JPH11143293A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH11143293A JPH11143293A JP9307299A JP30729997A JPH11143293A JP H11143293 A JPH11143293 A JP H11143293A JP 9307299 A JP9307299 A JP 9307299A JP 30729997 A JP30729997 A JP 30729997A JP H11143293 A JPH11143293 A JP H11143293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- image forming
- cylindrical
- supporting
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
めに両端部に装着された感光体を具備する画像形成装置
において、動作時のノイズ発生を防止し、かつ安定した
画像が継続して得られるようにする。 【解決手段】 絶縁性の円筒状支持体が駆動および支持
のために両端部に装着された円筒状電子写真用感光体と
導電性支持軸3とを具備する画像形成装置である。該円
筒状電子写真用感光体と該導電性支持軸3との間の導電
性が、該円筒状電子写真用感光体と該円筒状支持体の軸
心に貫設された導電性支持軸3と、該円筒状支持体に取
り付けられたアース板4とを接触させることより確保さ
れている画像形成装置である。前記アース板4の厚さが
0.1〜0.2mmの範囲内であり、前記導電性支持軸
3と、前記円筒状支持体に取り付けられたアース板4と
を接触させる部分5にフッ素樹脂含有導電性グリースが
塗布されている。
Description
(以下単に「感光体」と称する場合がある)を具備する
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、詳しくは、絶縁性の円筒状支持体が駆動および支持
のために両端部に装着された感光体と導電性支持軸とを
具備する画像形成装置に関する。
の円筒支持体が両端部に装着され、複写機などの画像形
成装置本体の所定部分に取り付けられる。電子写真プロ
セスで形成される画像の良否は、感光層の電気特性、外
観特性の良否は勿論のこと、フランジやギア自体の精度
およびフランジやギア等の円筒支持体と感光体との組み
立て精度の良否によって決定される。最近ではコストの
点でフランジやギア等の円筒支持体の材料としてポリカ
ーボネート(PC)やポリアセタールやポリオキシメチ
レン(POM)などの樹脂が広く使われている。
るためには、感光体と複写機等との間に良好な導電性を
確保しておかなければならず、上述の合成樹脂製のフラ
ンジやギア等の円筒支持体を用いた場合、金属製のアー
ス板を介してかかる導電性を確保する必要がある。従
来、図1および図2に示す如く、感光体1の駆動および
支持は、感光体1に装着された円筒状支持体のギアやフ
ランジ2a、2bを介して行われ、かかる画像形成装置
におけるアース板4の円筒支持体への取り付け方法とし
ては、感光体1中に貫設された導電性支持軸3にアース
板4が接触するようにして、円筒状支持体2に取り付け
る方法が一般的である。
題点として、動作中にアース板4の振動と導電性支持軸
3の振動とが共鳴し合い、騒音が発生することが挙げら
れる。最近は、より高速のプリンターが求められ、かか
る高速のプリンターでは、より速く感光体が回転するた
めに、騒音が大きな問題となる。また、低速のプリンタ
ーでも、より静かなプリンターが必要とされている。
持体が駆動および支持のために両端部に装着された感光
体と導電性支持軸とを具備する画像形成装置において、
動作時のノイズ発生を防止し、かつ安定した画像が継続
して得られるようにすることにある。
解決すべく鋭意検討した結果、感光体の軸心に導電性支
持軸を通し、これと、フランジ等の絶縁性円筒状支持体
に取り付けられ感光体の駆動および支持をも行うアース
板とを接触させてアースを取る方式の画像形成装置にお
いて、該アース板の板厚を制御することにより、動作時
の騒音を効果的に低減させることができることを見出
し、さらに導電性支持軸とアース板とが接触する部分に
フッ素樹脂含有導電性グリース、特にはポリαオレフィ
ン系でポリテトラフルオロエチレン(以下「PTFE」
と称する)を含有する導電性グリースを塗布することに
より、安定した画像が継続して得られ、しかもノイズの
発生も長期にわたり防ぐことができることを見出し、本
発明を完成するに至った。
円筒状支持体が駆動および支持のために両端部に装着さ
れた円筒状電子写真用感光体と導電性支持軸とを具備す
る画像形成装置であって、該円筒状電子写真用感光体と
該導電性支持軸との間の導電性が、該円筒状電子写真用
感光体と該円筒状支持体の軸心に貫設された導電性支持
軸と、該円筒状支持体に取り付けられたアース板とを接
触させることより確保されている画像形成装置におい
て、前記アース板の厚さが0.1〜0.2mmの範囲内
であり、前記導電性支持軸と、前記円筒状支持体に取り
付けられたアース板とを接触させる部分にフッ素樹脂含
有導電性グリースが塗布されていることを特徴とするも
のである。
性グリースがαオレフィン系でPTFE含有導電性グリ
ースであることが好ましい。
に基づき説明する。図1に本発明の好適例である画像形
成装置にお感光体1を示す。また、図2に、この感光体
中2に通される導電性支持軸3とそれに取り付けられた
ギア2a、2bとを示す。
体が駆動および支持のために装着されている。かかる絶
縁性の円筒状支持体であるフランジやギア2a、2b
は、通常、PCやPOMなどの樹脂製である。感光体1
への円筒状支持体の装着は、該円筒状支持体に取り付け
られた金属製のアース板4を介して行われる。
は、該感光体1と円筒状支持体の軸心に貫設された金属
製等の該導電性支持軸3と、円筒状支持体に取り付けら
れたアース板4とを接触させることにより確保される。
本発明においては、このアース板4の厚さを0.1〜
0.2mmの範囲内に制御する。この厚さが0.2mm
を超えると騒音の低減効果が十分に得られず、一方0.
