JPH11139953A - パラメリア属植物抽出物を含有する組成物 - Google Patents

パラメリア属植物抽出物を含有する組成物

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JPH11139953A
JPH11139953A JP9322093A JP32209397A JPH11139953A JP H11139953 A JPH11139953 A JP H11139953A JP 9322093 A JP9322093 A JP 9322093A JP 32209397 A JP32209397 A JP 32209397A JP H11139953 A JPH11139953 A JP H11139953A
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parameria
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hair
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JP9322093A
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Yuki Shibata
由記 芝田
Yoshiharu Tsuji
善春 辻
Yoshiki Moriya
佳樹 守屋
Mitsuhisa Kojima
称央 小島
Ouji Ifuku
欧二 伊福
Tatsuo Ideta
立郎 出田
Tsutomu Soma
勤 相馬
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、安全で、実使用において優れた効果を
示すチロシナーゼ活性促進用組成物、白髪防止用組成物
を提供する。 【解決手段】 キョウチクトウ科(Apocynaceae)パラ
メリア属(Parameria)に属する植物、特にはパラメリ
ア・ラエビガータ(Parameria laevigata; Kayu rape
t)の抽出物を有効成分として含有するチロシナーゼ活
性促進用組成物、白髪防止用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキョウチクトウ科パ
ラメリア属に属する植物の抽出物を有効成分として含有
する組成物に関する。該組成物は、特にチロシナーゼ活
性促進用組成物、白髪防止用組成物として有用である。
【0002】
【従来の技術】白髪防止用組成物としては、白髪の発生
機序または、逆にメラニン色素形成機序等を参考に有効
物質をスクリーニングするか、あるいは無作為に各種物
質の白髪防止作用を検討することによって得られた多種
多様な化合物(または物質)の使用が提案されている。
【0003】例えば、メラノサイトのcyclic A
MP産生能の向上を図るもの(特開平4−124122
号公報)、メラノサイトのメラニン生成の活性化を図る
もの(特開平5−78222号、特開平7−28587
4号、特開平7−316026号公報等)、その他育毛
効果と白髪防止効果の両効果を奏すると称されるもの
(特開平7−112918号、特開平7−126129
号公報等)が挙げられる。これらには、動植物からの抽
出物を有効成分とするものがほとんどであり、一定の目
的を達成できるとの記述が認められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、白髪の発生機
序の複雑さを考慮し、他方、天然産物の多様性に着目す
ると、天然産物由来のさらなる多種多様な成分を利用す
る新規な白髪防止組成物の提供も望まれる。
【0005】したがって、本発明の主目的は、従来白髪
防止用に使用されていないが、白髪防止用に使用されて
きた(または使用が提案されている)植物成分より、実
使用において優れた効果を示す白髪防止用組成物を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者らは、白髪の発生機序およびその各段階にお
ける各種化合物または物質の作用効果について基礎研究
を行うとともに、実使用における有効性について検討を
重ねてきた。その結果、容易にかつ多量に入手できるキ
ョウチクトウ科(Apocynaceae)パラメリア属(Paramer
ia)に属する植物の抽出物が、優れたチロシナーゼ活性
促進作用とともに白髪防止(または白髪の黒化)作用を
示すことを見出した。
【0007】すなわち本発明は、キョウチクトウ科(Ap
ocynaceae)パラメリア属(Parameria)に属する植物の
抽出物を有効成分として含有するチロシナーゼ活性促進
用組成物、白髪防止用組成物に関する。
【0008】また上記において、パラメリア属(Parame
ria)に属する植物がとしてはパラメリア・ラエビガー
タ(Parameria laevigata; Kayu rapet)が好ましく用
いられる。
【0009】なお、本発明において「白髪防止」の語
