JPH11144747A - 燃料電池用基体材 - Google Patents
燃料電池用基体材Info
- Publication number
- JPH11144747A JPH11144747A JP9305954A JP30595497A JPH11144747A JP H11144747 A JPH11144747 A JP H11144747A JP 9305954 A JP9305954 A JP 9305954A JP 30595497 A JP30595497 A JP 30595497A JP H11144747 A JPH11144747 A JP H11144747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- composition
- fuel cell
- base tube
- cao
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/1231—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte with both reactants being gaseous or vaporised
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/1213—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the electrode/electrolyte combination or the supporting material
- H01M8/1226—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the electrode/electrolyte combination or the supporting material characterised by the supporting layer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
Abstract
リーク率の増加を抑制できる燃料電池の基体材を提供す
る。 【解決手段】 燃料電池の基体管1の材料であって、C
aO≦26.1重量%,ZrO2 ≦60.9重量%,13.0重量%
≦NiOの三成分系組成からなる。
Description
関する。
示す。従来技術の基体管(基材部)1は30.0wt%
のCaOと70.0wt%のZrO2 とで構成される多
孔質管からなる。この基体管(基材部)1の表面に10
0μmのNi−ジルコニアサーメットからなる燃料極側
電極2、100μmのYSZからなる電解質3、100
μmのSrを0.1ドープしたLaMnO3 からなる空
気側電極4を積層し、さらに燃料極側電極2と空気側電
極4を接続するためのLaCrO3 からなる導電性接続
材5を積層しSOFC(Solid Oxide Fuel Cells; 固体
電解質型燃料電池、以下「燃料電池」という。) を形成
している。
術の基体管においては、以下のような課題がある。熱サ
イクル時の速い昇降温速度で著しく劣化する、という問
題点がある。すなわち、50℃/時以下の昇降温速度の
場合には熱サイクル前後で性能変化が認められないが、
50℃/時を超える昇降温速度ではヒートサイクル1回
当たり10%程度の出力低下が発生する場合がある。こ
れは、燃料電池を集合させて用いる場合に、昇降温速度
を極めて緩やかにしなければ、燃料電池集合体の一部で
50℃/時を超える昇降温速度になる部分が発生しセル
を損傷する。したがって、200℃/時程度の速い昇降
温速度でも損傷しないセルが望まれている。
解決するため、基体管の材質を変更することで速い昇降
温速度でも損傷しないセルを作成する際に重要であるこ
とを知見した。かかる知見に基づく[請求項1]の発明
は、燃料電池の基体管の材料であって、CaO≦26.1重
量%,ZrO2 ≦60.9重量%,13.0重量%≦NiOの三
成分系組成からなることを特徴とする。
て、NiOの径が5μm以下であることを特徴とする。
の材料であって、CaO≦27.2重量%,ZrO2 ≦63.6
重量%,9.2 重量%≦MgOの三成分系組成からなるこ
とを特徴とする。
の材料であって、CaO≦27.4重量%,ZrO2 ≦63.9
重量%,8.7 重量%≦SrOの三成分系組成からなるこ
とを特徴とする。
の材料であって、47.9重量%≦MgO,Al2 O3 ≦5
2.1重量%の二成分系組成からなることを特徴とする。
の材料であって、CaO≦22.8重量%,MgO≦21.9重
量%,Al2 O3 ≦55.3重量%の三成分系組成からなる
ことを特徴とする。
の材料であって、MgO≦20.9重量%,26.3重量%≦S
rO,Al2 O3 ≦52.8重量%の三成分系組成からなる
ことを特徴とする。
の材料であって、17.7重量%≦CaO,MgO≦16.2重
量%,Al2 O3 ≦40.9重量%,25.2重量%≦TiO2
の四成分系組成からなることを特徴とする。
の材料であって、MgO≦13.3重量%,30.1重量%≦S
