取り付
け固定する取付片107a・108aが個々に形成され
ている。また、第1上部玉誘導通路体106は、その縦
幅寸法がパチンコ玉の直径より僅かに大きく設定される
一方、横幅寸法がパチンコ玉の直径の2倍以上(実施形
態中では、3倍強)に設定されている。そして、第1上
部玉誘導通路体106は、遊技制御回路基板87への取
り付け状態において、左右の傾斜側面98aを下流部内
壁とすることで下流部横幅寸法をパチンコ玉の直径より
僅かに大きい程度に縮小させて玉通路90に連通され
る。つまり、遊技制御回路基板87のコネクタ接続領域
103には、パチンコ玉の直径の2倍以上の通路幅の第
1上部玉誘導通路体106が取り付けられ、遊技制御回
路基板87の電子部品実装領域には、第1上部玉誘導通
路体106を通過したパチンコ玉を1個ずつ流下させる
通路幅の玉通路90が取り付けられている。
【0028】また、蓋体82の取付基体81への取付構
造は、蓋体82の両側辺及び下辺の外側に適宜間隔を置
いて直角状に折り曲げ形成される係止片101と該係止
片101とで取付基体81の上辺部を挟持するように蓋
体82の内面外周に沿って適宜間隔を置いて突設される
案内リブ100とによって取り付けられるものである。
場合によっては、案内リブ100の外側面に接着剤等を
塗布した後に案内リブ100と係止片101とで取付基
体81の上辺を挟持させることにより、その後、蓋体8
2を取り外すことが困難となるようにしてもよい。接着
剤を使用する場合であっても使用しない場合であって
も、蓋体82を取付基体81に取り付けた状態では、蓋
体82と取付基体81との間に差し渡される封印シール
102を貼付することが望ましい。封印シール102と
しては、剥した痕跡が明確に残存するホログラムシール
等が考えられる。ホログラムシールは、ホログラム層と
光反射層と接着剤層とを備え、ホログラム層に形成され
るホログラム図柄を偽造困難な図柄に構成することで、
不正行為に伴うシールの貼り替えを防止するようになっ
ている。このホログラム図柄は、ホログラムシールの表
面に入射したコヒーレント光(レーザー光)がホログラ
ム層のエンボス面を透して光反射層に入り、光反射層か
らホログラム干渉光としてホログラムシールの外方に反
射されることで形成される。また、ホログラムシールを
剥した場合は、もう一度貼り直してもホログラム図柄が
元の形状にならないので、剥した痕跡が確実に残る。も
ちろん、痕跡が残存するシールであれば、ホログラムシ
ール以外のものでも良い。
【0029】上記のようにして蓋体82を取付基体81
に取り付けた状態では、始動入賞玉検出器93とその配
線94、及び始動入賞玉検出器93と遊技制御回路基板
87とを接続するコネクタ95とが取付基体81と蓋体
82とで構成される空間の内部に収納配置された状態と
なるため、外部からそれらに触れることはできない。こ
のため、始動入賞玉検出器93と遊技制御回路基板87
とを結ぶ配線94の途中に不正回路基板を介装すること
ができない。仮に、不正回路基板を介装しようとすれ
ば、蓋体82を取付基体81から取り外さなければなら
ないが、蓋体82を取り外した場合には、封印シール1
02にその痕跡が残るため、不正行為が行われたか否か
が容易にわかる。また、蓋体82が透明な合成樹脂で形
成されているので、始動入賞玉検出器93の配線94と
コネクタ95部分が外部から容易に視認できるため、仮
にこの部分に不正回路基板が介装されていれば、外部か
ら容易に発見することができる。なお、蓋体82の透明
な部分は、必ずしも全体である必要はなく、例えば、始
動入賞玉検出器93と配線94とコネクタ95が視認で
きる部分だけ(その他にROMも視認できる必要があ
る)でも良い。
【0030】次に、上記した基板収納ボックス80を機
構板50に取り付けるための取付台110について図3
を参照して説明する。取付台110は、図3に示すよう
に、合成樹脂(金属でもよい)によって形成された長方
形板からなり、その基板中央には断面逆L字状をなす一
対の係合レール111が所定間隔を置いて条設されてい
る。なお、係合レール111の条設方向は、取付台11
0の長辺部に沿った左右方向となっている。取付台11
0の各長辺部(前後端縁)には、基板面に対して直交す
るガイド片112が突設されている。取付台110の右
側端部には、弾性変形する解除レバー114が形成され
ており、該解除レバー114の基部には、取付基体81
に形成される係止穴(図示しない)と係合する係合突起
113が突設されている。また、取付台110の基板面
には、機構板50側の取付ボス116に取付台110を
ビス止めするための止め穴115が穿設されている。
【0031】しかして、上記した取付台110は、止め
穴115及び取付ボス116を介して機構板50にビス
止めされることで機構板50上の所定部位に固定され
る。また、この取付台110に基板収納ボックス80を
取り付けるときには、取付台110に対してボックス8
0を左側方からスライド装着させる。このとき、取付台
100側の係合レール111は、ボックス80側の係合
レール83と係合した状態にあり、ガイド片112は、
ボックス80のスライド移動を案内する。そして、この
ようなボックス80のスライド移動によって取付台11
0側の解除レバー114が下方に弾性変形し、遂には、
ボックス80側の係止穴が取付台110側の係合突起1
13と係合してボックス80の装着が完了する。一方、
基板収納ボックス80を取付台110から取り外すとき
には、解除レバー114を下方に押して係止穴と係合突
起113との係合を解除し、この状態からボックス80
を左側方にスライドさせることで簡単に取り外すことが
できる。即ち、基板収納ボックス80は、機構板50に
ビス止め固定された取付台110に対して着脱自在な構
成となっている。
【0032】上記のようにして、基板収納ボックス80
を機構板50に取り付けた状態では、前記始動入賞口4
3に入賞した打玉が基板収納ボックス80に形成される
前記玉通路90に導かれて始動入賞玉検出器93を作動
させる。この構成について図2乃至図4を参照して説明
すると、前記始動入賞口43の配設位置に対応する裏面
