JPH11142377A - 融着部の異物検出方法及びその装置 - Google Patents

融着部の異物検出方法及びその装置

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JPH11142377A
JPH11142377A JP9308994A JP30899497A JPH11142377A JP H11142377 A JPH11142377 A JP H11142377A JP 9308994 A JP9308994 A JP 9308994A JP 30899497 A JP30899497 A JP 30899497A JP H11142377 A JPH11142377 A JP H11142377A
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fusion
joint
fusion joint
reflected wave
foreign matter
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JP9308994A
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English (en)
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Akiya Shibuya
昭哉 渋谷
Hideki Bai
秀樹 倍
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 融着継手と管との融着部における異物の有無
を容易に検出することができるようにする。 【解決手段】 合成樹脂製の融着継手12と合成樹脂製
の管14,16との接合面が溶融されることにより形成
される融着部の異物の有無を検出する方法において、融
着継手12の外周面又は管14,16の内周面、若しく
は管14,16の外周面又は融着継手12の内周面に超
音波探触子18を接触させて超音波パルスを入射し、管
14,16の内周面又は融着継手12の外周面、若しく
は融着継手12の内周面又は管14,16の外周面から
の反射波の信号を検出するステップと、検出された信号
のレベルと予め設定されている基準レベルとを比較して
異物の有無を判別するステップと、判別結果に応じて異
物の有無を報知するステップとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の融着
継手と合成樹脂製の管との接合面が溶融することにより
形成された融着部の異物検出方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、地中に埋設されるガス管や水道管
等では、耐震性に優れているポリエチレン樹脂製のもの
が多用されている。このポリエチレン樹脂製の管は、接
着剤により接合することができない。そのため、2本の
管を接合するときは、図6に示すように、接合する管1
01,102の各端部をポリエチレン樹脂製の筒状の融
着継手103内に挿入して管101,102の各端部と
融着継手103とを加熱し、管101と融着継手10
3、及び管102と融着継手103をそれぞれ融着する
ようにしている。
【0003】この融着継手103は、例えば、2本の管
101,102との融着部に対応する位置に形成された
小径の穴部104と、この穴部104の内底面に形成さ
れた円錐状の突片105とからなるインディケータ10
6を備えており、このインディケータ106により融着
継手103と各管101,102との間の融着状態の良
否を判別するようになっている。すなわち、突片105
は、融着継手103の内周面側の溶融時には、溶融樹脂
の膨張により外方向に押し上げられ、溶融樹脂の硬化後
には、その位置に固定される。このため、穴部104内
での突片105の押し上げられた高さ位置を目視するこ
とで融着状態の良否を判別するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記インデ
ィケータ106は、融着継手103と管101,102
との間に溶融によって形成される融着部の界面までの深
さや融着部の厚さ等を直接確認するものではないため、
融着継手103と管101,102との融着状態を必ず
しも正確に判断できるとは限らない。そのため、本出願
人は、融着継手103の外周面又は管101,102の
内周面からその厚さ方向に超音波を入射し、それにより
得られるエコー(反射波)により、融着部界面までの深
さや融着部の厚さ等を測定することによって融着継手と
管との融着状態の良否を判別する検査方法を提案してい
る(特願平8−285188号)。
【0005】この検査方法では、融着部界面までの深さ