rO,Al2 O3 ≦33.4重量%,23.2重量%≦TiO2
の四成分系組成からなることを特徴とする。
管の材料であって、MgO≦14.2重量%,Al2 O3 ≦
36.2重量%,17.0重量%≦TiO2 ,32.6≦BaOの四
成分系組成からなることを特徴とする。
説明する。
体管の材料であって、CaO≦26.1重量%,ZrO2 ≦
60.9重量%,13.0重量%≦NiOの三成分系組成からな
るものである。好ましくは、後述する実施例に示すよう
に、26.1重量%≧CaO≧9.1 重量%,60.9重量%≧Z
rO2 ≧20.9重量%,13.0重量%≦NiO≦70.0重量%
の範囲、より好ましくは21.0重量%≧CaO≧9.1 重量
%,49.0重量%≧ZrO2 ≧20.9重量%,30.0重量%≦
NiO≦70.0重量%の範囲、更に好ましくは14.9重量%
≧CaO≧9.1 重量%,34.8重量%≧ZrO2 ≧20.9重
量%,50.3重量%≦NiO≦70.0重量%の範囲で三成分
系組成を適宜選択するようにすればよい。これは、上記
範囲を超えると昇降温速度を急速に変化させることがで
きなくなり好ましくないからである。また、Ni成分が
多くなると導電性が発生し、燃料電池としての性能が発
揮されず好ましくないからである。ここで、本発明で昇
降温速度を急速に変化させるとは、50℃/時を超える
昇降温速度のことをいう(以下、同様)。
成において、NiOの径が5μm以下とするものであ
る。これは、NiOの径が5μmを超えると、天然ガス
を燃料とする場合の水蒸気添加量が少なくできず、効率
向上に好ましくないからである。
体管の材料であって、CaO≦27.2重量%,ZrO2 ≦
63.6重量%,9.2 重量%≦MgOの三成分系組成からな
るものである。好ましくは、後述する実施例に示すよう
に、27.2重量%≧CaO≧0.5 重量%,63.6重量%≧Z
rO2 ≧0.5 重量%,9.2 重量%≦MgO≦99重量%の
範囲、より好ましくは22.9重量%≧CaO≧0.5 重量
%,53.5重量%≧ZrO2 ≧0.5重量%,23.6重量%≦
MgO≦99重量%の範囲、更に好ましくは16.2重量%≧
CaO≧0.5 重量%,37.9重量%≧ZrO2 ≧0.5 重量
%,43.9重量%≦MgO≦99重量%の範囲で三成分系組
成を適宜選択するようにすればよい。これは、上記範囲
を超えると昇降温速度を急速にすることができないから
である。
体管の材料であって、CaO≦27.4重量%,ZrO2 ≦
63.9重量%,8.7 重量%≦SrOの三成分系組成からな
るものである。好ましくは、後述する実施例に示すよう
に、27.4重量%≧CaO≧0.5 重量%,63.9重量%≧Z
rO2 ≧0.5 重量%,8.7 重量%≦SrO≦99重量%の
範囲、より好ましくは23.6重量%≧CaO≧0.5 重量
%,55.1重量%≧ZrO2 ≧0.5重量%,21.3重量%≦
SrO≦99重量%の範囲、18.6重量%≧CaO≧0.5 重
量%,43.4重量%≧ZrO2 ≧0.5 重量%,38.0重量%
≦SrO≦99重量%の範囲で三成分系組成を適宜選択す
るようにすればよい。これは、上記範囲を超えると昇降
温速度を急速にすることができないからである。また、
純度を上げると高価となり燃料電池を廉価に製造できな
いからである。
体管の材料であって、47.9重量%≦MgO,Al2 O3
≦52.1重量%の二成分系組成からなるものである。好ま
しくは、後述する実施例に示すように、47.9重量%≦M
gO≦99.5重量%,52.1重量%≧Al2 O3 ≧ 0.5重量
%の範囲、より好ましくは59.3重量%≦MgO≦99.5重
量%,40.7重量%≧Al2 O3 ≧ 0.5重量%の範囲、更
に好ましくは73.9重量%≦MgO≦99.5重量%,26.1重
量%≧Al2 O3 ≧ 0.5重量%の範囲で二成分系組成を
適宜選択するようにすればよい。これは、上記範囲を超
えると昇降温速度を急速にすることができないからであ
る。また、純度を上げると高価となり燃料電池を廉価に
製造できないからである。
体管の材料であって、CaO≦22.8重量%,MgO≦2
1.9重量%,Al2 O3 ≦55.3重量%の三成分系組成か
らなるものである。好ましくは、22.8重量%≦CaO≦
99.0重量%,21.9重量%≧MgO≧0.5 重量%,55.3重
量%≧Al2 O3 ≧0.5 重量%の範囲、より好ましく
は、36.5重量%≦CaO≦99.0重量%,18.0重量%≧M
gO≧0.5 重量%,45.5重量%≧Al 2 O3 ≧0.5 重量
%の範囲、更に好ましくは、54.4重量%≦CaO≦99.0
重量%,12.9重量%≧MgO≧0.5 重量%,32.7重量%
≧Al2 O3 ≧0.5 重量%の範囲で三成分系組成を適宜
選択するようにすればよい。これは、上記範囲を超える
と昇降温速度を急速にすることができないからである。
また、純度を上げると高価となり燃料電池を廉価に製造
できないからである。
体管の材料であって、MgO≦20.9重量%,26.3重量%
≦SrO,Al2 O3 ≦52.8重量%の三成分系組成から
なるものである。好ましくは、20.9重量%≧MgO≧0.
