JPH11143321A - トナーリサイクル装置 - Google Patents
トナーリサイクル装置Info
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- JPH11143321A JPH11143321A JP9304104A JP30410497A JPH11143321A JP H11143321 A JPH11143321 A JP H11143321A JP 9304104 A JP9304104 A JP 9304104A JP 30410497 A JP30410497 A JP 30410497A JP H11143321 A JPH11143321 A JP H11143321A
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- JP
- Japan
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- toner
- filter
- recycling apparatus
- developing
- connection unit
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Abstract
きるトナーリサイクル装置の提供。 【解決手段】潜像担持体101と、潜像担持体101上
の潜像を現像する現像手段2と、潜像担持体101上の
残留トナーを除去するクリーニング手段3とを備えた画
像形成装置100に具備され、クリーニング手段3によ
って除去されたトナーを、ポンプ5で発生させた空気流
によって現像手段2に搬送するトナーリサイクル装置
1。
Description
写真複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に備えられ
たトナーリサイクル装置に関し、特に回収したトナーを
再生して再利用するトナーリサイクル装置に関する。
リサイクル装置において、転写後の潜像担持体からクリ
ーニング装置によって除去して回収したトナーを、トナ
ー再生装置によって分級したり異物を除去したりして再
生し、再利用可能な品質にした後、現像装置に戻すこと
によってトナーのリサイクルを行い、資源の有効利用が
図られている。回収トナーを搬送する手段としては、例
えば特開平7−219349号公報、特開平7−210
047号公報、特開平5−249820号公報に記載さ
れたものがある。
示された技術おいては、重力による落下やスクリューコ
ンベアによって回収トナーを搬送するため、クリーニン
グ装置、トナー再生装置、現像装置を隣接あるいは近接
して設ける必要があり、設計上の自由度が極めて低いと
いう問題があった。スクリューコンベア以外のアジテー
ター等の機械的駆動を用いて回収トナーを搬送すること
も考えられるが、小型化を志向する装置には不向きであ
る。また、再生された回収トナーを現像装置に戻す部分
において、トナー詰まりが発生しやすいという問題があ
る。回収トナーは新規トナーに比して水分を多く含んで
いるため凝集しやすく、一旦トナー詰まりが発生する
と、リサイクルのシステムが完全にダウンするため、機
器を停止し、困難な作業を伴うメンテナンスを行わなけ
ればならず、ユーザーの不信感を招く。
詰まりを防止できるトナーリサイクル装置を提供するこ
とを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、潜像担持体上の潜像を現像
する現像手段と、上記潜像担持体上の残留トナーを除去
するクリーニング手段とを備えた画像形成装置に具備さ
れ、上記クリーニング手段によって除去されたトナーを
上記現像手段に搬送するトナーリサイクル装置におい
て、上記トナーを上記現像手段に搬送するための空気流
を発生するポンプを有することを特徴とする。
ナーリサイクル装置において、上記クリーニング手段と
上記現像手段との間に上記トナーを再生するトナー再生
手段を有することを特徴とする。
ナーリサイクル装置において、上記ポンプには、空気を
取り込むための吸気チューブと、空気を排出するための
排気チューブとが接続され、上記現像手段に連通し、上
記吸気チューブ及び上記排気チューブの端部を接続され
た接続ユニットを有し、上記排気チューブは、上記トナ
ー再生手段によって再生されたトナーを上記接続ユニッ
トに搬送することを特徴とする。
ナーリサイクル装置において、上記接続ユニットは、上
記現像手段の上部に設けられ、上記排気チューブを上記
