JPH111395A - GaN系化合物半導体のエピタキシャル成長方法 - Google Patents

GaN系化合物半導体のエピタキシャル成長方法

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JPH111395A
JPH111395A JP16655597A JP16655597A JPH111395A JP H111395 A JPH111395 A JP H111395A JP 16655597 A JP16655597 A JP 16655597A JP 16655597 A JP16655597 A JP 16655597A JP H111395 A JPH111395 A JP H111395A
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gas
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gan
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nozzle
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JP16655597A
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Kensaku Motoki
健作 元木
Masato Matsushima
政人 松島
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】原料ガスに渦流を生起させることにより、均一
性に優れたGaN系化合物半導体を化合物半導体基板上
にエピタキシャル成長させる方法の提供。 【解決手段】本発明では、化合物半導体(GaAs)製
の半導体基板(2A)の周辺に、ガリウム(Ga)を含
む第1のガス(GaCl)及び窒素(N)を含む第2の
ガス(NH3 )が導入される際、排気と逆方向から噴出
される水素(H2 )含有ガスのカウンタフローCF、及
び/又は、ノズル31の開口部32に施された切欠き3
3による下降ガス流HFが引金になって、渦流EFが生
起させられる。この渦流EFによって、これらのガスは
十分に攪拌及び混合が行われるので、均一性に優れた窒
化ガリウム(GaN)を基板(2A)上にエピタキシャ
ル成長することができる。なお、キャリアガスには水素
(H2 )ガスが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GaN系化合物半
導体のエピタキシャル成長方法、より詳細には、窒化ガ
リウム(GaN)を化合物半導体基板の上にエピタキシ
ャル成長させるための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、現在市販されているサファイア
基板を用いた窒化ガリウム(GaN)系の青色および緑
色の発光素子(LED)の構造を示す断面図を示してい
るが、このような発光素子は、例えば、「日経サイエン
ス」1994年10月号、第44〜55頁に記載されている。
【0003】この青色および緑色発光素子は、サファイ
ア基板SBと、基板SB上に形成されたGaNバッファ
層BFと、GaNバッファ層BF上に形成された六方晶
のGaNエピタキシャル層EP1とから構成されたエピ
タキシャルウェハを備えている。この青色および緑色発
光素子は、さらに、このエピタキシャルウェハの上に、
クラッド層CL1、発光層LE、クラッド層CL2およ
びGaNエピタキシャル層EP2が、順次形成され、G
aNエピタキシャル層EP1,EP2上には、オーミッ
ク電極ER1,ER2がそれぞれ形成されている。ま
た、GaNバッファ層BFは、この青色および緑色発光
素子において、サファイア基板SBとGaNエピタキシ
ャル層EP1との格子定数の差による歪を緩和するため
に設けらるものである。
【0004】上述した青色および緑色発光素子は、基板
SBとして絶縁性のサファイアを用いており、また、電
極を形成して素子を作成する際には、2種の電極ER
1,ER2を同一面側に形成する必要があることから、