5 重量%,26.3重量%≦SrO≦99.0重量%,52.8重量
%≧Al2 O3 ≧0.5 重量%の範囲、より好ましくは、
17.0重量%≧MgO≧0.5 重量%,39.9重量%≦SrO
≦99.0重量%,43.1重量%≧Al 2 O3 ≧0.5 重量%の
範囲、更に好ましくは、12.5重量%≧MgO≧0.5 重量
%,55.8重量%≦SrO≦99.0重量%,31.7重量%≧A
l2 O3 ≧0.5 重量%の範囲で三成分系組成を適宜選択
するようにすればよい。これは、上記範囲を超えると昇
降温速度を急速にすることができないからである。ま
た、純度を上げると高価となり燃料電池を廉価に製造で
きないからである。
体管の材料であって、17.7重量%≦CaO,MgO≦1
6.2重量%,Al2 O3 ≦40.9重量%,25.2重量%≦T
iO2 の四成分系組成からなるものである。好ましく
は、17.7重量%≦CaO≦40.8重量%,16.2重量%≧M
gO≧0.5 重量%,40.9重量%≧Al2 O3 ≧0.5 重量
%,25.2重量%≦TiO2 ≦58.2重量%の範囲、より好
ましくは、27.3重量%≦CaO≦40.8重量%,9.6 重量
%≧MgO≧0.5 重量%,24.3重量%≧Al2 O3 ≧0.
5 重量%,38.8重量%≦TiO 2 ≦58.2重量%の範囲、
更に好ましくは、38.8重量%≦CaO≦40.8重量%,1.
6 重量%≧MgO≧0.5 重量%, 4.3重量%≧Al2 O
3 ≧0.5 重量%,55.3重量%≦TiO2 ≦58.2重量%の
範囲で四成分系組成を適宜選択するようにすればよい。
これは、上記範囲を超えると昇降温速度を急速にするこ
とができないからである。また、純度を上げると高価と
なり燃料電池を廉価に製造できないからである。
体管の材料であって、MgO≦13.3重量%,30.1重量%
≦SrO,Al2 O3 ≦33.4重量%,23.2重量%≦Ti
O2 の四成分系組成からなるものである。好ましくは、
13.3重量%≧MgO≧0.5 重量%,30.1重量%≦SrO
≦55.9重量%,33.4重量%≧Al2 O3 ≧0.5 重量%,
23.2重量%≦TiO2 ≦43.1重量%の範囲、更に好まし
くは、 6.5重量%≧MgO≧0.5 重量%,43.6重量%≦
SrO≦55.9重量%,16.3重量%≧Al2 O3 ≧0.5 重
量%,33.6重量%≦TiO 2 ≦43.1重量%の範囲で四成
分系組成を適宜選択するようにすればよい。これは、上
記範囲を超えると昇降温速度を急速にすることができな
いからである。また、純度を上げると高価となり燃料電
池を廉価に製造できないからである。
基体管の材料であって、MgO≦14.2重量%,Al2 O
3 ≦36.2重量%,17.0重量%≦TiO2 ,32.6≦BaO
の四成分系組成からなるものである。好ましくは、14.2
重量%≧MgO≧0.5 重量%,36.2重量%≧Al2 O3
≧0.5 重量%,17.0重量%≦TiO2 ≦65.8重量%,3
2.6重量%≦BaO≦33.2重量%の範囲、より好ましく
は、 8.3重量%≧MgO≧0.5 重量%,21.1重量%≧A
l2 O3 ≧0.5 重量%,24.2重量%≦TiO2 ≦65.8重
量%,46.4重量%≧BaO≧33.2の範囲、更に好ましく
は、 2.2重量%≧MgO≧0.5 重量%, 5.8重量%≧A
l2 O3 ≧0.5 重量%,31.5重量%≦TiO2 ≦65.8重
量%,60.5重量%≧BaO≧33.2重量%の範囲で四成分
系組成を適宜選択するようにすればよい。これは、上記
範囲を超えると昇降温速度を急速にすることができない
からである。また、純度を上げると高価となり燃料電池
を廉価に製造できないからである。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
成分系の組成の複合材からなる基体管
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に100μmのNi−ジルコニ
アサーメットからなる燃料極側電極2、100μmのY
SZからなる電解質3、100μmのSrを0.1ドー
プしたLaMnO3 からなる空気側電極4を積層し、さ
らに燃料極側電極2と空気側電極4を接続するためのL
aCrO3 からなる導電性接続材5を積層し燃料電池と
した。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表1」に示
す。なお、比較例として従来技術の組成CaO:30重量
%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。ここ
で、本実施例において、急速昇降温を繰り返したとは、
具体的には、200℃/時の昇降温速度で室温から10
00℃までの昇降温を行うことをいう(以下、「実施
例」の欄において同じ。) 「表1」の結果より、組成(1) によれば、リークの増加
率を抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。この結果、本組成により、急速昇降
温後のリーク率の増加を抑制できる。
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表2」に示す。なお、上記(1) の組成のものを参
照例とした。「表2」の結果より、組成(1) の特徴に加
え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上でき
た。
り、作動電位を高くでき低コスト化に貢献できる。組成
(1) の効果に加え、さらに、空気極材料の選択幅が広が
り、空気極側の抵抗を低減できることから、平均作動電
位を0.05V高めることができる。
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
果を「表3」に示す。なお、上記(2) の組成のものを基
体管コストの相対値の参照例とした。「表3」の結果よ
り、組成(2) の特徴に加え、基体管コストを低下でき
る。
め基体管 材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(2) の効果に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
三成分系(NiOの径5μm以下)の組成の複合材から
なる基体管
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
のリーク率の変化を比較した。また、燃料として天然ガ
スでの発電可能燃料組成を比較した。その結果を「表
4」に示す。なお、比較例として、上記(1) の組成(粒
径:10μm)及び従来技術の組成CaO:30重量%/
ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。「表4」
の結果より、組成(4) は急速昇降温でのリーク率変化は
認められず、さらに天然ガスを使用した際の水蒸気添加
量すなわち(S/C=水蒸気/炭素)を少なくできる。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。かつ、天然ガスを燃料に使用した際
の水蒸気添加量を少なくできる。(4) の組成により、急
速昇降温後のリーク率の増加を抑制できる。かつ、天然