には、前記入賞玉集合カバー体52に連絡通路124が
形成され、該連絡通路124の後端開口に第2上部玉誘
導通路体120が連通するように取り付けられている。
第2上部玉誘導通路体120は、導電性合成樹脂又は通
常の合成樹脂によって成形されるコ字状に形成される第
1構成部材121の開放面を平板状の第2構成部材12
2で閉塞して断面方形状の通路体として構成されるもの
であり、その基部に形成される取付片123(図2参
照)を入賞玉集合カバー体52の裏面に止着することに
より固定されている。また、第1構成部材121の末端
部両側端には、取付ボス121aが形成されており、第
2構成部材122の末端部両側端には、取付片122a
が形成されている。そして、第2構成部材122の取付
片122aを第1構成部材121の取付ボス121aに
ビス125止めすることで、第1・第2構成部材121
・122が組み付け固定されている。なお、第2上部玉
誘導通路体120の末端は、ほぼ直角状に折曲されて前
記第1上部玉誘導通路体106の上端に臨むようになっ
ている。また、連絡通路124と連通する第2上部玉誘
導通路体120の上流部は、その縦横の各幅寸法がパチ
ンコ玉の直径の2倍以上に設定されている。実施形態中
では、横幅寸法が第1上部玉誘導通路体106の横幅寸
法と同様にパチンコ玉の直径の3倍強に設定され、縦幅
寸法がパチンコ玉の直径の2倍強に設定されている。一
方、直角状に折曲されて第1上部玉誘導通路体106の
上端に臨む第2上部玉誘導通路体120の下流部は、第
1上部玉誘導通路体106と対応して横幅寸法がパチン
コ玉の直径の3倍強に設定されると共に、縦幅寸法がパ
チンコ玉の直径より僅かに大きく設定されている。
【0033】一方、前記玉通路90の下端開口が臨む切
欠開口99(この切欠開口99は、前記取付基体81の
下部側壁に形成されている)に対応する位置には、下部
玉誘導通路体130が取り付けられている。この下部玉
誘導通路体130は、導電性合成樹脂又は通常の合成樹
脂によって成形されるコ字状に形成され、その上端部両
側端に形成される左右の取付片131(図2参照)が機
構板50の裏面にビス132止めされることで、断面方
形状の通路体として構成される。下部玉誘導通路体13
0の上流部は、その横幅寸法がパチンコ玉の直径の2倍
以上(実施形態の場合、3倍強)に設定される一方、縦
幅寸法がパチンコ玉の直径より僅かに大きく設定されて
いる。そして、下部玉誘導通路体130のほぼ中程に
は、下流側に向かって下り傾斜した傾斜側面133が形
成されることで、下部玉誘導通路体130の下流部の横
幅寸法がパチンコ玉の直径より僅かに大きく設定されて
いる。これにより、下部玉誘導通路体130は、その上
流側が複数のパチンコ玉を同時に受け入れ得る通路幅に
形成され、通路途中(傾斜側面133)から下流端まで
がパチンコ玉を1個ずつ流下させる通路幅に形成されて
いる。なお、下部玉誘導通路体130は、垂直方向に延
びる直線的な通路形状をなし、その末端は、弾球遊技機
1裏面の下側に配置されて弾球遊技機1から排出される
アウト玉を計数するアウト玉計数箱(図示しない)の玉
受け開口に臨む位置に配されている。
【0034】しかして、基板収納ボックス80を機構板
50に取り付けた状態では、始動入賞口43に入賞した
打玉が連絡通路124、第2上部玉誘導通路体120、
及び第1上部玉誘導通路体106を介して基板収納ボッ
クス80内に位置する玉通路90に導かれ、その玉通路
90の途中に臨んでいる始動入賞玉検出器93を作動さ
せた後、下部玉誘導通路体130を介して弾球遊技機1
からアウト玉計数箱に排出されるようになっている。
【0035】次に、基板収納ボックス80内に収納され
る遊技制御回路基板87について説明する。遊技制御回
路基板87は、図5に示すように、CPUやROM等か
らなる基本回路150、初期リセット回路151、定期
リセット回路152、アドレスデコード回路153、情
報出力回路154、ランプ・LED回路155、スイッ
チ入力回路156、ソレノイド回路157、表示制御回
路158、音声合成回路159、音量増幅回路160、
賞球個数信号出力回路161、電源回路162、及びコ
ネクタ95・104が形成又は実装されると共に、前記
始動入賞玉検出器93(図5中には、始動玉検出器と記
載)がコネクタ95を介して接続されている。情報出力
回路154、ランプ・LED回路155、スイッチ入力
回路156、ソレノイド回路157は、それぞれコネク
タ104から中継基板53を構成する主中継基板53a
を介して遊技盤40に設けられる電気部品に接続されて
いる。表示制御回路158は、コネクタ104から中継
基板53を構成する副中継基板53bを介してドラム式
可変表示装置41の電気部品に接続されている。音声合
成回路159及び音量増幅回路160は、コネクタ10
4から装飾制御基板70に接続されてスピーカ10a・
10bの効果音を制御する。賞球個数信号出力回路16
1は、コネクタ104から賞球払出制御基板64(図5
中には、賞球玉貸制御・インターフェイス基板と記載)
に接続されている。電源回路162には、ターミナル基
板68からの電源配線がコネクタ104によって接続さ
れている。なお、装飾制御基板70によって制御される
対象としてスピーカ10a・10bの他に装飾蛍光灯6
a・6bや装飾LED7を対象としても良い。これらを
専用の装飾制御基板70で制御することにより、より複
雑な駆動制御を行うことができる。
【0036】次に、上記した遊技制御回路基板87に接
続される賞球払出制御基板64について説明する。賞球
払出制御基板64は、図6に示すように、払出制御用マ
イクロコンピュータ170、各種コネクタ171〜17
9、信号回路180、モータ回路181、ソレノイド回
路182、スイッチ回路183、打止モードスイッチ1
84、ブザー回路185、上皿表示LED回路186、
情報出力回路187、装飾制御出力回路188、信号回
路189、リレー回路190、表示器191、LED回
路192、リセットスイッチ193、リセット回路19
4、及び電源回路195が形成又は実装されている。
【0037】上記したコネクタ171〜179のうち、
コネクタ171は、カードユニット装置30専用のコネ
