JPH11145051A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents
露光方法及び露光装置Info
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- JPH11145051A JPH11145051A JP9322231A JP32223197A JPH11145051A JP H11145051 A JPH11145051 A JP H11145051A JP 9322231 A JP9322231 A JP 9322231A JP 32223197 A JP32223197 A JP 32223197A JP H11145051 A JPH11145051 A JP H11145051A
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- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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Abstract
以下の解像力を達成する露光方法及び露光装置を実現す
ること。 【解決手段】 表面に幅が100nm以下の開口からな
る微小開口パターンを有し、且つ弾性体で構成されてマ
スク面の法線方向に弾性変形可能なマスクを用いて、該
マスク表面に対向して配置した非露光物に該微小開口パ
ターンの露光・転写を行なうことを特徴とする露光方法
及び露光装置。
Description
光方法及び露光装置に関し、特に線幅100nm以下の
パターンの微細加工を行なう際に好適な露光方法及び露
光装置に関するもである。
ッサの高速化・大集積化の発展とともに、光リソグラフ
ィーのさらなる微細化は必要不可欠となっている。一般
に光リソグラフィー装置における微細加工の限界は用い
る光の波長程度である。光リソグラフィー装置ではこの
ため短波長化が進み、現在では近紫外線レーザーが用い
られ、0.1μm前後の微細加工が可能となっている。
進んでいるが、0.1μm以下の微細加工を行なうに
は、レーザーのさらなる短波長化、さらにその波長域で
のレンズ開発等、解決しなければならない課題が多い。
工を可能にする手段として、近接場光学顕微鏡(以下S
NOMと略す)の構成を用いた微細加工装置が提案され
ている。これは例えば100nm以下の大きさの微小開
口から滲み出すエバネッセント光を用いてレジストに光
の波長限界を越える局所的な露光を行なう装置である。
しかしながらこれらのSNOM構成のリソグラフィー装
置ではいずれも1本あるいは数本の加工プローブで一筆
書きのように微細加工を行なう構成のため、スループッ
トが向上しないという問題点を有していた。
79493号公報に見られるように、光マスクに対して
プリズムを設けて全反射となる角度で光を入射させ、全
反射面から滲み出すエバネッセント光を用いて光マスク
のパターンをレジストに一括転写するという提案がなさ
れている。
9493号公報に記載のプリズムを用いたエバネッセン
ト光による一括露光装置では、プリズム・マスクとレジ
スト面との間隔を100nm以下に設定することが必須
である。しかしながら実際にはプリズム・マスク面全面
に渡ってレジスト面との間隔を100nm以下にするこ
とはプリズム・マスクや基板の面精度の限界から困難で
ある。またプリズム・マスクと基板の位置合わせに少し
でも傾きがあると、やはりプリズム・マスク面全面にわ
たってレジスト面との間隔を100nm以下に設定する
ことが困難となる。
むらや、プリズム・マスクによるレジストの部分的に押
しつぶすという問題を生じさせていた。
め、本発明のエバネッセント光を用いた露光方法及び露
光装置では表側の面に幅が100nm以下の開口からな
る微小開口パターンを有し、且つ弾性体で構成されてマ
スク面の法線方向に弾性変形可能なマスクを用いること
により、該マスクの表側の面に対向して配置した被露光
物に該微小開口パターンの露光・転写を行なうことを特
徴としている。さらに本発明の露光方法及び露光装置で
は該微小開口から滲み出すエバネッセント光による微細
加工を行なうため、該マスクを弾性変形させて非露光物
に密着させる手段を有するとともに、該マスク裏面から
