JPH11143373A - 平面ディスプレイ装置 - Google Patents
平面ディスプレイ装置Info
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- JPH11143373A JPH11143373A JP31300797A JP31300797A JPH11143373A JP H11143373 A JPH11143373 A JP H11143373A JP 31300797 A JP31300797 A JP 31300797A JP 31300797 A JP31300797 A JP 31300797A JP H11143373 A JPH11143373 A JP H11143373A
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Abstract
ズを低減するシールド構造に関し、特にノイズの高周波
領域での特性改善を目標とする。 【解決手段】 マトリックス駆動型の平面ディスプレイ
パネルの前面に配置される不要輻射防止用ガラスまたは
アクリル板の表裏に導電性の膜または金属性のメッシュ
12,21を形成し、平面ディスプレイ側の上記前面板
上の導電性膜または金属性のメッシュ12をドライバー
駆動回路のグラウンドに接続し、さらに、上記前面板の
反対側の導電性膜または金属性のメッシュ21を筐体1
のグラウンドに接続したことを特徴とする平面ディスプ
レイ装置。
Description
の不要輻射ノイズを低減するシールド構造に関し、特に
ノイズの高周波領域での特性改善を目標とする。
ではプラズマディスプレイとして説明する)のシールド
構造の断面図である。以下、図を参照しながら説明す
る。
の筐体であり、2は前面ガラスであり、2の前面ガラス
の内側に、12の銀蒸着膜(もしくは金属メッシュ)が
形成されている、3はプラズマディスプレイパネルを構
成する2枚のガラス板であり、4は3のプラズマディス
プレイパネルの熱を放散させる放熱板であり、5は3の
プラズマディスプレイパネルと4の放熱板とを密着させ
るための熱伝導シート、6はボルトであり、7はプラズ
マディスプレイパネルを立てるためのスタンドであり、
8は絶縁物、9はプラズマディスプレイパネルに画像を
映し出すための信号の出力を制御するドライバー回路、
10はドライバー回路9からの信号をプラズマディスプ
レイパネルに流すためのフレキシブルケーブル、11は
2の前面ガラスを1の筐体に固定し、さらに12の銀蒸
着膜と1の筐体を電気的に接続するための金具である。
レイパネルとその駆動回路等々をシールドしている。
ド構成において、図3の3のプラズマディスプレイの内
部構造に関して説明する。図3において13はプラズマ
ディスプレイの上側ガラスであり、14がプラズマディ
スプレイの下側ガラスである。13,14のガラスの内
側に電極が構成されており、13のガラスの内側には、
横方向にはしる15の走査電極があり、14のガラスの
内側には16の信号電極が構成され、さらに16の信号
電極と信号電極間にプラズマ放電が隣の電極に影響を及
ぼさないように、分離用の17のリブが構成されてい
る。
パネルにおいて、走査電極15と信号電極16には10
0Vから200Vp−pのパルス電圧が印加され、さら
に、図3においてプラズマディスプレイパネルの大きさ
が大きいために、13のガラスの内側に構成された15
の走査電極と、2の前面カラスの内側に構成された12
の銀蒸着膜間に18の浮遊容量1が存在するために、1
5の走査電極に印加させたパルスの高周波成分が18の
浮遊容量1を介して1の筐体に流れるために1の筐体か
ら高周波成分が輻射されることになる。
さが大きいために、14のガラスの内側に構成された1
6の信号電極と、4の放熱板間に19の浮遊容量2が存
在し、16の走査電極に印加させたパルスの高周波成分
が19の浮遊容量2を介して6のボルトに流れ、次に、
6のボルトと7の金属製のスタンドが8の絶縁物で電気
的に分離されているが、20の浮遊容量3が存在するた
めに、6のボルトに流れる高周波成分が20の浮遊容量
3を介して7のスタンドに流れ、7のスタンドから高周
波成分が輻射されることになる。
スプレイパネルの画像に悪影響を与えてしまう。
めに、本願発明は、マトリックス駆動型の平面ディスプ
レイパネルの前面に配置される前面板の表裏に導電性の
膜または金属性のメッシュを形成し、前記平面ディスプ
レイパネル側の上記前面板上の導電性膜または金属性の
メッシュを前記平面ディスプレイパネルのドライバー駆
動回路のグラウンドに接続し、さらに、前記前面板の反
対側の導電性膜または金属性のメッシュを前記平面ディ
スプレイパネルの筐体のグラウンドに接続したことを特
徴とし、筐体内部で発生する高周波成分を筐体の外部に
漏らさないようにするためのシールド構造を有する平面
ディスプレイ装置を提供する。
ディスプレイ装置は、 マトリックス駆動型の平面ディ