クタであり、カードユニット装置30と払出制御用マイ
クロコンピュータ170とを信号回路180を介して接
続している。コネクタ172は、賞球モータ198、入
賞玉排出ソレノイド62、入賞玉検出器63、玉払出検
出器199、及び玉切れスイッチ200からの配線が接
続され、モータ回路181、ソレノイド回路182、及
びスイッチ回路183を介して払出制御用マイクロコン
ピュータ170に接続されている。コネクタ173は、
上皿玉検出器201からの配線が接続され、スイッチ回
路183を介して払出制御用マイクロコンピュータ17
0に接続されている。コネクタ174には、満タンスイ
ッチ202からの配線が接続され、スイッチ回路183
を介して払出制御用マイクロコンピュータ170に接続
されている。コネクタ175は、自動玉貸スイッチ20
3、玉貸スイッチ204、返却スイッチ205、圧電ブ
ザー17、自動玉貸表示LED206、及び度数表示7
セグメント207からの配線が接続され、スイッチ回路
183、ブザー回路185、及び上皿表示LED回路1
86を介して払出制御用マイクロコンピュータ170に
接続されている。なお、玉切れスイッチ200の作動時
に打球の発射動作を停止させるか否かを選択する打止モ
ードスイッチ184は、スイッチ回路183を介して払
出制御用マイクロコンピュータ170に接続されてい
る。
【0038】一方、コネクタ176は、ターミナル基板
68の補給情報出力端子68a及び玉貸情報出力端子6
8bとを結ぶ配線が接続され、情報出力回路187を介
して払出制御用マイクロコンピュータ170に接続され
ている。また、コネクタ176には、ターミナル基板6
8の発射制御信号入力端子68cへの発射停止信号への
入力に基づき作動したリレー(図示しない)の発射制御
信号を伝送する信号線が接続されて払出制御用マイクロ
コンピュータ170に直接入力される。コネクタ177
は、装飾制御基板70が接続されて装飾制御出力回路1
88を介して払出制御用マイクロコンピュータ170に
接続されている。コネクタ178は、遊技制御回路基板
87に設けられた賞球個数信号出力回路161及び始動
入賞玉検出器93が接続されたコネクタ95からの配線
が接続されて信号回路178を介して払出制御用マイク
ロコンピュータ170に接続されている。これにより、
遊技制御回路基板87から払出制御用マイクロコンピュ
ータ170には、賞球個数信号と始動入賞信号が出力さ
れるようになっている。なお、始動入賞信号は、始動入
賞玉検出器93がONする毎に遊技制御回路基板87か
ら払出制御用マイクロコンピュータ170に出力される
が、賞球個数信号は、電源投入時にだけ出力され、その
出力に基づいて入賞玉検出器63の作動時に払い出され
る賞球数情報が払出制御用マイクロコンピュータ170
の記憶領域に記憶される。そして、通常の払出制御にお
いては、入賞玉検出器63の検出出力があったときに記
憶領域に記憶された賞球数情報に基づいて所定個数の賞
球を払い出すものである。もちろん、入賞玉検出器63
の検出出力があったときに、その都度遊技制御回路87
から賞球個数信号を受け取るようにしてもよい(例え
ば、賞球数が3種類設定されている場合など、入賞玉検
出器に検出される入賞玉の賞球数が複数ある場合)。コ
ネクタ179は、モータ制御基板197からの配線が接
続されてリレー回路190を介して払出制御用マイクロ
コンピュータ170に接続されている。また、賞球払出
制御基板64に予め実装されている表示器191及びリ
セットスイッチ193は、それぞれLED回路192及
びリセット回路194を介して払出制御用マイクロコン
ピュータ170に接続されている。さらに、電源回路1
95は、複数の電圧に分岐してそれぞれの回路又は装置
に電源を供給すると共に、カードユニット装置30にも
ヒューズ196を介して電源を供給している。
【0039】なお、上記した情報出力回路187から出
力される補給情報は、10個の玉を前記玉払出検出器1
99が検出したときに1パルス信号を導出し、玉貸情報
は、100円に相当する玉数を貸し出したときに1パル
スを導出する。また、装飾制御出力回路188からは、
入賞玉検出器63からの信号(又は始動入賞信号)に基
づいて払出LED9を点灯する信号と、玉切れスイッチ
200からの信号に基づいて玉切れLED8を点灯する
信号とをそれぞれ導出するようになっている。また、払
出制御用マイクロコンピュータ170は、遊技制御回路
基板87(始動入賞玉検出器93)から始動入賞信号を
受けると、これをコンピュータ170内のRAM(図示
しない)に始動入賞検出回数として記憶(カウントアッ
プ)し、逐次、後述する賞球払出制御を行うようになっ
ている。
【0040】次に、上記した賞球払出制御基板64によ
る賞球払出制御を図7のフローチャートに基づいて説明
する。図7において、先ず、払出制御用マイクロコンピ
ュータ170内のRAMに始動入賞検出回数の記憶があ
るか否かを判別する(S1)。S1で始動入賞検出回数
の記憶がある場合は、1回の始動入賞に応じた6個の賞
球を払い出すように賞球払出装置56の作動を制御する
(S2)。その後、始動入賞検出回数のカウンタを
「1」減算して(S3)、メインフローに復帰する。ま
た、S1で始動入賞検出回数の記憶がない場合は、入賞
玉処理装置60の入賞玉検出器63による入賞玉の検出
があるか否かを判別する(S4)。S4で入賞玉の検出
がないときは、そのままメインフローに復帰する。一
方、S4で入賞玉の検出があるときは、その入賞玉の検
出信号に基づいて賞球数をチェックし(S5)、これに
応じた個数の賞球を払い出すように賞球払出装置56の
作動を制御して(S6)、メインフローに復帰する。こ
のように、本実施形態では、始動入賞玉検出器93によ
って検出された入賞玉によって払い出される賞球は、該
始動入賞玉検出器93からの始動入賞信号のみに基づい
て払出制御されるようになっている。これにより、始動
入賞玉検出器93で検出した入賞玉を入賞玉処理装置6
0に送り込むことなく、賞球の払出動作を行うことがで
きる。なお、このような賞球払出制御は、一部又は全部
を遊技制御回路基板87で行うようにしてもよい。
