JPH11141936A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH11141936A
JPH11141936A JP9313370A JP31337097A JPH11141936A JP H11141936 A JPH11141936 A JP H11141936A JP 9313370 A JP9313370 A JP 9313370A JP 31337097 A JP31337097 A JP 31337097A JP H11141936 A JPH11141936 A JP H11141936A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】調理器具の運転時に連動して換気運転を行うこ
とができ、配線工事が不要であり、後付け設置が容易な
換気装置を提供する。 【解決手段】換気装置2に、調理器具1に向かって延び
る支持部材12を設ける。支持部材12の先端にセンサ
13を設ける。支持部材12は、調理器具1の運転を感
知可能とする位置にセンサ13を支持する。センサ13
は、調理器具1の運転を感知してその感知信号を換気装
置2に備える換気運転制御手段に送る。換気運転制御手
段は、センサ13の感知信号に応じて換気手段を運転さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、厨房では、ガスコンロ、ガスレ
ンジ等のガス調理器や、電気コンロ、電子レンジ等の電
気調理器といった調理器具の上方位置に換気扇等の換気
装置が設置されている。そして、この種の調理器具の調
理運転時には、油煙・水蒸気の排出や屋内の換気が必要
なので換気扇を動作させることが行われる。特に、高気
密住宅が一般的になりつつある近年、調理器具がガス器
具の場合の燃焼時の屋内換気は不可欠である。
【0003】しかし、調理器具の運転(例えばガス器具
の場合の点火及び火力調整等)のための操作と、換気装
置の換気運転を行うための操作とは各別に行われ、調理
器具の調理運転に際して煩わしい複数の操作が必要とな
る。特に、近年見られるシステムキッチンの換気装置で
あるレンジフードファンでは、換気運転スイッチが比較
的高所に位置するフードの前面に設けられていることが
多く、高齢者や背丈の低い者にとってはスイッチ操作が
しずらい。また、調理時に調理器具の運転操作を行った
としても、換気装置のスイッチ操作を忘れて換気しない
状態で調理を行うといった事態も考えられる。
【0004】そこで、調理器具の運転に連動して換気装
置を作動させるようにした連動システムが知られてい
る。この種の連動システムにおいては、例えば、ガス調
理器と換気装置とは信号線で接続され、ガス調理器にそ
の燃焼運転を検出する検出手段を設けて、この検出手段
から信号線を介して送られる信号に応じて換気装置を運
転させる。こうすることにより、ガス調理器の燃焼運転
を行うことで自動的に換気装置が運転され、前述したよ
うな複数の運転操作や換気忘れを防止することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、調理器具と換
気装置とを信号線で接続するので、その配線工事が必要
となる不都合がある。また、既に使用されていた調理器
具と換気装置との間で前記連動システムを採用する(所
謂後付け設置する)場合には、前記検出手段が内蔵され
ている専用の調理器具を新たに購入するか、又は、既存
の調理器具に前記検出手段を取り付ける作業を行わなけ
ればならない不都合がある。
【0006】かかる不都合を解消して、本発明は、調理
器具の運転時に連動して換気運転を行うことができ、配
線工事が不要であり、後付け設置が容易な換気装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の換気装置は、調理器具の上方位置に設け
られた換気手段を備える本体と、調理器具の運転を感知
するセンサと、前記本体に設けられ、該センサの感知に
応じて前記換気手段の換気運転を制御する換気運転制御
手段とからなり、前記本体から前記調理器具に向かって
延設され、前記センサを、前記調理器具の運転を感知可
能とする位置に支持する棒状の支持部材を設けたことを
特徴とする。
【0008】本発明の換気装置は前記センサを備えてお
り、該センサは前記支持部材によって調理器具の運転を
感知可能とする位置に支持される。即ち、該センサは調
理器具に取り付けることなく、調理器具の運転を感知で
きるようになっている。該センサの感知信号は、換気装
置本体に設けられた換気運転制御手段に送られ、該換気
運転制御手段によって換気手段の換気運転が行われる。
【0009】このように、本発明によれば、調理器具と
