JP4124286B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、始動入賞口と、該始動入賞口に入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出手段と、該始動入賞玉検出手段の出力に基づいて表示結果を導出する可変表示装置と、該可変表示装置を含む遊技装置の動作を制御する遊技制御回路基板を収納する回路基板ボックスと、を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、打玉が始動入賞口に入賞したことを始動入賞玉検出器で検出し、その検出信号に基づいて可変表示装置の表示結果を導出し、その表示結果が予め定めた特定表示結果となったときに大当り遊技状態となって、例えば、可変入賞球装置を繰り返し開放して多数の入賞玉を獲得できるチャンスを付与する弾球遊技機が市場に多数提供されている。このような弾球遊技機にあっては、可変表示装置の表示結果が特定表示結果を表示するか否かを打玉の始動入賞時(始動入賞玉検出器の検出時)に抽出される大当り決定用のランダム数によって決定されていた。この大当り決定用のランダム数は、電源投入時から所定の速度(例えば、2msec)で刻々と変化するものである。
【0003】
ところで、近年、始動入賞玉検出器と遊技制御回路基板とを接続する配線の途中に、前記大当り決定用のランダム数と同期して変化するカウンタを内蔵し且つ始動入賞玉検出器からの検出信号を一旦記憶しておき、前記カウンタの値が所定値(前記大当り決定用のランダム数の大当りの数と同じ値)となったときに遊技制御回路基板にその検出信号を送る不正回路基板が接続される不正行為が行われていることがわかった。また、上記のような不正回路基板と同じような不正を働く目的で、例えば、所定の周波数の電波信号があったときに始動信号があったかの如く遊技制御回路基板に送る不正回路基板も用いられていることがわかった。そして、それらの不正回路基板を配線の束の中に隠したりして不正行為が発見され難いようにしていた。
【0004】
そこで、出願人等は、先に始動入賞玉検出手段と遊技制御回路基板との間に不正な回路基板を接続することが不可能な弾球遊技機として、特願平9−235430号に係る発明を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した先願発明においては、静電気を帯電している可能性のある打玉が回路基板ボックスの内部に直接的に導かれるにも拘らず、その静電気による回路基板ボックス内の遊技制御回路基板に及ぼす悪影響について何ら考慮していないことがわかった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、始動入賞玉検出手段と遊技制御回路基板との間に不正な回路基板を接続することが不可能であると共に遊技制御回路基板に悪影響を及ぼさない弾球遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために請求項1の発明が採用した解決手段は、図1、図3及び図4に示すように、始動入賞口43と、該始動入賞口43に入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出手段としての始動入賞玉検出器93と、該始動入賞玉検出器93の出力に基づいて表示結果を導出する可変表示装置41と、該可変表示装置41を含む遊技装置の動作を制御する遊技制御回路基板87を収納する回路基板ボックス80と、を備えた弾球遊技機1において、前記回路基板ボックス80には、前記始動入賞口43に入賞した打玉を誘導し且つ前記始動入賞玉検出器93が臨む玉通路120,90,130の一部の玉通路90を形成すると共に前記始動入賞玉検出器93と前記遊技制御回路基板87との接続部分を該回路基板ボックス80の内部に設ける一方、前記始動入賞口43から前記遊技制御回路基板87までの間の一部の玉通路120に前記始動入賞口43に入賞した打玉からの静電気を受け取る導電部材(導電性合成樹脂)を臨ませたことを特徴とするものである。このように構成することにより、始動入賞玉検出器93と配線94の接続部分及び配線94と遊技制御回路基板87との接続部分であるコネクタ95とが回路基板ボックス80の内部にあるため、その途中に不正回路基板を介装することは困難となる。また、始動入賞口43と遊技制御回路基板87までの間の玉通路である上部玉誘導通路体120を導電性合成樹脂からなる導電部材としたので、始動入賞口43に入賞した打玉が静電気を帯電していても、その静電気が導電部材である上部玉誘導通路体120から外部に放出されるので、打玉が回路基板ボックス80内に導かれても、遊技制御回路基板87に悪影響を及ぼすことはない。
【0007】
また、請求項2の発明は、図3に示すように、前記始動入賞玉検出器93と前記遊技制御回路基板87との接続部分である配線94及びコネクタ95を回路基板ボックス80の外部から視認可能な状態で回路基板ボックス80の内部に設けたことを特徴とするものである。このように構成することにより、仮に不正が行われていても、外部から始動入賞玉検出器93、配線94、及びコネクタ95を視認できるので、容易に不正が行われたか否かを発見することができる。
【0008】
また、請求項3の発明は、図3、図5乃至図7に示すように、前記回路基板ボックス80は、前記遊技制御回路基板87を収納する取付基体81と蓋体82とで構成されると共に、該取付基体81と蓋体82とを取り外したことが容易にわかる封止手段(例えば、封印シール102)又は取り外すことが困難な封止手段(例えば、溶着部105、ワンウェイネジ140)で封止したことを特徴とするものである。このように構成することにより、回路基板ボックス80内に存在する始動入賞玉検出器93、配線94、及びコネクタ95への不正回路基板の取付を行うことが困難となり、仮に、封止手段102,105,140が破損されていれば、不正行為が行われた可能性が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0009】
また、請求項4の発明は、図1、図3、及び図4において、請求項1の発明において説明したように、前記導電部材は、前記始動入賞口43から前記遊技制御回路基板87までの間の導電性合成樹脂で形成された上部玉誘導通路体120であることを特徴とするものである。このように構成することにより、始動入賞口43から流出した打玉が静電気を帯電していても、その静電気が導電部材である上部玉誘導通路体120から外部に放出されるので、打玉が回路基板ボックス80内に導かれても、遊技制御回路基板87に悪影響を及ぼすことはない。
【0010】
また、請求項5の発明は、図8及び図9に示すように、前記導電部材は、前記回路基板ボックス150を構成する前記取付基体151又は蓋体154のうちの金属製の蓋体154であって該蓋体154が玉通路120a,170,90内に露出するように配置されることを特徴とするものである。このように構成することにより、玉通路120a,170を流下する打玉が帯電していても、その転動途中の貫通口162を通過する際に、金属製の蓋体154に放電するので、遊技制御回路基板87に悪影響を及ぼすことはない。
【0011】
