JPH11143529A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH11143529A
JPH11143529A JP31067297A JP31067297A JPH11143529A JP H11143529 A JPH11143529 A JP H11143529A JP 31067297 A JP31067297 A JP 31067297A JP 31067297 A JP31067297 A JP 31067297A JP H11143529 A JPH11143529 A JP H11143529A
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JP31067297A
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Shingo Mochizuki
信吾 望月
Atsushi Shimizu
敦 清水
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線異常が発生した場合には、表示装置
に通信回線異常の内容を表示させて、制御機器システム
の障害復旧の時間を短縮させるようにする。 【解決手段】 CPUユニット1は、通信異常検知する
と、通信異常を特定するための探索信号を、通信異常が
発生したCPUユニット1と周辺装置3間の回線に出力
し、出力した探索信号に対する応答信号のフォーマット
と、探索信号の出力されたのちこれに対する応答信号を
受信するまでの時間とから通信異常項目を特定し、特定
した通信異常項目を表示装置3に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ,サーボモ
ータ等の周辺装置を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、サーボモータ,センサ等の周辺装
置を制御するプログラマブルコントローラ,マイコンボ
ードおよびパソコン等の制御装置は、制御対象となる周
辺装置の点数が著しく増加したことにより、また、周辺
装置が広範囲に配置される必要性があることにより、ホ
ストとしてのCPUユニットと、このCPUユニットか
ら分散して設置された通信機能を有する#1〜#nのI
/Oユニットとを備え、CPUユニットと各#1〜#n
のI/Oユニットとが回線で接続された構成になってい
る。
【0003】このような構成からなる制御装置は、例え
ば、CPUユニットとI/Oユニット間の通信が途絶え
るという通信異常が発生した場合には、図19に示すよ
うに、ブザー音とともに表示装置が単に“通信異常”で
ある旨の表示を出力するようになっている。
【0004】なお、I/Oユニットにつながっているサ
ーボモータ,センサ等の周辺装置では、7セグメントの
LED表示でアラームコードを警告表示するようになっ
ている場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような制御装
置では、CPUユニットとI/Oユニット間の通信異常
が発生した場合に、ブザー音とともに表示装置が単に通
信異常である旨の表示を出力するのみで、通信異常の原
因を特定する通信異常項目を表示しないため、通信異常
の障害復旧に時間を要するという問題点があった。
【0006】また、FAシステムが実際に稼働中の場合
におけるデバッグやシステム構築時においても、表示装
置に通信異常項目を表示しないため、バグを消していく
処理に多大な時間を要するという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、
通信異常が発生した場合には、表示装置に通信異常項目
を表示させ、制御機器システムの障害復旧の時間を短縮
させる制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、CPUユニットと、この
CPUユニットに接続された表示装置と、CPUユニッ
トに接続されセンサ,サーボモータ等の周辺装置のI/
Oを制御するI/Oユニットとを備える制御装置におい
て、前記CPUユニットと前記周辺装置間の通信異常が
検知されると、該通信異常に対する通信異常項目を前記
表示装置に出力させる異常項目表示制御手段を具備する
ようにする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記異常項目表示制御手段が、前記通信異
常を特定するための探索信号を、通信異常が発生した前
記CPUユニットと周辺ユニット間の回線に出力する探
索信号出力手段と、この探索信号出力手段により該探索
信号が出力されたのち、これに対する応答信号を受信す
るまでの時間を計測する時間計測手段と、前記探索信号
