JPH1114075A - 床暖房の温度制御装置 - Google Patents

床暖房の温度制御装置

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JPH1114075A
JPH1114075A JP16894597A JP16894597A JPH1114075A JP H1114075 A JPH1114075 A JP H1114075A JP 16894597 A JP16894597 A JP 16894597A JP 16894597 A JP16894597 A JP 16894597A JP H1114075 A JPH1114075 A JP H1114075A
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JP
Japan
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temperature
heat medium
heat
floor
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP16894597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Shibata
耕平 柴田
Kenichi Iwasaki
健一 岩崎
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Sunpot Co Ltd
Original Assignee
Sunpot Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室温が設定温度から極端にずれたり床温度が
設定温度から極端にずれないように制御すること。 【解決手段】 熱媒循環路3を介して熱源機1と床暖房
用放熱器2とに亘って熱媒を循環させて床面と該床面か
らの熱で室内を暖房する暖房装置にあって、その暖房装
置の熱媒温度を検出する検出器9と室内温度を検出する
検出器10とを設け、両検出器9、10からの信号と、
制御装置11に設定された設定信号とで、前記熱媒循環
路3に設けた熱媒循環ポンプ又は熱媒循環弁を制御して
熱媒循環路3を流れる熱媒の流れを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房の温度制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱源機(ボイラ)と床暖房用の放熱器と
の間に熱媒を循環させて、床面を加温する共に室内を該
放熱器からの熱で暖房する床暖房装置は知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者にあって
該床暖房用の放熱器の温度制御は、該熱媒(水に不凍液
を入れたもの)の循環路へ戻る熱媒の温度を温度検出器
で検出し、該検出信号を制御装置に予め設定した設定熱
媒温度と比較・演算した信号で、熱媒の循環路に設けた
制御弁、または循環ポンプを制御して、循環路を流れる
熱媒をコントロールすることで温度制御していた。しか
し、該床暖房用の放熱器から放熱される熱のみで、室内
を暖房する場合、室温は窓から差し込む太陽熱、又は隙
間から入り込む冷気によって室温が上がっても下がって
も、直ちに熱媒温度が変化せず不快な状態が続く。ま
た、熱媒床暖房の制御を室温を検知するセンサで制御し
ようとすると、室温が上がり切らない内に床温のみのが
上昇し床仕上げ材が反る等の不具合を生じる。また、熱
媒温度の制御は、床材や床表面に敷設したカーペット等
の材質・厚さによって最適熱媒温度を選択する必要があ
るが、室温を検知するセンサで制御する場合これを設定
することがきわめて難しい。本発明はかかる不具合を解
消した床暖房の温度制御装置を提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかゝる課題を達
成するため、請求項1に記載の発明は、循環路を介して
熱源機と床暖房用放熱器とに亘って熱媒を循環させて、
床面と該床面からの熱で室内を暖房する暖房装置におい
て、熱媒温度を検出する検出器と室内温度を検出する検
出器を設け、両検出器からの信号と設定信号とを比較し
て、前記熱媒循環路を流れる熱媒の流れを制御すること
を特徴とし、かかる構成を備えることで、床温度と室温
との両方が極端に低い状態、又は高い状態を呈すること
がなくなる。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、媒
循環路に熱媒制御弁を設け、該熱媒制御弁を前記制御信
号で制御するようにした。
【0006】請求項3の発明は、請求項1において、媒