吸気チューブよりも下方に有しており、上記接続ユニッ
トにおけるこれらチューブの間には、上記接続ユニット
を区画してトナーの移動を規制するためのフィルターが
設けられていることを特徴とする。
ナーリサイクル装置において、上記フィルターは、メッ
シュ状であり、その孔の大きさがトナー径の5〜20倍
とされていることを特徴とする。
載のトナーリサイクル装置において、上記フィルターを
トナーの帯電極性と同極性に帯電する帯電手段を有して
いることを特徴とする。
の何れか1つに記載のトナーリサイクル装置において、
上記フィルターに振動を加えるための加振手段を有する
ことを特徴とする。
ナーリサイクル装置において、上記フィルターに付着し
たトナー量を検知するトナー付着量検知手段を有し、上
記加振手段は、上記トナー付着検知手段が一定量以上の
トナーが上記フィルターに付着したことを検知したとき
に作動することを特徴とする。
の何れか1つに記載のトナーリサイクル装置において、
上記接続ユニットと上記現像手段とが連通する連通部を
遮断可能とする開閉手段を有することを特徴とする。
トナーリサイクル装置において、上記開閉手段が上記連
通部を遮断した状態で上記開閉手段上に堆積したトナー
量を検知するトナー堆積量検知手段を有し、上記開閉手
段は、上記トナー堆積量検知手段が一定量以上のトナー
が上記開閉手段上に堆積したことを検知したときに、上
記連通部の遮断を解除することを特徴とする。
0記載のトナーリサイクル装置において、上記ポンプ
は、上記開閉手段が上記連通部の遮断を解除した状態で
停止されることを特徴とする。
置1及びこれを具備する画像形成装置100を示す。画
像形成装置100は、潜像担持体としての感光体101
と、感光体101を帯電する帯電装置102と、帯電後
の感光体101に潜像を形成するレーザー光103の図
示しない光走査による露光装置と、露光後の感光体10
1上の潜像を現像する現像手段としての現像装置2と、
現像によって得られた感光体101上のトナー像を用紙
Pに転写する転写装置104と、転写後の感光体101
上の残留トナーを除去するクリーニング手段としてのク
リーニング装置3と、帯電装置102で帯電を行う前に
除電を行う除電装置105と、トナーリサイクル装置1
とを有している。
装置3によって除去されたトナーを回収するスクリュー
コンベア30、スクリューコンベア30によって回収さ
れた回収トナーを再生するトナー再生手段としての周知
のトナー再生装置4、トナー再生装置4によって再生さ
れた後のトナーを現像装置2に搬送するための空気流を
発生するポンプ5及び後述する接続ユニット9等を有し
ている。
する回転自在な周知のクリーニングローラ6を有し、こ
のクリーニングローラ6によって、転写装置104によ
る転写後に用紙Pに転写されず感光体101上に付着し
ている残留トナーを除去する。除去されたトナーは、ク
リーニングローラ6に当接する図示しないブレードによ
って剥離されて重力により落下し、落下したトナーはス
クリューコンベア30によって図1における奥側に集め
られて回収され、回収トナーとしてパイプ31に導かれ
る。
れ、パイプ31内のスクリューコンベア30によって搬
送されてきた回収トナーを周知の構成によってほぐした
り、分級したり、異物を除去したりすることによって再
生し、再利用できる状態にするものである。
ューブ7及び空気を排出するための排気チューブ8の一
端を接続されている。これらチューブは何れも、その他
端を、現像装置2に連通した略直方体状の接続ユニット
9に接続されている。トナー再生装置4はチューブ32
によって排気チューブ8に接続されている。ポンプ5に
よって生み出される排気チューブ8内の気流は、ベンチ
ュリー管の原理により、再生装置4によって再生され、
再利用できる状態のトナーをチューブ32から吸い込
み、接続ユニット9に搬送する。
は、現像装置2内で、撹拌手段としての撹拌スクリュー
11によって、トナーボトル10から供給される新規ト
ナーと混合され、現像ローラ12側に供給され、感光体
101上の静電潜像の現像に供される。
9は、現像装置2の上部に設けられ、排気チューブ8を
吸気チューブ7の下方において接続されており、接続ユ
ニット9におけるこれらチューブの間には、接続ユニッ
ト9の内部の空間を区画してトナーの移動を規制するた
めの金属製のフィルター13が設けられている。フィル
ター13は、メッシュ状であり、その孔の大きさ(以
下、メッシュ径という)がトナー径すなわちトナー粒径
の10倍とされている。図2、3、4においては排気チ
ューブ8、吸気チューブ7ともに接続ユニット9の側部