出力手段が出力した該探索信号に対する応答信号のフォ
ーマットと、前記時間計測手段により該探索信号の出力
されたのちこれに対する応答信号を受信するまでの時間
とから、該通信異常項目を特定する通信異常項目特定手
段と、この通信異常項目特定手段により通信異常項目を
特定すると、前記表示装置に特定した通信異常項目を表
示させる指示を出力する表示指示出力手段とを有するよ
うにする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記通信異常項目ごとにその発生頻度を記
憶する通信異常発生頻度記憶手段を有しており、前記異
常項目表示制御手段が、通信異常が発生するとその都
度、または所定間隔ごとに前記通信異常発生頻度記憶手
段に記憶されている該通信異常項目を、発生頻度の大き
い順に並び替える通信異常項目並び替え手段を有するよ
うにする。
【0011】請求項4の発明は、請求項2記載の発明に
おいて、前記探索信号出力手段が、前記通信異常発生頻
度記憶手段に記憶されている該通信異常項目の発生頻度
の大きい順に、その通信異常項目に対応した該探索信号
を出力するようにする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記異常項目表示制御手段が、前記
CPUユニットに有するようにする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記異常項目表示制御手段が前記C
PUユニットに有するとともに、前記異常項目表示制御
手段を実行させる異常項目探索プログラムを記憶する外
付けメモリユニットを有しており、前記CPUユニット
が、前記外付けメモリユニットから前記異常項目探索プ
ログラム取得するようにする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、CPUユニットと、このCPUユニ
ットに接続された表示装置と、CPUユニットに接続さ
れセンサ,サーボモータ等の周辺装置のI/Oを制御す
る第1のI/Oユニットと、この第1のI/Oユニット
を制御する第2のI/Oユニットとを備えており、この
第2のI/Oユニットが前記CPUユニットと接続して
おり、前記異常項目表示制御手段が、前記CPUユニッ
トに有するようにする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、CPUユニットと、このCPUユニ
ットに接続された表示装置と、CPUユニットおよび前
記表示装置に接続されセンサ,サーボモータ等の周辺装
置のI/Oを制御するI/Oユニットとを備えており、
前記異常項目表示制御手段が、前記表示装置に有するよ
うにする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記異常項目表示制御手段が前記表
示装置に有するとともに、前記異常項目表示制御手段を
実行させる異常項目探索プログラムを記憶する外付けメ
モリユニットを有しており、前記表示装置が、前記外付
けメモリユニットから前記異常項目探索プログラム取得
するようにする。
【0017】本発明では、CPUユニットと周辺装置間
の通信異常が検知されると、通信異常に対する通信異常
項目を表示装置に出力させため、通信異常の障害復旧に
対する対策が迅速に行うことができる。
【0018】さらに詳しく説明すると、通信異常を特定
するための探索信号を、通信異常が発生したCPUユニ
ットと周辺装置間の回線に出力し、出力した探索信号に
対する応答信号のフォーマットと、探索信号の出力され
たのちこれに対する応答信号を受信するまでの時間とか
ら通信異常項目を特定し、特定した通信異常項目を表示
装置に表示する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る制御装置の実
施形態を図面を参照して説明する。
【0020】<第1実施形態>図1は本発明に係る第1
実施形態の制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0021】この実施形態の制御装置は、サーボモー
タ,センサ等の周辺装置を備えた制御機器システムを制
御するものであって、図1に示すように、この制御機器
システムを統括して制御するホストとしてのCPUユニ
ット1と、このCPUユニット1と接続する#1〜#n
のI/Oユニット2と、CPUユニット1と接続する表
示装置3とから構成されている。
【0022】ここで、CPUユニット1は、図2に示す
ように、後述する演算装置11,この制御装置を制御す
るシステムプログラムを記憶するとともに、探索プログ
ラムを記憶するシステムROM12,前記#1〜#nの
I/Oユニット2間と表示装置間のデータ通信のための
通信インターフェース回路13,回線の切替えを行う切