ガスを燃料に使用した際の水蒸気添加量を少なくでき
る。
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に100μmのNi−ジルコニ
アサーメットからなる燃料極側電極2、100μmのY
SZからなる電解質3、100μmのSrを0.4ドー
プしたLaMnO3 からなる空気側電極4を積層し、さ
らに燃料極側電極2と空気側電極4を接続するためのL
aCrO3 からなる導電性接続材5を積層し燃料電池と
した。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。また、
燃料として天然ガスでの発電可能燃料組成を比較した。
その結果を「表5」に示す。なお、上記(4) の組成のも
のを参照例とした。「表5」の結果より、組成(4) の特
徴に加え、さらに空気極材料の選定の幅が広がり、平均
の作動電位を向上できる。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(4) の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を高めることができる。
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
果を「表6」に示す。なお、上記(5) の組成のものを基
体管コストの相対値の参照例とした。「表6」の結果よ
り、組成(6) は組成(5) の特徴に加え、基体管コストを
安くできる。
め基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト化
に貢献できる。組成(5) の効果に加え、さらに、安価な
成分が多くなることから基体管の材料費が低減できる。
成分系の組成の複合材からなる基体管
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表7」に示
す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30重
量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表7」の結果より、組成(7) によりリークの増加率を
抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。本発明の組成により、急速昇降温後
のリーク率の増加を抑制できる。
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表8」に示す。なお、上記(7) の組成のものを参
照例とした。「表8」の結果より、組成(7) の特徴に加
え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上でき
た。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(7) の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.04V高めることができる。
合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成し
た。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様の
組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電極
4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とした。
果を「表9」に示す。なお、上記(8) の組成のものを基
体管コストの相対値の参照例とした。「表9」の結果よ
り、その結果組成(8) の特徴に加え、基体管コストを低
下できる。
ため基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(8) の効果に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
成分系の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表10」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表10」の結果より、組成(10)によりリークの増加率
を抑制できた。
抑制でき、昇降温後の本組成により、急速昇降温後のリ
ーク率の増加を抑制できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表11」に示す。なお、上記(10)の組成のものを
参照例とした。「表11」の結果より、組成(10)の特徴
に加え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上
できた。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(10)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.04V高めることができる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
果を「表12」に示す。なお、上記(11)の組成のものを
基体管コストの相対値の参照例とした。「表12」の結
果より、組成(11)の特徴に加え、基体管コストを低下で
きる。
ため基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(11)の特徴に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表13」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表13」の結果より、組成(13)によりリークの増加率
を抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。本組成により、急速昇降温後のリー
ク率の増加を抑制できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表14」に示す。なお、上記(13)の組成のものを
参照例とした。「表14」の結果より、組成(13)の特徴
に加え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上
できた。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(13)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.05V高めることができる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
果を「表15」に示す。なお、上記(14)の組成のものを
基体管コストの相対値の参照例とした。「表15」の結
果より、組成(14)の特徴に加え、基体管コストを低下で
きる。
ため基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(14)の特徴に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