【0041】以上、本実施形態の構成及び作用について
説明してきたが、本実施形態によれば、基板収納ボック
ス80には、始動入賞口43に入賞した打玉を誘導し且
つ始動入賞玉検出器93が臨む玉通路90を形成すると
共に、始動入賞玉検出器93及び該始動入賞玉検出器9
3と遊技制御回路基板87との接続部分を該基板収納ボ
ックス80の内部に外部から視認可能な状態で設けるの
で、始動入賞玉検出器93及びその配線94の接続部分
であるコネクタ95が基板収納ボックス80の内部にあ
るため、その途中に不正回路基板を介装することは困難
であり、仮に不正が行われていても、外部から始動入賞
玉検出器93、配線94、及びコネクタ95を視認でき
るので、容易に不正が行われたか否かを発見することが
できる。
【0042】また、本実施形態の構成では、始動入賞玉
検出器93で検出されて玉通路90から排出された入賞
玉を他の入賞玉を集合する入賞玉集合樋74に集合させ
ることなく弾球遊技機1の外部に排出すると共に、始動
入賞玉検出器93によって検出された入賞玉によって払
い出される賞球は、前記図7のフローチャートに示すよ
うに、該始動入賞玉検出器93からの始動入賞信号のみ
に基づいて払出制御するので、複雑な玉通路が不要とな
り、例えば、ボックス80内の始動入賞玉検出器93を
通過した入賞玉を機構板50の入賞玉集合樋74に戻す
構造に比べて極めて簡単な構造とすることができる。具
体的には、図7の賞球払出制御を行わない場合、玉通路
90から排出された玉を機構板50の入賞玉集合樋74
に送り込み、該入賞玉集合樋74から入賞玉処理装置6
0に導く必要がある。しかしながら、本実施形態では、
始動入賞玉検出器93で検出した入賞玉を入賞玉処理装
置60に導く必要がないので、その分簡単な玉通路の構
成とすることができる。
【0043】また、基板収納ボックス80に形成された
玉通路90は、基板収納ボックス80の上辺及び下辺に
開口を有し、その上辺開口と始動入賞口43の配置位置
との後方を第1・第2上部玉誘導通路体106・120
で連通し、その下辺開口と弾球遊技機1の外部とを下部
玉誘導通路体130とで連通したので、始動入賞口43
で受けたパチンコ玉を基板収納ボックス80内の始動入
賞玉検出器93を通過させた後に弾球遊技機1の外部に
排出する一連の流れをスムーズに且つ確実に行わせるこ
とができる。また、始動入賞口43と連通する上部玉誘
導通路体106・120は、その上流部である第2上部
玉誘導通路体120の横幅寸法をパチンコ玉の直径の2
倍以上とし、その下流部である第1上部玉誘導通路体1
06の開口98の横幅寸法をパチンコ玉の直径より僅か
に大きい形状としたので、始動入賞口43側から2個以
上のパチンコ玉を同時に受け入れることができると共
に、始動入賞口43に入賞したパチンコ玉を確実に上部
玉誘導通路体106・120に受け入れることができる
一方、始動入賞玉検出器93で始動入賞を検出する玉通
路90へは玉詰りを生じることなくパチンコ玉を1個ず
つ流下させることができる。また、始動入賞口43と基
板収納ボックス80の玉通路90とを背面から見て同一
鉛直線上に配置する必要がないので、始動入賞口43、
上部玉誘導通路体106・120、及び基板収納ボック
ス80の配置位置における設計自由度を高めることがで
きる。また、下部玉誘導通路体130は、その上流部横
幅寸法をパチンコ玉の直径の2倍以上の形状としたの
で、基板収納ボックス80の通路体90と下部玉誘導通
路体130の出口部とを背面から見て同一鉛直線上に配
置する必要がなく、下部玉誘導通路体130の配置位置
における設計自由度を高めることができる。
【0044】なお、上記した実施形態では、第1・第2
上部玉誘導通路体106・120の2部品によって本発
明に係る上部玉誘導通路体を構成しているが、これに限
らず、1部品又は2部品以上の複数部品で上部玉誘導通
路体を構成してもよい。また、始動入賞口43、各玉誘
導通路体106・120・130、及び基板収納ボック
ス80の配置位置における設計自由度を高めるために、
第2上部玉誘導通路体120の上流部横幅寸法、第1上
部玉誘導通路体106の下流部横幅寸法、及び下部玉誘
導通路体130の上流部横幅寸法をそれぞれ前記設定値
に定めているが、特にこの値に限定するものではない。
即ち、上部玉誘導通路体の上流部横幅寸法を少なくとも
パチンコ玉の直径の2倍以上とし、その下流部横幅寸法
をパチンコ玉の直径より僅かに大きい形状とすること
で、始動入賞口側から2個以上のパチンコ玉を同時に受
け入れることができる一方、始動入賞玉検出器で始動入
賞を検出する玉通路へは玉詰りを生じることなくパチン
コ玉を1個ずつ流下させることができ、始動入賞口、上
部玉誘導通路体、及び基板収納ボックスの配置位置にお
ける設計自由度を高めることができる。また、下部玉誘
導通路体の上流部横幅寸法をパチンコ玉の直径の2倍以
上の形状とすることで、下部玉誘導通路体及び基板収納
ボックスの配置位置における設計自由度を高めることが
できる。さらに、各種通路体の幅寸法は、横幅のみに限
らず、縦幅あるいは縦横の両幅をパチンコ玉の直径の2
倍以上にして、複数並設された始動入賞口への対応、あ
るいは各種構成部材の配置位置の設計自由度を高めても
よい。
【0045】また、上部及び下部の玉誘導通路体は、必
ずしも設ける必要はない。具体的には、始動入賞口の真
後ろに基板収納ボックスを配置して、始動入賞口で受け
たパチンコ玉を直接的に基板収納ボックス内の玉通路に
送り込むようにしたり、玉通路の下端開口から直接的に
パチンコ玉を排出すればよい。但し、実施形態中のよう
に、上部及び下部の玉誘導通路体を設けることで、始動
入賞口で受けたパチンコ玉を基板収納ボックス内の始動
入賞玉検出器を通過させた後に弾球遊技機の外部に排出
する一連の流れをスムーズに且つ確実に行わせることが
できる。また、実施形態中では、始動入賞口への入賞に
伴って賞球を払い出す構成としているが、ドラム式可変
表示装置41の可変指令機能だけを有して賞球を払い出
さないものであってもよい。
【0046】また、基板収納ボックス80は、遊技制御
回路基板87を収納する取付基体81と蓋体82とで構
