JPH11146639A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH11146639A
JPH11146639A JP9303117A JP30311797A JPH11146639A JP H11146639 A JPH11146639 A JP H11146639A JP 9303117 A JP9303117 A JP 9303117A JP 30311797 A JP30311797 A JP 30311797A JP H11146639 A JPH11146639 A JP H11146639A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大デューティの切り替えにより高効率化を
図ったバックアップ型スイッチング電源を提供する。 【解決手段】 第1のコンバータ1は、交流電圧Ein
から変換された直流電圧V11をスイッチングし、スイ
ッチング出力を直流電圧V21に変換して、負荷Lに直
流出力電圧V0を供給する。第2のコンバータ2は、交
流電源eの停電時に、蓄電素子20から供給された直流
電圧V12をスイッチングし、スイッチング出力を直流
電圧V22に変換し、第1のコンバータ1に代わって負
荷Lに直流出力電圧V0を供給する。制御回路3はコン
バータ1、2において共用され、コンバータ1、2にパ
ルス幅変調制御を与えるとともに、交流電源eの停電ま
たは復電に応じて、最大デューティを切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
に関し、更に詳しくは、バッテリー等の蓄電素子によっ
てバックアップする機能を有するバックアップ型スイッ
チング電源に係る。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源としては、従
来より種々のタイプのものが知られている。例えば、特
開平9ー56085号公報は、電力変換回路に備えられ
た変換トランスの二次側にバッテリーでなるバックアッ
プ素子を有する充放電回路を接続しておき、変換トラン
スの二次巻線に生じる誘起電圧を利用してバックアップ
素子を充電し、交流電源電圧の供給が停止したときは、
バックアップ素子に蓄積されたエネルギを、変換トラン
スを介することなく、充電回路に備えられた第1のコン
バータ回路によって変換し、変換された電力を負荷に供
給する電源装置を開示している。
【0003】特開平8ー275521号公報は、電力変
換回路を構成する変換トランスの二次巻線に定電流回路
を接続し、定電流回路によりバッテリを充電し、停電時
にはバッテリの充電電圧を、インバータに供給し、イン
バータから負荷に電力を供給する電源装置を開示してい
る。
【0004】特開昭64ー8836号公報は、交流電源
を整流する整流回路の出力側に、蓄電池を接続し、停電
時に蓄電池を電力供給源として用いる無停電電源装置を
開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のス
イッチング電源において、交流電源を入力とするメイン
のコンバータと、蓄電素子を電源とするバックアップ用
のコンバータにおいて、別々の制御回路を有する場合、
回路が重複し、回路構成の大型化及びコストアップを招
くと共に、制御回路のそれぞれにおいて、直流出力電圧
の安定化制御を行なう必要があるため、直流出力電圧の
安定値に誤差を生じ易い。
【0006】このような問題点を解決するのに有効な手
段は、メインのコンバータ及びバックアップ用コンバー
タの間で制御回路を共用し、両コンバータに対してパル
ス幅変調(以下PWMと称する)制御を与えて、直流出
力電圧を安定化することである。
【0007】ところが、メインのコンバータに供給され
る直流電圧は、交流電源の交流電圧を変換して得られた
ものであり、一般には、バックアップ用コンバータに供
給される蓄電素子の直流電圧よりも高い。このため、メ
インのコンバータ及びバックアップ用コンバータの間で
制御回路を共用し、両コンバータに対してPWM制御を
加え、それによって、負荷に同一値の安定した直流出力
電圧を供給する場合、交流電源を電源として動作するメ
