JPH11136575A - 撮像装置及び撮像画像合成方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像画像合成方法

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JPH11136575A
JPH11136575A JP10232181A JP23218198A JPH11136575A JP H11136575 A JPH11136575 A JP H11136575A JP 10232181 A JP10232181 A JP 10232181A JP 23218198 A JP23218198 A JP 23218198A JP H11136575 A JPH11136575 A JP H11136575A
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Takashi Kitaguchi
貴史 北口
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憲彦 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】分割画像を合成する際の歪を軽減して高精細な
平面画像を入力する。 【解決手段】画像撮像部1は一部が重複するようにして
異なる視点から入力対象平面を撮像する。運動検出部2
は各視点における画像撮像部1の姿勢角変化と視点の位
置の変化を検出する。対応関係抽出部3は先に撮像した
画像から複数の特徴点を抽出し、次ぎに撮像した画像の
対応点を抽出する。3次元位置算出部4は検出した姿勢
角と視点の位置の変化と抽出した特徴点及び対応点を基
に各特徴点の3次元位置を算出する。平面算出部5は各
特徴点が存在する平面の情報を示す平面方程式を算出す
る。投影部6は各視点における姿勢角と位置の変化と平
面算出部5が算出した平面の情報を基に、撮像した各画
像を任意の同一画像面に投影して複数の視点から撮像し
た画像を合成し、入力対象平面上の画像を復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は入力対象平面上の
画像を一部が重なるようにして複数回撮像し、撮像した
各画像を1画面上に合成して復元する撮像装置及び撮像
画像合成方法、特に撮像対象となる入力対象平面が大き
い場合等に分割した画像の歪を軽減して、高精細な平面
画像の合成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平面上の文字又は写真を簡便、且つ、高
精度に入力及び復元する装置が求められている。A4サ
イズ又はA3サイズ等の通常サイズの紙面上の画像の場
合には複写機又はスキャナ等で高精度な画像入力が可能
である。このように複写機又はスキャナ等は通常サイズ
の紙面上の画像を高精度に読み込むことができるが、大
きな紙面上の情報、壁に書かれた情報又はパネルに掲げ
られた情報等のように大きい画像あるいは動かすことの
できない媒体に描かれた画像等を入力することができな
い。そこで、電子カメラを用いてこれらの大きい画像あ
るいは動かすことのできない媒体に描かれた画像などを
入力する装置として、例えば特開平6−141228号
公報に示された電子カメラや特開平9-90530号公
報に示されたパノラマ画像合成装置等が使用されてい
る。
【0003】特開平6−141228号公報に示された
電子カメラは、被写体像を撮影レンズ及び鏡を介して撮
像素子上に結像し、前画像の一部に現画像の一部が重な
るように被写体像を間欠的に複数回取り込み、現画像を
前画像に適切に接続する位置に移動している。また、特
開平9−90530号公報に示されたパノラマ画像合成
装置は、画像を合成するためのパラメータを算出し、算
出したパラメータに基づいて画像を合成することによ
り、電子カメラの分割画像から高精度な画像を得ようと
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−141228号公報に掲載された電子カメラでは、
鏡及びその駆動機構が必要となり、装置規模が大きくな
るので、通常の電子カメラに搭載することは困難であ
る。
【0005】また、原稿又はパネル上の画像を撮像する
場合、カメラと被写体との距離は近ため、特開平9−9
0530号公報に掲載されたパノラマ画像合成装置で
は、カメラの並進移動による透視投影の影響により合成
画像に歪が生じる。また、人間が電子カメラを保持して
いるため任意に回転が画像に生じ、これが合成画像の歪
の原因になる。
【0006】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、分割画像を合成する際の歪を軽減す
ることにより、簡便、且つ、高精細な平面画像を入力す
ることができる撮像装置及び撮像画像合成方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る撮像装置
は、画像撮像部と運動検出部と対応関係抽出部と3次元
位置算出部と平面算出部と投影部を有し、画像撮像部は
先に撮像した画像と一部が重複するようにして複数の視
点から入力対象平面を撮像し、運動検出部は画像撮像部
による各撮像の際の視点における画像撮像部の角度であ
る姿勢角の変化及び視点の位置の変化を検出し、対応関
係抽出部は先に撮像した画像から複数の特徴点を抽出
し、特徴点を抽出した画像の次ぎに撮像した画像におい
て先の画像で抽出した特徴点に対応する点である対応点
を抽出し、3次元位置算出部は運動検出部が検出した姿
勢角変化及び視点位置変化並びに対応関係抽出部が抽出
した特徴点及び対応点を基に各特徴点の3次元位置を算
出し、平面算出部は対応関係抽出部が抽出した各特徴点
が同一平面上にあるものとして、3次元位置算出部が計
測した各特徴点の3次元位置を基に各特徴点が存在する
平面の情報を算出し、投影部は運動検出部が検出した姿
勢角変化及び視点位置変化並びに平面算出部が算出した
平面の情報を基に、画像撮像部が撮像した入力対象平面
の各画像を任意な同一画像面に投影して、複数の視点か
ら撮像した各画像を合成して、入力対象平面上の画像を
復元することを特徴とする。
【0008】この発明に係る第2の撮像装置は、画像撮
像部と姿勢検出部と対応関係抽出部と並進運動検出部と
3次元位置算出部と平面算出部と投影部を有し、画像撮
像部は先に撮像した画像と一部が重複するようにして複
数の視点から入力対象平面を撮像し、姿勢検出部は画像
撮像部による各撮像の際の視点における画像撮像部の角
度である姿勢角を検出し、対応関係抽出部は先に撮像し
た画像から複数の特徴点を抽出し、特徴点を抽出した画
像の次ぎに撮像した画像において先の画像で抽出した特
徴点に対応する点である対応点を抽出し、並進運動検出
部は姿勢検出部が検出した姿勢角並びに対応関係抽出部
が抽出した特徴点及び対応点を基に画像撮像部の並進運
動成分を検出し、3次元位置算出部は姿勢検出部が検出
した姿勢角、対応関係抽出部が抽出した特徴点及び対応
点並びに並進運動検出部が検出した並進運動成分を基に
各特徴点の3次元位置を算出し、平面算出部は対応関係
抽出部が抽出した各特徴点が同一平面上にあるものとし
て、3次元位置算出部が計測した各特徴点の3次元位置
を基に各特徴点が存在する平面の情報を算出し、投影部
は姿勢検出部が検出した姿勢角、並進運動検出部が検出
した各特徴点の並進運動成分並びに平面算出部が算出し
た平面の情報を基に、画像撮像部が撮像した入力対象平
面の各画像を任意な同一画像面に投影し、姿勢角の変化
による影響を取り除いて、複数の視点から撮像した画像
をさらに正確に合成することを特徴とする。
【0009】上記姿勢検出部は互いに直交する2軸方向
又は3軸方向の磁気を検出する磁気検出部を備えること
により、簡単、且つ、正確に画像撮像部の各撮像の際の
姿勢角を検出する。
【0010】また、上記姿勢検出部は互いに直交する2
軸方向又は3軸方向の磁気を検出する磁気検出部と重力
方向を検出する重力方向検出部とを備えることにより、
より正確に画像撮像部の各撮像の際の姿勢角を検出す
る。
【0011】さらに、上記姿勢検出部は互いに直交する
2軸周り又は3軸周りの角速度を検出する角速度検出部
を備えることにより、磁気の検出が困難な場合であって