更に、請求項6の発明は、図4及び図9に示すように、導電部材である上部玉誘導通路体120及び蓋体154にアース線125,164が接続されていることを特徴とするものである。このように構成することにより、導電部材である上部玉誘導通路体120及び蓋体154に放電された静電気がアース線125,164を介して確実に外部に放電されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照して弾球遊技機1の全体の構成について説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。
【0013】
弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約して設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉自在に設けられるガラス板保持枠4と、から構成されている。枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラス板保持枠4、遊技盤40、上皿12、灰皿21を含む下皿18、操作ハンドル22、機構板50、打球発射装置71がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すためのカードユニット装置30が付設されている。
【0014】
ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤40の遊技領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設され、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されている。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周に沿って、その上部に装飾LED7が、その左右両側方に装飾蛍光灯6a・6bが設けられている。この装飾LED7や装飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点灯又は点滅されるものであり、大当り遊技状態の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り上げるものである。また、ガラス板保持枠4の軸支側上部には、払い出すべく景品玉が不足したことを報知する玉切れLED8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9が設けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進行に応じた効果音を発生するスピーカ10a・10bが設けられている。なお、上記した構成のうち、装飾LED7や玉切れLED8及び払出LED9は、複数のLEDがプリント配線基板上に実装されるように構成されるものであるが、このプリント配線基板を金属ベースプリント配線基板で構成することにより、LEDから発生される熱の放熱効果を高めることができる。
【0015】
次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することにより構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の上端に玉抜き操作レバー16が設けられている。この玉抜き操作レバー16は、左右方向に移動可能に設けられ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しない)を流下させて下皿24に誘導するものである。また、上皿12には、その内部に圧電ブザー17が内蔵されている。この圧電ブザー17は、遊技玉の貸出異常が生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨を報知する報知音が発生されるものである。
【0016】
上記した上皿12について、さらに詳細に説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球払出口14とその下流側に形成される打球供給口15とを連絡するように貯留整列路13が形成されており、その貯留整列路13の中程底面裏面に上皿玉検出器(図示しない)が設けられている。この上皿玉検出器は、上皿12に残留する打玉を検出するものである。また、上皿12には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユニット装置30を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作部が設けられている。なお、この操作部は、玉貸スイッチ、返却スイッチ、自動玉貸スイッチ、度数表示LED、及び自動玉貸表示LED(共に図示しない)から構成されている。玉貸スイッチは、カードユニット装置30によって遊技玉を借り受ける際に操作するものである。返却スイッチは、遊技終了の際にカードユニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードを返却するためのものである。度数表示LEDは、カードユニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードの残額が表示されるものである。また、自動玉貸スイッチは、借り受けるべき遊技玉を前記玉貸スイッチを操作して行うマニュアルモードと、上皿12の打玉の残量が前記上皿玉検出器によって検出されなくなったときに自動的に遊技玉を払い出す自動モードと、のいずれかのモードに設定するものであり、自動モードが選択設定されているときには、自動玉貸表示LEDが点灯している。
【0017】
しかして、後述する遊技盤40の遊技内容において大当り遊技状態が発生すると、短時間に多量の入賞玉を獲得するチャンスがある。このように大当り遊技状態という遊技者にとって極めて大きなチャンスは、上皿12の残留玉がほとんどなくなった時点で発生する場合もあり、このような場合、続けて打玉を発射させて打玉を可変入賞球装置42の特定入賞領域に入賞させる必要があるにも拘らず、打玉が上皿12に残存しないので、慌てて玉貸スイッチを操作して遊技玉を借り受けなければならない。しかし、玉貸スイッチを操作してから遊技玉が払い出され、しかもその玉が発射されて可変入賞球装置42の特定入賞領域に到達するまでに多少の時間がかかるため、その時間の間に有利なチャンス(継続権の成立)を逃してしまうという不都合があるが、本実施形態においては、自動玉貸スイッチを自動モードに設定しておけば、上皿玉検出器が打玉の不存在を検出した時点で自動的に遊技玉を上皿12に払い出すので、上記したような不都合は生じない。なお、上皿12として上記した制御を行わないならば、上皿玉検出器及び自動玉貸スイッチを省略したものでも良い。
【0018】