インのコンバータでは、最大デューティが小さくてよい
のに対し、蓄電素子を電源として動作するバックアップ
用コンバータでは、メインのコンバータよりも大きな最
大デユーティを設定する必要がある。
【0008】しかしながら、メインのコンバータを動作
させる場合と、バックアップ用コンバータを動作させる
場合とで、最大デューティを切り替える従来技術は知ら
れていない。
【0009】本発明の課題は、小型で、コストダウンに
有効であり、しかも直流出力電圧を一定に保ち得るバッ
クアップ型スイッチング電源を提供することである。
【0010】本発明のもう一つの課題は、メインのコン
バータを動作させる場合と、バックアップ用コンバータ
を動作させる場合とで、最大デューティを切り替え得る
高効率のバックアップ型スイッチング電源を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係るスイッチング電源は、第1のコンバー
タと、第2のコンバータと、制御回路とを含む。
【0012】前記第1のコンバータは、交流電源より供
給される交流電圧から変換された直流電圧をスイッチン
グし、スイッチング出力を直流電圧に変換して、負荷に
直流出力電圧を供給する。
【0013】前記第2のコンバータは、前記交流電源の
停電時に、蓄電素子から供給された直流電圧をスイッチ
ングし、スイッチング出力を直流電圧に変換し、前記第
1のコンバータに代わって前記負荷に直流出力電圧を供
給する。
【0014】前記制御回路は、前記第1のコンバータ及
び前記第2のコンバータにおいて共用され、前記第1の
コンバータ及び前記第2のコンバータにPWM信号を与
え、前記交流電源の停電または復電に応じて、最大デュ
ーティを切り替える。
【0015】第1のコンバータは、交流電圧から変換さ
れた直流電圧をスイッチングし、スイッチング出力を直
流電圧に変換して、負荷のための直流出力電圧を供給す
るから、交流電圧が正常に供給されている間は、第1の
コンバータから負荷に対して、直流出力電圧を供給する
ことができる。
【0016】交流電源が停電したときは、第1のコンバ
ータから第2のコンバータへの切替を行なう。これによ
り、第1のコンバータに代わって、第2のコンバータが
動作を開始する。第2のコンバータは、蓄電素子から供
給された直流をスイッチングし、スイッチング出力を直
流電圧に変換して、負荷に直流出力電圧を供給する。
【0017】制御回路は、第1のコンバータ及び第2の
コンバータにおいて共用され、第1のコンバータ及び第
2のコンバータにPWM制御を与える。かかる構成によ
れば、回路の重複、回路構成の大型化及びコストアップ
を回避できる。また、1つの制御回路により、第1のコ
ンバータ及び第2のコンバータにおける直流出力電圧の
安定化制御を行なうことができるので、第1のコンバー
タ及び第2のコンバータの切替によって、直流出力電圧
の安定値に誤差を生じることもない。
【0018】制御回路は、交流電源の停電または復電に
応じて、最大デューティを切り替える。交流電源が停電
した場合は、前述したように、第2のコンバータによ
り、負荷に直流出力電圧を供給する。第2のコンバータ
において、電源となる蓄電素子の直流電圧値は、第1の
コンバータに供給される直流電圧値よりも低いから、最
大デューティが大きくなるように切り替えられる。
【0019】交流電源が復電した場合は、第1のコンバ
ータにより、負荷に直流出力電圧を供給する。第1のコ
ンバータに供給される直流電圧は、蓄電素子の直流電圧
よりも高いから、負荷に同一値の安定化された直流出力
電圧を供給するのに、第2のコンバータの場合よりも、
最大デューティは小さくてよい。従って、交流電源が復
電した場合は、第1のコンバータの最大デューテイが大
きくなるようなデューテイ切替が行なわれる。これによ
り、高効率のバックアップ型スイッチング電源が得られ
る。
【0020】制御回路は、具体的な一例として、PWM
制御部と、切替回路とを含むことがある。切替回路はP
WM制御部の後段に接続され、第1のコンバータ及び第
2のコンバータに対し選択的にパルスを出力する。
【0021】より具体的には、停電検出信号によって制