換気装置とを信号線で接続することなく調理器具の運転
に応じて換気運転が行えるので、配線工事を不要とする
ことができる。しかも、従来のように調理器具に運転を
検出する手段を設けておく必要もなく、既存の調理器具
のままでよいので、後付け設置を極めて容易に行うこと
ができる。
【0010】また、本発明において調理器具がガス調理
器の場合に採用できるセンサとしては、例えば、燃焼時
に発生する熱を感知する温度センサ、燃焼排ガスを感知
するガスセンサ、炎から発する赤外線を感知する赤外線
センサ、放電による点火時の火花や炎から発する紫外線
を感知する紫外線センサ等が挙げられる。また、本発明
において調理器具が電気調理器の場合に採用できるセン
サとしては、例えば、電気調理器の加熱源としての発熱
部(ヒータ等)の熱を感知する温度センサが挙げられ
る。そして、何れのセンサを採用した場合であっても、
該センサは前記支持部材によって調理器具の運転の感知
条件の最も良い位置に支持することができるので、調理
器具の運転を確実に感知して、運転時の換気運転を的確
に行うことができる。
【0011】また、本発明における前記支持部材は、前
記本体と前記調理器具との間において伸縮自在であり、
伸縮調節により前記センサを調理器具の運転を感知可能
とする位置に位置させることが好ましい。前記支持部材
を伸縮自在とすることにより、前記センサを調理器具と
換気装置本体との間の何れかに位置させることができ
る。即ち、支持部材を伸縮させることで、前記センサ
を、調理器具に近接させたり、また調理器具から比較的
離反させることができ、その間で調理器具の運転を感知
するのに最も適した位置にセンサを位置させることがで
きる。これにより、センサによる調理器具の運転の感知
を正確に行うことができ、調理運転時の換気運転を確実
に行うことができる。
【0012】更に、本発明においては、前記支持部材を
前記調理器具の上方位置で移動自在とする移動装置が設
けられていることが好ましい。例えば、調理器具として
複数のコンロ部を備えるコンロでは、全てのコンロ部の
運転を前記センサによって検知する必要がある。この場
合に、前記支持部材を調理器具の上方位置において移動
させることにより、何れのコンロ部が運転を行った場合
にも確実に運転が検知できる位置に、前記センサを位置
させることができる。本発明における移動装置として
は、例えば、前記支持部材を水平移動させる装置とする
こと、或いは、支持部材をその基端部を軸として揺動
(又は首振り)させて先端部のセンサを所望の方向に向
ける装置とすることが挙げられる。
【0013】また、本発明の換気装置は、調理器具の上
方位置に設けられた換気手段を備える本体と、該本体に
着脱自在に設けられ、該調理器具の運転を感知するセン
サと、前記本体に設けられ、該センサの感知に応じて前
記換気手段の換気運転を制御する換気運転制御手段とか
らなり、前記センサは、前記換気運転制御手段との電気
的接続を維持した状態で前記本体から取り出されて、前
記調理器具の運転を感知可能とする位置に設置されるこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の換気装置の前記センサは、換気装
置本体に着脱自在に設けられている。該センサは、換気
装置本体から取り出して調理器具の運転を感知可能とす
る位置に設置される。このように、調理器具と換気装置
とを信号線で接続することが不要であるので、配線工事
を不要とすることができ、後付け設置も容易に行うこと
ができる。
【0015】なお、本発明においては、前記センサを換
気装置本体に取着した状態での調理器具の運転感知も可
能である。即ち、前述したような各種のセンサにより感
知される位置、例えば調理器具の直上位置のように運転
時に発生する熱や排ガス等が十分に伝達される位置に換
気装置本体があるなら、前記センサは換気装置本体に取
着した状態で調理運転を感知することができる。
【0016】また、本発明においては、前記センサと前
記換気運転制御手段とは信号線で連結されると共に、該
信号線の一部に長さの余裕をもって形成された余裕部を
引き出し自在に保持する余裕部保持装置を前記本体に設
けたことを特徴とする。前記センサと前記換気運転制御
手段とは電気的に接続するために信号線が用いられる。
このとき、伸縮自在の支持部材を伸長させた場合や換気
装置本体からセンサを取り出した場合には、センサと前
記換気運転制御手段との距離が比較的長くなる。そのた
め、信号線の一部に長さの余裕をもたせた余裕部を形成
しておき、センサと換気運転制御手段とを比較的長く離
す場合の信号線の延出を容易とする。そして、前記余裕
部保持装置を設けることにより、信号線の余裕部を本体
内部に収容保持することができ、信号線の弛みが絡まる