替え回路14,表示装置3と回線接続するコネクタ15
および前記#1〜#nのI/Oユニット2間と回線接続
するコネクタ16から構成されている。
【0023】演算装置11は、図3に示すように、#1
〜#nのI/Oユニット2間に対してデータを送受信す
る第1通信手段111,#1〜#nのI/Oユニット2
との通信異常を示す情報を感知する異常状態感知手段1
12,通信異常をきたしたCPUユニット1と周辺装置
を結ぶ回線に回線異常を探索する探索信号を出力する探
索信号出力手段113,探索信号を受けたI/Oユニッ
ト2からの応答信号が所定のフォーマットに適合するか
否かを判断するフォーマット判断手段114,応答信号
の応答時間を計測するタイマ/カウント手段115,通
信異常項目に応じた探索信号の送信順および表示装置3
に表示させる通信異常項目の順を決定する送信順/表示
順決定手段116,この演算装置11自体の全体制御を
実行するシステム実行手段117,発生頻度順に通信異
常項目を並び替える項目並替え手段118,表示装置3
に表示させる画像を形成する表示画像形成手段119,
表示装置3に画像を送信する第2通信手段120,デバ
ックツールからのシステム設定データをインタフェース
するインタフェース手段121,デバックツールに対し
てシステム設定データを送受信する第3通信手段122
およびシステムROM12に記憶されている探索プログ
ラムを読み出す探索プログラム読出し手段123から構
成されている。
【0024】#1〜#nのI/Oユニット2は、例えば
CPUユニット1と接続する周辺装置であるサーボモー
タを制御するサーボモータユニット,周辺装置であるセ
ンサからの信号を増幅するアンプユニット等のものがあ
る。
【0025】表示装置3は、図4に示すように、デジィ
タル(DC)電圧を取り入れる端子台31,取り入れら
れた電圧を内部ロジックように使用するDC5Vの電圧
に変換するDC/DCコンバータ回路32,端子台31
で取り出されたDC電圧からバックライト14の照射光
の周波数のアナログ電圧に変換するインバータ回路3
3,インバータ回路33から出力された電圧で表示素子
を照射するバックライト34,液晶表示する表示素子3
5,後述するグラフィックコントローラ36,表示装置
自体を制御するシステムプログラムを記憶するシステム
ROM37,CPUユニット1から送信されてきた画像
データを記憶する画像デーらメモリ38,ワーク領域と
して使用されるワークメモリ39,表示素子35を表示
させる表示素子ドライバー回路40,タッチスイッチ4
1,表示する画像を記憶する画像メモリ(V−RAM)
42,漢字辞書である漢字ROM43,タッチスイッチ
とインターフェースするタッチスイッチインターフェー
ス回路44,表示素子を駆動させる電圧を出力する表示
素子駆動電源回路45,CPUユニット1間とのデータ
通信のインターフェースを行うインターフェース回路4
6,CPUユニット1と回線接続するコネクタ47およ
びシステムROMに記憶されているシステムプログラム
に基づいた処理を実行する演算装置48から構成されて
いる。
【0026】グラフィック回路36は、表示画面に画像
を表示させる表示制御手段361を有しており、この表
示制御手段361には、CPUユニット1の演算装置1
1から送信されてきた画像データを画像データメモリ3
8に保管させる画像データ保管手段362,画像データ
メモリ38に保管されている画像データを読み出す画像
データ読出し手段363,漢字ROM43から文字を読
み出す文字データ読出し手段364,および画像データ
メモリ38から読み出された画像データと、漢字ROM
43から読み出された文字データとから絵柄および文字
等でなるグラフィック画像を表示する描画手段を有して
いる。
【0027】次に、この制御装置の通信異常の内容を探
索する動作を、図6を参照して説明する。
【0028】制御装置のCPUユニット1が#1〜#n
のI/Oユニット2を介してセンサ,サーボモータ等の
周辺装置を制御している際には常時、CPUユニット1
の演算装置11は、周辺装置間との通信異常が発生した
か否かを検知しており(ステップ110)、通信異常を
検知しない場合には(ステップ110;N)、通信異常
を検知するまで検知処理を続行する一方、通信異常を検
知した場合には(ステップ110;Y)、CPUユニッ
ト1内のシステムROM12に記憶されている探索プロ
グラムを読み出す(ステップ120)。
【0029】演算装置11は、システムROM12に記
憶されている探索プログラムを読み出すと、このプログ
ラムの指示に従い、異常を感知した周辺装置を制御する
I/Oユニット2に対して探索信号を送信する(ステッ
プ125)。
【0030】その後、演算装置11は、探索信号に送信
したI/Oユニット2から応答信号があったか否かを判
