JP6754507B1 - 熱抑制ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、加熱調理機器と調理人との間に設けられ、当該調理人側とは反対側に開口が形成された開口部を有する壁部と、前記開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、を備える熱抑制ユニットである。
請求項3に記載の発明は、前記吸気手段に吸気された空気を排気フードへ誘導する誘導部材をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の熱抑制ユニットである。
請求項4に記載の発明は、送風を行う送風手段と、加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導手段と、前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、前記加熱調理機器が設けられた空間の温度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて、前記送風手段および前記吸気手段のうちの何れかを運転させる制御手段と、を備え、前記検出手段は、前記空間における複数の領域の温度を検出し、前記制御手段は、予め定められた温度以上の温度が前記検出手段に検出された領域に応じて、前記送風手段および前記吸気手段のうちの何れかを運転させることを特徴とする熱抑制ユニットである。
請求項5に記載の発明は、送風を行う送風手段と、加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられるとともに少なくとも一部が上下方向において当該加熱調理機器と重なるように設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導部材と、を備える熱抑制ユニットである。
請求項6に記載の発明は、前記加熱調理機器の幅方向に設けられ、上側に延びる壁部をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の熱抑制ユニットである。
請求項7に記載の発明は、前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の熱抑制ユニットである。
請求項8に記載の発明は、送風を行う送風手段と、加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導手段と、前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、前記加熱調理機器が設けられた空間の温度を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて、前記送風手段および前記吸気手段のうちの何れを運転させるかを制御する制御手段と、を備える熱抑制ユニットである。
〔実施形態1〕
<熱抑制ユニットの構成>
図1は、本実施形態に係る熱抑制ユニット1の全体構成例を示した図である。また、図2は、熱抑制ユニット1を図1の矢印II方向から眺めた場合の図である。なお、以下では、図1に示す熱抑制ユニット1の紙面手前側を「前側」と称し、紙面奥側を「後側」と称し、これらの方向を「前後方向」と称して説明する。また、図1に示す熱抑制ユニット1の紙面左側を「左側」と称し、紙面右側を「右側」と称し、これらの方向を「左右方向」と称して説明する。さらに、図1に示す熱抑制ユニット1の紙面上側を「上側」と称し、紙面下側を「下側」と称し、これらの方向を「上下方向」と称して説明する。
周囲部材の一例としてのカバー部材10は、作業台Dの上において、加熱調理機器Mの前側に設けられている。より具体的には、カバー部材10は、前後方向において、加熱調理機器Mと調理人との間の位置に設けられている。
また、カバー部材10は、一部が、上下方向において加熱調理機器Mと重なっている。より具体的には、カバー部材10は、上面11の一部および後面12の一部が、加熱調理機器Mの上側において加熱調理機器Mと重なっている。
また、カバー部材10の上面11には、開口が形成された開口部11Hが設けられている。この開口部11Hに形成された開口は、カバー部材10の中空の部分に繋がっている。開口部11Hにおける開口は、加熱調理機器Mよりも左側から加熱調理機器Mよりも右側にわたって形成されている。なお、開口部11Hは、第2開口部として捉えられる。