三成分系の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表16」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表16」の結果より、組成(16)によりリークの増加率
を抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。本組成により、急速昇降後のリーク
率の増加を抑制できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表17」に示す。なお、上記(16)の組成のものを
参照例とした。「表17」の結果より、組成(16)の特徴
に加え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上
できた。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(16)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.03V高めることができる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
果を「表18」に示す。なお、上記(17)の組成のものを
基体管コストの相対値の参照例とした。「表18」の結
果より、組成(17)の特徴に加え、基体管コストを低下で
きる。
ため基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(17)の効果に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
三成分系の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表19」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表19」の結果より、組成(19)によりリークの増加率
を抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。本組成により、急速昇降後のリーク
率の増加を抑制できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表20」に示す。なお、上記(19)の組成のものを
参照例とした。「表20」の結果より、組成(19)の特徴
に加え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上
できた。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(19)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.06V高めることができる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
果を「表21」に示す。なお、上記(20)の組成のものを
基体管コストの相対値の参照例とした。「表21」の結
果より、組成(20)の特徴に加え、基体管コストを低下で
きる。
め基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト化
に貢献できる。組成(20)の効果に加え、さらに、安価な
成分が多くなることから基体管 の材料費が低減でき
る。
O,TiO2 四成分系の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表22」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表22」の結果より、その結果、組成(22)によりリー
クの増加率を抑制できた。
制できる。本組成により、燃料電池急速昇降温時の電解
質の割れを抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、
健全な燃料電池を提供できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表23」に示す。なお、上記(22)の組成のものを
参照例とした。「表23」の結果より、組成(22)の特徴
に加え、空気極材料の選定の幅が広がり作動電位を向上
できた。
広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献できる。
組成(22)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択幅が
広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平均作
動電位を0.05V高めることができる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
果を「表24」に示す。なお、上記(23)の組成のものを
基体管コストの相対値の参照例とした。「表24」の結
果より、組成(23)の特徴に加え、基体管コストを低下で
きる。
ため基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(23)の効果に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
O,TiO2 四成分系の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表25」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表25」の結果より、その結果、組成(25)によりリー
クの増加率を抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。本組成により、急速昇降温後のリー
ク率の増加を抑制できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結果
を「表26」に示す。なお、上記(25)の組成のものを参
照例とした。「表26」の結果より、組成(25)の特徴に
加え、空気極材料の選定の幅が広が
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(25)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.04V高めることができる。
O,TiO2 四成分系の組成の複合材からなる基体管
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
のリーク率の変化を比較した。その結果を「表27」に
示す。なお、比較例として、従来技術の組成CaO:30
重量%/ZrO2 :70重量%のものを比較例とした。
「表27」の結果より、その結果、組成(27)によりリー
クの増加率を抑制できた。
抑制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料
電池を提供できる。本組成により、急速昇降温後のリー
ク率の増加を抑制できる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