成されると共に、該取付基体81と蓋体82とを取り外
したことが容易にわかる封印シール102で封止したの
で、基板収納ボックス80内に存在する始動入賞玉検出
器93、配線94、及びコネクタ95への不正回路基板
の取り付けを行うことが困難となり、仮に、封止シール
102が破損されていれば、不正行為が行われた可能性
が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0047】なお、上記した実施形態においては、基板
収納ボックス80の取付基体81と蓋体82とを封止す
る封止手段として封印シール102を例示したが、この
封印シール102の機能としては、取付基体81と蓋体
82とを取り外したことが痕跡から容易にわかるという
ことであるのに対し、取付基体81と蓋体82とを取り
外すことが困難な封止手段でも良い。このような封止手
段として図8(A)に示す溶着部105や図8(B)及
び図9(A)〜(D)に示すワンウェイネジ140があ
る。図8(A)は、取付基体81と蓋体82との封止手
段としての溶着部105の概略を示す断面図であり、図
8(B)は、取付基体81と蓋体82との封止手段とし
てワンウェイネジ140を用いたときの断面図であり、
図9(A)〜(D)は、ワンウェイネジ140の作用を
説明するための図面である。
【0048】図8(A)において、封止手段として溶着
部105によって取付基体81と蓋体82とを封止する
場合には、取付基体81と蓋体82との当接部である案
内リブ100の部分を溶剤によって溶着又は超音波溶着
装置(図示しない)によって超音波を当てて当接部分を
熱溶着させて溶着部105を形成するものである。この
場合には、溶着部105を破壊しない限り取付基体81
と蓋体82とを取り外すことができないので、それらの
取り外しが困難であると共に、破壊されていれば、不正
行為を行われた蓋然性が高く、不正行為を容易に発見す
ることができる。
【0049】一方、図8(B)に示すように、封止手段
としてのワンウェイネジ140を蓋体82に穿設された
貫通穴82bに差し込んで取付基体81の取付穴81a
に螺合することにより、蓋体82と取付基体81とを封
止することができる。この場合において、ワンウェイネ
ジ140は、ネジ締め方向にしか回らない特殊なネジで
あり、一旦締め付けるとネジを破壊しない限り取り外す
ことができない。具体的には、図9(A)(B)に示すよ
うに、その頭部141に設けられたネジ溝が当接面部1
42と凹部143と中心穴部144とから構成されてい
る。そして、図9(C)(D)に示す特殊マイナスドライ
バー145でネジ140締めを行う場合には、ドライバ
ー145の中心軸部146を中心穴部144に差し込
み、この状態からドライバー145の当接片部147を
当接面部142に当接させて一方向(図9(A)の時計
回り方向)に頭部141を回転させることでネジ140
締めを行う。一方、ドライバー145で頭部141を他
方向(図9(A)の反時計回り方向)に回転させてネジ
140を取り外そうとした場合には、ドライバー145
が凹部143に入り込んで滑ってしまい頭部141を回
転させることができずにネジ140の取り外しが行えな
い。なお、通常のマイナスドライバーでも頭部141を
一方向に回転させてネジ140締めすることは可能であ
るが、特殊マイナスドライバー145のように、中心軸
部146をワンウェイネジ140の中心穴部144に差
し込んでワンウェイネジ140との位置決めを行った方
が締め付け作業が容易に行えるものである。このよう
に、ワンウェイネジ140を使用した場合にもネジ14
0を破壊しない限り取付基体81と蓋体82とを取り外
すことができないので、それらの取り外しが困難である
と共に、破壊されていれば、不正行為を行われた蓋然性
が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0050】なお、上記した溶着部105及びワンウェ
イネジ140によって蓋体82と取付基体81との取り
外しが困難である場合には、監督官庁によるROM等の
検査も行えなくなるため、この検査を行うことができる
ように、当初の溶着部105及びワンウェイネジ140
締着部を破壊し易い構造としておき、正当な検査のとき
には、当初の溶着部105及びワンウェイネジ140締
着部を破壊して検査し、その後、予備的に形成される溶
着部を溶着し又は締着部をワンウェイネジ140で締着
して、破壊した部分に検査済である証明シールを貼付す
ることができるようにしてもよい。つまり、複数回固着
できる構造としても良い。また、本発明に係る封止手段
は、上記した以外に、リベット、破断ネジ、あるいは錠
装置などであってもよい。
【0051】また、上記した実施形態では、玉通路90
を基板収納ボックス80の中央部を貫通するように形成
したものを示したが、曲線的又は途中で屈曲された通路
であってもよいし、基板収納ボックス80の外周に沿っ
て形成されていてもよい。また、基板収納ボックス80
を取付台110を介して機構板50に着脱自在に装着す
るものを示したが、機構板50に形成される取付部に基
板収納ボックス80を直接装着できるような構造のもの
でも良い。この場合、着脱自在に取り付けるようにして
もよいが、基板収納ボックス80全体をよく似た贋物と
交換される不正を防止するために、機構板50と基板収
納ボックス80との取付状態が困難となる構造(例え
ば、上記したワンウェイネジ等)としてもよい。
【0052】次に、本発明に係る他の実施形態を第二及
び第三実施形態として図10乃至図15を参照して説明
する。なお、以下の説明では、前記第一実施形態と同様
の構成部材には同一の符号を付記すると共にその詳細な
説明を省略する。図10に示す第二実施形態の弾球遊技
機1′は、前記弾球遊技機1の下部玉誘導通路体130
に替えて蛇腹形状の下部玉誘導通路体130′を備えて
いる。この下部玉誘導通路体130′は、その上端部が
基板収納ボックス80の下辺に設けられる取付片(図示
しない)に取り付けられることで玉通路90の下流端と
連通して設けられ、下端部は、図示しないアウト玉計数
箱の玉受け開口内に配されている。このように第二実施
