JPH09263540A - 白髪防止用組成物 - Google Patents

白髪防止用組成物

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JPH09263540A
JPH09263540A JP8099528A JP9952896A JPH09263540A JP H09263540 A JPH09263540 A JP H09263540A JP 8099528 A JP8099528 A JP 8099528A JP 9952896 A JP9952896 A JP 9952896A JP H09263540 A JPH09263540 A JP H09263540A
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JP
Japan
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genus
extract
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salvia
plant
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JP8099528A
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Inventor
Yuki Shibata
由記 芝田
Masako Naganuma
雅子 長沼
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チロシナーゼ活性促進作用および白髪防止作
用の優れた組成物を提供する。 【解決手段】 アキノタムラソウ属(Salvia)、ハナス
ゲ属(Anemarrhena)またはサツマイモ属(Ipomoea)に
属する植物からの抽出物を有効成分とするチロシナーゼ
活性促進用組成物または白髪防止用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物抽出物を有効
成分とするチロシナーゼ活性促進用組成物または白髪防
止用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】白髪防止用組成物としては、白髪の発生
機序または、逆にメラニン色素形成機序等を参考に有効
物質をスクリーニングするか、或いは無作為に各種物質
の白髪防止作用を検討することによって得られた多種多
様な化合物(または物質)の使用が提案されている。
【0003】例えば、メラノサイトの cyclic AMP 産生
能の向上を図るもの(特開平4−124122号公報参
照)、メラノサイトのメラニン生成の活性化を図るもの
(例えば、特開平5−78222号、特開平7−285
874号、特開平7−316026号公報等参照)、そ
の他育毛効果と白髪防止効果の両効果を奏すると称され
るもの(特開平7−112918号、特開平7−126
129号公報等参照)が挙げられる。これらには、動植
物からの抽出物を有効成分とするものが殆んどあり、一
定の目的を達成できるとの記述が認められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、白髪の発生機
序の複雑さを考慮し、他方、天然産物の多様性に着目す
ると、天然産物由来のさらなる多種多様な成分を利用す
る新規な白髪防止組成物の提供も望まれるであろう。し
たがって、本発明の目的は、従来白髪防止用に使用され
ていないが、白髪防止用に使用されてきた(または使用
が提案されている)植物成分より、実使用において優れ
た効果を示す白髪防止用組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、白髪の発
生機序およびその各段階における各種化合物または物質
の作用効果について基礎研究を行うとともに、実使用に
おける有効性について検討を重ねてきた。その結果、容
易にかつ多量に入手できるアキノタムラソウ属(Salvi
a)、ハナスゲ属(Anemarrhena)およびサツマイモ属
Ipomoea)に属する植物抽出物が、優れたチロシナー
ゼ活性促進作用とともに白髪防止(または白髪の黒化)
作用を示すことを見い出した。チロシナーゼ活性促進用
組成物は、白髪防止用として使用できるだけでなく、例
えばセルフタンニング用等にも利用できる。
【0006】したがって、本発明によれば、植物抽出物
を有効成分として含んでなるチロシナーゼ活性促進用組
成物または白髪防止用組成物であって、有効成分が、ア
キノタムラソウ属(Salvia)、ハナスゲ属(Anemarrhen
a)およびサツマイモ属(Ipomoea)からなる群より選ば
れる属に属する植物由来の抽出物少なくとも1種からな
る各組成物が提供される。なお、本発明において「白髪
防止」の語は、「白髪の黒化作用」の概念も包含する意
図で使用されていることを理解する必要がある。
【0007】本発明に使用できるアキノタムラソウ属に
属する植物は、該属に属しかつ、本発明の目的に沿うも
のであればいずれの種の植物であってもよいが、代表的
な植物としては、サルビア(Salvia officinalis L.)