断し(ステップ130)、応答信号があった場合(ステ
ップ130;Y)と、応答信号がなかった場合(ステッ
プ130;Y)とで、それぞれ以下のような処理を行
う。
【0031】応答信号があった場合には(ステップ13
0;Y)、演算装置11は、その応答信号が所定のフォ
ーマットに適合しているか否かを判断し(ステップ13
5)、その結果、応答信号がフォーマットに適合してい
ると判断した場合には(ステップ135;Y)、通信異
常がデータの送信を要因とするものでないとして、表示
装置3に“可能性なし”と表示させ(ステップ14
0)、ステップ160に処理を移行する一方、応答信号
がフォーマットに適合していないと判断した場合には
(ステップ135;N)、後述するステップ150に処
理を移行する。
【0032】ステップ130において、応答信号がなか
った場合には(ステップ130;N)、演算装置11
は、探索信号を送信したのち、所定時間経過したか否か
を判断し(ステップ145)、所定時間経過しない場合
には(ステップ145;N)、所定時間経過するまで待
機し、所定時間経過した場合には(ステップ145;
Y)、通信異常がデータの送信を要因とするものである
として、表示装置3に“可能性あり”と表示させる。
(ステップ150)。
【0033】演算装置11は、表示装置3の表示画面に
“可能性なし”または“可能性あり”と表示すると、他
の通信異常項目を探索する探索信号が残っているか否か
を判断する(ステップ160)。
【0034】演算装置11は、探索信号が残っていると
判断した場合には(ステップ160;Y)場合には、ス
テップ125に処理を戻し同様な処理を行う一方、探索
信号が残っていないと判断した場合には(ステップ16
0;N)、すべての探索信号に対する探索結果を表示装
置3の表示素子35に表示させる。
【0035】その後、演算装置11は、以後、通信異常
項目の頻度に合わせて探索信号を送信するため、通信異
常項目を発生頻度順に並び替える後述する発生頻度並替
え処理を行い(ステップ170)、処理を終了する。
【0036】ステップ170の発生頻度並替え処理を、
図7を参照して説明する。
【0037】演算装置11は、前回の各通信異常項目の
発生頻度(X0 )に、探索結果により得られた発生数α
を加算し、新たに発生頻度(X1 =X0 +α)を算出し
(ステップ171)、その後、発生頻度(X1 )が大き
い順に探索項目を並び替える(ステップ172)。
【0038】続いて、演算装置11は、通信異常項目の
発生頻度(X1 )の順に変動があったか否かを判断し
(ステップ173)、通信異常項目の発生頻度(X1 )
の順に変動があったと判断した場合には(ステップ17
3;Y)、発生頻度(X1 )が大きいほど、先に出力す
るように通信異常項目を並べ替える発生頻度並替え処理
を終了する一方、通信異常項目の発生頻度(X1 )の順
に変動がなかったと判断した場合には(ステップ17
3;N)、探索信号を並べ替えることなく発生頻度並替
え処理を終了する。
【0039】上述のような処理を実行することにより、
表示装置3により、表示される画面は、以下の通りであ
る。
【0040】つまり、ステップ110において、演算装
置11が通信異常を検知したときには、図8(a)に示
すように、“ホスト異常”“原因探索中”と表示され
る。ただし、“原因探索中”は点滅表示する。なお、ブ
ザー音は有っても無くてもよい。
【0041】次に、演算装置11が通信異常の内容を特
定するため、通信異常項目ごとの探索信号を送信する
と、通信異常項目ごとに、図8(b)に示すように、
“ホスト異常”“原因探索中”“要因Aの可能性あり”
“要因Bの可能性はない”等と表示される。
【0042】続いて、演算装置11がステップ170に
おいて発生頻度ごとに通信異常項目を並び替えると、図
8(c)に示すように、すでに表示されている通信異常
項目の要因のうち、“可能性あり”のものを画面の上側
に一括して表示され、“可能性はない”ものを画面の下
側に一括して表示される。
【0043】この実施形態の制御装置では、CPUユニ
ット1の演算装置11は、通信異常を特定するための探
索信号を、通信異常が発生したCPUユニット1と周辺
装置間の回線に出力し、出力した探索信号に対する応答
信号のフォーマットと、探索信号の出力されたのちこれ
に対する応答信号を受信するまでの時間とから通信異常
項目を特定し、特定した通信異常項目を表示装置3に表
示する。
【0044】このため、通信異常が発生した場合でも、
表示された通信異常項目により通信異常内容が容易に判
断でき、障害復旧に要する時間を短縮することができ
る。
【0045】特に、例えばFAシステムを実際に稼働さ
せる場合に行うデバッグ等を行う必要があるが、その
際、通信異常があっても迅速に回線が復旧するため、デ
