JPH11145505A - ホトセンサ及びその製造方法 - Google Patents

ホトセンサ及びその製造方法

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JPH11145505A
JPH11145505A JP30831197A JP30831197A JPH11145505A JP H11145505 A JPH11145505 A JP H11145505A JP 30831197 A JP30831197 A JP 30831197A JP 30831197 A JP30831197 A JP 30831197A JP H11145505 A JPH11145505 A JP H11145505A
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lead
amplifier
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light emitting
light
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JP30831197A
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English (en)
Inventor
Yukinori Kitagawa
幸範 北川
Tomohito Noda
智史 野田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過形や反射形のタイプの異なる品種であっ
ても、製造工程の一部の共通化及び部品の一部の共通化
を実現するホトセンサを提供する。 【解決手段】 投・受光部10と、投・受光部10の各
々のリード12に接続され、投・受光部10の動作を制
御するアンプ部11とを備え、投・受光部10、リード
12及びアンプ部11は一体成形(一次成形)され、リ
ード12はそれぞれ2箇所の屈曲部12a,12bを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透過形又は反射形
を代表とする異種タイプに適合可能なホトセンサ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】透過形のホトセンサとしては、例えば図
34に示すような構造のものがある。このホトセンサ
は、投・受光部60(一方が投光部、他方が受光部の意
味)と、投・受光部60からそれぞれ延びるリード61
と、投・受光部60の動作を制御するアンプ部62と、
アンプ部62から延びる端子63とを備える。アンプ部
62はケース(又は樹脂モールド)のベース部65に配
置され、各リード61とアンプ部62はハンダ付け部6
6で接続されている。
【0003】又、図35に示す構造の透過形のホトセン
サもある。このホトセンサは、投・受光部70と、投・
受光部70からそれぞれ延びるリード71と、リード7
1に接続されたコネクタ部72と、投・受光部70、リ
ード71及びコネクタ部72を収容するケース75とを
備える。ケース75には、投・受光窓77(一方のみ示
す)を有する凸部76が設けられると共に、切欠き78
が形成され、凸部76内に投・受光部70が位置し、切
欠き78からコネクタ部72が部分的に突出する。
【0004】一方、反射形のホトセンサは、例えば図3
4や図35に示す形態のものでいえば、投・受光部6
0,70の受光窓が共に正面方向(同一方向)を向いた
形態のものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにホトセン
サには透過形や反射形のタイプの異なるものがあり、違
うタイプのホトセンサを作製するには、それに応じた工
程や部品が必要となる。例えば、図34や図35に示す
ようなホトセンサは、透過形に応じた形態であるため、
これを反射形にするには、別の製造工程を要するだけで
なく、別部品を用意しなければならない。この場合、異
なる品種のホトセンサを作製するのに、部品点数が多く
なり、それに伴って製造や品質管理に係るコストが高く
なる。
【0006】従って、本発明は、そのような問題点に着
目してなされたもので、透過形や反射形のタイプの異な
る品種であっても、製造工程の一部の共通化及び部品の
一部の共通化を実現するホトセンサ及びその製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のホトセンサは、アンプ部
と、このアンプ部にそれぞれリードを介して電気的に接
続される投光部及び受光部とを備えるホトセンサにおい
て、前記投光部とアンプ部との間のリード及び受光部と
アンプ部との間のリードは、それぞれ少なくとも1箇所
の平面視屈曲部を有することを特徴とする。
【0008】このホトセンサでは、リードの屈曲部を利
用して、屈曲部若しくは屈曲部付近を折り曲げること
で、透過形や反射形のタイプの異なるホトセンサを比較
的容易に得ることができる。請求項2記載のホトセンサ
は、リードフレーム上に、投光部と、受光部と、投光部
及び受光部にリードにより電気的に接続されるアンプ部