御回路の最大デューテイを変更すると同時に、切替回路
によって出力パルスを選択的にスイッチング素子に供給
する。
【0022】別の具体例として、微分回路によりPWM
制御部から供給されるPWM信号よりも短いパルスを生
成し、第1のコンバータはこの生成されたパルスを最大
デューテイとして動作させる。第2のコンバータはPW
M信号によって定まる最大デューティで動作させる。
【0023】本発明の他の目的、構成及び利点について
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。図面は単
に実施例を示すものに過ぎない。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスイッチング
電源の電気回路図である。図示するように、本発明に係
るスイッチング電源は、第1のコンバータ1と、第2の
コンバータ2と、制御回路3とを含む。
【0025】第1のコンバータ1は、交流電圧Einか
ら変換された直流電圧V11をスイッチングし、スイッ
チング出力を直流電圧V21に変換して、負荷Lに直流
出力電圧V0を供給する。第1のコンバータ1の出力は
出力端子71、72に接続されている。第1のコンバー
タ1の入力側には、入力回路4が備えられている。入力
回路4は、交流電源eから入力端子61、62に供給さ
れる交流電圧Einを整流平滑して、第1のコンバータ
1に対して、直流電圧V11を供給する。
【0026】第2のコンバータ2は、蓄電素子20から
供給された直流電圧V12をスイッチングし、スイッチ
ング出力を直流電圧V22に変換して、負荷Lのための
直流出力電圧V0を供給する。そして、第1のコンバー
タ1に対する交流電圧Einの供給が停止したとき、第
1のコンバータ1に代わって、負荷Lに直流出力電圧V
0を供給する。蓄電素子20はバッテリまたは電気二重
層コンデンサ等でなる。第2のコンバータ2の出力は出
力端子71、72に接続されている。
【0027】制御回路3は、第1のコンバータ1及び第
2のコンバータ2において共用され、第1のコンバータ
1及び第2のコンバータ2に制御信号S1、S2を供給
して、PWM制御を与える。また、制御回路3は交流電
源eの停電または復電に応じて、最大デューティを切り
替える。交流電源eの停電または復電は、停電検出回路
5によって検出される。停電検出回路5は、制御回路3
に対して、停電または復電の情報を含む信号S3を供給
する。停電検出回路5は、制御回路3と一体化されてい
てもよい。
【0028】交流電源eが正常に供給されている場合、
第1のコンバータ1は、交流電圧Einから変換された
直流電圧Vinをスイッチングし、スイッチング出力を
直流電圧V21に変換して、負荷Lのための直流出力電
圧V0を供給する。従って、交流電圧Einが正常に供
給されている間は、第1のコンバータ1から負荷Lに対
して、直流出力電圧V0を供給することができる。この
とき、停電検出回路5から制御回路3に対して、論理値
1の信号S3が供給されているものとする。
【0029】次に、交流電源eが停電したときは、停電
検出回路5から、例えば論理値0の信号S3が、制御回
路3に供給される。制御回路3は、論理値0の信号S3
の供給を受けたとき、第1のコンバータ1から第2のコ
ンバータ2への切替を行なう。これにより、第1のコン
バータ1に代わって、第2のコンバータ2が動作を開始
する。第2のコンバータ2は、蓄電素子20から供給さ
れた直流電圧V12をスイッチングし、スイッチング出
力を直流電圧V22に変換して、負荷Lに直流出力電圧
V0を供給する。
【0030】制御回路3は、第1のコンバータ1及び第
2のコンバータ2において共用され、第1のコンバータ
1及び第2のコンバータ2にPWM制御を与える。かか
る構成によれば、回路の重複、回路構成の大型化及びコ
ストアップを回避できる。また、1つの制御回路3によ
り、第1のコンバータ1及び第2のコンバータ2におけ
る直流出力電圧V0の安定化制御を行なうことができる
ので、直流出力電圧V0の安定値(目標値)に誤差を生
じることもない。
【0031】制御回路3は、交流電源eの停電または復
電に応じて、最大デューティを切り替える。交流電源e