に接続した例を示したが、図7に示すように、吸気チュ
ーブを接続ユニット9の上部に設けてもよい。
トナーの帯電極性と同極性に帯電する帯電手段14が接
続されている。接続ユニット9の内壁には、フィルター
13に当接し、フィルター13に振動を加えるための圧
電振動子からなる加振手段15が設けられている。接続
ユニット9の外壁には、フィルター13に付着したトナ
ー量を検知するための、フィルター13の下面に向けて
発光するLED16と、その反射光を検知するセンサ1
7を備えたトナー付着量検知手段を有する。加振手段1
5は、トナー付着検知手段が一定量以上のトナーがフィ
ルター13に付着したことを検知したときに作動する。
が連通する連通部18を遮断可能とする開閉手段として
の開閉装置19を示す。開閉装置19は、軸20を中心
に搖動し連通部18を開閉する平板21と、接続ユニッ
ト9外部に配置され一端において軸20の一端を支持す
る支持体22(図6)と、支持体22の他端に固定され
た軸23(図6)にバネ24(図6)を介して接続され
るソレノイド25(図6)と、平板21が連通部18を
遮断した状態で平板21を位置決めするための度当り部
材26とを有している。
には、開閉装置19が連通部19を遮断した状態で開閉
装置19上に堆積したトナー量、具体的には、平板21
が連通部18を遮断した状態で平板21上に堆積したト
ナー量を検知するための、水平方向に発光するLED2
9と、この光を検知するセンサ28を備えたトナー堆積
量検知手段を有する。開閉装置19は、トナー堆積量検
知手段が一定量以上のトナーが開閉装置19上に堆積し
たことを検知したとき、具体的には、平板21が連通部
18を遮断した状態で平板21上にトナーが一定量以上
堆積し、LED29からの光がトナーによって遮られて
センサ28の受光量が減少したとき、図6に示すよう
に、ソレノイド25が軸23を押し下げて連通部18の
遮断を解除する。この状態では、ポンプ5は停止され
る。
あるので、帯電装置102による帯電工程によって帯電
された感光体101は矢印A方向の回転によりレーザ光
103による露光工程における潜像形成、現像装置2に
よる現像工程、転写装置104による転写工程、クリー
ニング装置3によるクリーニング工程、除電装置105
による除電工程を経て再び帯電工程に移る。転写工程に
よって用紙P上に転写されたトナー像は、図示しない周
知の定着装置における転写工程によって用紙P上に定着
される。トナー像を定着された用紙Pは、機外に排出さ
れる。
いる残留トナーは、クリーニング装置3によって除去さ
れ、スクリューコンベアー30によって回収され、回収
トナーとしてパイプ31を通ってトナー再生装置4に搬
送される。トナー再生装置4は、搬送されてきた回収ト
ナーをほぐす等して再生し、再利用できる状態にする。
再利用可能となったトナーは、ポンプ5の排気としての
排気チューブ8内の気流の、ベンチュリー管の原理によ
り、パイプ32にを通って排気チューブ8側に吸い出さ
れ、排気チューブ8内の気流とともに接続ユニット9に
搬送される。接続ユニット9に搬送されてきたトナー
は、重力により下方に落下し、略水平状態で連通部18
を遮断している平板21上に堆積する。
に排出された空気と同量の空気が、接続ユニット9から
吸気チューブ7を通ってポンプ5内に吸いこまれる。こ
れにより、排気及び吸気を接続ユニット9内で行うので
気流の効率的な活用がなされる。
に搬送されてきたトナーは、その全てが平板21上に安
定した状態で堆積することが望ましいが、吸気チューブ
7によって吸い出されることによって生じる気流等によ
り、その一部が雰囲気中に浮遊する。この浮遊トナーが
吸気チューブ7に吸いこまれると、吸気チューブ7の詰
りやポンプ5の故障の原因となる。しかし、メッシュ状
のフィルター13が設けられているので、空気の流れを
妨げることなく、トナーに関してのみ、接続ユニット9
内の空間が仕切られているため、吸気チューブ7内には
清浄な空気が流れ込むだけであってトナーが侵入するこ
とはない。
さすぎると目詰まりが起り易く、大きすぎるとトナーが
通過してしまう。しかし、フィルター13のメッシュ径
は使用するトナーの粒径の10倍とされているので、ト
ナーの目詰まりを最小限に抑えつつ、ポンプ5へのトナ
ーの戻りが防止される。メッシュ径はトナー粒径の10
倍に限られず、適宜5〜20倍の範囲で設定できる。
より、フィルター13の目詰まりは最小限に抑えられる
が、本実施例では、トナーが一定の帯電特性を有し、わ
ずかながら帯電していることに着目し、メッシュ径を特