とを形成した一次成形品の、投光部とアンプ部との間の
リード及び受光部とアンプ部との間のリードの各々の任
意箇所を折り曲げることで、投光部と受光部とを対向さ
せた透過形タイプとするホトセンサであって、前記投光
部、受光部及びアンプ部がリードにより連結されたリー
ド折り曲げ前の状態の一次成形品を、前記投光部とアン
プ部との間のリード及び受光部とアンプ部との間のリー
ドを折り曲げずに反射形タイプとするホトセンサの一次
成形品と共通にしたことを特徴とする。
【0009】このホトセンサは、透過形タイプでありな
がら、その一次成形品を反射形タイプのホトセンサの一
次成形品に共通とするものである。請求項3記載のホト
センサは、リードフレーム上に、投光部と、受光部と、
投光部及び受光部に電気的に接続されるアンプ部とを形
成し、投光部及び受光部とアンプ部とをリードにより連
結した状態の一次成形品から作られる反射形タイプのホ
トセンサであって、前記一次成形品を、投光部と受光部
が対向するように前記投光部とアンプ部との間のリード
及び受光部とアンプ部との間のリードの各々の任意箇所
を折り曲げて得られる透過形タイプのホトセンサの一次
成形品と共通にしたことを特徴とする。
【0010】このホトセンサは、請求項2のホトセンサ
とは逆態様であり、反射形タイプでありながら、その一
次成形品を透過形タイプのホトセンサの一次成形品に共
通とするものである。請求項4記載のホトセンサは、リ
ードフレーム上に、投光部と、受光部と、投光部及び受
光部にリードにより電気的に接続されるアンプ部とを形
成した一次成形品の、投光部とアンプ部との間のリード
及び受光部とアンプ部との間のリードの各々の任意箇所
を折り曲げることで、投光部及び受光部がアンプ部面に
対してほぼ90°に延びた外形L字形状タイプにしたホ
トセンサであって、前記投光部、受光部及びアンプ部が
リードにより連結されたリード折り曲げ前の状態の一次
成形品を、投光部及び受光部がアンプ部面に対してほぼ
平行に延びた外形平面形状タイプのホトセンサの一次成
形品と共通にしたことを特徴とする。
【0011】このホトセンサは、外形L字形状タイプで
あるが、その一次成形品を外形平面形状タイプのホトセ
ンサの一次成形品に共通とするものである。請求項5記
載のホトセンサは、リードフレーム上に、投光部と、受
光部と、投光部及び受光部に電気的に接続されるアンプ
部とを形成し、投光部及び受光部とアンプ部とをリード
により連結した状態の一次成形品を備え、投光部及び受
光部がアンプ部面に対してほぼ平行に延びた外形平面形
状タイプのホトセンサであって、前記一次成形品を、投
光部とアンプ部との間のリード及び受光部とアンプ部と
の間のリードの各々の任意箇所を折り曲げることで、投
光部及び受光部のリードがアンプ部のリードフレーム面
に対して所定角度を成すタイプのホトセンサの一次成形
品と共通にしたことを特徴とする。
【0012】このホトセンサは、請求項4のホトセンサ
と逆態様であり、外形平面形状タイプであるが、その一
次成形品を外形L字形状タイプのホトセンサの一次成形
品に共通とするものである。これら請求項1乃至請求項
5のホトセンサによれば、それぞれタイプの異なるホト
センサを作製することができるので、部品の一部を共通
化することができると共に、製造工程の一部を共通化す
ることができ、それにより部品点数の低減、コストの削
減を実現できる。
【0013】又、請求項6記載のホトセンサの製造方法
は、少なくとも1箇所の屈曲部を有する一対のリードの
一端側に投光部を設け、少なくとも1箇所の屈曲部を有
するもう一対のリードの一端側に受光部を設け、両対の
リードの他端側に投光部及び受光部の動作を制御するア
ンプ部を設けて、投光部、受光部、リード及びアンプ部
の一次成形品を得ることを特徴とする。
【0014】この製造方法では、投光部、受光部、リー
ド及びアンプ部が一体成形(一次成形)されたものであ
るため、製造の組立工数及びコストを削減することがで
きる。しかも、リードが少なくとも1箇所の屈曲部を有
するので、必要に応じてリードを屈曲部(又はその前
後)で適当に折り曲げることにより、反射形や透過形の
検出方向の異なるタイプの構造のものに比較的自由に変
更することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。それぞれ異なる実施形態のホトセンサを
図1,図2,図3に示す。但し、ケース(又は樹脂モー
ルド)は省略してあり、内部構造(一次成形品)のみ示
してある。図1は、反射形のホトセンサの内部構造を示
し、この一次成形品は、投・受光部10(一方が投光
部、他方が受光部の意味)と、投・受光部10の各々の
リード12に接続され、投・受光部10の動作を制御す
るアンプ部11と、アンプ部11から延びる端子13と
を備える。これら投・受光部10、アンプ部11、リー
ド12及び端子13は一体成形(一次成形)されたもの
であり、投・受光部10のリード12とアンプ部11は
ハンダにより接続されていない。リード12は、それぞ
れ2箇所の屈曲部12a,12bを有する。ここでは、
屈曲部12aは外側に90°曲がり、屈曲部12bは上
側に90°曲がっている。
【0016】なお、アンプ部11は、投・受光部10に
電気的に接続される電子回路部であり、投光素子チップ
を発光させるための投光処理部、受光素子チップの受光
信号を増幅する増幅処理部を有する。更に、アンプ部1
1には、増幅信号のレベルを基準レベルと比較して受光
の有無を判断する比較処理部と、その比較結果に基づい
て出力信号を出す出力処理部と、比較結果に基づいて動
作表示用の発光素子チップ(動作表示灯)を動作させる
動作表示部とを設けてもよい。但し、以下の説明では、
発光や受光用のチップ等をリードフレーム上に実装して
いるが、プリント基板に実装し、このプリント基板をリ
ードフレームに取付けても構わない。
【0017】図2のホトセンサ(一次成形品)は、投・
受光部10、アンプ部11、リード12及び端子13が
一体成形されている点で図1のものと同じ内部構造であ
るが、投・受光部10の各々リード12がそれぞれ1箇
所の屈曲部12aを有する点が異なる。リード12はア
ンプ部11寄りの屈曲部12aで外側に90°曲がって
いる。この実施形態のホトセンサの一次成形品では、投
・受光部10の間隔が図1の場合より大きくなってい
る。又、図3及び図4の実施形態のホトセンサにおける
一次成形品は、各リード12がそれぞれ2箇所の屈曲部
12a,12bを有する点で図1に示す一次成形品と同
様であるが、屈曲部12a,12bの屈曲度合が45°
前後と緩やかである点で異なる。
【0018】図1〜図4に示した各実施形態のホトセン
サのような形状の一次成形品は、例えば図5に示すよう
にトランスファーモールドされる(但し、図5は図1に
示す一次成形品に対応する)。図5において、図1の一
次成形品は、送り穴21を等間隔で形成したリードフレ
ーム20とランナー22との間に連結・支持されてい
る。即ち、投・受光部10及びアンプ部11がランナー
22に支持され、リード12及び端子13がリードフレ
ーム20に支持されている。これは、それぞれ2箇所の
屈曲部12a,12bを有する二対のリード12の各々
の一端側に投・受光部10を設け、両対のリード12の
他端側に投・受光部10の動作を制御するアンプ部11
を設けて、投・受光部10、リード12及びアンプ部1
1をリードフレーム20にトランスファーモールドした
ものである。
【0019】このトランスファーモールド状態から、投
・受光部10及びアンプ部11をランナー22から所定
箇所で切り離すと共に、リード12及び端子13をリー
ドフレーム20から所定箇所で切り離せば、図1の一次
成形品が得られる。次に、図1の一次成形品を内蔵した
反射形のホトセンサを図6(分解平面図)及び図7(分
解斜視図)に示す。ケース30は、例えば赤外光を透過
するものであり、正面側に投・受光窓31と、アンプ部
11に設けられた動作表示灯(図示せず)用の表示灯窓
32と、ケース30を各種機器に固定するための取付穴
33とを有する。このケース30内に一次成形品が収容
され、ケース30の底部に、端子13が挿通される孔3
5aを有する底板35が取付けられることで、製品とし
てのホトセンサが完成する。なお、投・受光窓31は、
薄肉にしておくと共に、他の部分とは仕切って遮光性を
排除しておく。
【0020】図1の一次成形品において、各リード12
の屈曲部12b(又はその前後)を折り曲げた形態のも
のを図8に示す。ここでは、屈曲部12a,12b間に
おいて屈曲部12b寄りのリード12の部分を内側に9
0°折り曲げて、屈曲部(折曲部)12cを形成して投
・受光部10を対向させ、ストレートタイプ(投・受光
部10の配列面とアンプ部11が平面状態となるもの)
の透過形のホトセンサに対応する構造にしてある。又、
図9は、図8の形態において、更に各リード12の屈曲
部12a(又はその前後)を折り曲げた形態を示す。図
9では、屈曲部12aよりアンプ部11寄りのリード1
2の部分を上側に90°折り曲げて、投・受光部10を
アンプ部11に対して直角に起こしてある。この一次成
形品は、L字タイプ(投・受光部10の配列面とアンプ
部11が垂直状態となるもの)の透過形のホトセンサに
対応する構造にしてある。
【0021】図8の一次成形品を内蔵した透過形のホト
センサを図10(分解平面図)及び図11(分解斜視
図)に示す。ケース40は、前記と同様に例えば赤外光
を透過するものであり、対向面側に投・受光窓41を有
し、正面側に表示灯窓42及び取付穴43を有する。こ
のケース40内に一次成形品が収容され、ケース40の
底部に、端子13が挿通される孔45aを有する底板4
5が取付けられる。
【0022】又、図9の一次成形品を内蔵した透過形の
ホトセンサを図12(分解平面図)及び図13(分解斜
視図)に示す。ケース50は、同様に例えば赤外光を透
過するものであり、対向面側に投・受光窓51を有し、
上面側に表示灯窓52及び取付穴53を有する。このケ
ース50に一次成形品が挿入され、ケース50の底部
に、端子13が挿通される切欠き55aを有する底板5
5が取付けられる。
【0023】図2に示したホトセンサの一次成形品にお
いて、リード12を90°折り曲げた形態のものを図1
4に示す。ここでは、屈曲部12aより投・受光部10
寄りのリード12の部分12′を直角に起こし、投・受
光部10が対向する透過形の構造にしてある。又、図3
に示したホトセンサの一次成形品において、リード12
を折り曲げた形態のものを図15に示す。ここでは、リ
ード12の屈曲部12a,12b間の部分12′を内側
に90°折り曲げて、透過形の構造にしてある。更に、
点線部分からリード12を90°折り曲げて、投・受光
部10をそのままアンプ部11に対して直角に起こせ
ば、L字形の構造のものになる。
【0024】図6・図7、図10・図11、図12・図
13に示す各ホトセンサは、一次成形品をケースに収容
したものであるが、一次成形品を二次成形により樹脂モ
ールドした場合の実施形態のホトセンサを図16,図1
7,図18に示す。図16〔表側の斜視図(a)、裏側
の斜視図(b)〕に示すホトセンサは、標準タイプの透
過形のもので、樹脂モールド37で例えば図8に示す一
次成形品が被覆されている以外は、前記ケースを使用し
たものと基本構造に差異はない。即ち、樹脂モールド3
7は、例えば赤外光を透過するものであり、対向面側に
投・受光窓31を有し、正面側に表示灯窓32及び取付
穴33を有し、樹脂モールド37から端子13が突出す
る。
【0025】図17〔表側の斜視図(a)、裏側の斜視
図(b)〕のホトセンサは、T字タイプのもので、樹脂
モールド47に投・受光窓41、表示灯窓42及び取付
穴43が設けられている。図18のホトセンサは、L字
タイプのもので、樹脂モールド57で例えば図9に示す
一次成形品が被覆されている。同様に樹脂モールド57
には、投・受光窓51、表示灯窓52及び取付穴53が
設けられている。
【0026】ここで、図16に示すようなホトセンサの
製造方法について、図19、図20及び図21を参照し
て説明する。まず、図19の製造工程(a)において、
リードフレーム20を打ち抜き、所定形状のフレーム枠
を形成する。次いで、各一対のリード12の一方の端部
に、それぞれ投光素子としての発光ダイオード(LE
D)1と受光素子としてのフォトトランジスタ(PT
R)2を取付けると共に、所定の箇所にIC3と動作表
示用のLED4を取付け〔図19の工程(b)参照〕、
LED1及びPTR2を他方のリードの端部に、IC3
及びLED4を所定のリード部分にそれぞれワイヤボン
ディングする〔図19の工程(c)参照〕。
【0027】その後、LED1,4、PTR2及びIC
3を一次成形し、LED1を有する投光部10と、PT
R2を有する受光部10と、IC3及びLED4を有す
るアンプ部11とを形成する〔図19の工程(d),
(e)参照〕。続いて、不要なリードフレーム部分を打
ち落とし〔図19の工程(e),(f)参照〕、リード
12を折り曲げて投・受光部10を対向させ、透過形と
する〔図20の工程(g)及び図21の斜視図(a)参
照〕。そして、投・受光部10、リード12及びアンプ
部11を二次成形して樹脂モールドで一体化した後〔図
20の工程(h)及び図21の斜視図(b),透視図
(c)参照〕、リードフレーム20からリードを切断し
て、端子13を形成することで、図16に示すようなホ
トセンサが完成する〔図20の工程(i)参照〕。
【0028】なお、一次成形品をケースに収容する場合
は、図19の製造工程(f)までが共通であり、それ以
降は、リード12を折り曲げ加工した後に、リードフレ
ーム20からリードを切断して、端子13を形成したも
のを、例えば図10及び図11に示すようにケース40
に収納し、ケース40と底板45を接合すれば、ケース
タイプのホトセンサが完成する。
【0029】図16〜図18のホトセンサは、樹脂モー
ルドタイプで端子を有するものであるが、端子の代わり
にコードを有するものを図22〜図24に示す。図22
〔表側の斜視図(a)、裏側の斜視図(b)〕に示すホ
トセンサは、標準タイプ(ストレートタイプ)の透過形
のもので、樹脂モールド38で例えば図8に示す一次成
形品が被覆されている。樹脂モールド38は、対向面側
に投・受光窓31を有し、正面側に表示灯窓32及び取
付穴33を有し、樹脂モールド38からコード15が延
出する。
【0030】図23〔表側の斜視図(a)、裏側の斜視
図(b)〕のホトセンサは、T字タイプのもので、樹脂
モールド48に投・受光窓41、表示灯窓42(図に現
れず)及び投・受光軸に対して直角となる方向に突出し
た取付部に形成される取付穴43が設けられている。図
24のホトセンサは、L字タイプのもので、樹脂モール
ド58で例えば図9に示す一次成形品が被覆されてい
る。同様に樹脂モールド58には、投・受光窓51、表
示灯窓52及び取付穴53が設けられている。
【0031】図22に示すホトセンサの製造は、図25
に示すように行う。まず、図25の製造工程(a)にお
いて、リードフレーム20へのLED1、PTR2及び
IC3等の取付けや、ワイヤボンディング等が終了した
後、LED1、PTR2及びIC3等を一次成形し、L
ED1を有する投光部10と、PTR2を有する受光部
10と、IC3等を有するアンプ部11とを形成する
〔図25の工程(b)参照〕。続いて、不要なリードフ
レーム部分を打ち落とし、リードフレーム20から一次
成形品を切り離し、バリの切除やリード12の処理を行
ってから〔図25の工程(c)参照〕、端子13にコー
ド15をハンダ付けにより接続し、リード12を折り曲
げて投・受光部10を対向させ、透過形とする〔図25
の工程(d)参照〕。そして、投・受光部10、リード
12、アンプ部11及び端子13を二次成形により樹脂
モールド38で一体化すれば、図22のホトセンサが完
成する〔図25の工程(e)参照〕。
【0032】なお、ホトセンサの一次成形品をケースに
収容する場合は、図25の製造工程(c)までが共通で
あり、それ以降は、端子13にコード15をハンダ付け
し、リード12を折り曲げ加工した後に、例えば図22
のような形状のケースに収容し、ケースの開口部にフタ
をし、フタをケースに接合すれば、ケースタイプのホト
センサが完成する。
【0033】別の製造方法を図26及び図27に示す。
この製造方法は、上記製造方法のように投光部、受光部
及びアンプ部を一体成形(一体樹脂モールド)するので
はなく、各部の形成部を形成してから各部にチップを取
付けるものである。即ち、まず図26の(a)におい
て、所定形状のリードフレーム20を形成した後、アン
プ部、投光部及び受光部の各形成箇所に、それぞれ箱状
のアンプ部形成部16a、投光部形成部16b及び受光
部形成部16cを形成する〔図16の(b)参照〕。つ
まり、リードフレーム20ごと金型に入れ、上面開放の
箱状の形成部16a,16b,16cをインサート形成
する。
【0034】次いで、箱状の各形成部16a,16b,
16cの開放から、それぞれアンプ部のIC回路チッ
プ、投光素子チップ、受光素子チップをリードフレーム
20上に配置(接着)した後、各チップとリードフレー
ム20をワイヤボンディングし、各チップの電極面とリ
ードフレーム20を電気的に接続する。続いて、箱状の
各形成部16a,16b,16c内に、それぞれ弾性を
有する半透明のシリコン樹脂17a,17b,17cを
注入して、チップやワイヤ等を保護する(図27参
照)。その後、リードフレーム20の不要部分を型抜き
することで、図1に示すような一次成形品が完成する。
【0035】図16〜図18のホトセンサや、図22〜
図24のホトセンサは、いずれも透過形のものである
が、反射形の構造(図6及び図7参照)も可能である。
この場合は、例えば樹脂モールドの投・受光窓を正面に
向け、それに対応する一次成形品を使用すればよい。
又、一次成形品を収容するケースや封止するモールド樹
脂は、可視光を遮光するものであるが、投光部は赤外光
を出射し、受光部はその赤外光を受光し、投光窓及び受
光窓では可視光がカットされるので、可視光が外乱光と
なることはない。一方、動作表示灯の可視光はパワーが
強いので、その可視光の一部はモールド樹脂を透過して
外部に出射するので、樹脂モールドタイプの場合で目視
による動作確認に支障はない。
【0036】上記各実施形態のホトセンサは、投・受光
部10、リード12及びアンプ部11が一体成形され、
リード12が屈曲部を有する構造であることから、一次
成形品は少ない品種でも透過形、反射形のみならず、前
記標準タイプ、T字タイプ、L字タイプ等の様々な構造
に対応させることができる。そのためには、各要素(特
にリード12)の寸法や各要素との寸法関係等の設計条
件が重要であり、次に、その各種設計条件について図2
8〜図33を参照して説明する。
【0037】図28において、ここに示すホトセンサの
内部構造(一次成形品)は、図1に示すもので、設計条
件は次の通りである。図中では、各部の寸法を一方側に
のみ付記してあるが、他方側も同様であり、点線や英文
字は、次の意味を表す。 点線ア:アンプ部11から屈曲部12aにおける外側の
リード12部分の外辺を延長した線 点線イ:屈曲部12bから投・受光部10における内側
のリード12部分の内辺を延長した線 x:リード12の幅 C:一対のリード12における内側のリード12の内辺
と外側のリード12の外辺との間の距離 W:内側のリード12の内辺の屈曲部12a,12b間
の距離 N:一対のリード12の屈曲部12a,12b間におけ
る内側のリード12の外辺と外側のリード12の内辺と
の間の距離 K:内側のリード12の外辺の屈曲部12a,12b間
の距離 J:内側のリード12の外辺のアンプ部11から屈曲部
12aまでの距離 M:アンプ部11の付け根における内側のリード12の
外辺と外側のリード12の内辺との間の距離 E:外側のリード12の外辺の点線イとの交点から屈曲
部12bまでの距離 L:外側のリード12の外辺の屈曲部12a,12b間
の距離 I:外側のリード12の外辺のアンプ部11から屈曲部
12aまでの距離 このホトセンサ(一次成形品)は基本的に小型・薄型
にするという設計概念に基づいており、リード12を折
り曲げて透過形にする場合、リード12を折り曲げた状
態で投・受光部10がアンプ部11の厚み内に収まるの
が前提である。このときは、リード12は、図示のよう
に2箇所の90°の屈曲部12a,12bを有するのが
最適である。 リード12を折り曲げて透過形とする場合、投・受光
部10の対向間隔により、リード12の寸法Wを決定す
る。これには、投・受光部10の光軸方向の厚みも関係
する。例えば、投・受光部10の対向間隔が5mmのと
きは、寸法Wは約3.5mmとなる。 リード12を折り曲げてL字タイプを構成する場合、
リード12がアンプ部11に干渉しないように、リード
12の寸法Iを決定する。例えば、投・受光部10の対
向間隔が5mmのとき、寸法Iは約3mmとなる。
【0038】一方、図28の一次成形品では、構造的に
中心軸(一点鎖線)から左右対称であることが最適であ
り、また各部の寸法関係は次の通りである。 J=I+x+N K>M+x、K≒L、I>E L>C(L字タイプの場合) 又、点線イの位置が点線アの位置よりも外側にあればよ
く、点線イの位置でリード12を曲げれば、投・受光部
10の位置を高くしなくて済む。
【0039】図29の一次成形品は、図2に示すもので
あるが、これの設計条件は次の通りである。但し、図中
に示す点線や英文字は、次の意味を表す。 点線ウ:アンプ部11から屈曲部12aにおける外側の
リード12部分の外辺を延長した線 点線エ:アンプ部11の右側辺を延長した線 a:外側のリード12の外辺のアンプ部11から屈曲部
12aまでの距離 この構造では、図示したような形状のリード12であ
っても、投・受光部10の配列面とアンプ部11が平面
状態となるストレートタイプや、投・受光部10の配列
面とアンプ部11が垂直状態となるL字タイプを構成で
きる。 投・受光部10の対向間隔及び深さ(投・受光部10
の高さ)に応じて、リード12の長さ、折り曲げ位置を
変えればよく、特に他に制約条件はない。
【0040】因みに、図29の一次成形品において、透
過形とするには、点線ウと点線エとの間でリード12を
折り曲げるのがよく、点線ウ,エ間で投・受光部10を
起こすようにリード12折り曲げれば、L字タイプで透
過形のものを構成できる。この状態のもので、更にリー
ド12を寸法aの部分で紙面裏側に90°屈曲させれ
ば、ストレートタイプで透過形のものを構成できる。
又、リード12の寸法aは短い方がよい。
【0041】図30の一次成形品は、図3に示すもので
あるが、これの設計条件は次の通りである。但し、実
線、点線及び英文字は、次の意味を表す。 実線カ:アンプ部11から屈曲部12aにおける外側の
リード12部分の内辺を延長した線 点線キ:アンプ部11の右側辺を延長した線 点線オ:外側のリード12の外辺と点線キとの交点から
点線キに垂直に引いた線 R:実線カと投・受光部10の内側端との間の距離 B:投・受光部10の幅 S:屈曲部12bから投・受光部10までの内側のリー
ド12の内辺と点線キとの間の距離 Q:アンプ部11の付け根における外側のリード12の
外辺とアンプ部11の右側辺との間の距離 この構造でも、前記図29に示すものの場合の設計条
件と同様に、図示したような形状のリード12であっ
ても、ストレートタイプやL字タイプを構成できる。 ストレートタイプを構成するには、図28に示すもの
と同等まで小型・薄型にすることができるが、L字タイ
プを構成する場合、リード12の屈曲部12a,12b
の屈曲度合が緩やかであるため、90°に曲がる屈曲部
を有する図28のものに比べて大型になる。 リード12の屈曲部12a,12bの屈曲度合が緩や
かであるため、屈曲部12a,12b間に折り曲げるの
に十分なスペースがあることが重要である。 折り曲げによって形成される透過形のホトセンサの溝
の幅、つまり投・受光部10の対向間隔により、図30
の状態(投・受光部10が同一方向を向いた状態)にお
ける投・受光部10間の距離が変わる。
【0042】一方、図30において、寸法Rが寸法Qと
ほぼ同じであるとき、寸法R+Bがアンプ部11の厚み
A(図31参照)以下であるとき、又は寸法S+Bがア
ンプ部11の厚みA以下であるときに、最も薄型にする
ことができる。又、透過形を構成するには、リード12
を寸法線カと点線キとの間で折り曲げるのがよく、L字
タイプを構成するには、リード12を点線オよりアンプ
部11側で折り曲げるのがよい。
【0043】図31の一次成形品は、図8に示すもので
あり、図32の(a)は投・受光部10の背面図、図3
2の(b)は全体の概略側面図である。これの設計条件
は次の通りである。但し、図中の英文字は、次の意味を
表す。 A:アンプ部11の厚さ(高さ) B:投・受光部10のの幅 C:一対のリード12における上側(外側)のリード1
2の上辺(外辺)と下側(内側)のリード12の下辺
(内辺)との間の距離 D:下側のリード12の下辺の屈曲部12bと屈曲部1
2cとの間の距離 E:上側のリード12の上辺の屈曲部12bと屈曲部1
2cとの間の距離 F:端子13の上面とアンプ部11の上面との間の距離 G:アンプ部11の下面と端子13の下面との間の距離 H:端子13の厚さ O:アンプ部11の幅 P:投・受光部10の背面間の距離 α:投・受光部10の幅方向の側端面とリード12の外
辺との間の距離 B=C+2α、E=C+D、A=F+G+H ここで、最小幅の条件は、寸法O(アンプ部11の幅)
が寸法P内に収まるか、反対に寸法Pが寸法O内に収ま
るか、或いはP=Oのいずれかである。
【0044】又、最薄型の条件は、寸法A(アンプ部1
1の厚み)内に寸法Eと寸法Bが収まることである。即
ち、F+H>E、A>B、F+H>C+D、A>C+2
αである。ここでは、D>α、E+α=F+H、D=H
で、寸法Eの部分におけるリード12の下面が寸法Hの
部分における端子13の下面と同レベルである。
【0045】図33の一次成形品は、図9に示すもので
あり、これの設計条件は次の通りである。但し、図中の
実線及び英文字は、次の意味を表す。 実線サ:屈曲部12bから投・受光部10における外側
のリード12部分の外辺を延長した線 A:アンプ部11の厚さ(高さ) C:一対のリード12における外側のリード12の外辺
と内側のリード12の内辺との間の距離 E:外側のリード12の外辺の屈曲部12bと屈曲部1
2cとの間の距離 h:一対のリード12の屈曲部12cにおける外側のリ
ード12の内辺と内側のリード12の外辺との間の距離 O:アンプ部11の幅 P:投・受光部10の背面間の距離 寸法Pは、投・受光部10の対向間隔にもよるが、アン
プ部11の幅Oとほぼ同じか、又は幅O以下であること
が好ましい。寸法hは、アンプ部11の高さAとほぼ同
じか、又は高さAを越えないのが望ましく、寸法hの部
分における最上位置は、アンプ部11の上面とほぼ同じ
レベルか、若しくは上面以下のレベルであるのが望まし
い。又、寸法Eの部分におけるリード12の左端(寸法
線サ)がアンプ部11に当たらないようにする。
【0046】なお、上記実施形態では、1箇所及び2箇
所の屈曲部を有するリードを示したが、必要に応じて3
箇所以上の屈曲部を設けてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のホトセ
ンサによれば、リード片が少なくとも1箇所の平面視屈
曲部を有するので、必要に応じてリード片を屈曲部(又
はその前後)で適当に折り曲げることにより、反射形や
透過形の検出方向の異なるタイプだけでなく、標準タイ
プ、T字タイプ、L字タイプ等の様々な形態のホトセン
サを容易に構成することができる。
【0048】請求項2のホトセンサでは、透過形タイプ
でありながら、その一次成形品を反射形タイプのホトセ
ンサの一次成形品に共通とすることができる。請求項3
のホトセンサでは、反射形タイプでありながら、その一
次成形品を透過形タイプのホトセンサの一次成形品に共
通とすることができる。請求項4のホトセンサでは、外
形L字形状タイプでありながら、その一次成形品を外形
平面形状タイプのホトセンサの一次成形品に共通とする
ことができる。
【0049】請求項5のホトセンサでは、外形平面形状
タイプでありながら、その一次成形品を外形L字形状タ
イプのホトセンサの一次成形品に共通とすることができ
る。従って、請求項1乃至請求項5の発明によれば、そ
れぞれタイプの異なるホトセンサを作製することができ
るので、部品の一部を共通化することができると共に、
製造工程の一部を共通化することができ、それにより部
品点数の低減、コストの削減を実現できる。
【0050】又、請求項6の製造方法によれば、投光
部、受光部、リード及びアンプ部が一体成形(一次成
形)されたものであるため、製造の組立工数及びコスト
を削減することができる。しかも、リードが少なくとも
1箇所の屈曲部を有するので、必要に応じてリードを屈
曲部(又はその前後)で適当に折り曲げることにより、
反射形や透過形の検出方向の異なるタイプの構造のもの
に比較的自由に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るホトセンサの内部構造(一次
成形品)を示す平面図である。
【図2】別実施形態に係るホトセンサの内部構造(一次
成形品)を示す平面図である。
【図3】更に別実施形態に係るホトセンサの内部構造
(一次成形品)を示す平面図である。
【図4】図3の一次成形品の斜視図である。
【図5】図1の一次成形品のトランスファーモールド状
態を示す図である。
【図6】図1の一次成形品を内蔵するホトセンサの分解
平面図である。
【図7】図6のホトセンサの分解斜視図である。
【図8】図1の一次成形品のリードを1箇所の屈曲部で
折り曲げた形態の斜視図である。
【図9】図1の一次成形品のリードを2箇所の屈曲部で
折り曲げた形態の斜視図である。
【図10】図8の一次成形品を内蔵するホトセンサの分
解平面図である。
【図11】図10のホトセンサの分解斜視図である。
【図12】図9の一次成形品を内蔵するホトセンサの分
解平面図である。
【図13】図12のホトセンサの分解斜視図である。
【図14】図2の一次成形品のリードを折り曲げた形態
の斜視図である。
【図15】図3の一次成形品のリードを折り曲げた形態
の斜視図である。
【図16】別実施形態に係る標準タイプのホトセンサの
表側の斜視図(a)、及び裏側の斜視図(b)である。
【図17】更に別実施形態に係るT字タイプのホトセン
サの表側の斜視図(a)、及び裏側の斜視図(b)であ
る。
【図18】更に別実施形態に係るL字タイプのホトセン
サの斜視図である。
【図19】図16のホトセンサの製造工程を示す図であ
る。
【図20】図19に続く製造工程を示す図である。
【図21】図20の製造工程(g)に対応する斜視図
(a)、図20の製造工程(h)に対応する斜視図
(b)、及び(b)の透視図(c)である。
【図22】別実施形態に係る標準タイプのホトセンサの
表側の斜視図(a)、及び裏側の斜視図(b)である。
【図23】更に別実施形態に係るT字タイプのホトセン
サの表側の斜視図(a)、及び裏側の斜視図(b)であ
る。
【図24】更に別実施形態に係るL字タイプのホトセン
サの斜視図である。
【図25】図22のホトセンサの製造工程を示す図であ
る。
【図26】別の製造工程を示す図である。
【図27】図26に続く製造工程を示す図である。
【図28】図1の一次成形品の設計条件を説明するため
の平面図である。
【図29】図2の一次成形品の設計条件を説明するため
の平面図である。
【図30】図3の一次成形品の設計条件を説明するため
の平面図である。
【図31】図8の一次成形品の設計条件を説明するため
の斜視図である。
【図32】図31のホトセンサの投・受光部の背面図
(a)、及び全体の概略側面図(b)である。
【図33】図9の一次成形品の設計条件を説明するため
の斜視図である。
【図34】従来例に係るホトセンサの内部構造を示す図
である。
【図35】別の従来例に係るホトセンサの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 投・受光部(一方が投光部、他方
が受光部) 11 アンプ部 12 リード 12a,12b 屈曲部 13 端子 15 コード 30,40,50 ケース 35,45,55 底板 37,47,57 樹脂モールド 38,48,58 樹脂モールド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンプ部と、このアンプ部にそれぞれリー
    ドを介して電気的に接続される投光部及び受光部とを備
    えるホトセンサにおいて、 前記投光部とアンプ部との間のリード及び受光部とアン
    プ部との間のリードは、それぞれ少なくとも1箇所の平
    面視屈曲部を有することを特徴とするホトセンサ。
  2. 【請求項2】リードフレーム上に、投光部と、受光部
    と、投光部及び受光部にリードにより電気的に接続され
    るアンプ部とを形成した一次成形品の、投光部とアンプ
    部との間のリード及び受光部とアンプ部との間のリード
    の各々の任意箇所を折り曲げることで、投光部と受光部
    とを対向させた透過形タイプとするホトセンサであっ
    て、 前記投光部、受光部及びアンプ部がリードにより連結さ
    れたリード折り曲げ前の状態の一次成形品を、前記投光
    部とアンプ部との間のリード及び受光部とアンプ部との
    間のリードを折り曲げずに反射形タイプとするホトセン
    サの一次成形品と共通にしたことを特徴とするホトセン
    サ。
  3. 【請求項3】リードフレーム上に、投光部と、受光部
    と、投光部及び受光部に電気的に接続されるアンプ部と
    を形成し、投光部及び受光部とアンプ部とをリードによ
    り連結した状態の一次成形品から作られる反射形タイプ
    のホトセンサであって、 前記一次成形品を、投光部と受光部が対向するように前
    記投光部とアンプ部との間のリード及び受光部とアンプ
    部との間のリードの各々の任意箇所を折り曲げて得られ
    る透過形タイプのホトセンサの一次成形品と共通にした
    ことを特徴とするホトセンサ。
  4. 【請求項4】リードフレーム上に、投光部と、受光部
    と、投光部及び受光部にリードにより電気的に接続され
    るアンプ部とを形成した一次成形品の、投光部とアンプ
    部との間のリード及び受光部とアンプ部との間のリード
    の各々の任意箇所を折り曲げることで、投光部及び受光
    部がアンプ部面に対してほぼ90°に延びた外形L字形
    状タイプにしたホトセンサであって、 前記投光部、受光部及びアンプ部がリードにより連結さ
    れたリード折り曲げ前の状態の一次成形品を、投光部及
    び受光部がアンプ部面に対してほぼ平行に延びた外形平
    面形状タイプのホトセンサの一次成形品と共通にしたこ
    とを特徴とするホトセンサ。
  5. 【請求項5】リードフレーム上に、投光部と、受光部
    と、投光部及び受光部に電気的に接続されるアンプ部と
    を形成し、投光部及び受光部とアンプ部とをリードによ
    り連結した状態の一次成形品を備え、投光部及び受光部
    がアンプ部面に対してほぼ平行に延びた外形平面形状タ
    イプのホトセンサであって、 前記一次成形品を、投光部とアンプ部との間のリード及
    び受光部とアンプ部との間のリードの各々の任意箇所を
    折り曲げることで、投光部及び受光部のリードがアンプ
    部のリードフレーム面に対して所定角度を成すタイプの
    ホトセンサの一次成形品と共通にしたことを特徴とする
    ホトセンサ。
  6. 【請求項6】少なくとも1箇所の屈曲部を有する一対の
    リードの一端側に投光部を設け、少なくとも1箇所の屈
    曲部を有するもう一対のリードの一端側に受光部を設
    け、両対のリードの他端側に投光部及び受光部の動作を
    制御するアンプ部を設けて、投光部、受光部、リード及
    びアンプ部の一次成形品を得ることを特徴とするホトセ
    ンサの製造方法。
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