が停電した場合は、前述したように、第2のコンバータ
2により、負荷Lに直流出力電圧V0を供給する。第2
のコンバータ2において、電源となる蓄電素子20の直
流電圧V12の値は、第1のコンバータ1に供給される
直流電圧V11よりも低いから、最大デューティが大き
くなるように切り替えられる。
【0032】交流電源eが正常に供給されている場合ま
たは停電から復電した場合は、第1のコンバータ1によ
り、負荷Lに直流出力電圧V0を供給する。第1のコン
バータ1に供給される直流電圧V11の値は、蓄電素子
20の直流電圧V12の値よりも高いから、負荷Lに同
一値の直流出力電圧V0を供給するのに、第2のコンバ
ータ2の場合よりも、最大デューティは小さくてよい。
従って、交流電源eが復電した場合は、最大デューテイ
が小さくなるようなデューテイ切替が行なわれる。これ
により、高効率のバックアップ型スイッチング電源が得
られる。
【0033】第1のコンバータ1の最大デューテイ及び
第2のコンバータの最大デューテイは、第1のコンバー
タ1に供給される直流電圧V11と、第2のコンバータ
2に含まれる蓄電素子20の端子電圧V12の値を勘案
して定める。
【0034】図2は本発明に係るスイッチング電源の更
に具体的な実施例を示す図である。図において、図1に
図示された構成部分と同一の構成部分には、同一の参照
符号を付してある。
【0035】入力回路4は、ダイオードブリッジ等でな
る整流回路41と平滑コンデンサ42とを備えている。
【0036】第1のコンバータ1は、電力変換回路11
と、出力回路12とを含む。電力変換回路11は、変換
トランス13と、スイッチ素子14と含んでいる。変換
トランス13は、第1の巻線131及び第2の巻線13
2を含み、第1の巻線131は入力回路4から直流電圧
V11の供給を受ける。
【0037】スイッチ素子14は、第1の巻線131を
通して供給される直流電圧V11をスイッチングする。
スイッチ素子14は代表的には電界効果トランジスタ
(FET)で構成されるが、バイポーラトランジスタ
等、他の三端子スイッチ素子であってもよい。スイッチ
素子14の主電極回路は、変換トランス13の第1の巻
線131に直列に接続されている。
【0038】出力回路12は、第2の巻線132に接続
され、第2の巻線132に現れるスイッチ出力を直流電
圧V21に変換して、負荷Lに直流出力電圧V0を供給
する。図示された出力回路12は、いわゆるフォワード
第1のコンバータ回路を構成しており、スイッチ素子1
4がオンしているときに導通するダイオード121と、
スイッチ素子14がオフしている期間に、チョークコイ
ル123に蓄積されたエネルギを放出するダイオード1
22とでなる整流回路と、出力平滑用コンデンサ124
とを備える。但し、このような回路構成に限定するもの
ではないことはいうまでもない。
【0039】第2のコンバータ2は、電力変換回路21
と、出力回路22とを含む。電力変換回路21は、変換
トランス23と、スイッチ素子24と含んでいる。変換
トランス23は、第1の巻線231及び第2の巻線23
2を含み、第1の巻線231は蓄電素子20から直流電
圧V12の供給を受ける。
【0040】スイッチ素子24は、第1の巻線231を
通して供給される直流電圧V12をスイッチングする。
スイッチ素子24は代表的には電界効果トランジスタ
(FET)で構成されるが、バイポーラトランジスタ
等、他の三端子スイッチ素子であってもよい。スイッチ
素子24の主電極回路は、変換トランス23の第1の巻
線231に直列に接続されている。
【0041】出力回路22は、第2の巻線232に接続
され、第2の巻線232に現れるスイッチ出力を直流電
圧V21に変換して、負荷Lに直流出力電圧V0を供給
する。図示された出力回路22は、フォワード第1のコ
ンバータ回路を構成しており、スイッチ素子24がオン
しているときに導通するダイオード221と、スイッチ
素子24がオフしている期間に、チョークコイル223
に蓄積されたエネルギを放出するダイオード222とで
なる整流回路とを備える。但し、このような回路構成に
限定するものではないことはいうまでもない。
【0042】交流電源eから交流電圧Einが正常に供