ことを防止して余裕部を設けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の換気装置の設置例を
示す説明的正面図、図2は図1の説明的側面図、図3は
本実施形態の換気装置の概略構成を示すブロック図、図
4(a)及び(b)は移動装置を示す説明図、図5
(a)及び(b)は余裕部保持装置を示す説明図、図6
は他の実施形態を示す説明図である。
【0018】図1及び図2において、1は調理器具であ
るガスコンロ(ガス調理器)、2は該ガスコンロ1の上
方位置に設けられたレンジフードファン(換気装置)で
ある。
【0019】図1に示すように、前記ガスコンロ1は、
所謂システムキッチンにおいてカウンター3に埋め込み
固定(ビルトイン)されており、カウンター3上に露出
する天板4に複数のコンロバーナ(コンロ部)5を備え
ている。また、該ガスコンロ1は、グリル6が内蔵され
ており、図2に示すように、該グリル6の排気口7が前
記天板4の後側縁部で開口されている。また、該ガスコ
ンロ1は、図1に示すように、その前面に、各コンロバ
ーナ5及びグリル6の点火及び火力調整を行うための各
操作つまみ8が配設されている。
【0020】図1及び図2に示すように、前記レンジフ
ードファン2は、換気口9が前記ガスコンロ1の天板4
に対向するように前方に張り出して設置されたフード部
10(本体)と、図示されないが、該フード部10の後
壁に貫通して設けられた換気手段であるファン装置11
(図3参照)とを備えている。
【0021】前記フード部10の換気口9の周縁部17
には、前記ガスコンロ1の天板4の近傍(図示ではグリ
ル6の排気口7の直上位置)まで延設された棒状の支持
部材12が設けられ、該支持部材12の先端にはセンサ
13が支持されている。
【0022】該センサ13は、ガスコンロ1の各コンロ
バーナ5及びグリル6の燃焼運転を感知するためのもの
であり、本実施形態においては、各コンロバーナ5の炎
の熱及びグリル6の排気口7から放出される排気熱を感
知する温度センサを採用した。なお、本発明において
は、該センサ13は温度センサに限られるものではな
く、例えば、燃焼排ガスを感知するガスセンサ、炎から
発する赤外線を感知する赤外線センサ、点火時の放電に
よる火花や炎から発する紫外線を感知する紫外線センサ
等を採用することができ、更には、このような複数種の
センサを共に前記支持部材12の先端に一体に支持する
ようにしてもよい。
【0023】該センサ13は、図3に概略を示すよう
に、信号線14を介して換気運転制御手段15に接続さ
れている。該換気運転制御手段15は、レンジフードフ
ァン2のフード部10又はファン装置11に内蔵されて
おり、センサ13による燃焼感知時の信号に応じてファ
ン装置11の運転を行う。
【0024】前記支持部材12は、図1及び図2に示す
ように、径の異なる複数の円筒部材が互いに摺動自在に
挿着されて連結されることによって伸縮自在に形成され
ており、その先端に支持されるセンサ13からの信号線
14(図3参照)を内蔵して、下方に向かって延設され
ている。しかも、該支持部材12は複数の円筒部材が挿
着連結された構造であるので、何れの連結部分において
も軸回りに回転させることができ、もし、その先端に支
持されたセンサ13に指向性があってもこれによってセ
ンサ13の向きを回転させることもできる。
【0025】前記支持部材12は、図4(a)に示すよ
うに、前記フード部10の換気口9の周縁部17に移動
装置18を介して連結されている。該移動装置18は、
周縁部17に形成された保持部19と支持部材12の基
端部12aに取り付けられた球体20とから成る。先端
にセンサ13が取り付けられた信号線14は、支持部材
12の内部及び球体20の内部を挿通されて換気運転制
御手段15と連結されている。
【0026】該移動装置18により、支持部材12をガ
スコンロ1の上方で首振りさせることにより、該支持部
材12の先端に支持されたセンサ13をガスコンロ1の
上方の適切な位置に配置させることができる。
【0027】また、前記構成の移動装置18に替えて、
図4(b)に示す構成の移動装置21を設けることもで
きる。該移動装置21は、図4(b)に示すように、支
持部材12の基端部12aに軸22により回転自在に取
り付けられた一対のローラ23,23と、周縁部17に
形成されたスリット24とから成る。該スリット24
は、ガスコンロ1の横方向となる図4(b)紙面方向に
所定の長さに形成されている。この長さは即ち支持部材
12の水平方向の移動距離である。
【0028】該移動装置21により、支持部材12をガ
スコンロ1の上方で水平方向(図1中仮想線示するよう
に横方向)に移動させることにより、該支持部材12の
