JPH11136836A - ワイヤハーネス用クランプ - Google Patents
ワイヤハーネス用クランプInfo
- Publication number
- JPH11136836A JPH11136836A JP9300318A JP30031897A JPH11136836A JP H11136836 A JPH11136836 A JP H11136836A JP 9300318 A JP9300318 A JP 9300318A JP 30031897 A JP30031897 A JP 30031897A JP H11136836 A JPH11136836 A JP H11136836A
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- Japan
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- wire harness
- clamp
- locking
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
ーネスを車体から簡単に取り外すことができるようにす
る。 【解決手段】 ワイヤハーネスにテープ巻き固定される
と共に長さ方向の中央部を屈曲可とした基板部11と、
該屈曲点の右側から突出した軸部13bと該軸部より左
側へ突出した羽根部13cを備えた第1係止部13と、
屈曲点の左側から突出した軸部14bと該軸部より右側
へ突出した羽根部14cを備えた第2係止部14とを備
え、上記第1係止部13と第2係止部14の羽根部を車
体20の係止穴21に挿入係止する一方、上記基板部を
屈曲点で屈曲させて、第1係止部と第2係止部を傾斜さ
せて各羽根部の上記車体係止穴への係止を解除してクラ
ンプを車体より取り外す構成としている。
Description
ワイヤハーネスを車体に固定するクランプに関し、詳し
くは、ワイヤハーネスに取り付けたクランプの係止部を
車体側に設けた係止穴に挿入係止してワイヤハーネスを
車体に取り付けるものにおいて、上記クランプを係止穴
から離脱して、ワイヤハーネス車体から容易に取り外せ
るようにするものである。
れるワイヤハーネスには、所要位置にバンドタイプある
いは基板タイプのクランプを予め取り付けておき、該ク
ランプの羽根状の係止部を車体に穿設した係止穴に押し
込むで係止し、よって、ワイヤハーネスを車体に固定し
ている。
サイクルの必要性が高まっており、上記クランプについ
ても、ワイヤハーネスを確実に車体に固定できるだけで
なく、必要に応じて、車体から容易に取り外してリサイ
クルできるようにすることが要望されている。
では、クランプを車体から取り外すためには、係止部を
指で内方に撓ませて係止穴から抜け出させて係止を解除
する必要があるが、実際には、ワイヤハーネスが邪魔を
して、クランプの係止部を内方へ撓ませることは困難
で、一旦クランプを車体に取り付けてしまうと、取り外
すことは出来なくなっている。
たものとして、実開平7−23937号公報で図8
(A)(B)(C)に示すクランプが提案されている。
該クランプは係止部1aを立設したクランプ部材1と、
ワイヤハーネスW/Hにテープ巻き固定する取付部材2
とを別体として設け、クランプ部材1の歯止め爪1aを
取付部材2の弾性係止片2aで係止して組み合わせてい
る。該クランプを介して車体に取り付けたワイヤハーネ
スW/Hを車体から取り外す時、上記弾性係止片2aを
押し下げて取付部材2とクランプ部材1との係止を解
き、ワイヤハーネスW/Hを取付部材2と共に車体より
取り外している。
らワイヤハーネスを取り外す時、取付部材の弾性係止片
2aの自由端を押し下げなければ外れないが、この弾性
係止片2aは車体とワイヤハーネスとの間に挟まれた位
置にあるため、弾性係止片2aを押し下げることは非常
に困難である。
してワイヤハーネスを車体から取り外しても、クランプ
部材1は車体側に残るため、車体側のリサイクルの妨げ
となる。
ので、クランプを車体より簡単に離脱させて、ワイヤハ
ーネスを車体より取り外すことが出来るようにすること
を課題としている。
め、本発明は、ワイヤハーネスにテープ巻き固定される
と共に長さ方向の中央部を屈曲可とした基板部と、該屈
