JPH11136218A - データ伝送システム、データ送信装置およびデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送システム、データ送信装置およびデータ伝送方法

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JPH11136218A
JPH11136218A JP29463697A JP29463697A JPH11136218A JP H11136218 A JPH11136218 A JP H11136218A JP 29463697 A JP29463697 A JP 29463697A JP 29463697 A JP29463697 A JP 29463697A JP H11136218 A JPH11136218 A JP H11136218A
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JP29463697A
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Takashi Kiriyama
隆 桐山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ長が短い場合にダミーデータを付加し
て誤り訂正符号化しているため、処理時間が増加すると
ともに伝送効率が悪かった。 【解決手段】 送信側において送信対象となる可変長符
号化データbnのデータ長Lをデータ長検出部12で検
出し、誤り訂正符号化部13および誤り訂正符号化制御
部14で誤り訂正能力が一定の基準以上になるとともに
冗長ビットが最少となるような誤り訂正符号化を行い、
フレーム構成部17でその誤り訂正符号化処理の内容を
付加して送出するとともに、受信側の誤り訂正復号化部
23および誤り訂正復号化制御部24で同内容に応じた
誤り訂正復号化を行うようにしたため、処理時間の増加
を抑えるとともに伝送効率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送システ
ム、データ送信装置およびデータ伝送方法に関し、特
に、伝送データの誤り訂正符号化を行う場合のデータ伝
送システム、データ送信装置およびデータ伝送方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ伝送装置の一例と
して、図7に示す特開平4−129351号公報に開示
されたものが知られている。同図において、入力端子に
はディジタル映像信号が入力されており、まず圧縮符号
化回路110において所定の符号化処理が行われる。こ
の符号化処理としては、圧縮符号化レートが時間と共に
変動するエントロピー符号化処理などが用いられてい
る。例えば、入力されたディジタル信号が図8(a)に
示すように周期Tで連続する一定数の画素数からなる画
素ブロックで構成されるものとすると、各画素ブロック
は圧縮化符号化回路110で圧縮されてその出力映像信
号は同図(b)などに示すようになる。
【0003】圧縮化符号化回路110の出力映像信号
は、セル化回路120に入力されて各画素ブロックを図
8(c)に示すように所定サイズのセルで再構成する。
もちろん、圧縮された各画素ブロックのデータ量がセル
の整数倍に一致するとは限らないため、同図(c)に示
すように実データが入らない余りの部分が生じることが
ある。この場合、例えば同余りの部分に「0」などのダ
ミーデータがセットされることになる。
【0004】次に、セル化回路120の出力は可変長セ
ルブロック化回路130に入力されてセル化された画像
ブロックを可変長セルブロックとして訂正符号化回路1
40に出力される。この誤り訂正符号化回路140は、
入力された可変長セルブロックに対して所定の誤り訂正
符号化処理を行って出力する。ここにおいて、入力が可
変長セルブロックであることから、誤り訂正符号化回路
140の出力は図9に示すようになる。同図において、
Pn−1,Pn−2(n:正の整数)は検査用セルを示
しており、図からも明らかなように各可変長セルブロッ
クには2セルずつの検査用ブロックが含まれているもの
とする。
【0005】このように、可変長セルブロックに対する
誤り訂正符号化処理は、実データよりも長い固定長セル
ブロックを仮定して、実際の可変長セルブロックとの差
分にあたる余りの部分には上述したようにダミーデータ
をセットして行われる。
【0006】また、別の一例として図10に示す特開平
8−195747号公報に開示されたものが知られてい
る。同図において、VBRエンコーダ205は、可変レ
ート(VBR)情報、例えば、画像符号化回路から画像
符号化データなどをVBRデータとして出力し、さらに
このVBRデータに同期したソースクロック(SC)を
出力する。このVBRデータはVBカウンタ210を備
えた送信バッファ215に入力され、同ソースクロック
はM分周器(1/M)220に入力されて1/Mに分周
され、情報発生周期信号(CR)としてVBカウンタ2
10およびパケット対応部225に入力される。
【0007】送信バッファ215は情報発生周期信号毎
にVBRデータを一時蓄積するとともにVBRデータ量
をVBカウンタ210を用いてカウントする。そして、
パケット対応部225は、同情報発生周期信号毎にVB
カウンタ210のカウント値分だけ送信バッファ215
からVBRデータを読み出してパケット化する。ここに
おいて、VBカウンタ210のカウント値は情報発生周
期信号毎にゼロクリアされるのは言うまでもない。
【0008】パケット対応部225がVBRデータを読
