JPH11140818A - 舗装版切断装置及び舗装版部分撤去方法 - Google Patents

舗装版切断装置及び舗装版部分撤去方法

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JPH11140818A
JPH11140818A JP9308689A JP30868997A JPH11140818A JP H11140818 A JPH11140818 A JP H11140818A JP 9308689 A JP9308689 A JP 9308689A JP 30868997 A JP30868997 A JP 30868997A JP H11140818 A JPH11140818 A JP H11140818A
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JP
Japan
Prior art keywords
annular guide
cylindrical bit
guide
pavement
pavement slab
Prior art date
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Pending
Application number
JP9308689A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Utano
正敏 歌野
Yasuo Nakazato
保雄 中里
Takeo Tsukada
武男 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichikon KK
Original Assignee
Nichikon KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 舗装版を切削する円筒形ビットの位置決めを容易にし、
舗装版の部分撤去を容易に行うことができるようにす
る。 【課題】 【解決手段】 舗装版の上面に外周が案内面をなす環状
ガイドを舗装版上に取付け固定し、この環状ガイドの案
内面に外嵌する内径を有する上下動円筒形ビットを外嵌
し、環状ガイドに案内させながら円筒形ビットを駆動し
て舗装版に円形の切削溝を形成し、ついで、円筒形ビッ
トを引上げ、環状ガイドを取外し、円筒形ビットが切削
した切削溝より内側の舗装版を破壊除去する.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は舗装版を円形切断す
る装置及びこれを用いた舗装版部分撤去方法に関するも
ので、例えば、既設マンホールの頂面高さを調整する場
合等においてマンホールの周囲の舗装をマンホールと同
心的に除去し、調整作業を容易にする技術分野等に適用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】建設重機のアームより吊り下げたモー
タ、回転シャフト、円筒形ビットを直列に配設し、舗装
版を円形に切断するた円形切断機が、実公昭46−37
712号公報に開示されている。この円形切断機は、構
造は簡単であるが切断機構が上端のみで支持されている
ため、モータを回転させると下端の円筒形ビットが大き
く振れ、位置決めが容易でなく作業性に問題があった。
【0003】これに対して、特公昭61−52283号
公報では円筒形ビットを安定的に回転させる装置が開示
されている。この装置は、中心に固定軸を備え、その外
側に回転かつ軸方向に摺動するビット回転機構を設け、
さらにその外側にモータを載置しているケーシングがあ
り、複雑な構造となっている。従って製作費が高価とな
り、かつ主要部に摩耗部分等が多く、故障の要因が多岐
にわたるので、保守管理に手間が掛るという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術を改良したものであり、構造が簡単で故障の要因
を極力排除し、かつ円筒形ビットの位置決めを容易にし
舗装版を円形に切断する切断装置及びこの切断装置を用
いて舗装版の部分撤去を容易に行うことができる舗装版
部分撤去方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたもので、円筒の下縁に切削刃を
備えた円筒形ビットと、この円筒形ビットの内径に遊嵌
する案内面を有し舗装版上面に着脱自在な固定部を有す
る環状ガイドとを備えたことを特徴とする舗装版切断装
置を提供するものである。この円筒形ビットは、建設用
重機のアームから吊下することができ、任意の現場にお
いて舗装版の切削を行うことができるものである。ま
た、環状ガイドは、外周面を案内面とし、この案内面よ
り内側の部分に、舗装版上面に取りつけ固定する固定部
を備えている。
【0006】この装置を利用して行う本発明の舗装版部
分撤去方法は、舗装版の上面に外周が案内面をなす環状
ガイドを取付け固定し、この環状ガイドの案内面に外嵌
する内径を有する円筒を備え円筒の下縁に切削刃を取付
けた円筒形ビットをこの環状ガイドに外嵌し、環状ガイ
ドに案内させながら回転ビットを駆動して舗装版に円形
の切削溝を形成し、ついで、円筒形ビットを引上げ、前
記環状ガイドを取外し、前記切削溝より内側の舗装版を
破壊除去することを特徴とする。切削溝の深さは、舗装
版の厚さ以上とし、円盤状の舗装版を切り離すようにす
ると好適である。
【0007】環状ガイドの外周面すなわち案内面と円筒
形ビットの内径面とは、互いに摺動する円筒嵌合面と
し、摺動面に液体又は固体潤滑剤を供給するようにすれ
ばよく、また、環状ガイドと円筒形ビットの何れかの面
又は両方の面に耐摩耗性の摺動材、例えば、弗素樹脂製
のライニング等を全周又は円弧状に多数分割して施して
もよい。これらのライニングは線条状に一部に設けても
よい。さらに、案内面は円筒面に限るものではなく、球
体、円筒ローラ等の回転体を案内面に介在させたり、こ
れらを円筒形ビットの内面を案内する複数個の突起とし
たものでもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば、既設マンホー
ルの頂面高さを調整する場合等にマンホールの周囲の舗
装を簡易な装置と方法により除去し、頂面高さ調整作業
を行う場合等に適用されるものである。本発明の最も特
徴とする点は、吊り下げ構造でモータにより回転するよ
うに構成された円形切断機の円筒形ビットの位置決め及
び舗装版切削時の案内装置として、環状ガイドを舗装版
上に装着することにある。
【0009】以下図面を参照して本発明の実施の形態を
説明する。図1は本発明の1実施例の縦断面図、図2は
環状ガイドの実施例の平面図である。建設重機のアーム
1にモータ2が吊り下げられている。モータ2は電動モ
ータでもよいが、小型で出力の大きい油圧モータが好ま
しい。モータ2よりカップリング3を介して回転軸4が
連結されており、回転軸4の下端にはボルト10により
円筒形ビット5が着脱自在に締結されている。円筒形ビ
ット5の下縁には切削刃物11が取付けてある。円筒形
ビット5は直径等のサイズの異なるものを容易に変更取
りつけすることができる。
【0010】一方、例えばマンホール12の蓋8の廻り
を円形切断しようとする場合、環状ガイド6をマンホー
ル12の蓋8と同心的に舗装版9上に配設する。この例
では環状ガイド6は横断面がL字形のリングであって、
L字形の舗装面に接する辺を固定部とし、鉛直に立設し
た辺を円筒状の案内面としたものを示している。舗装面
に接する辺は案内面より内周側にあり、オールアンカー
7等を用いて3〜4ケ所で舗装版9上に着脱自在に固定
する固定部となっている。円筒形ビット5で切断した内
側のリング状の舗装版9は後に破砕し撤去されるので、
ここにオールアンカー7を取付けても問題はない。な
お、環状ガイド6の外径は円筒形ビット5の内径より幾
分小さくしてあるので、円筒形ビット5を無理なく回転
させることができる。
【0011】本発明装置の使用方法は次の通りである。
建設重機のアーム1を下げると、それに吊り下げられた
一連の装置が下降する。最下端の円筒形ビット5が環状
ガイド6にはまり込んだら下降を停止する。モータ2を
起動し、円筒形ビット5を回転させる。円筒形ビット5
は環状ガイド6に案内されて、円滑に回転し、首振り運
動等を生ずることはない。円筒形ビット5をさらに下降
させると舗装版9を切削する。所定の深さまで切削した
ら切削作業を完了する。ついで、円筒形ビット5を上昇
させて退避させ、環状ガイド6を取外し、円筒形ビット
5で切削した切削溝より内側の舗装版を破壊除去する。
かくして、マンホールの周囲の舗装版を部分的に容易に
除去することができ、マンホールの高さ調整等を容易に
行うことができる。マンホールの高さ調整後、除去した
部分の舗装版を埋戻す。
【0012】以上の実施例は例示であって、本発明はも
ちろん上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
技術思想を逸脱しない限り、各種の変形態様を包含する
ものである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、簡易な装置により舗装
版を部分的に円形に切断除去することができ、マンホー
ルの高さ調整等の作業を容易に行うことができ、寄与す
るところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施例を示す一部断面を含む正
面図である。
【図2】マンホールと環状ガイドの位置関係を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 建設重機のアーム 2 モータ 3 カップリング 4 回転軸 5 円筒形ビット 6 環状ガイド 7 オールアンカー 8 マンホールの蓋 9 舗装版 10 ボルト 11 切削刃物 12 マンホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒の下縁に切削刃を備えた円筒形ビッ
    トと、該円筒形ビットの内径に遊嵌する案内面を有し舗
    装版上面に着脱自在な固定部を有する環状ガイドとを備
    えたことを特徴とする舗装版切断装置。
  2. 【請求項2】 舗装版の上面に外周が案内面をなす環状
    ガイドを取付け固定し、該環状ガイドに外嵌する内径を
    備え円筒の下縁に切削刃を取付けた円筒形ビットを該環
    状ガイドに外嵌し、該環状ガイドに案内させながら円筒
    形ビットを駆動して舗装版に円形の切削溝を形成し、該
    円筒形ビットを引上げ、前記環状ガイドを取外し、前記
    切削溝より内側の舗装版を破壊除去することを特徴とす
    る舗装版部分撤去方法。
JP9308689A 1997-11-11 1997-11-11 舗装版切断装置及び舗装版部分撤去方法 Pending JPH11140818A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009179936A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Csk:Kk マンホール枠の設置工法
CN107812986A (zh) * 2017-10-31 2018-03-20 合肥凯邦电机有限公司 拆卸用钻头及具有其的钻床组件
JP2019001043A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 株式会社安部日鋼工業 コア削孔用ガイド
JP2020133370A (ja) * 2019-02-26 2020-08-31 一般社団法人セイフティーフラット工法協会 段切りカッターの取付構造
CN112030659A (zh) * 2020-09-09 2020-12-04 厦门合诚工程技术有限公司 一种城市道路沥青路面预防性养护结构

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