給気接続部材30は、中空の部材である。この給気接続部材30は、一端が給気ファン20の給気口(不図示)に取り付けられ、他端がカバー部材10に取り付けられている。これにより、カバー部材10における中空の部分と、給気ファン20の給気口とが、給気接続部材30を介して繋がれる。
排気フードHは、カバー部材10および加熱調理機器Mの上側に設けられている。排気フードHには、ダクト(不図示)を介して排気ファン(不図示)が取り付けられている。排気ファンが運転すると、排気フードHの周囲の空気は、排気フードHを通ってダクトの内部に入り込み、排気ファンに排気される。
加熱調理機器Mに熱せられた空気HAは、カバー部材10から放出された空気SAの風圧を受けると、調理人側へ向かわずに排気フードHや後側へ向かう。
この場合、調理の際に輻射熱として加熱調理機器Mから放出された熱の少なくとも一部は、カバー部材10に遮られ、調理人には伝わらなくなる。そのため、加熱調理機器Mから放出された熱が調理人に伝わることが抑制される。
この場合、加熱調理機器Mに熱せられた空気が調理人に伝わることが抑制される。
次に、本発明者が行った実施例について説明する。
本発明者は、加熱調理機器Mを用いた調理の際に図1に示した熱抑制ユニット1を用いて送風を行ったときの、調理人に伝わる熱について評価を行った。この実施例においては、上面11から下面13までの長さが75mmであり、前面14から後面12までの厚さが20mmであるカバー部材10を用いた。また、カバー部材10の水平面に対する傾きの角度を、45°とした。さらに、熱抑制ユニット1が設けられた空間の気温は、28℃であった。
また、「腹部」の「温度」は、加熱調理機器Mを用いた調理の際における調理人の腹部の温度を意味する。また、「胸部」の「温度」は、加熱調理機器Mを用いた調理の際における調理人の胸部を意味する。また、「顔部」の「温度」は、加熱調理機器Mを用いた調理の際における調理人の顔の部分の温度を意味する。なお、「温度」は、サーモグラフィを用いて測定された温度である。
次に、実施形態2における熱抑制ユニット1の構成について説明する。
図3は、実施形態2における熱抑制ユニット1の全体構成例を示した図である。
実施形態2は、給気ファン20を用いて、加熱調理機器に熱せられた空気が調理人に伝わることを抑制する点で、実施形態1と共通する。一方、実施形態2は、給気ファン20を用いることに加えて、加熱調理機器Mに熱せられた空気を吸気する吸気手段を用いて、加熱調理機器に熱せられた空気が調理人に伝わることを抑制する点で、実施形態1と異なる。
なお、実施形態2の説明において、実施形態1と同様の構成については、同一の符号を用いる。また、実施形態2の説明において、実施形態1と同様の構成については、説明を省略することがある。
また、カバー部材10には、吸気接続部材50が取り付けられている。図示を省略するが、カバー部材10は、吸気接続部材50が取り付けられている部分が開口しており、この開口は、カバー部材10の中空の部分に繋がっている。
吸気手段の一例としての吸気ファン40は、吸気を行うファンである。吸気ファン40には、吸気ファン駆動部41が設けられている。吸気ファン駆動部41は、吸気ファン40を駆動する。
吸気接続部材50は、中空の部材である。この吸気接続部材50は、一端が吸気ファン40の吸気口(不図示)に取り付けられ、他端がカバー部材10に取り付けられている。これにより、カバー部材10における中空の部分と、吸気ファン40の吸気口とが、吸気接続部材50を介して繋がれる。
板部材70には、断熱性を有する材料が含まれている。断熱性を有する材料としては、例えば、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、ウールブレス、発泡性の樹脂などが挙げられる。さらに、板部材70には、不燃材料が含まれている。不燃材料としては、例えば、金属材料が挙げられる。金属材料としては、例えば、ステンレスやアルミニウム等が挙げられる。
左側板部材71は、加熱調理機器Mよりも左側に設けられている。また、左側板部材71は、前後方向に延びて設けられている。
後側板部材72は、加熱調理機器Mよりも後側に設けられている。また、後側板部材72は、左右方向に延びて設けられている。
右側板部材73は、加熱調理機器Mよりも右側に設けられている。また、右側板部材73は、前後方向に延びて設けられている。
本実施形態の温度検出機器80は、予め定められた時間ごとに温度の分布を検出する。より具体的には、温度検出機器80は、予め定められた時間ごとに、上下方向において加熱調理機器Mと重なる領域の温度の分布を検出する。温度検出機器80は、温度の分布を検出する度に、検出結果を、制御装置90に送信する。予め定められた時間は、何れの時間であってもよいが、例えば、1分である。
図4(a)に示すように、カバー部材10の内部においては、上面11に、上面スライド部材16が取り付けられている。上面スライド部材16は、板状に形成されている。この上面スライド部材16は、カバー部材制御部15の制御により、図中矢印A方向へ移動可能に設けられている。より具体的には、上面スライド部材16は、図4(a)に示した位置と、図4(b)に示した位置とに移動可能に設けられている。上面スライド部材16は、図4(b)に示した位置において、開口部11Hに形成された開口を塞いでいる。以下では、図4(a)に示した、開口部11Hに形成された開口が上面スライド部材16から開放されている上面スライド部材16の位置を、開口部11Hの開放位置と称する。また、図4(b)に示した、開口部11Hに形成された開口が上面スライド部材16に塞がれている上面スライド部材16の位置を、開口部11Hの閉塞位置と称する。
また、カバー部材10の内部においては、後面12に、後面スライド部材17が取り付けられている。後面スライド部材17は、板状に形成されている。この後面スライド部材17は、カバー部材制御部15の制御により、図中矢印B方向へ移動可能に設けられている。より具体的には、後面スライド部材17は、図4(c)に示した位置と、図4(d)に示した位置とに移動可能に設けられている。後面スライド部材17は、図4(d)に示した位置において、複数の開口部12Hの各々に形成された開口を塞いでいる。なお、以下では、図4(c)に示した、開口部12Hに形成された開口が後面スライド部材17から開放されている後面スライド部材17の位置を、開口部12Hの開放位置と称する。また、図4(d)に示した、開口部12Hに形成された開口が後面スライド部材17に塞がれている後面スライド部材17の位置を、開口部12Hの閉塞位置と称する。
図5は、制御装置90の制御モードの説明図である。
次に、制御装置90の制御モードについて説明する。本実施形態では、制御装置90(図3参照)は、加熱調理機器Mを用いた調理の状況に応じた制御モードにより、給気ファン20および吸気ファン40の制御を行う。制御装置90の制御モードとしては、給気ファン運転モードと、吸気ファン運転モードとが設けられている。
次に、ファン制御処理について説明する。
図6は、ファン制御処理の流れを示したフローチャート図である。ファン制御処理は、制御装置90が給気ファン20および吸気ファン40の運転を制御する処理である。ファン制御処理は、予め定められた時間ごとに行われる。予め定められた時間は、何れの時間であってもよいが、例えば、1分である。
ステップ101にて否定結果が得られた場合、ファン制御処理が終了する。
制御装置90は、上下方向において加熱調理機器Mと重なる領域であってファン運転温度以上の温度である領域に、給気ファン運転高さ以上の高さの領域が含まれているか否かを判定する(S102)。給気ファン運転高さとは、給気ファン20を運転する必要がある高さとして定められた高さである。給気ファン運転高さは、何れの高さであってもよいが、例えば、作業台Dから30cmの高さである。
また、ステップ102にて否定結果が得られた場合、制御装置90は、吸気ファン運転モードに制御する(S104)。
この場合、加熱調理機器Mに熱せられた空気は、カバー部材10の内部に取り込まれやすくなる。そのため、加熱調理機器Mに熱せられた空気が調理人に伝わることが抑制される。
この場合、吸気ファン40の運転中にカバー部材10の内部に取り込まれた空気が開口部11Hに形成された開口から放出されることが抑制される。
この場合、給気ファン20の運転と、吸気ファン40の運転とを、ファン運転温度以上の温度である領域に対応付けて設定することができる。
この場合、吸気ファン40に吸気された空気が調理人に伝わることが抑制される。
この場合、加熱調理機器Mに熱せられた空気が加熱調理機器Mの幅方向から移動して調理人に伝わることが抑制される。
例えば、ユーザが、手動により、給気ファン20および吸気ファン40の何れかを運転させてもよい。また、ユーザが、給気ファン20を運転させる場合に、手動により、カバー部材10の上面スライド部材16を開口部11Hの開放位置に移動させ(図5(a)参照)、後面スライド部材17を開口部12Hの閉塞位置に移動させられるようにカバー部材10が設けられてもよい。また、ユーザが、吸気ファン40を運転させる場合に、手動により、上面スライド部材16を開口部11Hの閉塞位置に移動させ(図5(b)参照)、後面スライド部材17を開口部12Hの開放位置に移動させられるようにカバー部材10が設けられてもよい。
例えば、回転方向を変えることができるファンを用いてもよい。そして、送風を行う場合にはファンを一方向に回転させ、吸気を行う場合には送風時とは逆方向にファンを回転させることで、送風手段による送風と吸気手段による吸気とを一のファンにより実現させてもよい。
また、カバー部材10や板部材70の形状は、何れの形状であってもよい。
カバー部材10は、左右方向の長さが加熱調理機器Mよりも短くてもよい。
カバー部材10は、上下方向において加熱調理機器Mと重なっていなくてもよい。
例えば、板部材70としては、左側板部材71、後側板部材72、および右側板部材73のうちの少なくとも一つが設けられていればよい。
温度検出機器80は、加熱調理機器Mが設けられている部屋に設けられるものであれば、何れの位置に設けられてもよい。
例えば、制御装置90は、加熱調理機器Mが設けられている部屋においてファン運転温度以上の温度である領域が存在する場合には、この領域が何れの領域であるかに関わらず、給気ファン20や吸気ファン40を運転するようにしてもよい。
例えば、温度検出機器80として、温度を検出する温度センサを用いてもよい。この場合に、例えば、加熱調理機器Mが設けられている部屋においてそれぞれ異なる領域に温度センサを複数設けることで、加熱調理機器Mが設けられている部屋における複数の領域の各々の温度を検出するようにしてもよい。そして、制御装置90は、各温度センサから温度の検出結果を取得し、取得した検出結果からファン運転温度以上の温度である領域を特定し、特定した領域に応じて、給気ファン20および吸気ファン40の何れかを運転させてもよい。
例えば、板部材70を中空に構成するとともに、この板部材70のうちの加熱調理機器M側に開口が形成された開口部を設けてもよい。この開口部は、第1開口部として捉えられる。そして、吸気ファン40の吸気口を板部材70のうちの中空の部分に繋げることで、吸気ファン40が、板部材70の開口部に形成された開口を介して吸気を行う構成としてもよい。この場合に、吸気ファン40は、左側板部材71、後側板部材72、および右側板部材73のうちの何れに繋がって吸気を行ってもよいし、左側板部材71、後側板部材72、および右側板部材73の全てに繋がって吸気を行ってもよい。そのため、広義には、板部材70も、周囲部材として捉えられる。
例えば、給気ファン20から送り出された空気が通るカバー部材10の開口と、吸気ファン40に吸気される空気が通るカバー部材10の開口とが同じ開口になるように開口部を形成してもよい。
給気ファン20から送り出された空気が通る開口が形成された開口部や、吸気ファン40に吸気される空気が通る開口が形成された開口部は、カバー部材10の二つ以上の面にそれぞれ設けられてもよい。
例えば、カバー部材10は、前後方向において、加熱調理機器Mの前側の端部と後側の端部との間に設けられてもよい。すなわち、「加熱調理機器Mと調理人との間の位置」には、「調理人よりも後側の位置であって、加熱調理機器Mの前側の端部よりも後側且つ加熱調理機器Mの後側の端部よりも前側の位置」も含まれる。この場合であっても、加熱調理機器Mのうちのカバー部材10よりも後側の部分から放出された熱の一部は、カバー部材10に遮られ、調理人には伝わりにくくなる。また、加熱調理機器Mのうちのカバー部材10よりも後側の部分に熱せられた空気の一部もまた、カバー部材10に遮られ、調理人には伝わりにくくなる。
カバー部材10は、送られた空気を、上側に誘導することなく後側に誘導するように設けられてもよい。また、カバー部材10は、送られた空気を、後側且つ、左右方向において加熱調理機器Mの中心部からずれた方向に誘導してもよい。すなわち、カバー部材10が設けられている「位置を基準としたときの調理人側とは反対側」は、カバー部材10が設けられている位置よりも後側を含む方向であれば、何れの方向であってもよい。
板部材70の上下方向における長さは、カバー部材10の下面13から上面11までの長さより短くてもよい。また、熱抑制ユニット1に板部材70が設けられない構成を採用してもよい。
また、板部材70は、上下方向に延びるとともに、前後方向や左右方向に延びて形成されるものであってもよい。