光を照射する手段を有することを特徴としている。前記
密着手段は該マスクの表側の面側に比べ、裏面側が高い
圧力となるような圧力差を設ける手段を有し、該圧力に
よりマスクが弾性変形し、マスクと被露光物を密着させ
ることを特徴としている。
露光方法及び露光装置の別の例では前記密着手段にマス
クと被露光物の間に静電力を発生させる手段を有し、該
静電力によりマスクを弾性変形させ、マスクと被露光物
を密着させることを特徴としている。
を用いた露光装置の実施例1の構成を表わすものであ
る。同図において106は露光用のマスクとして用いる
エバネッセント光マスク、108は被加工用の基板10
8である。図1の下側はエバネッセント光マスク106
の表側の面で、与圧容器105の外側に、上側にある裏
面は与圧容器105の内側に面するように配置されてい
る。与圧容器105は圧力調節弁109を通して高圧ガ
ス容器110に接続され、与圧容器105内の圧力を調
整することができるようになっている。
07が塗布され、ステージ111上に取り付けられてい
る。基板108は、次いで、ステージ111の駆動でエ
バネッセント光マスク106に対し2次元的に相対位置
合わせされる。相対位置合わせが完了すると、エバネッ
セント光マスク106の表側の面と基板108上のレジ
スト107面の間隔が全面にわたって100nm以下と
なって密着するよう、基板108がマスク面の法線方向
にステージ駆動される。
で平行光にされた露光用レーザー101から出射のレー
ザー光102が、ガラス窓104を通して与圧容器10
5内に導入される。導入された光は与圧容器105内に
配置されたエバネッセント光マスク106を裏面側、即
ち上側から照射し、エバネッセント光マスク106の表
側の面上に配された金属パターン112から滲み出すエ
バネッセント光がレジスト107の露光を行なう。
る露光の原理を説明する。同図においてマスク母材に入
射したレーザー光402は金属パターン403により形
成された微小開口404を照射する。微小開口404の
大きさ(幅)は、レーザ光402の波長に比べて小さ
く、100nm以下のものである。
透過しない。しかしながら、開口の近傍にはエバネッセ
ント光405と呼ばれる光がわずかに滲みだしている。
エバネッセント光は開口から約100nmの距離以下近
傍にのみ存在する非伝播光で、開口から離れるとその強
度が急激に減少する。エバネッセント光405が滲み出
している微小開口404に対してレジストが塗布されて
いる基板407を近づけると、エバネッセント光405
がレジスト406中で散乱し、レジスト406を露光す
るのである。
スト406中のエバネッセント光の散乱もあまり広がら
ず、レーザー光402の波長より小さい大きさの微小開
口404に応じた微小パターンをレジスト406に露光
・転写することができる。
は通常のプロセスで基板407の加工を行なう。例えば
レジスト現像後、エッチングを行なえば、基板407に
微小開口404に応じた微小パターンを形成することが
できる。
基板の密着方法の詳細について説明する。
板108上のレジスト107面がともに完全に平坦であ
れば、両者を全面にわたって密着させることが可能であ
る。しかしながら実際にはマスク面やレジスト/基板面
には凹凸やうねりが存在するため、単純に両者を近づけ
接触させるだけだと密着部分と非密着分が混在する状態
となる。
スク106の裏面から表側の面方向に向かって圧力を印
加してエバネッセント光マスク106に弾性変形による
撓みを生じさせ、該マスク106をレジスト107/基
板108へ押し付けることにより、両者を全面にわたっ
て密着させることを特徴としている。
ッセント光マスク106の裏面側が与圧容器105内に
面し、与圧容器内に高圧ガスが導入されて与圧容器内を
外気圧より高い圧力にしている。これによりエバネッセ
ント光マスク106とレジスト107/基板108が全
面にわたって均一な圧力で密着される。
よって行なわれ、エバネッセント光マスク106とレジ
スト107/基板108の間に働く押し付け力、即ち、
両者の密着力が制御される。マスク面やレジスト/基板
面の凹凸やうねりがやや大きいときには与圧容器内の圧
力を高めに設定して密着力を増大させ、凹凸やうねりに
よるマスク面とレジスト/基板面との間隔ばらつきをな
くすことができる。