また、枠基体3の下部に取り付けられる下皿18は、前記上皿12から溢れた賞球であって余剰玉通路(図示しない)を介して余剰玉払出口19から排出される余剰の賞球を貯留するものであり、その下皿18の前面壁には、玉抜き操作レバー20がスライド可能に取り付けられるようになっている。この玉抜き操作レバー20を操作することにより、下皿18に貯留されていた賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に移し替えることができる。また、下皿の左側には、灰皿21が設けられ、右側には、操作ハンドル22が設けられている。操作ハンドル22は、後述する打球発射装置71の発射装置モータ72の駆動を開始せしめるメインスイッチ及びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵していると共に、打玉の弾発力を調節するものである。
【0019】
弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカードユニット装置30が隣接されている。このカードユニット装置30は、前記上皿12の上面に設けられる前述した操作部を操作することにより作動されるものである。しかして、カードユニット装置30は、使用可能状態であるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該カードユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているか否かを表示する連結台方向表示器32と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード投入口33とが設けられている。そして、このように構成されるカードユニット装置30は、独自の制御回路によって制御されるものであるが、上皿12に設けられる玉貸スイッチ、返却スイッチ、及び度数表示LEDや、後述する制御基板カバー65内に収納された賞球払出制御基板64と接続されている。なお、カードユニット装置30を弾球遊技機1に内蔵しても良い。また、本実施形態においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット装置としてカードユニット装置30を例示したが、例えば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良い。
【0020】
次に、遊技盤40の正面構造について説明すると、遊技盤40は、前記枠基体3の裏面側に一体的に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示しない)が取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領域とされて発射された打玉が落下するものである。遊技領域には、図示の場合、可変表示装置としてのドラム式可変表示装置41や遊技装置としての可変入賞球装置42やドラム式可変表示装置41の可変表示を許容する始動入賞口43が設けられると共に、単に打玉を入賞とする入賞口44・45、打玉の流下方向及び速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、また、遊技領域の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない打玉が取り込まれるアウト口46が設けられている。なお、可変表示装置としては、上記した機械的なドラム式可変表示装置41に限定されるものではなく、液晶やドットマトリックスタイプの電気的な可変表示装置であってもよい。
【0021】
一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に示すように、機構板50が開閉自在に設けられている。機構板50の中央には、窓開口51が開設され、該窓開口51からは、前記遊技盤40の裏面に取り付けられた入賞玉集合カバー体52が臨んでいる。入賞玉集合カバー体52には、そのほぼ中央に前記ドラム式可変表示装置41の後方突出部が突出する開口が形成されると共に、その開口の一側裏面に中継基板53が取り付けられている。この中継基板53には、前記ドラム状可変表示装置41に設けられるドラム表示制御回路基板54から延びる一部の配線と遊技盤40上に設けられる各種電気部品から延びる配線とがコネクタ接続されると共に、後述する遊技制御回路基板87が接続されている。一方、ドラム表示制御回路基板54には、前記可変表示装置41に含まれる各種電気部品(ドラムモータ、ドラムランプ、ドラムセンサ等)が接続されると共に、遊技制御回路基板87からの集合配線もコネクタ接続されている。
【0022】
また、前記機構板50には、その背面側に発生した入賞玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク55と、賞球払出装置56と、玉タンク55内の玉を賞球払出装置56に送る玉整列レール57、カーブ樋58、及び通路体59と、玉止め部材61、入賞玉排出ソレノイド62及び入賞玉検出器63を備えた入賞玉処理装置60と、遊技制御回路基板87を収納した回路基板ボックス80と、賞球払出制御基板64を被覆した制御基板カバー65と、ユニット中継基板66を被覆した中継基板カバー67と、ターミナル基板68を収納したターミナル基板ボックス69と、が設けられている。一方、機構板50の前面側には、その下部にすべての入賞玉を前記入賞玉処理装置60に導くための入賞玉集合樋74が傾斜状に設けられている。
【0023】
遊技制御回路基板87は、CPU、RAM、及びROMを備えてドラム式可変表示装置41や可変入賞球装置42等の遊技装置の遊技動作を制御するものである。賞球払出制御基板64は、賞球払出装置56の動作を制御するものである。ユニット中継基板66は、弾球遊技機1とカードユニット装置30との配線を中継するものである。ターミナル基板68は、遊技制御回路基板87に電源を供給するものである。また、弾球遊技機1の裏面には、上記した機構板50以外の領域に、装飾制御基板70を収納した装飾制御基板ボックス71と、発射装置モータ73を備えた打球発射装置72とが設けられている。装飾制御基板70は、遊技制御回路基板87からの指令又はデータに基づいて弾球遊技機1の前面に設けられる電気的装飾部品(前記装飾蛍光灯6a,6b、装飾LED7、スピーカ10a,10b等)の動作を制御するものである。
【0024】
なお、上記した各種基板及び装置には、所定の配線を接続するためのコネクタが設けられており、特に、ターミナル基板ボックス69に収納されるターミナル基板68は、遊技制御回路基板87に電源を供給するだけでなく、弾球遊技機1に設けられる各種電気的装置、例えば、上記した各基板及び打球発射装置72にも電源を供給すると共に、弾球遊技機1の内部での信号線の中継、あるいは弾球遊技機1と外部との信号線の中継を行うための端子も設けられている。
【0025】
機構板50に設けられる上記した構成のうち、遊技制御回路基板87を収納する回路基板ボックス80は、本実施形態の要部を構成するもので、前記始動入賞口43に入賞した打玉をその内部に導いて検出する構造となっている。この構造について、以下、図3及び図4を参照して説明する。図3は、回路基板ボックス80の取付状態を示す斜視図であり、図4は、回路基板ボックス80を機構板50に取り付けた状態での断面図である。
【0026】