給されている場合、停電検出回路5から制御回路3に供
給される信号S3は論理値1であり、第1のコンバータ
1が動作する。入力回路4から変換トランス13の第1
の巻線131を通して供給される直流電圧V11は、ス
イッチ素子14でスイッチングされる。変換トランス1
3の第2の巻線132には出力回路12が接続されてい
るので、第2の巻線132に現れたスイッチ出力は、出
力回路12によって、直流電圧V21に変換される。こ
の直流電圧V21が、直流出力電圧V0として、負荷L
に供給され、負荷電流I01が流れる。
【0043】次に、交流電源eが停電したときは、停電
検出回路5から制御回路3に供給される信号S3は、論
理値0になる。制御回路3は、直流電圧V11に応じ
て、第1のコンバータ1及び第2のコンバータ2の切替
を行なう。これにより、第1のコンバータ1に代わっ
て、第2のコンバータ2が動作を開始する。第2のコン
バータ2において、蓄電素子20から変換トランス23
の第1の巻線231を通して供給される直流電圧V12
は、スイッチ素子24でスイッチングされる。変換トラ
ンス23の第2の巻線232には出力回路22が接続さ
れているので、第2の巻線232に現れたスイッチ出力
は、出力回路22によって、直流電圧V22に変換され
る。この直流電圧V22が、直流出力電圧V0として、
負荷Lに供給され、負荷電流I02が流れる。
【0044】第2のコンバータ2から出力される直流電
圧V22は、第1のコンバータ1から出力される直流電
圧V21よりも低く設定されている。この構成によれ
ば、交流電圧Einの停電時に、平滑コンデンサ42の
蓄積電荷を利用して、第1のコンバータ1により、負荷
Lへ電流I01を供給し続けることができる。そして、
平滑コンデンサ42の端子電圧で与えられる直流電圧V
11が低下するに従い、第1のコンバータ1から負荷L
への電流I01の供給が次第に低下して行く。
【0045】一方、これとは逆に、第2のコンバータ2
から負荷Lへ供給される電流I02が次第に増加して行
き、最終的には第2のコンバータ2が負荷Lへの電力供
給の全てを負担することになる。
【0046】上述のように、第1のコンバータ1に供給
される直流電圧V11の値は、蓄電素子20の直流電圧
V12の値よりも高いから、負荷Lに同一値の直流出力
電圧V0を供給するのに、第2のコンバータ2の場合よ
りも、最大デューティは小さくてよい。従って、交流電
源eが復電した場合は、第2のコンバータ2が動作する
停電の場合よりも、最大デューテイが大きくなるような
デューテイ切替が行なわれる。第1のコンバータ1はこ
のようにして縮小された最大デューテイ内で動作する。
これにより、高効率のバックアップ型スイッチング電源
が得られる。
【0047】図3は本発明に係るスイッチング電源の別
の実施例を示す電気回路図である。図において、図1及
び図2と同一の構成部分には、同一の参照符号を付して
ある。この実施例では、第1のコンバータ1を構成する
変換トランス13及び出力回路12が、第1のコンバー
タ1及び第2のコンバータ2によって共用されている。
変換トランス13は第3の巻線133を有する。
【0048】第2のコンバータ2は、切替回路25と、
第3の巻線133と、蓄電素子20とを含んでいる。切
替回路25は、第2のコンバータ2が充電回路CHとな
り、または放電回路DHとなるような切替を行なう。第
2のコンバータ2は、充電回路CHに切り替えられたと
きは、第3の巻線133から供給される電力によって蓄
電素子20を充電する。放電回路DHに切り替えられた
ときは、蓄電素子20から供給されるエネルギをスイッ
チングして第3の巻線133に供給する。
【0049】図示された切替回路25は、ダイオード2
6と三端子素子でなるスイッチ素子24との並列回路で
構成されており、ダイオード26は、充電回路CHを構
成し、スイッチ素子24が放電回路DHを構成する。よ
り具体的には、ダイオード26は、メインのスイッチ素
子14がオンになったときに、図示極性(図中黒丸表
示)の第3の巻線133に現れる誘起電圧に対して、順
方向となるように方向付けられている。
【0050】また、スイッチ素子24は、三端子素子で
構成され、主電極回路が第3の巻線133及び蓄電素子