フォトリソグラフィによるパターニングが2回以上必要
になり、さらに反応性イオンエッチングによる窒化物の
エッチングを行う必要もあり、複雑な工程を要してい
た。
【0005】また、サファイアは硬度が高いため、素子
分離の際に切断しにくいという問題もある。さらに、こ
の発光素子の応用について考えると、このサファイアは
劈開することができないので、劈開端面を光共振器とす
るレーザーダイオードに適用できないという応用上の問
題もあった。
【0006】そこで、このような欠点を有するサファイ
アに代えて、導電性のGaAsを基板として使用すると
いう試みがなされている。すなわち、MOCVPE(me
talorganic chloride vapor phase epitaxy:有機金属
クロライド気相エピタキシャル)法を用いてGaAs
(砒化ガリウム)基板上にGaNを成長させる方法であ
って、GaNの成長速度を従来のOMVPE(organome
tallic vapor phase epitaxy:有機金属気相エピタキシ
ャル)法での成長速度と比べても十分に早いものである
ものが検討されている。
【0007】このMOCVPE法は、周期表の III族原
料Al、Ga、Inを塩化物(クロライド化合物)とし
て供給し、GaNの高速成長を可能とし、発光素子の活
性層となるInGaN(インジウム窒化ガリウム)の成
長をも可能としたものである。このMOCVPE方法の
一つとして、本出願人は、平成6年12月26日の特許
出願「エピタキシャルウェハおよびその製造方法」(特
開平8−181070号)等で既に提案しているが、こ
の方法では、例えば、周期表の III族原料を含む有機金
属原料としてトリメチルガリウム(TMGa:C3H9Ga)
を用い、このTMGaと塩化水素(HCl)から塩化ガ
リウム(GaCl)を合成し、これらの塩化物とアンモ
ニアガス(NH3 )を反応させてGaAs等の基板上に
GaNを成長させている。
【0008】このような方法により製造されるエピタキ
シャルウェハは、図2に示されるように、導電性のGa
As等の基板2A上に、GaN(窒化ガリウム)バッフ
ァ層2Bが形成され、このGaNバッファ層2B上に、
さらに、GaNエピタキシャル層2Cが形成された高品
質のエピタキシャルウェハであって、工業的に十分に製
造可能である。
【0009】そして、このようなGaNエピタキシャル
ウェハを製造するための気相成長装置には、例えば、図
3に示されるような構造の反応管が用いられる。この反
応管は、基板サセプタSSを内蔵する反応チャンバーR
Cに対して、キャリアガスCGと共にアンモニア(NH
3 )ガスを導入するための第1のガス導入口MI1、キ
ャリアガスCGと共にトリメチルガリウムTMGa(tr
imethylgallium;C39 Ga)ガスを導入するための
第2のガス導入口MI2、及び、キャリアガスCGと共
に塩化水素(HCl)ガスを導入するための第3のガス
導入口MI3等の導入口や、ガス排気口GO等を備えて
いる。
【0010】第1のガス導入口MI1は、管中央に位置
し基板サセプタSSの上部に至るノズルNに連通してお
り、第2及び第3のガス導入口MI2,MI3は、管路
P2に通じている。反応チャンバーRCには、また、外
部に抵抗加熱ヒータRHが備えられている。
【0011】このような装置における製造工程の一例を
示すと、先ず、反応チャンバーRC内の底部に設けられ
た基板サセプタSSに、砒化ガリウム(GaAs)製の
基板2Aが設置され、この基板2Aは、抵抗加熱ヒータ
ーRHからのチャンバーRC内の加熱によって第1の所
定温度に保持される。
【0012】この状態で、第2のガス導入口MI2から
のTMGaガス及び第3のガス導入口MI3からのHC
lガスは、管路Pを経て互いに混合され反応して塩化ガ
リウム(GaCl)となって反応管内に導入される。一
方、第1のガス導入口MI1からは、NH3 ガスがキャ
リアガスCGによって、ノズルNを通して導入されるの
で、GaAs基板2Aの上では、GaClガス及びNH
3 ガスが反応する。所定の時間、このエピタキシャル成
長を行わせることによって、図2に示されるGaNバッ
ファ層2Bが基板2A上に形成される。