発電試験を行い、その際の作動電位を比較した。その結
果を「表28」に示す。なお、上記(27)の組成のものを
参照例とした。「表28」の結果より、組成(27)の特徴
に加え、空気極材料の選定の幅が広が作動電位を向上で
きた。
が広がり、作動電位を高くでき低コスト化に貢献でき
る。組成(27)の効果に加え、さらに、空気極材料の選択
幅が広がり、空気極側の抵抗を低減できることから、平
均作動電位を0.04V高めることができる。
複合材よりなる多孔質管から基体管(基材部)1を形成
した。この基体管1の表面に、「実施例1−1」と同様
の組成において、燃料極側電極2,電解質3,空気側電
極4を積層し、導電性接続材5を積層し燃料電池とし
た。
果を「表29」に示す。なお、上記(28)の組成のものを
参照例とした。「表29」の結果より、組成(28)の特徴
に加え、基体管コストを低下できる。
ため基体管材料のコストを低下でき、その結果低コスト
化に貢献できる。組成(28)の効果に加え、さらに、安価
な成分が多くなることから基体管の材料費が低減でき
る。
明によれば、燃料電池の基体管の材料であって、CaO
≦26.1重量%,ZrO2 ≦60.9重量%,13.0重量%≦N
iOの三成分系組成からなるので、燃料電池急速昇降温
時の電解質の割れを抑制でき、昇降温後のリーク率を低
減でき、健全な燃料電池を提供でき、この結果、急速昇
降温後のリーク率の増加を抑制できる。
おいて、NiOの径が5μm以下であるので、燃料電池
急速昇降温時の電解質の割れを抑制でき、昇降温後のリ
ーク率を低減でき、健全な燃料電池を提供でき、この結
果、急速昇降温後のリーク率の増加を抑制でき、しかも
天然ガスを燃料に使用した際の水蒸気添加量を少なくで
きる。
基体管の材料であって、CaO≦27.2重量%,ZrO2
≦63.6重量%,9.2 重量%≦MgOの三成分系組成から
なるので、燃料電池急速昇降温時の電解質の割れを抑制
でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料電池
を提供でき、この結果、急速昇降温後のリーク率の増加
を抑制できる。
基体管の材料であって、CaO≦27.4重量%,ZrO2
≦63.9重量%,8.7 重量%≦SrOの三成分系組成から
なるので、燃料電池急速昇降温時の電解質の割れを抑制
でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料電池
を提供でき、この結果、急速昇降温後のリーク率の増加
を抑制できる。
基体管の材料であって、47.9重量%≦MgO,Al2 O
3 ≦52.1重量%の二成分系組成からなるなるので、燃料
電池急速昇降温時の電解質の割れを抑制でき、昇降温後
のリーク率を低減でき、健全な燃料電池を提供でき、こ
の結果、急速昇降温後のリーク率の増加を抑制できる。
基体管の材料であって、CaO≦22.8重量%,MgO≦
21.9重量%,Al2 O3 ≦55.3重量%の三成分系組成か
らなるので、燃料電池急速昇降温時の電解質の割れを抑
制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料電
池を提供でき、この結果、急速昇降温後のリーク率の増
加を抑制できる。
基体管の材料であって、MgO≦20.9重量%,26.3重量
%≦SrO,Al2 O3 ≦52.8重量%の三成分系組成か
らなるので、燃料電池急速昇降温時の電解質の割れを抑
制でき、昇降温後のリーク率を低減でき、健全な燃料電
池を提供でき、この結果、急速昇降温後のリーク率の増
加を抑制できる。
基体管の材料であって、17.7重量%≦CaO,MgO≦
16.2重量%,Al2 O3 ≦40.9重量%,25.2重量%≦T
iO 2 の四成分系組成からなるので、燃料電池急速昇降
温時の電解質の割れを抑制でき、昇降温後のリーク率を
低減でき、健全な燃料電池を提供でき、この結果、急速
昇降温後のリーク率の増加を抑制できる。
基体管の材料であって、MgO≦13.3重量%,30.1重量
%≦SrO,Al2 O3 ≦33.4重量%,23.2重量%≦T
iO 2 の四成分系組成からなるので、燃料電池急速昇降
温時の電解質の割れを抑制でき、昇降温後のリーク率を
低減でき、健全な燃料電池を提供でき、この結果、急速
昇降温後のリーク率の増加を抑制できる。
の基体管の材料であって、MgO≦14.2重量%,Al2
O3 ≦36.2重量%,17.0重量%≦TiO2 ,32.6≦Ba
Oの四成分系組成からなるので、燃料電池急速昇降温時
の電解質の割れを抑制でき、昇降温後のリーク率を低減
でき、健全な燃料電池を提供でき、この結果、急速昇降
温後のリーク率の増加を抑制できる。
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 燃料電池の基体管の材料であって、Ca
O≦26.1重量%,ZrO2 ≦60.9重量%,13.0重量%≦
NiOの三成分系組成からなることを特徴とする燃料電
池用基体材。 - 【請求項2】 請求項1において、NiOの径が5μm
以下であることを特徴とする燃料電池用基体材。 - 【請求項3】 燃料電池の基体管の材料であって、Ca
O≦27.2重量%,ZrO2 ≦63.6重量%,9.2 重量%≦
MgOの三成分系組成からなることを特徴とする燃料電
池用基体材。 - 【請求項4】 燃料電池の基体管の材料であって、Ca
O≦27.4重量%,ZrO2 ≦63.9重量%,8.7 重量%≦
SrOの三成分系組成からなることを特徴とする燃料電
池用基体材。 - 【請求項5】 燃料電池の基体管の材料であって、47.9
重量%≦MgO,Al2 O3 ≦52.1重量%の二成分系組
成からなることを特徴とする燃料電池用基体材。 - 【請求項6】 燃料電池の基体管の材料であって、Ca
O≦22.8重量%,MgO≦21.9重量%,Al2 O3 ≦5
5.3重量%の三成分系組成からなることを特徴とする燃
料電池用基体材。 - 【請求項7】 燃料電池の基体管の材料であって、Mg
O≦20.9重量%,26.3重量%≦SrO,Al2 O3 ≦5
2.8重量%の三成分系組成からなることを特徴とする燃
料電池用基体材。 - 【請求項8】 燃料電池の基体管の材料であって、17.7
重量%≦CaO,MgO≦16.2重量%,Al2 O3 ≦4
0.9重量%,25.2重量%≦TiO2 の四成分系組成から
なることを特徴とする燃料電池用基体材。 - 【請求項9】 燃料電池の基体管の材料であって、Mg
O≦13.3重量%,30.1重量%≦SrO,Al2 O3 ≦3
3.4重量%,23.2重量%≦TiO2 の四成分系組成から
なることを特徴とする燃料電池用基体材。 - 【請求項10】 燃料電池の基体管の材料であって、M
gO≦14.2重量%,Al2 O3 ≦36.2重量%,17.0重量
%≦TiO2 ,32.6≦BaOの四成分系組成からなるこ
とを特徴とする燃料電池用基体材。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30595497A JP3408732B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 燃料電池用基体材 |
US09/186,134 US6207314B1 (en) | 1997-11-07 | 1998-11-04 | Base material for a fuel battery |
