JPH11146562A - コンデンサバンク - Google Patents
コンデンサバンクInfo
- Publication number
- JPH11146562A JPH11146562A JP9305118A JP30511897A JPH11146562A JP H11146562 A JPH11146562 A JP H11146562A JP 9305118 A JP9305118 A JP 9305118A JP 30511897 A JP30511897 A JP 30511897A JP H11146562 A JPH11146562 A JP H11146562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- winding
- case
- secondary winding
- tertiary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 省スペースで経済性が良く、地震に強いもの
とする。 【解決手段】 単巻変圧器に一次巻線９、二次巻線１
０、三次巻線１２を設け、一次巻線９と二次巻線１０の
接続点にタップＴを設け、タップＴに三次巻線１２の一
端を接続し、三次巻線１２の他端をケース１３に収納さ
れたコンデンサ１４と接続する。
とする。 【解決手段】 単巻変圧器に一次巻線９、二次巻線１
０、三次巻線１２を設け、一次巻線９と二次巻線１０の
接続点にタップＴを設け、タップＴに三次巻線１２の一
端を接続し、三次巻線１２の他端をケース１３に収納さ
れたコンデンサ１４と接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンデンサバン
クに関するものである。
クに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、屋外形調相設備などにおいて
は、大容量の特別高圧用のコンデンサバンクが用いられ
ている。図２（ａ），（ｂ）は従来の６６〜７７ＫＶ用
のコンデンサバンクの平面図及び正面図を示し、１は碍
子２上に設けられたコンデンサ、３，４は碍子５上に設
けられたコンデンサ及び直列リアクトル、６はコンデン
サ１，３の残留電荷を放電する放電コイルであり、これ
らは相互に連結されている。
は、大容量の特別高圧用のコンデンサバンクが用いられ
ている。図２（ａ），（ｂ）は従来の６６〜７７ＫＶ用
のコンデンサバンクの平面図及び正面図を示し、１は碍
子２上に設けられたコンデンサ、３，４は碍子５上に設
けられたコンデンサ及び直列リアクトル、６はコンデン
サ１，３の残留電荷を放電する放電コイルであり、これ
らは相互に連結されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のコンデンサバンクにおいては、コンデンサ１，３の
電圧は接続される系統電圧により決まり、自由に選択で
きない。このため、系統電圧が高くなると、コンデンサ
１，３の電圧も高くなり、コンデンサ１，３のケースを
接地すると、コンデンサ１，３に過大な電圧がかかって
破壊する恐れがあるので、碍子２，５により大地から電
気的に浮かせ、碍子２，５に電圧を分担させるようにし
ているが、大形で経済性の悪いものとなり、地震に弱い
ものとなった。
来のコンデンサバンクにおいては、コンデンサ１，３の
電圧は接続される系統電圧により決まり、自由に選択で
きない。このため、系統電圧が高くなると、コンデンサ
１，３の電圧も高くなり、コンデンサ１，３のケースを
接地すると、コンデンサ１，３に過大な電圧がかかって
破壊する恐れがあるので、碍子２，５により大地から電
気的に浮かせ、碍子２，５に電圧を分担させるようにし
ているが、大形で経済性の悪いものとなり、地震に弱い
ものとなった。
【０００４】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、コンデンサ電圧を自由に変え
ることができ、コンデンサのケースを大地から浮かせる
必要がなくなり、スペースが小さく経済的であり、地震
にも強いコンデンサバンクを得ることを目的とする。
めに成されたものであり、コンデンサ電圧を自由に変え
ることができ、コンデンサのケースを大地から浮かせる
必要がなくなり、スペースが小さく経済的であり、地震
にも強いコンデンサバンクを得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンデン
サバンクは、一次巻線、二次巻線、及び三次巻線を有
し、一次巻線の一端に電圧を印加されるとともに、一次
巻線の他端に二次巻線の一端と三次巻線の一端を接続さ
れた単巻変圧器と、ケース内に収納され、三次巻線の他
端と接続されたコンデンサを設けたものである。
サバンクは、一次巻線、二次巻線、及び三次巻線を有