びレジスト/基板を減圧容器内に配置する構成もある。
この場合には減圧容器内より高い外気圧との圧力差によ
りエバネッセント光マスクの裏面側から表面側に圧力が
かかり、エバネッセント光マスクとレジストの密着性を
高めることができる。マスク面やレジスト/基板面の凹
凸やうねりがやや大きいときには、減圧容器内の圧力を
低めに設定して密着力を増大させ、マスク面とレジスト
/基板面の間隔ばらつきをなくすことができる。
るために、エバネッセント光マスクの表面側に比べ裏面
側が高い圧力となるような圧力差を設けて密着性を向上
させ、エバネッセント光を用いた露光を可能としてい
る。
して静電力を用いたものである。同図に示された電圧印
加手段503はエバネッセント光マスク501と基板5
02との間に電圧をを印加し、両者の間に静電力を発生
させている。該静電力による引力がエバネッセント光マ
スク501と基板502を密着させる。エバネッセント
光マスク501とレジスト107/基板502との間の
密着力の調節は、印加電圧の値の制御によって行なうこ
とができる。
スクの構成である。図2(A)はマスクの表側の面から
転写パターンを見た図、図2(B)は断面図である。エ
バネッセント光マスクは0.1〜100μmの膜厚の薄
膜からなるマスク母材201上に設けた10〜100n
mの膜厚の金属薄膜に、100nm以下の幅の微小開口
パターン203を形成したものである。マスク母材20
1はSi3N4やSiO2等、マスク面の法線方向に弾性
変形による撓みを生じることが可能な弾性体で、露光波
長において透明な材料を選択する。
すく、レジスト/基板表面のより細かな大きさの凹凸や
うねりにならうような弾性変形が可能であるため、密着
性が増す。しかしながら、一方、露光面積に対して薄過
ぎるとマスクとしての強度が不足したり、密着露光を行
なった後、レジスト/基板に吸着して離れなくなる不都
合が生じる。このためマスク母材201の厚さは0.1
〜100μmの範囲にあることが望ましい。
小開口パターンから滲み出すエバネッセント光強度をな
るべく大きくするため、微小開口のマスク面の法線方向
の長さは小さくする必要がある。このためには金属薄膜
202の厚さはなるべく薄いことが好ましい。しかしな
がら、一方、金属薄膜202があまり薄いと金属薄膜2
02が連続膜とならず、微小開口以外のところからの光
が漏れてしまう不都合が生じる。このため金属薄膜20
2の厚さは10〜100nmの範囲にあることが好まし
い。
性能に平坦性がある。レジスト/基板に密着する側の金
属薄膜202表面が平坦でないと、マスクとレジスト/
基板がうまく密着せず、露光むらを生じてしまう。この
ため、金属薄膜202表面の凹凸の大きさは、望ましく
は10nm以下、少なくとも100nm以下の極めて平
坦なものである必要がある。平坦性に関しては前述のマ
スク母材201で例にあげたSi3N4やSiO2等を用
いて達成することができる。
場合、マスクの表側の面に形成される微小開口パターン
の幅は露光に用いる光の波長より小さい必要があり、レ
ジストに転写する所望のパターン露光幅、具体的には1
〜100nmの範囲から選択される。
なると、本発明で用いるエバネッセント光ばかりでなく
強度的により大きな直接光がマスクを透過し、パターン
により光量レベルが大きく異なるため好ましくない。ま
た1nm以下の場合、露光は不可能ではないが、マスク
から滲み出すエバネッセント光強度が極めて小さくな
り、露光に長時間を要するので実用的でない。従って、
本発明では露光に直接光は使用せず、エバネッセント光
のみを用いることが特徴の一つである。
以下とすることが必要であるが、長手方向の長さの関し
ては制限がなく、自由なパターンが選択できる。図2
(A)では一例としてカギ型のパターンを示したが、こ
の他にS字パターンの様に任意のパターンが適用でき
る。
を示したものである。図3(A)は第1段階を示すもの
で、両面研磨された厚さ500μmのSi(111)基
板301にLP−CVD法で表側となる面(図3(A)
の上側)及び裏面(図3(A)の下側)双方に膜厚2μ
mのSi3N4膜302、303を成膜する。その後、表
側となる面のSi3N4膜302上に蒸着法でCr薄膜3
04を膜厚10nmで成膜する。
電子線レジスト305を塗布し、電子線ビーム306で