定することに加え、フィルター13を、帯電手段14に
より、トナーの帯電極性と同極性に帯電させている。よ
って、トナーとフィルター13とは電気的な反発を起こ
し、フィルター13へのトナーの付着が更に防止され
る。
はポンプ5により発生される気流の影響等により経時的
には避けられず、無視できない。よって本実施例では、
フィルター13に振動を加える加振手段15及び、LE
D16とセンサ17とを有するトナー付着量検知手段を
設け、一定量以上のトナーがフィルター13に付着した
ことを検知したときに加振手段15を作動し、トナーを
ふるい落とす。加振手段15は一定時間経過によって作
動するようにしてもよいが、本実施例のように実際の付
着量を検知して目詰りの程度を監視し、必要なときにの
み加振すれば、加振のためのエネルギーや加振の際の騒
音の発生を最低限に抑えつつ、フィルター13の目詰ま
りが解消される。
れ、フィルター13の目詰まりが抑制されるため、気流
の効率的な活用がなされ、トナー飛散の抑制に有効であ
るが、このことは、空気の循環回路内、特に連通部にお
ける空気の漏れを減少することにより、さらに向上され
る。そのため、本実施例では、ポンプ5の作動中は平板
21が連通部を遮断して気密性を保つようになってい
る。そして、一定量以上のトナーが堆積したことがLE
D29、センサ28を有するトナー堆積量検知手段によ
って検知されると、ポンプ5を停止するとともにソレノ
イド25が作動して平板21が傾斜し、堆積しているト
ナーを現像装置2内に滑落させる。これにより、気流の
効率的な活用及びトナー飛散の抑制が向上され、更に、
トナーの平板21上への過剰な堆積によるトナー詰まり
を防止できる。
紙P上の印刷の平均濃度が特に高い場合には回収トナー
が多く発生し、接続ユニット9の開閉が間に合わずトナ
ー詰まりやトナー飛散が発生することがある。よって、
単位時間当りの回収トナー量が一定量以上となった場合
にはポンプ5を断続的に作動するようにすれば、トナー
飛散及びトナー詰まりが防止される。単位時間当りの回
収トナー量はクリーニング装置3、トナー再生装置4に
おいて周知の機構により計測できる。
リュー11によってトナーボトル10から供給される新
規トナーと混合され、現像ローラ12側に供給され、感
光体101上の静電潜像の現像に供される。
3/分)、吸気チューブ・排気チューブは、その長さ、
径がそれぞれ2m、6mmのものを使用し、試験を行っ
た。原稿の紙面内に占める画像の割合が6%の標準原稿
と、12%の原稿を各3000回の連続複写を行い、本
装置の効果を評価する。
ー凝集によるトナー詰まりに対する評価を以下に示す。
条件Aは、フィルターを具備しない接続ユニットで回収
トナーを搬送した場合、条件Bは接続ユニットにフィル
ターを設けた場合、条件Cは条件Bに加えて、フィルタ
ーを加振した場合、条件Dは接続ユニット下面に開閉装
置を取り付けた場合、条件Eは条件Cと条件Dを同時に
満たす場合である。
量が大きい。またポンプ部では筐体内にトナー飛散が発
生する。6%原稿、12%原稿ともにトナー詰まりが起
こった。 条件B:リサイクル効率がアップし、トナー飛散が減少
した。6%原稿では30000回複写を行うことができ
た。 条件C:リサイクル効率がアップする。6%原稿、12
%原稿ともに30000回複写を行うことができた。接
続ユニット内のトナー凝集・筐体内のトナー飛散はわず
かであった。
%原稿、12%原稿ともに30000回複写を行うこと
ができた。接続非ニット内のトナー凝集・筐体内のトナ
ー飛散はわずかであった。 条件E:リサイクル効率がアップする。6%原稿、12
%原稿ともに30000回複写を行うことができた。接
続ユニット内のトナー凝集・筐体内のトナー飛散はまっ
たく見ることができなかった。このように、本発明によ
れば、簡便な手段で効果のあるトナーリサイクル装置を
提供することが可能となる。
4、フィルター13、加振手段15、帯電手段14、開
閉装置19、トナー付着量検出手段(16、17)及び
トナー堆積量検出手段(27、28)等の有無の組み合
わせは適宜設定自由であって、必ずこれら全てを有して
いなければならないというものではない。また、クリー
ニング装置3からトナー再生装置4に回収トナーを搬送
するパイプ31内の構成としては、スクリューコンベア
でなく、別途設けたポンプによる空気流を用いてもよい
し、接続ユニット9は円筒状であってもよい。
ーを現像手段に搬送するための搬送手段として、トナー
を搬送する空気流を発生するポンプを設けたので、回収
トナーを搬送するために機械的駆動を直接的に用いる必