や融着部の厚さ等を検出するので、融着継手の溶融状態
の良否を的確に判別することが可能となる。一方、融着
継手と管との接合面が溶融されることにより形成された
融着部に砂利、小石、ボイド(気泡)等の異物が存在し
ていると好ましくないので、融着部における砂利、小
石、ボイド(気泡)等の異物の有無を判別できると好都
合である。
【0006】従って、本発明は、融着継手と管との接合
面が溶融されることにより形成される融着部の異物の有
無を容易に検出することができる融着部の異物検出方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、合成樹脂製の融着継手と合
成樹脂製の管との接合面が溶融されることにより形成さ
れる融着部における異物の有無を検出する方法であっ
て、前記融着継手と前記管との接合面とは反対の面の一
方の面から一定レベルの超音波パルスを入射するステッ
プと、該入射面からみて最遠位置となる周面からの反射
波を検出するステップと、検出された信号のレベルと基
準レベルとを比較して異物の有無を判別するステップと
を備えたことを特徴としている。
【0008】上記方法によれば、融着継手内に管の端部
が接合されて融着された融着構造の場合には、融着継手
の外周面又は管の内周面から超音波パルスが入射され、
管の内周面又は融着継手の外周面からの反射波が検出さ
れる。また、管の端部内に融着継手が接合されて融着さ
れた融着構造の場合には、管の外周面又は融着継手の内
周面から超音波パルスが入射され、融着継手の内周面又
は管の外周面からの反射波が検出される。そして、検出
された信号のレベルと基準レベルとが比較され、検出さ
れた信号のレベルが基準レベルに満たない場合(又は、
基準レベル以下の場合)は融着部に異物が存在している
と判別され、検出された信号のレベルが基準レベルを満
たしている場合(又は、基準レベルを超える場合)は異
物が存在していないと判別される。
【0009】また、請求項2に係る発明は、合成樹脂製
の融着継手と合成樹脂製の管との接合面が溶融されるこ
とにより形成される融着部における異物の有無を検出す
る装置であって、前記融着継手と前記管との接合面とは
反対の面の一方の面に向けて一定レベルの超音波パルス
を送信する送信手段と、前記超音波パルスによる反射波
を受信する受信手段と、受信した信号中から前記送信面
からみて最遠位置となる周面からの反射波の信号を検出
する検出手段と、検出された信号のレベルと基準レベル
とを比較して異物の有無を判別する判別手段とを備えた
ことを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、融着継手内に管の端部
が接合されて融着された融着構造の場合には、送信手段
により融着継手の外周面又は管の内周面に向けて超音波
パルスが送信されると共に、受信手段により超音波パル
スによる反射波が受信され、検出手段により受信した信
号中から管の内周面又は融着継手の外周面からの反射波
の信号が検出される。また、管の端部内に融着継手が接
合されて融着された融着構造の場合には、送信手段によ
り管の外周面又は融着継手の内周面から超音波パルスが
送信されると共に、受信手段により超音波パルスによる
反射波が受信され、検出手段により受信した信号中から
融着継手の内周面又は管の外周面からの反射波の信号が
検出される。そして、判別手段により検出された信号の
レベルと基準レベルとが比較され、検出された信号のレ
ベルが基準レベルに満たない場合は融着部に異物が存在
していると判別され、検出された信号のレベルが基準レ
ベルを満たしている場合は異物が存在していないと判別
される。
【0011】また、請求項3に係る発明は、請求項2に
係るものにおいて、前記異物の有無の判別結果に応じた
報知を行う報知手段をさらに備えたことを特徴としてい
る。
【0012】上記構成によれば、異物の有無の判別結果
に応じて異物の有無が光や音などの報知手段により報知
される。この結果、融着部の異物の有無を容易に確認す
ることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
融着部の異物検出方法が適用された異物検出装置の構成
を示す図で、融着継手12と管14,16との接合面が
溶融されて形成された融着部の異物を異物検出装置10
を用いて検出するときの状態を示している。
【0014】異物検出装置10は、超音波パルスを送信
する一方、その反射波を受信する超音波探触子18の取
り付けられた円環状の走査部20と、超音波探触子18
から超音波パルスを送信させると共に、超音波探触子1
8で受信した反射波に基づいて融着継手12と管14,
16との接合面が溶融されて形成された融着部の異物の
有無を判別する装置本体22とを備えている。
【0015】走査部20は、融着継手12の外周面に着