20を含む放電回路DHに対して直列に入るように接続
されている。スイッチ素子24に適した三端子素子はF
ETである。スイッチ素子24がFETでなる場合、F
ETのソース.ドレイン間ダイオードをダイオード26
として利用できるので、切替回路25の回路構成を、よ
り簡素化できる。
【0051】第1のコンバータ1が動作しているとき
は、第2のコンバータ2は、切替回路25により、充電
回路CHとなるように切り替えられる。充電回路CHに
切り替えられたときは、変換トランス13の第3の巻線
133から供給される電力によって蓄電素子20が充電
される。従って、電力変換回路11のスイッチング動作
によって、変換トランス13の第3の巻線133に誘起
する電圧により、蓄電素子20が充電される。実施例に
示す回路構成においては、ダイオード26は、メインの
スイッチ素子14がオンになったときに、図示極性(図
中黒丸表示)の第3の巻線133に現れる誘起電圧に対
して、順方向となるように方向付けられているから、ダ
イオード26を通した蓄電素子20に対する充電は、メ
インのスイッチ素子14のオン期間に行なわれる。
【0052】次に、交流電源eの停電時には、停電検出
回路5から制御回路3に供給される論理値0の信号S3
により、第2のコンバータ2が放電回路DHに切り替え
られる。放電モードに切り替えられると、蓄電素子20
が電力供給源となる。第2のコンバータ2は、蓄電素子
20から供給されるエネルギをスイッチングして第3の
巻線133に供給する。第3の巻線133は、変換トラ
ンス13の巻線であり、変換トランス13の第2の巻線
132と誘導結合されているから、蓄電素子20から供
給されるエネルギをスイッチングして得られた電流によ
って、第3の巻線133の巻線が励磁された場合、その
エネルギは第3の巻線133から第2の巻線132に伝
送される。変換トランス13の第2の巻線132には出
力回路12が接続されているから、第2の巻線132に
現れる第2のコンバータ2のスイッチング出力が出力回
路12によって直流電圧V21に変換され、負荷Lに直
流出力電圧V0が供給される。
【0053】上記説明から明らかなように、図3に示し
た実施例では、第2のコンバータ2は、その大部分を、
本来、スイッチング電源に備えられるべき各構成部分、
すなわち、変換トランス13及び出力回路12を、第1
のコンバータ1との間で共用して、蓄電素子20のエネ
ルギを負荷Lに供給するようになっているから、部品点
数を減少させ、小型化を達成することができる。
【0054】しかも、第2のコンバータ2によるバック
アップ動作は、切替回路25を構成するスイッチ素子2
4及びメインのスイッチ素子14の選択によって、容易
に実現することができる。
【0055】図3に示した実施例においても、交流電源
eが復電して定常動作に入った場合は、第2のコンバー
タ2が動作する停電の場合よりも、最大デューテイが小
さくなるようなデューテイ切替が行なわれ、第1のコン
バータ1を、このようにして縮小された最大デューテイ
内で動作させる。これにより、高効率のバックアップ型
スイッチング電源が得られる。
【0056】図4は制御回路に含まれるスイッチング素
子切替のための回路を抜き出して示す図である。制御回
路3は、PWM制御部30と、切替回路31とを含んで
いる。切替回路31は、PWM制御部30の後段に接続
され、第1のコンバータ1を構成するスイッチ素子14
及び第2のコンバータ2を構成するスイッチ素子24に
対し、停電検出回路5(図1〜図3参照)から供給され
る停電検出信号S3によって基づいて、選択的にパルス
を供給する。
【0057】図示された切替回路31は、2入力アンド
ゲート311、312と、インバータ313とを有して
いる。PWM制御部30から出力されるPWM信号S0
はアンドゲート311、312の入力端子の一方に並列
に供給される。停電検出信号S3は、アンドゲート31
1に対しては、入力端子の他方にそのまま供給され、ア
ンドゲート312に対しては、インバータ313で反転
させた上で、入力端子の他方に供給されている。アンド
ゲート311から出力される論理積の制御信号S1は第
1のコンバータ1を構成するスイッチ素子14に供給さ