曲点の右側から突出した軸部と該軸部より左側へ突出し
た羽根部を備えた第1係止部と、屈曲点の左側から突出
した軸部と該軸部より右側へ突出した羽根部を備えた第
2係止部とを備え、上記第1係止部と第2係止部の羽根
部を車体の係止穴に挿入係止する一方、上記基板部を屈
曲点で屈曲させて、第1係止部と第2係止部を傾斜させ
て各羽根部の上記車体の係止穴への係止を解除してクラ
ンプを車体より取り外す構成としているワイヤハーネス
用クランプを提供している。
ジを設けて左右両側部を上記薄肉ヒンジを支点として屈
曲可としている。あるいは、上記基板部は長さ方向の中
央部で分割し、ピンを介して回転自在に連結している。
て屈曲可としているため、ワイヤハーネスを車体より取
り外す時、クランプ取付部の両側のワイヤハーネスを持
って折り曲げると、クランプは屈曲点を支点として左右
の基板部が折り曲げられ、第1係止部と第2係止部が傾
斜して、各羽根部は車体係止穴との係止が外れる。よっ
て、ワイヤハーネスを手前に引っ張っると、クランプの
羽根部は車体係止穴から抜き出る。このように、ワイヤ
ハーネスを折り曲げて引っ張るだけで、クランプと共に
ワイヤハーネスを車体より簡単に取り外すことができ
る。
態により説明する。
ンプ10は、細長い平板形状の基板部11の長さ方向の
中央位置Pに裏面側より幅方向にV形状の切り込みを入
れて薄肉ヒンジ12を設け、該薄肉ヒンジ12を支点と
して基板部11の左右両側部11aと11bとが折り曲
げられるように屈曲可能としている。
中央部には左右両側部11aと11bとの両側へと延在
する開口11cを設けている。該開口11cの左右両端
縁からは前後位相させて支持部13a、14aを中央位
置Pまで部突出させ、各先端より軸部13b、14bを
立設し、これら軸部13bと14bとを前後同一位置に
設定している。これら右側の軸部13bからは左側へと
突出させた羽根部13cを設ける一方、左側の軸部14
bからは右側へと突出させた羽根部14cを設けて、支
持部13a、軸部13b、羽根部13cからなる第1係
止部13と、支持部14a、軸部14b、羽根部14c
からなる第2係止部14を設けている。
は、言わば従来のクランプに設けられた係止部を2分割
した形態となっており、かつ、第1係止部13と第2係
止部14とは分離して逆方向へ撓み易くしている。か
つ、薄肉ヒンジ12を支点として基板部11を折り曲げ
た時に逆方向へ倒れるようにしている。
テープ止め用の突起11d、11eを設けている。
板部11の両端をワイヤハーネスW/Hにテープ15、
15で巻き付けて固定する。
に沿って配索する時、図2(A)に示すように、ワイヤ
ハーネスW/Hを直線状としてクランプ10の基板部1
1を水平とし、軸部13bと14bとが重なった第1係
止部13と第2係止部14を車体20の係止穴21に押
し込む。
(B)に示すように、軸部13b、14bが傾斜して係
止穴21を通過し、図2(C)に示すように、通過後に
原状復帰して、右側の第1係止部13の羽根部13cは
係止穴21の左端縁に係止する一方、左側の第2係止部
14の羽根部14cは係止穴21の右端縁に係止する。
この状態で、クランプ10を介してワイヤハーネスW/
Hは車体20に固定される。
ンプ10を介してワイヤハーネスW/Hを固定した状態
より、ワイヤハーネスW/Hを取り外す場合、図3
(B)に示すように、クランプ10の取付部分を略中央
を支点として、その左右両側のワイヤハーネスW/Hの
作業員が持って、ワイヤハーネスW/Hを折り曲げる。
1の中央位置Pに薄肉ヒンジ12を設けているため、容
易にワイヤハーネスW/Hを折り曲げることができる。
このようにワイヤハーネスW/Hを折り曲げると、クラ
ンプ10の基板部11は薄肉ヒンジ12を支点として左
右両側部11aと11bとが逆V形状に屈曲する。
13bは右側へと傾斜し、羽根部13cは係止穴21の
左端縁から外れる。同様に左側と第2係止部14の軸部
14bは左側へと傾斜し、羽根部14cは係止穴21の
右端縁から外れる。よって、この状態で、ワイヤハーネ
スW/Hを車体20がら離すことにより、図3(C)に
示すように、クランプ10を車体20から離脱させるこ
とができ、ワイヤハーネスW/Hをクランプ10と共に
車体20から取り外せる。
曲げて引っ張るだけで、クランプ10を車体20から離