は、「白髪の黒化作用」の概念も包含する意図で使用さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0011】本発明に用いられるキョウチクトウ科(Ap
ocynaceae)パラメリア属(Parameria)に属する植物
は、当該属に属し、かつ本発明の目的に沿うものであれ
ばいずれの種の植物であってもよいが、代表的な植物と
しては、通常カユ・ラペ(Kayurapet)と称されている
パラメリア・ラエビガータ(Parameria laevigata)を
挙げることができる。
【0012】本発明において、パラメリア属(Parameri
a)に属する植物は生のままでも乾燥したものでも使用
することができるが、使用性、製剤化等の点から乾燥粉
末あるいは溶媒抽出物として用いることが好ましい。使
用する部位としては、パラメリア属(Parameria)に属
する植物の葉、茎、花、樹皮、種子または果実、植物全
草を使用することができるが、全草、葉、種子からのも
のを使用するのが好ましい。
【0013】パラメリア属(Parameria)に属する植物
の抽出物は、常法により得ることができ、例えば、パラ
メリア属(Parameria)に属する植物を、必要により乾
燥した後、抽出溶媒に一定期間浸漬するか、あるいは加
熱還流している抽出溶媒と接触させ、次いで濾過し、濃
縮して得ることができる。抽出溶媒としては、通常抽出
に用いられる溶媒であれば任意に用いることができ、例
えば、水、メタノール、エタノール、プロピレングリコ
ール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等のア
ルコール類、クロロホルム、ジクロルエタン、四塩化炭
素、アセトン、酢酸エチル等の有機溶媒を、それぞれ単
独あるいは組み合わせて用いることができる。上記溶媒
で抽出して得た抽出液をそのまま、あるいは濃縮したエ
キスを用いるか、あるいはこれらエキスを吸着法、例え
ばイオン交換樹脂を用いて不純物を除去したものや、ポ
ーラスポリマー(例えばアンバーライトXAD−2)の
カラムにて吸着させた後、メタノールまたはエタノール
で溶出し、濃縮したものも使用することができる。また
分配法、例えば水/酢酸エチルで抽出した抽出物等も用
いられる。
【0014】こうして得られる抽出物は、毛髪用組成物
または皮膚外用組成物(化粧料または薬剤)に常用され
ている希釈剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高級
アルコール、油分、保湿剤、増粘剤、溶剤、使用性向上
剤、防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、紫外線防
止剤、粉末、その他の活性物質、色剤、香料等を目的と
する剤形に応じて適宜使用して製剤化することができ
る。本発明で使用する上記添加剤は、必ずしも単一の機
能によって分離できるものではないが、以下、通常分類
されている例に従って説明する。
【0015】希釈剤としては、水、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、グリコール類が挙げられる。
【0016】アニオン性界面活性剤としては、例えば、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレン
アルキル硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、オ
レフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテルリン酸塩、ジアルキルスル
ホコハク酸塩および脂肪酸塩等が挙げられる。
【0017】非イオン性界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸部分エステ
ル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸部分エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油誘導体および脂肪酸ジエタノールアミ
ド等が挙げられる。
【0018】カチオン性界面活性剤としては、例えば第
3級脂肪属アミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム
ハライド、ジアルキルジメチルアンモニウムハライドお
よびアルキルジメチルベンジルアンモニウムハライド等
が挙げられる。
【0019】両性界面活性剤としては、例えばアミドベ
タイン型、イミダゾリニウムベタイン型およびスルホベ
タイン型等の界面活性剤が挙げられる。
【0020】高級アルコールとしては、例えばセチルア
ルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール
等がある。
【0021】油分としては、例えば高級脂肪酸、固形パ
ラフィン、流動パラフィン、シリコーン油、高分子シリ