DE69804576T DE69804576T2 (de) | 1997-11-07 | 1998-11-05 | Keramisches Substratmaterial für eine Brennstoffzelle |
EP98120995A EP0921586B1 (en) | 1997-11-07 | 1998-11-05 | Base material for a fuel cell |
US09/758,925 US6479183B2 (en) | 1997-11-07 | 2001-01-11 | Base material for a fuel battery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30595497A JP3408732B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 燃料電池用基体材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11144747A true JPH11144747A (ja) | 1999-05-28 |
JP3408732B2 JP3408732B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=17951302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30595497A Expired - Lifetime JP3408732B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 燃料電池用基体材 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6207314B1 (ja) |
EP (1) | EP0921586B1 (ja) |
JP (1) | JP3408732B2 (ja) |
DE (1) | DE69804576T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007095566A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kyocera Corp | 横縞型燃料電池セル |
JP2014089847A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体酸化物型燃料電池 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6379832B1 (en) * | 1999-07-19 | 2002-04-30 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Base tube for fuel cell and material for base tube |
JP3997874B2 (ja) * | 2002-09-25 | 2007-10-24 | 日産自動車株式会社 | 固体酸化物形燃料電池用単セル及びその製造方法 |
RU2366040C2 (ru) | 2004-12-28 | 2009-08-27 | Текникал Юниверсити Оф Денмарк | Способ получения соединений металл-стекло, металл-металл и металл-керамика |
JP4971187B2 (ja) * | 2005-01-12 | 2012-07-11 | テクニカル ユニバーシティ オブ デンマーク | 多層化構造体の焼結の際のシュリンケージとポロシティを制御する方法 |
US8252478B2 (en) * | 2005-01-31 | 2012-08-28 | Technical University Of Denmark | Redox-stable anode |
DK1760817T3 (da) * | 2005-08-31 | 2013-10-14 | Univ Denmark Tech Dtu | Reversibel fastoxidbrændselscellestak og fremgangsmåde til fremstilling af samme |
CN100418248C (zh) * | 2006-09-01 | 2008-09-10 | 清华大学 | 用于固体氧化物燃料电池的封接材料及其制备方法 |
EP1930974B1 (en) | 2006-11-23 | 2012-03-21 | Technical University of Denmark | Method for the manufacture of reversible solid oxide cells |
US9525181B2 (en) * | 2011-06-15 | 2016-12-20 | Lg Fuel Cell Systems Inc. | Fuel cell system with interconnect |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH088105B2 (ja) * | 1987-08-12 | 1996-01-29 | 三菱重工業株式会社 | 固体電解質形燃料電池 |
JPH04118861A (ja) | 1990-09-10 | 1992-04-20 | Fuji Electric Co Ltd | 固体電解質型燃料電池およびその製造方法 |
JPH053037A (ja) | 1990-10-03 | 1993-01-08 | Fuji Electric Co Ltd | 固体電解質型燃料電池 |
US5085742A (en) | 1990-10-15 | 1992-02-04 | Westinghouse Electric Corp. | Solid oxide electrochemical cell fabrication process |
US5073405A (en) | 1991-01-15 | 1991-12-17 | Westinghouse Electric Corp. | Applying a tapered electrode on a porous ceramic support tube by masking a band inside the tube and drawing in electrode material from the outside of the tube by suction |
JPH04338180A (ja) | 1991-05-10 | 1992-11-25 | Toto Ltd | ジルコニア多孔質支持体 |
JPH05151982A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-18 | Fuji Electric Co Ltd | 固体電解質型燃料電池 |
JPH05225986A (ja) * | 1992-02-12 | 1993-09-03 | Fuji Electric Co Ltd | 固体電解質型燃料電池の製造方法 |