循環路に熱媒循環ポンプを設け、該熱媒循環ポンプを前
記制御信号で制御するようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示する実施の形態を説
明する。図1、2において1は、灯油バーナその他のバ
ーナ又は電熱ヒータ等を備えた熱源機、2は床暖房用放
熱器を示し、該熱源機1の熱交換部1aと床暖房用放熱
器2内の熱媒路2aとを熱媒循環路3で接続して、該熱
媒循環路3に介入させたポンプ4で、熱媒路2aと熱交
換部1aとの間に熱媒を循環させて、該熱源機1で加温
された熱媒の熱を床暖房用放熱器2で放熱させて、該床
暖房用放熱器2を敷設した床面並びに床面からの放熱で
室内を加温する。
【0008】なお、図2において5は膨脹タンク、6は
熱媒制御弁、7は空気抜き弁、8は安全弁、9は該熱媒
循環路3の温度を検出する熱媒温度検出器を示し、具体
的には該熱媒循環路3から熱源機1に戻る熱媒の温度を
検出する。10は室温を検出する室温検出器を示す。
【0009】なお、前記熱源機1は、これを稼働させる
と該熱源機1に戻る熱媒温度が一定温度以上にはならよ
うに自動制御され、一定温度以上になると該熱源機1が
バーナである場合は、種火状態となり、一定温度より大
きく温度が上がりすぎると消火し、再度熱要求があった
とき、点火ヒータ、送風機、燃料ポンプ等を稼働させて
燃焼状態となるように制御される。
【0010】本装置による床温度並びには室温は、制御
装置11の記憶回路に設定された、設定温度並びにプロ
グラムに従って制御される。この制御装置11の記憶回
路への設定温度並びにプログラムの設定は、図3に示す
リモートコントロール用操作盤Aを用いて行う。これを
説明すると、リモートコントロール用操作盤Aにおい
て、aは運転の開始および停止操作を行う運転スイッ
チ、bはプログラム設定切替ボタン、cはプログラム設
定用のボタン群を示し、該プログラム設定用ボタンc
は、送りボタンdと、運転ボタンeと、セーブボタンf
と、停止ボタンgとを備える。hは温度・時刻設定用の
ボタンを示し、該温度・時刻設定用のボタンhは、左右
に温度の高・低(時間設定の場合には時・分)を設定す
るj,kからなる。運転スイッチaを「入」の状態にす
ると、設定ボタンbは、設定温度の入力モードとなり、
再押すると順に、セーブ温度の入力モード、現在時刻の
入力モード、プログラムの入力モードとなる。このとき
いずれかの入力モード状態にあるかは各々のランプの点
灯で表示する。そして、「設定温度」の入力モードで、
「温度・時刻設定」ボタンjまたはkを押操作すると通
常の温度設定できる。この設定温度は液晶表示板からな
る設定温度表示部nに表示される。また「設定切替」ボ
タンbを再押して「セーブ温度」(通常運転モードより
低い温度)の入力モードとし、「温度・時刻設定」ボタ
ンj又はkを操作するとセーブされた設定温度が設定さ
れ、この設定温度は前記温度表示部nに表示される。ま
た「設定切替」ボタンbを再び押して「プログラム」の
入力モードとし、プログラム設定用ボタン群cの内の
「運転」ボタンe、「セーブ」ボタンf、「停止」ボタ
ンgを適宜操作し、これと「温度・時刻設定」ボタンj
またはkとの組合わせによる操作で、24時間(一日)
を「運転、セーブ、停止」の各モードに振分け設定す
る。なお、このとき、運転ボタンeを押すと温度表示部
mの「運転」の文字が点灯し、ボタンjまたはkを押す
と「運転」に連なる24コマ(1コマが1時間に相当)
の内の設定した時間に相当するコマの色彩が変わって時
間的な表示が行われる。同様にボタンfを押すと温度表
示部mの「セーブ」の文字が点灯し、ボタンjまたはk
を押すと「セーブ」に連なる24コマ(1コマが1時間
に相当)の内の設定した時間に相当するコマの色彩が変
わって時間的なプログラムの内容が表示される。
【0011】なお、送りボタンdは、その前の状態を継
続したい場合に用いる。即ち、現在プログラム設定切替
ボタンbの内「セーブ」ボタンfが押された状態にあり
その前のモードが「運転」である場合ば、送りボタンd
をおすことで「運転」モードeになる。なお、床温のみ
で温度制御したいときは、前記プログラム設定切替ボタ
ンbを操作して、「設定温度」モード又は「セーブ」モ
ードを選択し、「送り」ボタンdと「温度・時刻設定」
ボタンjまたはkを同時に押すと、「設定温度」又は
「セーブ」温度に設定される。
【0012】次ぎに該制御装置15で前記熱媒循環路に
介在させたポンプ5を制御する場合を説明する。該制御
装置15は、図4にブロック図で示す回路から成る。こ
れを説明すると、前述した記憶回路12と熱媒温度検出
器9からの出力信号を比較する比較回路13と、該比較
回路13からの信号を増幅する増幅回路14と、該増幅