回路基板ボックス80は、図3に示すように、前記遊技制御回路基板87を内部に収納する蓋体82及び取付基体81の組付体からなり、この組付体が取付台110を介して前記機構板50に取り付けられて構成される。取付基体81は、導電性の合成樹脂によって上面が開放したボックス状に形成され、その底面裏側に取付台110に形成される係合レール111と係合する係合レール83が突設形成されている。また、取付基体81の底面には、内部を透視し得る開口(図示しない)が形成されるが、その開口を閉塞するように底面の内側に透明底板84が積層状に設けられている。図示の場合には、細長い開口(図4の縦方向に沿った開口が複数個設けられている)を閉塞するように透明底板84が積層状に設けられているが、この透明底板84は、取付基体81の内側四隅に突設される取付ボス85を貫通させた後、該取付ボス85に間隔保持筒86を遊嵌し、更にその後、遊技制御回路基板87を取付ボス85に当接させてビスで止着することにより、取付基体81の底面に当接した状態で取り付けられるものである。
【0027】
上記した取付ボス85に取り付けられる遊技制御回路基板87は、周知のように、その一側面にマイクロコンピュータを構成するCPU、ROM、RAM等の電子部品やコネクタ104等の接続部品が実装されている。図示の実施形態の場合には、幅方向の上部領域がコネクタ実装領域として構成され、そのコネクタ実装領域の下方部が電子部品実装領域として形成されている。そして、蓋体82を取付基体81に組み付けた状態では、コネクタ実装領域が外部に露出した状態であるコネクタ接続領域103となるものである。
【0028】
ところで、本実施形態における遊技制御回路基板87には、縦幅方向垂直状に打玉が通過し得る玉通路90が取り付けられている。具体的には、玉通路90は、平板長方形状の玉通路構成第1部材88と、該玉通路構成第1部材88によってその一側が閉塞される断面コ字状の玉通路構成第2部材89とによってパチンコ玉が内部を上から下に向かって落下する通路として構成される。玉通路構成第1部材88は、透明な合成樹脂で形成されその上下に突設される取付片96によって遊技制御回路基板87から僅かに浮いた状態でビス止めされ、また、玉通路構成第2部材89も透明な合成樹脂で形成されその上下に突設される取付片97によって遊技制御回路基板87から僅かに浮いた状態でビス止めされている。また、玉通路90は、遊技制御回路基板87の縦幅方向にほぼ全長に亘って形成されている。そして、上記のように構成される玉通路90のほぼ中程には、始動入賞玉検出手段としての始動入賞玉検出器93が玉通路構成第1,第2部材88,89の凹部91,92に係止されて取り付けられている。図示の実施形態においては、始動入賞玉検出器93として近接スイッチを使用しているが、マイクロスイッチやフォトスイッチ等であってもよい。特に、フォトスイッチの場合には、遊技制御回路基板87に直接実装することができるので、その途中に不正回路基板を接続することがより困難となる。また、始動入賞玉検出器93から延びる配線94は、コネクタ95によって遊技制御回路基板87に接続されている。
【0029】
上記のように構成される遊技制御回路基板87が取付基体81に取り付けられた状態で蓋体82がコネクタ接続領域103を除く電子部品実装領域を被覆するように組み付けられる。蓋体82は、内部が透視し得る透明な合成樹脂によって平板状に形成され、その上辺に沿って折り曲げられた折曲辺部82aによって電子部品実装領域とコネクタ実装領域とが区画されている。折曲辺部82aには、前記玉通路90に対応する位置に切欠開口98が形成され、蓋体82を取付基体81にスムーズに取り付け得るようになっている。
【0030】
ところで、蓋体82の取付基体81への取付構造は、図4に示すように、蓋体82の両側辺及び下辺の外側に適宜間隔を置いて直角状に折り曲げ形成される係止片101と該係止片101とで取付基体81の上辺部を挟持するように蓋体82の内面外周に沿って適宜間隔を置いて突設される案内リブ100とによって取り付けられるものである。場合によっては、案内リブ100の外側面に接着剤等を塗布した後に案内リブ100と係止片101とで取付基体81の上辺を挟持させることにより、その後、蓋体82を取り外すことが困難となるようにしてもよい。接着剤を使用する場合であっても使用しない場合であっても、蓋体82を取付基体81に取り付けた状態では、蓋体82と取付基体81との間に差し渡される封印シール102を貼付することが望ましい。封印シール102としては、剥した痕跡が明確に残存するホログラムシール等が考えられる。ホログラムシールは、ホログラム層と光反射層と接着剤層とを備え、ホログラム層に形成されるホログラム図柄を偽造困難な図柄に構成することで、不正行為に伴うシールの貼り替えを防止するようになっている。このホログラム図柄は、ホログラムシールの表面に入射したコヒーレント光(レーザー光)がホログラム層のエンボス面を透して光反射層に入り、光反射層からホログラム干渉光としてホログラムシールの外方に反射されることで形成される。また、ホログラムシールを剥した場合は、もう一度貼り直してもホログラム図柄が元の形状にならないので、剥した痕跡が確実に残る。もちろん、痕跡が残存するシールであれば、ホドグラムシール以外のものでも良い。
【0031】
上記のようにして蓋体82を取付基体81に取り付けた状態では、始動入賞玉検出器93とその配線94、及び始動入賞玉検出器93と遊技制御回路基板87とを接続するコネクタ95とが取付基体81と蓋体82とで構成される空間の内部に収納配置された状態となるため、外部からそれらに触れることはできない。このため、始動入賞玉検出器93と遊技制御回路基板87とを結ぶ配線94の途中に不正回路基板を介装することができない。仮に、不正回路基板を介装しようとすれば、蓋体82を取付基体81から取り外さなければならないが、蓋体82を取り外した場合には、封印シール102にその痕跡が残るため、不正行為が行われたか否かが容易にわかる。また、蓋体82が透明な合成樹脂で形成されているので、始動入賞玉検出器93の配線94とコネクタ95部分が外部から容易に視認できるため、仮にこの部分に不正回路基板が介装されていれば、外部から容易に発見することができる。なお、蓋体82の透明な部分は、必ずしも全体である必要はなく、例えば、始動入賞玉検出器93と配線94とコネクタ95が視認できる部分だけ(その他にROMも視認できる必要がある)でも良い。
【0032】
次に、上記した回路基板ボックス80を機構板50に取り付けるための取付台110について図3を参照して説明する。取付台110は、図3に示すように、合成樹脂(金属でもよい)によって形成された長方形板からなり、その基板中央には断面逆L字状をなす一対の係合レール111が所定間隔を置いて条設されている。なお、係合レール111の条設方向は、取付台110の長辺部に沿った左右方向となっている。取付台110の各長辺部(前後端縁)には、基板面に対して直交するガイド片112が突設されている。取付台110の右側端部には、弾性変形する解除レバー114が形成されており、該解除レバー114の基部には、取付基体81に形成される係止穴(図示しない)と係合する係合突起113が突設されている。また、取付台110の基板面には、機構板50側の取付ボス116に取付台110をビス止めするための止め穴115が穿設されている。
【0033】