し、一次巻線の一端に電圧を印加されるとともに、一次
巻線の他端に二次巻線の一端と三次巻線の一端を接続さ
れた単巻変圧器と、ケース内に収納され、三次巻線の他
端と接続されたコンデンサを設けたものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面とともに説明する。図１はこの実施形態によるコンデ
ンサバンクの構成を示し、７は単巻トランスのケースを
示し、ケース７内においてはトランスコア８に一次巻線
９及び二次巻線（共用巻線）１０が巻回され、さらにト
ランスコア８及びリアクトルコア１１には三次巻線１２
が巻回されている。一次巻線９の一端と二次巻線１０の
一端は接続されるとともに、その接続点にはタップＴが
設けられ、タップＴは三次巻線１２の一端と接続され、
三次巻線１２の他端はケース１３内に設けられたコンデ
ンサ１４と接続され、ケース１３内には絶縁油が充填さ
れている。又、二次巻線１０の他端は単巻トランスの中
性点Ｎと接続され、コンデンサ１４の他端はコンデンサ
１４の中性点Ｎと接続されている。なお、図１は単相分
を示したが、実際には三相分がスター接続されている。
面とともに説明する。図１はこの実施形態によるコンデ
ンサバンクの構成を示し、７は単巻トランスのケースを
示し、ケース７内においてはトランスコア８に一次巻線
９及び二次巻線（共用巻線）１０が巻回され、さらにト
ランスコア８及びリアクトルコア１１には三次巻線１２
が巻回されている。一次巻線９の一端と二次巻線１０の
一端は接続されるとともに、その接続点にはタップＴが
設けられ、タップＴは三次巻線１２の一端と接続され、
三次巻線１２の他端はケース１３内に設けられたコンデ
ンサ１４と接続され、ケース１３内には絶縁油が充填さ
れている。又、二次巻線１０の他端は単巻トランスの中
性点Ｎと接続され、コンデンサ１４の他端はコンデンサ
１４の中性点Ｎと接続されている。なお、図１は単相分
を示したが、実際には三相分がスター接続されている。
【０００７】上記構成において、リアクトルコア１１は
リアクトル分を大きくするために設けてある。ここで、
単巻トランスの一次巻線９の他端に入力される電圧をＶ
1／√３とすると、二次巻線１０の誘起電圧はβ2Ｖ1／
√３、三次巻線１２の誘起電圧はβ3Ｖ1／√３となり
（β2，β3＜１）、コンデンサ１４に印加される無負荷
電圧は（β2±β3）Ｖ1／√３となる。β2±β3＜１と
する。
リアクトル分を大きくするために設けてある。ここで、
単巻トランスの一次巻線９の他端に入力される電圧をＶ
1／√３とすると、二次巻線１０の誘起電圧はβ2Ｖ1／
√３、三次巻線１２の誘起電圧はβ3Ｖ1／√３となり
（β2，β3＜１）、コンデンサ１４に印加される無負荷
電圧は（β2±β3）Ｖ1／√３となる。β2±β3＜１と
する。
【０００８】又、通常、単巻トランスの中性点Ｎは、系
統の接地システムに影響を与えないよう接地しない。こ
のため、第三高調波電圧が発生する。そこで、励磁電流
程度の容量の安定巻線（デルタ接続）１５を設け、第三
高調波電圧を吸収する。この場合、コンデンサ１４はス
ター接続でもデルタ接続でもよい。あるいは、三次巻線
１２で構成される直列リアクトルの容量をコンデンサ１
４の容量の例えば１３％とし、スター接続のコンデンサ
１４の中性点Ｎを引き出し、単巻トランスの中性点Ｎと
接続すると、この直列リアクトルとコンデンサ１４の直
列回路では１３（％）×３−１００（％）／３＝５．７
％の遅れインピーダンスとなり、この遅れインピーダン
スが励磁電流中の第三高調波を打ち消す。
統の接地システムに影響を与えないよう接地しない。こ
のため、第三高調波電圧が発生する。そこで、励磁電流
程度の容量の安定巻線（デルタ接続）１５を設け、第三
高調波電圧を吸収する。この場合、コンデンサ１４はス
ター接続でもデルタ接続でもよい。あるいは、三次巻線
１２で構成される直列リアクトルの容量をコンデンサ１
４の容量の例えば１３％とし、スター接続のコンデンサ
１４の中性点Ｎを引き出し、単巻トランスの中性点Ｎと
接続すると、この直列リアクトルとコンデンサ１４の直
列回路では１３（％）×３−１００（％）／３＝５．７
％の遅れインピーダンスとなり、この遅れインピーダン
スが励磁電流中の第三高調波を打ち消す。
【０００９】上記実施形態においては、コンデンサ１４
への印加電圧は（β2±β3）Ｖ1／√３となり、系統電
圧Ｖ1／√３をある程度自由に変えることができる。こ
のため、コンデンサ１４への印加電圧を低くすることが
でき、ケース１３を大地へ直接設置することができ、小
形で経済性のよいものとすることができ、地震にも強い
ものとすることができる。又、三次巻線１２により直列
リアクトルを形成することができるとともに、二次巻線
１０により放電コイルを形成することができる。
への印加電圧は（β2±β3）Ｖ1／√３となり、系統電
圧Ｖ1／√３をある程度自由に変えることができる。こ
のため、コンデンサ１４への印加電圧を低くすることが
でき、ケース１３を大地へ直接設置することができ、小
形で経済性のよいものとすることができ、地震にも強い
ものとすることができる。又、三次巻線１２により直列
リアクトルを形成することができるとともに、二次巻線
１０により放電コイルを形成することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、単巻ト
ランスにより系統電圧を下げてコンデンサへ印加するよ
うにしたので、コンデンサのケースを大地へ直接設置す
ることができ、省スペースで経済性を高めることがで
き、耐震性の強いものとなる。又、二次巻線により放電
コイルを形成し、三次巻線により直列リアクトルを構成
するので、やはり経済性を高めることができる。
ランスにより系統電圧を下げてコンデンサへ印加するよ
うにしたので、コンデンサのケースを大地へ直接設置す
ることができ、省スペースで経済性を高めることがで
き、耐震性の強いものとなる。又、二次巻線により放電
コイルを形成し、三次巻線により直列リアクトルを構成
するので、やはり経済性を高めることができる。
【図１】この発明によるコンデンサバンクの構成図であ
る。
る。
【図２】従来のコンデンサバンクの平面図及び正面図で
ある。
ある。
７…単巻変圧器のケース ９…一次巻線 １０…二次巻線 １２…三次巻線 １３…コンデンサケース １４…コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項１】 一次巻線、二次巻線及び三次巻線を有
し、一次巻線の一端に電圧を印加されるとともに、一次
巻線の他端に二次巻線の一端と三次巻線の一端を接続さ
れた単巻変圧器と、ケース内に収納され、三次巻線の他
端と接続されたコンデンサを備えたことを特徴とするコ
ンデンサバンク。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305118A JPH11146562A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | コンデンサバンク |
| TW087115103A TW408344B (en) | 1997-11-07 | 1998-09-10 | Capacitor bank |
| KR1019980038086A KR100321938B1 (ko) | 1997-11-07 | 1998-09-15 | 콘덴서뱅크 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9305118A JPH11146562A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | コンデンサバンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11146562A true JPH11146562A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17941327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9305118A Pending JPH11146562A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | コンデンサバンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11146562A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102647091A (zh) * | 2012-04-19 | 2012-08-22 | 北京厚优节电技术有限公司 | 一种交流输变电低压侧稳压装置及其稳压控制方法 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP9305118A patent/JPH11146562A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102647091A (zh) * | 2012-04-19 | 2012-08-22 | 北京厚优节电技术有限公司 | 一种交流输变电低压侧稳压装置及其稳压控制方法 |
| CN102647091B (zh) * | 2012-04-19 | 2014-09-03 | 北京厚优节电技术有限公司 | 一种交流输变电低压侧稳压装置及其稳压控制方法 |
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