バック処理も迅速に行うことができ、システムの立ちあ
げがスムーズにいくことができる。
【0046】<第2実施形態>図9は本発明に係る第2
実施形態の制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0047】この実施形態の制御装置は、図9に示すよ
うに、第1実施形態の制御装置と同様、制御機器システ
ムを統括して制御するホストとしてのCPUユニット1
と、このCPUユニット1と接続する#1〜#nのI/
Oユニット2と、CPUユニット1と接続する表示装置
3とから構成されているものであるが、異なる構成とし
て、CPUユニット1中のシステムROM12には、第
1実施形態のもののシステムROM12のように前記探
索プログラムが記憶されておらず、この探索プログラム
を後述する外付けメモリユニット5に持たせ、必要に応
じて、外付けメモリユニット5中のROMから探索プロ
グラムを読み出すような構成になっている。
【0048】従って、この実施形態のCPUユニット1
は、第1実施形態のCPUユニット1に比べ、図10に
示すように、外付けメモリユニット5と接続するための
コネクタ17がさらに追加された構成になっている。
【0049】しかも、CPUユニット1を構成する演算
装置11は、第1実施形態のものの演算装置に比べ、図
11に示すように、さらに外付けメモリユニット5から
探索プログラムを受信する第4通信手段124が追加さ
れた構成になっている。
【0050】外付けメモリユニット5は、図12に示す
ように、CPUユニット1のコネクタ17と接続するコ
ネクタ51,および探索プログラムを記憶するROM5
2から構成されており、筐体で覆われたユニット形とし
て使い勝手を良くしてあるものである。
【0051】なお、この実施形態の制御装置は、上述し
たように、探索プログラムがCPUユニット1内のシス
テムROM12になくて、外付けメモリユニット5中の
ROM52にあり、必要に応じて、外付けメモリユニッ
ト5中のROM52から読み出すようになっているのみ
であるため、これ以外の構成部分についての詳細説明
と、その動作につての説明を省略する。
【0052】この実施形態の制御装置では、探索プログ
ラムが外付けメモリユニット5のROM52に記憶させ
てあるため、この分のシステムROM12内のメモリ容
量があき、システムプログラム専用に使用することがで
きる。
【0053】<第3実施形態>図13は本発明に係る第
3実施形態の制御装置の概略構成図である。
【0054】この実施形態の制御装置は、図13に示す
ように、第1実施形態の制御装置と同様、制御機器シス
テムを統括して制御するホストとしてのCPUユニット
1と、このCPUユニット1と接続された#1〜#nの
I/Oユニット2と、CPUユニット1と接続する表示
装置3とから構成されているものであるが、#1〜#n
のI/Oユニット2の制御のもと、さらに周辺装置のI
/O情報を制御するとともに、通信異常を知らせる回線
7がCPUユニット1に接続する複数のI/Oユニット
20aを備えたような構成になっている。
【0055】ここで、I/Oユニット2とI/Oユニッ
ト20aは、図14に示すように、両端がコネクタ61
を有するケーブル62で接続されている。
【0056】なお、この実施形態の制御装置は、上述し
たように、#1〜#nのI/Oユニット2と、これらI
/Oユニット2の制御下にあるI/Oユニット20aを
有しており、I/Oユニット20aが通信異常をCPU
ユニット1に出力するようになっている以外、第1実施
形態の制御装置と同様であるので、これ以外の構成部分
についての詳細説明と、その動作につての説明を省略す
る。
【0057】<第4実施形態>図15は本発明に係る第
4実施形態の制御装置の概略構成を示すブロック図で
る。
【0058】この実施形態の制御装置は、図15に示す
ように、第1実施形態の制御装置と同様、制御機器シス
テムを統括して制御するホストとしてのCPUユニット
1と、このCPUユニット1と接続する#1〜#nのI
/Oユニット2と、CPUユニット1と接続する表示装
置3とから構成されているものであるが、異なるところ
として、#1〜#nの各I/Oユニット2と表示装置3
間に回線8で接続され、通信異常を各I/Oユニット2
から表示装置3に出力するような構成になっている。
【0059】しかも、この実施形態の制御装置は、CP
Uユニット1のシステムROM12には、探索プログラ
ムを記憶しておらず、この探索プログラムが表示装置3
側にあるように構成されている。
【0060】従って、この実施形態の制御装置の表示装
置3は、第1実施形態の表示装置3とは異なり、システ
ムROM37に探索プログラムを記憶しており、図16
に示すように、#1〜#nのI/Oユニット2と接続す
るコネクタ49と、CPUユニット1とI/Oユニット