しかして、上記した取付台110は、止め穴115及び取付ボス116を介して機構板50にビス止めされることで機構板50上の所定部位に固定される。また、この取付台110に回路基板ボックス80を取り付けるときには、取付台110に対してボックス80を左側方からスライド装着させる。このとき、取付台100側の係合レール111は、ボックス80側の係合レール83と係合した状態にあり、ガイド片112は、ボックス80のスライド移動を案内する。そして、このようなボックス80のスライド移動によって取付台110側の解除レバー114が下方に弾性変形し、遂には、ボックス80側の係止穴が取付台110側の係合突起113と係合してボックス80の装着が完了する。一方、回路基板ボックス80を取付台110から取り外すときには、解除レバー114を下方に押して係止穴と係合突起113との係合を解除し、この状態からボックス80を左側方にスライドさせることで簡単に取り外すことができる。即ち、回路基板ボックス80は、機構板50にビス止め固定された取付台110に対して着脱自在な構成となっている。
【0034】
上記のようにして、回路基板ボックス80を機構板50に取り付けた状態では、前記始動入賞口43に入賞した打玉が回路基板ボックス80に形成される前記玉通路90に導かれて始動入賞玉検出器93を作動させる。この構成について図2及び図4を参照して説明すると、前記始動入賞口43の配設位置に対応する裏面には、前記入賞玉集合カバー体52に連絡通路124が形成され、該連絡通路124の後端開口に上部玉誘導通路体120が連通するように取り付けられている。上部玉誘導通路体120は、導電性合成樹脂によって成形されるコ字状に形成される第1構成部材121の開放面を同じく導電性合成樹脂によって形成される平板状の第2構成部材122で閉塞して断面正方形状の通路体として構成されるものであり、その基部に形成される取付片123(図2参照)を入賞玉集合カバー体52の裏面に止着することにより固定されている。また、取付片123には、アース線125が接続されており、そのアース線125の他端が例えばパチンコ島台を介して接地されている。なお、上部玉誘導通路体120の末端は、ほぼ直角状に折曲されて前記玉通路90の上端に臨むようになっている。
【0035】
一方、前記玉通路90の下端開口が臨む切欠開口99(この切欠開口99は、前記取付基体81の下部側壁に形成されている)に対応する位置には、下部玉誘導通路体130が取り付けられている。この下部玉誘導通路体130は、導電性合成樹脂又は通常の合成樹脂によって成形されるコ字状に形成される第1構成部材131の開放面を同じく導電性合成樹脂又は通常の合成樹脂によって形成される平板状の第2構成部材132で閉塞して断面正方形状の通路体として構成されるものであり、その基部に形成される取付片133(図2参照)を機構板50の裏面に止着することにより固定されている。なお、下部玉誘導通路体130の末端は、機構板50の前面側の下部に傾斜状に突設されて発生した入賞玉の全てを前記入賞玉処理装置60に導く入賞玉集合樋74の上方に開設された出口134に連通するようになっている。なお、下部玉誘導通路体130の末端を必ずしも機構板50に臨ませる必要はなく、例えば、入賞玉集合カバー体52に臨ませてもよく、最終的に入賞玉集合樋74に導かれるようにすれば良い。
【0036】
しかして、回路基板ボックス80を機構板50に取り付けた状態では、始動入賞口43に入賞した打玉が連絡通路124、上部玉誘導通路体120を介して回路基板ボックス80内に位置する玉通路90に導かれ、その玉通路90の途中に臨んでいる始動入賞玉検出器93を作動させた後、下部玉誘導通路体130を介して機構板50の入賞玉集合樋74に放出され、その後、入賞玉処理装置60に導かれて所定の賞球が払い出されるようになっている。そして、始動入賞口43に入賞した打玉が上部玉誘導通路体120を転動する際に、上部玉誘導通路体120が導電性合成樹脂で成型されているので、仮に、その打玉が静電気を帯電していたとしても、その静電気が導電部材である上部玉誘導通路体120から外部に放出されるので、打玉が回路基板ボックス80内に導かれても、遊技制御回路基板87に悪影響を及ぼすことはない。
【0037】
以上、本実施形態の構成及び作用について説明してきたが、本実施形態によれば、回路基板ボックス80には、始動入賞口43に入賞した打玉を誘導し且つ始動入賞玉検出器93が臨む玉通路90を形成する一方、始動入賞玉検出器93及び該始動入賞玉検出器93と遊技制御回路基板87との接続部分を該回路基板ボックス80の内部に設けたので、始動入賞玉検出器93及びその配線94の接続部分であるコネクタ95が回路基板ボックス80の内部にあるため、その途中に不正回路基板を介装することは困難であり、さらに、それらは外部から視認可能な状態に設けられているため、仮に不正が行われていても、外部から始動入賞玉検出器93、配線94、及びコネクタ95を視認できるので、容易に不正が行われたか否かを発見することができる。また、始動入賞口43から始動入賞玉検出器93までの打玉が転動する玉通路のうち、上部玉誘導通路体120が導電性合成樹脂で成形されているので、仮に、その打玉が静電気を帯電していたとしても、その静電気が導電部材である上部玉誘導通路体120から外部に放出されるので、打玉が回路基板ボックス80内に導かれても、遊技制御回路基板87に悪影響を及ぼすことはない。なお、始動入賞口43から始動入賞玉検出器93までの打玉が転動する全ての玉通路を導電性合成樹脂で構成してもよい。更に、導電性合成樹脂製の上部玉誘導通路体120にアース線125が接続されているので、帯電した打玉の静電気の放電を確実に行うことができる。
【0038】
また、回路基板ボックス80は、遊技制御回路基板87を収納する取付基体81と蓋体82とで構成されると共に、該取付基体81と蓋体82とを取り外したことが容易にわかる封印シール102で封止したので、回路基板ボックス80内に存在する始動入賞玉検出器93、配線94、及びコネクタ95への不正回路基板の取り付けを行うことが困難となり、仮に、封止シール102が破損されていれば、不正行為が行われた可能性が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0039】
なお、上記した実施形態においては、回路基板ボックス80の取付基体81と蓋体82とを封止する封止手段として封印シール102を例示したが、この封印シール102の機能としては、取付基体81と蓋体82とを取り外したことが痕跡から容易にわかるということであるのに対し、取付基体81と蓋体82とを取り外すことが困難な封止手段でも良い。このような封止手段として図5に示す溶着部105や図6及び図7に示すワンウェイネジ140がある。図5は、取付基体81と蓋体82との封止手段としての溶着部105の概略を示す断面図であり、図6は、取付基体81と蓋体82との封止手段としてワンウェイネジ140を用いたときの断面図であり、図7は、ワンウェイネジ140の作用を説明するための図面である。
【0040】
図5において、封止手段として溶着部105によって取付基体81と蓋体82とを封止する場合には、取付基体81と蓋体82との当接部である案内リブ100の部分を溶剤によって溶着又は超音波溶着装置(図示しない)によって超音波を当てて当接部分を熱溶着させて溶着部105を形成するものである。この場合には、溶着部105を破壊しない限り取付基体81と蓋体82とを取り外すことができないので、それらの取り外しが困難であると共に、破壊されていれば、不正行為を行われた蓋然性が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0041】
