JPH11138226A - プレス装置 - Google Patents
プレス装置Info
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- JPH11138226A JPH11138226A JP30444697A JP30444697A JPH11138226A JP H11138226 A JPH11138226 A JP H11138226A JP 30444697 A JP30444697 A JP 30444697A JP 30444697 A JP30444697 A JP 30444697A JP H11138226 A JPH11138226 A JP H11138226A
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- stage
- rotation
- timing
- press
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Abstract
駆動するためにカム機構を用いていたため、高速駆動が
できず、また段取り作業に時間がかかった。 【解決手段】 ノックアウトピン35が駆動アーム38
により駆動され、この駆動アーム38がサーボモータM
3により動作させられる。よって高速駆動に対応でき、
ノックアウトピン35の動作タイミングや移動量を変更
するときには、サーボモータの始動タイミングと動作時
間を電気的に設定し直せばよい。
Description
作によりトリミング、絞り成形、穴開けなどの動作が行
なわれるプレス装置に係り、特にワークのノックアウト
用のピンの動作設定などの段取りを簡単に行なえるよう
にしたプレス装置に関する。
る。図7に示すプレス装置は、複数の加工ステージが連
設されて、各ステージ間でワークが移送されるトランス
ファープレスシステムのうちの1ステージを示してい
る。図7に示すプレス装置では、プレスフレーム1上に
ボルスター2が固定され、このボルスター2上に下型3
が固定支持されている。上方には上部フレーム4が設け
られ、この上部フレーム4にラムプレート5が昇降自在
に支持され、且つクランク機構などで昇降駆動される。
このラムプレート5に上型6が固定されている。図7に
示すプレス装置では、型内に側方からワークWaとして
金属板が挿入され、上型6が下降して上型6と下型3と
が型合わせされ、前記ワークWaからブランクが切り出
される。
ム1、ボルスター2および下型3内で昇降自在な迎えピ
ン7と、ラムプレート5および上型6内を昇降自在な押
し下げピン8が設けられ、側方から搬入されたワークW
aから切り出されたブランクが、迎えピン7と押し下げ
ピン8とで挟持されて下降させられ、フィンガー9で挟
持可能な位置に移送される。その後に、フィンガー9と
9でブランクが挟まれ、トランスファー機構10により
ブランクが次の加工ステージに送られる。従来は、前記
迎えピン7を昇降させる機構として、迎えピン7を上昇
方向へ付勢するスプリング11と、迎えピン7の下端の
ボス7aに当接するカムアーム12を有している。カム
アーム12は、軸13に回転自在に支持されており、そ
の基端に設けられたフォロワーローラ14がカム15の
外周面に当接させられている。
せる主軸(プレスクランク軸)の回転に同期するカム軸
16に固定されている。主軸の回転によりラムプレート
5が下降し、上型6と下型3とでブランクが切り出され
るタイミングに同期し、カム15の回転位相に応じて、
迎えピン7が上下する。上方の押し下げピン8も同様に
してカム機構により昇降させられ、ブランクの切り出し
と、ブランクをフィンガー9の位置まで下降させるタイ
ミングが同期させられる。また図7に示すプレス装置が
設けられた後の加工ステージでは、ブランクが絞り加工
され、あるいは穴開け加工され、あるいはトリミング加
工などが行なわれるが、それぞれのステージにおいて
も、型内にノックアウトピンが設けられている。ワーク
の加工の後に、ノックアウトピンの動作により、型から
ワークが離れるようになっている。そしてこれらの加工
ステージにおいても、ノックアウトピンは、図7と同様