コーンおよびその誘導体、スクワラン、ワセリン、なら
びにエステル油等が挙げられる。
【0022】保湿剤としては、例えば、グリセリン、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコールおよびソルビトール等が挙げられ
る。
【0023】増粘剤としては、例えば、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、カル
ボキシメチルセルロースおよびカチオン化セルロース等
が挙げられる。
【0024】粉末としては、例えばシリカ、ナイロンパ
ウダーおよびポリエチレンパウダー等の樹脂粉末等が挙
げられる。
【0025】本発明における白髪防止用組成物には、発
明の効果に悪影響を及ぼさない限り、養毛料の成分とし
て用いることができるいかなる成分を含めてもよい。こ
のような成分には、それ自体発毛効果等を有することが
示唆されている活性成分や助剤が包含される。例えば、
センブリエキス、ニンジン抽出液等の植物抽出エキス、
ビタミンB6、ビタミンEおよびその誘導体、ビオチン
等のビタミン類、パントテン酸およびその誘導体、グリ
チルリチン酸およびその誘導体、ニコチン酸ベンジルな
どのニコチン酸エステル類、セリン、メチオニン等のア
ミノ酸類、セファランチン、塩化カプロニウム、ミノキ
シジル、ニコランジル、アセチルコリン誘導体、サイク
ロスポリン類、およびエストラジオール等の女性ホルモ
ン剤等、ならびにこれらの混合物が挙げられる。
【0026】さらに、例えばヒノキチオール、ヘキサク
ロロフェン、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリジ
ニウムクロリド、ウンデシレン酸、トリクロロカルバニ
リドおよびビチオノール等の抗菌剤、メントール等の清
涼剤、サリチル酸、亜鉛およびその誘導体、乳酸および
そのアルキルエステル等の活性物質、クエン酸等の有機
酸類、アルギニン等のアミノ酸類も、本発明の組成物に
添加することができる。
【0027】本発明における白髪防止用組成物の形態
は、液状、乳液、軟膏などの皮膚または頭皮に適用でき
る性状のものであればいずれもよく、一般的にエモリエ
ントローション、エモリエントクリーム、モイスチャー
ジェル、化粧水、ヘアトニック、ヘアリキッド、スカル
プトリートメント、ヘアクリーム、エアゾールムース、
エアゾールスプレー、ヘアジェル、スプレームース等と
称されている製品形態をとることができる。
【0028】これらの製品形態をとる組成物中に含めら
れる植物抽出物の最適量は、形態に応じて異なるので特
定することができないが、一般に、総組成物重量あた
り、乾燥物として0.00001〜10重量%、好まし
くは0.0001〜1重量%である。0.00001重
量%未満の場合には、本発明の目的を十分に達成できな
いことがあり、一方、10重量%を超えると製剤上好ま
しくない。
【0029】こうして調製される本発明の組成物の頭部
への施用を例にとると、有効成分の用量が、成人の場
合、1日1回あたり0.0001〜100mg、好まし
くは0.001〜10mgとなるように施用することが
できる。
【0030】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明の技術的範囲はこれによってなんら
限定されるものでない。なお、配合量はすべて重量%で
ある。
【0031】I.試料の調製(カユ・ラペ抽出物の調
製) パラメリア・ラエビガータ(Parameria laevigata; Kay
u rapet)の全草(乾燥物)50gを室温で1週間エタ
ノール7.5Lに浸清し、抽出液から溶媒を留去して1
1.9gの抽出物(試料1)を得た。
【0032】II.効果確認試験 試料1をジメチルスルホキシド(DMSO)に1%溶解
し、この溶液を希釈して濃度を調整し、得られた希釈液
を使用して次の試験を行った。
【0033】(1)細胞培養法 マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。3
%ウシ胎児血清(FBS)を含むイーグルMEM培地中
でCO2インキュベーター(95%空気、5%CO2
内、37℃の条件下で培養した。培養24時間後に試験
試料溶液を終濃度(抽出乾燥物換算濃度)で10-3〜1
-5%になるように添加し、さらに3日間培養を続け、
以下の方法でメラニン生成量の視感判定及びチロシナー
ゼ活性促進効果を測定した。
【0034】(2)メラニン量の視感判定 ウェルのプレートの蓋の上に拡散板を置き、倒立顕微鏡
で細胞内のメラニン量を観察した。対照として、植物抽
出物を添加していない試料(コントロール1)を用い
た。下記判定基準により評価した。結果を表1に示す。 〈判定基準〉 +: コントロール1に比べ黒い(メラニン量が多い) ±: コントロール1に比べやや黒い(メラニン量がやや多い) −: コントロール1とほぼ同じ(メラニン量がほとんど認められない)
【0035】(3)チロシナーゼ活性の測定 ウェル中の培地を除去し、PBS100μlで2回洗浄