脱可能に構成されており、超音波探触子18先端の送信
面が融着継手12の外周面に接触した状態で融着継手1
2の周方向及び軸心方向に沿って移動可能にされてい
る。また、超音波探触子18先端の送信面には、その送
信面が融着継手12の外周面に正常な姿勢で接触してい
るか否かを検出するリミットスイッチ等からなるホルダ
スイッチ181が設置されている。このホルダスイッチ
181は、超音波探触子18が融着継手12に正常な姿
勢で接触しているときにONとなって超音波パルスの送
信を可能とする一方、傾いた姿勢で接触しているときに
OFFとなって超音波パルスの送信を不能にするように
している。
【0016】装置本体22は、超音波探触子18から超
音波パルスを送信する一方、超音波探触子18により受
信した反射波によるアナログ信号を増幅してデジタル信
号に変換する送受信回路部24と、超音波探触子18と
融着継手12との間に注入されるカプラ材の不足を警告
するカプラ材警告部26と、融着継手12と管14,1
6の融着部の異物の有無を報知する異物報知部28と、
異物が検出されたときに警報を発する警報ブザー30
と、超音波探触子18で受信された反射波の波形を表示
する波形表示部32と、電源スイッチPS、スタートボ
タンSB、波形メモリ駆動ボタンMB、波形表示指示ボ
タンWBが設置された操作部34と、装置全体の動作を
制御する制御部36とを備えている。なお、装置本体2
2は、バッテリー及び商用電源のいずれでも動作可能と
なっている。
【0017】図2は、異物検出装置10の制御ブロック
を示す図である。この図において、制御部36は、所定
の演算乃至制御処理を行うCPU38と、所定の処理プ
ログラム(異物有無判別も含む)の記憶されているRO
M40と、データを一時的に記憶するRAM42とを備
えており、上記所定の処理プログラムに従って全体の動
作が制御される。
【0018】CPU38には、送受信回路部24が接続
されている。この送受信回路部24は、所定の周期で送
信トリガ信号を出力するトリガ信号発生部241と、こ
のトリガ信号発生部241からのトリガ信号に同期して
一定幅を有するパルス信号を出力するパルス発生部24
2と、このパルス信号の出力期間中、高周波で励振され
て送波面から超音波パルスの送波を行う上述した超音波
探触子18と、送受波兼用の超音波探触子18からの受
信信号を増幅する増幅部243と、この増幅部243か
ら出力されるアナログ信号を少なくとも検波後にデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ244とを備えてい
る。なお、超音波探触子18、トリガ信号発生部241
及びパルス発生部242から送信手段が構成される一
方、超音波探触子18、増幅部243及びA/Dコンバ
ータ244から受信手段が構成される。
【0019】また、CPU38には、駆動回路部261
を介してLED(Light Emitting Diode)等からなるカ
プラ材警告部26が接続され、駆動回路部281を介し
てLED等からなる異物報知部28が接続され、駆動回
路部301を介して圧電素子等からなる警報ブザー30
が接続されている。カプラ材警告部26は、融着継手1
2の外周面からの反射レベルが大きいとき、超音波探触
子18の送波面におけるゼリー状のカプラ材CP(図4
参照)の注入量が不足していると見做してLED等を点
灯する。異物報知部28は、異物が検出されないときに
は青色のLED等を点灯し、異物が検出されたときには
赤色のLED等を点灯する。また、異物が検出されたと
きには併せて警報ブザー30が動作するようになってい
る。
【0020】また、CPU38には、駆動回路部321
を介してLCD(Liquid Crystal Display)等からなる
波形表示部32が接続されると共に、操作部34の各種
スイッチが接続され、波形表示指示スイッチWSのON
操作に応じて超音波探触子18で受信された反射波の波
形を記憶するRAM等からなる波形メモリ44が接続さ
れている。また、CPU38には、超音波探触子18で
受信された複数の反射波のうちの管14,16の内周面
からの反射波による信号(反射信号)のみを通過させる
ゲートを設定するゲート設定手段381、このゲート設
定手段381で設定されたゲートを通過する信号を検出
する信号検出手段382、及び、この信号検出手段38
2で検出された信号のレベルと基準レベルとを比較して
異物の有無を判別する判別手段383の各機能実現手段
を備えている。なお、ゲート設定手段381及び信号検
出手段382により、受信した複数の信号中から管1
4,16の内周面からの信号を検出する検出手段が構成
される。
【0021】次に、融着継手12と管14,16の融着
構造及び異物検出装置10の動作原理について説明す
る。まず、図3に示すように、融着継手12は、ポリエ
