JPH11142134A - 軌道検査装置 - Google Patents

軌道検査装置

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JPH11142134A
JPH11142134A JP32379197A JP32379197A JPH11142134A JP H11142134 A JPH11142134 A JP H11142134A JP 32379197 A JP32379197 A JP 32379197A JP 32379197 A JP32379197 A JP 32379197A JP H11142134 A JPH11142134 A JP H11142134A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロッシングでの不所望なレール追随を回
避して軌道検査を的確になしうる軌道検査装置を実現す
る。 【解決手段】レール20に対する第1追随体71および
第2追随体72が一定距離に固定されているレール追随
機構70を備え、このレール追随機構70に全部又は一
部78が搭載される。クロッシングにおける欠線部で
は、第2追随体72がガードレールに対して追随し、こ
れに連動して第1追随体71も適切な方向へ案内され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地上や地下の軌
道に敷設されたレール等を検査するための軌道検査装置
に関し、詳しくは、走行する検測車から軌道検査装置に
よってレールや軌道構造物を的確に検査するための改良
に関する。そのような軌道検査装置としては、撮像装置
でレールの遊間等を撮影する装置や、超音波でレール探
傷を行う装置などが挙げられる。なお、検査・検出対象
には、レール自体の傷やずれの他、レールに関する軌道
構造物としてのレール遊間や継目板あるいは締結具など
が挙げられる。
【0002】
【従来の技術】図5に概要模式図を示した軌道検査装置
30は、検測車10の車体11に搭載して用いられる基
本的なものであり、検測車10の車輪12間においてレ
ール20のレール頂面21へ向けて車体11に取着され
たカメラ31(撮像装置)と、カメラ31で撮った画像
データを処理してビデオテープに記録したり表示部33
へ送出して表示させたりする画像処理部32とを備えた
ものである。そして、検測車10が走行するのに伴っ
て、検査対象のレールを次々に撮影するが、十分な解像
度・精度で撮影を継続するのはデータ量が膨大となって
保存や検索に支障を来たすことから、検査対象として特
に重要なレール遊間22を選出しての断続的な撮像が行
われることが多い。すなわち、軌道上に設けられた構造
物を検出する軌道構造物検出手段を設けて、この軌道構
造物検出手段の検出結果に基づいたタイミングで撮像装
置によるレール遊間の撮像を行うのである。
【0003】従来、撮像装置や軌道構造物検出手段を具
備した軌道検査装置として、特開平3−165207号
公報や,特開平3−225208号公報,特開平3−2
25209号公報などに記載されたものが知られてい
る。いずれにも、軌道構造物検出手段としては、レール
遊間そのものを検出する手段が、設けられている。図6
にその構造模式図を掲げたが、この軌道検査装置は、画
像処理部32と共にトリガ部43が車体11内に設置さ
れ、カメラ31がレール20へ向けて車体11の下部に
取着され、カメラ31の周りに照明用のストロボ51が
配置され、さらにストロボ51の左右外側に軌道構造物
検出手段としてのレーザ送光部41及びレーザ受光部4
2も設けられている。
【0004】これらは、車体11下面に取着された保護
カバー61によって覆われている。そして、その透明窓
62を介してレーザ送光部41,レーザ受光部42によ
るレール遊間22の検出と共にカメラ31によるレール
遊間22の撮像を行う。具体的には、レーザ送光部41
からレール頂面21へスリット状のレーザビーム44を
照射し、その反射光をレーザ受光部42によって受けて
いて、ビーム照射位置がレール頂面21の途切れるレー
ル遊間22に来たときにレーザ光の反射が途切れること
に基づいてレール遊間22の存在を検出する。レール遊
間22が検出されると、トリガ部43からストロボ51
及びカメラ31に対して撮像処理実行のトリガが送出さ
れる。こうして、レール遊間の撮像がレール遊間の検出
に基づいて行われるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の軌道検査装置では、撮像装置もレーザ送受光