1mm未満ではアース板4の強度が弱くなり過ぎ、導電
性支持軸3の抜き差しが困難となる。
に貫設された導電性支持軸3と、円筒状支持体に取り付
けられたアース板4とを接触させ導電路を確保する部分
5に、フッ素樹脂含有導電性グリース、好ましくはαオ
レフィン系でPTFE含有導電性グリースを塗布するこ
とにより、安定した画像を継続して得ることができ、し
かもノイズの発生も長期にわたり防ぐことができる。部
分5に塗布するグリースがフッ素樹脂を含有していない
場合には、如何なる導電性グリースを塗布しても使用と
ともにノイズが発生するようになる。
mとしてレーザービームプリンター(以下「LBP」称
する)に感光体を装着し、LBPを稼働させたところ、
アース板の強度が弱くなり、導電性支持軸の抜き差しに
耐えられず、使用が困難となることが分かった。
mとしてLBPに感光体を装着し、LBPを稼働させた
ところ、アース板の板厚を0.3mmとしたときに比べ
て3〜5dB(デシベル)騒音レベルが低下した。
mとして、かつアース板と導電性支持軸とが接触する部
分にポリαオレフィン系導電性グリース(モリコートE
M−50L:ダウコーニングアジア(株)製)を塗布し
て感光体を装着し、LBPを稼働させたところ、実施例
1と比べて更に5〜7dB(デシベル)騒音レベルが低
下した。しかし、50枚程度連続して印刷するとノイズ
が発生した。
リースをカーボンブラック系導電性グリース(モリコー
ト41グリース:ダウコーニングアジア(株)製)とし
た以外は実施例2と同様にしてLBPを稼働させたとこ
ろ、実施例1と比べて5〜7dB(デシベル)騒音レベ
ルが低下した。しかし、50枚程度連続して印刷すると
ノイズが発生した。
リースをポリαオレフィン系PTFE含有導電性グリー
ス(モリコートX5−6020ダウコーニングアジア
(株)製)とした以外は実施例2と同様にしてLBPを
稼働させたところ、実施例1と比べて5〜7dB(デシ
ベル)騒音レベルが低下した。また、50枚程度連続し
て印刷してもノイズが発生しなかった。
置においては、感光体と導電性支持軸との間の導電性を
確保するためのアース板の板厚を0.1〜0.2mmに
規定したことにより、動作時の騒音レベルが低減し、ま
た導電性支持軸とアース板とを接触させる部分にフッ素
樹脂含有導電性グリース、特にはポリαオレフィン系で
PTFE含有導電性グリースを塗布することにより、安
定した画像が継続して得られ、しかもノイズの発生も長
期にわたり防ぐことができる。
面図である。
それに取り付けられたギアとを示す側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 絶縁性の円筒状支持体が駆動および支持
のために両端部に装着された円筒状電子写真用感光体と
導電性支持軸とを具備する画像形成装置であって、該円
筒状電子写真用感光体と該導電性支持軸との間の導電性
が、該円筒状電子写真用感光体と該円筒状支持体の軸心
に貫設された導電性支持軸と、該円筒状支持体に取り付
けられたアース板とを接触させることより確保されてい
る画像形成装置において、 前記アース板の厚さが0.1〜0.2mmの範囲内であ
り、前記導電性支持軸と、前記円筒状支持体に取り付け
られたアース板とを接触させる部分にフッ素樹脂含有導
電性グリースが塗布されていることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項2】 前記フッ素樹脂含有導電性グリースがα
オレフィン系でポリテトラフルオロエチレン含有導電性
グリースである請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9307299A JPH11143293A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9307299A JPH11143293A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143293A true JPH11143293A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17967480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9307299A Pending JPH11143293A (ja) | 1997-11-10 | 1997-11-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11143293A (ja) |
-
1997
- 1997-11-10 JP JP9307299A patent/JPH11143293A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040601 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040608 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040809 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041227 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |