JPH1114229A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH1114229A
JPH1114229A JP9163126A JP16312697A JPH1114229A JP H1114229 A JPH1114229 A JP H1114229A JP 9163126 A JP9163126 A JP 9163126A JP 16312697 A JP16312697 A JP 16312697A JP H1114229 A JPH1114229 A JP H1114229A
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均史 青木
Junichi Kubota
順一 久保田
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/02Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by shelves
    • F25D25/024Slidable shelves
    • F25D25/025Drawers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25D2317/061Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器を配設した冷蔵室、冷凍室、野菜室など
の前面に扉を設けた複数の室を備えた、省エネルギー効
果の高い冷蔵庫を提供すること。 【解決手段】 扉パッキンとその受面を形成する、結露
防止のために加温された受部を密着させて冷気の漏洩を
防止し、室内の冷気が前記受部に当たって加温されない
ように各扉開口部などの特定の箇所に第2パッキンを備
え、前記容器は扉に対面する壁の内面を凹凸状に形成す
ると共にこの容器の底部に特定の開口部を設け、冷気が
前記凹凸状壁の内面に沿って下方に流れた後、前記開口
部から流れ出て扉開口部近傍に行かないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は省エネ効果の高い冷
蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫1は、例えば、図20に示
すように、冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4の順に上から
複数の室を設け、それぞれの室の前面に、冷蔵室2には
扉21(スイングアウト式扉)、冷凍室3には扉31
(引き出し式扉)および扉32(引き出し式扉)、野菜
室4には扉41(引き出し式扉)を設けている。冷凍室
3内には容器34、35を備え、この容器34内には製
氷された氷や冷凍食品が、容器35内には冷凍食品など
が入れらるようになっている。野菜室4にも容器43が
備えられている。
【0003】各扉内面の端部には全周にわたり扉パッキ
ン22、39、33、42がそれぞれ設けられており、
各扉パッキンの受面を形成する受部11(冷蔵庫1の箱
体の上部端)、受部12(冷蔵室2と冷凍室3を区画す
る中仕切の端部)、受部13(扉31と扉32の受
部)、受部14(冷凍室3と野菜室4を区画する中仕切
の端部)、受部15(冷蔵庫1の箱体の底部端)など
と、前記扉パッキンを密着させて冷気が外部に漏洩する
のを防止し、冷気を例えば、冷凍室3、冷蔵室2、野菜
室4などの順に循環して各室をそれぞれ最適の温度に維
持するようになっている。51は冷媒を圧縮する圧縮
機、52は冷媒を蒸発させて庫内空気と熱交換させて冷
却する蒸発器、53は蒸発器52で冷却された冷気を循
環させるファンである。
【0004】図21に、冷蔵庫1の冷凍サイクルを示
す。圧縮機51で圧縮された冷媒は矢印で示したよう
に、先ずドレン水の蒸発に使用するディップコンデンサ
54に流れ、次いで主コンデンサ55に流れた後、上方
に流れ冷蔵庫1の外箱外面の露付きを防止するクレスト
コンデンサ56を経てから外箱開口端の受部11〜16
などに設けてある管路60を流れ、そしてキャピラリー
チューブ57を経て蒸発器52で蒸発して冷却した後、
再び圧縮機51で圧縮されるようになっている。このよ
うにして本体間口に埋め込まれている管路60を室温よ
り約5〜7℃程度高くして放熱して受部11〜受部16
の先端部の表面の結露発生を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の冷蔵庫
1に備えられた容器34、35の中の冷気の流れは、例
えば容器34の場合、図20に矢印で示したようになっ
ており、扉31に対面する容器34の壁38の内面に沿
って上方に流れ、加温された受部12に当たり、容器3
4の上部端に設けた冷気孔36を通り下方に向い、扉3
1と前記壁38の間を通り、そして加温された受部13
と容器34の底部の間を通って流れるので冷気は加温さ
れてしまい、エネルギー効率が低下するという問題があ
った。容器35も、冷気は容器34の場合と同様に冷気
孔37を通って流れるので、やはり冷気は加温され、エ
ネルギー効率が低下するという問題があった。本発明の
目的は、冷気が扉と容器の間を流れず、しかも、容器内
の冷気が加温された受部に実質的に当たらないようにし
て、省エネルギー効果を向上させた冷蔵庫を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記従来技
術の課題を解決するため鋭意研究した結果、特定の箇所
に第2パッキン(例えば、合成ゴムあるいはPVC系組
成物などで作られたパッキン)を設けて室内の冷気が加
温された前記受部11〜受部16に当たらないようにす
るとともに、容器内の冷気を扉と容器の間に流さないよ
うに容器の上端部に冷気孔を設けない設計とし、冷気を
扉に対面する容器の壁の内面に沿って下方に流し、か
つ、下方に流れた冷気を容器の底部の特定の開口部から
特定の方向に流出させることにより省エネ効果の高い冷
蔵庫を提供できることを見いだし本発明を成すに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明の請求項1の発明は、容
器を配設した複数室を備え、それぞれの室の前面に専用
の扉を設け、各扉に設けられた扉パッキンとその受面を
形成する、結露防止のために加温された受部を密着させ
て冷気が外部に漏洩するのを防止するとともに、それぞ
れの室内の冷気が加温された前記受部に当たって加温さ
れるのを防止するために各扉内周部および/または各扉
開口部に第2パッキンを備え、この第2パッキンは加温
された前記受部の受面から室内に向かって受部自体の温
度が急激に変化する箇所あるいはこの箇所よりさらに室
内の箇所に前記第2パッキンの一端を固定するか、ある
いは実質的に接するように装着した冷蔵庫であって、前
記容器は扉に対面する壁の内面が凹凸状に形成されると
共にこの容器の前記凹凸状壁と連結する底部と、この容
器の前記凹凸状壁以外の壁と連結する底部との間に開口
部を設け、かつ、この容器内の冷気が前記凹凸状壁の内
面に沿って下方に流れた後、前記開口部から流れ出てこ
の容器と対面する前記扉と反対方向に向かうか、あるい
は下方に向かって扉開口部近傍に行かないようにする
か、前記容器の扉に対面する壁の下部および/またはこ
の壁側の底部にこの容器内の冷気を容器外へだすための
開口部を設けるとともに、前記扉の内面に、前記開口部
の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在す
る水平部分を有する補助ダクトを装着して、前記開口部
からでた冷気がこの補助ダクトに当たって前記扉と逆方
向に向い、扉開口部近傍に行かないようにしたことを特
徴とする冷蔵庫。
【0008】本発明の請求項2の発明は、容器を配設し
た複数室を備え、それぞれの室の前面に専用の扉を設
け、各扉に設けられた扉パッキンとその受面を形成す
る、結露防止のために加温された受部を密着させて冷気
が外部に漏洩するのを防止するとともに、それぞれの室
内の冷気が加温された前記受部に当たって加温されるの
を防止するために各扉内周部および/または各扉開口部
に第2パッキンを備え、この第2パッキンは加温された
前記受部の受面から室内に向かって受部自体の温度が急
激に変化する箇所あるいはこの箇所よりさらに室内の箇
所に前記第2パッキンの一端を固定するか、あるいは実
質的に接するように装着した冷蔵庫であって、前記容器
は扉に対面する壁の内面が凹凸状に形成されると共にこ
の容器の前記凹凸状壁と連結する底部と、この容器の前
記凹凸状壁以外の壁と連結する底部との間に開口部を設
け、かつ、この容器内の冷気が前記凹凸状壁の内面に沿
って下方に流れた後、前記開口部から流れ出てこの容器
と対面する前記扉と反対方向に向かうか、あるいは下方
に向かって扉開口部近傍に行かないようにするか、前記
容器の扉に対面する壁の下部および/またはこの壁側の
底部にこの容器内の冷気を容器外へだすための開口部を
設けるとともに、前記扉の内面と一体に形成され、かつ
前記開口部の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の
長さ延在する水平部分を有する補助ダクトを設けて、前
記開口部からでた冷気がこの補助ダクトに当たって前記
扉と逆方向に向い、扉開口部近傍に行かないようにした
ことを特徴とする冷蔵庫。
【0009】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載の冷蔵庫において、前記受部の受面か
ら室内に向かって30mm以上離れた箇所に前記第2パ
ッキンの一端を固定し、第2パッキンの他端を扉の内表
面の一部あるいは室に設けられた容器の一端に接触させ
るかあるいは最大でも5mm離して備えたことを特徴と
する。
【0010】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の冷蔵庫において、前記凹凸状壁と連結
する底部を、前記凹凸状壁以外の壁と連結する底部より
下方に段違いに設けるとともに、前記凹凸状壁と連結す
る底部を前記凹凸状壁以外の壁と連結する底部に平行に
必要な長さだけオーバーラップさせたことを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項5の発明は、請求項1ない
し請求項4記載の冷蔵庫において、扉に対面する容器の
壁の内面および外面がともに凹凸状に形成されているこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6の発明は、請求項1記載
の冷蔵庫において、前記容器を支持するレールを前記扉
の内面に固定するための取付板と前記扉の内面との間に
前記補助ダクトの取付部を介在させて装着したことを特
徴とする。
【0013】本発明の請求項7の発明は、請求項1記載
の冷蔵庫において、前記レールと前記補助ダクトを合成
樹脂で一体に形成して前記扉の内面に装着したことを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。なお、図1〜図19において前記
図20・図21における符号と同一符号で示した部分
は、図20・図21で説明した同一符号の部分と同じ機
能を持つ部分である。
【0015】図1において、冷蔵庫1は、扉21、3
1、32、41にそれぞれ設けられた扉パッキン22、
39、33、42の受面を形成する受部11〜受部1
5、16と前記扉パッキンを密着させて冷気が外部に漏
洩するのを防止するとともに、加温された前記受部の受
面から室内に向かって受部自体の温度が急激に変化する
箇所あるいはこの箇所よりさらに室内の箇所(図1中に
Lで示した箇所)に一端を固定し、他端を各扉の内表面
の一部に接触させるか、あるいは他端を各扉の内表面の
一部と接触させるとともに、容器34、35、43の一
端に接触させた第2パッキン23、30、40、45を
それぞれ設けて、室内の冷気が加温された前記受部11
〜受部15、16に当たらないようにしてある。なお、
第2パッキン23は受部11および受部12のそれぞれ
の受面からLだけ室内に入った箇所に一端を固定し、他
端が扉21の内表面の一部に接触するようにしてあり、
そして第2パッキン30は、受部12および受部13の
それぞれの受面からLだけ室内に入った箇所に一端を固
定し、他端が扉31の内表面の一部と接触するとともに
容器34の一端に接触するようにしてある。第2パッキ
ン40および第2パッキン45は、第2パッキン30と
同様にしてある。
【0016】図2は、図1に示した冷蔵庫1の各扉を開
けたり、引き出した状態を示す説明図である。第2パッ
キン23、30、40、45は、各扉開口全周にわたり
設けてある。
【0017】図3は、図1のAの要部拡大断面説明図で
ある。図4は、図1の容器34の説明図である。図3に
おいて、第2パッキン30は、先端部が加温された受部
12の受面12Aから室内に向かって受部12自体の温
度が急激に変化する箇所あるいはこの箇所よりさらに室
内の箇所箇所(受面12Aから室内に向かってLだけ離
れた受部12の下表面)にその一端が固定してあり、そ
して他端は容器34の上部の一端34Aに接触させる
か、あるいは最大でも5mm離して備けられている。こ
のようにして室内の冷気が加温された受部12の先端部
に実質的に当たらないようにしてある。また、第2パッ
キン30は、先端部が加温された受部13の受面13A
から室内に向かって受部13自体の温度が急激に変化す
る箇所あるいはこの箇所よりさらに室内の箇所箇所(受
面13Aから室内に向かってLだけ離れた受部13の上
表面)にその一端が固定してあり、そして他端は扉31
の下部の一端に接触させるか、あるいは最大でも5mm
離して備けられている。このようにして室内の冷気が加
温された受部13の先端部に実質的に当たらないように
してある。図4に示したように、この容器34は扉31
に対面する壁38Aの内面が凹凸状に形成されている。
そしてこの容器34の凹凸状の壁38Aと連結した底部
70は、前記凹凸状の壁38A以外の壁と連結した底部
71より下方に段違いに設けられており、しかも底部7
0は底部71に平行に必要な長さ(図3中にL1で示
す)だけオーバーラップさせてある。底部70と底部7
1との間に開口部74が形成されている。73は底部7
1の一端に設けた堰であり、72は底部70の一端に設
けた堰である。底部70と底部71の間には複数のリブ
75が設けられている。
【0018】上記のように構成することにより、凹凸状
の壁38Aを設けたので容器34内に品物が入れられて
も冷気の通路が確保され、冷気は、矢印で示したように
扉31に対面する容器34の凹凸状の壁38Aの内面に
沿って下方に流れることができ、品物を効率よく冷却
し、冷気は扉31と容器34の間には流れない。また冷
気は第2パッキン30の作用により加熱された受部12
の先端部に当たらないようになっている。凹凸状の壁3
8Aの内面に沿って下方に流れた冷気は、開口部74か
ら流れ出てこの容器34と対面する扉31と反対方向に
向って流れる。そして底部70は底部71に平行に必要
な長さ(L1)だけオーバーラップさせてあるので、冷
気は加熱された受部13の先端部に当たらないようにな
っている。このようにして省エネルギー効果を向上させ
ることができる。
【0019】そして底部71の一端には堰73があるの
で、水や汁などの液体が底部71に流れ来ても、この液
体が開口部74から下方に流出するのを防ぐことができ
る。底部70の一端にも堰72があるので、水や汁など
の液体が底部70に流れ来ても、この液体が開口部74
から下方に流出するのを防ぐことができる。
【0020】図5は、図1のB−B要部拡大断面説明図
である。図5に示したように、第2パッキン30は、先
端部が加温された受部16(冷蔵庫1の側壁の先端部)
の受面16Aから室内に向かって受部16自体の温度が
急激に変化する箇所あるいはこの箇所よりさらに室内の
箇所(受面16Aから室内に向かってLだけ離れた受部
16の内表面)にその一端が固定してあり、そして他端
は容器34の側壁34Bの一端に形成したリブ34Cに
接触させるか、あるいは最大でも5mm離して備けられ
ている。このようにして室内の冷気が加温された受部1
6の先端部に実質的に当たらないようにしてある。
【0021】図6は、先端部が加温された受部(例え
ば、受部12)の受面(例えば、受面12A)から室内
方向への距離(mm)と受部自体の温度(壁面温度)
(℃)の関係を示すグラフである。受面の温度は管路6
0の表面温度が約35℃であるため、温度勾配により約
33℃あるが、この受面から約10mmから約30mm
室内に入ると受部の温度は急激に低下し、約30mm以
上で約−10℃から約−20℃となる。受部の受面から
室内に向かって30mm以上離れた受部の表面などの箇
所に第2パッキン(例えば、第2パッキン30)の一端
を固定して備えれば室内の冷気が加温された受部の先端
部に当たることがなくなるとともに、この第2パッキン
自体が受部からの熱伝導により加温されることがなくな
るので、省エネルギー効果をあげることができる。
【0022】図7(A)、(B)に本発明で使用する他
の容器の例を示す。(A)はこの容器の断面説明図であ
り、(B)はこの容器の要部拡大説明図である。図示し
ない冷蔵庫の扉31に対面する壁38Bの内面が凹凸状
に形成されると共にこの容器34の凹凸状の壁38Bと
連結する上表面に凹凸状のリブ76を備えた底部70
と、この容器34の前記凹凸状壁38B以外の壁と連結
する上表面に凹凸状のリブ77を備えた底部71との間
に開口部74を設けてある。リブ76とリブ77の上に
品物を載せるためのアルミニウム製皿78が置かれてい
る。この容器34内の冷気は皿78上に多くの品物が載
せられても矢印で示したように前記凹凸状の壁38Bの
内面に沿って下方に流れることができ、そして下方に流
れた後、前記開口部74から流れ出て下方に向かい、図
示しない扉31の開口部近傍に行かないようにしてあ
る。冷気は底部70と皿78との間の複数のリブ76の
間を流れ、その一部は底部71と皿78との間の複数の
リブ77の間に入り込むので、皿78上に置かれた品物
を効率よく冷却できる。そして底部70は図示しない扉
31と逆の方向に必要な長さ(L2)だけ延在させてあ
るので、冷気は加熱された図示しない受部13の先端部
に当たらないようになっている。このようにして省エネ
ルギー効果を向上させることができる。
【0023】図8に本発明で使用する他の容器の例を示
す。この容器34の図示しない冷蔵庫の扉31に対面す
る壁38Cを、この壁38Cの内面および外面がともに
凹凸状の波型に形成してある。この容器34の凹凸状壁
38Cと連結した底部70は、前記凹凸状壁38C以外
の壁と連結した底部71より下方に段違いに設けられて
おり、しかも、底部70は底部71に平行に必要な長さ
(図7中にL3で示す)だけオーバーラップさせてあ
る。底部70と底部71との間に開口部74が形成され
ている。73は底部71の一端に設けた堰であり、底部
70と底部71の間にはリブ79が設けられており、リ
ブ79の下部には堰72が形成されている。矢印は冷気
の流れを示す。上記のように構成することにより、品物
を効率よく冷却できるとともに、省エネルギー効果を向
上させることができる。
【0024】次に補助ダクトを使用する本発明の冷蔵庫
の場合について説明する。図9は、扉、容器、補助ダク
トの関係を示す説明図であり、図10は図9に示した補
助ダクトの説明図であり、図11は図9に示した扉、容
器、補助ダクトなどの断面説明図である。図9〜11に
おいて、容器34は、扉31の内面に固定して装着され
たレール64に支持されており扉31を前方に引き出す
と扉31とともに引き出されるようになっている。ま
た、図11に示したように加温された受部12、13の
それぞれの受面12A、13Aから室内に向かって受部
12、13自体の温度が急激に変化する箇所あるいはこ
の箇所よりさらに室内の箇所(受面12A、13Aから
室内に向かってLだけ離れた受部12、13の内表面)
にその一端が固定してあり、他端を扉31の内表面の一
部と接触させるとともに、容器34の一端34Aに接触
させるか、実質的に接するようにした第2パッキン30
が設けてあり、室内の冷気が加温された受部12、13
に当たらないようにしてある。
【0025】容器34の扉31に対面する壁38の側の
底部61には、容器34内の冷気を容器外へだすための
開口部62が設けられているとともに、扉31の内面に
は、開口部62の下方に底部61にほぼ平行に所定の長
さ(図10および図11にL4で示す)延在する水平部
分67を有する補助ダクト63が装着されている。この
補助ダクト63は、レール64を扉31の内面に固定す
るためのレール64と一体に形成された取付板65と扉
31の内面の間に補助ダクト63の取付部66を介在さ
せて装着されている。68はネジ孔を示す。
【0026】このように構成することにより、容器34
内の冷気は、矢印で示したように壁38の内面に沿って
下方に流れ、冷気は扉31と容器34の間には流れな
い。また冷気は第2パッキン30の作用により加熱され
た受部12の先端部に当たらないようになっている。壁
38の内面に沿って下方に流れた冷気は、開口部62か
ら流れ出て補助ダクト63の水平部分67に当たって、
扉31と逆方向に向い、加熱された受部13の先端部に
当たらず、扉開口部近傍に行かないようになっている。
このようにして省エネルギー効果を向上させることがで
きる。もし、水平部分67の長さが所定の長さ(L4)
未満であると開口部62から流れ出た冷気が加熱された
受部13に当り、加温される恐れがある。
【0027】図12は、扉、開口部の周縁に上方に向か
う堰を設けた容器、端部に上方に向かう堰を設けた補助
ダクトの関係を示す説明図であり、図13は図12に示
した補助ダクトの説明図であり、図14は図12に示し
た扉、容器、補助ダクトなどの断面説明図である。図1
2〜14において、図9〜11に示した容器34の開口
部62の周縁に上方に向かう堰69Aを設け、かつ、補
助ダクト63の水平部分67の端部に上方に向かう堰6
9Bを設けた以外は図9〜11と同じ構成にしてある。
堰69Aを設けてあるので容器34の底部61に溜った
水などの液体が下方に流出せず、もし万一、堰69Aを
オーバーフローして、補助ダクト63の水平部分67に
水などの液体が流出しても堰69Bで堰とめられて下方
に流出しないようになっている。
【0028】図15は、扉、容器および扉の内面と一体
に形成された補助ダクトの関係を示す説明図である。図
15における扉、容器、補助ダクトの関係は、補助ダク
ト63Aが扉31の内面を形成する合成樹脂などで作ら
れている扉パネル31Aと一体に形成されている以外は
図9〜11に示した扉、容器、補助ダクトの関係と同じ
構成にしてある。この補助ダクト63Aは扉31の内面
を形成する扉パネル31Aの下端の一部を室内方向に延
長して補助ダクト63Aの水平部分67が形成されてお
り、この補助ダクト63Aの作用・効果は上記の補助ダ
クト63と同じである。補助ダクト63Aは扉パネル3
1Aと一体に形成されているので製作が容易であり、取
り付けの手間が省略できるなどの効果がある。
【0029】図16は、扉、容器、レールと一体的に形
成された補助ダクトの関係を示す説明図である。レール
64と補助ダクト63は合成樹脂などを用いて一体に容
易に低コストで成形することができる。レール64と一
体的に形成された補助ダクト63を使用した以外は図9
〜11に示したものと同じ構成にしてある。
【0030】図17は、図16に示した容器34の開口
部62の周縁に上方に向かう堰69Aを設け、かつ、補
助ダクト63の水平部分67の端部に上方に向かう堰6
9Bを設けた以外は図16と同じ構成にしてある。堰6
9Aを設けてあるので容器34の底部に溜った水などの
液体が下方に流出せず、万一、堰69Aをオーバーフロ
ーして、補助ダクト63の水平部分67に水などの液体
が流出しても堰69Bで堰とめて下方に流出しないよう
になっている。
【0031】上記実施例においては図2に示したように
第2パッキンを各扉開口全周にわたり設けた例を示した
が、その一部を省略することもできる。したがって本発
明は第2パッキンを各扉開口全周にわたり設けない場合
を包含する。第2パッキンを各扉開口全周にわたり設け
ない場合の具体例としては、例えば図5に示した受部1
6(冷蔵庫1の側壁の先端部)に設けた第2パッキン3
0の一部あるいは全部は、省エネルギーに大きな影響を
与えない範囲において省略することができる。
【0032】図18に、扉21の内周部に第2パッキン
23を設けた本発明の他の冷蔵庫の例を示す。図18に
示した冷蔵庫1は、扉21の内周部に第2パッキン23
を設けた以外は図1に示した冷蔵庫と同じようになって
いる。図19は、図18に示した冷蔵庫1の扉21を閉
めた時の第2パッキン23の状態を示す要部断面説明図
である。図19に示したように、第2パッキン23の一
端は扉21の内周部に固定されており、そして第2パッ
キン23の他端は、先端部が加温された受部11の受面
11Aから室内に向かって受部11自体の温度が急激に
変化する箇所あるいはこの箇所よりさらに室内の箇所
(受面11Aから室内に向かってLだけ離れた受部11
の下表面)に接触するか、あるいは最大でも5mm離れ
るようにしてある。このようにして室内の冷気が加温さ
れた受部11の先端部に実質的に当たらないようにす
る。本発明においては、第2パッキンは扉内周部に設け
ても、扉開口部に設けてもよく、また、扉内周部と扉開
口部の両方に設けることもできる。
【0033】図1〜図5などに示した構成を有する家庭
用冷蔵庫[三洋電機(株)製、SR−45SK]を用い
て試験した結果、約1〜2(kWH/月)の省エネルギ
ー効果があることが認められた。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の冷蔵庫は、特定の箇所に第2パ
ッキンを設けて室内の冷気が加温された受部に当たらな
いようにし、一方、容器は容器内の冷気を扉と容器の間
に流さないように容器の上端部に冷気孔を設けない設計
とすると共に、扉に対面する容器の壁の内面を凹凸状に
形成して、容器内の冷気をこの凹凸状壁の内面に沿って
下方に流して、かつ、下方に流れた冷気を容器の底部に
形成した特定の開口部から特定の方向に流出させるか、
あるいは、扉に対面する壁の下部および/またはこの壁
側の底部にこの容器内の冷気を容器外へ出す開口部を設
けるとともに、扉の内面に、前記開口部の下方にこの容
器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在する水平部分を有
する補助ダクトを装着するか、あるいはこのような補助
ダクトが扉の内面と一体に形成されたものを設けて、上
記開口部から出た冷気をこの補助ダクトにより導き扉開
口部近傍に行かないようにすることにより、容器内の品
物を効率よく冷却できるとともに、高い省エネ効果をあ
げることができる。容器と扉との間に冷気を循環させる
ためのスペースを不要にしたので、前記容器を大きくす
ることができ、有効内容積を大きくできる。
【0036】補助ダクトを扉の合成樹脂などで作られた
内面と一体に形成するのは容易であり、補助ダクトの取
り付けの手間を省略できる。補助ダクトを使用する場合
の容器の底部はフラットに形成されるので、例えば、容
器を洗浄するなどのために取り出してフラットな面上に
置いても安定性がよく、取り扱い易い。
【0037】容器を支持するレールを扉の内面に固定す
るための取付板と扉の内面との間に補助ダクトの取付部
を介在させて装着するようにすれば、補助ダクトを扉の
内面に容易に強固に装着できる。容器を支持するレール
と前記補助ダクトを合成樹脂で一体に形成したものを使
用すれば、コストダウン、軽量化を図れる。
【0038】受部の受面から室内に向かって30mm以
上離れた受部の表面などの箇所に第2パッキンの一端を
固定して備えれば室内の冷気が加温された受部の先端部
に当たることがなくなるとともに、この第2パッキン自
体が受部からの熱伝導により加温されることがなくなる
ので、省エネルギー効果をあげることができる。
【0039】前記凹凸状壁と連結する底部を、前記凹凸
状壁以外の壁と連結する底部より下方に段違いに設ける
とともに、前記凹凸状壁と連結する底部を前記凹凸状壁
以外の壁と連結する底部に平行に必要な長さだけオーバ
ーラップさせることにより、冷気が加熱された受部の先
端部に当たらず、省エネルギー効果を向上させることが
できる。扉に対面する容器の壁の内面および外面がとも
に凹凸状に形成すれば、省エネルギー効果を向上できる
る上、形成が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷蔵庫の断面説明図である。
【図2】 図1に示した本発明の冷蔵庫の扉を開けた
り、引き出した状態を示す説明図である。
【図3】 図1のAの要部拡大断面説明図である。
【図4】 図1に示した容器の説明図である。
【図5】 図1のB−B要部拡大断面説明図である。
【図6】 先端部が加温された受部の受面からの距離と
壁面温度の関係を示すグラフである。
【図7】 (A)は本発明で使用する容器の他の例を説
明する断面説明図であり、(B)はこの容器の要部拡大
説明図である。
【図8】 本発明で使用する容器の他の例を説明する要
部拡大説明図である。
【図9】 扉、容器、補助ダクトの関係を示す説明図で
ある。
【図10】 図9に示した補助ダクトの説明図である。
【図11】 図9に示した扉、容器、補助ダクトなどの
断面説明図である。
【図12】 扉、開口部の周縁に上方に向かう堰を設け
た容器、端部に上方に向かう堰を設けた補助ダクトの関
係を示す説明図である。
【図13】 図12に示した補助ダクトの説明図であ
る。
【図14】 図12に示した扉、容器、補助ダクトなど
の断面説明図である。
【図15】 扉、容器、扉の内面と一体に形成された補
助ダクトなどの断面説明図である。
【図16】 扉、容器、レールと一体的に形成された補
助ダクトの関係を示す説明図である。
【図17】 扉、開口部の周縁に上方に向かう堰を設け
た容器、端部に上方に向かう堰を設け、かつレールと一
体的に形成された補助ダクトの関係を示す説明図であ
る。
【図18】 扉の内周部に第2パッキンを設けた本発明
の他の冷蔵庫の例を示す説明図である。
【図19】 図18に示した冷蔵庫の扉を閉めた時の第
2パッキンの状態を示す要部断面説明図である。
【図20】 従来の冷蔵庫の断面説明図である。
【図21】 図20に示した冷蔵庫の冷凍サイクルを説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2 冷蔵室 3 冷凍室 4 野菜室 21、31、32、41 扉 34、35、43 容器 34A 容器の一端 34B 容器の側壁 34C 容器のリブ 36、37 冷却孔 38、38A、38B、38C 壁 22、39、33、42 扉パッキン 23、30、40、45 第2パッキン 11、12、13、14、15、16 受部 11A、12A、13A、16A 受面 51 圧縮機 52 蒸発器 53 ファン 54 ディップコンデンサ 55 主コンデンサ 56 クレストコンデンサ 57 キャピラリーチューブ 60 管路 61、70、71 底部 62、74 開口部 63、63A 補助ダクト 64 レール 65 取付板 66 取付部 67 水平部 68 ネジ孔 69A、69B 堰 72、73 堰 75、76、77、79 リブ 78 皿

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を配設した複数室を備え、それぞれ
    の室の前面に専用の扉を設け、各扉に設けられた扉パッ
    キンとその受面を形成する、結露防止のために加温され
    た受部を密着させて冷気が外部に漏洩するのを防止する
    とともに、それぞれの室内の冷気が加温された前記受部
    に当たって加温されるのを防止するために各扉内周部お
    よび/または各扉開口部に第2パッキンを備え、この第
    2パッキンは加温された前記受部の受面から室内に向か
    って受部自体の温度が急激に変化する箇所あるいはこの
    箇所よりさらに室内の箇所に前記第2パッキンの一端を