も簡単に画像撮像部の各撮像の際の姿勢角を検出する。
【0012】また、上記各視点において撮像した入力対
象平面の画像を投影した際に、その重複部分の相互相関
値が最大になるように投影位置及びスケールを微調整す
る調整部を有して、さらに歪のない高精度の画像復元を
行なう。
【0013】この発明に係る第3の撮像装置は、画像撮
像部と位置検出部と対応関係抽出部と3次元位置算出部
と平面算出部及び投影部を有し、画像撮像部は先に撮像
した画像と一部が重複するようにして複数の視点から入
力対象平面を撮像し、位置検出部は複数の視点における
画像面の位置と姿勢角を検出し、対応関係抽出部はある
視点で撮像した画像の重複部分から複数の特徴点を抽出
し、他の視点で撮像した画像上の特徴点に相当する対応
点を抽出し、3次元位置算出部は位置検出部が検出した
複数の視点における画像面の位置と姿勢角及び対応関係
抽出部が抽出した特徴点と対応点を基に特徴点に相当す
る入力対象平面上の各点の3次元位置を算出し、平面算
出部は3次元位置算出部で算出した入力対象平面上の各
点の3次元位置から、入力対象平面上の各点を通る平面
の情報を示す平面方程式を算出し、投影部は平面算出部
で算出した平面方程式で表せられる画像面に各視点で得
られた撮像画像を再投影して画像を合成することを特徴
とする。
【0014】上記位置検出部は、加速度センサと磁気方
位センサとジャイロのいずれか又はそれらの組み合わせ
を有し、各視点における画像撮像部の姿勢角を算出する
姿勢算出部と、算出した姿勢角の各視点で得られた画像
面の基準座標系に対する姿勢角を算出し、算出した画像
面の基準座標系に対する姿勢角と対応関係抽出部で得ら
れた対応関係により画像撮像部の並進移動成分を算出す
る並進計算部を有すると良い。
【0015】また、上記位置検出部は画像撮像部が、加
速度センサとジャイロを有し、視点を移動するときの姿
勢角の変化と並進移動成分を検出する運動検出部と、検
出した姿勢角の変化と並進移動成分に基づき各視点で得
られた画像面の基準座標系に対する位置と姿勢を算出す
る位置姿勢計算部を有しても良い。
【0016】さらに、上記位置検出部を対応関係抽出部
で得られた複数の特徴点と対応点の位置関係から視点間
の姿勢変化と並進移動を算出する運動計算部で構成して
も良い。
【0017】また、上記投影部で再投影するときに、隣
接画像間で位置合わせを行い、より歪のない画像形成を
行う。
【0018】この発明に係る第4の撮像装置は、画像撮
像部と3次元位置検出部と平面算出部と投影部及び再調
整部を有し、画像撮像部は複数の視点から入力対象平面
を撮像し、3次元位置検出部は入力対象平面の複数の点
の距離を計測して入力対象平面上の複数点の3次元位置
を検出し、平面算出部は3次元位置検出部で検出した入
力対象平面上の複数点の3次元位置から、各視点毎に入
力対象平面上の各点を通る平面の情報を示す平面方程式
を算出し、投影部は平面算出部で算出した平面方程式で
表せられる画像面に各視点で得られた撮像画像を再投影
して画像を合成し、再調整部は投影部で画像を合成する
ときに各画像面の位置と姿勢を調整することを特徴とす
る。
【0019】この発明に係る第5の撮像装置は、画像撮
像部と3次元位置検出部と姿勢検出部と平面算出部と投
影部及び再調整部を有し、画像撮像部は複数の視点から
入力対象平面を撮像し、3次元位置検出部は入力対象平
面の複数の点の距離を計測して入力対象平面上の複数点
の3次元位置を検出し、姿勢検出部は各視点における画
像撮像部の姿勢角を検出し、平面算出手段は3次元位置
検出部で検出した入力対象平面上の点の3次元位置と姿
勢検出部で検出した各視点における画像撮像部の姿勢角
とから、各視点毎に入力対象平面上の各点を通る平面の
情報を示す平面方程式を算出し、投影部は平面算出部で
算出した平面方程式で表せられる画像面に各視点で得ら
れた撮像画像を再投影して画像を合成し、再調整部は投
影部で画像を合成するときに各画像面の位置と姿勢を調
整することを特徴とする。
【0020】上記3次元位置検出部は測距センサで距離
を検出したり、あるいは入力対象平面上の点が画像面で
合焦するときのレンズと画像面の位置より入力対象平面
の複数の点の距離を算出すると良い。
【0021】この発明の撮像画像合成方法は、先に撮像
した画像と一部が重複するようにして複数の視点から入
力対象平面を撮像し、各撮像の際の視点における撮像角
度である姿勢角の変化及び視点の位置の変化を検出し、
先に撮像した画像から複数の特徴点を抽出し、特徴点を
抽出した画像の次ぎに撮像した画像において先の画像で
抽出した特徴点に対応する点である対応点を抽出し、検
出した姿勢角変化及び視点位置変化並びに抽出した特徴
点及び対応点を基に各特徴点の3次元位置を算出し、抽
出した各特徴点が同一平面上にあるものとして、計測し
た各特徴点の3次元位置を基に各特徴点が存在する平面
の情報を算出し、検出した姿勢角変化及び視点位置変化
並びに算出した平面の情報を基に、入力対象平面を撮像
した各画像を任意な同一画像面に投影して、複数の視点
から撮像した画像を合成する。
【0022】この発明の第2の撮像画像合成方法は、先
に撮像した画像と一部が重複するようにして複数の視点
から入力対象平面を撮像し、各撮像の際の視点における
撮像角度である姿勢角を検出し、先に撮像した画像から
複数の特徴点を抽出し、特徴点を抽出した画像の次ぎに
撮像した画像において先の画像で抽出した特徴点に対応
する点である対応点を抽出し、検出した姿勢角並びに抽
出した特徴点及び対応点を基に各特徴点の並進運動成分
を検出し、検出した姿勢角、抽出した特徴点及び対応点
並びに検出した各特徴点の並進運動成分を基に各特徴点
の3次元位置を算出し、抽出した各特徴点が同一平面上
にあるものとして、計測した各特徴点の3次元位置を基
に各特徴点が存在する平面の情報を算出し、検出した姿
勢角、検出した各特徴点の並進運動成分並びに算出した
平面の情報を基に、入力対象平面を撮像した各画像を任
意な同一画像面に投影して、複数の視点から撮像した画
像を合成する。
【0023】この発明の第3の撮像画像合成方法は、先
に撮像した画像と一部が重複するようにして複数の視点
から入力対象平面を撮像し、複数の視点における画像面
の位置と姿勢角を検出し、ある視点で撮像した画像の重
複部分から複数の特徴点を抽出し、他の視点で撮像した
画像上の特徴点に相当する対応点を抽出し、検出した複
数の視点における画像面の位置と姿勢角及び抽出した特
徴点と対応点を基に特徴点に相当する入力対象平面上の
各点の3次元位置を算出し、算出した入力対象平面上の
各点の3次元位置から、入力対象平面上の各点を通る平
面の情報を示す平面方程式を算出し、算出した平面方程
式で表せられる画像面に各視点で得られた撮像画像を再
投影して画像を合成することを特徴とする。
【0024】上記各視点において撮像した入力対象平面
の画像の重複部分の相互相関値が最大になるように投影
位置及びスケールを微調整することが望ましい。
【0025】この発明の第4の撮像画像合成方法は、複
数の視点から入力対象平面を撮像し、入力対象平面の複
数の点の距離を計測して入力対象平面上の複数点の3次
元位置を検出し、検出した入力対象平面上の複数点の3
次元位置から、各視点毎に入力対象平面上の各点を通る
平面の情報を示す平面方程式を算出し、算出した平面方
程式で表せる画像面に各視点で得られた撮像画像を再投
影して画像を合成し、画像を合成するときに各画像面の
位置と姿勢を調整することを特徴とする。
【0026】この発明の第5の撮像画像合成方法は、複
数の視点で入力対象平面を撮像し、入力対象平面の複数
の点の距離を計測して入力対象平面上の複数点の3次元
位置を検出し、各視点における画像撮像部の姿勢角を検
出し、検出した入力対象平面上の点の3次元位置と検出
した各視点における画像撮像部の姿勢角とから、各視点
毎に入力対象平面上の各点を通る平面の情報を示す平面
方程式を算出し、算出した平面方程式で表せられる画像
面に各視点で得られた撮像画像を再投影して画像を合成
し、画像を合成するときに各画像面の位置と姿勢を調整
することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】この発明の撮像装置は、画像撮像
部と運動検出部と対応関係抽出部と3次元位置算出部と
平面算出部と投影部とを有する。画像撮像部は先に撮像
した画像と一部が重複するようにして異なる複数例えば
2点の視点から入力対象平面を撮像する。運動検出部は
画像撮像部による各撮像の際の視点における画像撮像部
の角度である姿勢角の変化及び視点の位置の変化を検出
する。対応関係抽出部は先に撮像した画像から複数の特
徴点を抽出し、特徴点を抽出した画像の次ぎに撮像した
画像において先の画像で抽出した特徴点に対応する点で
ある対応点を抽出する。3次元位置算出部は運動検出部
が検出した姿勢角変化及び視点位置変化並びに対応関係
抽出部が抽出した特徴点及び対応点を基に各特徴点の3
次元位置を算出する。この特徴点の3次元位置を算出す
るには、例えば先に撮像した第1視点から次ぎに撮像し
た第2視点への姿勢変化を基に、第1視点の光学中心か
ら各特徴点までの視線ベクトルと第2視点の光学中心か
ら各対応点までの視線ベクトルを算出し、算出した視線
ベクトルと第1視点と第2視点の位置変化を基に三角測
量の原理により、各特徴点の3次元位置を算出する。
【0028】平面算出部は対応関係抽出部が抽出した各
特徴点が同一平面上にあるものとして、3次元位置算出
部が計測した各特徴点の3次元位置を基に、例えば最小
自乗法を用いて各特徴点が存在する平面の情報を示す平
面方程式を算出する。投影部は運動検出部が検出した姿
勢角変化及び視点位置変化並びに平面算出部が算出した
平面の情報を基に、画像撮像部が撮像した各画像を任意
な同一画像面に投影して複数の視点から撮像した画像を
合成し、入力対象平面上の画像を復元する。
【0029】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の撮像装置の構成
図である。図に示すように、撮像装置は、例えば画像撮
像部1と運動検出部2と対応関係抽出部3と3次元位置
算出部4と平面算出部5と投影部6と調整部7とを有す
る。画像撮像部1は、例えばCCDエリアセンサ等を備
え、図2(a)に示すように、被写体10の入力対象平
面Gcを第1視点Onと第2視点O(n+1)でそれぞ
れ撮像した画像の一部が、図2(b)及び図2(c)に
示すように重複するようにして撮像する。図2(b)に
示す第1視点Onで撮像した画像Gnの1つの特徴点A
を定めると、図2(b)に示す第2視O(n+1)で撮
像した画像G(n+1)において画像Gnの特徴点Aに
対応する対応点は点Bになる。
【0030】運動検出部2は画像撮像部1による各撮像
の際の入力対象平面Gcに対する画像撮像部1の角度で
ある姿勢角の変化及び視点の位置の変化を検出する。対
応関係抽出部3は第1視点Onで撮像した第1画像Gn
から複数の特徴点Ai(iは整数であり、各特徴点の順
番を表わす。)を抽出し、第2視点O(n+1)で撮像
した第2画像G(n+1)において第1画像Gnの特徴
点Aiに対応する第2画像G(n+1)の対応点Biを
抽出する。3次元位置算出部4は運動検出部2が検出し
た姿勢角変化と視点位置変化及び対応関係抽出部3が抽
出した特徴点Aiと対応点Biを基に各特徴点Aiの3
次元位置(Xi1,Yi1,Zi1)を算出する。この
ように特徴点Aiの3次元位置(Xi1,Yi1,Zi
1)を算出するには、第1視点Onで撮像した第1画像
面の光学中心を原点とし、第1視点Onから第2視点O
(n+1)に移動したときの画像撮像部1の姿勢変化を
基に、第1視点Onの光学中心から各特徴点Aiまでの
視線ベクトルV1iと第2視点O(n+1)の光学中心
から対応点Biまでの視線ベクトルV2iを算出し、算
出した視線ベクトルV1i,V2iと各視点の位置変化
を基に三角測量の原理により、各特徴点Aiの3次元位
置(Xi1,Yi1,Zi1)を算出する。
【0031】平面算出部5は対応関係抽出部3が抽出し
た各特徴点Aiが同一平面上にあるとして、3次元位置
算出部4が計測した各特徴点Aiの3次元位置(Xi
1,Yi1,Zi1)を基に、例えば最小自乗法を用い
て各特徴点Aiが存在する平面の情報として平面方程式
を算出する。投影部6は運動検出部5が検出した姿勢角
変化及び視点位置変化並びに平面算出部5が算出した平
面方程式を基に、画像撮像部1が撮像した各画像を任意
の同一画像面に投影して、複数の視点から撮像した各画
像を合成する。ここで、画像撮像部1が撮像した各画像
を任意の同一画像面に投影する動作について、図3を参
照して説明する。
【0032】ある視点で得た画像面In上の点Pnとこ
の視点の光学中心Onとを結ぶ直線が平面算出部5が算
出した平面Gcと交差する点をPcとする。また、新た
に合成する画像を投影する画像面をImとし、この光学
中心をOmとする。点Pcと光学中心Omとを結ぶ直線
が画像面Imと交差する点Pmに画素をマッチングす
る。この動作を必要な画素全てに対して行なうことによ
り、図4に示すように画像面Imに新たな画像を形成す
る。この処理を画像撮像部1が撮像した各画像に対して
行ない、画像撮像部1が撮像した各画像を任意な同一画
像面に投影することにより複数の視点から撮像した画像
を合成する。ここで、このようにして形成した画像は記
憶装置に保存しても良いし、表示装置に表示したり、印
刷装置から印刷するようにしても良い。
【0033】調整部7は、画像撮像部1が撮像した各画
像を画像面に投影した際にその重複部分の相互相関値が
最大になるように投影位置及びスケールを微調整する。
入力対象平面Gc上の画像は一部が重複するように撮像
されているので、画像を投影する画像面Imにおいて重
複して撮像された領域は重複して投影されている。第1
画像の重複部画像をIn(x,y)とし、第2画像の重
複部画像をIm(x,y)としたとき、下記(1)式で
示す相関関数の値Sが最大となるようにδx及びδyを
求め、第2画像の全画素をδx及びδyだけシフトす
る。
【0034】
【数1】
【0035】上記のように構成した撮像装置の動作を図
5のフローチャートを参照して説明する。画像撮像部1
は入力対象平面Gcを第1視点から撮像し、撮像した第
1画像を記憶装置に記憶する(ステップS1,S2)。
その後、ユーザが画像撮像部1を撮像した画像の一部が
重複するように第2視点に移動した後に第2視点から撮
像し、撮像した第2画像を記憶装置に記憶する(ステッ
プS3,S4)。このように、第1画像と第2画像の一
部が重複するように撮像するので、画像撮像部1が撮像
した各画像の関連を容易に検出することができる。
【0036】運動検出部2は第1画像を撮像した際から
第2画像を撮像する際までの画像撮像部1の姿勢角の変
化及び視点の位置の変化を検出する(ステップS5)。
対応関係抽出部3は第1画像から複数の特徴点Aiを抽
出し、第2画像から対応点Biを抽出する(ステップS
6)。これにより、第1画像と第2画像との対応関係を
検出することができる。3次元位置算出部4は運動検出
部2が検出した姿勢角変化及び視点位置変化並びに対応
関係抽出部3が抽出した特徴点Aiと対応点Biを基に
して各特徴点Aiの3次元位置(Xi1,Yi1,Zi
1)を算出する(ステップS7)。平面算出部5は対応
関係抽出部3が抽出した各特徴点Aiが同一平面上にあ
るものとして、3次元位置算出部4が計測した各特徴点
Aiの3次元位置(Xi1,Yi1,Zi1)を基に最
小自乗法を用いて各特徴点Aiが存在する平面の平面方
程式を算出する(ステップS8)。投影部6は運動検出
部5が検出した姿勢角変化及び視点位置変化並びに平面
算出部5が算出した平面方程式を基に、画像撮像部1が
撮像した各画像を任意の同一画像面Imに投影して、複
数の視点から撮像した各画像を合成する(ステップS
9)。このようにして、画像撮像部1が並進移動するこ
とによる影響により合成画像に歪が生じることを防止で
きるとともに、画像撮像部1の回転が合成画像の歪の原
因になることを防止できる。
【0037】調整部7は、画像撮像部1が撮像した各画
像を画像面に投影した際にその重複部分の相互相関値が
最大になるように投影位置及びスケールを微調整する
(ステップS10)。これにより、合成した各画像にず
れが生じることを防止でき、さらに正確に画像の合成を
行なうことができる。
【0038】次ぎに、この発明の第2の実施例の撮像装
置について説明する。第2の実施例の撮像装置は、図6
の構成図に示すように、画像撮像部1と姿勢検出部8と
対応関係抽出部3と並進運動検出部9と3次元位置算出
部4と平面算出部5と投影部6と調整部7を有する。
【0039】姿勢検出部8は、例えば図7に示すように
X軸方向磁気方位センサ81とZ軸方向磁気方位センサ
81と姿勢角検知部83とを有する。X軸方向磁気方位
センサ81とZ軸方向磁気方位センサ82はそれぞれ画
像面に垂直な方向をZ軸とした場合のX軸方向とZ軸方
向の磁気の検出信号を出力する。ここで検出する磁気方
位は地磁気によるものでも、人工的に発生させた磁界に
よるものでも良い。姿勢角検知部83はX軸方向磁気方
位センサ81とZ軸方向磁気方位センサ82からの信号
を基に画像撮像部1で撮像するときの各視点における画
像撮像部1の角度である姿勢角を検知する。
【0040】並進運動検出部9は姿勢検出部8が検出し
た姿勢角並びに対応関係抽出部3が抽出した特徴点Ai
及び対応点Biを基に画像撮像部1の並進運動成分Tを
算出する。並進運動成分Tを算出するには、例えば並進
運動検出部9は姿勢検出部8が検出した第1画像撮像の
際の姿勢角と第2画像撮像の際の姿勢角から姿勢角の変
化を算出し、図8に示すような同じ座標系で特徴点Ai
を通る視線ベクトルV1iと対応点Biを通る視線ベク
トルV2iを算出する。視線ベクトルV1i,V2iと
並進運動ベクトルTのスカラーの三重積は理想的には
「0」である。そこで、並進運動ベクトルTは各特徴点
Aiにおけるスカラーの三重積の総和である下記(2)
式に示す値を最小化する値として算出する。
【0041】
【数2】
【0042】3次元位置算出部4は、姿勢検出部8が検
出した姿勢角と対応関係抽出部3が抽出した特徴点Ai
と対応点Bi及び並進運動検出部9が検出した並進運動
ベクトルTを基に三角測量の原理を用いて各特徴点Ai
の3次元位置を算出する。
【0043】上記のように構成した撮像装置の動作を図
9のフローチャートを参照して説明する。画像撮像部1
は入力対象平面Gcを第1視点で撮像し、撮像した第1
画像を記憶装置に記憶する(ステップS11)。姿勢検
出部8は画像撮像部1が第1視点から撮像した際の画像
撮像部1の姿勢角を検出する(ステップS12)。その
後、ユーザが画像撮像部1をそれぞれ撮像した画像の一
部が重複するように第2視点に移動した後に第2視点で
撮像し、撮像した第2画像を記憶装置に記憶する(ステ
ップS13)。姿勢検出部8は画像撮像部1が第1視点
から撮像した際と同様に画像撮像部1が第1視点から撮
像した際の画像撮像部1の姿勢角を検出し、さらに第1
視点から撮像した際の姿勢角と第2視点から撮像した際
の姿勢角の変化を検出する(ステップS14)。このよ
うに、第1画像と第2画像の一部が重複するように撮像
するとともにその際の姿勢角を検出するので、画像撮像
部1が撮像した各画像の関連を容易に検出することがで
きるとともに画像撮像部1の姿勢角の変化による影響を
なくすことができる。
【0044】対応関係抽出部3は第1画像から複数の特
徴点Aiを抽出し、第2画像から対応点Biを抽出する
(ステップS15)。これにより第1画像と第2画像と
の対応関係を検出することができる。並進運動検出部9
は姿勢検出部8が検出した姿勢角並びに対応関係抽出部
3が抽出した特徴点Ai及び対応点Biを基に画像撮像部
1の並進運動ベクトルTを算出する(ステップS1
6)。3次元位置算出部4は運動検出部2が検出した姿
勢角変化と視点位置変化と対応関係抽出部3が抽出した
特徴点Aiと対応点Bi及び並進運動検出部9が検出し
た並進運動ベクトルTを基に各特徴点Aiの3次元位置
(Xi1,Yi1,Zi1)を算出する(ステップS1
7)。平面算出部5は対応関係抽出部3が抽出した各特
徴点Aiが同一平面上にあるものとして、3次元位置算
出部4が計測した各特徴点Aiの3次元位置(Xi1,
Yi1,Zi1)を基に最小自乗法を用いて各特徴点A
iが存在する平面の平面方程式を算出する(ステップS
18)。投影部6は運動検出部5が検出した姿勢角変化
及び視点位置変化並びに平面算出部5が算出した平面方
程式を基に、画像撮像部1が撮像した各画像を任意な同
一画像面Imに投影して、複数の視点から撮像した各画
像を合成する(ステップS19)。これにより、画像撮
像部1が平行移動することによる影響により合成画像に
歪が生じることを防止できるとともに、画像撮像部1の
回転が合成画像の歪の原因になることを防止できる。調
整部7は、画像撮像部1が撮像した各画像を画像面に投
影した際にその重複部分の相互相関値が最大になるよう
に投影位置及びスケールを微調整する(ステップS2
0)。これにより、合成した各画像にずれが生じること
を防止でき、さらに正確に画像の合成を行なうことがで
きる。
【0045】上記実施例では姿勢検出部8にX軸方向磁
気方位センサ81とZ軸方向磁気方位センサ82と姿勢
角検知部83を設けた場合について説明したが、さらに
Y軸方向磁気方位センサを設けても良い。
【0046】また、姿勢検出部8に、例えば図10に示
すようにX軸方向磁気方位センサ81とY軸方向磁気方
位センサ84と画像撮像部1の重力方向に対する角度を
検出する重力方向検出器85と姿勢角検知部83を設け
ても良い。ここで重力方向検出器85としては、例えば
X軸,Y軸,Z軸の各軸方向の加速度を検出する加速度
センサを用いて画像撮像部1の姿勢角を検出するように
しても良いし、水準器を用いて姿勢角を検出するように
しても良い。このように重力方向に対する角度を重力方
向検出器85で検出し、重力方向周りの回転角度をX軸
方向磁気方位センサ81とY軸方向磁気方位センサ84
で検出することができるので、より正確に姿勢角を検出
することができる。また重力方向検出器8は、2軸方向
の磁気を検出するもので良いが、大きく傾く場合には3
軸回り磁気を検出するようにすると良い。
【0047】さらに、姿勢検出部8に、例えば図11に
示すようにX軸回りジャイロ86とY軸回りジャイロ8
7と姿勢角検知部83を設けても良い。X軸回りジャイ
ロ86とY軸回りジャイロ87は、X軸回りとY軸回り
の回転角速度を検出する角速度検出部としての機能を有
し、それぞれX軸回りの回転角速度及びY軸回りの回転
角速度を示す信号を出力する。姿勢角検知部83はX軸
回りジャイロ86とY軸回りジャイロ87が出力した信
号をデジタル変換した後に積分して姿勢角を検出する。
このようにして磁気が不安定な場所又は磁気を検出する
のが困難な場合であっても正確に画像撮像部1の姿勢角
を検出することができる。
【0048】次ぎにこの発明の第3の実施例の撮像装置
について説明する。第3の実施例の撮像装置は、図12
の構成図に示すように、画像撮像部1と位置検出部11
と対応関係抽出部3と3次元位置算出部4と平面算出部
5と投影部6を有する。位置検出部11は、図2に示す
ように、画像撮像部1で入力対象平面Gcを第1視点O
nと第2視点O(n+1)でそれぞれ撮像したときの画
像面の基準座標系における位置と姿勢角を検出する。3
次元位置算出部4は、位置検出部11で検出した画像面
の基準座標系における位置と姿勢角及び対応関係抽出部
3で抽出した第1画像Gnの特徴点Aiと第2画像G
(n+1)の対応点Biを基に各特徴点Aiの3次元座
標値を算出する。
【0049】上記のように構成された撮像装置の動作を
図13のフローチャートを参照して説明する。画像撮像
部1で対象物を第1視点Onにおいて撮像したときの画
像Gnを記憶し、位置検出部11で基準座標系における
画像面の位置と姿勢を算出する(ステップS21)。そ
の後、画像撮像部1を第2視点O(n+1)に移動して
対象物を撮像し、撮像した画像G(n+1)を記憶し、
位置検出部11で基準座標系における画像面の位置と姿
勢を算出して3次元位置算出部4に送る(ステップS2
2)。対応関係抽出部3は第1視点Onにおいて撮像し
た画像Gn上の特徴点Aiを抽出し(ステップS2
3)、第2視点O(n+1)で撮像した画像G(n+
1)の特徴点Aiに対応する対応点Biを抽出し3次元
位置算出部4に送る(ステップS24)。3次元位置算
出部4は位置検出部11で検出した各視点On,O(n
+1)における画像面の位置と姿勢角及び対応関係抽出
部3で抽出した第1画像Gnの特徴点Aiと第2画像G
(n+1)の対応点Biを基に各特徴点Aiの3次元座
標値を算出し平面算出部5に送る(ステップS25)。
平面算出部5は複数の対象平面上の各特徴点Aiの座標
値より平面方程式を算出する(ステップS26)。投影
部6は平面算出部5で算出した平面方程式で表せる画像
面に各視点On,O(n+1)で撮像した画像を再投影
して合成する(ステップS27)。複数の視点で画像を
撮像した場合は、上記処理を繰り返す(ステップS2
8,S29)。そして必要な場合、別の画像面へ再投影
する(ステップS30)。
【0050】このようにして複数の視点で分割した撮像
した画像を簡単に合成することができるとともに、歪が
なく精細な画像を得ることができる。
【0051】上記第3の実施例の位置検出部11を、図
14に示すように、姿勢算出部12と並進計算部13で
構成しても良い。姿勢算出部12は、例えば加速度セン
サと磁気方位センサとジャイロのいずれか又はこれらの
組合せを有し、各視点における画像撮像部1の姿勢角あ
るいは姿勢角変化を算出する。並進計算部13は姿勢算
出部12で算出した姿勢角から各視点で得られた画像面
の基準座標系に対する姿勢角を算出し、対応関係抽出部
3で抽出した第1画像Gnの特徴点Aiと第2画像G
(n+1)の対応点Biの対応関係より、図8に示す画
像撮像部1の並進運動ベクトルTを算出する。この並進
計算部13で算出した各視点で得られた画像面の基準座
標系に対する姿勢角と画像撮像部1の並進運動ベクトル
T及び対応関係抽出部3が抽出した特徴点Aiと対応点
Biを基に3次元位置算出部4で三角測量の原理を用い
て各特徴点Aiの3次元位置を算出する。
【0052】姿勢算出部12として3軸加速度センサと
2軸磁気方位センサを用いた場合、図15に示すよう
に、重力方向をY軸とした基準座標系X,Y,Z軸及び
画像撮像部1の光軸をW軸と一致させた撮像部座標系
U,V,W軸を定義し、基準座標系X,Y,Z軸に対す
る撮像部座標系U,V,W軸の傾きを姿勢角θ(U),
θ(V),θ(W)とする。回転の順序は、基準座標系
と撮像部座標系が一致する状態からV(Y)軸回りにθ
(V)だけ回転させてから、移動した撮像部座標系を基
準にU軸回りにθ(U)だけ回転させ、移動した撮像部
座標系を基準にW軸回りにθ(W)だけ回転させる。そ
れぞれの回転行列をR(V),R(U),R(U)とし
て、回転行列R=R(V)・R(U)・R(W)を下記
(3)式で表す。
【0053】
【数3】
【0054】また、3軸加速度センサの出力Aと2軸磁
気方位センサの出力Mを下記(4)式で表す。
【0055】
【数4】
【0056】ただし、2軸磁気方位センサを用いる場合
M(Y)は不定である。また、重力加速度ベクトルGは
下記(5)式で表せる。
【0057】
【数5】
【0058】ここで地磁気の伏角φを既知とすると、地
磁気べクトルDは下記(6)式となる。
【0059】
【数6】
【0060】ここで回転行列Rと3軸加速度センサの出
力Aと重力加速度ベクトルGは下記(7)式の関係があ
るから(8)式が得られる。
【0061】
【数7】
【0062】(8)式より姿勢角θ(U),θ(W)は
下記(9)式で得られる。(9)式においてcosθ
(U)が0の場合、θ(W)は任意に定めて良い。
【0063】
【数8】
【0064】さらに、回転行列Rと2軸磁気方位センサ
の出力Mと地磁気べクトルDは下記(10)式の関係が
あるから(11)式が得られる。
【0065】
【数9】
【0066】(11)式より下記(12)式が算出さ
れ、(12)式より姿勢角θ(V)は(13)式で得ら
れる。
【0067】
【数10】
【0068】このようにして姿勢算出部12により3軸
加速度センサと2軸磁気方位センサの出力から基準座標
系X,Y,Z軸に対する画像撮像部座標系U,V,W軸
の傾きを姿勢角θ(U),θ(V),θ(W)を算出す
ることができる。
【0069】次ぎに、姿勢算出部12として3軸加速度
センサと3軸磁気方位センサの出力から基準座標系X,
Y,Z軸に対する画像撮像部座標系U,V,W軸の傾き
を姿勢角θ(U),θ(V),θ(W)を算出する場合
を示す。この場合、姿勢角θ(U),θ(W)は上記
(9)式で得られる。ここで地磁気の伏角は未知として
良く、地磁気ベクトルDを下記(14)とする。
【0070】
【数11】
【0071】ここでベクトルD1を下記(15)とおく
と(16)式が得られる。
【0072】
【数12】
【0073】(16)式より(17)式が得られる。
【0074】
【数13】
【0075】(17)式より姿勢角θ(V)が下記(1
8)式で得ることができる。
【0076】
【数14】
【0077】また、位置検出部11を、図16に示すよ
うに、運動検出部14と位置姿勢計算部15で構成して
も良い。運動検出部14は、例えば加速度センサとジャ
イロからなり、画像撮像部1が視点を変えて撮像すると
きに、画像撮像部1が移動する過程における姿勢角変化
と並進運動成分を検出する。位置姿勢計算部15は検出
した画像撮像部1の姿勢角変化と並進運動成分から各視
点で得られた画像面の基準座標系に対する位置と姿勢を
算出する。この算出した各視点で得られた画像面の基準
座標系に対する位置と姿勢及び対応関係抽出部3が抽出
した特徴点Aiと対応点Biを基に3次元位置算出部4
で三角測量の原理を用いて各特徴点Aiの3次元位置を
算出する。
【0078】さらに、図17に示すように、運動計算部
16で基準座標系に対する各画像面の位置と姿勢を算出
するようにしても良い。この場合、運動計算部16は対
応関係抽出部3が抽出した特徴点Aiと対応点Biの対
応関係より視点間の画像撮像部1の位置変化と姿勢角変
化を求め、求めた位置変化と姿勢角変化より基準座標系
における各画像面の位置と姿勢を算出する。この算出し
た各視点で得られた画像面の基準座標系に対する位置と
姿勢及び対応関係抽出部3が抽出した特徴点Aiと対応
点Biを基に3次元位置算出部4で三角測量の原理を用
いて各特徴点Aiの3次元位置を算出する。
【0079】また、上記各実施例で投影部6において各
撮像画像を任意の位置と姿勢の画像面に再投影後、その
位置を微調整することにより合成画像の歪みを軽減する
ことができる。すなわち、被写体は一部が重なるよう撮
像されているので、再投影される画像面において、その
領域は重複して投影される。そこで第1視点から投影さ
れるこの重複部画像と第2視点から投影される重複部画
像のの(1)式に示す相関関数が最大となる微小量δ
x、δyを求め、第2視点から投影される全画像に対し
て、δx、δyだけ平行移動させる。ここで位置の微調
整は相互相関値を用いるものに限られず、サブピクセル
レベルの位置合わせを行っても良い。
【0080】次ぎにこの発明の他の実施例の撮像装置に
ついて説明する。この実施例の撮像装置は、図18の構
成図に示すように、画像撮像部1と3次元位置検出部1
7と平面算出部5aと投影部6a及び再調整部18を有
する。画像撮像部1は、図2(a)に示すように,平面
状の被写体10を視点を変えて撮像する。この視点を変
えて撮像するときに、撮像する画像の一部が必ずしも重
なり合っていなくても良い。3次元位置検出部17は、
例えば超音波やレーザーなどを用いた測距センサからな
り、視点を変えて撮像したときに撮像対象物平面の複数
の特徴点の距離を計測して各特徴点の3次元位置を検出
する。平面算出部5aは3次元位置検出部17で検出し
た各特徴点の3次元位置から、最小自乗法などにより、
被写体10の面の空間上での平面方程式を算出する。た
だし、この場合、算出した平面は各視点を基準とした平
面となり、視点の数だけ存在し、図19に示すように、
視点Onと視点O(n+1)で撮像したとき、視点On
を基準にした平面Gcnと視点O(n+1)を基準とし
た平面Gc(n+1)を算出する。投影部6aは視点O
nで撮像した画像Gnを平面Gcnへ再投影し、視点O
(n+1)で撮像した画像G(n+1)を平面Gc(n
+1)へ再投影する。再調整部18は画像Gnを投影し
た平面Gcnと画像G(n+1)を投影した平面Gc
(n+1)の位置と姿勢を調整して合成画像を得る。こ
の調整方法としては、画像Gnと画像G(n+1)に重
なる部分がある場合は、それらが適合するように調整
し、重なる部分がほとんどない場合は、画像Gnと画像
G(n+1)が滑らかにつながるよう調整する。投影部
6aは調整して合成画像を、必要ならば任意の仮想的な
視点の画像面Gpへ投影して新たな画像を得る。
【0081】上記のように構成した撮像装置の動作を図
20のフローチャートを参照して説明する。第1視点に
おいて画像撮像部1で対象物を撮像したときの画像Gn
を記憶し、3次元位置検出部17で撮像対象物平面の複
数の特徴点の距離を計測して、各特徴点の3次元位置を
求める。平面算出部5aは各特徴点の3次元位置により
画像撮像部1に対する対象平面Gcnの位置と姿勢を示
す平面方程式を算出する(ステップS31)。投影部6
aは算出した平面Gcnに撮像した画像Gnを投影する
(ステップS32)。次ぎに第2視点において画像撮像
部1で対象物を撮像したときの画像G(n+1)を記憶
し、3次元位置検出部17で撮像対象物平面の複数の特
徴点の距離を計測し、各特徴点の3次元位置を求める。
平面算出部5aは各特徴点の3次元位置から画像撮像部
1に対する対象平面Gc(n+1)の位置と姿勢を示す
平面方程式を算出する(ステップS33,S34)。投
影部6aは算出した平面Gc(n+1)に撮像した画像
G(n+1)を投影する(ステップS35)。再調整部
18は画像Gnを投影した平面Gcnと画像G(n+
1)を投影した平面Gc(n+1)の位置と姿勢を調整
して合成画像を得る(ステップS36)。この処理を視
点を変えて撮像するたびに繰り返し、所定の各視点で撮
像と処理が終了したら(ステップS37)、投影部6a
は合成した画像を別の画像面へ再投影する(ステップS
38)。
【0082】このように各視点で複数の特徴点の距離を
直接検出して対象平面の位置と姿勢を定めるから、対象
平面を算出する処理の高速化を図ることができる。
【0083】上記実施例は3次元位置検出部17に超音
波やレーザーなどを用いた測距センサを使用した場合に
ついて説明したが、画像撮像部1の画像面に対象物平面
上の特徴点が合焦したときのレンズと画像面の位置関係
から特徴点の距離を算出するようにしても良い。
【0084】また、図21に示すように、3次元位置検
出部17とともに姿勢算出部12を設け、3次元位置検
出部17で検出した各特徴点の3次元位置と姿勢算出部
12で得られた画像撮像部1の姿勢から基準座標系にお
ける平面方程式を算出することにより、対象平面の位置
と姿勢を示す平面方程式を算出するとき、姿勢角の調整
を行う必要がなく処理の高速化を図ることができる。
【0085】この場合の動作を図22のフローチャート
を参照して説明する。第1視点において、画像撮像部1
で対象物を撮像したときの画像Gnを記憶し、3次元位
置検出部17で撮像対象物平面の複数の特徴点の距離を
計測して、各特徴点の3次元位置を求め、姿勢算出部1
2で画像撮像部1の基準座標に対する姿勢を算出する。
平面算出部5aは各特徴点の3次元位置から、画像撮像
部1に対する対象平面の位置と姿勢を示す平面方程式を
算出する(ステップS41)。この平面方程式を画像撮
像部1の基準座標に対する姿勢をもとに基準座標へ変換
する(ステップS42)。投影部6aは変換した平面方
程式で示す平面に画像Gnを投影する(ステップS4
3)。次ぎに第2視点において画像撮像部1で対象物を
撮像したときの画像G(n+1)を記憶し、3次元位置
検出部17で撮像対象物平面の複数の特徴点の距離を計
測して、各特徴点の3次元位置を求め、姿勢算出部12
で画像撮像部1の基準座標に対する姿勢を算出する。平
面算出部5aは各特徴点の3次元位置から、画像撮像部
1に対する対象平面の位置と姿勢を示す平面方程式を算
出し(ステップS44,S45)、平面方程式を画像撮
像部1の基準座標に対する姿勢をもとに基準座標へ変換
する(ステップS46)。投影部6aは変換した平面方
程式で示す平面に画像G(n+1)を投影する(ステッ
プS47)。再調整部18は画像Gnを投影した平面と
画像G(n+1)を投影した平面の位置と姿勢を調整し
て合成画像を得る(ステップS48)。この処理を視点
を変えて撮像するたびに繰り返し、各視点で撮像と処理
が終了したら(ステップS49)、投影部6aは合成し
た画像を別の画像面へ再投影する(ステップS50)。
【0086】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、入力対
象平面をそれぞれ一部が重複するようにして複数の視点
から撮像した際の姿勢角の変化と視点の位置の変化及び
視点を変えたときの各画像の対応関係から各特徴点の3
次元位置を算出し、各特徴点の3次元位置を基に各特徴
点が存在する平面の情報を算出し、姿勢角変化と視点位
置変化及び平面の情報を基に、撮像した入力対象平面の
各画像を任意の同一画像面に投影して、複数の視点で撮
像した各画像を合成するようにしたから、姿勢角の変化
による影響を取り除いて、複数の視点から撮像した画像
を正確に復元することができる。
【0087】また、複数の視点から撮像した画像を合成
し、入力対象平面上の画像を復元するので、入力対象平
面上の画像が大きい場合及び入力対象平面を有する対象
物を移動できない場合であっても画像を撮像し復元をす
ることができる。
【0088】さらに、姿勢角と特徴点及び対応点を基に
視点を変えたときの並進運動成分を検出し、姿勢角と特
徴点と対応点及び並進運動成分を基に各特徴点の3次元
位置を算出して撮像した入力対象平面の各画像を任意の
同一画像面に投影するので、姿勢角の変化による影響を
取り除いて、複数の視点から撮像した画像をより正確に
合成することができる。
【0089】また、互いに直交する2軸方向又は3軸方
向の磁気方位で撮像するときの姿勢角を検出するので、
簡単でかつ正確に姿勢角を検出することができる。
【0090】さらに、重力方向と互いに直交する2軸方
向又は3軸方向の磁気方位で撮像するときの姿勢角を検
出することにより、より正確に姿勢角を検出することが
できる。
【0091】また、互いに直交する2軸周り又は3軸周
りの角速度から撮像するときの姿勢角を検出することに
より、磁気による方位検出が困難な場合であっても簡単
に撮像するときの姿勢角を検出することができる。
【0092】また、各視点において撮像した入力対象平
面の画像を投影した際に、その重複部分の相互相関値が
最大になるように投影位置及びスケールを微調整するの
で、歪のない高精度の画像を再生することができる。
【0093】また、視点を変えて撮像するときに、基準
座標系における画像面の位置と姿勢を算出し、各視点に
おける画像面の位置と姿勢角及び各画像の対応関係から
各特徴点の3次元座標値を算出して平面方程式を算出す
るから、平面状の被写体を分割撮像して合成するとき
に、歪みなしで合成することができ、簡単な構成で高精
細な画像を得ることができる。
【0094】また、各視点で撮像するときの姿勢角を算
出し、各視点で得られた画像面の基準座標系に対する姿
勢角を算出し、算出した画像面の基準座標系に対する姿
勢角と各視点で撮像した画像の対応関係から視点を変え
たときの並進移動成分を算出するから、視点を変えたと
きの位置と姿勢を簡単に検出することができ、各特徴点
の3次元座標値を算出して平面方程式を簡単に算出する
ことができる。
【0095】さらに、視点を移動するときの姿勢角の変
化と並進移動成分を加速度センサとジャイロ等で直接検
出することにより、画像情報を用いずに画像面の基準座
標系に対する位置と姿勢を算出することができ、撮像画
像にノイズが含まれていても、精度良く位置と姿勢を算
出することができる。
【0096】また、視点を変えて撮像した画像の対応関
係から視点間の姿勢変化と並進移動を算出することによ
り、撮像部の動きを検出するセンサが不要となり、装置
全体の構成を簡略化できる。
【0097】さらに、各視点で撮像した画像を合成する
ときに隣接画像間で位置合わせを行うから、良質な合成
画像を得ることができる。
【0098】また、複数の視点で撮像したときに、各視
点で入力対象平面の複数の点の距離を計測して入力対象
平面上の複数点の3次元位置を検出することにより撮像
対象物上の点の奥行きを直接検出し、検出した入力対象
平面上の複数点の3次元位置から、各視点毎に入力対象
平面上の各点を通る平面の平面方程式を算出し、算出し
た平面方程式で表せられる画像面に各視点で得られた撮
像画像を再投影して画像を合成し、画像を合成するとき
に各画像面の位置と姿勢を調整するから、姿勢角の調整
を行う必要がなく、処理を簡略化して高速化を図ること
ができる。
【0099】さらに、直接検出した撮像対象物上の点の
奥行きと各視点で撮像するときの姿勢から基準座標系に
おける平面方程式を算出することにより、対象平面の位
置と姿勢を示す平面方程式を算出するとき、姿勢角の調
整を行う必要がなく処理の高速化を図ることができる。
【0100】また、各視点で入力対象平面の複数の点の
距離を測距センサで直接検出することにより、複数の点
の距離を正確に測定でき、良質な画像を合成することが
できる。
【0101】さらに、入力対象平面上の点が画像面で合
焦するときのレンズと画像面の位置より入力対象平面の
複数の点の距離を算出することにより、精度の高い3次
元位置検出を簡単な構成で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】入力対象平面に対する第1画像及び第2画像の
関係を示す説明図である。
【図3】画像投影の原理を示す説明図である。
【図4】画像合成の原理を示す説明図である。
【図5】撮像装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施例の構成図である。
【図7】姿勢検出部の構成図である。
【図8】並進運動ベクトルを算出する原理を示す説明図
である。
【図9】第2の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】重力方向検出器を有する姿勢検出部の構成図
である。
【図11】ジャイロを有する姿勢検出部の構成図であ
る。
【図12】第3の実施例の構成図である。
【図13】第3の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図14】第4の実施例の構成図である。
【図15】基準座標系と画像撮像部座標系を示す説明図
であ。
【図16】第5の実施例の構成図である。
【図17】第6の実施例の構成図である。
【図18】第7の実施例の構成図である。
【図19】第7の実施例の画像合成を示す説明図であ
る。
【図20】第7の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図21】第8の実施例の構成図である。
【図22】第8の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 画像撮像部 2 運動検出部 3 対応関係抽出部 4 3次元位置算出部 5 平面算出部 6 投影部 7 調整部 8 姿勢検出部 9 並進運動検出部 11 位置検出部 12 姿勢算出部 13 並進計算部 14 運動検出部 15 位置姿勢計算部 16 運動計算部 17 3次元位置検出部 18 再調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/66 470J

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像撮像部と運動検出部と対応関係抽出
    部と3次元位置算出部と平面算出部と投影部を有し、 画像撮像部は先に撮像した画像と一部が重複するように
    して複数の視点から入力対象平面を撮像し、 運動検出部は画像撮像部による各撮像の際の視点におけ
    る画像撮像部の角度である姿勢角の変化及び視点の位置
    の変化を検出し、 対応関係抽出部はある視点で撮像した画像の重複部分か
    ら複数の特徴点を抽出し、他の視点で撮像した画像上の
    特徴点に相当する対応点を抽出し、 3次元位置算出部は運動検出部が検出した姿勢角変化と
    視点位置変化及び対応関係抽出部が抽出した特徴点と対
    応点を基に各特徴点の3次元位置を算出し、 平面算出部は対応関係抽出部が抽出した各特徴点が同一
    平面上にあるものとして、3次元位置算出部が計測した
    各特徴点及び各対応点の3次元位置を基に各特徴点が存
    在する平面の情報を算出し、 投影部は運動検出部が検出した姿勢角変化及び視点位置
    変化並びに平面算出部が算出した平面の情報を基に、画
    像撮像部が撮像した各画像を任意の同一画像面に投影し
    て複数の視点から撮像した画像を合成することを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 画像撮像部と姿勢検出部と対応関係抽出
    部と並進運動検出部と3次元位置算出部と平面算出部と
    投影部を有し、 画像撮像部は先に撮像した画像と一部が重複するように
    して複数の視点から入力対象平面を撮像し、 姿勢検出部は画像撮像部による各撮像の際の視点におけ
    る画像撮像部の角度である姿勢角を検出し、 対応関係抽出部はある視点で撮像した画像の重複部分か
    ら複数の特徴点を抽出し、他の視点で撮像した画像上の
    特徴点に相当する対応点を抽出し、 並進運動検出部は姿勢検出部が検出した姿勢角並びに対
    応関係抽出部が抽出した特徴点及び対応点を基に画像撮
    像部の並進運動成分を検出し、 3次元位置算出部は姿勢検出部が検出した姿勢角と対応
    関係抽出部が抽出した特徴点と対応点及び並進運動検出
    部が検出した並進運動成分を基に各特徴点の3次元位置
    を算出し、 平面算出部は対応関係抽出部が抽出した各特徴点が同一
    平面上にあるものとして、3次元位置算出部が計測した
    各特徴点の3次元位置を基に各特徴点が存在する平面の
    情報を算出し、 投影部は姿勢検出部が検出した姿勢角、並進運動検出部
    が検出した各特徴点の並進運動成分並びに平面算出部が
    算出した平面の情報を基に、画像撮像部が撮像した各画
    像を任意な同一画像面に投影して複数の視点から撮像し
    た画像を合成することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記姿勢検出部は互いに直交する2軸方
    向又は3軸方向の磁気を検出する磁気検出部を備える請
    求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記姿勢検出部は互いに直交する2軸方
    向又は3軸方向の磁気を検出する磁気検出部と重力方向
    を検出する重力方向検出部とを備える請求項2記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 上記姿勢検出部は互いに直交する2軸周
    り又は3軸周りの角速度を検出する角速度検出部を備え
    る請求項2記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記各視点において撮像した入力対象平
    面の画像を投影した際にその重複部分の相互相関値が最
    大になるように投影位置及びスケールを微調整する調整
    部を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 画像撮像部と位置検出部と対応関係抽出
    部と3次元位置算出部と平面算出部及び投影部を有し、 画像撮像部は先に撮像した画像と一部が重複するように
    して複数の視点から入力対象平面を撮像し、 位置検出部は複数の視点における画像面の位置と姿勢角
    を検出し、 対応関係抽出部はある視点で撮像した画像の重複部分か
    ら複数の特徴点を抽出し、他の視点で撮像した画像上の
    特徴点に相当する対応点を抽出し、 3次元位置算出部は位置検出部が検出した複数の視点に
    おける画像面の位置と姿勢角及び対応関係抽出部が抽出
    した特徴点と対応点を基に特徴点に相当する入力対象平
    面上の各点の3次元位置を算出し、 平面算出部は3次元位置算出部で算出した入力対象平面
    上の各点の3次元位置から、入力対象平面上の各点を通
    る平面の情報を示す平面方程式を算出し、 投影部は平面算出部で算出した平面方程式で表せられる
    画像面に各視点で得られた撮像画像を再投影して画像を
    合成することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記位置検出部は各視点における画像撮
    像部の姿勢角を算出する姿勢算出部と、算出した姿勢角
    の各視点で得られた画像面の基準座標系に対する姿勢角
    を算出し、算出した画像面の基準座標系に対する姿勢角
    と対応関係抽出部で得られた対応関係により画像撮像部
    の並進移動成分を算出する並進計算部を有する請求項7
    記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 上記位置検出部は画像撮像部が視点を移
    動するときの姿勢角の変化と並進移動成分を検出する運
    動検出部と、検出した姿勢角の変化と並進移動成分に基
    づき各視点で得られた画像面の基準座標系に対する位置
    と姿勢を算出する位置姿勢計算部を有する請求項7記載
    の撮像装置。
  10. 【請求項10】 上記位置検出部は対応関係抽出部で得
    られた複数の特徴点と対応点の位置関係から視点間の姿
    勢変化と並進移動を算出する運動計算部からなる請求項
    7記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 上記姿勢検出部が加速度センサと磁気
    方位センサとジャイロのいずれか又はそれらの組み合わ
    せである請求項8記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 上記運動検出部が加速度センサとジャ
    イロである請求項9記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 上記投影部で再投影するときに、隣接
    画像間で位置合わせを行う請求項7乃至12のいずれか
    に記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 画像撮像部と3次元位置検出部と平面
    算出部と投影部及び再調整部を有し、 画像撮像部は複数の視点から入力対象平面を撮像し、 3次元位置検出部は入力対象平面の複数の点の距離を計
    測して入力対象平面上の複数点の3次元位置を検出し、 平面算出部は3次元位置検出部で検出した入力対象平面
    上の複数点の3次元位置から、各視点毎に入力対象平面
    上の各点を通る平面の情報を示す平面方程式を算出し、 投影部は平面算出部で算出した平面方程式で表せられる
    画像面に各視点で得られた撮像画像を再投影して画像を
    合成し、 再調整部は投影部で画像を合成するときに各画像面の位
    置と姿勢を調整することを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 画像撮像部と3次元位置検出部と姿勢
    検出部と平面算出部と投影部及び再調整部を有し、 画像撮像部は複数の視点から入力対象平面を撮像し、 3次元位置検出部は入力対象平面の複数の点の距離を計
    測して入力対象平面上の複数点の3次元位置を検出し、 姿勢検出部は各視点における画像撮像部の姿勢角を検出
    し、 平面算出手段は3次元位置検出部で検出した入力対象平
    面上の点の3次元位置と姿勢検出部で検出した各視点に
    おける画像撮像部の姿勢角とから、各視点毎に入力対象
    平面上の各点を通る平面の情報を示す平面方程式を算出
    し、 投影部は平面算出部で算出した平面方程式で表せられる
    画像面に各視点で得られた撮像画像を再投影して画像を
    合成し、 再調整部は投影部で画像を合成するときに各画像面の位
    置と姿勢を調整することを特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 上記3次元位置検出部は測距センサか
    らなる請求項14又は15記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 上記3次元位置検出部は入力対象平面
    上の点が画像面で合焦するときのレンズと画像面の位置
    より入力対象平面の複数の点の距離を算出する請求項1
    4又は15記載の撮像装置。
  18. 【請求項18】 先に撮像した画像と一部が重複するよ
    うにして複数の視点から入力対象平面を撮像し、各撮像
    の際の視点における撮像角度である姿勢角の変化及び視
    点の位置の変化を検出し、先に撮像した画像から複数の
    特徴点を抽出し、特徴点を抽出した画像の次ぎに撮像し
    た画像において先の画像で抽出した特徴点に対応する点
    である対応点を抽出し、検出した姿勢角変化及び視点位
    置変化並びに抽出した特徴点及び対応点を基に各特徴点
    の3次元位置を算出し、抽出した各特徴点が同一平面上
    にあるものとして、計測した各特徴点の3次元位置を基
    に各特徴点が存在する平面の情報を算出し、検出した姿
    勢角変化及び視点位置変化並びに算出した平面の情報を
    基に、入力対象平面を撮像した各画像を任意な同一画像
    面に投影して、複数の視点から撮像した画像を合成する
    ことを特徴とする撮像画像合成方法。
  19. 【請求項19】 先に撮像した画像と一部が重複するよ
    うにして複数の視点から入力対象平面を撮像し、各撮像
    の際の視点における撮像角度である姿勢角を検出し、先
    に撮像した画像から複数の特徴点を抽出し、特徴点を抽
    出した画像の次ぎに撮像した画像において先の画像で抽
    出した特徴点に対応する点である対応点を抽出し、検出
    した姿勢角並びに抽出した特徴点及び対応点を基に視点
    を変えたときの並進運動成分を検出し、検出した姿勢角
    と抽出した特徴点と対応点及び視点を変えたときの並進
    運動成分を基に各特徴点の3次元位置を算出し、抽出し
    た各特徴点が同一平面上にあるものとして、計測した各
    特徴点の3次元位置を基に各特徴点が存在する平面の情
    報を算出し、検出した姿勢角、算出した平面の情報並び
    に検出した各特徴点の並進運動成分を基に、入力対象平
    面を撮像した各画像を任意な同一画像面に投影して、複
    数の視点から撮像した画像を合成することを特徴とする
    撮像画像合成方法。
  20. 【請求項20】 先に撮像した画像と一部が重複するよ
    うにして複数の視点から入力対象平面を撮像し、複数の
    視点における画像面の位置と姿勢角を検出し、ある視点
    で撮像した画像の重複部分から複数の特徴点を抽出し、
    他の視点で撮像した画像上の特徴点に相当する対応点を
    抽出し、検出した複数の視点における画像面の位置と姿
    勢角及び抽出した特徴点と対応点を基に特徴点に相当す
    る入力対象平面上の各点の3次元位置を算出し、算出し
    た入力対象平面上の各点の3次元位置から、入力対象平
    面上の各点を通る平面の情報を示す平面方程式を算出
    し、算出した平面方程式で表せられる画像面に各視点で
    得られた撮像画像を再投影して画像を合成することを特
    徴とする撮像画像合成方法。
  21. 【請求項21】 上記各視点において撮像した入力対象
    平面の画像の重複部分の相互相関値が最大になるように
    投影位置及びスケールを微調整する請求項18,19又
    は20記載の撮像画像合成方法。
  22. 【請求項22】 複数の視点から入力対象平面を撮像
    し、入力対象平面の複数の点の距離を計測して入力対象
    平面上の複数点の3次元位置を検出し、検出した入力対
    象平面上の複数点の3次元位置から、各視点毎に入力対
    象平面上の各点を通る平面の情報を示す平面方程式を算
    出し、算出した平面方程式で表せられる画像面に各視点
    で得られた撮像画像を再投影して画像を合成し、画像を
    合成するときに各画像面の位置と姿勢を調整することを
    特徴とする撮像画像合成方法。
  23. 【請求項23】 複数の視点から入力対象平面を撮像
    し、入力対象平面の複数の点の距離を計測して入力対象
    平面上の複数点の3次元位置を検出し、各視点で撮像す
    るときの画像撮像部の姿勢角を検出し、検出した入力対
    象平面上の点の3次元位置と検出した各視点における画
    像撮像部の姿勢角とから、各視点毎に入力対象平面上の
    各点を通る平面の情報を示す平面方程式を算出し、算出
    した平面方程式で表せられる画像面に各視点で得られた
    撮像画像を再投影して画像を合成し、画像を合成すると
    きに各画像面の位置と姿勢を調整することを特徴とする
    撮像画像合成方法。
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