れる。アンドゲート312から出力される論理積の制御
信号S2は第2のコンバータ2を構成するスイッチ素子
24に供給される。
【0058】交流電源eが復電して定常動作を行なって
いる場合、停電検出信号S3が論理値1(高レベル)で
あるとすると、アンドゲート311の入力論理が整い、
アンドゲート311からスイッチ素子14に、PWM信
号が供給される。このPWM信号の最大デューティは、
予め、PWM制御部30で設定されており、スイッチ素
子14はこの最大デューティで、スイッチング動作をす
る。
【0059】アンドゲート312では、インバータ31
3から供給される信号が論理値0であるので、入力論理
が整わず、制御信号S2は論理値0である。
【0060】次に、交流電源eが停電した場合、停電検
出信号S3が論理値0(低レベル)になる。停電検出信
号S3が論理値0なると、アンドゲート312の入力論
理が整い、アンドゲート312からスイッチ素子24
に、PWM信号が供給される。このPWM信号の最大デ
ューティは、予め、PWM制御部30で停電時の最大デ
ューティに設定されており、スイッチ素子24はこの最
大デューティで、スイッチング動作をする。アンドゲー
ト311では、停電検出信号S3が論理値0であるの
で、入力論理が整わず、制御信号S1は論理値0であ
る。
【0061】停電検出信号S3は、PWM制御部30に
も供給されており、PWM制御部30では、停電時は論
理値0の停電検出信号S3に合わせて、PWM信号の最
大デューテイを拡大し、復電時は、論理値1の停電検出
信号S3に合わせて、PWM信号の最大デューテイを縮
小するようなデューテイ切替を行なう。これにより、ス
イッチ素子14を縮小された最大デューテイでスイッチ
ングさせ、スイッチ素子24を拡大された最大デューテ
イでスイッチングさせることができる。
【0062】図5は制御回路に含まれるデューテイ切替
の別の回路例を抜き出して示す図である。最大デューテ
ィ切替回路32は、コンデンサ321及び抵抗322で
構成される微分回路と、アンドゲート325とを有す
る。微分回路321、322はPWM制御部30から供
給されるPWM信号を微分する。アンドゲート325の
入力端子の一方には、PWM信号S0が供給され、入力
端子の他方には微分回路321、322の微分出力が供
給されている、アンドゲート325から出力される信号
は、アンドゲート311の入力端子の一方に供給され
る。アンドゲート311の入力端子の他方には停電検出
信号S3が供給されている。参照符号323は抵抗、3
24はダイオードを示す。
【0063】第1のコンバータ1を構成するスイッチ素
子14は、微分回路321、322から出力される微分
信号と、PWM信号S0との論理積によって定まる最大
デューテイで動作する。第2のコンバータ2を構成する
スイッチ素子24は、PWM信号S0によって定まる最
大デューティで動作する。
【0064】図6は図5に示したデューテイ切替の回路
動作を説明するタイムチャートである。まず、交流電源
eが復電して定常動作を行なっている場合、停電検出信
号S3は論理値1である。この状態で、PWM信号S0
が最大デューテイになったとすると(図6(a)参
照)、最大デューテイを有するPWM信号S0がアンド
ゲート311の入力端子の一方に供給される。PWM信
号S0の最大デューティは、予め、PWM制御部30で
設定されている。
【0065】最大デューテイのPWM信号S0は微分回
路321、322に供給され、微分される(図6(b)
参照)。この微分信号はアンドゲート325の入力端子
の他方に供給される。従って、最大デューテイのオン幅
を持つPWM信号S0は、微分信号により、オン幅の狭
い制御信号S1(図6(c)参照)にパルス幅が変調さ
れる。第1のコンバータ1を構成するスイッチ素子14
は、アンドゲート311を介して、この縮小されたオン
幅によって定まる最大デューテイで動作する。アンドゲ
ート312では、インバータ313から供給される信号
が論理値0であるので、入力論理が整わず、制御信号S
2は論理値0である。
【0066】交流電源eが停電した場合は、停電検出信
号S3が論理値0になる。停電検出信号S3が論理値0
なると、アンドゲート312の入力論理が整い、アンド