スプレイのパネルの前面に配置される前面板、例えば不
要輻射防止用ガラスまたはアクリル板の表裏に導電性の
膜または金属性のメッシュを形成し、平面ディスプレイ
側の上記前面板上の導電性膜または金属性のメッシュを
ドライバー駆動回路のグラウンドに接続し、さらに、上
記前面板の反対側の導電性膜または金属性のメッシュを
筐体グラウンドに接続したこと有する。この構成により
前面ガラスの両面の銀蒸着膜により、2重シールド構造
が実現でき、内側の銀蒸着膜に発生する高周波成分はド
ライバーのグランドにもどるために、前面ガラスの外側
の銀蒸着膜上に発生する高周波成分が小さくなり筐体か
ら輻射する不要成分も小さくなる。
レイ装置は、上記平面ディスプレイ装置のなかで、特に
プラズマディスプレイにおいて放熱用に設けられた放熱
板と上記を取り囲む筐体と、筐体全体を支えるスタンド
の機械的接続に関して上記放熱板とスタンドをボルトで
固定する構造において、ボルトと筐体を電気的に分離す
る構造を設け、さらに、筐体とスタンドを電気的に接続
するという構造を有する。この構成によりスタンドが筐
体に電気的に接続されるためにスタンドの電位が筐体グ
ランドに固定されるために、スタンドがアンテナになら
ないので、不要輻射成分が小さくなる。
レイ装置は、請求項2のスタンドに関して、ボルトで固
定される部分を金属以外の構造物で構成したことを有す
る。この構成によりスタンドを金属物以外で構成するた
めに浮遊容量が極端に小さくできるので、不要輻射成分
を減少させることが可能である。
レイ装置は、請求項2に記載の構造において、プラズマ
ディスプレイと放熱板の間にフェライトを混入した熱伝
導性シートを挿入した構造を有する。この構成により、
スタンドを金属物以外で構成するために浮遊容量が極端
に小さくできるので、不要輻射成分を減少させることが
可能である。
明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施例に係わる平面
ディスプレイ装置の断面図を示す図である。図1におい
て、1はプラズマディスプレイの筐体であり、2は前面
ガラスであり、2の前面ガラスの内側に、12の銀蒸着
膜(もしくは金属メッシュ)が形成されており、さら
に、2の前面ガラスの外側に21の銀蒸着膜(もしくは
金属メッシュ)が形成されており、3はプラズマディス
プレイパネルを構成する2枚のガラス板であり、4は3
のプラズマディスプレイパネルの熱を放散させる放熱板
であり、5は3のプラズマディスプレイパネルと4の放
熱板とを密着させるための熱伝導シート、6はボルトで
あり、7はスタンドであり、8は絶縁物、9はドライバ
ー回路、10はフレキシブルケーブである。
2は22の経路により、高周波成分をドライバー回路9
に戻す、さらに前面ガラス2の外側の銀蒸着膜21は筐
体1に電気的に接続されている。
構成された15の走査電極と、2の前面カラスの内側に
構成された12の銀蒸着膜間に18の浮遊容量1が存在
し高周波成分が12の銀蒸着膜に流れるが、22の経路
を介してドライバー回路9に高周波成分が流れ、21の
銀蒸着膜上を流れる高周波成分は低減されることで、1
の筐体がプラズマディスプレイパネルと駆動回路等々を
シールドしたことになる。
的接続手段により電気的に接続されている。23の電気
的接続手段は図2(a)に示すような25のバネが一手
段として考えられる。図2(b)に実施例としてのバネ
25を示す。
の材料を金属でない材料を用いることで、20の浮遊容
量3は無視できることになる。
トを固定する部分に24のフェライト材料で構成された
シートを巻くことでも、上記と同様に浮遊容量を無視で
きることになる。またプラズマディスプレイパネル3と
放熱板4の間にフェライトを混入した熱伝導性シート4
を挿入することで、19の浮遊容量2を無視できること
で、筐体1の外部に高周波成分が漏洩することがなくな
る。
と筐体外部を結びつける浮遊容量を除去することで、筐
体内部で発生する高周波成分を筐体外部に漏洩させない
シールド構造が実現できることで、不要輻射を低減を実
現できる。
イ装置の断面図
造の一実施例を示すための図
Claims (4)
- 【請求項1】 マトリックス駆動型の平面ディスプレイ
パネルの前面に配置される前面板の表裏に導電性の膜ま
たは金属性のメッシュを形成し、前記平面ディスプレイ
パネル側の上記前面板上の導電性膜または金属性のメッ
シュを前記平面ディスプレイパネルのドライバー駆動回
路のグラウンドに接続し、さらに、前記前面板の反対側
の導電性膜または金属性のメッシュを前記平面ディスプ
レイパネルの筐体のグラウンドに接続したことを特徴と
する平面ディスプレイ装置。 - 【請求項2】 平面ディスプレイパネルの放熱用に設け
られた放熱板と、平面ディスプレイパネルを取り囲む筐
体と、前記筐体を支えるスタンドとを備え、前記放熱板
と前記スタンドはボルトで固定され、前記ボルトと前記