10nm幅の描画パターン307を露光する。露光され
た電子線レジストの現像を行なった後、CC14でドラ
イエッチングを行ない、Cr薄膜304に微小開口パタ
ーン308を形成する。さらに裏面側のSi3N4膜30
3にエッチング用の窓を形成したのが図3(C)であ
る。
1に対しKOHを用いて裏面から異方性エッチングを行
なうと薄膜状のマスク309が形成される。最後にマス
ク支持部材310に接着して完成した状態が図3(E)
である。
置の被加工用の基板108にはSi、GaAs、InP
等の半導体基板や、ガラス、石英、BN等の絶縁性基
板、あるいはこれらの基板上に金属、酸化物、窒化物等
を成膜したものなど、広い範囲のものを用いることがで
きる。ただし、本発明の露光方法及び露光装置では、エ
バネッセント光マスクとレジスト/基板を露光領域全域
にわたって望ましくは10nm以下、少なくとも100
nm以下の間隔になるよう密着させることが重要であ
る。このため、基板にはなるべく平坦なものを選択する
必要がある。
状も表面の凹凸が小さく平坦である必要がある。エバネ
ッセント光マスクから滲み出した光はマスクからの距離
が遠ざかるにつれ指数関数的に減少するため、レジスト
を100nm以上の深いところまで露光することが困難
である。またエバネッセント光はレジストの中で散乱さ
れるように広がるため、露光パターン幅が広がることを
考慮すると、レジストの厚さは少なくとも100nm以
下で、さらにできるだけ薄くする必要がある。
グ方法にの選択に当たっては、膜厚及びレジスト表面の
凹凸の大きさが望ましくは10nm以下、少なくとも1
00nm以下の値が達成できるよう、極めて平坦な値を
達成できる条件を選択する必要がある。一つの例として
は、普通用いられる光レジスト材料をなるべく粘性が低
くなる溶媒に溶かし、スピンコートで薄く、且つ均一な
厚さになるようコーティングする方法をあげることがで
きる。
グ法の実施例として、一分子中に疎水基、親水基、官能
基を有する両親媒性光レジスト材料分子を水面上に並べ
た単分子膜を所定の回数、基板上にすくいとって、基板
上に単分子膜の累積膜を形成するラングミュアー・ブロ
ジェット法(LB法)を用いることもできる。
子層だけで物理吸着あるいは科学結合することにより、
基板上に光レジスト材料の単分子膜を形成する自己配向
単分子膜形成法(SAM法)を用いても良い。
SAM法は極めて薄いレジスト膜を均一な厚さで、しか
も表面の平坦性良く形成することができるため本発明の
エバネッセント光を用いた露光に適した光レジスト材料
のコーティング法といえる。
露光時、露光領域全面にわたってエバネッセント光マス
ク106とレジスト107/基板108の間隔を少なく
とも100nm以下で、しかもばらつきなく一定に保つ
必要がある。このためエバネッセント光露光に用いる基
板としては、他のリソグラフィープロセスを経て既に基
板上に100nm以上の凹凸のあるパターンが形成され
ているものは好ましくない。
は、他のプロセスの影響をあまり経ていない、例えばプ
ロセスの初期段階のできるだけ平坦な基板が望ましい。
エバネッセント光露光プロセスを他のリソグラフィープ
ロセスと組み合わせる場合も、エバネッセント光露光プ
ロセスはできるだけ初めに行なうことが望ましい。
小開口404から滲み出すエバネッセント光405の強
度は、微小開口404の大きさによって異なる。従って
微小開口の大きさがまちまちであるとレジスト406に
対する露光の程度にばらつきが生じ、均一なパターン形
成が難しくなる。均一性の問題を避けるためには、一回
のエバネッセント光露光プロセスで用いるエバネッセン
ト光マスク上の微小開口パターンの幅を揃える必要があ
る。
ッセント光マスクで、基板全面に一括でエバネッセント
光露光をする装置について説明したが、本発明の概念は
これに限定されるものでない。本発明は基板より小さな
エバネッセント光マスクを用い、基板の一部分に対する
エバネッセント光露光を基板上の位置を変えて繰り返し
行なうステップアンドリピート方式の装置にも同様に適
用できる。
nm以下の幅の微小開口パターンを有するマスクを弾性
体で構成し、該マスクを弾性変形させてレジスト/基板
に密着させて微小開口パターンから滲み出るエバネッセ
ント光によりレジストを露光することにより、100n
m以下のパターンをマスク全面にわたってむらなく、基
