JPH11139157A - 自動車用ドアガラスの支持構造 - Google Patents

自動車用ドアガラスの支持構造

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JPH11139157A
JPH11139157A JP9325178A JP32517897A JPH11139157A JP H11139157 A JPH11139157 A JP H11139157A JP 9325178 A JP9325178 A JP 9325178A JP 32517897 A JP32517897 A JP 32517897A JP H11139157 A JPH11139157 A JP H11139157A
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JP
Japan
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glass plate
glass
door
plate
inner glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP9325178A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Ito
政信 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH11139157A publication Critical patent/JPH11139157A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造によって乗員の車外への脱出性を
確保すると共に、盗難防止性能を高めること。 【解決手段】 ドアガラス(18)は外側ガラス板(1
2)と、内側ガラス板(14)と、外側ガラス板と内側
ガラス板との間に配置された中間膜(16)とを有する
合わせガラスである。内側ガラス板は強化ガラスであ
る。ドアガラスを閉めたときベルトラインより上方に位
置することとなる内側ガラス板と外側ガラス板とは、内
側ガラス板が外側ガラス板より大きくなって外側ガラス
板からはみ出すように形成される。内側ガラス板が外側
ガラス板からはみ出した部分(15)は、ドアガラスを
閉めたとき、ガラスランの一部がはみ出した部分を車体
の幅方向の外方で覆うように寸法を定められている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ドアガラス
の支持構造に関し、特に、乗員の車外への脱出性を確保
すると共に、盗難防止性能を高めることができる自動車
用ドアガラスの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ドアガラスの端面に衝撃力を加
えることによってドアガラスを破砕するようにした技術
が提案されている(特開平5- 16666号公報)が、
これは乗員の車外への脱出性を確保することを企図す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乗員の車外への脱出性
を確保することと、ドアガラスを閉め、ドアをロックし
た状態にある停車中の自動車が盗難に遭うのを防止する
こととは、必ずしも両立しないため、従来提案されてい
るのはいずれかのみを達成するものである。
【0004】本発明は、簡単な構造によって乗員の車外
への脱出性を確保すると共に、盗難防止性能を高めるこ
とができる、自動車用ドアガラスの支持構造を提供す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明
は、車室の外部に対面する外側ガラス板と、車室に対面
する内側ガラス板と、外側ガラス板と内側ガラス板との
間に配置され、それぞれと接着された中間膜とを有する
合わせガラスからなるドアガラスを、ドアのベルトライ
ンの上方へ伸びており、ガラスランを取り付けたドアの
フレームで支持する構造である。前記内側ガラス板は強
化ガラスである。前記ドアガラスを閉めたとき前記ベル
トラインより上方に位置することとなる前記内側ガラス
板と前記外側ガラス板とは、前記内側ガラス板が前記外
側ガラス板より大きくなって外側ガラス板からはみ出す
ように形成される。前記内側ガラス板が前記外側ガラス
板からはみ出した部分は、前記ドアガラスを閉めたと
き、前記ガラスランの一部又はフレームの一部が前記は
み出した部分を車体の幅方向の外方で覆うように寸法を
定められている。
【0006】ドアガラスを閉めたとき、内側ガラス板の
はみ出した部分は、ガラスランの一部又はフレームの一
部と重なった状態となる。通常、ガラスランは軟質樹脂
又はゴムによって作られ、フレームは鋼板で作られる。
内側ガラス板のはみ出した部分は、このようなもので覆
われる結果、内側ガラス板とガラスランとの間のわずか
なすきまに解錠器具を入れることはできない。
【0007】ドアガラスは合わせガラスであるため、ド
アガラスの外部から内側ガラス板を破砕することは容易
ではない。これによって、ドアガラスを破砕することに
よる盗難防止性能を、単板であった従来のものと比べて
向上させることができる。一方、内側ガラス板が強化ガ
ラスであることと、内側ガラス板が外側ガラス板からは
み出した部分は、合わせガラスではないため車室の内方
から外方へ向く荷重に対しては強度が小さくなっている
ことから、ドアガラスに車室内から衝撃を加えたとき、
内側ガラス板のはみ出した部分を容易に破砕できる。そ
の結果、ベルトライン上方にあるドアガラスを外方へ押
し出すことができ、これにより乗員の脱出性を確保する
ことができる。
【0008】ドアガラスの内側ガラス板のはみ出した部
分をガラスランの一部又はフレームの一部と重ね合わせ
ているため、外側ガラス板の外側面は、ガラスラン又は
フレームの外側面に可及的に近づいて位置することとな
り、段差を実質的になくした意匠を提供することができ
る。
【0009】前記ドアは前記ドアガラスを昇降する装置
を内部に有するが、この場合、前記外側ガラス板は、前
記ドアガラスを閉めたとき前記昇降装置と前記ベルトラ
インとの間に位置することとなる部分で切断された形態
とすることができる。
【0010】内側ガラス板が強化ガラスであることと、
外側ガラス板がドアの昇降装置と分離しており、車室の
内方から外方へ向く荷重によってドアから外れやすくな
っていることから、車室の内方から外方へ向く荷重を加
えると、内側ガラス板のはみ出した部分が破砕され、外
側ガラス板は破砕することなくドアから外れる。これに
よって、乗員の脱出性を一層確保することができる。
【0011】前記ドアガラスを閉めたとき前記ベルトラ
インより上方に位置することとなる前記中間膜は、前記
外側ガラス板より小さくなるように形成することができ
る。
【0012】内側ガラス板を破砕したとき、内側ガラス
板のはみ出した部分の破砕片が中間膜に付着して残って
いるため、その後外側ガラス板を外方へ押し出そうとす
るとき、けがをするおそれがある。これに対して、この
態様によれば、中間膜が外側ガラス板より小さく、した
がって内側ガラス板より小さいため、内側ガラス板の外
側ガラス板からはみ出した部分が中間膜に付着する可能
性がない。
【0013】前記外側ガラス板は、前記内側ガラス板よ
り厚みが小さくなるように形成することができる。
【0014】ドアガラスを閉めた状態で高速走行すると
き、ドアガラスを車室の外方へ引き出そうとする力が風
圧によって働くため、内側ガラス板の外側ガラス板から
はみ出した部分によって前記力に対抗することが必要と
なる。そこで、内側ガラス板にはある程度の剛性を持た
せるが、外側ガラス板は合わせガラスとしての機能を果
たすことができる範囲で厚みを小さくしても性能的に問
題がない。この態様によれば、外側ガラス板の厚みを内
側ガラス板の厚みより小さくし、内側ガラス板に必要な
剛性を持たせると共に、外側ガラス板の重量を減らすこ
とができる。
【0015】前記内側ガラス板は、この内側ガラス板に
埋設され、前記外側ガラス板を割ることができる金具を
有することができる。
【0016】車室の内方からハンマーのような工具を用
いて金具に力を加えると、金具が中間膜を破り、外側ガ
ラス板を破砕する。これによって、外側ガラス板を破砕
しやすくなる。しかし、金具の大きさを適当に選定して
おけば、外部からドアガラスを破砕するのを防ぐことが
できる。
【0017】別の発明では、車室の外部に対面する外側
ガラス板と、車室に対面する内側ガラス板との間に中間
膜を配置して合わせガラスを作る際、前記中間膜と前記
外側ガラス板とは全面で接着させ、前記中間膜と前記内
側ガラス板とは局部的に未接着部分ができるように接着
させる。このような合わせガラスを用いて、内側ガラス
板と外側ガラス板とは、前記発明と実質的に同じ構造と
する。
【0018】内側ガラス板の未接着部分に車室の内方か
ら外方へ向く荷重を加えると、内側ガラス板の未接着部
分が破砕して落下する。そこで、中間膜を介して外側ガ
ラス板をハンマーなどで叩くことにより、外側ガラス板
を破砕しやすくなる。逆に、外側ガラス板は全面で中間
膜に接着されているため、外側ガラス板を破砕しても破
砕片は中間膜に付着したままであり、外部からドアガラ
スを破砕して車室内に侵入するのを防ぐことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、断面状態を示す図1及
び図2を参照すると、車室10の外部に対面する外側ガ
ラス板12と、車室10に対面する内側ガラス板14
と、外側ガラス板12と内側ガラス板14との間に配置
され、それぞれと接着された中間膜16とを有する、そ
れ自体公知の合わせガラスからなるドアガラス18を、
自動車の側面状態の図9に示すように、ドア20のベル
トライン22の上方へ伸びており、ガラスラン24を取
り付けたドア20のフレーム26で支持する構造であ
る。ドア20のベルトライン22とは、ドアガラス18
が金属パネルで形成されたドア20の空間内へ入り、ま
た空間から出る個所であり、ベルトライン22の上方は
窓となる。また、ガラスラン24とは、ドアガラスの周
縁と接触し、ドアガラス18を密封状態に保つシールの
機能を果たすもので、通常、軟質樹脂又はゴムで成形さ
れる。
【0020】内側ガラス板14は強化ガラスである。強
化ガラスは、板ガラスを熱処理してガラス表面に強い圧
縮応力層をつくったもので、外力の作用及び温度変化に
対する強さを増加させてあるが、破損したときに細片に
なる。内側ガラス板14を強化ガラスで作り、さらに、
ドアガラス18を閉めたときベルトライン22より上方
に位置することとなる内側ガラス板14と外側ガラス板
12とは、図1に示すように、内側ガラス板14が外側
ガラス板12より大きくなって外側ガラス板12からは
み出すように形成されている。そして、内側ガラス板1
4が外側ガラス板12からはみ出した部分15は、ドア
ガラス18を閉めたとき、ガラスラン24の一部又はフ
レーム26の一部がはみ出した部分15を車体の幅方向
の外方で覆うように寸法を定められている。
【0021】外側ガラス板12は、強化ガラスであるこ
とが好ましいが、普通のガラスとしたり、強化ガラスと
普通のガラスとの中間の性状をもつ半強化ガラスとする
こともできる。
【0022】図1及び図2に示した実施例では、フレー
ム26に取り付けられたガラスラン24が内側ガラス板
14のはみ出した部分15を覆い、はみ出した部分15
と重なり合っている。ガラスラン24にはドアガラス1
8との密着性を高めるため、複数のリップ25を設ける
が、外側でフレーム26からもっとも離れた部位にある
リップ25が外側ガラス板12に密着し、はみ出した部
分15を覆うようにガラスラン24及びはみ出した部分
15の寸法を定めることが好ましい。フレーム26の端
部27を外側ガラス板12の端面まで伸ばしてはみ出し
た部分15とフレーム26とを重ね合わせてもよい。フ
レーム26にはシール28が取り付けられている。これ
は、ドアを閉めたとき車体と密着し、雨水の浸入を防止
する。
【0023】ドアガラス18の下端部は、断面状態の図
3に示すように、ベルトライン22に装着したウエザー
ストリップ30を通ってドア20のパネル21で囲まれ
た空間32内へ入っている。この空間32にはドアガラ
ス18を昇降する装置(図示せず)が配置されており、
そのホルダ34がドアガラス18の下端部を支持してい
る。ドア20にはトリム36が取り付けられている。
【0024】図4に示した実施例では、ドアガラス18
の外側ガラス板12は、前記昇降装置のホルダ34を持
ち上げてドアガラス18閉めたとき、ベルトライン22
と昇降装置のホルダ34との間に位置することとなる部
分で切断されている。したがって、ホルダ34に保持さ
れているのは内側ガラス板14だけであるが、外側ガラ
ス板12及び内側ガラス板14はベルトライン22のウ
エザーストリップ30を貫通している。
【0025】図5の(a )に示した実施例では、ドアガ
ラス18を閉めたときベルトラインより上方に位置する
こととなる中間膜16は、外側ガラス板12より小さく
なるように形成されている。外側ガラス板12は内側ガ
ラス板14より小さいため、結局、中間膜16が最も小
さい。車室の内方から外方へ向く荷重F が加わると、内
側ガラス板14が強化ガラスであるため破砕するが、内
側ガラス板14の中間膜16と接着されていない部分
は、同図の(b )に示すように、破砕して落下してしま
う。そのため、内側ガラス板14の鋭いエッジは外側ガ
ラス板12のレベルより低くなり、外側ガラス板12を
外方へ押し出そうとするとき、エッジと接触する可能性
が少なくなる。
【0026】前記実施例では、外側ガラス板12と内側
ガラス板14とは同じ厚みである。これに代えて、外側
ガラス板12を、内側ガラス板14より厚みが小さくな
るように形成することができる。この場合、内側ガラス
板14のはみ出した部分15によって高速走行時にドア
ガラスに働く力に対抗できるように内側ガラス板14の
厚みを定め、外側ガラス板12の厚みを内側ガラス板1
4の厚みより小さく定めることが便宜である。外側ガラ
ス板12は、内側ガラス板14及び中間膜16と相まっ
て合わせガラスを作ることができればよいことから、薄
くすることができる。
【0027】図6に示した実施例では、内側ガラス板1
4は、この内側ガラス板に埋設され、外側ガラス板12
を割ることができる金具40を有する。金具40は中間
膜16と接する鋭い突起41を備える。金具40はハン
マーによって叩くことができる大きさのもので、図8に
示すように1又は複数個所に設けることができる。
【0028】図7に示したドアガラス50は、車室の外
部に対面する外側ガラス板52と、車室に対面する内側
ガラス板54と、外側ガラス板52と内側ガラス板54
との間に配置された中間膜56とを有する合わせガラス
からなる。中間膜56は、外側ガラス板52とは全面で
接着され、内側ガラス板54とは局部的に未接着部分5
8ができるように接着されている。中間膜56は熱可塑
性の樹脂であるため、熱可塑しにくいフィルムを中間膜
56に張り付けて合わせガラスを成形することによって
未接着部分58をうることができる。未接着部分58は
図8に示すように、1又は複数個所に設けることができ
る。未接着部分58では内側ガラス板58は破砕して落
下するため、外側ガラス板52を破砕しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
実施例を示す断面図で、図9の1−1線で切断したもの
である。
【図2】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
実施例を示す断面図で、図9の2−2線で切断したもの
である。
【図3】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
実施例を示す断面図で、図8の3−3線で切断したもの
である。
【図4】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
別の実施例を示す、図8と同様な断面図である。
【図5】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
さらに別の実施例の要部を示す断面図で、(a )は破砕
する前を、(b は破砕した後の状態を示している。
【図6】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
さらに別の実施例の要部を示す断面図である。
【図7】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造の
さらに別の実施例の要部を示す断面図である。
【図8】ドアガラスの側面図である。
【図9】本発明に係る自動車用ドアガラスの支持構造を
適用できる自動車の側面図である。
【符号の説明】
10 車室 12,52 外側ガラス板 14,54 内側ガラス板 15 はみ出した部分 16,56 中間膜 18,50 ドアガラス 20 ドア 22 ベルトライン 24 ガラスラン 26 フレーム 40 金具 58 未接着部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C03C 27/12 B60J 1/16 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の外部に対面する外側ガラス板と、
    車室に対面する内側ガラス板と、外側ガラス板と内側ガ
    ラス板との間に配置され、それぞれと接着された中間膜
    とを有する合わせガラスからなるドアガラスを、ドアの
    ベルトラインの上方へ伸びており、ガラスランを取り付
    けたドアのフレームで支持する構造であって、 前記内側ガラス板は強化ガラスであり、前記ドアガラス
    を閉めたとき前記ベルトラインより上方に位置すること
    となる前記内側ガラス板と前記外側ガラス板とは、前記
    内側ガラス板が前記外側ガラス板より大きくなって外側
    ガラス板からはみ出すように形成され、前記内側ガラス
    板が前記外側ガラス板からはみ出した部分は、前記ドア
    ガラスを閉めたとき、前記ガラスランの一部又はフレー
    ムの一部が前記はみ出した部分を車体の幅方向の外方で
    覆うように寸法を定められた、自動車用ドアガラスの支
    持構造。
  2. 【請求項2】 前記ドアは前記ドアガラスを昇降する装
    置を内部に有し、前記外側ガラス板は、前記ドアガラス
    を閉めたとき前記昇降装置と前記ベルトラインとの間に
    位置することとなる部分で切断された、請求項1に記載
    の自動車用ドアガラスの支持構造。
  3. 【請求項3】 前記ドアガラスを閉めたとき前記ベルト
    ラインより上方に位置することとなる前記中間膜は、前
    記外側ガラス板より小さくなるように形成された、請求
    項1又は2に記載の自動車用ドアガラスの支持構造。
  4. 【請求項4】 前記外側ガラス板は、前記内側ガラス板
    より厚みが小さくなるように形成された、請求項1又は
    2に記載の自動車用ドアガラスの支持構造。
  5. 【請求項5】 前記内側ガラス板は、この内側ガラス板
    に埋設され、前記外側ガラス板を割ることができる金具
    を有する、請求項1に記載の自動車用ドアガラスの支持
    構造。
  6. 【請求項6】 車室の外部に対面する外側ガラス板と、
    車室に対面する内側ガラス板と、外側ガラス板と内側ガ
    ラス板との間に配置された中間膜とを有する合わせガラ
    スからなるドアガラスを、ドアのベルトラインの上方へ
    伸びており、ガラスランを取り付けたドアのフレームで
    支持する構造であって、 前記中間膜は、前記外側ガラス板とは全面で接着され、
    前記内側ガラス板とは局部的に未接着部分ができるよう
    に接着され、 前記内側ガラス板は強化ガラスであり、前記ドアガラス
    を閉めたとき前記ドアのベルトラインより上方に位置す
    ることとなる前記内側ガラス板と前記外側ガラス板と
    は、前記内側ガラス板が前記外側ガラス板より大きくな
    って外側ガラス板からはみ出すように形成され、前記内
    側ガラス板が前記外側ガラス板からはみ出した部分は、
    前記ドアガラスを閉めたとき、前記ガラスランの一部又
    はフレームの一部が前記はみ出した部分を車体の幅方向
    の外方で覆うように寸法を定められた、自動車用ドアガ
    ラスの支持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013094505A1 (ja) * 2011-12-20 2013-06-27 セントラル硝子株式会社 車両用合わせガラス及びその製造方法
WO2021112003A1 (ja) * 2019-12-04 2021-06-10 日本板硝子株式会社 自動車用の合わせガラス

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JP2013129552A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Central Glass Co Ltd 車両用合わせガラス及びその製造方法
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