脱させることができ、クランプ10を車体20側に残す
ことなく、ワイヤハーネスW/Hを車体20から極めて
簡単に取り外すことができる。
示す。図4に示す第1変形例が第1実施と相違する点
は、基板部11の中央に大きな開口を設けず、中央の薄
肉ヒンジ12の両側に前後位相させて夫々小さい開口1
1g、11hを設け、これら開口11gと11hの先端
から、支持部を介さずに、直接的に軸部13bと羽根部
13cを備えた第1係止部13軸部14bと羽根部14
cを備えた第2係止部14を設けている点である。
施形態と同様に、ワイヤハーネスを車体から取り外す
時、ワイヤハーネスを折り曲げると、基板部11も薄肉
ヒンジ12を支点として屈曲し、第1及び第2係止部1
3、14の羽根部13c、14cによる係止が解かれ、
クランプ10をワイヤハーネスと共に車体から取り外す
ことができる。
違する点は、第1係止部13と第2係止部14の羽根部
13c、14cを他方の支持部13a、14aの上方へ
と前後方向に延ばして、羽根部13cと14cとを基板
部11の全幅方向に拡げ、かつ、対向する軸部13b、
羽根部13cと軸部14b、羽根部14cとの間に隙間
Cを設けている点である。
4cの幅を広げると、ワイヤハーネスの車体取付時にク
ランプの係止面積が増大して強固に固定することができ
る。一方、ワイヤハーネス取り外し時には、隙間Cを設
けているため、第1係止部13と第2係止部14とが互
いに干渉せずに傾斜して、車体の係止穴から離脱させる
ことができる。
第2実施形態では基板部11を、中央部に薄肉ヒンジを
設けて折り曲げ可能とする代わりに、左右基板部材3
2、31に分割して回転自在に軸着して折り曲げ可能と
している。
前部に軸部13bと羽根部13cとからなる第1係止部
13を突設すると、分割端縁31aの後端に軸受部33
を突設し、その前端面にピン穴34を設けている。ま
た、軸部13bの後端面に対向してピン穴(図示せず)
を設けている。一方、左基板部材32の分割端縁32a
の後部に軸部14bと羽根部14cとからなる第2係止
部14を突設し、軸部14bの前後両端面にピン35を
突設している。
は、第2係止部14の軸部14の前後両端面より突設し
たピン35を、右基板部材31のピン穴34に回転自在
に挿入することにより、両側基板部材31と32とを折
り曲げ可能に結合している。この状態で第1係止部13
と第2係止部14とは軸部13bと14bとが前後同一
位置となり、第1係止部13の羽根部13cが左側に、
第2係止部14の羽根部14cが右側へと突出する。
て形成したクランプ10は、第1実施形態と同様にワイ
ヤハーネスにテープ巻き固定して取り付ける。この状態
で、車体の係止穴に押し込んで係止する。ワイヤハーネ
スを車体から取り外す場合、第1実施形態と同様にワイ
ヤハーネスをもって折り曲げると、ピン35を支点とし
て左右基板部材が屈曲し、第1および第2係止部13、
14の羽根部13c、14cと車体係止穴との係止が外
れて、ワイヤハーネスを引っ張ることにより、クランプ
10と共に車体から取り外すことができる。
を示す。この変形例では、右基板部材31の端縁31a
の後部から支持部13aを突設し、その先端から軸部1
3bを立設し、該軸部13bから羽根部13cを突出さ
せている。該羽根部13cを前部側へと延長して、羽根
部13cの幅を基板部材の略全幅としている。また、支
持部13aの前端面からピン35を突設している。
その前部から支持部14aを突設し、その先端から軸部
14bを立設し、該軸部14bから羽根部14cを突出
させ、該羽根部14cを後部側へと延長して、羽根部1
4cの幅を基板部材の略全幅としている。また、軸部1
4cの底面に上記ピン35を差し込むピン溝36を形成
している。
は、右基板部材31の羽根部13cを左側へと突出さ
せ、左基板部32の羽根部14cを右側へと突出させ、
左右入れ替えた状態で、ピン35をピン溝36に押し込
み、ピン35を支点として折り曲げ自在に結合してい
る。この結合状態で、右基板部材31の羽根部13cは
左側に、左基板部材32の羽根部14cは右側へと位置
し、軸部13bと14bとの間には、前記第1実施形態
の第2変形例と同様に隙間Cをあけている。
様に、ワイヤハーネスを折り曲げると、ピン35を支点
として屈曲し、両側羽根部13cと14cが車体係止穴
から外れ、ワイヤハーネスをクランプと共も車体から簡
単に取り外すことができる。かつ、隙間Cをあけている
ため、両側羽根部13cと14cとが傾斜した時に干渉
しない。
のクランプは、両端をテープ巻き固定する基板を、その
長さ方向の中心で屈曲可とし、該屈曲点を挟んで、係止
部を分割して第1係止部と第2係止部とを突設している
ため、該クランプを取り付けたワイヤハーネスを折り曲
げると、クランプが屈曲し、上記分割した第1係止部と
第2係止部の羽根部が傾斜して車体係止穴から外れる。
このように、ワイヤハーネスを車体から取り外す時、ワ
イヤハーネスを折り曲げた状態で、手前に引っ張るだけ
で、クランプと共にワイヤハーネスを車体から極めて簡
単に取り外すことができる。
た時、クランプが車体側に残らないため、車体のリサイ
クル性を高めることができる。
ある。
プを車体に取り付ける工程を示す概略図である。
プを車体に取り外す工程を示す概略図である。
斜視図である。
斜視図である。
図、(B)は組み立てた状態のクランプを裏面側から見
た斜視図である。
図、(B)は組み立てた状態のクランプを裏面側から見
た斜視図である。
ーネスに取り付けた斜視図、(B)は分解斜視図、
(C)は取り外し工程を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ワイヤハーネスにテープ巻き固定される
と共に長さ方向の中央部を屈曲可とした基板部と、該屈
曲点の右側から突出した軸部と該軸部より左側へ突出し
た羽根部を備えた第1係止部と、屈曲点の左側から突出
した軸部と該軸部より右側へ突出した羽根部を備えた第
2係止部とを備え、 上記第1係止部と第2係止部の羽根部を車体の係止穴に
挿入係止する一方、上記基板部を屈曲点で屈曲させて、
第1係止部と第2係止部を傾斜させて各羽根部の上記車
体の係止穴への係止を解除してクランプを車体より取り
外す構成としているワイヤハーネス用クランプ。 - 【請求項2】 上記基板部は長さ方向の中央部に薄肉ヒ
ンジを設けて左右両側部を上記薄肉ヒンジを支点として
屈曲可としている請求項1に記載のワイヤハーネス用ク
ランプ。 - 【請求項3】 上記基板部は長さ方向の中央部で分割
し、ピンを介して回転自在に連結している請求項1に記
載のワイヤハーネス用クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30031897A JP3239822B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ワイヤハーネス用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30031897A JP3239822B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ワイヤハーネス用クランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136836A true JPH11136836A (ja) | 1999-05-21 |
JP3239822B2 JP3239822B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=17883347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30031897A Expired - Fee Related JP3239822B2 (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ワイヤハーネス用クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239822B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30031897A patent/JP3239822B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3239822B2 (ja) | 2001-12-17 |
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