【0013】次に、このようにGaNからなるバッファ
層2Bが形成された基板2Aの温度を、抵抗加熱ヒータ
ーRHにより第2の所定温度にまで昇温した後、再び、
TMGaガス、HClガス及びNH3 ガスを導入して、
所定の時間、エビタキシャル成長させる。その結果、G
aNバッファ層2B上にGaNエピタキシャル層2Cを
形成される。
【0014】しかしながら、図3の製造装置による成長
方法では、基板2Aの上に得られるGaNエピタキシャ
ル層2Cにはムラがあり、基板2AのGaNの成長は不
均一であることが観察された。そこで、このGaNの不
均一成長の原因を種々検討した結果、GaClガス、N
3 ガス及びキャリアガスCGの間で、混合が充分にな
されておらず、これがGaNエピタキシャル層2Cの成
長特性の不良に影響を及ぼしていることが分かった。
【0015】図4には、このような従来技術によるGa
N成長方法における原料ガスの混合の様子が示されてい
る。従来の方法では、図4に示されるように、ノズルN
内を通るNH3 ガスは、ラッパ状のスカート部Sの下で
拡がりつつ下降する。これに対して、ノズルNの外側を
通るGaClガスは、このNH3 ガスの拡がりを包囲す
るように下降する。これらのガスには、一般的に、キャ
リアガスCGとして拡散係数が相当に大きい水素
(H2 )ガスが含まれるので、NH3 ガスの拡がりに伴
って、NH3 ガスに対しては外側からGaClガスが効
果的に拡散し、GaClガスに対しては内側からNH3
ガスが効果的に拡散することによって、原料ガスN
3 ,GaCl間の混合が充分に行われることが期待さ
れていた。しかしながら、実際には、基板2A上へのG
aNのエピタキシャル成長は、不均一になってしまうの
である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の主た
る目的は、ガスの拡散だけでなく、ガスの流れ自体を改
良して原料ガスの混合性を向上することによって、化合
物半導体基板の上にGaNを均一にエピタキシャル成長
させることができる方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ガリウ
ム(Ga)を含む第1のガス及び窒素(N)を含む第2
のガスを化合物半導体基板の上に導入して基板上に窒化
ガリウム(GaN)をエピタキシャル成長させるGaN
系化合物半導体のエピタキシャル成長方法において、基
板の上で第1及び第2のガスに渦流を生起させることに
よってGaNをエピタキシャル成長させるGaN系化合
物半導体のエピタキシャル成長方法が提供される。
【0018】本発明の方法によると、基板の上で第1及
び第2の原料ガスに渦流を生起させられ、この渦流によ
って原料ガスの均一な混合が促進されるので、基板の上
にGaNを均一にエピタキシャル成長させることができ
る。
【0019】また、本発明の第1の特徴に従うと、基板
に向かってガスの排気方向と逆方向からガスをカウンタ
フローとして噴出することによって、渦流を効果的に生
起させられるので、基板の上にGaNを均一にエピタキ
シャル成長させることができる。
【0020】さらに、本発明の第2の特徴に従うと、基
板の上方で開口するノズルを通して第1及び第2のガス
のうちの一方がノズルを通して基板の上に導入され、他
方がノズルの外側から導入する場合に、ノズルの開口部
に切欠きを施すことによって簡単に渦流を生起させ、基
板の上にGaNを均一にエピタキシャル成長させること
ができ、この第2の特徴は、第1の特徴によるカウンタ
フローを用いた渦流生起方法と併用することによって、
一層効果的に実施することができる。
【0021】本発明による成長方法では、基板には、砒
化ガリウム(GaAs)、燐化ガリウム(GaP)、砒
化インジウム(InAs)、燐化インジウム(InP)
および炭化珪素(SiC)からなる群から選ばれた材料
から成る化合物半導体基板が用いられ、この基板の上
に、窒化ガリウム(GaN)がエピタキシャル成長させ
られる。
【0022】本発明による成長方法では、また、キャリ
アガスとして、比較的軽く混合性能に優れた水素
(H2 )ガスが用いられ、GaNの均一なエピタキシャ