部も検測車の車体に対して直接又は間接的に固定されて
いた。一方、左右に並行して走る一対のレール間におけ
る幅は変位・変動の許容範囲が60mmと大きいことか
ら、確実にレール遊間を撮るには撮影範囲を幅広くせざ
るを得ないので、データ量が多くなってしまう。このた
め、レーザ送光部等の軌道構造物検出手段も検測車の車
体に取着されていて、レーザ光の反射の喪失でレール遊
間やその他の軌道構造物を検出し、そのようなところだ
け撮像するようにしているが、軌道構造物の検出も、検
出手段とレールとの相対位置が変動する状況では検出の
精度や信頼性を確保するのが難かしい。このような困難
性は、超音波探触子をレールに接触させて行うレール探
傷にも、つきまとうものである。
【0006】そこで、走行する検測車からレールや軌道
構造物を的確に検査しうるように軌道検査装置を改良す
ることが課題となる。具体的改良としては、レール追随
機構を設けることなどが考えられるが、鉄道等の軌道に
は分岐器等も設置されているため、レール追随機構を設
けただけではそれらのポイントで不所望な方向に分岐し
たレールに追随してしまうおそれが有る。そこで、レー
ル追随機構を設けるに際して、かかる不都合を回避して
おく必要がある。
【0007】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、クロッシングでの不所望なレ
ール追随を回避して軌道検査を的確になしうる軌道検査
装置を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1乃至第4の解決手段について、
その構成および作用効果を以下に説明する。
【0009】[第1の解決手段]第1の解決手段の軌道
検査装置は(、出願当初の請求項1に記載の如く)、
(左右に並行した一対のレールのうちの一方の)レール
に対する第1追随体および(前記一対のレールのうちの
他方の内側に設けられていることのあるガードレールに
対する)第2追随体が(それらのレール間の距離に応じ
て定められた)一定距離に(前記第1追随体との相対距
離の)固定されているレール追随機構を備え、このレー
ル追随機構に全部又は一部が搭載されたものである。
【0010】このような第1の解決手段の軌道検査装置
にあっては、通常、検測車に搭載されて用いられ、検測
車走行中に、レール等の軌道状態の検査が行われるので
あるが、この際にレール追随機構の第1追随体によって
検査対象のレールが追従される。そして、このようなレ
ール追随機構に搭載された検査装置もそのレールを的確
に追跡することから、左右のレール間における幅が変動
しても少なくともレール追随機構搭載の装置部分はその
影響を受けることなく軌道検査を行うことができるの
で、軌道検査がより的確になされることとなる。
【0011】しかも、軌道上の分岐器等の軌間欠線部に
検測車が差し掛かったときには、そのようなポイントに
対して設けられているガードレールにより第2追随体が
検測車の進行方向へ進むように案内されるため、第2追
随体との距離が一定になるよう第2追随体との関係で固
定されていて第2追随体と連動して動く第1追随体は、
ポイント通過のときにはレールへの追随を中断して欠線
部に入り込むことなくそのポイントを検測車の進む方へ
進んで通過する。
【0012】これにより、レール追随機構が検測車から
離れて不所望な分岐方向へ追随してしまうのを防止する
ことができる。したがって、この発明によれば、クロッ
シングでの不所望なレール追随を回避して軌道検査を的
確になしうる軌道検査装置を実現することができる。
【0013】[第2の解決手段]第2の解決手段の軌道
検査装置は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上
記の第1の解決手段の軌道検査装置であって、(空気圧
や油圧などの)作動流体の力に基づいて前記レール追随
機構を前記レールに追随させる第1付勢手段を備えたも
のである。
【0014】このような第2の解決手段の軌道検査装置
にあっては、レール追随機構がレールに追随するに際し
付勢手段によって付勢されることで、明示的・積極的に
追随が行われるため、レール追随機構の追随能力が高ま
る。しかも、作動流体の力に基づいて付勢されることか
ら、一定圧力を作用させるのが容易なので、簡素な機構
でも付勢力が一定となって追随状態が安定する。さら
に、ガードレールによって案内されるときも同様になる
ので、非追随状態も安定する。したがって、この発明に
よれば、クロッシングでの不所望なレール追随を回避し
的確な軌道検査を安定して行える軌道検査装置を実現す
ることができる。
【0015】[第3の解決手段]第3の解決手段の軌道
検査装置は(、出願当初の請求項3に記載の如く)、上
記の第2の解決手段の軌道検査装置であって、(バネ等
の)弾性体の弾撥力に基づいて前記第1付勢手段とは反
対方向の付勢力を前記レール追随機構に与える第2付勢
手段を備えたものである。
【0016】このような第3の解決手段の軌道検査装置
にあっては、第1付勢手段による付勢力が作動流体の供
給に応じて動的に断続されるのに対し、弾性体の弾撥力
に基づく第2付勢手段による付勢力は、常態的に発揮さ
れる。そのため、レール追随機構は、作動流体が供給さ
れて第1付勢手段による付勢力が優勢のときには、検査
対象のレールに追従するようそのレールの方へ積極的に
移動するが、作動流体の供給が断たれて第2付勢手段に
よる付勢力が優勢のときには、そのレールから離れる向
きに移動する。
【0017】そして、軌道検査の開始や終了の時点でこ
のような軌道検査装置および検測車をレールに乗せたり
レールから降ろしたりするときには、作動流体の供給を
断った状態でその乗降作業が行なわれ、レール上を走行
しながらレール等を検査するときに、作動流体を供給し
ながらその検査が行われる。
【0018】これにより、軌道検査時には上記の第2解
決手段の作用効果を奏するとともに、その検査の前後や
場合によっては途中にも必要となる乗降作業に際して
は、レール追随機構がレールに当たったりして邪魔にな
るということが無いので、その作業が容易なものとな
る。したがって、この発明によれば、クロッシングでの
不所望なレール追随を回避し的確な軌道検査を安定して
行えることに加えてレールへの乗降作業も楽な軌道検査
装置を実現することができる。
【0019】[第4の解決手段]第4の解決手段の軌道
検査装置は(、出願当初の請求項4に記載の如く)、
(左右に並行した)一対のレールの一方に対する第1追
随体およびこれに対して(前記一対のレールの他方の内
側に設けられていることのあるガードレールの方向へ離
れてそれらのレール間の距離に応じて定められた)一定
距離に(前記第1追随体との相対距離の)固定されてい
る第2追随体を含む第1レール追随機構と、前記一対の
レールの他方に対する第3追随体およびこれに対して
(前記一方のレールの内側に設けられていることのある
ガードレールの方向へ離れてそれらのレール間の距離に
応じて定められた)一定距離に(前記第3追随体との相
対距離の)固定されている第4追随体を含む第2レール
追随機構と、前記第1レール追随機構を前記一方のレー
ルに向けて付勢するとともに前記第2レール追随機構を
前記他方のレールに向けて付勢する付勢機構とを備え、
これらのレール追随機構(すなわち前記第1レール追随
機構および前記第2レール追随機構)に全部又は一部が
搭載されたものである。
【0020】このような第4の解決手段の軌道検査装置
にあっては、一対のレールの一方についてはその検査が
第1レール追随機構の追随によって的確になされるとと
もに、他方のレールについてはその検査が第2レール追
随機構の追随によって的確になされるので、一対のレー
ルの双方を纏めて検査することができる。しかも、いず
れのレール追随機構も、軌道上の分岐器等のところに設
けられているガードレールを利用してレール欠線部では
レールへの追随を自動的に中断するようになっており、
これによってクロッシングでの不所望なレール追随は回
避される。
【0021】さらに、第1,第2レール追随機構を反対
の向きに付勢すればよいことに基づいてそれらの付勢機
構が共用化される。これにより、付勢機構が一つに纏め
られるので、その分だけ機構が簡素化される。しかも、
第1,第2レール追随機構の双方に作用点を持つ付勢機
構は、それらの作用点に支持点も兼ねさせることで、検
測車やこれに代わるベース板等による固定的な支持が不
要となるので、検測車等は、レール追随機構を装着する
ための改造が少なくて済む。
【0022】このように付勢機構が共用化されるととも
に機構装着のための改造が少なくなるので、レール追随
機構が複数化されてもその割には簡素な構造となる。し
たがって、この発明によれば、クロッシングでの不所望
なレール追随を回避して軌道検査を的確になしうる軌道
検査装置を簡素に実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の軌道検査装置について、これを実施するための
形態を以下の第1,第2実施例により説明する。なお、
第1実施例(図1〜図3)は、上述した第1〜第3の解
決手段を具現化したものであり、第2実施例(図4)
は、上述した第4の解決手段を具現化したものである。
【0024】
【第1実施例】本発明の軌道検査装置の第1実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図1は、その断面構造を示す模式図であり、図2は、レ
ール間の距離等を示す図である。なお、以下の構造説明
では車体11の左右の車輪12を一対のレール20(2
0a+20b)に乗せた状態を念頭において配置関係等
を述べる。
【0025】軌道検査装置30の本体部は、従来と同様
に車体11において検査対象の左のレール20aのほぼ
真上に当たるところに搭載されるが、レーザ送受光部4
1,42に相当する検出子78は、以下に詳述するレー
ル追随機構70に対して取り付けられる。これにより、
この軌道検査装置30は、その一部である検出子78が
レール追随機構70に搭載されたものとなる。
【0026】レール追随機構70は、進行方向に直交す
る左右方向(図でも左右の方向)に移動しうるように、
車体11から垂下した左右の固定サポート91,92に
挿着した4個の軸受け93によって軸支されている。レ
ール追随機構70は、左右に平行に延びた一対のスライ
ドロッド74,75を有し、これらが検出子サポート7
7によって固く連結されると共に軸受け93によって支
持されることで、左右方向にだけ移動し他の方向には移
動しないようになっている。回転もしないようになって
いる。
【0027】レール追随機構70の検出子サポート77
は左のレール20aの近くに配置され、検出子78はそ
の先端部に装着される。また、車体11の底面であって
検出子サポート77の右上に位置するところにストッパ
96が固着されていて、検出子サポート77が右へ移動
した際にストッパ96に当接するとそれ以上は移動しな
いようになっている。
【0028】また、レール追随機構70は、追随輪71
と、これを回転可能に支持する追随輪サポート73も具
えている。追随輪サポート73は、検出子サポート77
の左側でスライドロッド74,75に取着され下方に追
随輪71を保持している。そして、追随輪71は、レー
ル20aの頭部の直ぐ右側に配置され、レール20aの
頭部に接するとそれに沿って転動することが可能なよう
に、下端部がレール20aの頭部と干渉する高さに支持
される。これにより、レール追随機構70の追随輪71
は、左右に並行した一対のレール20のうちの一方のレ
ール20aに対する第1追随体となっている。
【0029】さらに、レール追随機構70は、追随輪7
2と、これを回転可能に支持するガイド輪サポート76
も具えている。ガイド輪サポート76は、追随輪サポー
ト73や検出子サポート77から離れた右側のところで
スライドロッド74,75に取着され下方にガイド輪7
2を保持している。そして、ガイド輪72は、レール2
0bよりも或る程度左側に配置され、レール20bの左
側にガードレール20dが設けられているとその頭部右
側に接しながら転動することが可能なように、下端部が
ガードレール20dの頭部と干渉する高さに支持され
る。これにより、レール追随機構70のガイド輪72
は、一対のレール20のうちの他方20bの内側に設け
られていることのあるガードレール20dに対する第2
追随体となっている。
【0030】そして、追随輪サポート73とガイド輪サ
ポート76とをスライドロッド74,75に固定する際
に、次の条件を満たすような配置調整がなされる。すな
わち(図2参照)、追随輪71とガイド輪72との内側
の距離Aに追随輪71の幅Bを加えた長さ(A+B)
が、レール20a又はその先に連なるレール20cの内
側からガードレール20dの外側までの距離Dを超えな
いように、且つ左右のレール20a,20b間の又はレ
ール20e,20b間の距離Eからガードレール20d
とレール20bとのなす入り口の開き幅Cを引いた長さ
(E−C)を超えるように定められる。要するに、(E
−C)<(A+B)≦(D)という条件を満たすよう
に、距離Aが定められ、それに対応してサポート73,
76が配置される。これにより、第1追随体と第2追随
体とは、その相対距離がそれらのレール間の距離に応じ
て定められた一定距離になるよう相互固定されたものと
なっている。
【0031】また、レール追随機構70には車体11と
の間に付勢機構80が介装される。この付勢機構80
は、シリンダヘッド側が車体11に取着されロッドがア
ーム83を介してスライドロッド75に連結された単動
のエアシリンダ81を具え、図示しないポンプ等からエ
アが供給されると、ロッドを押し出して左右に伸び、ア
ーム83そしてスライドロッド75を左方へ移動させる
ようになっている。また、アーム83の移動を妨げない
よう車体11には貫通穴97も形成されていて、スライ
ドロッド75そしてレール追随機構70が左方へ移動さ
せられると追随輪71がレール20aの頭部内側に当接
して押しつけられる。これにより、このレール追随機構
70は、空気圧を利用した第1付勢手段が付設され、空
気圧が供給されているときだけその作動流体の力に基づ
いてレール20aに追随するよう付勢されるものとなっ
ている。
【0032】このエアシリンダ81には、バネ82が一
体的に組み込まれており、このバネ82は、ロッドの周
りに圧縮された状態で装着されていて、常にロッドを押
し込む方向に働くものである。バネ82の反発力は最も
圧縮された状態でもエア供給時のロッド推進力よりも小
さくなるように設定されていて、エアの供給が断たれる
とバネ力によってアーム83そしてレール追随機構70
が右方へ押し戻されて追随輪71がレール20aから離
れるのである。これにより、このレール追随機構70
は、バネを利用した第2付勢手段が付設され、その弾性
体の弾撥力に基づいて第1付勢手段とは反対方向の付勢
力が与えられるものとなっている。
【0033】なお、バネ82の力によってレール追随機
構70が右方へ移動させられたときでもガイド輪72が
レール20bに干渉することの無いようにストッパ96
の取り付け位置が定められる。また、エアの供給によっ
てレール追随機構70が左方へ移動させられたときにレ
ール20aの位置を越えて異常に移動するのを防止する
ため、そのことを検出可能なところにリミットスイッチ
94も設置されていてその検出に応じてエアの供給を断
つとともに、ストッパ95によって機械的にも停止させ
るようになっている。
【0034】この第1実施例の軌道検査装置について、
その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図
2は、レール追従時の状況説明図であり、図3は、レー
ル追従時の動作状態図である。
【0035】左右一対のレール20a,20bのうち右
側のレール20bが真っ直ぐに延びているのに対し左側
のレール20aが分岐器のところで左側へ曲がって逸
れ、レール20bと並行な対をなすものが、その分岐器
のところでレール20aから可動レール20cに引き継
がれ、さらにその先でレール20eに引き継がれている
軌道を想定する(図2参照)。そして、このような軌道
を検測車10で直進走行しながらレール20a及びレー
ル20eを継続的に検査する場合を説明する。
【0036】軌道検査に先だって、検測車10の走行を
可能とするために、検測車10の左右の車輪12,12
をレール20a,20bに乗せる作業が行われるが、そ
の際、付勢機構80へのエア供給は未だ行わない。そう
すると、このときレール追随機構70は、バネ82の出
す力によって右方へ押されてストッパ96によってホー
ムポジションに止め置かれる(図3(a)参照)。この
状態では追随輪71及びガイド輪72が共にレール20
a,20bから離れこれらの間に位置するので、レール
に干渉するものが無い(図2の乗載位置Pa参照)。こ
うして、容易に、検測車10の車輪12をレール20
a,20bに乗せることができる。
【0037】検測車10のセットを終えたら付勢機構8
0にエアを供給する。そうすると、レール追随機構70
は、エアシリンダ81の出す力によって左方へ押され
て、追随輪71がレール20aに当接するまで移動する
(図3(b)参照)。この状態で検測車10が走行する
と、追随輪71は、レール20aに一定の力で押しつけ
られながらそれに沿って転動する(図2の測定開始位置
Pb参照)。一方、ガイド輪72は、20bから離れた
ままの自由状態で追随輪71に連動する。
【0038】こうして、レール追随機構70がレール2
0aに追随するので、検出子78によるレール遊間や継
目板などの軌道構造物の検出が確実になされて、軌道検
査装置30による撮像などの軌道検査も正確に行われ
る。そして、検測車10が分岐器に差し掛かりレール2
0aから可動レール20cへと進行すると、追随輪71
もレール20aの追随を止めてその代わりに可動レール
20cに追随する(図2の乗換位置Pc参照)。
【0039】それから、レール20aや可動レール20
cの反対側でレール20bの内側に設けられたガードレ
ール20dのところにレール追随機構70が来ると、ガ
イド輪72がガードレール20dに接触しこれによって
少し右方へ移動させられる(図3(c)参照)。そうす
ると、追随輪71も、これに連動して移動し、可動レー
ル20cから離れる(図2の欠線位置Pd参照)。
【0040】その後、ガードレール20dを過ぎると、
レール追随機構70は、再び左方へ付勢されて、レール
20eを対象にした追随輪71による追随を継続する。
軌道検査装置30による軌道検査も継続される。こうし
て、検測車10が直進するときには追随輪71も可動レ
ール20cとレール20eとの欠線部に入り込むことな
く検測車10とともにレール追随機構70も直進するこ
とができる。
【0041】なお、詳しい説明は割愛するが、可動レー
ル20cがレール20aから離れる方へセットされてい
て、検測車10がレール20aに沿って曲がる場合に
は、追随輪71も、レール20aに押しつけられている
ので、そのまま自然にレール20aを追随して、この場
合も検測車10と同じ進路をとることができる。また、
検測車10をレールから外して降ろす場合も、付勢機構
80へのエア供給を断ってから行うことで、楽に行うこ
とができる。
【0042】
【第2実施例】本発明の軌道検査装置の第2実施例につ
いて、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。
図4(a)は、正面の模式図であり、図4(b)は、底
面の模式図である。なお、この例の説明でも、図2のレ
ール状況と、車体11の左右の車輪12を一対のレール
20(20a+20b)に乗せた状態を念頭において配
置関係等を述べる。
【0043】この軌道検査装置には、検測車10の走行
する左右一対のレールのうち左方のレール20aに追随
するレール追随機構170と、右方のレール20bに追
随するレール追随機構270とが、ベース板100を介
して検測車10の車体11の下面に装着されている。
【0044】レール追随機構170は、ベース板100
の前方(図4(a)では紙面の裏側、図4(b)では下
方)で左右に取着された固定サポート191,192に
よって軸方向移動可能に支持されたスライドロッド17
4と、スライドロッド174に対して上述の追随輪71
と同様の固定位置で取り付けられた自転可能な追随輪1
71と、やはりスライドロッド174に対して上述のガ
イド輪72と同様の固定位置で取り付けられた自転可能
なガイド輪172と、ガイド輪172よりも追随輪17
1に近いところでスライドロッド174に一端が固定さ
れ他端が後述のスライドロッド274に対し軸受けを介
在させて軸方向移動可能に係着されたブリッジ173と
を具えている。これにより、レール追随機構170(第
1レール追随機構)は、追随輪171(第1追随体)と
ガイド輪172(第2追随体)を含んだものとなり、追
随輪171は、左右に並行した一対のレール20の一方
20aに対して設けられたものであり、ガイド輪172
は、一対のレール20の他方20bの内側に設けられて
いることのあるガードレール20dに対応して設けられ
たものであり、これらの輪171,172は、その相対
距離がそれらのレール20a,20b,20d間の距離
に応じて定められた一定距離になるよう相互固定された
ものとなっている。そして、ベース板100及び車体1
1に対して左右方向にのみ移動しうるようになったもの
である。
【0045】レール追随機構270は、ベース板100
の後方(図4(a)では紙面の表側、図4(b)では上
方)で左右に取着された固定サポート291,292に
よって軸方向移動可能に支持されたスライドロッド27
4と、スライドロッド274に対して上述の追随輪17
1の対角側の固定位置で取り付けられた自転可能な追随
輪271と、やはりスライドロッド274に対して上述
のガイド輪172の対角側の固定位置で取り付けられた
自転可能なガイド輪272と、ガイド輪272よりも追
随輪271に近いところでスライドロッド274に一端
が固定され他端が前述のスライドロッド174に対し軸
受けを介在させて軸方向移動可能に係着されたブリッジ
273とを具えている。そして、レール20aに対応し
た追随輪171の対角位置すなわち追随輪271の位置
はレール20bに対応したところであり、ガードレール
20dの位置に対応したガイド輪172の対角位置すな
わちガイド輪272の位置はレール20aの内側におけ
るガードレールに対応したところである。これにより、
レール追随機構270(第2レール追随機構)は、追随
輪271(第3追随体)とガイド輪272(第4追随
体)を含んだものとなり、追随輪271は、左右に並行
した一対のレール20の他方20bに対して設けられた
ものであり、ガイド輪272は、一対のレール20の一
方20aの内側に設けられていることのあるガードレー
ルに対応して設けられたものであり、これらの輪27
1,272は、その相対距離がそれらのレール間の距離
に応じて定められた一定距離になるよう相互固定された
ものとなっている。
【0046】これらのブリッジ173,273の間には
エアシリンダ181が付設されている。このエアシリン
ダ181は、ヘッド側がブリッジ173に取り付けら
れ、ロッド側がブリッジ273に取り付けられていて、
エアの供給を受けると伸びるようにしてブリッジ173
を左方へ押すと同時にブリッジ273を右方へ押す。こ
れにより、エアシリンダ181(付勢機構)は、第1レ
ール追随機構を一方のレール20aに向けて付勢すると
ともに第2レール追随機構を他方のレール20bに向け
て付勢する共用のものとなっている。また、エアシリン
ダ181には、図示は割愛したが、伸張状態のバネが組
み込まれており、エアの供給を断つと、レールと干渉し
ないホームポジションに両レール追随機構170,27
0を引き戻すようにもなっている。
【0047】さらに、上述した検出子78に相当する検
出子178がその検出子78の搭載位置に対応したとこ
ろに配置されてブリッジ173に適宜の取着部材で固定
されるとともに、その対角位置すなわちレール20bの
斜め上でその軌道構造物を検出しやすいところに他の検
出子278が配置されてブリッジ273に適宜の取着部
材で固定される。これにより、この軌道検査装置30
は、その一部である検出子178,278がレール追随
機構170,270に分かれて搭載されたものとなって
いる。
【0048】この第2実施例の軌道検査装置について、
その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図
4(c),(d)は、レール追従時の動作状態を示す底
面図である。
【0049】軌道検査の前後に伴う検測車10のレール
への乗降作業は、上述した第1実施例のときと同様に行
われるが、この場合も、エア供給を断っておくことで、
追随輪171,271及びガイド輪172,272がレ
ールと干渉しないホームポジションに止め置かれるの
で、容易に行うことができる。
【0050】そして、軌道の検査中には、エアシリンダ
181にエアが供給され、レール追随機構170が左方
のレールに押しつけられてこれに追随するが(図4
(c)実線矢印参照)、レール欠線部では、レール追随
機構170がガードレールによって左方のレールから引
き離されて(図4(c)破線矢印参照)、検測車10と
同じ方向に進行する。また、レール追随機構270は右
方のレールに押しつけられてこれに追随するが(図4
(d)実線矢印参照)、レール欠線部では、レール追随
機構270がガードレールによって右方のレールから引
き離されて(図4(d)破線矢印参照)、やはり検測車
10と同じ方向に進行する。
【0051】こうして、検測車10の進行に伴って左右
一対のレールが同時に検査される。しかも、いずれのレ
ールの欠線部にも不所望に入り込むことなく的確に軌道
検査が行われる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の軌道検査装置にあっては、軌道上の
分岐器等のところに設けられているガードレールを利用
してレール欠線部ではレールへの追随を自動的に中断す
るようにしたことにより、クロッシングでの不所望なレ
ール追随を回避して軌道検査を的確になしうる軌道検査
装置を実現することができたという有利な効果が有る。
【0053】また、本発明の第2の解決手段の軌道検査
装置にあっては、一定の付勢力で積極的に追随させるよ
うにしたことにより、クロッシングでの不所望なレール
追随を回避し的確な軌道検査を安定して行える軌道検査
装置を実現することができたという有利な効果を奏す
る。
【0054】さらに、本発明の第3の解決手段の軌道検
査装置にあっては、作動流体が供給されていないときに
はレール追随機構が検査対象のレールから離れるように
したことにより、クロッシングでの不所望なレール追随
を回避し的確な軌道検査を安定して行えることに加えて
レールへの乗降作業も楽な軌道検査装置を実現すること
ができたという有利な効果が有る。
【0055】また、本発明の第4の解決手段の軌道検査
装置にあっては、レール追随機構の複数化に際して付勢
機構が共用化されるとともに機構装着のための改造が少
なくなるようにしたことにより、クロッシングでの不所
望なレール追随を回避して軌道検査を的確になしうる軌