チレン樹脂、ポリブテン樹脂、ポリビニリデンフルオラ
イド樹脂等の熱可塑性樹脂により円筒状に形成されたも
ので、長手方向中央よりも一方側(図3中の左側)の領
域に埋設された第1のヒータ部材52と、長手方向中央
よりも他方側(図2中の右側)の領域に埋設された第2
のヒータ部材54とを備えている。
【0022】これらの第1,第2のヒータ部材52,5
4は、それぞれ融着継手12の肉厚内の内周面寄りの位
置に導線が周方向全域に亘って網目状に配設されて形成
されたもので、電磁波が照射されることにより生じる渦
電流によって発熱し、融着継手12の内周面側と、融着
継手12内に挿入されるポリエチレン樹脂、ポリブテン
樹脂、ポリビニリデンフルオライド樹脂等の熱可塑性樹
脂からなる管14,16の外周面側とを溶融する。
【0023】すなわち、2本の管14,16の端部がそ
れぞれ融着継手12の両側から内部に挿入された後に、
第1,第2のヒータ部材52,54に対して所定レベル
の電磁波が所定時間だけ照射される。これにより、第
1,第2のヒータ部材52,54内に渦電流が発生して
第1,第2のヒータ部材52,54が発熱し、融着継手
12の内周面側と2本の管14,16の外周面側、すな
わち、融着継手12と管14,16との接合面の各肉厚
側が溶融される。
【0024】そして、所定時間が経過して電磁波の照射
が停止されると、溶融した樹脂が次第に硬化することに
より接合面の各肉厚側に第1,第2のヒータ部材52,
54を取り囲むように融着部56,58が形成されて融
着継手12と管14,16とが互いに融着され、2本の
管14,16が融着継手12を介して接合される。従っ
て、管14,16の端部を融着継手12内に挿入すると
きに隙間に砂利や小石等の異物が入り込むと、その異物
が融着部56,58内に封じ込まれることになる。ま
た、融着継手12や管14,16が変形する等して接合
面に不要な隙間が形成されていたり、接合面の融着が不
十分であったりすると、融着部56,58内にボイド
(気泡)が封じ込まれる場合がある。
【0025】一方、上記の融着継手12と管14,16
の融着構造において、超音波探触子18がゼリー状のカ
プラ材CPを介して融着継手12の外周面に密着された
状態で超音波パルスが融着継手12の厚さ方向(径方
向)に入射されると、図4(a)に融着部56側のみに
ついて模式的に示すように、融着継手12の外周面で反
射波S1が、融着部56の上部界面561で反射波S
2が、第1のヒータ部材52で反射波S3が、融着継手1
2と管14との接合面で反射波S4が、融着部56の下
部界面562で反射波S5が、管14の内周面で反射波
6がそれぞれ発生する。融着部58についても、融着
部56と同様に、融着継手12の外周面で反射波S
1が、融着部58の上部界面581で反射波S2が、第2
のヒータ部材54で反射波S3が、融着継手12と管1
6との接合面で反射波S4が、融着部58の下部界面5
82で反射波S5が、管16の内周面で反射波S6がそれ
ぞれ発生する。なお、超音波パルスの指向幅は、第1,
第2のヒータ部材52,54の導線一本が含まれる程度
に設定されている。
【0026】これらの反射波は、図4(b)に模式的に
示すように、縦軸をレベルとし、横軸を時間とした座標
領域において反射波S1、反射波S2、反射波S3、反射
波S4、反射波S5及び反射波S6の順に得られる。ま
た、超音波パルスが入射されてから各反射波S1乃至S6
が得られるまでの時間は、カプラ材CPの層厚、融着継
手12の外周面から融着部56,58の上部界面56
1,581までの厚さ寸法、融着部56,58の厚さ寸
法及び融着部56,58の下部界面562,582から
管14,16の内周面までの厚さ寸法、並びにカプラ材
CP、融着継手12、融着部56,58及び管14,1
6内における超音波の伝搬速度によって定まる。
【0027】ここで、超音波探触子18における受信エ
ネルギーの総和ΣEは、ΣE=E6(反射波S6のエネル
ギー)+E3(反射波S3のエネルギー)+E4(反射波
4のエネルギー)+e(減衰波、及びその他のエネル
ギーの和)と表すことができる。この式において、Σ
E、E3、及びeは融着継手12と管14,16の径等
の種類ごとに予め実験的に求めておくことができるた
め、E6を計測すればE4の有無(すなわち、異物の有
無)を検出することができることになる。すなわち、融
着部56,58に異物が存在しているときは反射波S4
が生じるため、その分だけ反射波S6の信号レベル(エ
ネルギーE6)が小さくなる結果、反射波S6の信号レベ
ルを計測することによって異物の有無を検出することが
できる。
【0028】なお、反射波S4は、異物が小さい場合に
はその信号レベルが低いことからノイズとの識別が困難
となって直接検出できない場合があるが、反射波S
6は、音響インピーダンスの差が大きい合成樹脂と空気