ル成長をより一層促進することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を種々の実施例につ
いて更に詳しく説明するが、以下の開示は、本発明の単
なる実施例に過ぎず、本発明の技術的な範囲を何ら限定
するものではない。
【0024】
【第1の実施例】図5には、本発明の成長方法の第1の
実施例に用いられるGaN系化合物半導体の成長装置が
示されており、この成長装置は、石英からなる反応チャ
ンバー1内の下部のほぼ中央に基板サセプタ2を内蔵
し、上部には第1乃至第3のガス導入口3〜5を備えて
おり、外観的には、図3の製造装置と類似の構造を呈し
ている。反応チャンバー1内には、基板サセプタ2の周
辺に反応空間11が形成され、さらに、底部にはガス排
気口6が設けられ、外部にはチャンバー内全体を加熱す
るための抵抗加熱ヒータ12が設けられている。
【0025】第1のガス導入口3は、V族原料としてア
ンモニア(NH3 )ガスを導入するために設けられ、反
応管のほぼ中心軸に沿うノズル7に連通している。この
ノズル31は、基板サセプタ2の上でラッパ状に開口す
るノズルスカート部32を有している。
【0026】第2のガス導入口4は、 III族原料として
トリメチルガリウムTMGa(trimethylgallium;C3
9 Ga)ガスを導入するために設けられ、第3のガス
導入口5は、塩化水素(HCl)ガスを導入するために
設けられる。両ガス導入口4,5に連通する管路41
は、反応チャンバー1内の上部に開口している。また、
反応チャンバー1内の中心部をノズル31が通ってい
る。
【0027】そして、反応チャンバー1の底部には、反
応空間11でのガスの混合乃至反応の均一性を向上する
ために、本発明の第1の特徴に沿って、ガス排気口6に
隣接して第4のガス導入口7が設けられる。この第4の
ガス導入口7には、基板サセプタ2に載置される基板2
Aに向かって、ガスの排気方向と逆方向からガスを噴出
させるために、キャリアガス或いはガス排気口6からの
排気系ガスEGを、ガス噴出路71を介して導入するこ
とができるようになっている。
【0028】このように構成された装置を使用して行う
成長工程の一例を簡単に説明しよう。先ず、基板サセプ
タ2には、化合物半導体製基板2A、例えば、硫酸(H
2 SO4 )系の通常のエッチング液で前処理した砒化ガ
リウムGaAs[(100)面] のような基板2Aが設置され
る。抵抗加熱ヒータ12により外部からチャンバー1内
全体を加熱することによって、この基板2Aは、比較的
低い第1の所定温度、例えば、 400℃〜 600℃に加熱さ
れ、好適には、 470℃に加熱され、この第1の温度状態
に保持される。
【0029】この温度状態で、第1のガス導入口3から
ノズル31を通して、水素(H2 )ガスをキャリアガス
として、V族原料としてNH3 ガスが、所定の分圧、例
えば1.6×10-1atm で反応空間11に導入される。一
方、第2及び第3のガス導入口4,5からは、同様にH
2 ガスをキャリアガスとして、 III属原料としてのTM
Ga及びHClガスが、それぞれ所定の分圧で、管路4
1を介して導入される。これらの分圧は、ガスの温度に
よる飽和蒸気圧と流量により管理される。混合室41で
は、TMGa及びHClが互いに反応して塩化ガリウム
(GaCl)となって反応空間11に導入される。ま
た、第4のガス導入口7からは、H2 キャリアガスが、
比較的大きい流量、例えば、 200sccm(standard cubic
centimeterpar minute)で、カウンタフローCFとし
て、ガス噴出路71を介して反応空間11に再導入され
る。
【0030】このような条件の下で、GaAs基板2A
の上でGaCl及びNH3 を反応させて、所定の時間、
例えば、15分間、窒化ガリウム(GaN)をエピタキシ
ャル成長を行わせることによって、図2に示されるGa
Nバッファ層2Bが数十nmオーダの所定の厚さで形成
される。
【0031】次に、このようにしてGaNバッファ層2
Bを形成した後、NH3 ガス、TMGa及びHClの導
入を一旦停止し、GaNからなるバッファ層2Bが形成
された基板2Aの温度を、抵抗加熱ヒーター13によっ
て比較的高い第2の所定温度、例えば 800℃以上、特に
好適な態様として、この例では 870℃に加熱され、この
第2の温度状態に保持される。
【0032】このようにして基板2Aを 870℃にまで昇
温した状態で、再度、NH3 、TMGa及びHClが、
第1乃至第3のガス導入口3〜5から、同様の分圧条件
でH2 キャリアガスIGによって、導入される。また、
第4のガス導入口7からは、同様に、キャリアガスがが
カウンタフローCFとして導入される。これによって、
所定の時間、例えば、60分間、反応空間11においてG
aCl及びNH3 を反応させ、GaNバッファ層2B上
には、GaNをエピタキシャル成長させる。
【0033】その結果、バッファ層2B上には、図2に
示されるGaNエピタキシャル層2Cが、エピタキシャ
ル成長面にムラや不均一性がなく、μmオーダの所定の
膜厚で形成されていることが確認された。このようにし
て得られた鏡面状の高品質なGaNエピタキシャル層2
Cは、GaAs(100) 基板を使った場合、X線回折測定
によると、光共振器として使用するための劈開に適した
立方晶構造を有し、GaAs(111) A面上に成長した場
合に得られる六方晶のものとは明確に区分することがで
きることが確認された。このような視点から、立方晶構
造はレーザダイオードを製造するのに好適である。
【0034】この実施例では、本発明の第1の特徴に従
って、GaNをエピタキシャル成長させる際に、カウン
タフローCFとして第4のガス導入口7からは、図5の
太い直線状の矢印で示されるように、排気口6からの排
気系ガスEGの一部を、図5の太い半円形の矢印で示さ
れるように、基板2Aに対して逆方向に再導入するよう
にしている。このカウンタフローCFは、単に、基板サ
セプタ22の支持棒にドーパントを付着させないように
するためには、50sccm程度でよいのに比較すると、 200
sccm以上という相当大きい流量とされる。このように、
反応空間11に向かって、ガスの排気系から排気方向と
は逆方向にカウンタフローCFを噴出させることによ
り、反応空間11では、渦流EFが引き起こされる。そ
して、この渦流EFによって、原料のGaClガス及び
NH3 ガスの混合が促進され、原料系ガスの十分な混合
がもたらされるので、エピタキシャル成長面のムラや不
均一性を大きく改善することができる。
【0035】この渦流EFは、後述するガス流れ可視化
装置によって確認されたものであるが、次のように考え
られている。つまり、管の上方から下方に向かう原料系
ガスの主たる流れに対して下方側から水素(H2 )キャ
リアガスによるカウンタフローCFを逆噴出することに
よって、反応空間11において、ガスの還流が生起さ
れ、このガスの還流は、カウンタフローCFの僅かな偏
りによって対称性を失い、図示の太線で示されるような
渦流EFを引き起こす。
【0036】この渦流EFは、特に、図5の成長装置の
ように、原料系ガスの主たる流れが上方から下方に向か
う縦形の反応装置において顕著に現れ、逆噴出ガスと原
料系ガスとの比重差に起因する。従って、原料系ガスに
対して比較的軽い比重のガスを下方から逆噴出すること
によって、渦流EFの発生を促進することができ、原料
系ガスの混合を一層促進することができる。それ故、カ
ウンタフローCFのための逆噴出ガスには、H2 キャリ
アガス単体を用いることができるが、排気系ガスEG
は、未反応原料ガス及び多量のH2 キャリアガスを含
み、軽比重であるので、原料の反応向上及び排気系ガス
の有効再利用の点から、排気系ガスEGを用いてもよ
い。
【0037】また、第4のガス導入口7は、ガス噴出口
71と共に反応管中心軸に関して若干偏在させてもよい
が、反応空間11での広範且つ十分な原料系ガスの混合
のためには、図5に示されるように、中心軸にほぼ対称
に設けてカウンタフローCFに僅小な偏りが自然に生じ
るのを待つようにする方が好ましい。
【0038】
【第2の実施例】図6には、本発明の成長方法の第2の
実施例において採用されるノズルの要部斜視図(a)、
及び、このノズルを用いた渦流生成作用の説明図(b)
が示されている。本発明の第2の特徴に従うと、図6
(a)に示されるように、ノズル31のスカート部32
に切欠き33が施され、利用される成長装置の全体的な
構造については、図3,5に示される成長装置と殆ど相
違しない。以下、図5の成長装置においてノズルスカー
ト部32に切欠き33を施した場合の第2の実施例を説
明しよう。
【0039】この第2の実施例では、上述のように、図
5においてノズルスカート部32に図6(a)のような
切欠き33が施された成長装置が利用され、第4のガス
導入口7は閉じられて使用されない。従って、このよう
な成長装置を利用して行うこの実施例の成長工程は、第
4のガス導入口7からカウンタフローCFを逆噴出させ
ないことを除いて、第1の実施例と何ら変わることがな
い。
【0040】しかしながら、第2の実施例では、図6
(b)に示されるように、ノズルスカート部32に設け
た切欠き33の特異な作用によって、反応空間11には
渦流EFが引き起こされるので、原料系ガスの十分な混
合が効果的に行われる。そして、その結果、図2の基板
2A上のバッファ層2B上には、ムラや不均一性がない
GaNエピタキシャル層2Cが形成されていることが確
認された。
【0041】この渦流EFも、後述するガス流れ可視化
装置によって確認されたが、次のように考えられてい
る。つまり、ノズル31の外側を下方に向かうGaCl
系ガスの流れの一部は、切欠き33から侵入し、ノズル
31の内側を下降するNH3原料系ガスを巻き込んで、
比較的高速で偏心的に下降する(HF)。一方、ノズル
スカート部32で拡大されて下方に向かうNH3 系ガス
や、GaCl系ガスは、H2 キャリアガスを含み比重が
比較的小さく、これらの原料系ガスの主たる流れは、こ
の高速下降ガス流HFに対しては比較的低速である。そ
れ故、原料系ガスの一部は、この軽比重及び速度差に起
因して上方向に向かって還流するので、このガスの還流
によって、反応空間11に渦流EFが引き起される。
【0042】この実施例では、このように、切欠き33
から流れ込んだガス流(HF)が引金となって生成され
る渦流EFによって、原料系ガスの攪拌及び混合が促進
され、従って、均一性に優れたGaNエピタキシャル層
を得ることができる。
【0043】MOCVPE法によるGaNのエピタキシ
ャル成長のようなシステムにおいては、長時間にわたっ
て原料ガスの混合状態を維持することができず、短時間
で原料ガスで混合し化合物半導体を成長させる操作を実
施しなければならない。しかしながら、第2の実施例に
ついて説明したように、本発明の第2の特徴に従うと、
ノズルスカート部に切欠きを施すという簡単な手段を用
いるだけで、このようなシステムに対して、重要且つ効
果的なガス攪拌機能を提供することができる。
【0044】なお、本発明の第2の特徴は、図5の成長
装置ではなく、図3においてノズルNのスカート部部に
図6(a)と同様の切欠きを施した成長装置を利用して
実施することもできる。また、第2の実施例では、図5
においてノズルスカート部32に切欠き33を施した成
長装置が利用されるが、第4のガス導入口7は使用され
なかった。しかしながら、H2 キャリアガス或いはガス
排気口6からの排気系ガスEGを、50sccm程度の低流量
で、この第4のガス導入口7に導入して、基板サセプタ
22の支持棒にドーパントを付着させないようにするこ
とができる。
【0045】
【第3の実施例】第3の実施例では、本発明の第1及び
第2の特徴が併せて実施される。つまり、この実施例で
は、図5においてノズルスカート部32に図6(a)に
示される切欠き33が施された成長装置が利用され、し
かも、第4のガス導入口7からは、GaNをエピタキシ
ャル成長させる各工程において、H2 キャリアガス或い
はガス排気口6からの排気系ガスEGが、 200sccm程度
の相当大きい流量で、カウンタフローCFとして、ガス
噴出口71を介して反応空間11に逆噴出させられる。
【0046】この第3の実施例では、上述のように、図
5においてノズルスカート部32に切欠き33が施され
た成長装置が利用され、且つ、第1の実施例と同様のG
aNエピタキシャル成長工程が適用されてカウンタフロ
ーCFが導入され、従って、カウンタフローCF及び切
欠き33による渦流生成作用が併用される。
【0047】図7には、このようにカウンタフローCF
及び切欠き33を併用する場合の渦流生成作用の説明図
が示されている。つまり、この実施例においては、図6
に示されるように、反応空間に大きく定常的な渦流EF
が確実且つ高速に生成される。従って、より短い時間
で、原料系ガスの攪拌及び混合が一層促進され、従っ
て、より均一性に優れたGaNエピタキシャル層を得る
ことができる。
【0048】
【作用の確認】本発明者らは、実際に、ガス流れ可視化
装置を使用してガスの流れの可視化実験を種々行った結
果、本発明の第1及び第2の特徴に従って、カウンタフ
ローCFや切欠き33による下降ガス流HFによって渦
流が生成することを確認することができた。
【0049】このガス流れ可視化装置は、石英ガラスの
ような透明な可視管(後記図8の8A)内に模擬基板
(同8B)及びノズル31が設置され、ノズル31の内
側からはアンモニア(NH3 )ガスがキャリアガスと共
に導入され、ノズル63の外側からは塩化水素(HC
l)ガスがキャリアガスと共に導入される。導入された
NH3 ガス及びHClガスは、室温下にて、ノズル31
のラッパ状に拡がったスカート部32の先で互いに混合
され、次式(1)に示される反応を生起する: NH3 + HCl → NH4 Cl (1) つまり、上式(1)の反応によって、塩化アンモニウム
(NH4 Cl)の白い微粒子が生成され、ノズル31の
下には、NH3 とHClの混合ガスの流れを反映する視
認可能な模様となって現れる。従って、ガス流れはこの
模様によって肉眼で確認することができる。
【0050】このように、ガス流れ可視化装置は、室温
対応であって、熱対流等を加味したより現実的な検出系
を忠実に反映したガスの流れを精確に把握するために、
コンピュータシミュレーションを実施した結果、やは
り、同じような渦流を確認した。
【0051】ガス流れ可視化装置を使用してガスの流れ
の可視化実験を行った結果確認されたところによると、
本発明の第2実施例によりノズルスカート部32に切欠
き33を設けた場合は、例えば、キャリアガスにH2
スを用いると、前述したように、切欠き33から流れ込
んだGaCl系ガスが渦流EFを創成して、NH3 系ガ
スとの混合を促進する。これに対して、切欠き33がな
い場合には、渦流EFの発生が見られず、従って、各ガ
スの有する相互拡散機能によるだけで混合効果は低いと
考えられる。
【0052】さて、図8には、これらの可視化実験の一
つにおいて観察されたガス流れの模写例が描かれてお
り、これらの観察例は、渦流EFを生起させるための一
要素としては、キャリアガスの選択も一要素となること
を示している。即ち、図8は、これらの実験のち、特
に、ノズルスカート部32に切欠き33を設けた場合に
ついて観察された模写例であり、図8(A)は、比重が
大きくNH3 ガスやHClガスに対して相互拡散係数が
小さい窒素(N2 )ガスを、キャリアガスとして用いた
ときの観察例であり、図8(B)は、比重が小さくNH
3 ガスやHClガスに対して相互拡散係数が大きい窒素
(H2 )ガスを、キャリアガスとして用いたときの観察
例であり、斜線部が、塩化アンモニウム(NH4 Cl)
の白い微粒子により視認可能に現れる模様を表してい
る。
【0053】図8(A)に示されるように、キャリアガ
スとしてN2 ガスを用いた場合には渦流が生じていな
い。これに対して、H2 キャリアガスを用いた場合に
は、図8(B)に示されるように、原料系ガスNH3
HClに渦流が生じ、しかも、両原料系ガス間で広範且
つ均一な混合が行われている。これは、H2 キャリアガ
スを用いた場合(B)には、NH3 ,HCl及びH2
スの間で相互拡散が十分に行われる上に、軽比重のH2
ガスが含まれることにより上方に向かう流れが促進され
て、渦流EFを生起するからである。つまり、ガスの流
れを決定する要因として、ガスの比重及び相互拡散係数
も、十分に考慮されなけれならない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原料ガスに渦流を生起させることにより原料ガスの混合
を促進するので、均一性に優れたGaN系化合物半導体
を化合物半導体基板上にエピタキシャル成長させること
ができる。そして、この渦流は、排気と逆方向から噴出
される水素(H2 )含有ガスのカウンタフロー乃至ノズ
ル開口部の切欠きによる下降ガス流が引金になって、容
易且つ確実に生起することができ、また、GaNの成長
速度を速めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】青色および緑色の発光素子の一例の構造を示す
断面図である。
【図2】本発明による成長方法によって得られる化合物
半導体エピタキシャルウェハの構造例を示す断面図であ
る。
【図3】従来技術における成長装置の概略構成を示す図
である。
【図4】従来技術による成長方法における原料ガスの混
合の様子を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例による方法を実施するのに使
用される成長装置を概略的に示す図である。
【図6】本発明の別の実施例による方法で採用されるノ
ズルの要部斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例による方法の定常的渦流発
生効果を説明するための図である。
【図8】窒素キャリアガス及び水素キャリアガスの使用
よるガス流の相違を、ガス可視化装置により説明するた
めの図である。
【符号の説明】
2A:GaAs基板、 2B:GaNバッファ層、 2C:GaNエピタキシャル層、 1:反応チャンバー、 2:基板サセプタ、 3:第1のガス導入口、 31:スカート部32に切欠き33を有するノズル、 4,5:第2及び第3のガス導入口、 6:ガス排出口。 7:カウンタフローCFを逆噴出するための第4のガス
導入口。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガリウム(Ga)を含む第1のガス及び窒
    素(N)を含む第2のガスを化合物半導体基板の上に導
    入して該基板上に窒化ガリウム(GaN)をエピタキシ
    ャル成長させるGaN系化合物半導体のエピタキシャル
    成長方法において、前記基板の上で第1及び第2のガス
    に渦流を生起させることによってGaNをエピタキシャ
    ル成長させることを特徴とするGaN系化合物半導体の
    エピタキシャル成長方法。
  2. 【請求項2】前記基板に向かってガスの排気方向と逆方
    向からガスを噴出することにより、前記基板の上の第1
    及び第2のガスに渦流を生起させることを特徴とする請
    求項1に記載のGaN系化合物半導体のエピタキシャル
    成長方法。
  3. 【請求項3】前記逆方向から噴出するガスは水素
    (H2 )ガスを含むことを特徴とする請求項2に記載の
    GaN系化合物半導体のエピタキシャル成長方法。
  4. 【請求項4】前記基板の上方で開口するノズルを通して
    第1及び第2のガスのうちの一方を前記基板の上に導入
    し、このノズルの外側から第1及び第2のガスのうちの
    一方を前記基板の上に導入し、且つ、該ノズルの開口部
    に切欠きを施すことによって、前記基板の上の第1及び
    第2のガスに渦流を生起させることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のGaN系化合物半導体のエピタキシャ
    ル成長方法。
  5. 【請求項5】砒化ガリウム(GaAs)、燐化ガリウム
    (GaP)、砒化インジウム(InAs)、燐化インジ
    ウム(InP)および炭化珪素(SiC)からなる群か
    ら選ばれた材料から成る基板の上に、窒化ガリウム(G
    aN)をエピタキシャル成長させることを特徴とする請
    求項1〜4の何れか一項に記載のGaN系化合物半導体
    のエピタキシャル成長方法。
  6. 【請求項6】キャリアガスに水素(H2 )ガスを用いる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のG
    aN系化合物半導体のエピタキシャル成長方法。
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