した。各ウェルに45μlの1%トライトン−X(ロー
ム・アンド・ハース社製)を含むPBSに加えた。1分
間プレートを振動させ、細胞膜を入念に破壊し、マイク
ロプレートリーダーで475nmの吸光度を測定した。
これを0分時の吸光度とした。その後、すばやく5μl
の10mMのL−ドーパ溶液を添加して、37℃のイン
キュベーターに移し、60分間反応させた。
【0036】反応後、1分間プレートを振動させて、6
0分時の吸光度(475nm)を測定した。植物抽出物
を添加していない試料(コントロール1)の0分時と、
ドーパ添加後の60分後の吸光度の差に対する各抽出物
添加試料の前記吸光度差の増加分を求めた。結果を表1
に示す。
【0037】
【表1】
【0038】(4)累積塗布によるヒトによる白髪防止
効果 被験者として、各試料ごとに白髪のある40〜60歳の
男女40名に1日2回(朝、夜)連続4カ月間、試料1
を用いた下記組成からなる本発明ローションと、本発明
ローションから試料1を除いたもの(対照ローション)
をそれぞれハーフヘッド法で左右頭皮に別々に使用して
もらい、塗布部位の状態を試験前後で比較し、白髪防止
・改善効果を下記試験方法、判定基準により評価した。
【0039】 (使用したローション) 本発明ローション 配 合 成 分 配 合 量 (1)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.5 (2)ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 5.0 (3)エチルアルコール 30.0 (4)シリコーン誘導体 0.5 (5)グリセリン 2.0 (6)防腐剤 適 量 (7)香料 適 量 (8)精製水 残 余 (調製法)(3)に(2)、(6)、(7)を加えて均
一に溶解する。これに、あらかじめ溶解させておいた水
相部((8)、(4)、(5))を添加し、溶解する。
【0040】対照ローション 上記において、(1)を除外した以外は、本発明ローシ
ョンと同様にして調製した。 (試験方法)本発明ローションと対照ローションを、上
記のようにそれぞれハーフヘッド法で左右頭皮に別々に
4カ月間、毎日塗布、使用してもらい、塗布開始前およ
び塗布開始後4カ月における頭頂部の毛髪1,000本
あたりの白髪の本数を数えた。 〈判定基準〉 ++(著効): 塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の白髪の本数が 80%未満の試験者が半数(20名)以上 +(有効): 塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の白髪の本数が 80%以上90%未満の試験者が半数(20名)以上 ±(やや有効): 塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の白髪の本数が 90%以上100%未満の試験者が半数(20名)以上 −(無効): 塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の白髪の本数が 90%以上100%未満のの試験者が半数(20名)未満 結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】 III.実施例(製剤例) (実施例1)ヘアートニック 配 合 成 分 配 合 量 (1)硬化ヒマシ油EO(40モル)付加物 2.0 (2)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.1 (3)95%エタノール 70.0 (4)香料 適 量 (5)精製水 残 余 (調製法)(3)に(1)、(2)、(4)を添加し、
攪拌溶解した後、(5)を加えて標題の組成物(製品)
を得た。
【0043】 (実施例2)ヘアートニック 配 合 成 分 配 合 量 (1)グリセリン 2.0 (2)L−メントール 0.1 (3)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.5 (4)95%エタノール 60.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 余 (調製法)(4)に(1)、(2)、(3)、(5)を
添加し、攪拌溶解した後、(6)を加えて標題の組成物
(製品)を得た。
【0044】 (実施例3)ヘアートニック 配 合 成 分 配 合 量 (1)ポリエチレングリコール200 2.0 (2)L−メントール 0.2 (3)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 1.0 (4)95%エタノール 50.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 余 (調製法)(4)に(1)、(2)、(3)、(5)を
添加し、攪拌溶解した後、(6)を加えて標題の組成物
(製品)を得た。