先端に支持されたセンサ13をガスコンロ1の上方の適
切な位置に配置させることができる。
【0029】また、前述した移動装置18又は移動装置
21により支持部材12が移動されたり、該支持部材1
2が伸縮されたりしても、センサ13と換気運転制御手
段15との電気的接続を維持するように、図3に示すよ
うに、信号線14はその一部を長くして余裕をもたせた
余裕部14aを備えている。
【0030】この余裕部14aは、図5(a)に示すよ
うに、余裕部保持装置25を設けることによって絡まる
ことなく引き出し自在に保持することができる。即ち、
該余裕部保持装置25は、一端部が軸26にフード部1
0の内壁等に枢着されていることにより揺動自在とされ
たアーム27と、該アーム27の他端部に軸28により
回転自在に支持され、余裕部14aが掛けられた引張プ
ーリ29と、前記アーム27を矢印方向に付勢するスプ
リング30と、余裕部14aを前記引張プーリ29に向
かって定位置で案内する一対の案内プーリ31,31と
から成る。これにより、支持部材12の伸縮や移動によ
って信号線14が引っ張られたとき、前記引張プーリ2
9を介して前記アーム27がスプリング30の付勢に対
抗する方向に揺動して余裕部14aに常に張力を付与し
た状態で信号線14を送り出すことができ、信号線14
に余りが生じたときには、前記アーム27がスプリング
30の付勢方向に揺動して余裕部14aに常に張力を付
与した状態で信号線14を引き込むことができる。
【0031】また、前記構成の余裕部保持装置25に替
えて、図5(b)に示す構成の余裕部保持装置32を採
用してもよい。図5(b)に示すように、該余裕部保持
装置32は、内蔵された図示しないバネにより余裕部1
4aを引き出し自在に巻き取るリール33を備える周知
のコード巻き取り機構である。該余裕部保持装置32に
よれば、リール33に余裕部14aを巻き取り保持して
余裕部14aをコンパクトに保持することができ、支持
部材12の伸縮や移動に応じて、所望の長さに信号線1
4を送り出すことができる。
【0032】なお、前記余裕部保持装置25のスプリン
グ30の付勢力や、前記余裕部保持装置32のリール3
3に内蔵されたバネの付勢力は、信号線14を介して伸
長状態の支持部材12を収縮させたり、前記移動装置1
8,21による移動位置から支持部材12を動かせるほ
どのものではなく、単に余裕部14aの絡みを防止でき
る程度とされていることはいうまでもない。
【0033】以上の構成のレンジフードファン2の作動
を説明すれば、先ず、図1及び図2に示すように、前記
支持部材12をガスコンロ1に向かって引き延ばし、セ
ンサ13をガスコンロ1の近傍に位置させておく。この
とき、前記支持部材12の上下方向への伸縮、横方向へ
の移動及び軸回りの回転により、全てのコンロバーナ5
及びグリル6の排気口7からの熱が感知できる最適な位
置にセンサ13を位置させておくことができる。
【0034】そして、ガスコンロ1のコンロバーナ5又
はグリル6が燃焼を開始すると、その熱がセンサ13に
より感知され、その感知信号が信号線14を介して換気
運転制御手段15に送られる。換気運転制御手段15は
センサ13から送られる感知信号に応じてファン装置1
1を運転し、換気を行う。その後、ガスコンロ1の使用
が停止されると、センサ13からの感知信号が停止し、
換気運転制御手段15はファン装置11を運転を停止す
る。このように、本実施形態によれば、ガスコンロ1と
レンジフードファン2とを信号線によって電気的に接続
するような大がかりな配線工事が不要である。また、ガ
スコンロ1自体には換気運転を連動させるために燃焼を
検知する手段が不要であるので専用のガスレンジを購入
することもなく、既存のガスコンロ1のままでその燃焼
を感知するのに最も適した位置にセンサ13を位置させ
ることができるので、後付け設置が極めて容易である。
【0035】なお、本実施形態においては、前記支持部
材12を伸縮自在としたが、ガスコンロ1の燃焼を感知
するのに最も適した位置が明らかであれば、その位置ま
で伸縮しない棒状の支持部材(図示せず)を延設し、そ
の先端に前記センサ13を支持するようにしてもよい。
【0036】また、前記支持部材12を設けることな
く、例えば、図6に示すように、ガスコンロ1の近傍の
後壁16の該ガスコンロ1の燃焼が感知できるような位
置に前記センサ13を固定し、該センサ13と前記換気
運転制御手段15との簡単な配線を行ってもよい。この
場合にも、前述した余裕部保持装置25又は32を採用
することが好ましい。
【0037】また、例えば、図6に仮想線示したよう
に、前記センサ13を、前記フード部10の前記周縁部
17等に着脱自在に取り付けておいてもよい。即ち、該
センサ13がフード部10に取り付けられた状態でガス
コンロ1の燃焼が感知できる場合には、その状態でガス
コンロ1とファン装置11との連動運転を行わせること
ができる。また、燃焼の感知が不十分である場合には、
該センサ13をフード部10から取り外し、該センサ1
3と前記換気運転制御手段15と信号線14による電気
的接続を維持して、前記支持部材12を設けて、或い
は、ガスコンロ1の近傍の後壁16にセンサ13を設置
して、ガスコンロ1の燃焼が良好に感知できるような位
置にセンサ13を位置させることができる。この場合に
も、前述した余裕部保持装置25又は32を採用するこ
とが好ましいことは勿論である。
【0038】また、本実施形態では、図1に示したシス
テムキッチンを例にとって説明したが、ガスコンロ1が
カウンター3に固定されていない、所謂テーブルコンロ
(図示せず)であっても、本発明の連動システムを採用
することができる。
【0039】また、前記実施形態においては、調理器具
としてグリル6が内蔵されたガスコンロ1を例に挙げて
説明したが、ガスコンロ1の下部にオーブンを備えたガ
スレンジでも適用できる。更に、前記実施形態において
はガス燃焼を熱源とするガスコンロ1(ガス調理器)の
例で説明したが、熱源はヒータ等の電気的発熱体でもよ
く、例えば、電気コンロや電気オーブン等の電気調理器
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の換気装置の設置例を示す
説明的正面図。
【図2】図1の説明的側面図。
【図3】本実施形態の換気装置の概略構成を示すブロッ
ク図。
【図4】(a)は移動装置の一例を示す説明図、(b)
は移動装置の他の例を示す説明図。
【図5】(a)は余裕部保持装置の一例を示す説明図、
(b)は余裕部保持装置の他の例を示す説明図。
【図6】本発明の他の実施形態を示す説明図。
【符号の説明】
1…ガスコンロ(調理器具)、2…レンジフードファン
(換気装置)、10…フード部(本体)、11…ファン
装置(換気手段)、12…支持部材、13…センサ、1
4…信号線、14a…余裕部、15…換気運転制御手
段、18,21…移動装置、25,32…余裕部保持装
置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器具の上方位置に設けられた換気手段
    を備える本体と、調理器具の運転を感知するセンサと、
    前記本体に設けられ、該センサの感知に応じて前記換気
    手段の換気運転を制御する換気運転制御手段とからな
    り、 前記本体から前記調理器具に向かって延設され、前記セ
    ンサを、前記調理器具の運転を感知可能とする位置に支
    持する棒状の支持部材を設けたことを特徴とする換気装
    置。
  2. 【請求項2】前記支持部材は、前記本体と前記調理器具
    との間において伸縮自在であり、伸縮調節により前記セ
    ンサを調理器具の運転を感知可能とする位置に位置させ
    ることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】前記支持部材を前記調理器具の上方位置で
    移動自在とする移動装置が設けられていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の換気装置。
  4. 【請求項4】調理器具の上方位置に設けられた換気手段
    を備える本体と、該本体に着脱自在に設けられ、該調理
    器具の運転を感知するセンサと、前記本体に設けられ、
    該センサの感知に応じて前記換気手段の換気運転を制御
    する換気運転制御手段とからなり、 前記センサは、前記換気運転制御手段との電気的接続を
    維持した状態で前記本体から取り出されて、前記調理器
    具の運転を感知可能とする位置に設置されることを特徴
    とする換気装置。
  5. 【請求項5】前記センサと前記換気運転制御手段とは信
    号線で連結されると共に、該信号線の一部に長さの余裕
    をもって形成された余裕部を引き出し自在に保持する余
    裕部保持装置を前記本体に設けたことを特徴とする請求
    項1乃至4の何れか1項に記載の換気装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014074576A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Tokyo Gas Co Ltd 厨房排気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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