JPH11144842A - ヒータ - Google Patents

ヒータ

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Publication number
JPH11144842A
JPH11144842A JP31774897A JP31774897A JPH11144842A JP H11144842 A JPH11144842 A JP H11144842A JP 31774897 A JP31774897 A JP 31774897A JP 31774897 A JP31774897 A JP 31774897A JP H11144842 A JPH11144842 A JP H11144842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply member
lead wire
joined
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP31774897A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Murase
淳 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ushio Denki KK, Ushio Inc filed Critical Ushio Denki KK
Priority to JP31774897A priority Critical patent/JPH11144842A/ja
Publication of JPH11144842A publication Critical patent/JPH11144842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Resistance Heating (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に給電部材とリード線が接合されている
ヒータを提供することにある。 【解決手段】 円筒状の基体1の外表面に形成された発
熱抵抗体2と、この発熱抵抗体2に電流を流すためのリ
ング状の給電部材3と、この給電部材3に接合されたリ
ード線4とを有するヒータにおいて、前記給電部材3と
前記リード線4は、カシメによって接合されていること
を特徴とするヒータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はヒータに関し、更に
詳しくは、浴槽水の循環路中に配備された浴槽水加熱用
のヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、24時間風呂で知られているよう
に、常に、浴槽水の温度を所定の温度に保つ浴槽水保温
装置が開発されている。そして、このような浴槽水保温
装置では、図2に示すようなヒータが用いられている。
図2を用いてい説明すると、SUS製の円筒状の基体1
の外表面に銀―パラジウムを発熱体とする導電性発熱ペ
ーストを焼成してなる発熱抵抗体2が形成されており、
この円筒状の基体1中に浴槽水を通過させながら発熱抵
抗体2に通電することにより、浴槽水を加熱するもので
ある。
【0003】発熱抵抗体2には、電流を流すための黄銅
製のリング状の給電部材3が焼嵌技術を用いて発熱抵抗
体2と直接接合されている。そして、この給電部材3に
銅製のリード線4が溶接やハンダによって接合されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなヒータにおいて、給電部材3とリード線4を接合
する場合、以下のような問題があった。給電部材3とリ
ード線4を溶接する場合、双方の部材を溶かして溶融接
合するが、リード線4の方が給電部材3に比べ早く溶融
してしまい、給電部材3と接合できなくなる場合があっ
た。
【0005】また、給電部材3とリード線4をハンダに
よって溶接する場合、給電部材3の熱容量が大きいの
で、すぐにはハンダが溶けず、リード線が高温になり、
リード線の樹脂製の被覆チューブが焼損する場合があっ
た。さらには、ハンダと給電部材3とリード線4とのぬ
れ性が悪い場合、給電部材3とリード線4とが接合でき
ない場合があった。
【0006】つまり、給電部材3とリード線4とが接合
していない場合、発熱抵抗体2に給電することができな
くなり、従って、浴槽水を加熱することができなくなる
という問題があった。
【0007】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものであって、その目的は、確実に給電部材とリ
ード線とが接合されているヒータを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のヒータは、円筒状の基体の外表面
に形成された発熱抵抗体と、この発熱抵抗体に電流を流
すためのリング状の給電部材と、この給電部材に接合さ
れたリード線とを有するヒータにおいて、前記給電部材
と前記リード線は、カシメによって接合されていること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のヒータの説明図
である。基材1は、全長150mm、内径18.5mm
のSUS製の円筒状のものであり、この基体1の外表面
に銀―パラジウムを発熱体とする導電性発熱ペーストを
焼成してなる発熱抵抗体2が形成されている。なお、図
1では省略してあるが、基材1の外表面にはセラミック
製の絶縁膜が形成されており、その絶縁膜上に発熱抵抗
体2が形成されている。基体1がセラミック製のもので
ある場合は、この基体1の外表面に直接発熱抵抗体2を
形成することができる。そして、発熱抵抗体2に電流を
流すための黄銅製のリング状の給電部材3が焼嵌技術を
用いて発熱抵抗体2に直接接合されている。
【0010】給電部材3には、リード線4が接合される
接合片31が形成されており、この接合片31は、給電
部材3を製造するときに削り出しによって一体的に製造
されている。また、この接合片31には孔が形成されて
おり、この孔に樹脂で被覆された銅製のリード線4が挿
通され、カシメによって給電部材3に接合されている。
【0011】なお、本実施例において、接合片31は給
電部材3と一体に形成されているが、別体の接合片を給
電部材3に溶接等によって接合しても良い。
【0012】そして、リード線4から入力された電流が
給電部材3を通り発熱抵抗体2に通電されて、発熱抵抗
体2が発熱するものである。そして、基体1は発熱抵抗
体2の熱によって熱せられ、この状態で基体1中に浴槽
水を通過させることにより、浴槽水を所定の温度に加熱
するものである。
【0013】本発明のヒータによれば、給電部材3とリ
ード線4がカシメによって接合されているので、確実に
給電部材3とリード線4を接合することができる。ま
た、従来のように溶接やハンダによって給電部材3とリ
ード線4を接合していないので、リード線4の樹脂製の
被覆チューブが焼損することがなく、ハンダ独特のぬれ
性による接合不良が発生することがない。
【0014】さらに、カシメによって機械的に給電部材
3とリード線4が接合されているので、リード線4に張
力が加わってもリード線4が給電部材3より外れること
がない。具体的な数値を示すと、本実施例のヒータにお
いて、リード線4に5Kgfの引張り強度を加えても、
リード線4が給電部材3より外れることがなかった。
【0015】
【発明の効果】本発明のヒータによれば、発熱抵抗体に
接合されている給電部材にリード線がカシメによって接
合されているので、確実に給電部材とリード線を接合す
ることができる。この結果、従来のように溶接やハンダ
によって給電部材とリード線を接合していないので、リ
ード線の樹脂製の被覆チューブが焼損することがなく、
ハンダ独特のぬれ性による接合不良が発生することがな
い。また、カシメによって機械的に給電部材とリード線
が接合されているので、リード線に張力が加わってもリ
ード線が給電部材より外れることがない。
【0016】従って、本発明のヒータを浴槽水の加熱ヒ
ータとして用いた場合、確実に発熱抵抗体に電流を流す
ことができ、浴槽水の加熱を確実に行うことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒータの説明図である。
【図2】従来のヒータの説明図である。
【符号の説明】
1 基体 2 発熱抵抗体 3 給電部材 4 リード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の基体の外表面に形成された発熱
    抵抗体と、この発熱抵抗体に電流を流すためのリング状
    の給電部材と、この給電部材に接合されたリード線とを
    有するヒータにおいて、 前記給電部材と前記リード線は、カシメによって接合さ
    れていることを特徴とするヒータ。
JP31774897A 1997-11-05 1997-11-05 ヒータ Pending JPH11144842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31774897A JPH11144842A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 ヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31774897A JPH11144842A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 ヒータ

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JPH11144842A true JPH11144842A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18091604

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JP31774897A Pending JPH11144842A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 ヒータ

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