【0045】 (実施例4)ヘアーリキッド 配 合 成 分 配 合 量 (1)ポリオキシプロピルブチルエーテル(40PO) 15.0 (2)ポリオキシプロピルブチルエーテルリン酸(40PO)15.0 (3)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.001 (4)1,3−ブチレングリコール 5.0 (5)95%エタノール 50.0 (6)香料 適 量 (7)色素 適 量 (8)エデト酸 適 量 (9)精製水 残 余 (調製法)(5)に(1)〜(4)、(6)〜(8)を
添加し、攪拌溶解した後、(9)を加えて標題の組成物
(製品)を得た。
【0046】 (実施例5)スカルプトリートメント 配 合 成 分 配 合 量 (1)1,3−プロピレングリコール 0.5 (2)ペンタエリスリトールテトラ−2− エチルヘキサネート 1.2 (3)95%エタノール 60.0 (4)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.00001 (5)センブリエキス 1.0 (6)香料 適 量 (7)DME/LPG(95/5) 残 余 (調製法)(3)に(1)、(2)(4)〜(6)を添
加し、攪拌溶解した後、(7)を加えて標題の組成物
(製品)を得た。
【0047】 (実施例6)ヘアークリーム 配 合 成 分 配 合 量 (A相) (1)流動パラフィン 5.0 (2)セトステアリルアルコール 5.5 (3)ワセリン 5.5 (4)グリセリルモノステアレート 3.0 (5)EO(20モル付加)−2−オクチル ドデシルエーテル 3.0 (6)ビタミンEアセテート 0.05 (7)プロピルパラベン 0.3 (8)香料 0.05 (B相) (9)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.001 (10)グリセリン 7.0 (11)ジプロピレングリコール 20.0 (12)ポリオキシエチレングリコール4000 5.0 (13)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.005 (14)精製水 残 余 (調製法)A相を加熱溶解、混合し、これにB相の熱溶
解混合物を添加し、ホモミキサーにて乳化し、標題の組
成物(製品)を得た。
【0048】 (実施例7)ヘアジェル 配 合 成 分 配 合 量 (1)カルボキシビニルポリマー 0.7 (2)ポリビニルピロリドン 2.0 (3)グリセリン 4.0 (4)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.05 (5)水酸化ナトリウム 適 量 (6)エチルアルコール 20.0 (7)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量 (8)香料 適 量 (9)キレート剤(EDTA) 適 量 (10)精製水 残 余 (調製法)(1)を(3)と一部の(10)で分散す
る。(2)、(4)〜(9)を残りの(10)に溶解
し、攪拌しながら添加し、標題の組成物(製品)を得
た。
【0049】 (実施例8)ウォーターグリース 配 合 成 分 配 合 量 (1)カルボキシビニルポリマー 0.5 (2)グリセリン 50.0 (3)水酸化ナトリウム 適 量 (4)エチルアルコール 10.0 (5)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.0001 (6)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量 (7)香料 適 量 (8)キレート剤(EDTA) 適 量 (9)精製水 残 余 (調製法)(2)に(1)、(3)〜(8)を添加し、
攪拌溶解した後、(9)を加えて標題の組成物(製品)
を得た。
【0050】 (実施例9)ヘアスプレー 配 合 成 分 配 合 量 (原液処方) (1)アクリル樹脂アルカノールアミン液(50%) 7.0 (2)セチルアルコール 0.1 (3)シリコーン油(メチルフェニルポリシロキサン) 0.3 (4)エチルアルコール 92.6 (5)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.005 (6)香料 適 量 (充填処方) (7)原液((1)〜(6)) 50.0 (8)ジメチルエーテル 45.0 (9)LPG 5.0 (調製法)(1)〜(3)をホモミキサーで均一に乳化
した。これを(4)〜(6)の溶液に添加して原液
(7)を調製した。充填は、缶に(7)、(8)を充填
し、バルブ装着後、(9)を充填して、標題の組成物
(製品)を得た。