DE59305233D1 (de) | 1992-10-23 | 1997-03-06 | Ceramtec Ag | Brennstoffzellträger |
JPH06295730A (ja) | 1993-04-07 | 1994-10-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体電解質を用いた素子 |
JPH07211335A (ja) * | 1994-01-25 | 1995-08-11 | Fuji Electric Co Ltd | 固体電解質型燃料電池の製造方法 |
JP3363985B2 (ja) * | 1994-02-25 | 2003-01-08 | 三菱重工業株式会社 | 固体電解質燃料電池の内部改質用基体管 |
JP3377642B2 (ja) * | 1995-03-14 | 2003-02-17 | 三菱重工業株式会社 | 固体電解質型電気化学セルの基体材 |
JP3599894B2 (ja) * | 1996-04-03 | 2004-12-08 | 株式会社フジクラ | 固体電解質型燃料電池の燃料電極 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP30595497A patent/JP3408732B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-11-04 US US09/186,134 patent/US6207314B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-05 DE DE69804576T patent/DE69804576T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-05 EP EP98120995A patent/EP0921586B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-01-11 US US09/758,925 patent/US6479183B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007095566A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kyocera Corp | 横縞型燃料電池セル |
JP2014089847A (ja) * | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体酸化物型燃料電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3408732B2 (ja) | 2003-05-19 |
US20010016277A1 (en) | 2001-08-23 |
US6479183B2 (en) | 2002-11-12 |
US6207314B1 (en) | 2001-03-27 |
DE69804576D1 (de) | 2002-05-08 |
EP0921586A3 (en) | 2000-03-15 |
DE69804576T2 (de) | 2003-03-06 |
EP0921586A2 (en) | 1999-06-09 |
EP0921586B1 (en) | 2002-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Villarreal et al. | Metal-supported solid oxide fuel cells | |
CA1207021A (en) | High temperature solid electrolyte fuel cell with ceramic electrodes | |
Taniguchi et al. | Improvement of thermal cycle characteristics of a planar-type solid oxide fuel cell by using ceramic fiber as sealing material | |
JP3432547B2 (ja) | 高温燃料電池設備の金属成分用材料 | |
JP2005511795A (ja) | 高温安定性シーリング | |
TW365073B (en) | Solid oxide fuel cell operable over wide temperature range | |
Bacon | The high pressure hydrogen-oxygen fuel cell | |
JPH11144747A (ja) | 燃料電池用基体材 | |
JP2010140895A (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル、及びそれを備える燃料電池モジュール | |
KR101245626B1 (ko) | 연료극 지지체식 평관형 고체산화물 연료전지 및 그 제조방법 | |
CN103137985A (zh) | 平板式固体氧化物燃料电池堆的密封连接装置 | |
JP3617814B2 (ja) | アルカリ土類添加ニッケル−鉄系ペロブスカイト型低温動作固体燃料電池用空気極材料 | |
CN1276537C (zh) | 具有气体通道的固体氧化物燃料电池 | |
US3573993A (en) | Oxygen electrode composed of mixed oxides of praseodymium,chromium,nickel and cobalt | |
JP2007250266A (ja) | 固体酸化物形燃料電池スタック及びその作製方法 | |
JP2005166483A (ja) | 固体酸化物形燃料電池用燃料電極 | |
KR101013845B1 (ko) | 중저온 평판형 고체산화물 연료전지용 밀봉유리 제조방법 | |
JP2004259641A (ja) | 固体酸化物形燃料電池の運転方法 | |
JPH10255832A (ja) | 低温動作固体燃料電池用複合型空気極材料 | |
JP5273584B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池セルと固体酸化物形燃料電池セルユニット、及びそれを備える燃料電池モジュール | |
JP3213400B2 (ja) | 固体電解質型燃料電池の製造方法 | |
JPH1167226A (ja) | 燃料電池の燃料電極およびその製造方法 | |
JP2948441B2 (ja) | 平板型固体電解質燃料電池 | |
RU2068603C1 (ru) | Топливный элемент с твердым электролитом | |
JPH06103993A (ja) | 燃料電池用固体電解質および固体電解質型燃料電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080314 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314 Year of fee payment: 11 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |