JPH11136608A - デジタルカメラおよび記録媒体 - Google Patents

デジタルカメラおよび記録媒体

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JPH11136608A
JPH11136608A JP9295169A JP29516997A JPH11136608A JP H11136608 A JPH11136608 A JP H11136608A JP 9295169 A JP9295169 A JP 9295169A JP 29516997 A JP29516997 A JP 29516997A JP H11136608 A JPH11136608 A JP H11136608A
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JP
Japan
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image data
light
file
processing
subject
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JP9295169A
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English (en)
Inventor
Masahisa Suzuki
政央 鈴木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日付や時刻に基づいて生成したファイル名を
付けてデータを記録する。 【解決手段】 レリーズスイッチが押されると、CCD
20により被写体の画像が撮像され、画像処理部31、
DSP33等を介してバッファメモリ36に画像データ
が記憶される。そして、CPU39は、表示LCD10
1の表示モードが年月日表示モードであるか時分秒表示
モードであるかに応じて、タイマ45より現在の年月日
または時分秒を取得し、現在の年月日または時分秒を表
す文字列と、メモリカード24にいま記録されているデ
ータの数に1だけ加算したものを表す文字列に基づいて
ファイル名を生成し、バッファメモリ36に記憶された
画像データをこのファイル名を付けたファイルとしてメ
モリカード24に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラお
よび記録媒体に関し、例えば、日付や時刻を含むファイ
ル名を付けたファイルとして画像データを記憶させるこ
とにより、ファイル名が同一になることを抑制するよう
にしたデジタルカメラおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルカメラにおいて画像
データにファイル名を付ける方法としては、例えば、
「DSC00001.jpg」、「PIC00001.
jpg」のように、カメラを製造した各会社を特定する
ための所定の英文字(この例の場合、「DSC」)と、
ファイルの番号を示す数字(この例の場合、「0000
1」)からなるファイル名を付けるのが一般的である。
また、圧縮方法を示す英文字(この例の場合、JPEG
方式で圧縮されたことを示す「jpg」)がファイル拡
張子とされている。
【0003】ファイルの番号を示す数字は、ファイルが
メモリカード等に記録される毎に1ずつインクリメント
されていく。これにより、ファイルを区別することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、ファイルに付けるファイル名を構成するファイル
番号を表す数字を、1から順次インクリメントすること
でファイルを区別する方法の場合、メモリカードに記録
可能な数だけファイルを記録し、その後、パーソナルコ
ンピュータ等にメモリカードのファイルをコピーする
と、次に、メモリカードにファイルを記録したとき、そ
のファイルのファイル名を構成するファイル番号を表す
数字は、再び1から始まることとなり、パーソナルコン
ピュータにコピーしたファイルのファイル名と同一のフ
ァイル名のファイルが生成されることになる。
【0005】従って、これを再度パーソナルコンピュー
タ等にコピーする場合、パーソナルコンピュータ内にす
でに同一のファイル名のファイルが存在するということ
が起きることがあり、コピーするファイルのファイル名
を変更するか、またはパーソナルコンピュータ上に所定
のディレクトリを作成した後、そこにコピーするという
方法をとらなければならず、面倒である課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、デジタルカメラに記憶させる画像データや
音声データ等のファイルのファイル名を、カレンダ情報
や時間情報等に基づいて生成することにより、ファイル
管理を容易にすることができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデジタ
ルカメラは、被写体からの光を集光する集光手段(例え
ば、図1の撮影レンズ3)と、集光手段によって集光さ
れた被写体からの光を受光し、電気信号に変換する光電
変換手段(例えば、図2のCCD20)と、光電変換手
段によって変換された、被写体に対応する電気信号を処
理し、画像データを生成する処理手段(例えば、図2の
画像処理部31)と、処理手段より出力される画像デー
タを記憶する記憶手段(例えば、図2のメモリカード2
4)と、カレンダ情報を生成する生成手段(例えば、図
2のタイマ45)と、処理手段によって生成された画像
データを、カレンダ情報に基づいて生成したファイル名
を付けたファイルとして記憶手段に記憶させる制御手段
(例えば、図2のCPU39)とを備えることを特徴と
する。
【0008】また、音声を入力する音声入力手段(例え
ば、図1のマイク8)をさらに設けるようにし、制御手
段は、音声に対応する音声データを、カレンダ情報に基
づいて生成したファイル名を付けたファイルとして記憶
手段に記憶させるようにすることができる。
【0009】請求項3に記載のデジタルカメラは、被写
体からの光を集光する集光手段(例えば、図1の撮影レ
ンズ3)と、集光手段によって集光された被写体からの
光を受光し、電気信号に変換する光電変換手段(例え
ば、図2のCCD20)と、光電変換手段によって変換
された、被写体に対応する電気信号を処理し、画像デー
タを生成する処理手段(例えば、図2の画像処理部3
1)と、処理手段より出力される画像データを記憶する
記憶手段(例えば、図2のメモリカード24)と、時刻
情報を生成する生成手段(例えば、図2のタイマ45)
と、処理手段によって生成された画像データを、時刻情
報に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとし
て記憶手段に記憶させる制御手段(例えば、図2のCP
U39)とを備えることを特徴とする。
【0010】また、音声を入力する音声入力手段(例え
ば、図1のマイク8)をさらに設けるようにし、制御手