形態では、下部玉誘導通路体130′を蛇腹形状にする
ことで、機構板50の構造を変更することなく、簡単に
下部玉誘導通路体130′を基板収納ボックス80の玉
通路90と連通させて設けることができる。
【0053】また、図11に示す第三実施形態の弾球遊
技機1″では、前記入賞玉処理装置60が取り除かれ、
各種入賞口に入った玉は、全てアウト玉計数箱(図示し
ない)に直接排出されるようになっている。具体的に、
弾球遊技機1″の入賞玉集合カバー体210は、図12
に示すように、ドラム式可変表示装置41から上側の部
分に取り付けられる第1入賞玉集合カバー体211と、
該第1入賞玉集合カバー体211の下部に取り付けられ
る第2入賞玉集合カバー体212、から構成されてい
る。第1入賞玉集合カバー体211の前面には、入賞口
46に入った入賞玉を下方に誘導する誘導通路213が
形成されている。一方、第2入賞玉集合カバー体212
の前面には、各入賞口44a・44b・45a・45b
に入った入賞玉を個々に下方に誘導する誘導通路214
〜217が形成され、これら誘導通路214〜217の
通路途中には、それぞれ入賞玉を検出する入賞玉検出器
218〜221が設けられている。第2入賞玉集合カバ
ー体212の中央部やや下側には、前記可変入賞球装置
42の大入賞口に入った入賞玉を検出する入賞玉検出器
222と特定入賞玉検出器223が設けられている。ま
た、第1入賞玉集合カバー体211に形成された誘導通
路213の下流端は、第2入賞玉集合カバー体212に
形成された誘導通路216の上端開口と連通されてい
る。これにより、入賞口46に入った入賞玉は、誘導通
路213から誘導通路216に送り込まれることで、入
賞口45aに入った入賞玉と同様に入賞玉検出器220
で検出されるようになっている。また、第2入賞玉集合
カバー体212の下端には、左右の玉排出口224・2
25が形成されており、玉排出口224は、各誘導通路
215・217及び特定入賞玉検出器223を流下した
入賞玉を、また、玉排出口225は、各誘導通路214
・216及び入賞玉検出器222を流下した入賞玉をそ
れぞれ前記機構板50の入賞玉集合樋74に排出するよ
うになっている。
【0054】次に、弾球遊技機1″に設けられる遊技制
御回路基板87′と各種電気装置との配線接続について
説明する。遊技制御回路基板87′の構成回路及びその
回路接続は、図13に示すように、前記遊技制御回路基
板87と同一である。これに対して、情報出力回路15
4、ランプ・LED回路155、スイッチ入力回路15
6、及びソレノイド回路157が接続されたコネクタ1
04は、主中継基板53aを介して遊技盤40に設けら
れる電気部品に接続されると共に、前記入賞玉集合カバ
ー体210に設けられる各入賞玉検出器218〜223
に接続されている。また、音量増幅回路160及び賞球
個数信号出力回路161が接続されたコネクタ104に
は、賞球払出制御基板64′(図13中には、賞球玉貸
制御・インターフェイス基板と記載)が接続されてい
る。
【0055】上記した賞球払出制御基板64′は、図1
4に示すように、弾球遊技機1″から入賞玉処理装置6
0(入賞玉排出ソレノイド62、入賞玉検出器63)が
取り除かれることで、コネクタ172を介した接続は、
賞球モータ198、玉払出検出器199、及び玉切れス
イッチ200のみとなっている。また、遊技制御回路基
板87′が接続されるコネクタ178から信号回路17
8を介して払出制御用マイクロコンピュータ170に送
り込まれる信号は、賞球個数信号のみとなっている。即
ち、弾球遊技機1″では、各種の入賞玉を検出する入賞
玉検出器93・218〜223を全て遊技制御回路基板
87′に接続して、入賞玉検出器93・218〜223
による検出信号を全て遊技制御回路基板87′の基本回
路150に送り込むようになっている。そして、入賞玉
検出器93・218〜223からの各検出信号に対応し
た賞球個数信号を遊技制御回路基板87′の基本回路1
50から賞球払出制御基板64′の払出制御用マイクロ
コンピュータ170に送信することで、各種入賞(普通
入賞、始動入賞、特定入賞)に応じた賞球数を払い出す
ようになっている。
【0056】次に、上記した遊技制御回路基板87′及
び賞球払出制御基板64′による賞球個数の記憶及び賞
球の払出制御を図15を参照して説明する。先ず、賞球
個数記憶の処理プロセスは、図15(A)のフローチャ
ートに示すように、遊技制御回路基板87′からの賞球
個数信号が賞球払出制御基板64′に入力されたか否
か、言い換えれば各入賞玉検出器93・218〜223
で入賞玉の検出が行われたか否かを判別する(S1
1)。S11で賞球払出制御基板64′への賞球個数信
号の入力がない場合は、そのままメインフローに復帰す
る。一方、S11で賞球払出制御基板64′に賞球個数
信号が入力された場合は、その賞球個数信号に応じて払
い出す賞球個数毎に入力回数を記憶(カウントアップ)
して(S12)、メインフローに復帰する。なお、本実
施形態では、普通入賞(入賞玉検出器218〜222で
の入賞玉の検出)及び特定入賞(特定入賞玉検出器22
3での入賞玉の検出)により15個の賞球を払い出し、
始動入賞(始動入賞玉検出器93での入賞玉の検出)に
より6個の賞球を払い出すようになっている。このた
め、S12で記憶する賞球個数毎の入力回数は、普通入
賞時又は特定入賞時の15個の入力回数と、始動入賞時
の6個の入力回数と、の2種類を記憶するようになって
いる。
【0057】また、上記した賞球個数記憶に伴う賞球払
出制御の処理プロセスは、図15(B)のフローチャー
トに示すように、先ず、15個の入力回数が記憶されて
いるか否か、言い換えれば普通入賞又は特定入賞に伴っ
て賞球払出制御基板64′に賞球個数信号が入力された
か否かを判別する(S21)。S21で15個の入力回
数が記憶されているときは、賞球払出制御基板64′に
よる前記賞球払出装置56の作動制御によって15個の
賞球を払い出す(S22)。その後は、15個の入力回
数のカウンタから「1」を減算して(S23)、メイン
フローに復帰する。また、S21で15個の入力回数が
記憶されていないときは、次に6個の入力回数が記憶さ