およびアキノタムラソウ(Salvia japonica Thunb.)を
挙げることができる。これらの植物からの抽出物は、全
草からのものを使用するのが好ましい。
【0008】また、本発明に使用できるハナスゲ属に属
する植物も、該属に属しかつ本発明の目的に沿うもので
あれば種を問わないが、代表的な植物としては、ハナス
ゲ(Anemarrhena asphodeloides Bunge)を挙げること
ができる。この植物も全草からの抽出物が有利に使用で
きる。
【0009】さらに本発明では、サツマイモ属に属する
植物からの抽出物も使用できる。かかる植物もまた、本
発明の目的に沿う限り、その種を問うことなく使用する
ことができるが、代表例としては、サツマイモ(Ipomoe
a batatas Lam. var. edulisMakino)およびアメリカイ
モ(Ipomoea batatas Poiret)を挙げることができる。
これらの植物は茎からの抽出物が有利に使用できる。
【0010】本発明によれば、各抽出物を単独で、また
は組み合わせて使用することができる。本発明で使用す
る抽出物は、一般にそれぞれの植物体を、必要により乾
燥した後、抽出溶媒に一定期間浸漬するか、或いは加熱
還流している抽出溶媒と接触させ、次いで濾過し、濃縮
して得ることができる。使用する抽出溶媒としては、限
定されるものでないが、水、特にメタノール、エタノー
ル等のアルコール類、1,3−ブチレングリコール、ア
セトン、酢酸エチル等、およびこれらの混合物が挙げら
れる。
【0011】こうして得られる抽出物は、毛髪用組成物
または皮膚外用組成物(化粧料または薬剤)に常用され
ている希釈剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高級
アルコール、油分、保湿剤、増粘剤、溶剤、使用性向上
剤、防腐剤、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、紫外線防
止剤、粉末、その他の活性物質、色剤、香料等を目的と
する剤形に応じて適宜使用して製剤化することができ
る。本発明で使用する上記添加剤は、必ずしも単一の機
能によって分類できるものでないが、以下、通常分類さ
れている例に従って説明する。
【0012】希釈剤としては、水、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、グリコール類が挙げられる。アニオ
ン性界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸エステ
ル塩、アルキル硫酸エステル塩、オレフィンスルホン酸
塩、アルキルりん酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル
エーテルりん酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩および
脂肪酸塩等が挙げられる。非イオン性界面活性剤として
は、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪
酸部分エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂
肪酸部分エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体および脂肪酸ジエ
タノールアミド等が挙げられる。
【0013】カチオン性界面活性剤としては、例えば第
3級脂肪族アミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム
ハライド、ジアルキルジメチルアンモニウムハライドお
よびアルキルジメチルベンジルアンモニウムハライド等
が挙げられ、両性界面活性剤としては、例えばアミドベ
タイン型、イミダゾリニウムベタイン型およびスルホベ
タイン型等の界面活性剤が挙げられる。
【0014】高級アルコールとしては、例えばセチルア
ルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール
等がある。油分としては、例えば高級脂肪酸、固形パラ
フィン、流動パラフィン、シリコーン油、高分子シリコ
ーンおよびその誘導体、スクワラン、ワセリン、ならび
にエステル油等が挙げられる。保湿剤としては、例え
ば、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、ジプロピレングリコールおよびソルビ
トール等が挙げられる。増粘剤としては、例えばメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナ
ン、カルボキシメチルセルロースおよびカチオン化セル
ロース等が挙げられる。粉末としては、例えばシリカ、
ナイロンパウダーおよびポリエチレンパウダー等の樹脂
粉末等が挙げられる。
【0015】その他の活性物質としては、塩化カプロニ
ウム、センブリエキス、アセチルコリン誘導体等の血管
拡張剤、セリン、メチオニン等のアミノ酸類、ビタミン
6、ビタミンEおよびその誘導体、ビオチン等のビタ
ミン類、パントテン酸およびその誘導体、グリチルリチ
ン酸およびその誘導体、ニコチン酸ベンジルなどのニコ
チン酸エステル類、セファランチン等の皮膚機能亢進剤
およびエストラジオール等の女性ホルモン剤等、ならび
にこれらの混合物が挙げられる。さらに、例えばヒノキ
チオール、ヘキサクロロフェン、ベンザルコニウムクロ
リド、セチルピリジニウムクロリド、ウンデシレン酸、
トリクロロカルバニリドおよびビチオノール等の抗菌
剤、メントール等の清涼剤、サリチル酸、亜鉛およびそ
の誘導体、乳酸およびそのアルキルエステル等の活性物
質、クエン酸等の有機酸類、アルギニン等のアミノ酸類
も、本発明の組成物に添加することができる。
【0016】本発明の組成物の形態は、液状、乳液、軟
膏などの皮膚または頭皮に適用できる性状のものであれ
ばいずれでもよく、一般的にエモリエントローション、
エモリエントクリーム、モイスチャージェル、化粧水、
ヘアトニック、ヘアリキッド、スカルプトリートメン
ト、ヘアークリーム、エアゾールムース、エアゾールス
プレー、ヘアージェル、スプレームース等と称されてい
る製品形態をとることができる。
【0017】これらの製品形態をとる組成物中に含めら
れる植物抽出物の最適量は、形態に応じて異なるので特
定することができないが、一般に、総組成物重量当り、
乾燥物として0.005〜20重量%、好ましくは0.0
1〜5重量%である。0.05重量%未満の場合には、
本発明の目的を十分に達成できないことがあり、20重
量%を越えると製剤上好ましくない。こうして調製され
る本発明の組成物は、頭部への施用を例にとると、有効
成分の用量が、成人の場合、1日1回当り0.001〜
100mg、好ましくは0.1〜80mgとなるように
施用することができる。
【0018】
【実施例】以下本発明を具体例によりさらに詳細に説明
するが、これらの態様に本発明を限定することを意図す
るものでない。以下の説明中、配合量は特記しない限り
重量%で示す。
【0019】実施例1〜3:抽出物の調製 サルビア(Salvia officinalis L.)の全草(乾燥物)
50gを室温で1週間エタノール7.5Lに浸漬し、抽
出液から溶媒を留去して2.905gの抽出物を得た
(実施例1)。
【0020】ハナスゲ(Anemarrhena asphodeloides Bu
nge)の全草(乾燥物)50gおよびサツマイモ(Ipomo
ea batatas Lan. var. edulis Makino)の茎(乾燥物)
50gを、それぞれ実施例1と同様にエタノール抽出し
て、抽出物を4.59g(ハナスゲ:実施例2)および
4.15g(サツマイモ:実施例3)を得た。
【0021】(効果確認試験)上記に従って得られる抽
出物を、それぞれジメチルスルホキシド(DMSO)に
1%溶解し、この溶液を希釈して濃度を調整し、得られ
た希釈液を使用して次の試験を行った。
【0022】(i) 細胞培養法 マウス由来のB16メラノーマ培養細胞を使用した。1
0%ウシ胎児血清(FBS)を含むイーグルMEM培地
中でCO2インキュベーター(95%空気、5%二酸化
炭素)内、37℃の条件下で培養した。培養24時間後
に試験試料溶液を終濃度(抽出乾燥物換算濃度)で10
-3〜10-5%になるように添加し、さらに3日間培養を
続け、以下の方法でメラニン生成量の視感判定及びチロ
シナーゼ活性促進効果を測定した。
【0023】(ii) メラニン量の視感判定 ウェルのプレートの蓋の上に拡散板を置き、倒立顕微鏡
で細胞内のメラニン量を観察し、ハマスゲ、サルビア、
サツマイモについて、を抽出物を添加していない試料
(基準)の場合と比較した。その結果を表Iに示す。
【0024】<判定基準> +:黒い(メラニン量) ±:やや黒い(メラニン量) −:基準(メラニン量) (iii) チロシナーゼ活性の測定 測定前にウェル中の培地は除去し、PBS100μLで