との界面で発生するものであることから比較的大きなレ
ベルを有しており、容易に検出することができる。従っ
て、反射波S6を用いることで、小レベルである異物の
有無を容易に検出することができることになる。
【0029】また、融着継手12の外周面からの反射波
1のレベルにより、適量のカプラ材CPが注入されて
超音波探触子18が融着継手12の外周面に適正に接触
しているか否かを判別することができる。すなわち、超
音波探触子18と融着継手12との間に適量のカプラ材
CPが注入されていると、反射波S1は所定の小レベル
になるようになっている。また、本実施形態では、超音
波探触子18が傾いた姿勢で融着継手12に接触してい
るときはホルダスイッチ181がOFFとなり、超音波
探触子18から超音波パルスが送信されないようになっ
ている。そのため、反射波S1が所定レベルを超えると
きは、超音波探触子18の接触姿勢とは区別してカプラ
材CPの注入量が不足していると判断することができ
る。
【0030】次に、上記のように構成された本発明に係
る異物検出装置10の動作の一例について、図5に示す
フローチャートに基づき説明する。まず、融着部の異物
を検出するにあたり、異物検出装置10の電源スイッチ
PSがONされる一方、超音波探触子18の取り付けら
れた円環状の走査部20が融着部56,58に対応する
融着継手12の外周面位置(ここでは融着部56に対応
する位置として説明する。)にセットされ、走査部20
と融着継手12との間にゼリー状のカプラ材が注入され
た後、検出を開始するためのスタートボタンSBがON
される。
【0031】このとき、超音波探触子18のホルダスイ
ッチ181がONされていると、送受信回路部24が駆
動されて超音波探触子18から所定の周期で超音波パル
スが継続して送信され、この超音波パルスが融着継手1
2の厚さ方向(径方向)に入射される。そして、同時に
ゲート設定手段381により融着継手12の外周面から
の反射波S1に対応する時間にゲートG1(図4(c))
が設定される(ステップS1)。なお、このゲートは、
ノイズの影響で反射波S1の信号が検出不能とならない
ような小さな幅に設定されると共に、送信された超音波
パルスの残響直後に設定されるようになっている。
【0032】次に、信号検出手段382によりゲートを
通過した信号が検出されると共に、この検出された信号
のレベルと予め実験的に求めた基準レベルとが判別手段
383により比較され、超音波探触子18が融着継手1
2の外周面に適正に接触しているか否かが判別される
(ステップS3)。すなわち、信号レベルが所定値以下
のときは、超音波探触子18が融着継手12の外周面に
適正に接触していると判別され、信号レベルが所定値を
超えているときは、超音波探触子18が融着継手12の
外周面に適正に接触していないと判別される。そして、
適正に接触していないと判別されると(ステップS3で
NO)、カプラ材警告部26が駆動される(ステップS
5)。なお、これは何回分かの反射波S1が継続的に高
レベルになったとき、超音波探触子18が融着継手12
の外周面に適正に接触していないと判別するようにして
もよい。
【0033】一方、超音波探触子18が融着継手12の
外周面に適正に接触しているときは(ステップS3でY
ES)、ゲート設定手段381により管14,16の内
周面からの反射波S6に対応する時間にゲートG2(図4
(c))が設定される(ステップS7)。なお、このゲ
ートは、ノイズの影響を受けないような小さな幅に設定
されるようになっている。また、このゲートは、融着継
手12及び管14の材質、並びに異物検出時の融着継手
12及び管14の温度を考慮して予め記憶されている超
音波の伝搬速度と、融着継手12の外周面から管14の
内周面までの距離(の2倍)とに基づいて算出される送
信時点からの遅れ時間に設定されるようになっている。
【0034】次いで、信号検出手段382によりゲート
2を通過した信号が検出されると共に、この検出され
た信号のレベルと予め設定された基準レベルとが判別手
段383により比較され、融着部56の異物の有無が判
別される(ステップS9)。すなわち、検出された信号
のレベルが例えば基準レベル未満のときは、融着部56
に異物が存在していると判別され、検出された信号のレ
ベルが例えば基準レベル以上のときは、融着部56に異
物が存在していないと判別される。
【0035】そして、異物が存在していると判別された
とき(ステップS9でYES)、異物報知部28が駆動
されて例えば赤色のLED等が点灯され、融着部56に
異物が存在している旨が報知される(ステップS1
1)。また、融着部56に異物が存在していないと判別
されたとき(ステップS9でNO)、異物報知部28が
駆動されて例えば青色のLED等が点灯され、融着部5