2との回線を切り替える切替え回路50とをさらに追加
した構成になっている。
【0061】なお、この実施形態の制御装置は、上述し
たように、通信異常を各I/Oユニット2から表示装置
3に出力するような構成以外では、第1実施形態の制御
装置と同様であるので、これ以外の構成部分についての
詳細説明と、その動作につての説明を省略する。
【0062】<第5実施形態>図17は本発明に係る第
5実施形態の制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0063】この実施形態の制御装置は、図17に示す
ように、第4実施形態の制御装置の表示装置に、第2実
施形態の制御装置に示した外付けメモリユニットと同
様、探索プログラムを記憶する外付けメモリユニット5
を備えた構成になっている。
【0064】従って、この実施形態の表示装置は、第4
実施形態の制御装置の表示装置の構成に、図18に示す
ように、外付けメモリユニット5と接続するコネクタ5
0がさらに追加した構成になっている。
【0065】なお、この実施形態の制御装置は、上述し
たように、第4実施形態の制御装置の表示装置に、第2
実施形態の制御装置に示した外付けメモリユニットと同
様、探索プログラムを記憶する外付けメモリユニット5
を備えた構成になっているので、これ以外の構成部分に
ついての詳細説明と、その動作につての説明を省略す
る。
【0066】
【発明の効果】以上本発明によれば、CPUユニットと
周辺装置間の通信異常が検知されると、通信異常に対す
る通信異常項目を表示装置に出力させるようにしたこと
により、通信異常の障害復旧に対する対策が迅速に行う
ことができ、制御機器システムの障害復旧の時間を短縮
させることができる。
【0067】特に、例えばFAシステムを実際に稼働さ
せる場合に行うデバッグ等を行う必要があるが、その
際、通信異常があっても迅速に回線が復旧するため、デ
バック処理も迅速に行うことができ、システムの立ちあ
げがスムーズにいくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の制御装置の概略構
成を示すブロック図。
【図2】図1中のCPUユニットの構成を示すブロック
図。
【図3】図2中の演算装置の構成を示すブロック図。
【図4】図1中の表示装置の構成を示すブロック図。
【図5】図4中のグラフィックコントローラの構成を示
すブロック図。
【図6】第1実施形態の制御装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図7】図6中のステップ170のサブルーチン処理を
示すフローチャート
【図8】図1中の表示装置が表示する表示画面の内容を
説明する説明図。
【図9】本発明に係る第2実施形態の制御装置の概略構
成を示すブロック図。
【図10】図9中のCPUユニットの構成を示すブロッ
ク図。
【図11】図10中の演算装置の構成を示すブロック
図。
【図12】図9中の外付けメモリユニットの構成を示す
ブロック図。
【図13】本発明に係る第3実施形態の制御装置の概略
構成を示すブロック図。
【図14】図13中の上位のI/Oユニットと下位のI
/Oユニット間の接続態様を説明する説明図。
【図15】本発明に係る第4実施形態の制御装置の概略
構成を示すブロック図。
【図16】図15中の表示装置の構成を示すブロック
図。
【図17】本発明に係る第5実施形態の制御装置の概略
構成を示すブロック図。
【図18】図17中の表示装置の構成を示すブロック
図。
【図19】表示装置に表示される従来の表示画像を示し
た図。
【符号の説明】
1 CPUユニット 11 演算装置 12 システムROM 13 通信インターフェース 14 切替え回路 15,16 コネクタ 2,2a,2b I/Oユニット 3 表示装置 31 端子台 32 DC/DC回路 33 インバータ回路 34 バックライト 35 表示素子 36 グラフィックコントローラ 37 システムROM 38 画像データメモリ 39 ワークメモリ 40 表示素子ドライバー回路 41 タッチパネル 42 画像メモリ(V−RAM) 43 漢字ROM 44 タッチスイッチインターフェース 45 表示素子駆動電源回路 46 通信インターフェース回路 47 コネクタ 48 演算装置 5 外付けメモリユニット 51 コネクタ 52 探索プログラムROM

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUユニットと、このCPUユニット
    に接続された表示装置と、CPUユニットに接続された
    センサ,サーボモータ等の周辺装置のI/Oを制御する
    I/Oユニットとを備える制御装置において、 前記CPUユニットと前記周辺装置間の通信異常が検知