要がないため、設計上の自由度が高く、機械的駆動を直
接的に用いるものよりも小型のトナーリサイクル装置を
提供することができる。
を再生するトナー再生手段を有するので、再生して良好
な状態となったトナーを再び現像に現像に供することが
でき、資源を有効活用でき、且つ良好な画像形成に寄与
できるトナーリサイクル装置を提供することができる。
トを介して回収トナーを現像装置に供給するので、トナ
ー詰まりを防止でき、困難なメンテナンスが不要となっ
て、信頼性の高いトナーリサイクル装置を提供すること
ができる。
トには、吸気チューブと排気チューブとの間に、接続ユ
ニットを区画してトナーの移動を規制するためのフィル
ターが設けられているので、吸気チューブはトナーを吸
いこむことがなく、吸気チューブの詰りやポンプの故障
を防止でき、より信頼性の高いトナーリサイクル装置を
提供することができる。
は、メッシュ状であり、その孔の大きさがトナー径の5
〜20倍とされているので、フィルターは吸気チュー
ブ、ポンプへのトナーの侵入を確実に防止でき、さらに
信頼性の高いトナーリサイクル装置を提供することがで
きる。
をトナーの帯電極性と同極性に帯電する帯電手段を有し
ているので、トナーがフィルターに付着しにくくなり、
フィルターの目詰まりの発生を抑制できるので、ポンプ
稼働のためのエネルギー効率が良いトナーリサイクル装
置を提供することができる。
に振動を加えるための加振手段を有するので、フィルタ
ーに付着したトナーをふるい落とすことができ、フィル
ターの目詰まりの発生を抑制でき、また、かりに目詰ま
りが発生しても人的手段によらず容易に目詰まりを回復
でき、ポンプ稼働のためのエネルギー効率を確実に良く
することができるトナーリサイクル装置を提供すること
ができる。
が、トナー付着検知手段が一定量以上のトナーがフィル
ターに付着したことを検知したときに作動するので、必
要なときにのみ加振手段を作動でき、エネルギーのロス
が少なく、騒音を低減しつつ目詰まりの発生を抑制でき
るトナーリサイクル装置を提供することができる。
トと現像手段本体とが連通する連通部を遮断可能とする
開閉手段を有するので、連通部からの現像手段本体への
空気漏れを防止して接続ユニット内で安定した気流を発
生でき、気流の効率的な活用によってエネルギーロスを
抑えてポンプを稼働できるトナーリサイクル装置を提供
することができる。
は、トナー堆積量検知手段が一定量以上のトナーが開閉
手段上に堆積したことを検知したときに、連通部の遮断
を解除するので、必要なときのみ連通部の遮断を開放す
ることによって更に気流の効率的な活用を図りエネルギ
ーのロスが少なく、回収トナーが多く頻繁に開閉手段を
作動させなければならない場合等においてもトナー詰ま
りを防止できるトナーリサイクル装置を提供することが
できる。
が、開閉手段が連通部の遮断を解除した状態で停止され
るので、回収トナーが多い場合であっても遮断解除時に
トナー飛散を防止してフィルターへのトナー付着を抑制
でき、トナー詰まりを防止できるトナーリサイクル装置
を提供することができる。
する画像形成装置を示す模式図である。
を示す概略斜視図である。
を示す横断面図である。
を示す縦断面図である。
手段を示す概略縦断面図である。
手段を示す概略斜視図である。
である。
Claims (11)
- 【請求項1】潜像担持体上の潜像を現像する現像手段
と、上記潜像担持体上の残留トナーを除去するクリーニ
ング手段とを備えた画像形成装置に具備され、上記クリ
ーニング手段によって除去されたトナーを上記現像手段
に搬送するトナーリサイクル装置において、 上記トナーを上記現像手段に搬送するための空気流を発
生するポンプを有することを特徴とするトナーリサイク
ル装置。 - 【請求項2】請求項1記載のトナーリサイクル装置にお
いて、上記クリーニング手段と上記現像手段との間に上
記トナーを再生するトナー再生手段を有することを特徴
とするトナーリサイクル装置。 - 【請求項3】請求項2記載のトナーリサイクル装置にお
いて、上記ポンプには、空気を取り込むための吸気チュ
ーブと、空気を排出するための排気チューブとが接続さ
れ、上記現像手段に連通し、上記吸気チューブ及び上記
排気チューブの端部を接続された接続ユニットを有し、
上記排気チューブは、上記トナー再生手段によって再生
されたトナーを上記接続ユニットに搬送することを特徴
とするトナーリサイクル装置。 - 【請求項4】請求項3記載のトナーリサイクル装置にお
いて、上記接続ユニットは、上記現像手段の上部に設け
られ、上記排気チューブを上記吸気チューブよりも下方
に有しており、上記接続ユニットにおけるこれらチュー
ブの間には、上記接続ユニットを区画してトナーの移動
を規制するためのフィルターが設けられていることを特
徴とするトナーリサイクル装置。 - 【請求項5】請求項4記載のトナーリサイクル装置にお
いて、上記フィルターは、メッシュ状であり、その孔の
大きさがトナー径の5〜20倍とされていることを特徴
とするトナーリサイクル装置。 - 【請求項6】請求項4又は5記載のトナーリサイクル装
置において、上記フィルターをトナーの帯電極性と同極
性に帯電する帯電手段を有していることを特徴とするト
ナーリサイクル装置。 - 【請求項7】請求項4ないし6の何れか1つに記載のト
ナーリサイクル装置において、上記フィルターに振動を
加えるための加振手段を有することを特徴とするトナー
リサイクル装置。 - 【請求項8】請求項7記載のトナーリサイクル装置にお
いて、上記フィルターに付着したトナー量を検知するト
ナー付着量検知手段を有し、上記加振手段は、上記トナ
ー付着検知手段が一定量以上のトナーが上記フィルター
に付着したことを検知したときに作動することを特徴と
するトナーリサイクル装置。 - 【請求項9】請求項3ないし8の何れか1つに記載のト
ナーリサイクル装置において、上記接続ユニットと上記
現像手段とが連通する連通部を遮断可能とする開閉手段
を有することを特徴とするトナーリサイクル装置。 - 【請求項10】請求項9記載のトナーリサイクル装置に
おいて、上記開閉手段が上記連通部を遮断した状態で上
記開閉手段上に堆積したトナー量を検知するトナー堆積
量検知手段を有し、上記開閉手段は、上記トナー堆積量
検知手段が一定量以上のトナーが上記開閉手段上に堆積
したことを検知したときに、上記連通部の遮断を解除す
ることを特徴とするトナーリサイクル装置。 - 【請求項11】請求項9又は10記載のトナーリサイク
ル装置において、上記ポンプは、上記開閉手段が上記連
通部の遮断を解除した状態で停止されることを特徴とす
るトナーリサイクル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30410497A JP3562746B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | トナーリサイクル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30410497A JP3562746B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | トナーリサイクル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143321A true JPH11143321A (ja) | 1999-05-28 |
JP3562746B2 JP3562746B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=17929087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30410497A Expired - Lifetime JP3562746B2 (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | トナーリサイクル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3562746B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036926A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Ricoh Co Ltd | 現像装置および画像形成装置 |
JP2019152739A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | コニカミノルタ株式会社 | 回収容器およびこれを備えた画像形成装置 |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP30410497A patent/JP3562746B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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