【0051】 (実施例10)化粧水 配 合 成 分 配 合 量 (1)1,3−ブチレングリコール 6.0 (2)グリセリン 4.0 (3)オレイルアルコール 0.1 (4)POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5 (5)POE(15)ラウリルアルコールエーテル 0.5 (6)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 1.0 (7)エタノール 10.0 (8)香料 適 量 (9)色素 適 量 (10)防腐剤 適 量 (11)褪色防止剤 適 量 (12)緩衝液 適 量 (13)精製水 残 余 (調製法)(13)に(1)、(2)、(11)、(1
2)を室温にて溶解し水相とする。(7)に(3)〜
(6)、(8)、(10)を溶解し、先の水相に混合可
溶化する。その後(9)により調色し、標題の組成物
(製品)を得た。
【0052】 (実施例11)エモリエントローション 配 合 成 分 配 合 量 (1)ステアリン酸 2.0 (2)セチルアルコール 1.5 (3)ワセリン 4.0 (4)スクワラン 5.0 (5)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.0001 (6)グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.0 (7)ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0 (8)ジプロピレングリコール 5.0 (9)ポリエチレングリコール1500 3.0 (10)トリエタノールアミン 1.0 (11)香料 適 量 (12)防腐剤 適 量 (13)精製水 残 余 (調製法)常法による。
【0053】 (実施例12)エモリエントクリーム 配 合 成 分 配 合 量 (1)セチルアルコール 5.0 (2)ステアリン酸 3.0 (3)ワセリン 5.0 (4)スクワラン 10.0 (5)グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 7.0 (6)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.005 (7)ジプロピレングリコール 5.0 (8)グリセリン 5.0 (9)プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 8.0 (10)ポリオキシエチレン(20)セチル アルコールエーテル 3.0 (11)トリエタノールアミン 1.0 (12)香料 適 量 (13)防腐剤 適 量 (14)酸化防止剤 適 量 (15)精製水 残 余 (調製法)常法による。
【0054】 (実施例13)モイスチャージェル 配 合 成 分 配 合 量 (1)ジプロピレングリコール 7.0 (2)ポリエチレングリコール1500 8.0 (3)カユ・ラペ抽出物(試料1)(乾燥物) 0.001 (4)カルボキシビニルポリマー 0.4 (5)メチルセルロース 0.2 (6)ポリオキシエチレン(15)オレイル アルコールエーテル 1.0 (7)水酸化カリウム 0.1 (8)香料 適 量 (9)色素 適 量 (10)防腐剤 適 量 (11)褪色防止剤 適 量 (12)キレート剤 適 量 (13)精製水 残 余 (調製法)常法による。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、チ
ロシナーゼ活性促進作用および白髪防止作用に優れた組
成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 称央 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 (72)発明者 伊福 欧二 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内 (72)発明者 出田 立郎 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内 (72)発明者 相馬 勤 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キョウチクトウ科(Apocynaceae)パラ
    メリア属(Parameria)に属する植物の抽出物を有効成
    分として含有するチロシナーゼ活性促進用組成物。
  2. 【請求項2】 パラメリア属(Parameria)に属する植
    物がパラメリア・ラエビガータ(Parameria laevigata;
    Kayu rapet)である、請求項1記載のチロシナーゼ活
    性促進用組成物。
  3. 【請求項3】 キョウチクトウ科(Apocynaceae)パラ
    メリア属(Parameria)に属する植物の抽出物を有効成
    分として含有する白髪防止用組成物。
  4. 【請求項4】 パラメリア属(Parameria)に属する植
    物がパラメリア・ラエビガータ(Parameria laevigata;
    Kayu rapet)である、請求項3記載の白髪防止用組成
    物。
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