一方、図6に示すように、封止手段としてのワンウェイネジ140を蓋体82に穿設された貫通穴82aに差し込んで取付基体81の取付穴81aに螺合することにより、蓋体82と取付基体81とを封止することができる。この場合において、ワンウェイネジ140は、ネジ締め方向にしか回らない特殊なネジであり、一旦締め付けるとネジを破壊しない限り取り外すことができない。具体的には、図7(A)(B)に示すように、その頭部141に設けられたネジ溝が当接面部142と凹部143と中心穴部144とから構成されている。そして、図7(C)(D)に示す特殊マイナスドライバー145でネジ140締めを行う場合には、ドライバー145の中心軸部146を中心穴部144に差し込み、この状態からドライバー145の当接片部147を当接面部142に当接させて一方向(図7(A)の時計回り方向)に頭部141を回転させることでネジ140締めを行う。一方、ドライバー145で頭部141を他方向(図7(A)の反時計回り方向)に回転させてネジ140を取り外そうとした場合には、ドライバー145が凹部143に入り込んで滑ってしまい頭部141を回転させることができずにネジ140の取り外しが行えない。なお、通常のマイナスドライバーでも頭部141を一方向に回転させてネジ140締めすることは可能であるが、特殊マイナスドライバー145のように、中心軸部146をワンウェイネジ140の中心穴部144に差し込んでワンウェイネジ140との位置決めを行った方が締め付け作業が容易に行えるものである。このように、ワンウェイネジ140を使用した場合にもネジ140を破壊しない限り取付基体81と蓋体82とを取り外すことができないので、それらの取り外しが困難であると共に、破壊されていれば、不正行為を行われた蓋然性が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0042】
なお、上記した溶着部105及びワンウェイネジ140によって蓋体82と取付基体81との取り外しが困難である場合には、監督官庁によるROM等の検査も行えなくなるため、この検査を行うことができるように、当初の溶着部105及びワンウェイネジ140締着部を破壊し易い構造としておき、正当な検査のときには、当初の溶着部105及びワンウェイネジ140締着部を破壊して検査し、その後、予備的に形成される溶着部を溶着し又は締着部をワンウェイネジ140で締着して、破壊した部分に検査済である証明シールを貼付することができるようにしてもよい。つまり、複数回固着できる構造としても良い。
【0043】
また、上記した実施形態では、玉通路90を回路基板ボックス80の中央部を上下方向に貫通するように形成したものを示したが、回路基板ボックス80の外周に沿って形成されていてもよい。また、玉通路90を回路基板ボックス80の縦幅の全長に亘って形成する必要はなく、例えば、始動入賞玉検出器93の玉が通過する検出穴だけを玉通路として回路基板ボックス80から外部に突出させ、始動入賞玉検出器93の後端の配線94の接続部及び配線94と遊技制御回路基板87との接続部(コネクタ95)が回路基板ボックス80の内部にあれば良い。また、回路基板ボックス80を取付台110を介して機構板50に着脱自在に装着するものを示したが、機構板50に形成される取付部に回路基板ボックス80を直接装着できるような構造のものでも良い。この場合、着脱自在に取り付けるようにしてもよいが、回路基板ボックス80全体をよく似た贋物と交換される不正を防止するために、機構板50と回路基板ボックス80との取付状態が困難となる構造(例えば、上記したワンウェイネジ等)としてもよい。
【0044】
なお、上記した実施形態(以下、第一実施形態という)においては、始動入賞口43と回路基板ボックス80との間に配置される上部玉誘導通路体120を導電性合成樹脂によって形成することにより、帯電した打玉が回路基板ボックス80に到達する以前に静電気を除去し得る構造のものを示したが、帯電した打玉の静電気が遊技制御回路基板87の電子部品実装領域に到達する前に除去できれば良いので、回路基板ボックスを構成する組付け部材に導電部材を設けたものでも良い。このような実施形態(以下、第二実施形態という)を図8乃至図10を参照して説明する。図8は、第二実施形態に係る回路基板ボックス150と取付台100との斜視図であり、図9は、第二実施形態に係る回路基板ボックス150を機構板50に取り付けた状態での断面図であり、図10は、第二実施形態に係る回路基板ボックス150の取付基体151と蓋体154との封止構造を示す断面図である。なお、図8から図10において、第一実施形態と同じ部品には、同じ符号を付してある。
【0045】
図8乃至図10において、回路基板ボックス150は、遊技制御回路基板87を内部に収納する取付基体151と蓋体154の組付体からなり、この組付体が取付台110を介して前記機構板50に取り付けられて構成される。まず、取付基体151は、下面に開口部を有すると共に、その外周縁部には全周に亘って側壁を有する形状となっている。開口部は、透明な合成樹脂によって形成される透明底板152によって被覆されると共に、開口部の内周縁部には、その長手方向両側に断面L字状をなす係合レール153が形成され、該係合レール153が取付台110側の係合レール111と係合して回路基板ボックス150を取付台110に取り付けるものである。
【0046】
一方、蓋体154は、上面が開放すると共にその長手方向の両側に下方に垂下する側壁を有するように金属板を打ち抜き加工して形成され、その上面の開口部を透視性のある合成樹脂からなる透明上板155と透視性及び導電性のある導電板156とで挟持閉塞している。即ち、透明上板155の周囲に垂下される複数の溶着部157を蓋体154及び導電板156に形成される挿入穴に挿入した後、溶着部157の下端を溶着によって溶融して透明上板155と導電板156とを一体的に蓋体154に固着するものである。なお、導電板156は、透明合成樹脂の長方形板からなり、その上面側に黒色塗装を施した導電性繊維が全域に接合して形成されたものである。なお、金属製の蓋体154の上部一側には、アース線164が接続されている。
【0047】
また、透明上板155の長手方向の両端側には、複数(実施形態中では、4つ)の取付片部158a〜158dが並設されている。取付片部158a〜158dは、各々、透明上板155の側壁を構成する部分と、透明上板155の上壁を構成する部分と、を有した断面L字状をなし、透明上板155の側壁構成部分には、各取付片部158a〜158d間を連結する連結部160a〜160cが一体成形され、透明上板155の上壁構成部分には、各取付片部158a〜158d間を連結する連結部159a〜159eが一体成形されている。各取付片部158a〜158d間には、スリット状の溝が形成され、そのスリット状の溝を跨ぐように形成される連結部159a〜159e・160a〜160cは、取付片部158a〜158dの外壁面から突出した状態で設けられている(図10参照)。また、取付片部158a〜158dの上壁構成部分には、それぞれ取付穴161a〜161dが穿設されている。なお、上記した各取付穴161a〜161dの上方部分は、取付基体151との組み付け状態で組み付け用のネジ140(ワンウェイネジ)を蓋体154の外壁面に入り込ませるような凹形状をなしている(図10参照)。このため、ネジ140の頭部を切断してビス止めを解除する不正行為が防止できる。