6に異物が存在しない旨が報知される(ステップS1
3)。
【0036】このようにして最初に走査部20をセット
した箇所の異物検出作業が終了すると、走査部20を融
着継手12の融着部56に対応する外周面位置の周方向
及び長手方向に沿って順次移動させ、上記と同様にして
各箇所での異物検出作業を実施し、総合的に融着良否が
判断されることになる。また、各反射波の信号検出は、
複数回の超音波パルスの送信に基づいて複数回繰り返し
て実施され、平均化処理された信号により判別処理が行
われる。融着部56について融着良好と判断されたとき
は、引き続いて融着部58について上記と同様にして異
物検出が行われることになる。融着部56が融着不良と
判断されたときは、融着部58が融着良好と判断されて
も総合的には融着不良となるので、融着部58について
は異物検出を行う必要はない。
【0037】なお、融着部56又は58に異物が存在し
ていても必ずしも融着不良とする必要はない。例えば、
融着部56又は58の広範囲に亘って異物が存在する場
合は融着不良とすべきであるが、融着部56又は58の
一部のみに異物が存在する場合はその異物のサイズに応
じて良否を決めるようにしてもよい。すなわち、融着部
56又は58の一部のみに異物が存在する場合、反射波
6の波形を観測する等して信号レベルを確認し、信号
レベルが所定値未満のときは大きな異物が存在している
可能性が高いことから融着不良とすべきであるが、信号
レベルが所定値以上のときは小さな異物しか存在してい
ないことから実用上は問題がないとして融着良好とする
ことも可能である。
【0038】また、本実施形態では、異物の有無による
融着良否の判断は測定作業者等が行うようになっている
が、次のようにして融着良否を自動的に判別するように
することも可能である。例えば、融着部56,58の予
め設定した複数箇所において異物の検出を行い、異物の
検出割合が所定値以上となったときは融着不良と判別
し、異物の検出割合が所定値未満のときは融着良好と判
別すればよい。そして、CPU38に融着良否報知部を
接続しておき、例えば、融着良好のときは青色のLED
等を点灯し、融着不良のときは赤色のLED等を点灯す
ることにより良否を報知するようにすればよい。また、
LED等の点灯に代えて音声等の他の手段で融着良否を
報知することもできる。
【0039】また、波形表示部32に反射波の波形を表
示しようとするときは、異物検出作業を開始する前に操
作部34の波形メモリ駆動ボタンMBをONすることに
より、波形メモリ44を作動させて反射波の波形を送信
タイミングに同期させて一旦、記憶させる。そして、異
物検出作業を終了した後に波形表示指示ボタンWBをO
Nすることにより、波形メモリ44から反射波の波形が
読み出されて波形表示部32に表示される。これによ
り、異物検出作業終了後に検出結果の再確認を行うこと
が可能となる。勿論、異物の検出作業途中で反射波の波
形を表示するようにすることも可能である。また、CP
U38にプリンタを接続することにより、波形メモリ4
4から反射波の波形を読み出して記録紙にプリントする
ことも可能である。さらに、波形メモリ44から読み出
した反射波の波形等を通信回線等を介して管理拠点等に
送信することも可能である。
【0040】本発明は、上記のように比較的検出の容易
な管14,16の内周面からの反射波S6の信号レベル
により融着部56,58の異物を検出するようにしてい
るので、融着部56,58の異物の有無を容易に判別す
ることができるが、以下に述べるような種々の変形が可
能である。
【0041】(1)上記実施形態では、ゲート設定手段
381、信号検出手段382及び判別手段383を設け
て異物の有無を自動的に判別するようにしているが、測
定作業者等が波形表示部32により反射波S6の波形を
直接観測する等して信号レベルを読み取り、その読み取
った値と基準レベルとを比較し(すなわち、反射波S6
の信号レベルが基準レベル以上か否かを波形表示部32
の目盛等から読み取り)、その結果によって異物の有無
を判別するようにしてもよい。このようにする場合は、
ゲート設定手段381、信号検出手段382及び判別手
段383は必ずしも必要としない。
【0042】(2)上記実施形態では、超音波パルスを
融着継手12の外周面から厚み方向に入射し、管14,
16の内周面からの反射波S6の信号レベルにより融着
部56,58の異物を検出するようにしているが、管1
4,16の内部に超音波探触子18を挿入可能な場合
は、管14,16の内周面から厚み方向に超音波パルス
を入射し、融着継手12の外周面からの反射波(反射波
6に相当する反射波)の信号レベルにより融着部5
6,58の異物を検出することも可能である。この場
合、走査部20の形状を管14,16の内周面に適合す
るようにしておけばよい。また、超音波探触子18を直
接手で把持して管14,16の内周面に接触させるよう
にしてもよい。融着継手12の外周面から超音波パルス
を入射する場合でも、超音波探触子18を直接手で把持
して融着継手12の外周面に接触させるようにすること
もできる。
【0043】(3)上記実施形態では、径方向サイズが
変更される等して融着継手12又は管14,16の厚さ
が変わると、融着継手12の外周面から管14,16の
内周面までの距離が変わるため、融着継手12又は管1
4,16の厚さに対応して反射波S6(又は反射波S6
相当する反射波)を検出するためのゲートG2の設定位
置を変更する必要がある。そのため、異物検出装置10
に融着継手12及び管14,16の厚さに対応してゲー
トG2の設定位置を変更する切換えスイッチ等の切換え
手段を設けておくと、径方向サイズが変更される等して
融着継手12又は管14,16の厚さが変わった場合で
も融着部の異物の検出が可能となる。
【0044】すなわち、切換え手段をCPU38に接続
しておき、融着継手12又は管14,16の厚さに対応
して切り換えたとき、ゲート設定手段381によりゲー
トG2が融着継手12又は管14,16の厚さに対応し
て設定されるようにしておけばよい。また、融着継手1
2及び管14,16に厚さ等のデータをバーコードで表
示しておき、このバーコードを読み取って自動的にデー
タがCPU38に取り込まれるようにすることも可能で
ある。同様にして、融着継手12及び管14,16の材
質(音響インピーダンス)に対応してゲートG2の設定
位置を変更できるようにしておくことも可能である。
【0045】(4)上記実施形態では、融着継手12や
管14,16内の超音波の伝搬速度が材質及び異物検出
時の温度を考慮して予め記憶されているが、切換えスイ
ッチ等の切換え手段を設けて融着継手12や管14,1
6の材質及び異物検出時の実際温度に応じた最適値の伝
搬速度に設定できるようにすることも可能である。これ
により、ゲートG2が最適の位置に設定可能となる。ま
た、融着継手12や管14,16の温度又は融着継手1
2や管14,16の周囲温度を検出する温度センサを設
けておき、この温度センサから出力されるデータに基づ
き伝搬速度を自動的に補正するようにすることも可能で
ある。これにより、ゲートG2の位置が計算式等に基づ
いて連続的に算出され、最適の位置に設定可能となる。
【0046】(5)上記実施形態では、異物検出装置1
0は、管14,16の端部を融着継手12の内側に挿入
させて融着してなる融着部56,58の異物を検出する
ようにしているが、融着継手12を管14,16の端部
の内側に挿入して融着してなる融着部についても上記と
同様にして異物を検出することが可能である。この場
合、超音波パルスを管14,16の外周面から厚み方向
に入射し、融着継手12の内周面からの反射波(反射波
6に相当する反射波)の信号レベルにより融着部の異
物を検出するようにすればよい。また、融着継手12の
内部に超音波探触子18を挿入可能な場合は、融着継手
12の内周面から厚み方向に超音波パルスを入射し、管
14,16の外周面からの反射波(反射波S6に相当す
る反射波)の信号レベルにより融着部の異物を検出する
ようにしてもよい。
【0047】(6)上記実施形態では、異物検出装置1
0は、電磁波を照射することにより生じる渦電流により
発熱する第1,第2のヒータ部材52,54を備えた融
着継手12と管14,16の融着部の異物を検出するよ
うにしているが、印加された外部電圧により流れる電流
によって発熱するヒータ部材を備えた融着継手12と管
14,16との融着部や、予め融着継手12と管14,
16の周面を溶融状態にした後に両者を嵌合して融着し
た融着部等についても上記と同様にして異物を検出する
ことが可能である。
【0048】(7)上記実施形態では、検出された信号
レベルと比較することにより異物の有無を判別する基準
レベルは、径方向サイズ等によって定まる融着継手12
及び管14,16の厚さに対応して予めメモリに記憶さ
せているが、例えば、融着部56,58の複数箇所の反
射波S6の信号レベルを一旦メモリに記憶させ、この複
数の信号レベルのうちの最も大きな値等を基準レベルと
して使用し、この基準レベルと一旦メモリに記憶させた
信号レベルとを比較して異物の有無を判別するようにす
ることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、融着継手と管との接合面とは反対の面の一方の
面から一定レベルの超音波パルスを入射するステップ
と、該入射面からみて最遠位置となる周面からの反射波
を検出するステップと、検出された信号のレベルと基準
レベルとを比較して異物の有無を判別するステップとを
備えているので、融着継手と管との接合面が溶融される
ことにより形成される融着部の異物の有無を容易に検出