2回洗う。各ウェルに45μLの1%トライトン−X
(ローム・アンド・ハース社製商品名、界面活性剤)を
含むPBSを加える。1分間プレートを振動させ、よく
細胞膜を破壊し、マイクロプレートリーダーで475n
mの吸光度を測定して、これを0分時の吸光度とした。
その後、すばやく5μLの10mMのL−Dopa溶液
を加えて、37℃のインキュベーターに移し、60分反
応させた。1分間プレートを振動させ、60分時の吸光
度(475nm)を測定した。ハマスゲ、サルビア、サ
ツマイモ抽出物を添加していない試料(コントロール)
の場合の0分時と60分時の吸光度差に対する各抽出物
添加試料の前記吸光度差の増加分をチロシナーゼ活性促
進率(%)とした。その結果を表Iに示す。
【0025】表 I 試 験 メラニン生成視感評価 チロシナーゼ活性促進率(%) 濃度(重量%) 10-5 10-4 10-3 10-5 10-4 10-3 ハマスゲ抽出物 − + + 14 29 35 サルビア抽出物 − − + 16 16 21サツマイモ抽出物 − − + 11 11 25 (iv) 累積塗布によるヒトによる白髪防止効果 (試験方法)被験者として、各試料ごとに白髪のある4
0〜60歳の男女40名に1日2回(朝、夜)連続4ヵ
月間、本発明品と比較例のそれぞれをハーフヘッド法で
左右頭皮に別々に使用させ、塗布部位の状態を試験前後
で比較し、白髪防止、改善効果を調べた。
【0026】本発明の有効成分を配合したローションを
毎日塗布しながら白髪の発生を防止する割合を塗布開始
前及び塗布開始後4ヵ月における頭頂部の毛髪1,00
0本あたりの白髪の本数をかぞえた。
【0027】(判定基準) ++(著効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後
の本数が80%未満 +(有効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の
本数が、80%以上90%未満 ±(やや有効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布
後の本数が、90%以上100%未満 −(無効):塗布開始前の白髪の本数に対して塗布後の
本数が100%以上 結果は表IIに示す。
【0028】本試験には、次の配合組成により各種白髪
防止ローションを調製し、その累積塗布による、白髪防
止効果について調べられた。
【0029】 配合成分 重量% 被験物質 1.0% ポリビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体 5.0% 防腐剤 適量 香料 適量 エチルアルコール 30.0% 精製水 62.5% シリコーン誘導体 0.5% グリセリン 2.0% <製法>エチルアルコールに高分子、防腐剤、香料を加
えて均一に溶解する。
【0030】これに、あらかじめ溶解していた水層部
(精製水、シリコーン誘導体、グリセリン)を加え溶解
する。
【0031】表II:各抽出物添加時の白髪防止度被験物質 白髪防止度 無添加 − ハマスゲ抽出物 ++ サルビア抽出物 + サツマイモ抽出物 + 以下、本発明の組成物のその他の製剤例を挙げる。
【0032】製剤例1 ヘアートニック (重量%) (1)硬化ヒマシ油EO(40モル)付加物 2.0 (2)ハナスゲ抽出物(乾燥物) 0.1 (3)95%エタノール 70.0 (4)香料 適量 (5) 精製水を加えて全量を100とする。
【0033】[調製法](3)に(1)、(2)、
(4)を添加し、撹拌溶解した後、(5)を加えて標題
の組成物(製品)を得た。
【0034】製剤例2 ヘアートニック (重量%) (1)グリセリン 2.0 (2)L−メンソール 0.1 (3)サルビア抽出物(乾燥物) 0.5 (4)95%エタノール 60.0 (5)香料 適量 (6) 精製水を加えて全量を100とする。
【0035】[調製法](4)に(1)、(2)、
(3)、(5)を添加し、撹拌溶解した後、(6)を加
えて標題の組成物(製品)を得た。
【0036】製剤例3 ヘアートニック (重量%) (1)ポリエチレングリコール200 2.0 (2)L−メンソール 0.2 (3)サツマイモ抽出物(乾燥物) 1.0 (4)95%エタノール 50.0 (5)香料 適量 (6) 精製水を加えて全量を100とする。
【0037】[調製法](3)に(1)、(2)、
(4)、(5)を加えて、撹拌溶解した後、(6)を加
えて標題の組成物(製品)を得た。
【0038】製剤例4 ヘアーリキッド (重量%) (1)ポリオキシプロピルブチルエーテル(40PO) 15.0 (2)ポリオキシプロピルブチルエーテルリン酸(40PO) 15.0 (3)ハナスゲ抽出物(乾燥物) 3.0 (4)1,3−ブチレングリコール 5.0 (5)95%エタノール 50.0 (6)香料 適量 (7)色素、エデト酸 適量 (8) 精製水を加えて全量を100とする。
【0039】製剤例1と同様に調製する。
【0040】製剤例5 スカルプトリートメント (重量%) (1)1,3−プロピレングリコール 0.5 (2)ペンタエリスロールテトラ−2−エチルヘキサネート 1.2 (3)95%エタノール 60.0 (4)サツマイモ(乾燥物) 2.0 (5)センブリエキス 1.0 (6)香料 適量 (7) DME/LPG(95/5)を加えて全量を100とする。
【0041】製剤例1と同様に調製する。
【0042】製剤例6 ヘアークリーム A相 (重量%) (1)流動パラフィン 5.0 (2)セトステアリルアルコール 5.5 (3)ワセリン 5.5 (4)グリセリルモノステアレート 3.0 (5)EO(20モル付加)−2−オクチルドデシルエーテル 3.0 (6)ビタミンEアセテート 0.05 (7)プロピルパラベン 0.3 (8)香料 0.05 B相 (9)サルビア抽出物(乾燥物) 0.01 (10)グリセリン 7.0 (11)ジプロピレングリコール 20.0 (12)ポリエチレングリコール4000 5.0 (13)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.005 (14) 精製水を加えて全量を100とする。 [調製法]A相を加熱溶解、混合し、これにB相の熱溶
解混合物を添加し、ホモミキサーにて乳化し、標題の組
成物(製品)を得た。
【0043】調剤例7 ヘアジェル (重量%) (1)カルボキシビニルポリマー 0.7 (2)ポリビニルピロリドン 2.0 (3)グリセリン 4.0 (4)ハナスゲ抽出物(乾燥物) 0.05 (5)水酸化ナトリウム 適量 (6)エチルアルコール 20.0 (7)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適量 (8)香料、キレート剤(EDTA) 適量 (9)精製水 77.3 [調製法]カルボキシビニルポリマーをグリセリンと一
部の精製水で分散する。他の成分を残部の精製水に溶解
し、撹拌しながら添加し、標題の組成物(製品)を得
た。 製剤例8 ウォーターグリース (重量%) (1)カルボキシビニルポリマー 0.5 (2)グリセリン 50.0 (3)水酸化ナトリウム 適量 (4)エチルアルコール 10.0 (5)サルビア抽出物(乾燥物) 5.0 (6)ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 適量 (7)香料、キレート剤(EDTA) 適量 (8)精製水 35.0 [調製法] 製剤例7と同様。
【0044】製剤例9 ヘアスプレー (原液処方) (重量%) (1)アクリル樹脂アルカノールアミン液(50%) 7.0 (2)セチルアルコール 0.1 (3)シリコーン油(メチルフェニルポリシロキサン) 0.3 (4)エチルアルコール 92.6 (5)ハナスゲ抽出物(乾燥物) 4.0 (6)香料 適量 (充てん処方) (7)原液 50.0 (8)ジメチルエーテル 45 (9)LPG 5 [調製法](1)、(2)、(3)をホモミキサーで均
一に乳化した。これを他の成分の溶液に添加して原液を
調製した。
【0045】充てんは、缶に原液を充てんし、バルブ装
着後、ガスを充てんして、標題の組成物(製品)を得
た。
【0046】製剤例10 化粧水 (重量%) (1) 1,3−ブチレングリコール 6.0 (2) グリセリン 4.0 (3) オレイルアルコール 0.1 (4) POE(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル 0.5 (5) POE(15)ラウリルアルコールエーテル 0.5 (6) サルビア抽出物(乾燥物) 1.0 (7) エタノール 10.0 (8) 香料、色剤、防腐剤、褪色防止剤および緩衝剤 各適量 (9) 精製水を加えて全量を100とする。 [調製法](9)に(1)および(2)ならびに(8)
の緩衝剤および褪色防止剤を室温にて溶解し水相とす
る。(7)に(8)の香料、(3)、(4)、(5)お
よび(6)を溶解し、先の水相に混合可溶化する。その
後(8)の色剤により調色し、標題の組成物(製品)を
得た。
【0047】製剤例11 エモリエントローション (重量%) (1) ステアリン酸 2.0 (2) セチルアルコール 1.5 (3) ワセリン 4.0 (4) スクワラン 5.0 (5) ハナスゲ抽出物(乾燥物) 5.0 (6) グリセロールトリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.0 (7) ソルビタンモノオレイン酸エステル 2.0 (8) ジプロピレングリコール 5.0 (9) PEG 1500 3.0 (10) トリエタノールアミン 1.0 (11) 防腐剤および香料 各適量 (12) 精製水を加えて全量を100とする。 [調製法]常法による。
【0048】製剤例12 エモリエントクリーム (重量%) (1) セチルアルコール 5.0 (2) ステアリン酸 3.0 (3) ワセリン 5.0 (4) スクワラン 10.0 (5) グリセロールトリ2−エチルヘキサン酸エステル 7.0 (6) サツマイモ抽出物(乾燥物) 0.5 (7) ジプロピレングリコール 5.0 (8) グリセリン 5.0 (9) プロピレングリコールモノステアリン酸エステル 8.0 (10) POE(20)セチルアルコールエーテル 3.0 (11) トリエタノールアミン 1.0 (12) 防腐剤、酸化防止剤および香料 各適量 (13) 精製水を加えて全量を100とする。 [調製法]常法による。
【0049】製剤例13 モイスチャージェル (重量%) (1) ジプロピレングリコール 7.0 (2) PEG 1500 8.0 (3) サルビア抽出物(乾燥物) 0.1 (4) カルボキシビニルポリマー 0.4 (5) メチルセルロース 0.2 (6) POE(15)オレイルアルコールエーテル 1.0 (7) 水酸化カリウム 0.1 (8) 防腐剤、褪色防止剤、色剤、キレート剤および香料 各適量 (9) 精製水を加えて全量を100とする。 [調製法]常法による。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、チロシナーゼ活性促進
作用および白髪防止作用の優れた組成物が提供される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物抽出物を有効成分として含んでなる
    チロシナーゼ活性促進用組成物であって、有効成分が、
    アキノタムラソウ属(Salvia)、ハナスゲ属(Anemarrh
    ena)およびサツマイモ属(Ipomoea)からなる群より選
    ばれる属に属する植物由来の抽出物少なくとも1種から
    なる組成物。
  2. 【請求項2】 植物抽出物を有効成分として含んでなる
    白髪防止用組成物であって、有効成分が、アキノタムラ
    ソウ属(Salvia)、ハナスゲ属(Anemarrhena)および
    サツマイモ属(Ipomoea)からなる群より選ばれる属に
    属する植物由来の抽出物少なくとも1種からなる組成
    物。
  3. 【請求項3】 アキノタムラソウ属に属する植物が、サ
    ルビア(Salvia officinalis L.)またはアキノタムラ
    ソウ(Salvia japonica Thunb.)である請求項1または
    2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ハナスゲ属に属する植物が、ハナスゲ
    Anemarrhena asphodeloides Bunge)である請求項1
    または2記載の組成物。
  5. 【請求項5】 サツマイモ属に属する植物が、サツマイ
    モ(Ipomoea batatas Lam. var. edulis Makino)また
    はアメリカイモ(Ipomoea batatas Poiret)である請求
    項1または2記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001181171A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Pola Chem Ind Inc 化粧料

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