例えば、調理により舞う粉や塵を対象物として、カバー部材10から放出された空気を対象物に向かって送ったり、対象物をカバー部材10の内部に取り込んだりすることで、対象物が調理人に伝わることを抑制する構成としてもよい。また、例えば、調理の際に加熱調理機器Mや加熱調理機器M上の食材から発生する煙を対象物として、カバー部材10から放出された空気を対象物に向かって送ったり、対象物をカバー部材10の内部に取り込んだりすることで、対象物が調理人に伝わることを抑制する構成としてもよい。さらに、油が入った調理機器を用いて調理する際にこの調理機器から跳ねた油を対象物として、カバー部材10から放出された空気を対象物に向かって送ったり、対象物をカバー部材10の内部に取り込んだりすることで、対象物が調理人に伝わることを抑制する構成としてもよい。
Claims (8)
- 送風を行う送風手段と、
加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導手段と、
前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、
前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、を備え、
前記誘導手段は、前記周囲部材に設けられ、
前記周囲部材は、前記送風手段に送られた空気が通る開口が形成された第2開口部を有し、
前記第2開口部に形成された前記開口は、前記吸気手段による吸気が行われる場合に閉じられることを特徴とする熱抑制ユニット。 - 加熱調理機器と調理人との間に設けられ、当該調理人側とは反対側に開口が形成された開口部を有する壁部と、
前記開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、
を備える熱抑制ユニット。 - 前記吸気手段に吸気された空気を排気フードへ誘導する誘導部材をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の熱抑制ユニット。
- 送風を行う送風手段と、
加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導手段と、
前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、
前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、
前記加熱調理機器が設けられた空間の温度を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に応じて、前記送風手段および前記吸気手段のうちの何れかを運転させる制御手段と、
を備え、
前記検出手段は、前記空間における複数の領域の温度を検出し、
前記制御手段は、予め定められた温度以上の温度が前記検出手段に検出された領域に応じて、前記送風手段および前記吸気手段のうちの何れかを運転させることを特徴とする熱抑制ユニット。 - 送風を行う送風手段と、
加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられるとともに少なくとも一部が上下方向において当該加熱調理機器と重なるように設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導部材と、
を備える熱抑制ユニット。 - 前記加熱調理機器の幅方向に設けられ、上側に延びる壁部をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の熱抑制ユニット。
- 前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、
前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の熱抑制ユニット。 - 送風を行う送風手段と、
加熱調理機器と調理人との間の位置に設けられ、前記送風手段に送られた空気を、当該位置を基準としたときの当該調理人側とは反対側へ誘導する誘導手段と、
前記加熱調理機器の周りに設けられ、当該加熱調理機器側に開口が形成された第1開口部を有する周囲部材と、
前記第1開口部に形成された前記開口を介して吸気を行う吸気手段と、
前記加熱調理機器が設けられた空間の温度を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に応じて、前記送風手段および前記吸気手段のうちの何れを運転させるかを制御する制御手段と、
を備える熱抑制ユニット。
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