することができる。また、異物の有無の判別結果に応じ
た報知を行うステップをさらに備えていると、異物の有
無を容易に確認することができる。
【0050】また、請求項2又は3の発明によれば、融
着継手と管との接合面とは反対の面の一方の面に向けて
一定レベルの超音波パルスを送信する送信手段と、超音
波パルスによる反射波を受信する受信手段と、受信した
信号中から送信面からみて最遠位置となる周面からの反
射波の信号を検出する検出手段と、検出された信号のレ
ベルと基準レベルとを比較して異物の有無を判別する判
別手段とを備えているので、融着継手と管との接合面が
溶融されることにより形成される融着部の異物の有無を
容易に検出することのできる装置が実現可能となる。ま
た、異物の有無の判別結果に応じた報知を行う報知手段
をさらに備えていると、異物の有無を容易に確認するこ
とのできる装置が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る融着部の異物検出方法
が適用された異物検出装置の外観斜視図である。
【図2】図1に示す異物検出装置の制御ブロック図であ
る。
【図3】融着継手と管との融着構造を説明する断面図で
ある。
【図4】融着継手の厚さ方向に超音波パルスを入射した
ときに得られる複数の反射波の反射部位との関係を模式
的に示す図で、(a)は融着継手と管の要部縦断面図、
(b)は反射波の波形図、(c)はゲートの設定状態を
示す図である。
【図5】図1に示す異物検出装置の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図6】従来例の融着継手の構造を説明する外観斜視図
である。
【符号の説明】
10 異物検出装置 12 融着継手 14,16 管 18 超音波探触子 20 走査部 22 装置本体 24 送受信回路部 26 カプラ材警告部 28 異物報知部 30 警報ブザー 32 波形表示部 52 第1のヒータ部材 54 第2のヒータ部材 56,58 融着部 381 ゲート設定手段 382 信号検出手段 383 判別手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の融着継手と合成樹脂製の管
    との接合面が溶融されることにより形成される融着部に
    おける異物の有無を検出する方法であって、前記融着継
    手と前記管との接合面とは反対の面の一方の面から一定
    レベルの超音波パルスを入射するステップと、該入射面
    からみて最遠位置となる周面からの反射波を検出するス
    テップと、検出された信号のレベルと基準レベルとを比
    較して異物の有無を判別するステップとを備えたことを
    特徴とする融着部の異物検出方法。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の融着継手と合成樹脂製の管
    との接合面が溶融されることにより形成される融着部に
    おける異物の有無を検出する装置であって、前記融着継
    手と前記管との接合面とは反対の面の一方の面に向けて
    一定レベルの超音波パルスを送信する送信手段と、前記
    超音波パルスによる反射波を受信する受信手段と、受信
    した信号中から前記送信面からみて最遠位置となる周面
    からの反射波の信号を検出する検出手段と、検出された
    信号のレベルと基準レベルとを比較して異物の有無を判
    別する判別手段とを備えたことを特徴とする融着部の異
    物検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の融着部の異物検出装置に
    おいて、前記異物の有無の判別結果に応じた報知を行う
    報知手段をさらに備えたことを特徴とする融着部の異物
    検出装置。
JP9308994A 1997-11-11 1997-11-11 融着部の異物検出方法及びその装置 Withdrawn JPH11142377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001221782A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Mitsui Chemicals Inc 融着不良の検出方法及び装置と樹脂管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001221782A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Mitsui Chemicals Inc 融着不良の検出方法及び装置と樹脂管

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