回路14からの信号をポンプ4を制御する出力信号とす
る出力回路16と、その信号を比例信号に変換する比例
回路15とを備え、更に、前記記憶回路12と室温検出
器10からの出力信号を比較する比較回路17と、該比
較回路17からの信号を受けて、前記出力回路16から
ポンプ4に伝達される信号を断続する断続器18の開閉
信号を出す出力回路18とを備える。
【0013】図5に示すフローチャートに従って、制御
装置11にプログラミングされたプログラムに沿ってポ
ンプ4に制御する場合をを説明する。前記制御装置11
に設けた運転スイッチをONすると、設定モードが停止
モードにあるか否かを判断し、停止モードでないことが
確認されると、次ぎに通常運転モードか否かを判断し、
通常運転モードであれば、更に、熱媒循環路3内の熱媒
温度が通常運転モードの設定温度以下であるか否かを判
断し、設定温度以下であれば、次いで室温が設定温度以
下であることを判断し、室温が設定温度以下であれば、
前記ポンプ4を作動させて、熱媒を熱源機1の熱交換部
1aと床暖房用放熱器2内の熱媒路2aとに亘って循環
させ暖房する。そして、熱媒温度が通常運転モードの設
定温度以上になるとポンプ4を停止させる。また熱媒温
度が通常運転モードの設定温度以下であっても、室温が
通常運転モードの設定温度以上になるとポンプ4を停止
させる。したがって、外乱で室温が設定温度より高くな
った場合にも床暖房を停止させる。
【0014】また、前記通常運転モードか否かを判断し
たとき、通常運転モードでないと判断されると、セーブ
運転モードか否か判断され、セーブ運転モードであれ
ば、ポンプ4はセーブモードで運転される。即ち、熱媒
循環路3内の熱媒温度が、セーブ運転モードに設定され
た温度か否かを判断し、設定温度以下であれば、次いで
室温がセーブ運転モードに設定された温度か否かを判断
し以下であればポンプ4の作動を続ける。そして、熱媒
温度がセーブ運転モードの設定温度以上になるとポンプ
4を停止させる。また熱媒温度がセーブ運転モードの設
定温度以下であっても、室温がセーブ運転モードの設定
温度以上になるとポンプ4を停止させる。かかる動作を
繰り返して室温並びに床温度を一定に保つ。なお、前述
のものは、前記制御装置11からの制御信号でポンプ4
を制御して、室温並びに床下温度を制御するようにした
が、熱媒循環路3に介在させた熱媒制御弁を制御して同
様に、室温と床温を調節するようにすることも出来る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至3に
記載の発明では、床暖房機からの熱で室内を暖房するも
のにおいて、該熱媒の循環を床温度のみでなく室温によ
っても制御するようにしたので、室温が外乱によって、
変化したとき室温によっても、熱媒温度を制御出来るた
め、室温が設定温度から極端に変化することなく、しか
も床の温度も設定温度近傍に保持ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 床暖房の場合の本発明実施の形態の1例を示
す線図
【図2】 熱媒の循環路を示す系統図
【図3】 リモートコントロール用操作盤Aの正面図
【図4】 制御回路を示すブロック図
【図5】 ポンプの動作を説明する流図
【符号の説明】
1 熱源機 2 床暖房用放熱器 3 熱媒循環路 4 ポンプ 6 熱媒制御弁 9 検出器 10 検出器 11 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱媒循環路を介して熱源機と床暖房用放
    熱器とに亘って熱媒を循環させて、床面と該床面からの
    熱で室内を暖房する暖房装置において、熱媒温度を検出
    する検出器と室内温度を検出する検出器とを設け、両検
    出器からの信号と制御装置に設定された設定信号とで、
    前記熱媒循環路を流れる熱媒の流れを制御することを特
    徴とする床暖房の温度制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、媒循環路に熱媒制御
    弁を設け、該熱媒制御弁を前記制御信号で制御すること
    を特徴とする請求項1記載の床暖房の温度制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、媒循環路に熱媒循環
    ポンプを設け、該熱媒循環ポンプを前記制御信号で制御
    することを特徴とする請求項1記載の床暖房の温度制御
    装置。
JP16894597A 1997-06-25 1997-06-25 床暖房の温度制御装置 Pending JPH1114075A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02