JPH11140976A - 建 物 - Google Patents
建 物Info
- Publication number
- JPH11140976A JPH11140976A JP9308516A JP30851697A JPH11140976A JP H11140976 A JPH11140976 A JP H11140976A JP 9308516 A JP9308516 A JP 9308516A JP 30851697 A JP30851697 A JP 30851697A JP H11140976 A JPH11140976 A JP H11140976A
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- JP
- Japan
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- room
- ceiling
- groove
- building
- exposed
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- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000004744 fabric Substances 0.000 abstract description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 abstract 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 abstract 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 1
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の内部空間を十分生かせるように、構造
体の処理をした建物を提供することにある。 【解決手段】 鉄骨構造の建物において、柱や梁2とい
った構造体の一部を天井板5または内壁4で覆わずに、
部屋内部空間3にむき出しにしたことを特徴とする建物
1。
体の処理をした建物を提供することにある。 【解決手段】 鉄骨構造の建物において、柱や梁2とい
った構造体の一部を天井板5または内壁4で覆わずに、
部屋内部空間3にむき出しにしたことを特徴とする建物
1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄骨構造の建物に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】鉄骨構造の建物において、従来より、
柱、梁などの構造体は内壁、天井板などによって、部屋
内部からは見えないようになされるのが通常である。つ
まり、柱を部屋内部から見えないようにするために、柱
の位置で部屋を仕切り、柱の両側を内壁で挟んで隠して
いた。同様に梁を部屋内部から見えないようにするため
に、梁の部分に天井板を設けて隠したり、内壁で挟んで
隠したりした。
柱、梁などの構造体は内壁、天井板などによって、部屋
内部からは見えないようになされるのが通常である。つ
まり、柱を部屋内部から見えないようにするために、柱
の位置で部屋を仕切り、柱の両側を内壁で挟んで隠して
いた。同様に梁を部屋内部から見えないようにするため
に、梁の部分に天井板を設けて隠したり、内壁で挟んで
隠したりした。
【0003】また、構造体が太い場合、構造体の四辺を
内壁で覆い、そのうちの一辺を天井板や、部屋の仕切り
にすることで隠していた。だが、この方法は部屋内部に
柱型や梁型がでてしまうものであった。
内壁で覆い、そのうちの一辺を天井板や、部屋の仕切り
にすることで隠していた。だが、この方法は部屋内部に
柱型や梁型がでてしまうものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の建
物の場合、次のような不都合が生じる。
物の場合、次のような不都合が生じる。
【0005】すなわち、柱や梁といった構造体の位置で
部屋を仕切ってしまうので、自由に間取りを構成するこ
とが出来ない。よって、構造体の位置による制約から、
広い面積の一間や、1、2階がつながった大きな吹き抜
けの部屋などが作れない場合があった。
部屋を仕切ってしまうので、自由に間取りを構成するこ
とが出来ない。よって、構造体の位置による制約から、
広い面積の一間や、1、2階がつながった大きな吹き抜
けの部屋などが作れない場合があった。
【0006】また、構造体が太い場合、柱型や梁型が部
屋内部にでてしまうため、見苦しく、加えて壁に凸凹が
できるため、家具のレイアウトに制約ができ、デッドス
ペースもできやすい。
屋内部にでてしまうため、見苦しく、加えて壁に凸凹が
できるため、家具のレイアウトに制約ができ、デッドス
ペースもできやすい。
【0007】本発明の目的は、建物の内部空間を十分生
かせるように、構造体の処理をした建物を提供すること
にある。
かせるように、構造体の処理をした建物を提供すること
にある。
【0008】
【課題が解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るための本発明の建物は、鉄骨ラーメン構造の建物にお
いて、梁や柱といった構造体の一部を天井板または内壁
で覆わずに、部屋内部空間にむき出しにしたことを特徴
とするものである。
るための本発明の建物は、鉄骨ラーメン構造の建物にお
いて、梁や柱といった構造体の一部を天井板または内壁
で覆わずに、部屋内部空間にむき出しにしたことを特徴
とするものである。
【0009】また、むき出しにした梁に沿って溝を設
け、その溝に照明器具を埋め込んだものでもよい。
け、その溝に照明器具を埋め込んだものでもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0011】図1は二階建て鉄骨プレハブ住宅の二階の
一部分を示している。建物1は梁2が内壁4や天井板5
で隠されずに、むき出しの状態で部屋3を形成してい
る。
一部分を示している。建物1は梁2が内壁4や天井板5
で隠されずに、むき出しの状態で部屋3を形成してい
る。
【0012】建物1の構造体の一部である梁2は部屋3
内部に有り、天井板5に接することなく、部屋3の仕切
りとなっている一方の内壁4から、対面するもう一方の
内壁4まで水平に続くものである。
内部に有り、天井板5に接することなく、部屋3の仕切
りとなっている一方の内壁4から、対面するもう一方の
内壁4まで水平に続くものである。
【0013】建物1の天井板5は勾配天井となってお
り、天井板5と梁2の間には傾斜空間9が形成されてい
る。
り、天井板5と梁2の間には傾斜空間9が形成されてい
る。
【0014】梁2はH型鋼でできており、両側は化粧板
6で覆われている。梁2の上部は鉛直方向上向きに溝7
が二枚の化粧板6によって設けられている。この溝7は
梁2に沿ってあり、物が置けるようになっている。観葉
植物の植木鉢などを置いてもよい。梁2の下部にも鉛直
方向下向きに同様に化粧板6により溝7が設けられてお
り、ライト8が数個、等間隔に埋め込まれている。ライ
ト8は化粧板6に固定されている。隣のライト8との間
は半透明のプラスチックの板81で溝7が閉じられてい
る。半透明のプラスチックの板81で溝7を閉じている
ため、配線など見苦しいものを隠し、かつほんのりとラ
イト8の明かりが射すため、重苦しくならない。なお、
ライト8の設置形態は化粧板6とプラスチックの板81
による固定のみならず、他の形態であってもよい。
6で覆われている。梁2の上部は鉛直方向上向きに溝7
が二枚の化粧板6によって設けられている。この溝7は
梁2に沿ってあり、物が置けるようになっている。観葉
植物の植木鉢などを置いてもよい。梁2の下部にも鉛直
方向下向きに同様に化粧板6により溝7が設けられてお
り、ライト8が数個、等間隔に埋め込まれている。ライ
ト8は化粧板6に固定されている。隣のライト8との間
は半透明のプラスチックの板81で溝7が閉じられてい
る。半透明のプラスチックの板81で溝7を閉じている
ため、配線など見苦しいものを隠し、かつほんのりとラ
イト8の明かりが射すため、重苦しくならない。なお、
ライト8の設置形態は化粧板6とプラスチックの板81
による固定のみならず、他の形態であってもよい。
【0015】このように、梁2を部屋3内部にむき出し
にすることで、梁2を天井板で隠した部屋に比べて、部
屋3は勾配天井のもつ、傾斜空間9を生かした天井の高
い、開放的な空間となる。つまり、梁2などの構造体の
位置の制約を受けない間取りが構成された建物を設ける
ことができる。
にすることで、梁2を天井板で隠した部屋に比べて、部
屋3は勾配天井のもつ、傾斜空間9を生かした天井の高
い、開放的な空間となる。つまり、梁2などの構造体の
位置の制約を受けない間取りが構成された建物を設ける
ことができる。
【0016】また、梁2に化粧板6を貼りつけること
で、梁2がむき出しになっていても見苦しくない。また
梁2に埋め込まれたライト8は、照明器具を天井にぶら
下げたもののように直接目に触れるものでないので、十
分な明るさを確保しながら、すっきりとした外観を保つ
ことができる。
で、梁2がむき出しになっていても見苦しくない。また
梁2に埋め込まれたライト8は、照明器具を天井にぶら
下げたもののように直接目に触れるものでないので、十
分な明るさを確保しながら、すっきりとした外観を保つ
ことができる。
【0017】また、梁2は天井の高い部屋3の天井部分
の視覚上のアクセントとなる。梁2上部に観葉植物を配
置することで、よりインテリア性に富んだ空間を演出す
ることができる。
の視覚上のアクセントとなる。梁2上部に観葉植物を配
置することで、よりインテリア性に富んだ空間を演出す
ることができる。
【0018】なお、梁2は化粧板だけでなく、クロス、
塗装などにより、化粧されたものであってもよい。
塗装などにより、化粧されたものであってもよい。
【0019】また、梁2は上部に溝7を設けたものや、
ライト8を埋め込んだものだけでなく、四方を化粧板6
で覆ったものであってもよい。
ライト8を埋め込んだものだけでなく、四方を化粧板6
で覆ったものであってもよい。
【0020】また、梁2はH型鋼だけでなく、他の鉄鋼
であってもよい。また、溝7を設ける方向は鉛直方向上
下だけでなく、水平方向に設けてもよい。またライト8
は埋め込んだものだけでなく、梁2に直接取り付けてあ
ってもよい。
であってもよい。また、溝7を設ける方向は鉛直方向上
下だけでなく、水平方向に設けてもよい。またライト8
は埋め込んだものだけでなく、梁2に直接取り付けてあ
ってもよい。
【0021】また、本実施形態は梁2のみがむき出しに
なったものであるが、柱などほかの構造体の一部がむき
出しになった建物であってもよい。
なったものであるが、柱などほかの構造体の一部がむき
出しになった建物であってもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、柱や梁といった建物の
構造材を天井板、内壁により隠さずに部屋内部にむき出
しにすることで、柱や梁の位置に制約を受けずに間取り
を設定することができる。また、広い一間や天井の高い
部屋なども構成することができる。
構造材を天井板、内壁により隠さずに部屋内部にむき出
しにすることで、柱や梁の位置に制約を受けずに間取り
を設定することができる。また、広い一間や天井の高い
部屋なども構成することができる。
【0023】また、柱、梁が部屋内部のアクセントとな
り、個性的な空間を演出することができる。
り、個性的な空間を演出することができる。
【0024】また、照明器具をこれらの構造体に埋め込
むことで、十分な明るさを確保しながら、すっきりとし
た外観を得ることができる。
むことで、十分な明るさを確保しながら、すっきりとし
た外観を得ることができる。
【図1】鉄骨プレハブ住宅の二階の一部分の斜視図であ
る。
る。
1 建物 2 梁(構造体) 3 部屋 4 内壁 5 天井板 7 溝 8 ライト(照明器具)
Claims (2)
- 【請求項1】 鉄骨構造の建物において、柱や梁といっ
た構造体の一部を天井板または内壁で覆わずに、部屋内
部空間にむき出しにしたことを特徴とする建物。 - 【請求項2】 鉄骨構造の建物において、梁の一部を天
井板または内壁で覆わずに部屋内部空間にむき出しに
し、そのむき出しになった梁に沿って溝を設け、その溝
に照明器具を設けたことを特徴とする建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9308516A JPH11140976A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 建 物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9308516A JPH11140976A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 建 物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11140976A true JPH11140976A (ja) | 1999-05-25 |
Family
ID=17981974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9308516A Pending JPH11140976A (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 建 物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11140976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002030815A (ja) * | 2000-07-19 | 2002-01-31 | Asahi Kasei Corp | 吹抜空間を有する住宅 |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP9308516A patent/JPH11140976A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002030815A (ja) * | 2000-07-19 | 2002-01-31 | Asahi Kasei Corp | 吹抜空間を有する住宅 |
JP4518642B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2010-08-04 | 旭化成ホームズ株式会社 | 吹抜空間を有する住宅 |
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