れているか否か、言い換えれば始動入賞に伴って賞球払
出制御基板64′に賞球個数信号が入力されたか否かを
判別する(S24)。S24で6個の入力回数が記憶さ
れていないときは、そのままメインフローに復帰する。
一方、S24で6個の入力回数が記憶されているとき
は、賞球払出制御基板64′による賞球払出装置56の
作動制御によって6個の賞球を払い出す(S25)。そ
の後は、6個の入力回数のカウンタから「1」を減算し
て(S26)、メインフローに復帰する。
【0058】以上のように、第三実施形態の弾球遊技機
1″では、各種入賞口(可変入賞球装置42の大入賞
口、始動入賞口43、入賞口44a・44b・45a・
45b・46)に入った入賞玉の検出信号に基づいて賞
球の払出制御を行い、入賞検出後はそのままアウト玉計
数箱に排出するようになっている。このため、賞球払出
用の入賞玉処理装置が不要となり、コストダウンを招来
することができると共に、入賞玉の通路構造を簡略化す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、始動入賞口と、該始
動入賞口に入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出手段
と、該始動入賞玉検出手段の出力に基づいて表示結果を
導出する可変表示装置と、該可変表示装置を含む遊技装
置の動作を制御する遊技制御回路基板を収納する基板収
納ボックスと、を備えた弾球遊技機において、前記基板
収納ボックスには、前記始動入賞口に入賞した打玉を誘
導し且つ前記始動入賞玉検出手段が臨む玉通路を形成す
ると共に、前記始動入賞玉検出手段及び該始動入賞玉検
出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を該基板収
納ボックスの内部に設ける一方、前記始動入賞玉検出手
段で検出されて前記玉通路から排出された入賞玉を他の
入賞玉を集合する入賞玉集合樋に集合させることなく弾
球遊技機の外部に排出することを特徴とする。このよう
に構成することにより、始動入賞玉検出手段及びその配
線の接続部分が基板収納ボックスの内部にあるため、そ
の途中に不正回路基板を介装することは困難となる。ま
た、この構成では、始動入賞玉検出手段で検出した入賞
玉をそのまま弾球遊技機の外部に排出するため、その入
賞玉を入賞玉集合樋に誘導する複雑な玉通路が不要とな
り、例えば、ボックス内の始動入賞玉検出手段を通過し
た入賞玉を機構板の入賞玉集合樋に戻す構造に比べて極
めて簡単な構造とすることができる。極めて簡単な構造
で不正回路基板の接続を回避することができる。
【0060】また、請求項2の発明は、前記始動入賞玉
検出手段によって検出された入賞玉によって払い出され
る賞球は、該始動入賞玉検出手段からの信号のみに基づ
いて払出制御されることを特徴とする。このように構成
することにより、始動入賞玉検出手段で検出した入賞玉
を入賞玉処理装置に送り込むことなく、賞球の払出動作
を行うことができる。
【0061】また、請求項3の発明は、前記始動入賞玉
検出手段及び該始動入賞玉検出手段と前記遊技制御回路
基板との接続部分を該基板収納ボックスの外部から視認
可能な状態で内部に設けたことを特徴とする。このよう
に構成することにより、仮に不正が行われていても、外
部から始動入賞玉検出手段、配線、及び接続部分を視認
できるので、容易に不正が行われたか否かを発見するこ
とができる。
【0062】また、請求項4の発明は、前記基板収納ボ
ックスは、前記遊技制御回路基板を収納する取付基体と
蓋体とで構成されると共に、該取付基体と蓋体とを取り
外したことが容易にわかる又は取り外すことが困難な封
止手段で封止したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、基板収納ボックス内に存在する始動入賞
玉検出手段、配線、及び接続部分への不正回路基板の取
付を行うことが困難となり、仮に、封止手段が破損され
ていれば、不正行為が行われた可能性が高く、不正行為
を容易に発見することができる。
【0063】また、請求項5の発明は、前記玉通路は、
基板収納ボックスの上辺及び下辺に開口を有し、その上
辺開口と前記始動入賞口の配置位置との後方を上部玉誘
導通路体で連通し、その下辺開口と弾球遊技機の外部と
を下部玉誘導通路体とで連通したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、始動入賞口で受けたパチ
ンコ玉を基板収納ボックス内の始動入賞玉検出手段を通
過させた後に弾球遊技機の外部に排出する一連の流れを
スムーズに且つ確実に行わせることができる。
【0064】また、請求項6の発明は、前記上部玉誘導
通路体は、その上流部横幅寸法を少なくともパチンコ玉
の直径の2倍以上とし、その下流部横幅寸法をパチンコ
玉の直径より僅かに大きい形状としたことを特徴とす
る。このように構成することにより、始動入賞口側から
2個以上のパチンコ玉を同時に受け入れることができる
と共に、始動入賞口に入賞したパチンコ玉を確実に上部
玉誘導通路体に受け入れることができる一方、始動入賞
玉検出手段で始動入賞を検出する玉通路へは玉詰りを生
じることなくパチンコ玉を1個ずつ流下させることがで
きる。また、始動入賞口と基板収納ボックスの玉通路と
を背面から見て同一鉛直線上に配置する必要がないの
で、始動入賞口、上部玉誘導通路体、及び基板収納ボッ
クスの配置位置における設計自由度を高めることができ
る。
【0065】また、請求項7の発明は、前記下部玉誘導
通路体は、その上流部横幅寸法を少なくともパチンコ玉
の直径の2倍以上の形状としたことを特徴とする。この
ように構成することにより、基板収納ボックスの通路体
と下部玉誘導通路体の出口部とを背面から見て同一鉛直
線上に配置する必要がないので、下部玉誘導通路体の配
置位置における設計自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】基板収納ボックスの取付状態を示す斜視図であ
る。
【図4】基板収納ボックスを機構板に取り付けた状態で
の断面図である。