板に一括またはステップアンドリピートしながら転写す
ることが可能となった。
セント光で露光するため、露光光の波長よりも細かいパ
ターンを効率良く、同一条件で露光することができる。
また薄いマスク厚で弾性変形を用いているため、密着性
が良いにもかかわらず、レジストを押しつぶすこともな
く良好なパターンを形成できる。
分けることによって、被露光対象である基板の状態に応
じて最適の露光法を選択することを可能とした。
置を示す図、
す図、
置を示す図
Claims (16)
- 【請求項1】 弾性体で構成され、表側の面に100n
m以下の幅の微小開口パターンを有するマスクを用いて
被露光物にパターンを露光転写する露光装置において、
該マスクを弾性変形させて前記被露光物に密着させる手
段と、該マスクの裏面側から光を照射することを特徴と
する露光装置。 - 【請求項2】 前記密着手段が該マスクの裏面側が該マ
スクの表面側より高い圧力とすることを特徴とする請求
項1記載の露光装置。 - 【請求項3】 前記密着手段が前記圧力を調整可能とす
ることを特徴とする請求項2記載の露光装置。 - 【請求項4】 前記密着手段が該マスクの裏面側に設け
られた与圧容器であることを特徴とする請求項3記載の
露光装置。 - 【請求項5】 前記密着手段が該マスクの表面側と前記
被露光物側に設けられた減圧容器であることを特徴とす
る請求項3記載の露光装置。 - 【請求項6】 前記密着手段が該マスクと前記被露光物
の間に設けられた電圧印加手段であることを特徴とする
請求項1記載の露光装置。 - 【請求項7】 前記密着手段が前記電圧を調整可能とす
ることを特徴とする請求項6記載の露光装置。 - 【請求項8】 0.1〜100μmの基板厚を持ち、該
基板上に10〜100nm厚の金属薄膜が形成され、該
金属薄膜上に10〜100nm以下の幅の微小パターン
が形成されていることを特徴とするマスク。 - 【請求項9】 該基板がSi3N4またはSiO2である
ことを特徴とする請求項8記載のマスク。 - 【請求項10】 前記微小パターンが露光光の線幅以下
であることを特徴とする請求項8記載のマスク。 - 【請求項11】 弾性体で構成され、表側の面に100
nm以下の幅の微小開口パターンを有するマスクを用い
て被露光物にパターンを露光転写する露光方法におい
て、該マスクを弾性変形させて前記被露光物に密着させ
た後、該マスクの裏面側から光を照射することを特徴と
する露光方法。 - 【請求項12】 該マスクと前記被露光物を密着させる
力を調整可能とすることを特徴とする請求項11記載の
露光方法。 - 【請求項13】 前記密着させる力が圧力であることを
特徴とする請求項12記載の露光方法。 - 【請求項14】 前記密着させる力が静電力であること
を特徴とする請求項12記載の露光方法。 - 【請求項15】 請求項8のマスクを用いて表面にラン
グミュアー・ブロジェット法で形成されたレジストを露
光することを特徴とする露光方法。 - 【請求項16】 請求項8のマスクを用いて表面に自己
配向単分子膜形成法で形成されたレジストを露光するこ
とを特徴とする露光方法。
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JP32223197A JP3950532B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 露光方法及び露光装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3950532B2 JP3950532B2 (ja) | 2007-08-01 |
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ID=18141400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32223197A Expired - Fee Related JP3950532B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 露光方法及び露光装置 |
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