道検査装置を簡素に実現することができたという有利な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軌道検査装置の第1実施例につい
て、その断面模式図である。
【図2】 レール追従時の状況説明図である。
【図3】 レール追従時の動作状態図である。
【図4】 本発明の軌道検査装置の第2実施例について
の模式図である。
【図5】 軌道検査装置の概要図である。
【図6】 従来の軌道検査装置である。
【符号の説明】
10 検測車 11 車体 12 車輪 20 レール 21 レール頂面 22 レール遊間 30 軌道検査装置 31 カメラ(撮像装置) 32 画像処理部(データ処理部) 33 表示部 41 レーザ送光部(遊間検出部、軌道構造物検
出手段) 42 レーザ受光部(遊間検出部、軌道構造物検
出手段) 43 トリガ部(撮像時期判定手段) 44 レーザビーム 51 ストロボ(照明手段) 61 カバー 62 透明窓 70 レール追随機構 71 追随輪(第1転動輪、第1追随体) 72 ガイド輪(第2転動輪、第2追随体) 73 追随輪サポート(第1転動輪の支持体) 74,75 スライドロッド(両輪連結棒) 76 ガイド輪サポート(第2転動輪の支持体) 77 検出子サポート(軌道構造物検出手段の支
持体) 78 検出子(検出子設置部、レーザ送受光部、
軌道構造物検出手段) 80 付勢機構 81 エアシリンダ(空気圧・流体利用の動的な
第1付勢手段) 82 バネ(弾撥力利用の静的・恒常的な第2付
勢手段) 83 アーム(伝動体、付勢力伝達部材) 90 支持機構 91,92 固定サポート 93 軸受け 94 リミットスイッチ 95,96 ストッパ 97 貫通穴 100 ベース板 170 レール追随機構(第1レール追随機構) 171 追随輪(第1転動輪、第1追随体) 172 ガイド輪(第2転動輪、第2追随体) 173 ブリッジ(付勢力伝達部材、軌道構造物検
出手段の支持体) 174 スライドロッド(両輪連結棒) 177 検出子サポート(軌道構造物検出手段の支
持体) 178 検出子(検出子設置部、レーザ送受光部、
軌道構造物検出手段) 181 エアシリンダ(共用の駆動機構、共用の付
勢機構) 191 固定サポート(支持機構) 192 固定サポート(支持機構) 270 レール追随機構(第2レール追随機構) 271 追随輪(第3転動輪、第3追随体) 272 ガイド輪(第4転動輪、第4追随体) 273 ブリッジ(付勢力伝達部材、軌道構造物検
出手段の支持体) 274 スライドロッド(両輪連結棒) 277 検出子サポート(軌道構造物検出手段の支
持体) 278 検出子(検出子設置部、レーザ送受光部、
軌道構造物検出手段) 291 固定サポート(支持機構) 292 固定サポート(支持機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下山 善久 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レールに対する第1追随体および第2追随
    体が一定距離に固定されているレール追随機構を備え、
    このレール追随機構に全部又は一部が搭載されたもので
    あることを特徴とする軌道検査装置。
  2. 【請求項2】作動流体の力に基づいて前記レール追随機
    構を前記レールに追随させる第1付勢手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の軌道検査装置。
  3. 【請求項3】弾性体の弾撥力に基づいて前記第1付勢手
    段とは反対方向の付勢力を前記レール追随機構に与える
    第2付勢手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の
    軌道検査装置。
  4. 【請求項4】一対のレールの一方に対する第1追随体お
    よびこれに対して一定距離に固定されている第2追随体
    を含む第1レール追随機構と、前記一対のレールの他方
    に対する第3追随体およびこれに対して一定距離に固定
    されている第4追随体を含む第2レール追随機構と、前
    記第1レール追随機構を前記一方のレールに向けて付勢
    するとともに前記第2レール追随機構を前記他方のレー
    ルに向けて付勢する付勢機構とを備え、これらのレール
    追随機構に全部又は一部が搭載されたものであることを
    特徴とする軌道検査装置。
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