JPH11106318A - 頭部用組成物 - Google Patents

頭部用組成物

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JPH11106318A
JPH11106318A JP10200290A JP20029098A JPH11106318A JP H11106318 A JPH11106318 A JP H11106318A JP 10200290 A JP10200290 A JP 10200290A JP 20029098 A JP20029098 A JP 20029098A JP H11106318 A JPH11106318 A JP H11106318A
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JP
Japan
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genus
ericaceae
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extract
plant
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Withdrawn
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JP10200290A
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English (en)
Inventor
Yuki Shibata
由記 芝田
Tatsuo Ideta
立郎 出田
Tsutomu Soma
勤 相馬
Yoshiki Moriya
佳樹 守屋
Mitsuhisa Kojima
称央 小島
Ouji Ifuku
欧二 伊福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フケの予防・治療効果に優れた頭部用組成物
が提供し、さらに、チロシナーゼ活性促進作用および白
髪防止作用の優れた組成物を提供すること。 【解決手段】 ツツジ科(Ericaceae)ウワウルシ属(A
rctostaphylos)、アカザ科(Chenopodiaceae)アカザ属
(Chenopodium)、ポテリウム属(Poterium)およびツ
ツジ科(Ericaceae)シラタマノキ属(Gautheria)から
なる群より選ばれる属に属する植物の抽出物の少なくと
も1種を有効成分として含有することを特徴とする頭部
用組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は頭部用組成物に関
し、さらに詳しくは、フケ抑制効果に優れる頭部用組成
物に関する。
【0002】また、本発明は植物抽出物を有効成分とす
るチロシナーゼ活性促進用組成物または白髪防止用組成
物に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
フケは皮脂腺の分泌物、汗腺の分泌物、表皮層の剥離物
又は脱離物からなり、通常は皮脂腺等の分泌昂進により
発生する。特に細菌や酵母が皮膚に感染するとフケの発
生が病的に助長されると言われている。このため従来か
ら抗菌剤又は殺菌剤を添加した頭部用組成物がフケ防止
用組成物として使用されてきた。
【0004】しかしながら、殺菌剤や抗菌剤の中には、
皮膚刺激性の点で人体に対する安全性等に問題があるも
のがあり、また、殺菌剤や抗菌剤を含む頭部用組成物は
連続的な使用により、皮膚常在菌の微妙なバランスをく
ずしてしまうという、いわゆるエコロジーの観点から、
時には望ましくない事を引き起こすことが指摘されてい
る。
【0005】例えば、従来からフケ防止用薬剤として最
も効果があると認められているジンクピリチオン(ZP
T)も抗菌剤の範疇に含まれるが、これを多量に用いる
ことはできるだけ避けることが望ましいといわれてい
る。
【0006】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は有効なフケ抑制作用を持
ち、しかも頭皮に対し安全性も良好な頭部用組成物を提
供することにある。
【0007】前記目的を達成するために、本発明者らは
安全性に優れた物質の中から、特に頭皮に使用してフケ
を有効に予防することができる化合物を得るべく、鋭意
研究を重ねた結果、特定の植物抽出物が増殖性の表皮肥
厚、紅斑を伴う乾燥、落屑性の変化に対して極めて有効
であることを見い出した。
【0008】一方、白髪防止用組成物としては、白髪の
発生機序または、逆にメラニン色素形成機序等を参考に
有効物質をスクリーニングするか、或いは無作為に各種
物質の白髪防止作用を検討することによって得られた多
種多様な化合物(または物質)の使用が提案されてい
る。
【0009】例えば、メラノサイトの cyclic AMP 産生
能の向上を図るもの(特開平4−124122号公報参
照)、メラノサイトのメラニン生成の活性化を図るもの
(例えば、特開平5−78222号、特開平7−285
874号、特開平7−316026号公報等参照)、そ
の他育毛効果と白髪防止効果の両効果を奏すると称され
るもの(特開平7−112918号、特開平7−126
129号公報等参照)が挙げられる。これらには、動植
物からの抽出物を有効成分とするものが殆どであり、一
定の目的を達成できるとの記述が認められる。
【0010】しかしながら、白髪の発生機序の複雑さを
考慮し、他方、天然産物の多様性に着目すると、天然産
物由来のさらなる多種多様な成分を利用する新規な白髪
防止組成物の提供も望まれるであろう。したがって、本
発明の目的は、従来白髪防止用に使用されていないが、
白髪防止用に使用されてきた(または使用が提案されて
いる)植物成分より、実使用において優れた効果を示す
白髪防止用組成物を提供することにある。
【0011】本発明者らは、白髪の発生機序およびその
各段階における各種化合物または物質の作用効果につい
て基礎研究を行うとともに、実使用における有効性につ
いて検討を重ねてきた。
【0012】その結果、容易にかつ多量に入手できるツ
ツジ科(Ericaceae)ウワウルシ属(Arctostaphylos)、
アカザ科(Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopodiu
m)、ポテリウム属(Poterium)およびツツジ科(Erica
ceae)シラタマノキ属(Gautheria )に属する植物抽出
物が、優れたチロシナーゼ活性促進作用とともに白髪防
止(または白髪の黒化)作用を示すことを見出した。
【0013】チロシナーゼ活性促進用組成物は、白髪防
止用として使用できるだけでなく、例えば、皮膚のセル
フタンニング用等にも利用できる。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ツ
ツジ科(Ericaceae)ウワウルシ属(Arctostaphylos)、
アカザ科(Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopodiu
m)、ポテリウム属(Poterium)およびツツジ科(Erica
ceae)シラタマノキ属(Gautheria)からなる群より選
ばれる属に属する植物の抽出物の少なくとも1種を有効
成分として含有することを特徴とする頭部用組成物を提
供するものである。
【0015】また、本発明は、ツツジ科(Ericaceae)
ウワウルシ属(Arctostaphylos)に属する植物が、ピン
グイカ(Pinguica、学名:Arctostaphylos Pugens)で
あり、アカザ科(Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopod
ium)に属する植物が、アリタソウ(学名:Chenopodium
Ambrosioides L.)であり、ポテリウム属(Poterium)
に属する植物が、ザポテ(Zapote、学名:Poterium Zap
ote)であり、ツツジ科(Ericaceae)シラタマノキ属
(Gautheria)に属する植物が、アクスコパクエ(Axcop
aqu、学名:Gautheria Acuminata)であることを特徴と
する前記の頭部用組成物を提供するものである。
【0016】さらに、本発明は、植物抽出物を有効成分
として含んでなるチロシナーゼ活性促進用組成物または
白髪防止用組成物であって、有効成分が、ツツジ科(Er
icaceae)ウワウルシ属(Arctostaphylos)、アカザ科
(Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopodium)、ポテリ
ウム属(Poterium)およびツツジ科(Ericaceae)シラ
タマノキ属(Gautheri)からなる群より選ばれる属に属
する植物由来の抽出物の少なくとも1種からなる各組成
物を提供するものである。
【0017】なお、本発明において、「白髪防止」とは
「白髪の黒化作用」の概念も包含する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0019】本発明に用いられるツツジ科(Ericacea
e)ウワウルシ属(Arctostaphylos)に属する植物は、該
属に属し、かつ本発明の目的に沿うものであればいずれ
の種の植物であってもよいが、代表的な植物としては、
ピングイカ(Pinguica、学名:Arctostaphylos Pugen
s)を挙げることができる。これらの植物からの抽出物
は、葉、茎、花、樹皮、種子または果実、植物全草を使
用することができるが、全草、葉、種子からのものを使
用するのが好ましい。
【0020】また、本発明に用いられるアカザ科(Chen
opodiaceae)アカザ属(Chenopodium)に属する植物
は、該属に属し、かつ本発明の目的に沿うものであれば
いずれの種の植物であってもよいが、代表的な植物とし
ては、アリタソウ(学名:Chenopodium Ambrosioides
L.)を挙げることができる。これらの植物からの抽出物
は、葉、茎、花、樹皮、種子または果実、植物全草を使
用することができるが、全草、葉、種子からのものを使
用するのが好ましい。
【0021】また、本発明に用いられるポテリウム属
(Poterium)に属する植物は、該属に属し、かつ本発明
の目的に沿うものであればいずれの種の植物であっても
よいが、代表的な植物としては、ザポテ(Zapote、学
名:Poterium Zapote)を挙げることができる。これら
の植物からの抽出物は、葉、茎、花、樹皮、種子または
果実、植物全草を使用することができるが、全草、葉、
種子からのものを使用するのが好ましい。
【0022】さらに、本発明に用いられるツツジ科(Er
icaceae)シラタマノキ属(Gautheria)に属する植物
は、該属に属し、かつ本発明の目的に沿うものであれば
いずれの種の植物であってもよいが、代表的な植物とし
ては、アクスコパクエ(Axcopaque 、学名:Gautheria
Acuminata)を挙げることができる。これらの植物から
の抽出物は、葉、茎、花、樹皮、種子または果実、植物
全草を使用することができるが、全草、葉、種子からの
ものを使用するのが好ましい。
【0023】本発明によれば、各抽出物を単独で、また
は組合せて使用することができる。本発明で使用する抽
出物は、一般にそれぞれの植物体を、必要により乾燥し
た後、抽出溶媒に一定期間浸漬するか、或いは加熱還流
している抽出溶媒と接触させ、次いで濾過し、濃縮して
得ることができる。使用する抽出溶媒としては、限定さ
れるものではないが、水、特にメタノール、エタノール
等のアルコール類、1,3−ブチレングリコール、アセ
トン、酢酸エチル等、およびこれらの混合物が挙げられ
る。
【0024】こうして得られる抽出物は、毛髪用組成物
または皮膚外用組成物(化粧料または薬剤)に常用され
ている希釈剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高級
アルコール、油分、保湿剤、増粘剤、溶剤、使用性向上
剤、防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、紫外線防
止剤、粉末、その他の活性物質、色剤、香料等を目的と
する剤形に応じて適宜使用して製剤化することができ
る。本発明で使用する上記添加剤は、必ずしも単一の機
能によって分離できるものではないが、以下、通常分類
されている例に従って説明する。
【0025】希釈剤としては、例えば、水、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、グリコール類が挙げられ
る。アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル
硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、オレフィン
スルホン酸塩、アルキルりん酸塩、ポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテルりん酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸塩および脂肪酸塩等が挙げられる。非イオン性界面活
性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、多価アル
コール脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレン多価ア
ルコール脂肪酸部分エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体および
脂肪酸ジエタノールアミド等が挙げられる。
【0026】カチオン性界面活性剤としては、例えば、
第3級脂肪属アミン塩、アルキルトリメチルアンモニウ
ムハライド、ジアルキルジメチルアンモニウムハライド
およびアルキルジメチルベンジルアンモニウムハライド
等が挙げられ、両性界面活性剤としては、例えば、アミ
ドベタイン型、イミダゾリニウムベタイン型およびスル
ホベタイン型等の界面活性剤が挙げられる。
【0027】高級アルコールとしては、例えば、セチル
アルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル等がある。
【0028】油分としては、例えば、高級脂肪酸、固形
パラフィン、流動パラフィン、シリコーン油、高分子シ
リコーンおよびその誘導体、スクワラン、ワセリン、な
らびにエステル油等が挙げられる。
【0029】保湿剤としては、例えば、グリセリン、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコールおよびソルビトール等が挙げられ
る。
【0030】増粘剤としては、例えば、メチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、カル
ボキシメチルセルロースおよびカチオン化セルロース等
が挙げられる。
【0031】粉末としては、例えば、シリカ、ナイロン
パウダーおよびポリエチレンパウダー等の樹脂粉末等が
挙げられる。
【0032】本発明の頭部用組成物、チロシナーゼ活性
促進用組成物、白髪防止用組成物(本明細書において
は、単に、組成物という場合がある)には、発明の効果
に悪影響を及ぼさない限り、養毛料の成分として用いる
ことができるいかなる成分を含めてもよい。
【0033】このような成分には、それ自体発毛効果等
を有することが示唆されている活性成分や助剤が包含さ
れる。例えば、センブリエキス、ニンジン抽出液等の植
物抽出エキス、ビタミンB6、ビタミンEおよびその誘
導体、ビオチン等のビタミン類、パントテン酸およびそ
の誘導体、グリチルリチン酸およびその誘導体、ニコチ
ン酸ベンジルなどのニコチン酸エステル類、セリン、メ
チオニン等のアミノ酸類、セファランチン、塩化カプロ
ニウム、ミノキシジル、ニコランジル、アセチルコリン
誘導体、サイクロスポリン類、およびエストラジオール
等の女性ホルモン剤等、ならびにこれらの混合物が挙げ
られる。
【0034】さらに、例えば、ヒノキチオール、ヘキサ
クロロフェン、ベンザルコニウムクロリド、セチルピリ
ジニウムクロリド、ウンデシレン酸、トリクロロカルバ
ニリドおよびビチオノール等の抗菌剤、メントール等の
清涼剤、サリチル酸、亜鉛およびその誘導体、乳酸およ
びそのアルキルエステル等の活性物質、クエン酸等の有
機酸類、アルギニン等のアミノ酸類も、本発明の組成物
に添加することができる。
【0035】本発明における植物抽出物の配合量は、組
成物全量中、通常、乾燥物として0.001〜10重量
%、好ましくは0.01〜1重量%である。0.001
重量%未満では本発明の効果が充分得られず、10重量
%を超えると、製剤上あるいはコスト的に好ましくない
場合がある。
【0036】こうして調製される本発明の組成物の頭部
への施用を例にとると、有効成分の用量が、成人の場
合、1日1回当たり0.001〜100mg、好ましく
は、0.1〜80mgとなるように施用することができ
る。
【0037】本発明の頭部用組成物は、頭皮ないし頭髪
に使用するものを広く指し、例えば、シャンプー、リン
ス、ヘアトニック、ヘアコンデショナー、スカルプトリ
ートメント等の養毛料、ヘアリキッド、へアースプレ
ー、ヘアクリーム等の整髪料等が含まれる。
【0038】本発明の組成物の形態は、液状、乳液、軟
膏などの皮膚または頭皮に適用できる性状のものであれ
ばいずれもよく、一般的に、例えば、エモリエントロー
ション、エモリエントクリーム、モイスチャージェル、
化粧水、ヘアトニック、ヘアリキッド、スカルプトリー
トメント、ヘアクリーム、エアゾールフォーム、エアゾ
ールスプレー、ヘアジェル、スプレーフォーム等と称さ
れている製品形態をとることができる。
【0039】なお、本明細書において、頭部用組成物と
は白髪防止用組成物を包括し、この上位概念を表す。ま
た、チロシナーゼ活性促進用組成物は、白髪防止用組成
物等の頭部用組成物、若しくは、セルフタンニング用の
皮膚用組成物として使用される。
【0040】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説
明する。本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。配合量は重量%である。
【0041】実施例1:抽出物の調製 ピングイカ(Pinguica)の全草(乾燥物)50gを室温
で1週間エタノール7.5Lに浸清し、抽出液から溶媒
を留去して4.59gの抽出物を得た(実施例1)。
【0042】アリタソウ(学名:Chenopodium Ambrosio
ides L.)の全草(乾燥物)50g、ザポテ(Zapote)
の全草(乾燥物)50g、アクスコパクエ(Axcopaqu
e)の全草(乾燥物)50gをそれぞれ実施例1と同様
にエタノール抽出して、抽出物をそれぞれ3.76g
(実施例2)、6.23g(実施例3)、4.78g
(実施例4)を得た。
【0043】<効果確認試験>上記に従って得られる抽
出物をそれぞれジメチルスルホキシド(DMSO)に1
%溶解し、この溶液を希釈して濃度を調整し、得られた
希釈液を使用して以下の各試験を行った。
【0044】「チロシナーゼ活性促進効果」 (1)細胞培養法 マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。3
%ウシ胎児血清(FBS)を含むイーグルMEM培地中
でCOインキュベーター(95%空気、5%二酸化炭
素)内、37℃の条件下で培養した。培養24時間後に
試験試料溶液を終濃度(抽出乾燥物換算濃度)で10-3
〜10-5%になるように添加し、さらに3日間培養を続
け、以下の方法でメラニン生成量の視感判定及びチロシ
ナーゼ活性促進効果を測定した。
【0045】(2)メラニン量の視感判定 ウェルのプレートの蓋の上に拡散板を置き、倒立顕微鏡
で細胞内のメラニン量を観察し、抽出物を添加していな
い試料(基準)と比較した。その結果を表1に示す。
【0046】<判定基準> +:黒い(メラニン量多い) ±:やや黒い(メラニン量やや多い) −:コントロール(メラニン量 ほとんど認められな
い)
【0047】(3)チロシナーゼ活性の測定 ウェル中の培地を除去し、PBS100μlで2回洗浄
した。各ウェルに45μlの1%トライトン−X(ロー
ムアンドハース社製)を含むPBSに加えた。1分間プ
レートを振動させ、細胞膜を入念に破壊し、マイクロプ
レートリーダーで475nmの吸光度を測定した。これ
を0分時の吸光度とした。その後、すばやく5μlの1
0mMのL−Dopa溶液を添加して、37℃のインキ
ュベーターに移し、60分間反応させた。反応後、1分
間プレートを振動させて、60分時の吸光度(475n
m)を測定した。植物抽出物を添加していない試料(コ
ントロール)の0分時と、ドーパ添加後の60分後の吸
光度の差に対する各抽出物添加試料の前記吸光度差の増
加分を求めた。
【0048】
【表1】 ----------------------------------------------------------------------- 試 験 メラニン生成視感評価 チロシナーゼ活性促進率(%) ----------------------------------------------------------------------- 濃度(重量%) 10-4 10-3 10-2 10-4 10-3 10-2 ----------------------------------------------------------------------- 無 添 加 − − − 3 5 6 ピングイカ抽出物 + + + 56 56 6 アリタソウ抽出物 + + + 48 53 12 ザポテ抽出物 + + + 37 49 8 アクスコパクエ抽出物 + + + 59 41 2 -----------------------------------------------------------------------
【0049】「白髪防止効果:累積塗布によるヒトによ
る白髪防止効果」 (試験方法)被験者として、各試料ごとに白髪のある4
0〜60歳の男女40名に1日2回(朝、夜)連続4カ
月間、本発明品と比較例のそれぞれをハーフヘッド法で
左右頭皮に別々に使用させ、塗布部位の状態を試験前後
で比較し、白髪防止、改善効果を調べた。
【0050】本発明の有効成分を配合したローションを
毎日塗布しながら白髪の発生を防止する割合を塗布開始
前及び塗布開始後4カ月における頭頂部の毛髪1,00
0本あたりの白髪の本数をかぞえた。
【0051】(判定基準) ++(著効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後
の本数が、80%未満の試験者が50%以上 +(有効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の
本数が、90%未満の試験者が50%以上 ±(やや有効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布
後の本数が、100%未満の試験者が50%以上 −(無効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の
本数が、100%未満の試験者が50%未満 結果は表2に示す。
【0052】本試験においては、次の配合組成により各
種白髪防止ローションを調製し、その累積塗布による白
髪防止効果について調べた。
【0053】 配合成分 重量% 被験物質 1.0 ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 5.0 防腐剤 適 量 香 料 適 量 エチルアルコール 30.0 精製水 62.5 シリコーン誘導体 0.5 グリセリン 2.0 <製法>エチルアルコールに高分子、防腐剤、香料を加
えて均一に溶解する。これに、あらかじめ溶解していた
水層部(精製水、シリコーン誘導体、グリセリン)を加
え溶解する。
【0054】
【表2】 ------------------------------------- 各抽出物添加時の白髪防止度 ------------------------------------- 被験物質 白髪防止度 無 添 加 − ピングイカ抽出物 + アリタソウ抽出物 + ザポテ抽出物 + アクスコパクエ抽出物 + --------------------------------------
【0055】「フケの予防、治療効果」上記で得られた
各抽出物について、フケの予防、治療効果の試験を行っ
た。 (1) 実使用試験 フケ症で悩む、年齢18〜35歳の男子50名、女子5
0名を対象に、ヘアトニックを毎日洗髪後に使用しても
らい、2週間後に症状を評価した。またシャンプーにつ
いては毎日シャンプーしてもらい、同様に2週間後に症
状を評価した。
【0056】(評価)実使用によるフケの予防、治療の
効果を次の4段階で評価し、有効以上が全症例に対して
占める割合を有効率として示した。 著効:著しいフケの減少とかゆみの消失。 有効:フケの減少とかゆみの軽減。 やや有効:フケの減少か、かゆみの軽減かのどちらかを
認める。 悪化:使用によりフケが増加、かゆみが増悪。
【0057】「実施例の製剤例1〜4、比較例の製剤例
1」表3記載の処方でヘアトニックを調製し、上記の方
法でフケの予防・治療効果を評価した。その結果を併せ
て表3に示す。
【0058】
【表3】 ---------------------------------------------------------------------- 実 施 例 比較例 ---------------------------------------------------------------------- 製剤例 1 2 3 4 1 ---------------------------------------------------------------------- ク゛リセリン 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 1,3-フ゛チレンク゛リコール 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 エタノール 7.0 7.0 7.0 7.0 7.0 ホ゜リオキシエチレン(20モル) オレイルアルコールエーテル 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 ヒ゜ンク゛イカ抽出物 1.0 − − − − アリタソウ抽出物 − 1.0 − − − サ゛ホ゜テ抽出物 − − 1.0 − − アクスコハ゜クエ抽出物 − − − 1.0 − ヒ゜ロクトオラーミン − − − − 1.0 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 ---------------------------------------------------------------------- 有効率(%) 76 74 79 72 65 ----------------------------------------------------------------------
【0059】「実施例の製剤例5〜8、比較例の製剤例
2」表4記載の処方でシャンプーを調製し、フケの予防
・治療効果を評価した。その結果を併せて表4に示す。
【0060】
【表4】 ---------------------------------------------------------------------- 実 施 例 比較例 ---------------------------------------------------------------------- 製剤例 5 6 7 8 2 ----------------------------------------------------------------------ココイルメチルタウリンナトリウム 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0ラウリン 酸シ゛エタノールアミト゛ 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 エチレンク゛リコール 脂肪酸エステル 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 フ゜ロヒ゜レンク゛リコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 エテ゛ト 酸2ナトリウム 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 ラウリルシ゛メチルアミノ 酢酸ヘ゛タイン 8.0 8.0 8.0 8.0 8.0 ヒ゜ンク゛イカ 抽出物 1.0 − − − −アリタソウ 抽出物 − 1.0 − − −サ゛ホ゜テ 抽出物 − − 1.0 − −アクスコハ゜クエ 抽出物 − − − 1.0 − ZPT − − − − 1.0 香料 適量 適量 適量 適量 適量 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 ---------------------------------------------------------------------- 有効率( %) 80 72 75 80 66 ----------------------------------------------------------------------
【0061】表3及び表4から明らかなように、本発明
の頭部用組成物はフケの発生予防、治療およびかゆみの
改善に優れた効果を示した。
【0062】以下に、本発明の実施例のその他の製剤例
を挙げる。なお、各抽出物は上記で得られた抽出物を使
用した。
【0063】 製剤例1 ヘアートニック (1)硬化ヒマシ油EO(40モル)付加物 2.0 重量% (2)ピングイカ抽出物(乾燥物) 0.1 (3)95%エタノール 70.0 (4)香料 適 量 (5)精製水 残 余 (調製法)(3)に(1)、(2)、(4)を添加し、
攪拌溶解した後、(5)を加えて標題の組成物(製品)
を得た。
【0064】 製剤例2 ヘアートニック (1)グリセリン 2.0 重量% (2)L−メントール 0.1 (3)アリタソウ抽出物(乾燥物) 0.5 (4)95%エタノール 60.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 余 (調製法)(4)に(1)、(2)、(3)、(5)を
添加し、攪拌溶解した後、(6)を加えて標題の組成物
(製品)を得た。
【0065】 製剤例3 ヘアートニック (1)ポリエチレングリコール200 2.0 重量% (2)L−メントール 0.2 (3)ザポテ抽出物(乾燥物) 1.0 (4)95%エタノール 50.0 (5)香料 適 量 (6)精製水 残 余 (調製法)(4)に(1)、(2)、(3)、(5)を
添加し、攪拌溶解した後、(6)を加えて標題の組成物
(製品)を得た。
【0066】 製剤例4 ヘアーリキッド (1)ポリオキシプロピルブチルエーテル(40PO) 15.0重量% (2)ポリオキシプロピルブチルエーテルリン酸(40PO) 15.0 (3)アクスコパクエ抽出物(乾燥物) 3.0 (4)1,3−ブチレングリコール 5.0 (5)95%エタノール 50.0 (6)香料 適 量 (7)色素、エデト酸 適 量 (8)精製水 残 余 製剤例1と同様に調製する。
【0067】 製剤例5 スカルプトリートメント (1)1,3−プロピレングリコール 0.5重量% (2)ペンタエリスリトールテトラ−2−エチルヘキサネート 1.2 (3)95%エタノール 60.0 (4)ザポテ抽出物(乾燥物) 2.0 (5)センブリエキス 1.0 (6)香料 適 量 (7)DME/LPG(95/5) 残 余 製剤例1と同様に調製する。
【0068】 製剤例6 ヘアークリーム A相 (1)流動パラフィン 5.0重量% (2)セトステアリルアルコール 5.5 (3)ワセリン 5.5 (4)グリセリルモノステアレート 3.0 (5)EO(20モル付加)−2−オクチルドデシルエーテル 3.0 (6)ビタミンEアセテート 0.05 (7)プロピルパラベン 0.3 (8)香料 0.05 B相 (9)ピングイカ抽出物(乾燥物) 0.01 (10)グリセリン 7.0 (11)ジプロピレングリコール 20.0 (12)ポリオキシエチレングリコール4000 5.0 (13)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.005 (14)精製水 残 余 (調製法)A相を加熱溶解、混合し、これにB相の熱溶
解混合物を添加し、ホモミキサーにて乳化し、標題の組
成物(製品)を得た。
【0069】 製剤例7 ヘアジェル (1)カルボキシビニルポリマー 0.7重量% (2)ポリビニルピロリドン 2.0 (3)グリセリン 4.0 (4)ピングイカ抽出物(乾燥物) 0.05 (5)水酸化ナトリウム 適 量 (6)エチルアルコール 20.0 (7)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量 (8)香料、キレート剤(EDTA) 適 量 (9)精製水 残 余 (調製法)カルボキシビニルポリマーをグリセリンと一
部の精製水で分散する。他の成分を残部の精製水に溶解
し、攪拌しながら添加し、標題の組成物(製品)を得
た。
【0070】 製剤例8 ウォーターグリース (1)カルボキシビニルポリマー 0.5重量% (2)グリセリン 50.0 (3)水酸化ナトリウム 適 量 (4)エチルアルコール 10.0 (5)アリタソウ抽出物(乾燥物) 5.0 (6)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適 量 (7)香料、キレート剤(EDTA) 適 量 (8)精製水 残 余 (調製法)製剤例5と同様。
【0071】 製剤例9 ヘアスプレー (原液処方) (1)アクリル樹脂アルカノールアミン液(50%) 7.0重量% (2)セチルアルコール 0.1 (3)シリコーン油(メチルフェニルポリシロキサン) 0.3 (4)エチルアルコール 92.6 (5)アクスコパクエ抽出物(乾燥物) 4.0 (6)香料 適 量 (充填処方) (7)原液 50.0 (8)ジメチルエーテル 45.0 (9)LPG 5.0 (調製法)(1)、(2)、(3)をホモミキサーで均
一に乳化した。これを他の成分の溶液に添加して原液を
調製した。充填は、缶に原液を充填し、バルブ装着後、
ガスを充填して、標題の組成物(製品)を得た。
【0072】 製剤例10 化粧水 (1)1,3−ブチレングリコール 6.0重量% (2)グリセリン 4.0 (3)オレイルアルコール 0.1 (4)POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5 (5)POE(15)ラウリルアルコールエーテル 0.5 (6)ピングイカ抽出物(乾燥物) 1.0 (7)エタノール 10.0 (8)香料、色素、防腐剤、褪色防止剤及び緩衝液 各適量 (9)精製水 残 余 (調製法)(9)に(1)および(2)ならびに(8)
の緩衝剤及び褪色防止剤を室温にて溶解し水相とする。
(7)に(8)の香料、(3)、(4)、(5)および
(6)を溶解し、先の水相に混合可溶化する。その後
(8)の色剤により調色し、標題の組成物(製品)を得
た。
【0073】 製剤例11 エモリエントローション (1)ステアリン酸 2.0重量% (2)セチルアルコール 1.5 (3)ワセリン 4.0 (4)スクワラン 5.0 (5)ザポテ抽出物(乾燥物) 5.0 (6)グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.0 (7)ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0 (8)ジプロピレングリコール 5.0 (9)PEG1500 3.0 (10)トリエタノールアミン 1.0 (11)香料および防腐剤 各適量 (12)精製水 残 余 (調製法)常法による。
【0074】 製剤例12 エモリエントクリーム (1)セチルアルコール 5.0重量% (2)ステアリン酸 3.0 (3)ワセリン 5.0 (4)スクワラン 10.0 (5)グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 7.0 (6)アクスコパクエ抽出物(乾燥物) 0.5 (7)ジプロピレングリコール 5.0 (8)グリセリン 5.0 (9)プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 8.0 (10)POE(20)セチルアルコールエーテル 3.0 (11)トリエタノールアミン 1.0 (12)香料、防腐剤および酸化防止剤 各適量 (13)精製水 残 余 (調製法)常法による。
【0075】 製剤例13 モイスチャージェル (1)ジプロピレングリコール 7.0重量% (2)PEG1500 8.0 (3)ピングイカ抽出物(乾燥物) 0.1 (4)カルボキシビニルポリマー 0.4 (5)メチルセルロース 0.2 (6)POE(15)オレイルアルコールエーテル 1.0 (7)水酸化カリウム 0.1 (8)香料、色素、防腐剤、褪色防止剤及びキレート剤 各適量 (9)精製水 残 余 (調製法)常法による。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、フケの予防・治療効果
に優れた頭部用組成物が提供される。本発明の頭部用組
成物はチロシナーゼ活性促進作用および白髪防止作用に
優れた組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守屋 佳樹 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 小島 称央 東京都中央区銀座7−5−5 株式会社資 生堂内 (72)発明者 伊福 欧二 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツツジ科(Ericaceae )ウワウルシ属
    (Arctostaphylos) 、アカザ科(Chenopodiaceae)アカ
    ザ属(Chenopodium )、ポテリウム属(Poterium)およ
    びツツジ科(Ericaceae )シラタマノキ属(Gautheri
    a)からなる群より選ばれる属に属する植物の抽出物の
    少なくとも1種を有効成分として含有することを特徴と
    する頭部用組成物。
  2. 【請求項2】 ツツジ科(Ericaceae )ウワウルシ属
    (Arctostaphylos) に属する植物が、ピングイカ(Ping
    uica、学名:Arctostaphylos Pugens )であり、アカザ
    科(Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopodium )に属す
    る植物が、アリタソウ(学名:Chenopodium Ambrosioid
    es L. )であり、ポテリウム属(Poterium)に属する植
    物が、ザポテ(Zapote、学名:Poterium Zapote )であ
    り、ツツジ科(Ericaceae )シラタマノキ属(Gautheri
    a )に属する植物が、アクスコパクエ(Axcopaque 、学
    名:Gautheria Acuminata )であることを特徴とする請
    求項1記載の頭部用組成物。
  3. 【請求項3】 植物抽出物を有効成分として含んでなる
    チロシナーゼ活性促進用組成物であって、有効成分が、
    ツツジ科(Ericaceae )ウワウルシ属(Arctostaphylo
    s) 、アカザ科(Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopodi
    um )、ポテリウム属(Poterium)およびツツジ科(Eri
    caceae )シラタマノキ属(Gautheria)からなる群より
    選ばれる属に属する植物由来の抽出物の少なくとも1種
    からなる組成物。
  4. 【請求項4】 植物抽出物を有効成分として含んでなる
    白髪防止用組成物であって、有効成分が、ツツジ科(Er
    icaceae)ウワウルシ属(Arctostaphylos)、アカザ科
    (Chenopodiaceae)アカザ属(Chenopodium)、ポテリ
    ウム属(Poterium)およびツツジ科(Ericaceae)シラ
    タマノキ属(Gautheria)からなる群より選ばれる属に
    属する植物由来の抽出物の少なくとも1種からなる組成
    物。
  5. 【請求項5】 ツツジ科(Ericaceae)ウワウルシ属(A
    rctostaphylos)に属する植物が、ピングイカ(Pinguic
    a、学名:Arctostaphylos Pugens)である請求項3また
    は4記載の組成物。
  6. 【請求項6】 アカザ科(Chenopodiaceae)アカザ属
    (Chenopodium)に属する植物が、アリタソウ(学名:C
    henopodium Ambrosioides L.)である請求項3または4
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ポテリウム属(Poterium)に属する植物
    が、ザポテ(Zapote、学名:Poterium Zapote)である
    請求項3または4記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ツツジ科(Ericaceae)シラタマノキ属
    (Gautheria)に属する植物が、アクスコパクエ(Axcop
    aque、学名:Gautheria Acuminata)である請求項3ま
    たは4記載の組成物。
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