【0048】
しかして、上記した蓋体154及び取付基体151は、蓋体154に形成される図示しない係合爪と取付基体151に形成される図示しない係止溝とを係合することにより、所定の位置で遊技制御回路基板87を被覆して組み付けられ、その組み付けられた状態で取付片部158aの取付穴161aをワンウェイネジ140で止める(図10参照)。このように組み付けられた回路基板ボックス150においては、遊技制御回路基板87の検査(出荷納入後にROMが正規のものか否かを遊技場等で検査する)のために開放し、その後再度閉塞状態に復元することができるものである。これについて簡単に説明すると、回路基板ボックス150の閉塞状態において、左右両側の連結部159a,159b・160aをニッパー等の切断工具で切断する。これにより、取付片部158aは、蓋体154から完全に分離され且つワンウェイネジ140によって取付基体151に固着された状態となる。即ち、取付基体151に対する蓋体154の固着が封印シール102を除いて全て解除されるため、封印シール102を破損すれば、回路基板ボックス150の開放が可能になる。そして、取付基体151から蓋体154を取り外して遊技制御回路基板87の検査を行う。
【0049】
また、このような蓋体154の取り外し(連結部159a,159b・160aの切断)によって、取付基体151の内部に装備された予備のワンウェイネジ(図示しない)は、取り出し可能な状態となり、このうち1つのワンウェイネジを回路基板ボックス150の復元用に取り出す。その後、回路基板ボックス150を閉塞するときには、蓋体154を取付基体151に被せた状態で、取り出した予備のワンウェイネジを取付片部158bの取付穴161bに螺着する。これにより、回路基板ボックス150が再度閉塞状態に復元される。その後、回路基板ボックス150を再度検査(2回目の検査)する場合には、各連結部159c・160bを切断する。これにより、取付片部158bを蓋体154から分離させて回路基板ボックス150を開放する。後は同様に、各連結部159c・160bの切断に伴って取り出した予備のワンウェイネジを取付片部158cの取付穴161cに螺着する。これにより、回路基板ボックス150が再度閉塞状態に復元される。それ以降、回路基板ボックス150を検査(3回目の検査)する場合には、各連結部159d・160cを切断することで、取付片部158cを蓋体154から分離させて回路基板ボックス150を開放する。また、回路基板ボックス150の復元時には、各連結部159d・160cの切断に伴って取り出した予備のワンウェイネジを最後に残った取付穴161dに螺着する。
【0050】
このように、上記した回路基板ボックス150の閉塞状態においては、連結部159a〜159e・160a〜160cを切断して取付片部158a〜158dと蓋体154との連結を解除しない限り、回路基板ボックス150が開放できないようになっている。従って、遊技制御回路基板87の検査以外で連結部159a〜159e・160a〜160cが切断されるような場合は、この切断により遊技制御回路基板87に不正が行われたことが即座に且つ確実に判別できるため、回路基板ボックス150の防犯効果を高めることができる。
【0051】
また、上記の構成からなる第二実施形態に係る回路基板ボックス150には、その所定の位置に第一実施形態に係る回路基板ボックス80と同様に玉通路構成第1部材88及び玉通路構成第2部材89とからなる玉通路90が形成されている。この玉通路90には、第一実施形態と同じように始動入賞玉検出器93が臨むように取り付けられている。そして、玉通路90の上下開口に対応する蓋体154及び取付基体151には、貫通口162・163が開設されている。また、上方の貫通口162の上部には、透明な合成樹脂で形成される接続通路体170取り付けられている。この接続通路体170は、接続通路構成第1部材170aに一体的に形成される取付ボス171と接続通路構成第2部材170bに一体的に形成される取付片172とを対応させてネジ173で遊技制御回路基板87に止着することにより取り付けられるものである。なお、上方の貫通口162は、接続通路体170及び玉通路90の内径とほぼ同じ寸法に形成されているが、貫通口162の内径寸法を接続通路体170の内径寸法よりも僅かに小さく形成することにより、貫通口162を通過する打玉がほぼ確実に金属製の蓋体154に接触して放電効果を高めることができる。もちろん、貫通口162の内径寸法が接続通路体170の内径寸法よりも大きくても、静電気が空中放電し得る距離の範囲内であれば良い。
【0052】
以上、第二実施形態に係る回路基板ボックス150の構成について説明してきたが、この回路基板ボックス150を機構板50の裏面に固着される取付台110に装着したときには、図9に示すように、始動入賞口43に入賞した打玉が連絡通路124、上部玉誘導通路体120a、及び接続通路体170を介して回路基板ボックス150内に位置する玉通路90に導かれ、その玉通路90の途中に臨んでいる始動入賞玉検出器93を作動させた後、下部玉誘導通路体130aを介して機構板50の入賞玉集合樋74に放出され、その後、入賞玉処理装置60に導かれて所定の賞球が払い出されるようになっている。ただし、第一実施形態と異なる点は、上部玉誘導通路体120aが導電性の合成樹脂によって形成されているのではなく通常の合成樹脂によって形成されている点である。したがって、始動入賞口43に入賞した打玉が上部玉誘導通路体120aを転動する際に、打玉の静電気が上部玉誘導通路体120aに放電されない。しかし、上部玉誘導通路体120a、及び接続通路体170を流下する打玉が帯電していても、接続通路体170から玉通路90の間の貫通口162を帯電した打玉が通過する際に、金属製の蓋体154に放電するので、打玉が回路基板ボックス150に侵入する前に放電させてしまうため遊技制御回路基板87に悪影響を及ぼすことはない。そして、蓋体154に放電された静電気がアース線164を介して確実に外部に放電されるものである。
【0053】
以上、第一実施形態及び第二実施形態について説明してきたが、回路基板ボックス80,150内に形成される玉通路90も導電性合成樹脂で形成し、これにアース線を接続するようにしておけば、玉通路90自体を常時帯電しない状態に保持することができるため、遊技制御回路基板87に対する悪影響を防ぐことができる。また、玉通路120及び回路基板ボックス150にアース線125,164を接続したものを示したが、必ずしもアース線125,164を接続しなくても放電効果を高めることができるのであれば、それらの接続は必要ない。更に、導電性合成樹脂で且つ空中放電するような樹脂、あるいは帯電防止持続性樹脂などを玉通路を構成する樹脂として使用してもよい。また、回路基板ボックス80,150には、透視部が必ずしも必要ではなく、例えば、内部が透視できないようにすべて金属板で構成される回路基板ボックスでも良い。