【図5】遊技制御回路基板を中心として見た場合の配線
図である。
【図6】賞球払出制御回路基板を中心として見た場合の
配線図である。
【図7】賞球払出制御の処理プロセスを示すフローチャ
ートである。
【図8】同図(A)は取付基体と蓋体との封止手段とし
ての溶着部の概略を示す断面図であり、同図(B)は取
付基体と蓋体との封止手段としてワンウェイネジを用い
たときの断面図である。
【図9】同図(A)〜(D)はワンウェイネジの作用を
説明するための図面である。
【図10】第二実施形態の弾球遊技機を示す背面図であ
る。
【図11】第三実施形態の弾球遊技機を示す背面図であ
る。
【図12】第三実施形態の遊技盤に設けられた入賞玉集
合カバー体を示す背面図である。
【図13】第三実施形態の遊技制御回路基板を中心とし
て見た場合の配線図である。
【図14】第三実施形態の賞球払出制御回路基板を中心
として見た場合の配線図である。
【図15】同図(A)は第三実施形態における賞球個数
記憶の処理プロセスを示すフローチャートであり、同図
(B)は第三実施形態における賞球払出制御の処理プロ
セスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 40 遊技盤 41 ドラム式可変表示装置(可変表示装置) 43 始動入賞口 50 機構板 52 入賞玉集合カバー体 64 賞球払出制御基板 74 入賞玉集合樋 80 基板収納ボックス 81 取付基体 82 蓋体 87 遊技制御回路基板 88 玉通路構成第1部材 89 玉通路構成第2部材 90 玉通路 93 始動入賞玉検出器(始動入賞玉検出手段) 94 配線 95 コネクタ(接続部分) 98 切欠開口 98a 傾斜側面 102 封印シール(封止手段) 105 溶着部(封止手段) 106 第1上部玉誘導通路体(上部玉誘導通路体) 107 玉通路構成第1部材 108 玉通路構成第2部材 120 第2上部玉誘導通路体(上部玉誘導通路体) 130 下部玉誘導通路体 133 傾斜側面 140 ワンウェイネジ(封止手段) 150 基本回路 170 払出制御用マイクロコンピュータ 1′ 弾球遊技機 130′ 下部玉誘導通路体 1″ 弾球遊技機 64′ 賞球払出制御基板 87′ 遊技制御回路基板 210 入賞玉集合カバー体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動入賞口と、該始動入賞口に入賞した
    打玉を検出する始動入賞玉検出手段と、該始動入賞玉検
    出手段の出力に基づいて表示結果を導出する可変表示装
    置と、該可変表示装置を含む遊技装置の動作を制御する
    遊技制御回路基板を収納する基板収納ボックスと、を備
    えた弾球遊技機において、 前記基板収納ボックスには、前記始動入賞口に入賞した
    打玉を誘導し且つ前記始動入賞玉検出手段が臨む玉通路
    を形成すると共に、前記始動入賞玉検出手段及び該始動
    入賞玉検出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を
    該基板収納ボックスの内部に設ける一方、前記始動入賞
    玉検出手段で検出されて前記玉通路から排出された入賞
    玉を他の入賞玉を集合する入賞玉集合樋に集合させるこ
    となく弾球遊技機の外部に排出することを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記始動入賞玉検出手段によって検出さ
    れた入賞玉によって払い出される賞球は、該始動入賞玉
    検出手段からの信号のみに基づいて払出制御されること
    を特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記始動入賞玉検出手段及び該始動入賞
    玉検出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を該基
    板収納ボックスの外部から視認可能な状態で内部に設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記基板収納ボックスは、前記遊技制御
    回路基板を収納する取付基体と蓋体とで構成されると共
    に、該取付基体と蓋体とを取り外したことが容易にわか
    る又は取り外すことが困難な封止手段で封止したことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記玉通路は、基板収納ボックスの上辺
    及び下辺に開口を有し、その上辺開口と前記始動入賞口
    の配置位置との後方を上部玉誘導通路体で連通し、その
    下辺開口と弾球遊技機の外部とを下部玉誘導通路体とで
    連通したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記上部玉誘導通路体は、その上流部横
    幅寸法を少なくともパチンコ玉の直径の2倍以上とし、
    その下流部横幅寸法をパチンコ玉の直径より僅かに大き
    い形状としたことを特徴とする請求項5に記載の弾球遊
    技機。
  7. 【請求項7】 前記下部玉誘導通路体は、その上流部横
    幅寸法を少なくともパチンコ玉の直径の2倍以上の形状
    としたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の
    弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001046602A (ja) * 1999-08-06 2001-02-20 Heiwa Corp 遊戯機及び遊戯機の制御装置
JP2013233370A (ja) * 2012-05-11 2013-11-21 Heiwa Corp 遊技機
JP2014176405A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Daito Giken:Kk 遊技台

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