にカム機構により昇降動作させられる。
えピン7および押し下げピン8、さらにはノックアウト
ピンがカム機構により昇降させられるプレス装置では、
以下に示す欠点がある。 (1)単位時間当りのワークの加工数を多くするために
は、主軸(プレスクランク軸)およびカム軸16を高速
回転させる必要がある。しかし、図7に示すようなカム
15およびカムアーム12を用いた機構では、カム軸1
6の高速回転に限界があり、あまり速くしすぎると、フ
ォロワーローラ14がカム15のカム面に正確に追従で
きなくなる。したがって、加工数としては1分間に15
0ショット程度が限界である。
作タイミングや昇降距離を変更する場合に、段取り作業
として、カム15およびカムアーム12などを取り換え
ることが必要になる。トランスファープレスシステムで
は、各ステージ毎にカムを交換することが必要になり、
段取りにかかる工数が非常に多くなる。また、各ステー
ジ毎にカム機構の動作タイミングの微調整も必要にな
る。 (3)カム15またはフォロワーローラ14は磨耗する
ため、寿命が短く使用可能な期間が限られる。
あり、高速駆動が可能であり、またピンの駆動を変更す
る際の段取り作業や調整作業を短時間で且つ簡単にでき
るようにしたプレス装置を提供することを目的としてい
る。
れる下部支持台と、前記下型の上方に対向する上型を支
持して前記下型に対して圧接離反方向へ昇降動作する昇
降台と、前記下型内で昇降するピンおよび前記上型内で
昇降するピンの少なくとも一方が設けられ、前記ピンに
より加工後のワークを下型または上型から離す動作が行
なわれるプレス装置において、前記ピンを昇降させる駆
動源として回転量および回転のタイミングを制御可能な
モータが設けられ、且つ前記昇降台の昇降動作に同期さ
せて前記モータの回転量および回転のタイミングを制御
する制御手段が設けられていることを特徴とするもので
ある。
内に昇降自在に設けられたものであり、例えば図2に示
すような、加工されたブランクを挟んでトランスファー
手段まで移送するための迎えピンおよび押し下げピン、
図3に示すように加工されたワークを下型から持ち上げ
て離すためのノックアウトピン、さらには加工されたワ
ークを上型からかき落として離すノックアウトピンなど
である。
るモータは、エンコーダ付きのサーボモータあるいはそ
の他のステッピング制御モータである。
工ステージが複数連設されて、各ステージ間でワークを
移送するトランスファー手段が設けられており、前記モ
ータは各ステージ毎に設けられ、前記モータの回転量お
よび回転のタイミングが各ステージ毎に設定可能とされ
ているいわゆるトランスファープレスシステムにおいて
有用である。
独で独立したプレス装置においても、本発明を適用でき
る。
および回転のタイミングを設定して前記制御手段に設定
情報を与える設定手段が設けられ、前記設定手段では、
前記ピンの動作が複数段階に区分され、各段階毎に、ピ
ンの移動タイミングと移動距離とが設定可能とされてい
ることが好ましい。
各ステージ毎に、ピンの移動タイミングや移動距離を独
立して設定できるため、複雑なプログラミングが不要で
あり、各ステージでのピンの動作を容易に設定可能であ
る。
に、高速駆動が可能であり、例えば1分間に150ショ
ット程度の処理あるいはそれ以上の高速処理も可能であ
る。
式のプレス装置を示す平面図、図2は前記プレス装置の
第1の加工ステージを示すものであり、図1のII−I
I線の断面図、図3は前記プレス装置の第4の加工ステ
ージを示すものであり、図1のIII−III線の断面
図である。図1に示すように、トランスファー方式のプ
レス装置では、図示左側から右側へ第1の加工ステージ
(i)、第2の加工ステージ(ii)、第3の加工ステ
ージ(iii)の順に並んでおり、最も右側が第14の
加工ステージ(xiv)である。
置では、下部のプレスフレーム21の上にボルスター2
2が取付けられており、プレスフレーム21とボルスタ
ー22とで、下部支持台が構成されている。図2に示す
ように、上方には上部フレーム23が設けられ、この上
部フレーム23には、昇降台としてラムプレート24が
設けられている。図1に示すように、このラムプレート
24は1個設けられ、第1のステージ(i)から第14
のステージ(xiv)まで延びている。上部フレーム2
3内には主軸(プレスクランク軸)が設けられ、この主
軸の回転により前記昇降台としてのラムプレート24が
昇降動作する。そして、各加工ステージにおいて、ラム
プレート24の下面に上型が固定される。
は、金属板のワークWaからブランクが切り出される。
このステージ(i)では、ボルスター22の上面に、下
部ダイセット18が設けられ、その上に下型25aが固
定されている。ラムプレート24の下面には上部ダイセ
ット19が設けられ、その下に上型26aが固定されて
いる。前記ラムプレート24が下降する際に、上型26
aと下型25aとの型合わせにより、前記金属板のワー
クWaからブランクWbが切り出される。
び下型25a内には、迎えピン27が昇降自在に支持さ
れており、ラムプレート24と上型26a内には、押し
下げピン28が昇降自在に支持されている。下型25a
と上型26aとが型合わせされ、ワークWaからブラン
クWbが切り出されるが、その前に迎えピン27が上昇
して待機する。そして、ワークWaからブランクWbが
切り出された後に、押し下げピン28が下降して、両ピ
ン27と28とでブランクWbが挟持される。その後
に、両ピン27と28が一緒に下降して、ブランクWb
がフィンガー29,29で保持可能な位置ヘ下げられ
る。このとき、ブランクWbはフィンガー29と29と
で挟持される。
ンクWbが開放される。開放されたブランクWbは、フ
ィンガー29と29で挟持された状態でトランスファー
機構により第2の加工ステージ(ii)へ移送される。
前記迎えピン27の下端にはラック軸27aが連結され
ている。側方の支持体30にはサーボモータM1が固定
されており、このサーボモータM1によりピニオン軸3
1が回転駆動される。ピニオン軸31の先部にはピニオ
ン歯31aが形成され、これが前記ラック軸27aに形
成されたラックに噛み合っている。よって迎えピン27
は、サーボモータM1の回転により昇降駆動される。前
記ラック軸27aの下端には検知ドグ27bが設けら
れ、プレスフレーム21には一対の近接スイッチ32が
設けられている。この近接スイッチ32が検知ドグ27
bを検知することにより、迎えピン27の昇降動作の上
限と下限とが検知される。
軸28aが連結され、このラック軸28aにはラックが
形成されている。前記支持体30にはサーボモータM2
が支持されており、このサーボモータM2によりピニオ
ン軸33が回転駆動される。このピニオン軸33の先部
にはピニオン歯33aが形成されており、このピニオン
歯33aがラック軸28aのラックに噛み合っている。
したがって、サーボモータM2の回転により、押し下げ
ピン28が昇降駆動される。
ージの構造は、ほぼ同じであるため、図3では第4の加
工ステージ(iv)を代表して示している。図3に示す
加工ステージ(iv)においても、下部支持台としてプ
レスフレーム21上にボルスター22が設けられ、ボル
スター22上に下部ダイセット18を介して下型25b
が固定されている。また上方では、昇降動作するラムプ
レート24の下面に上部ダイセット19を介して上型が
固定されているが、図3ではラムプレート24、上部ダ
イセット19および上型の図示を省略している。この第
4の加工ステージ(iv)では、ラムプレートおよび上
型が下降し、上型と下型25bとが型合わせされること
により、穴開け加工、または絞り加工やトリミングなど
の加工が行なわれる。
レーム21、ボルスター22、下部ダイセット18およ
び下型25b内に昇降自在なノックアウトロッド36が
設けられている。ノックアウトロッド36の縦方向の上
方にはノックアウトピン35が設けられ、このノックア
ウトピン35は下型25b内の上部に摺動自在に支持さ
れている。前記ノックアウトロッド36の縦方向の中心
部分と、プレスフレーム21内との間にはスプリング3
7が介装されており、このスプリング37によりノック
アウトロッド36およびノックアウトピン35が上方へ
付勢されている。
中間には駆動アーム38が設けられ、支持軸39に回動
自在に支持されている。駆動アーム38の先端部38a
はノックアウトロッド36に掛止され、基端部38bは
ナットホルダ41に掛止されている。この加工ステージ
(iv)では、プレスフレーム21に、サーボモータM
3が固定されており、このサーボモータM3の駆動軸M
3aにより、ボールねじ42が駆動される。前記ナット
ホルダ41は前記ボールねじ42に螺着されている。し
たがって、サーボモータM3が駆動されると、ボールね
じ42が回転し、ナットホルダ41が上下に移動し、こ
れにより駆動アーム38が回動して、ノックアウトロッ
ド36が昇降する。
ークが下型25b上に移送された後に上型が下降してワ
ークに対して所定の加工がなされる。さらに上型が下型
25bから離れると、その直後にノックアウトロッド3
6が上昇し、ノックアウトロッド36の上端でノックア
ウトピン35が持ち上げられ、このノックアウトピン3
5の上端35aでワークが下型25bから離される。そ
してワークがフィンガー29,29で保持され次の加工
ステージに送られる。
イミングを示している。横軸の角度は、上部フレーム2
3内に設けられた主軸(プレスクランク軸)の回転角度
を示している。図4に示す中心線Hは、下型25bの上
面の高さ位置を示している。前記主軸により駆動される
ラムプレート24の下降による上型のワーク押し込み位
置をL24で示している。L24はほぼサイン曲線であ
る。
は、主軸の回転角度が93°となる時点(イ)での、下
型25bの上面と、上型のワーク押えとの間隔をh1で
示している。時点(ロ)では上型のワーク押し込み位置
が下型25bの上面に一致する。その後のラムプレート
24の下降により上型のワーク押し込み位置がH1まで
下降する。その後は上型のワーク押し込み位置H1と、
線L24の軌跡で下降するラムプレート24との高さの
差はスプリングで吸収される。上型のポンチなどが下型
25b内に入り込んで穴開けなどの加工が行なわれると
きの加工高さをh3で示している。主軸が200°の角
度に至った時点(ハ)でワークに対する加工が完了す
る。その後のラムプレート24の上昇により、上型のワ
ーク押えが(ニ)の時点以後、下型25bから離れる。
5の上端35aの高さ位置を示している。(ホ)の時点
では、ノックアウトピン35の上端35aが下型25b
の上面にほぼ一致している。(ホ)の時点から上型の下
降に追従してノックアウトピン35が下降し、(ヘ)の
時点ではノックアウトピン35の上端35aは下型25
bの上面よりh4だけ下方に位置する。その後に、上型
が下降してワークが加工される(ヘ)からは(ト)の
の期間、ノックアウトピン35の上端35aは、下降し
ている上型のワーク押えの下面よりもh3だけ下に位置
している。加工が完了して上型が上昇していくと、
(ト)の時点以降、上型の上昇に追従してノックアウト
ピン35が上昇し、(チ)の時点では、ノックアウトピ
ン35の上端35aが下型25bの上面よりも上方へ突
出して、ワークが突き上げられ、ワークが下型25bか
ら離れる。その後に、期間を経過した後に(リ)の時
点からノックアウトピン35が下降し、その上端35a
は(ヌ)の時点で下型25bの上端に一致する。図4で
は、ノックアウトピン35が段階((ホ)−
(ヘ))、段階((ト)−(チ))、および段階
((リ)−(ヌ))の、3段階の動作を行う。
ロック図である。電気回路としては、プレスフレーム2
1内に設けられている主軸(プレスクランク軸)に設け
られたエンコーダ51により、主軸の回転角度が検出さ
れる。このエンコーダ51からの検出パルスは、パルス
分配器52により各ステージ毎に分配される。各ステー
ジには、同種の回路が設けられている。ただし前記プレ
ス装置では、第1の加工ステージ(i)に2個のサーボ
モータM1とM2が設けられ、第2の加工ステージ(i
i)以下には、1個のサーボモータM3(複数の場合も
ある)が設けられているが、図5では全てのステージの
サーボモータを符号Mで示している。
ロール基板53、同期回路54、モータドライバ55が
設けられている。また各ステージには、設定手段として
スイッチボード60が設けられている。各ステージでの
ピン(例えば図3に示すノックアウトピン35)の駆動
タイミングや移動距離は、前記スイッチボード60に入
力される。スイッチボード60での設定およびパルス分
配器52からのパルスに基づいて、コントロール基板5
3に実装されたCPUなどを含む主制御部53aから同
期回路54に指令信号が出される。同期回路54ではサ
ーボモータMに設けられたエンコーダ56からのエンコ
ーダ信号との同期がとられ、指令信号としてモータドラ
イバ55に与えられる。そしてモータドライバ55によ
りサーボモータMが駆動される。サーボモータMの回転
は前記エンコーダ56により検出され、そのエンコーダ
信号がモータドライバ55に与えられて、モータドライ
バ55でのフィードバック制御に用いられる。さらに前
記エンコーダ信号は、同期回路54に与えられ、エンコ
ーダ信号に基づいて原点が検出され、この原点信号が前
記主制御部53aに与えられる。
段としての前記スイッチボード60の構造を示してい
る。このスイッチボード60には多数の設定スイッチ6
1a,61b,61cが設けられ、各設定スイッチ61
a,61bでは図4の横軸に示す角度情報が入力され
る。61cでは、図4の縦軸に示す移動距離情報が入力
される。前記設定スイッチ61a,61b,61cは、
横一列に並び、この列が上下に4列設けられ、上からス
イッチ列S1,S2,S3,S4となっている。このス
イッチボードでの設定を、図4に示すノックアウトピン
35の制御に対応させて説明すると、スイッチ列S1に
より、図4に示すノックアウトピンの段階の動作が設
定され、スイッチ列S2,S3によりそれぞれ段階,
段階の動作が設定される。S4はこのステージでは動
作はなく予備である。
は、設定スイッチ61aにより開始角度Aが設定され、
設定スイッチ61bで割付角度Bが設定され、設定スイ
ッチ61cで移動距離Cが設定される。例えば図4に示
す段階では、開始角度Aが(ホ)、割付角度Bが
(ホ)−(ヘ)間の角度、移動距離Cがh4である。段
階では、開始角度Aが(ト)、割付角度Bが(ト)−
(チ)、移動距離Cがh5である。段階においても同
じである。この設定手段では、スイッチ列S1,S2,
S3,S4により、ノックアウトピン35の各段階の動
作タイミングおよび動作量を個別に設定できるため、ワ
ークの変更の際の段取り作業が簡単であり、また微調整
も容易である。この設定は、各ステージ毎に可能である
ため、ステージ全体を制御するような複雑なプログラム
の設定は不要である。
ピンなどのピンの駆動をモータによりカムを用いないで
行なっているため、高速駆動が可能である。またワーク
の変更などに対応する段取り作業も簡単に行うことがで
きる。また、トランスファー方式において、各ステージ
毎に行う段取りおよび微調整が容易である。
す平面図、
−II線の断面図、
I−III線の断面図、
図、
Claims (3)
- 【請求項1】 下型が固定される下部支持台と、前記下
型の上方に対向する上型を支持して前記下型に対して圧
接離反方向へ昇降動作する昇降台と、前記下型内で昇降
するピンおよび前記上型内で昇降するピンの少なくとも
一方が設けられ、前記ピンにより加工後のワークを下型
または上型から離す動作が行なわれるプレス装置におい
て、前記ピンを昇降させる駆動源として回転量および回
転のタイミングを制御可能なモータが設けられ、且つ前
記昇降台の昇降動作に同期させて前記モータの回転量お
よび回転のタイミングを制御する制御手段が設けられて
いることを特徴とするプレス装置。 - 【請求項2】 前記下型および上型を有する加工ステー
ジが複数連設されて、各ステージ間でワークを移送する
トランスファー手段が設けられており、前記モータは各
ステージ毎に設けられ、前記モータの回転量および回転
のタイミングが各ステージ毎に設定可能とされている請
求項1記載のプレス装置。 - 【請求項3】 各ステージ毎に、モータの回転量および
回転のタイミングを設定して前記制御手段に設定情報を
与える設定手段が設けられ、前記設定手段では、前記ピ
ンの動作が複数段階に区分され、各段階毎に、ピンの移
動タイミングと移動距離とが設定可能とされている請求
項2記載のプレス装置。
Priority Applications (1)
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