    固定するか、あるいは実質的に接するように装着した冷
    蔵庫であって、 前記容器は扉に対面する壁の内面が凹凸状に形成される
    と共にこの容器の前記凹凸状壁と連結する底部と、この
    容器の前記凹凸状壁以外の壁と連結する底部との間に開
    口部を設け、かつ、この容器内の冷気が前記凹凸状壁の
    内面に沿って下方に流れた後、前記開口部から流れ出て
    この容器と対面する前記扉と反対方向に向かうか、ある
    いは下方に向かって扉開口部近傍に行かないようにする
    か、 前記容器の扉に対面する壁の下部および/またはこの壁
    側の底部にこの容器内の冷気を容器外へだすための開口
    部を設けるとともに、前記扉の内面に、前記開口部の下
    方にこの容器の底部にほぼ平行に所定の長さ延在する水
    平部分を有する補助ダクトを装着して、前記開口部から
    でた冷気がこの補助ダクトに当たって前記扉と逆方向に
    向い、扉開口部近傍に行かないようにしたことを特徴と
    する冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 容器を配設した複数室を備え、それぞれ
    の室の前面に専用の扉を設け、各扉に設けられた扉パッ
    キンとその受面を形成する、結露防止のために加温され
    た受部を密着させて冷気が外部に漏洩するのを防止する
    とともに、それぞれの室内の冷気が加温された前記受部
    に当たって加温されるのを防止するために各扉内周部お
    よび/または各扉開口部に第2パッキンを備え、この第
    2パッキンは加温された前記受部の受面から室内に向か
    って受部自体の温度が急激に変化する箇所あるいはこの
    箇所よりさらに室内の箇所に前記第2パッキンの一端を
    固定するか、あるいは実質的に接するように装着した冷
    蔵庫であって、 前記容器は扉に対面する壁の内面が凹凸状に形成される
    と共にこの容器の前記凹凸状壁と連結する底部と、この
    容器の前記凹凸状壁以外の壁と連結する底部との間に開
    口部を設け、かつ、この容器内の冷気が前記凹凸状壁の
    内面に沿って下方に流れた後、前記開口部から流れ出て
    この容器と対面する前記扉と反対方向に向かうか、ある
    いは下方に向かって扉開口部近傍に行かないようにする
    か、 前記容器の扉に対面する壁の下部および/またはこの壁
    側の底部にこの容器内の冷気を容器外へだすための開口
    部を設けるとともに、前記扉の内面と一体に形成され、
    かつ前記開口部の下方にこの容器の底部にほぼ平行に所
    定の長さ延在する水平部分を有する補助ダクトを設け
    て、前記開口部からでた冷気がこの補助ダクトに当たっ
    て前記扉と逆方向に向い、扉開口部近傍に行かないよう
    にしたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記受部の受面から室内に向かって30
    mm以上離れた箇所に前記第2パッキンの一端を固定
    し、第2パッキンの他端を扉の内表面の一部あるいは室
    に設けられた容器の一端に接触させるかあるいは最大で
    も5mm離して備えたことを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記凹凸状壁と連結する底部を、前記凹
    凸状壁以外の壁と連結する底部より下方に段違いに設け
    るとともに、前記凹凸状壁と連結する底部を前記凹凸状
    壁以外の壁と連結する底部に平行に必要な長さだけオー
    バーラップさせたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 扉に対面する容器の壁の内面および外面
    がともに凹凸状に形成されていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記容器を支持するレールを前記扉の内
    面に固定するための取付板と前記扉の内面との間に前記
    補助ダクトの取付部を介在させて装着したことを特徴と
    する請求項1記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記レールと前記補助ダクトを合成樹脂
    で一体に形成して前記扉の内面に装着したことを特徴と
    する請求項1記載の冷蔵庫。
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