段は、音声に対応する音声データを、時刻情報に基づい
て生成したファイル名を付けたファイルとして記憶手段
に記憶させるようにすることができる。
【0011】請求項5に記載のデジタルカメラは、被写
体からの光を集光する集光手段(例えば、図1の撮影レ
ンズ3)と、集光手段によって集光された被写体からの
光を受光し、電気信号に変換する光電変換手段(例え
ば、図2のCCD20)と、光電変換手段によって変換
された、被写体に対応する電気信号を処理し、画像デー
タを生成する処理手段(例えば、図2の画像処理部3
1)と、処理手段より出力される画像データを記憶する
記憶手段(例えば、図2のメモリカード24)と、現在
のカレンダ情報および時刻情報を生成する生成手段(例
えば、図2のタイマ45)と、処理手段によって生成さ
れた画像データを、カレンダ情報および時刻情報に基づ
いて生成したファイル名を付けたファイルとして記憶手
段に記憶させる制御手段(例えば、図2のCPU39)
とを備えることを特徴とする。
【0012】また、音声を入力する音声入力手段(例え
ば、図1のマイク8)をさらに備え、制御手段は、音声
に対応する音声データを、カレンダ情報および時刻情報
に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとして
記憶手段に記憶させるようにすることができる。
【0013】請求項7に記載のデジタルカメラは、被写
体からの光を集光する集光手段(例えば、図1の撮影レ
ンズ3)と、集光手段によって集光された被写体からの
光を受光し、電気信号に変換する光電変換手段(例え
ば、図2のCCD20)と、光電変換手段によって変換
された、被写体に対応する電気信号を処理し、画像デー
タを生成する処理手段(例えば、図2の画像処理部3
1)と、処理手段より出力される画像データを記憶する
記憶手段(例えば、図2のメモリカード24)と、カレ
ンダ情報および時刻情報を生成する生成手段(例えば、
図2の画像処理部31)と、生成手段によって生成され
たカレンダ情報および時刻情報のうちのいずれか一方の
情報を表示する表示手段(例えば、図1の表示LCD1
01)と、表示手段に表示される情報を切り換える切り
換え手段(例えば、図1の表示切り替えスイッチ103
a)と、処理手段によって生成された画像データを、表
示手段に表示されている情報に基づいて生成したファイ
ル名を付けたファイルとして記憶手段に記憶させる制御
手段(例えば、図2のCPU39)とを備えることを特
徴とする。
【0014】また、音声を入力する音声入力手段(例え
ば、図1のマイク8)をさらに設けるようにし、制御手
段は、音声に対応する音声データを、表示手段に表示さ
れている情報に基づいて生成したファイル名を付けたフ
ァイルとして記憶手段に記憶させるようにすることがで
きる。
【0015】請求項9に記載のデジタルカメラは、被写
体からの光を集光する集光手段(例えば、図1の撮影レ
ンズ3)と、集光手段によって集光された被写体からの
光を受光し、電気信号に変換する光電変換手段(例え
ば、図2のCCD20)と、光電変換手段によって変換
された、被写体に対応する電気信号を処理し、画像デー
タを生成する処理手段(例えば、図2の画像処理部3
1)と、処理手段より出力される画像データを記憶する
記憶手段(例えば、図2のメモリカード24)と、カレ
ンダ情報および時刻情報を生成する生成手段(例えば、
図2のタイマ45)と、処理手段によって生成された画
像データを、カレンダ情報および時刻情報のいずれか一
方に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとし
て記憶手段に記憶させる制御手段(例えば、図2のCP
U39)とを備え、制御手段は、同一のカレンダ情報に
基づいて生成したファイル名で記憶手段に記憶させた画
像データの数が、記憶手段が記憶可能な画像データの数
に達した後は、カレンダ情報に代えて時刻情報に基づい
て生成したファイル名で、画像データを記憶手段に記憶
させることを特徴とする。
【0016】請求項10に記載の記録媒体は、被写体か
らの光を集光する集光手段と、集光手段によって集光さ
れた被写体からの光を受光し、電気信号に変換する光電
変換手段と、光電変換手段によって変換された、被写体
に対応する電気信号を処理し、画像データを生成する処
理手段と、処理手段より出力される画像データを記憶す
る記憶手段と、カレンダ情報および時刻情報の少なくと
もいずれか一方の情報を生成する生成手段とを備えるデ
ジタルカメラで使用される制御プログラムであって、処
理手段によって生成された画像データを、情報に基づい
て生成したファイル名を付けたファイルとして記憶手段
に記憶させるように制御する制御プログラムを記録した
ことを特徴とする。
【0017】請求項1に記載のデジタルカメラにおいて
は、光電変換手段が、集光手段によって集光された被写
体からの光を受光し、電気信号に変換し、処理手段が、
光電変換手段によって変換された、被写体に対応する電
気信号を処理し、画像データを生成し、記憶手段によ
り、処理手段より出力される画像データを記憶し、生成
手段が、カレンダ情報を生成し、制御手段が、処理手段
によって生成された画像データを、カレンダ情報に基づ
いて生成したファイル名を付けたファイルとして記憶手
段に記憶させる。
【0018】請求項3に記載のデジタルカメラにおいて
は、光電変換手段が、集光手段によって集光された被写
体からの光を受光し、電気信号に変換し、処理手段が、
光電変換手段によって変換された、被写体に対応する電
気信号を処理し、画像データを生成し、記憶手段が、処
理手段より出力される画像データを記憶し、生成手段
が、時刻情報を生成し、制御手段が、処理手段によって
生成された画像データを、時刻情報に基づいて生成した
ファイル名を付けたファイルとして記憶手段に記憶させ
る。
【0019】請求項5に記載のデジタルカメラにおいて
は、光電変換手段が、集光手段によって集光された被写
体からの光を受光し、電気信号に変換し、処理手段が、
光電変換手段によって変換された、被写体に対応する電
気信号を処理し、画像データを生成し、記憶手段が、処
理手段より出力される画像データを記憶し、生成手段
が、現在のカレンダ情報および時刻情報を生成し、制御
手段が、処理手段によって生成された画像データを、カ
レンダ情報および時刻情報に基づいて生成したファイル
名を付けたファイルとして記憶手段に記憶させる。
【0020】請求項7に記載のデジタルカメラにおいて
は、光電変換手段が、集光手段によって集光された被写
体からの光を受光し、電気信号に変換し、処理手段が、
光電変換手段によって変換された、被写体に対応する電
気信号を処理し、画像データを生成し、記憶手段が、処
理手段より出力される画像データを記憶し、生成手段
が、カレンダ情報および時刻情報を生成し、表示手段
が、生成手段によって生成されたカレンダ情報および時
刻情報のうちのいずれか一方の情報を表示し、切り換え
手段が、表示手段に表示される情報を切り換え、制御手
段が、処理手段によって生成された画像データを、表示
手段に表示されている情報に基づいて生成したファイル
名を付けたファイルとして記憶手段に記憶させる。
【0021】請求項9に記載のデジタルカメラにおいて
は、光電変換手段が、集光手段によって集光された被写
体からの光を受光し、電気信号に変換し、処理手段が、
光電変換手段によって変換された、被写体に対応する電
気信号を処理し、画像データを生成し、記憶手段が、処
理手段より出力される画像データを記憶し、生成手段
が、カレンダ情報および時刻情報を生成し、制御手段
が、処理手段によって生成された画像データを、カレン
ダ情報および時刻情報のいずれか一方に基づいて生成し
たファイル名を付けたファイルとして記憶手段に記憶さ
せる。このとき、制御手段は、同一のカレンダ情報に基
づいて生成したファイル名で記憶手段に記憶させた画像
データの数が、記憶手段が記憶可能な画像データの数に
達した後は、カレンダ情報に代えて時刻情報に基づいて
生成したファイル名で、画像データを記憶手段に記憶さ
せる。
【0022】請求項10に記載の記録媒体においては、
被写体からの光を集光する集光手段と、集光手段によっ
て集光された被写体からの光を受光し、電気信号に変換
する光電変換手段と、光電変換手段によって変換され
た、被写体に対応する電気信号を処理し、画像データを
生成する処理手段と、処理手段より出力される画像デー
タを記憶する記憶手段と、カレンダ情報および時刻情報
の少なくともいずれか一方の情報を生成する生成手段と
を備えるデジタルカメラで使用される制御プログラムで
あって、処理手段によって生成された画像データを、情
報に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとし
て記憶手段に記憶させるように制御する制御プログラム
を記録した。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタルカメラ
の一実施の形態の構成例を示す斜視図である。本実施の
形態のデジタルカメラにおいては、被写体を撮影する場
合において、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユ
ーザ側に向けられる面が面X2とされている。面X1の
上端部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファ
インダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、お
よび被写体を照明する光を発光する発光部(ストロボ)
4、音声を集音するマイクロホン(以下、適宜マイクと
略記する)8、および音声を出力するスピーカ5が設け
られている。
【0024】このデジタルカメラ1の右側面である面Y
2には、電源を入れるとき操作される電源スイッチ1
1、被写体を撮像するときに操作されるレリーズスイッ
チ10、音声を録音するときに操作される録音スイッチ
12が設けられている。
【0025】また、このデジタルカメラ1の上面である
面Z1には、日付や時刻等を表示する表示LCD(liqui
d crystal display)101が設けられている。そして、
表示LCD101の周囲には、表示LCD101の表示
内容を変更するとき操作される表示切替スイッチ103
a、ストロボ(SB)の設定を行うとき操作されるSB
切替スイッチ103b、撮影する画像の画質を切り替え
るとき操作される画質切替スイッチ103cが設けられ
ている。
【0026】次に、本実施の形態のデジタルカメラ1の
内部の電気的構成例を、図2のブロック図を参照して説
明する。複数の画素を備えているCCD(charge couple
d device)20は、各画素に結像した光画像を画像信号
(電気信号)に光電変換するようになされている。デジ
タルシグナルプロセッサ(以下、DSP(digital sign
al processor)という)33は、CCD20にCCD水
平駆動パルスを供給するとともに、CCD駆動回路34
を制御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供給さ
せるようになされている。
【0027】画像処理部31は、CPU(central proc
essing unit)39に制御され、CCD20が光電変換
した画像信号を所定のタイミングでサンプリングし、そ
のサンプリングした信号を、所定のレベルに増幅するよ
うになされている。CPU39は、ROM(read only
memory)43に記憶されている制御プログラムに従っ
て、各部を制御するようになされている。アナログ/デ
ジタル変換回路(以下、A/D変換回路という)32
は、画像処理部31でサンプリングした画像信号をデジ
タル化してDSP33に供給するようになされている。
【0028】DSP33は、バッファメモリ36および
メモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A
/D変換回路32より供給された画像データをバッファ
メモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に
記憶された画像データを読み出し、その画像データを、
メモリカード24に記録するようになされている。
【0029】また、DSP33は、A/D変換回路32
より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶
させ、LCD6に表示させるとともに、メモリカード2
4から撮影画像データを読み出し、その撮影画像データ
を伸張した後、伸張後の画像データをフレームメモリ3
5に記憶させ、LCD6に表示させるようになされてい
る。
【0030】さらに、DSP33は、デジタルカメラ1
の起動時において、CCD20の露光レベルが適正な値
になるまで、露光時間(露出値)を調節しながら、CC
D20を繰り返し動作させるようになされている。ある
いは、DSP33が、最初に、測光回路51を動作さ
せ、測光素子16により検出された受光レベルに対応し
て、CCD20の露光時間の初期値を算出するようにし
てもよい。このようにすることにより、CCD20の露
光時間の調節を短時間で行うことができる。
【0031】この他、DSP33は、画像データをメモ
リカード24に記録したり、伸張後の画像データをバッ
ファメモリ36に記憶させる場合などにおけるデータ入
出力のタイミング管理を行うようになされている。
【0032】バッファメモリ36は、メモリカード24
に対するデータの入出力の速度と、CPU39やDSP
33などにおける処理速度の違いを緩和するために利用
される。
【0033】マイクロホン8は、音声情報を入力し(音
声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換
回路42に供給するようになされている。
【0034】A/DおよびD/A変換回路42は、マイ
クロホン8により検出された音声に対応するアナログ信
号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をC
PU39に供給するとともに、CPU39より供給され
た音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号
をスピーカ5に出力するようになされている。
【0035】測光素子16は、被写体およびその周囲の
光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力する
ようになされている。測光回路51は、測光素子16よ
り供給された測光結果であるアナログ信号に対して所定
の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタ
ル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0036】測色素子17は、被写体およびその周囲の
色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力す
るようになされている。測色回路52は、測色素子17
より供給された測色結果であるアナログ信号に対して所
定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジ
タル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0037】タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の
時刻に対応するデータをCPU39に出力するようにな
されている。
【0038】絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を
所定の値に設定するようになされている。絞り54は、
撮影レンズ3とCCD20の間に配置され、撮影レンズ
3からCCD20に入射する光の開口を変更するように
なされている。
【0039】CPU39は、レリーズスイッチ10が半
押し状態になるまで、CCD20の動作(例えば電子シ
ャッタ動作)を停止させるようになされている。そし
て、CPU39は、CCD20の動作を停止させている
とき、測光回路51および測色回路52を制御し、測光
素子16の測光結果を受け取るとともに、測色素子17
の測色結果を受け取るようになされている。
【0040】そして、CPU39は、所定のテーブルを
参照して、測色回路52より供給された色温度に対応す
るホワイトバランス調整値を算出し、そのホワイトバラ
ンス調整値を画像処理部31に供給するようになされて
いる。
【0041】また、CPU39は、レリーズスイッチ1
0が操作されるまで(レリーズスイッチ10が半押し状
態になるまで)、画像処理部31が各種処理を行わない
ように、画像処理部31を制御するようになされてい
る。
【0042】さらに、CPU39は、レリーズスイッチ
10が操作されるまで(レリーズスイッチ10が半押し
状態になるまで)、絞り駆動回路53が絞り54の開口
径を変更するなどの動作を行わないように、絞り駆動回
路53を制御するようになされている。
【0043】また、CPU39は、ストロボ駆動回路3
7を制御して、ストロボ4を適宜発光させるようになさ
れている他、赤目軽減LED駆動回路38を制御して、
ストロボ4を発光させる前に、赤目軽減LED15を適
宜発光させるようになされている。
【0044】CPU39は、タイマ45より供給される
日時データに従って、撮影した日時の情報を画像データ
のヘッダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録
領域に記録するようになされている。(すなわち、メモ
リカード24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像
データには、撮影日時のデータが付随している)。
【0045】また、CPU39は、デジタル化された音
声情報を圧縮した後、デジタル化および圧縮化された音
声データを一旦、バッファメモリ36に記憶させた後、
メモリカード24の所定の領域(音声記録領域)に記録
するようになされている。また、このとき、メモリカー
ド24の音声記録領域には、録音日時のデータが音声デ
ータのヘッダ情報として記録されるようになされてい
る。
【0046】CPU39は、レンズ駆動回路30を制御
し、撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォ
ーカス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、撮
影レンズ3とCCD20の間に配置されている絞り54
の開口径を変更させるようになされている。
【0047】さらに、CPU39は、ファインダ内表示
回路40を制御して、各種動作における設定などをファ
インダ内表示素子26に表示させるようになされてい
る。また、LCD表示回路102を制御し、各種撮影モ
ード、残コマ数、バッテリ残量等の情報を表示LCD1
01に表示させるようになされている。
【0048】また、CPU39は、インタフェース(I
/F)48を介して、所定の外部装置(図示せず)と所
定のデータの授受を行うようになされている。
【0049】また、CPU39は、切替スイッチ103
からの信号を受け取り、適宜処理するようになされてい
る。
【0050】次に、本装置による被写体の撮影について
説明する。ユーザは最初、図1に示した電源スイッチ1
1を押し、デジタルカメラ1に電源を投入する。次に、
ファインダ2で被写体を確認し、面Y2に設けられてい
るレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が
開始される。
【0051】即ち、CPU39は、レリーズスイッチ1
0が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部
31、および、絞り駆動回路53の動作を開始させて、
レリーズスイッチ10が全押し状態になったとき、被写
体の撮影処理を開始させる。
【0052】まず、ファインダ2で観察される被写体の
光画像が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を
備えるCCD20に結像する。次に、CCD20に結像
した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換さ
れ、画像処理部31によってサンプリングされる。画像
処理部31によってサンプリングされた画像信号は、A
/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されて
DSP33に出力される。
【0053】DSP33は、その画像データをバッファ
メモリ36に一旦出力した後、バッファメモリ36よ
り、その画像データを読み出し、離散的コサイン変換、
量子化およびハフマン符号化を組み合わせたJPEG
(Joint Photographic Experts Group)方式に従って圧
縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させ
る。このとき、メモリカード24に記録される画像デー
タのファイルには、撮影した日の年月日、または時刻に
基づいて生成されたファイル名が付けられる。
【0054】図3および図4は、表示LCD101の表
示例を示している。このように、デジタルカメラは、表
示切替スイッチ103aを操作することにより、図3に
示すように、表示LCD101に現在の年月日が表示さ
れる年月日表示モードと、図4に示すように、表示LC
D101に現在の時刻が表示される時分秒表示モードと
を切り替えることができるようになされている。
【0055】即ち、表示LCD101に現在の時刻情報
(時分秒)が表示されている状態で、切替スイッチ10
3aが押されると、CPU39は、タイマ45より供給
されるカレンダ情報(年月日)に基づいてLCD表示回
路102を制御し、図3に示すように、表示LCD10
1に現在の年月日を表示させる。一方、表示LCD10
1に現在のカレンダ情報(年月日)が表示されている状
態で、切替スイッチ103aが押されると、CPU39
は、タイマ45より供給される時刻情報に基づいてLC
D表示回路102を制御し、図4に示すように、表示L
CD101に現在の時分秒を表示させる。
【0056】また、「SB設定」は、例えば、ストロボ
切替スイッチ103bが押される毎に表示または非表示
とされ、SB設定が表示されているとき、CPU39の
制御によりストロボ4が自動的に発光され、SB設定が
非表示のとき、ストロボ4が発光しないように制御され
る。
【0057】また、「FINE」は、画質切替スイッチ
103cが押され、画質がFINEモードに設定された
とき表示され、「NORMAL」は、画質切替スイッチ
103cが操作され、画質がNORMALモードに設定
されたとき表示される。また、表示LCD101の右下
部に表示されている数字(この例では「38」)は、撮
影可能な残コマ数を表している。
【0058】次に、図5のフローチャートを参照して、
画像データを、現在の年月日を表す文字列を含むファイ
ル名でメモリカード24に記録する場合の処理手順につ
いて説明する。最初に、ステップS1において、メモリ
カード24に記録済みの画像の枚数に1だけ加算したも
のをNとする。次に、ステップS2に進み、CPU39
は、タイマ45よりカレンダ情報を取得し、現在の年月
日を表す文字列と、値Nを表す文字列とからなるファイ
ル名を生成する。
【0059】例えば、現在の年月日が97年(ここで
は、西暦1997年の「19」は省略するものとする)
10月20日であり、メモリカード24に記録済みの画
像の枚数が0の場合、Nは1となるので、ファイル名
は、「CM102001.jpg」とすることができ
る。ここで、文字列「CM」は、カメラの製造メーカを
特定するためのものである。なお、ここでは、年を表す
「97」をファイル名に入れなかったが、ファイルに8
文字以上のファイル名を付けることが可能なシステムに
おいては、ファイル名を「CM97102001.jp
g」とすることができる。
【0060】同様にして、2枚目以降のファイル名は、
「CM102002.jpg」、「CM102003.
jpg」、「CM102004.jpg」・・・とする
ことができる。
【0061】ステップS3においては、ステップS2に
おいて生成したファイル名を付けたファイルとして、画
像データをメモリカード24に記録する。その後、処理
を終了する。
【0062】次に、図6のフローチャートを参照して、
画像データを、現在の時刻(時分秒)を表す文字列を含
むファイル名でメモリカード24に記録する場合の処理
手順について説明する。最初に、ステップS11におい
て、メモリカード24に記録済みの画像の枚数に1だけ
加算したものをNとする。次に、ステップS12に進
み、CPU39は、タイマ45より時刻情報を取得し、
現在の時分秒を表す文字列と、値Nを表す文字列とから
なるファイル名を生成する。
【0063】例えば、現在の時刻が13時26分12秒
であり、メモリカード24に記録済みの画像の枚数が0
の場合、Nは1となるので、ファイル名は、「CM13
2601.jpg」とすることができる。ここでは、秒
を表す「12」をファイル名に入れなかったが、8文字
以上のファイル名が可能なシステムにおいては、ファイ
ル名を「CM13261201.jpg」とすることが
できる。
【0064】同様にして、2枚目以降のファイル名は、
「CM132602.jpg」、「CM132603.
jpg」、「CM132604.jpg」・・・、とす
ることができる。
【0065】ステップS13においては、ステップS1
2において生成したファイル名を付けたファイルとし
て、画像データをメモリカード24に記録する。その
後、処理を終了する。
【0066】次に、図7のフローチャートを参照して、
表示LCD101に表示されている表示モードに応じ
て、画像データを、現在の日付(年月日)または時刻
(時分秒)を表す文字列を含むファイル名でメモリカー
ド24に記録する場合の処理手順について説明する。最
初に、ステップS21において、メモリカード24に記
録済みの画像の枚数に1だけ加算したものをNとする。
次に、ステップ22において、CPU39により、表示
LCD101の表示モードが年月日表示モードおよび時
分秒表示モードのいずれであるかが判定される。
【0067】ステップS22において、表示LCD10
1の表示モードが年月日表示モードであると判定された
場合、ステップS23に進み、年月日を表す文字列と値
Nを表す文字列とからなるファイル名を生成する。一
方、ステップS22において、表示モードが時分秒表示
モードであると判定された場合、ステップS24に進
み、時分秒を表す文字列と値Nを表す文字列とからなる
ファイル名を生成する。
【0068】ステップS23またはステップS24にお
ける処理が終了すると、ステップS25に進み、CPU
39は、ステップS23またはステップS24において
生成されたファイル名を付けたファイルとして、画像デ
ータをメモリカード24に記録する。ステップS25に
おける処理が終了すると、本処理を終了する。
【0069】例えば、最初、表時LCD101の表示モ
ードが年月日表示モードに設定されている状態で、レリ
ーズスイッチ10を押すことにより、被写体の撮影を行
い、被写体の画像に対応する11枚目の画像データが、
ファイル名が「CM102011.jpg」のファイル
としてメモリカード24に記録された後、表示切替スイ
ッチ103aを押すことにより、表示モードを時分秒表
示モードにする。これにより、例えば、表示LCD10
1の所定の位置に、現在の時刻「13:26:30」が
表示されたものとする。
【0070】この状態で、再度、レリーズスイッチ10
を押し、被写体の撮影を行うと、被写体の画像に対応す
る12枚目の画像データは、ファイル名が「CM132
612.jpg」のファイルとしてメモリカード24に
記録されることになる。
【0071】また、音声データを記録する場合にも、画
像データの場合と同様にして、表示LCD101の表示
モードに応じて、ファイル名が付けられるようにするこ
とができる。録音スイッチ12を押し、音声を記録する
場合に、表示LCD101の表示モードが、年月日表示
モードであり、所定の位置に「97.10.21」が表
示されているとき、音声データは、ファイル名が「CM
102101.dsc」、「CM102102.ds
c」、・・・「CM102111.dsc」などのファ
イルとしてメモリカード24に記録される。このよう
に、音声データの場合、ファイル拡張子は例えば「ds
c」とされる。
【0072】次に、表示切替スイッチ103aを押すこ
とにより、表示LCD101の表示モードが時分秒表示
モードに切り替えられ、表示LCD101の所定の位置
に現在の時刻「13:26:30」が表示されたものと
する。この状態で、録音スイッチ12を押すと、マイク
8によって集音された音声に対応する音声データは、フ
ァイル名が「CM132612.dsc」のファイルと
してメモリカード24に記録される。以降、同様にし
て、ファイル名が「CM132713.dsc」、・・
・「CM133020.dsc」などのファイルとして
メモリカード24に記録される。
【0073】また、レリーズスイッチ10と録音スイッ
チ12がランダムに操作され、画像データと音声データ
がメモリカード24に混在して記録される場合も同様
に、例えば、表示LCD101の表示モードが年月日表
示モードに設定され、表示LCD101の所定の位置に
「97.10.22」が表示されているとき、レリーズ
スイッチ10が押されると、撮影された画像に対応する
画像データが、ファイル名が「CM102201.jp
g」のファイルとしてメモリカード24に記録される。
次に、レリーズスイッチ10を押すと、撮影された画像
に対応する画像データが、ファイル名が「CM1022
02.jpg」のファイルとしてメモリカード24に記
録される。
【0074】次に、録音スイッチ12が押されると、マ
イク8により集音された音声に対応する音声データが、
ファイル名が「CM102203.dsc」のファイル
としてメモリカード24に記録される。以下、同様にし
て、例えば、11枚目の画像データが、ファイル名が
「CM102211.jpg」としてメモリカード24
に記録される。
【0075】ここで、表示切替スイッチ103aを押す
ことにより、表示モードを時分秒表示モードに切り替え
る。これにより、表示LCD101に例えば「13:2
6:30」が表示されたものとする。次に、この状態
で、録音スイッチ12を押すと、マイク8により集音さ
れた音声に対応する音声データは、ファイル名が「CM
132612.dsc」としてメモリカード24に記録
される。以下、同様にして、ファイル名が「CM132
713.jpg」(画像データ)、「CM13302
0.dsc」(音声データ)などのファイルとしてメモ
リカード24に記録される。
【0076】次に、図8のフローチャートを参照して、
表示LCD101の表示モードが年月日表示モードに切
り替えられている状態で、メモリカード24に記録可能
な枚数分の画像データの記録が行われ、それらの画像デ
ータがパーソナルコンピュータ等にコピーされた場合の
処理手順について説明する。
【0077】ユーザは、メモリカード24に記録可能な
枚数分の撮影を行うと、メモリカード24に記録された
すべての画像データを一旦パーソナルコンピュータ等に
転送(コピー)し、メモリカード24に記録されている
画像を全て削除した後、次の画像の撮影を行う。
【0078】最初に、ステップS31において、いま、
メモリカード24に記録済みの画像の枚数に1だけ加算
したものをNとする。次に、ステップ32において、C
PU39により、表示LCD101の表示モードが年月
日表示モードおよび時分秒表示モードのいずれであるか
が判定される。
【0079】ステップS32において、表示LCD10
1の表示モードが年月日表示モードであると判定された
場合、ステップS33に進み、年月日表示モードで、そ
の年月日の日に、メモリカード24に記録可能な枚数分
の画像データの記録が行われたか否かが判定される。こ
の判定は、例えば、所定の年月日の日に、メモリカード
24に記録可能な枚数分の画像データが記録されたと
き、所定のフラグを立て、このフラグに基づいて行うよ
うにすることができる。
【0080】そして、その年月日の日にメモリカード2
4に記録可能な枚数分の画像データ(または音声デー
タ)の記録が行われていないと判定された場合、ステッ
プS34に進む。ステップS34においては、年月日を
表す文字列と値Nを表す文字列からなるファイル名を生
成する。
【0081】一方、ステップS33において、年月日表
示モードでメモリカード24に記録可能な枚数の画像デ
ータの記録が行われたと判定された場合、ステップS3
5に進み、表示モードを時分秒表示モードに切り替え、
現在の時分秒を表す文字列と値Nを表す文字列からなる
ファイル名を生成する。
【0082】ステップS34またはステップS35にお
ける処理が終了すると、ステップS36に進み、ステッ
プS34またはステップS35において生成されたファ
イル名を付けたファイルとして、画像データをメモリカ
ード24に記録する。その後、処理を終了する。
【0083】例えば、ある日に、年月日表示モードで、
メモリカード24に記録可能な枚数分の画像データを記
録し、それをパーソナルコンピュータ等にコピーした場
合、メモリカード24の画像データをすべて削除した
後、次にメモリカード24に画像データを記録すると
き、その画像データのファイル名は、先にパーソナルコ
ンピュータにコピーしたものと同一のファイル名になっ
てしまう。そこで、上述したように、次にメモリカード
24に記録する画像データを、年月日ではなく、時分秒
に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとして
メモリカード24に記録するようにする。これにより、
2回目以降にメモリカード24からパーソナルコンピュ
ータにコピーされるファイルのファイル名は、メモリカ
ード24からパーソナルコンピュータにすでにコピーさ
れたファイルのファイル名とは異なったものとなるよう
にすることができる。
【0084】以上のように、ファイル名を現在の日付や
時刻等のように、時とともに変化する情報に基づいて生
成することにより、デジタルカメラ1のメモリカード2
4に記録されたファイルを、パーソナルコンピュータ等
へ転送(コピー)する場合において、2回目以降のコピ
ーにおいて、同一のファイル名がパーソナルコンピュー
タ内にすでに存在するために、コピーするファイルのフ
ァイル名を変更したり、パーソナルコンピュータに所定
のディレクトリを作成し、そこにファイルをコピーしな
ければならないといった煩わしさを抑制することができ
る。
【0085】例えば、同じ日に多数の画像を撮影する予
定がある場合、表示LCD101の表示モードを時分秒
表示モードにして撮影し、メモリカード24が一杯にな
ったら、パーソナルコンピュータにコピーするという操
作を繰り返せばよい。また、同じ日に多数の画像を撮影
する予定がない場合、即ち、メモリカード24に記録可
能な枚数以上の画像を同一日に撮影する予定がない場
合、表示LCD101の表示モードを年月日表示モード
にして撮影し、パーソナルコンピュータにコピーするよ
うにすればよい。
【0086】また、上記実施の形態において、図5乃至
図8に示した各処理をCPU39に行わせるプログラム
は、デジタルカメラ1のROM43やメモリカード24
等に記憶させるようにすることができる。また、このプ
ログラムは、予め上記ROM43やメモリカード24に
記憶された状態で使用者に供給されるようにしてもよい
し、ROM43やメモリカード24にコピー可能なよう
に、CD−ROM(compact disc-read only memory)
等に記憶された状態で使用者に供給されるようにしても
よい。その場合、ROM43は、例えば、電気的に書き
換え可能なEEPROM(electrically erasable and
programmable read only memory)等で構成するように
する。
【0087】なお、上記実施の形態においては、ファイ
ル名を「CM月日コマ番号.jpg(dsc)」、「C
M時分コマ数.jpg(dsc)」としているが、「年
月日コマ番号.jpg」、「時分秒コマ番号.jpg
(dsc)」などとしてもよい。あるいは、「年月日時
分秒コマ番号.jpg(dsc)」、「CM年月日時分
秒コマ番号.jpg(dsc)」などとすることもでき
る。
【0088】また、ここでは、主として、画像データを
記録する場合について説明したが、音声データのみでも
よいし、画像データと音声データが混在していてもよ
い。また、線画等のデータでもよい。
【0089】また、上記実施の形態においては、カレン
ダ情報や時刻情報に基づいてファイル名を生成するよう
にしたが、その他の変化する情報に基づいてファイル名
を生成するようにすることも可能である。
【0090】
【発明の効果】請求項1に記載のデジタルカメラによれ
ば、生成手段が、カレンダ情報を生成し、制御手段が、
処理手段によって生成された画像データを、カレンダ情
報に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとし
て記憶手段に記憶させるようにしたので、ファイル管理
を容易にすることができる。
【0091】請求項3に記載のデジタルカメラによれ
ば、生成手段が、時刻情報を生成し、制御手段が、処理
手段によって生成された画像データを、時刻情報に基づ
いて生成したファイル名を付けたファイルとして記憶手
段に記憶させるようにしたので、ファイル管理を容易に
することができる。
【0092】請求項5に記載のデジタルカメラによれ
ば、生成手段が、現在のカレンダ情報および時刻情報を
生成し、制御手段が、処理手段によって生成された画像
データを、カレンダ情報および時刻情報に基づいて生成
したファイル名を付けたファイルとして記憶手段に記憶
させるようにしたので、ファイル管理を容易にすること
ができる。
【0093】請求項7に記載のデジタルカメラによれ
ば、生成手段が、カレンダ情報および時刻情報を生成
し、表示手段が、生成手段によって生成されたカレンダ
情報および時刻情報のうちのいずれか一方の情報を表示
し、切り換え手段が、表示手段に表示される情報を切り
換え、制御手段が、処理手段によって生成された画像デ
ータを、表示手段に表示されている情報に基づいて生成
したファイル名を付けたファイルとして記憶手段に記憶
させるようにしたので、ファイル管理を容易にすること
ができる。
【0094】請求項9に記載のデジタルカメラによれ
ば、生成手段が、カレンダ情報および時刻情報を生成
し、制御手段が、処理手段によって生成された画像デー
タを、カレンダ情報および時刻情報のいずれか一方に基
づいて生成したファイル名を付けたファイルとして記憶
手段に記憶させる。このとき、制御手段は、同一のカレ
ンダ情報に基づいて生成したファイル名で記憶手段に記
憶させた画像データの数が、記憶手段が記憶可能な画像
データの数に達した後は、カレンダ情報に代えて時刻情
報に基づいて生成したファイル名で、画像データを記憶
手段に記憶させるようにしたので、ファイル管理を容易
にすることができる。
【0095】請求項10に記載の記録媒体によれば、処
理手段によって生成された画像データを、カレンダ情報
および時刻情報のうちの少なくともいずれか一方の情報
に基づいて生成したファイル名を付けたファイルとして
記憶手段に記憶させるように制御する制御プログラムを
記録したので、ファイル管理を容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカメラの外観図である。
【図2】図1のデジタルカメラの構成例を示すブロック
図である。
【図3】年月日表示モードにおける表示LCD101の
表示例を示す図である。
【図4】時分秒表示モードにおける表示LCD101の
表示例を示す図である。
【図5】画像データにファイル名を付けて記憶させる手
順を説明するフローチャートである。
【図6】画像データにファイル名を付けて記憶させる他
の手順を説明するフローチャートである。
【図7】画像データにファイル名を付けて記憶させるさ
らに他の手順を説明するフローチャートである。
【図8】画像データにファイル名を付けて記憶させるさ
らに他の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 ファインダ 3 撮影レンズ 4 ストロボ 5 スピーカ 8 マイク 10 レリーズスイッチ 11 電源スイッチ 12 録音スイッチ 16 測光素子 17 測色素子 20 CCD 24 メモリカード 26 ファインダ内表示素子 30 レンズ駆動回路 31 画像処理部 32 アナログ/デジタル変換回路 33 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 34 CCD駆動回路 35 フレームメモリ 36 バッファメモリ 37 ストロボ駆動回路 39 CPU 40 ファインダ内表示回路 42 A/DおよびD/A変換回路 45 タイマ 48 インタフェース 51 測光回路 52 測色回路 53 絞り駆動回路 54 絞り 101 表示LCD 102 LCD表示回路 103a 表示切替スイッチ 103b SB切替スイッチ 103c 画質切替スイッチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を集光する集光手段と、 前記集光手段によって集光された前記被写体からの光を
    受光し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段によって変換された、前記被写体に対
    応する電気信号を処理し、画像データを生成する処理手
    段と、 前記処理手段より出力される前記画像データを記憶する
    記憶手段と、 カレンダ情報を生成する生成手段と、 前記処理手段によって生成された前記画像データを、前
    記カレンダ情報に基づいて生成したファイル名を付けた
    ファイルとして前記記憶手段に記憶させる制御手段とを
    備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 音声を入力する音声入力手段をさらに備
    え、 前記制御手段は、前記音声に対応する音声データを、前
    記カレンダ情報に基づいて生成したファイル名を付けた
    ファイルとして前記記憶手段に記憶させることを特徴と
    する請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 被写体からの光を集光する集光手段と、 前記集光手段によって集光された前記被写体からの光を
    受光し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段によって変換された、前記被写体に対
    応する電気信号を処理し、画像データを生成する処理手
    段と、 前記処理手段より出力される前記画像データを記憶する
    記憶手段と、 時刻情報を生成する生成手段と、 前記処理手段によって生成された前記画像データを、前
    記時刻情報に基づいて生成したファイル名を付けたファ
    イルとして前記記憶手段に記憶させる制御手段とを備え
    ることを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 音声を入力する音声入力手段をさらに備
    え、 前記制御手段は、前記音声に対応する音声データを、前
    記時刻情報に基づいて生成したファイル名を付けたファ
    イルとして前記記憶手段に記憶させることを特徴とする
    請求項3に記載のデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 被写体からの光を集光する集光手段と、 前記集光手段によって集光された前記被写体からの光を
    受光し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段によって変換された、前記被写体に対
    応する電気信号を処理し、画像データを生成する処理手
    段と、 前記処理手段より出力される前記画像データを記憶する
    記憶手段と、 現在のカレンダ情報および時刻情報を生成する生成手段
    と、 前記処理手段によって生成された前記画像データを、前
    記カレンダ情報および時刻情報に基づいて生成したファ
    イル名を付けたファイルとして前記記憶手段に記憶させ
    る制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 音声を入力する音声入力手段をさらに備
    え、 前記制御手段は、前記音声に対応する音声データを、前
    記カレンダ情報および時刻情報に基づいて生成したファ
    イル名を付けたファイルとして前記記憶手段に記憶させ
    ることを特徴とする請求項5に記載のデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 被写体からの光を集光する集光手段と、 前記集光手段によって集光された前記被写体からの光を
    受光し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段によって変換された、前記被写体に対
    応する電気信号を処理し、画像データを生成する処理手
    段と、 前記処理手段より出力される前記画像データを記憶する
    記憶手段と、 カレンダ情報および時刻情報を生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成されたカレンダ情報および時
    刻情報のうちのいずれか一方の情報を表示する表示手段
    と、 前記表示手段に表示される前記情報を切り換える切り換
    え手段と、 前記処理手段によって生成された前記画像データを、前
    記表示手段に表示されている情報に基づいて生成したフ
    ァイル名を付けたファイルとして前記記憶手段に記憶さ
    せる制御手段とを備えることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 音声を入力する音声入力手段をさらに備
    え、 前記制御手段は、前記音声に対応する音声データを、前
    記表示手段に表示されている情報に基づいて生成したフ
    ァイル名を付けたファイルとして前記記憶手段に記憶さ
    せることを特徴とする請求項7に記載のデジタルカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 被写体からの光を集光する集光手段と、 前記集光手段によって集光された前記被写体からの光を
    受光し、電気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段によって変換された、前記被写体に対
    応する電気信号を処理し、画像データを生成する処理手
    段と、 前記処理手段より出力される前記画像データを記憶する
    記憶手段と、 カレンダ情報および時刻情報を生成する生成手段と、 前記処理手段によって生成された前記画像データを、前
    記カレンダ情報および前記時刻情報のいずれか一方に基
    づいて生成したファイル名を付けたファイルとして前記
    記憶手段に記憶させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、同一の前記カレンダ情報に基づいて生
    成したファイル名で前記記憶手段に記憶させた前記画像
    データの数が、前記記憶手段が記憶可能な画像データの
    数に達した後は、前記カレンダ情報に代えて前記時刻情
    報に基づいて生成したファイル名で、前記画像データを
    前記記憶手段に記憶させることを特徴とするデジタルカ
    メラ。
  10. 【請求項10】 被写体からの光を集光する集光手段
    と、前記集光手段によって集光された前記被写体からの
    光を受光し、電気信号に変換する光電変換手段と、前記
    光電変換手段によって変換された、前記被写体に対応す
    る電気信号を処理し、画像データを生成する処理手段
    と、前記処理手段より出力される前記画像データを記憶
    する記憶手段と、カレンダ情報および時刻情報の少なく
    ともいずれか一方の情報を生成する生成手段とを備える
    デジタルカメラで使用される制御プログラムであって、 前記処理手段によって生成された前記画像データを、前
    記情報に基づいて生成したファイル名を付けたファイル
    として前記記憶手段に記憶させるように制御する制御プ
    ログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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