ゲート312からスイッチ素子24に、最大デューテイ
のPWM信号S0に対応する制御信号S2(図6(d)
参照)が供給される。スイッチ素子24はこの最大デュ
ーティで、スイッチング動作をする。アンドゲート31
1では、停電検出信号S3が論理値0であるので、入力
論理が整わず、その出力である制御信号S1は論理値0
となる。
【0067】以上、図面を参照して、本発明の内容を具
体的に説明したが、当業者であれば、本発明の基本的技
術思想、教示等に基づき、種々の変更、変形が可能であ
ることは自明である。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。 (a)小型で、コストダウンに有効であり、しかも直流
出力電圧を一定に保ち得るバックアップ型スイッチング
電源を提供することができる。 (b)メインのコンバータを動作させる場合と、バック
アップ用コンバータを動作させる場合とで、最大デュー
ティを切り替え得る高効率のバックアップ型スイッチン
グ電源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に係るスイッチング電源の別の実施例を
示す電気回路図である。
【図3】本発明に係るスイッチング電源の更に別の実施
例を示す電気回路図である。
【図4】本発明に係るスイッチング電源に用いられるデ
ューテイ切替の回路の電気回路図である。
【図5】本発明に係るスイッチング電源に用いられるデ
ューテイ切替の回路の別の例を示す電気回路図である。
【図6】図5に示したデューテイ切替の回路動作を説明
するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 第1のコンバータ 2 第1のコンバータ 20 蓄電素子 3 制御回路 4 入力回路 5 停電検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンバータと、第2のコンバータ
    と、制御回路とを含むスイッチング電源であって、 前記第1のコンバータは、交流電源より供給される交流
    電圧から変換された直流電圧をスイッチングし、スイッ
    チング出力を直流電圧に変換して、負荷に直流出力電圧
    を供給し、 前記第2のコンバータは、前記交流電源の停電時に、蓄
    電素子から供給された直流電圧をスイッチングし、スイ
    ッチング出力を直流電圧に変換し、前記第1のコンバー
    タに代わって前記負荷に直流出力電圧を供給し、 前記制御回路は、前記第1のコンバータ及び前記第2の
    コンバータにおいて共用され、前記第1のコンバータ及
    び前記第2のコンバータにパルス幅変調信号を与え、前
    記交流電源の停電または復電に応じて、最大デューティ
    を切り替えるスイッチング電源。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    であって、 前記制御回路は、切替回路を含んでおり、前記切替回路
    は、前記停電検出信号の状態に応じた切替動作により、
    前記第1のコンバータ及び前記第2のコンバータの間に
    おいて、前記最大デューテイを切り替えるスイッチング
    電源。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    であって、 前記最大デューティ切替回路は、前記パルス幅変調信号
    よりも短いパルス幅の信号を生成し、 前記第1のコンバータは、この短いパルス幅の信号で動
    作し、 前記第2のコンバータは、前記パルス幅変調信号によっ
    て定まる最大デューティで動作するスイッチング電源。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2008236863A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Honda Motor Co Ltd 電力変換器及び多入出力電力変換器

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