筐体は電気的に分離し、前記筐体と前記スタンドを電気
的に接続する構造を特徴とする請求項1記載の平面ディ
スプレイ装置。 - 【請求項3】 ボルトで固定される部分を金属以外の構
造物で構成したことを特徴とする請求項2記載の平面デ
ィスプレイ装置。 - 【請求項4】 平面ディスプレイパネルと放熱板との間
にフェライトを混入した熱伝導性シートを挿入したこと
を特徴とする請求項2記載の平面ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31300797A JP3629924B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 平面ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31300797A JP3629924B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 平面ディスプレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11143373A true JPH11143373A (ja) | 1999-05-28 |
JP3629924B2 JP3629924B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=18036117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31300797A Expired - Fee Related JP3629924B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 平面ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3629924B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022493A1 (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プラズマディスプレイ装置 |
KR100684725B1 (ko) | 2005-01-28 | 2007-02-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널을 구비한 모듈 |
JP2014160166A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Panasonic Corp | 表示装置と、それを搭載した移動装置 |
JP2014160165A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Panasonic Corp | 表示装置と、それを搭載した移動装置 |
JP2014164013A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Panasonic Corp | 表示装置と、それを搭載した移動装置 |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP31300797A patent/JP3629924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN100442326C (zh) * | 2003-08-29 | 2008-12-10 | 松下电器产业株式会社 | 等离子显示设备 |
US7898506B2 (en) | 2003-08-29 | 2011-03-01 | Panasonic Corporation | Plasma display device capable of reducing unwanted radiat noises |
USRE44040E1 (en) | 2003-08-29 | 2013-03-05 | Panasonic Corporation | Plasma display device capable of reducing unwanted radiant noises |
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JP2014164013A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Panasonic Corp | 表示装置と、それを搭載した移動装置 |
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JP3629924B2 (ja) | 2005-03-16 |
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