【0054】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明の請求項1においては、始動入賞口と、該始動入賞口に入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出手段と、該始動入賞玉検出手段の出力に基づいて表示結果を導出する可変表示装置と、該可変表示装置を含む遊技装置の動作を制御する遊技制御回路基板を収納する回路基板ボックスと、を備えた弾球遊技機において、前記回路基板ボックスには、前記始動入賞口に入賞した打玉を誘導し且つ前記始動入賞玉検出手段が臨む玉通路の一部を形成すると共に前記始動入賞玉検出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を該回路基板ボックスの内部に設ける一方、前記始動入賞口から前記遊技制御回路基板までの間の前記玉通路の全部又は一部に前記始動入賞口に入賞した打玉からの静電気を受け取る導電部材を臨ませたので、始動入賞玉検出手段と遊技制御回路基板との接続部分が回路基板ボックスの内部にあるため、その途中に不正回路基板を介装することは困難となる。また、始動入賞口と遊技制御回路基板までの間の玉通路の一部又は全部を導電部材としたので、始動入賞口に入賞した打玉が静電気を帯電していても、その静電気が導電部材から外部に放出されるので、打玉が回路基板ボックス内に導かれても、遊技制御回路基板に悪影響を及ぼすことはない。
【0055】
また、請求項2の発明は、前記始動入賞玉検出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を前記回路基板ボックスの外部から視認可能な状態で該回路基板ボックスの内部に設けたので、仮に不正が行われていても、外部から始動入賞玉検出手段、配線、及び接続部分を視認できるので、容易に不正が行われたか否かを発見することができる。
【0056】
また、請求項3の発明は、前記回路基板ボックスは、前記遊技制御回路基板を収納する取付基体と蓋体とで構成されると共に、該取付基体と蓋体とを取り外したことが容易にわかる又は取り外すことが困難な封止手段で封止したので、回路基板ボックス内に存在する始動入賞玉検出手段、配線、及び接続部分への不正回路基板の取付を行うことが困難となり、仮に、封止手段が破損されていれば、不正行為が行われた可能性が高く、不正行為を容易に発見することができる。
【0057】
また、請求項4の発明は、前記導電部材は、前記始動入賞口から前記遊技制御回路基板までの間の導電性合成樹脂で形成された一部又は全部の玉通路としたので、始動入賞口から流出した打玉が静電気を帯電していても、その静電気が回路基板ボックスの上流側にある玉通路から外部に放出されるので、打玉が回路基板ボックス内に導かれても、遊技制御回路基板に悪影響を及ぼすことはない。
【0058】
また、請求項5の発明は、前記導電部材は、前記回路基板ボックスを構成する前記取付基体又は蓋体のいずれかに設けられ且つその一部が前記玉通路内に露出するように配置される導電性素材によって形成された部材とすることにより、玉通路を流下する打玉が帯電していても、回路基板ボックスを構成する部材に設けられる導電性部材に放電するので、帯電した打玉の静電気が回路基板ボックスに侵入する前に放電されるため、遊技制御回路基板に悪影響を及ぼすことはない。
【0059】
更に、請求項6の発明は、導電部材にアース線が接続されていることにより、導電部材に放電された静電気がアース線を介して確実に外部に放電されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】第一実施形態に係る回路基板ボックスの取付状態を示す斜視図である。
【図4】第一実施形態に係る回路基板ボックスを機構板に取り付けた状態での断面図である。
【図5】取付基体と蓋体との封止手段としての溶着部の概略を示す断面図である。
【図6】取付基体と蓋体との封止手段としてワンウェイネジを用いたときの断面図である。
【図7】ワンウェイネジの作用を説明するための図面である。
【図8】第二実施形態に係る回路基板ボックスと取付台との斜視図である。
【図9】第二実施形態に係る回路基板ボックスを機構板に取り付けた状態での断面図である。
【図10】第二実施形態に係る回路基板ボックスの取付基体と蓋体との封止構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
40 遊技盤
41 ドラム式可変表示装置(可変表示装置)
43 始動入賞口
50 機構板
80 回路基板ボックス
81 取付基体
82 蓋体
87 遊技制御回路基板
88 玉通路構成第1部材
89 玉通路構成第2部材
90 玉通路
93 始動入賞玉検出器(始動入賞玉検出手段)
94 配線
95 コネクタ(接続部分)
102 封印シール(封止手段)
105 溶着部(封止手段)
120 上部玉誘導通路体(玉通路;導電部材)
125 アース線
130 下部玉誘導通路体(玉通路)
140 ワンウェイネジ(封止手段)
150 回路基板ボックス
151 取付基体
154 蓋体(導電部材)
164 アース線

Claims (6)

  1. 始動入賞口と、該始動入賞口に入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出手段と、該始動入賞玉検出手段の出力に基づいて表示結果を導出する可変表示装置と、該可変表示装置を含む遊技装置の動作を制御する遊技制御回路基板を収納する回路基板ボックスと、を備えた弾球遊技機において、
    前記回路基板ボックスには、前記始動入賞口に入賞した打玉を誘導し且つ前記始動入賞玉検出手段が臨む玉通路の一部を形成すると共に前記始動入賞玉検出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を該回路基板ボックスの内部に設ける一方、
    前記始動入賞口から前記遊技制御回路基板までの間の前記玉通路の全部又は一部に前記始動入賞口に入賞した打玉からの静電気を受け取る導電部材を臨ませたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記始動入賞玉検出手段と前記遊技制御回路基板との接続部分を前記回路基板ボックスの外部から視認可能な状態で該回路基板ボックスの内部に設けたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記回路基板ボックスは、前記遊技制御回路基板を収納する取付基体と蓋体とで構成されると共に、該取付基体と蓋体とを取り外したことが容易にわかる又は取り外すことが困難な封止手段で封止したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記導電部材は、前記始動入賞口から前記遊技制御回路基板までの間の導電性合成樹脂で形成された一部又は全部の前記玉通路であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記導電部材は、前記回路基板ボックスを構成する前記取付基体又は蓋体のいずれかに設けられ且つその一部が前記玉通路内に露出するように配置される導電性素材によって形成された部材であることを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
  6. 前記導電部材には、アース線が接続されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の弾球遊技機。
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