    されると、該通信異常に対する通信異常項目を前記表示
    装置に出力させる異常項目表示制御手段を具備すること
    を特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記異常項目表示制御手段は、 前記通信異常を特定するための探索信号を、通信異常が
    発生した前記CPUユニットと周辺ユニット間の回線に
    出力する探索信号出力手段と、 この探索信号出力手段により該探索信号が出力されたの
    ち、これに対する応答信号を受信するまでの時間を計測
    する時間計測手段と、 前記探索信号出力手段が出力した該探索信号に対する応
    答信号のフォーマットと、前記時間計測手段により該探
    索信号の出力されたのちこれに対する応答信号を受信す
    るまでの時間とから、該通信異常項目を特定する通信異
    常項目特定手段と、 この通信異常項目特定手段により通信異常項目を特定す
    ると、前記表示装置に特定した通信異常項目を表示させ
    る指示を出力する表示指示出力手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記通信異常項目ごとにその発生頻度を
    記憶する通信異常発生頻度記憶手段を有しており、 前記異常項目表示制御手段は、 通信異常が発生するとその都度、または所定間隔ごとに
    前記通信異常発生頻度記憶手段に記憶されている該通信
    異常項目を、発生頻度の大きい順に並び替える通信異常
    項目並び替え手段を有することを特徴とする請求項2記
    載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記探索信号出力手段は、 前記通信異常発生頻度記憶手段に記憶されている該通信
    異常項目の発生頻度の大きい順に、その通信異常項目に
    対応した該探索信号を出力することを特徴とする請求項
    2記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記異常項目表示制御手段は、前記CP
    Uユニットに有するこを特徴とする請求項1乃至4記載
    の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記異常項目表示制御手段が前記CPU
    ユニットに有するとともに、前記異常項目表示制御手段
    を実行させる異常項目探索プログラムを記憶する外付け
    メモリユニットを有しており、 前記CPUユニットは、 前記外付けメモリユニットから前記異常項目探索プログ
    ラム取得することを特徴とする請求項1乃至4記載の制
    御装置。
  7. 【請求項7】 CPUユニットと、このCPUユニット
    に接続された表示装置と、CPUユニットに接続された
    センサ,サーボモータ等の周辺装置のI/Oを制御する
    第1のI/Oユニットと、この第1のI/Oユニットを
    制御する第2のI/Oユニットとを備えており、この第
    2のI/Oユニットが前記CPUユニットと接続してお
    り、 前記異常項目表示制御手段は、 前記CPUユニットに有するこを特徴とする請求項1乃
    至4記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 CPUユニットと、このCPUユニット
    に接続された表示装置と、CPUユニットおよび前記表
    示装置に接続されたセンサ,サーボモータ等の周辺装置
    のI/Oを制御するI/Oユニットとを備えており、 前記異常項目表示制御手段が、前記表示装置に有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記異常項目表示制御手段が前記表示装
    置に有するとともに、前記異常項目表示制御手段を実行
    させる異常項目探索プログラムを記憶する外付けメモリ
    ユニットを有しており、 前記表示装置は、 前記外付けメモリユニットから前記異常項目探索プログ
    ラム取得することを特徴とする請求項1乃至4記載の制
    御装置。
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JPWO2021186597A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23
WO2021186597A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23 日本電気株式会社 信号分析装置、信号分析方法、および記録媒体

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