み出したら、CRC演算部(図中、CRC)230でC
RC演算を行ってCRCビットを付加してパケット化し
て出力する。このとき、パケット長が後述するセル対応
部240で扱うデータ長(48バイト)の整数倍となる
ように、ダミーデータ付与部(図中PAD−A)235
でダミーデータ(DD)と、同ダミーデータ長を表す情
報(DL)を生成して上記VBRデータに付与してパケ
ット化する。
【0009】そして、パケット対応部225から出力さ
れたパケットは、セル対応部240で複数の固定長セグ
メントに分割され、各固定長セグメントはATM送信対
応部(図中、ATM−S)245でATMセルヘッダが
付与され、セルとしてATM伝送路250へ出力され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
伝送システムにおいては、次のような課題があった。前
者、後者いずれの場合においても、実際のデータ長が短
い場合にダミーデータを付加して誤り訂正符号化処理等
を行って一定の冗長ビットを付加するようにしているた
め、処理時間の増加と伝送効率の悪化を招くことにな
る。
【0011】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので処理時間の増加を抑えるとともに、伝送効率を向
上させることが可能なデータ伝送システム、データ送信
装置およびデータ伝送方法の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、一定のフレーム構成から
なる可変長データを連続的に送信するデータ送信装置
と、この可変長データを受信するデータ受信装置とから
なるデータ伝送システムであって、同データ送信装置
は、同可変長データのデータ長を検出するデータ長検出
手段と、検出された可変長データのデータ長に応じて当
該可変長データに対する誤り訂正能力が一定の基準以上
になるとともに同誤り訂正により付加される冗長ビット
が最少となるように誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号
化手段と、誤り訂正符号化後の誤り訂正符号化データを
送信するにあたり、同誤り訂正符号化データに対して行
った誤り訂正符号化処理の内容を合わせて送信する送信
手段とを備え、上記データ受信装置は、受信した上記誤
り訂正符号化データを当該誤り訂正符号化データに対す
る誤り訂正符号化処理の内容に基づいて誤り訂正復号化
を行う誤り訂正復号化手段とを備えた構成としてある。
【0013】すなわち、データ送信装置は一定のフレー
ム構成からなる可変長データを連続送信することを前提
としており、データ長検出手段が送信対象の可変長デー
タのデータ長を検出すると、誤り訂正符号化手段がこの
データ長に応じて、同可変長データに対する誤り訂正能
力が一定の基準以上になるとともに同誤り訂正により付
加される冗長ビットが最少となるような誤り訂正符号化
を行って冗長ビットを付加する。すると、送信手段が誤
り訂正符号化後の誤り訂正符号化データと、当該誤り訂
正符号化データに対して行った誤り訂正符号化処理の内
容とをあわせてデータ受信装置に送信する。データ受信
装置がこれらのデータを受信すると、誤り訂正復号化手
段が同誤り訂正符号化処理の内容に基づいて同誤り訂正
符号化データを復号化して元に戻す。
【0014】ここにおいて、誤り訂正能力が一定の基準
以上となるように誤り訂正符号化を行うとは次のような
ことを意味する。例えば、ある可変長データにおいてデ
ータ長が「L」であり、必要最低限な誤り訂正用の冗長
ビットが「T」であったとする。ここで、別の可変長デ
ータのデータ長が「L/2」であったとすると、誤り訂
正用の冗長ビットが「T/2」となる誤り訂正符号化を
行うことになる。
【0015】また、上記送信手段は、誤り訂正符号化処
理の内容を送信するが、その内容としては同誤り訂正符
号化処理を直接的に表すものであってもよいし、この誤
り訂正符号化処理が可変長データのデータ長に依存する
ことから同データ長を送信するようにしてもよい。後者
の場合、同データ長を受信したデータ受信装置の側で同
データ長に応じた誤り訂正復号化処理を行えばよいこと
になる。
【0016】このようにして、可変長データのデータ長
に応じて誤り訂正符号化処理を行う構成の好適な一例と
して、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のデー
タ伝送システムにおいて、上記誤り訂正符号化手段は、
予め上記可変長データのデータ長に対する誤り訂正符号
化処理の内容を記憶しており、上記検出された可変長デ
ータのデータ長に応じて誤り訂正符号化処理を選択して
実行する構成としてある。
【0017】すなわち、誤り訂正符号化手段は、予め上
記可変長データのデータ長に対する誤り訂正符号化処理
の内容を記憶しており、上記のようにして送信対象のデ
ータ長を検出すると、このデータ長を用いて検索するな
どして対応する誤り訂正符号化処理の内容を取得して実
際の処理を行う。
【0018】上述したものは、主にランダム誤りの発生
に対処するものであった。一方、バースト誤りに関して
は、誤り訂正用の冗長ビットが「T」から「T/2」に
なると、それに比例して訂正ビット数も半分になってし
まうため、誤り訂正しきれない場合がある。そこで、こ
のバースト誤りに対処する場合の好適な一例として、請
求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2のいず
れかに記載のデータ伝送システムにおいて、上記送信手
段は、データ長の短い誤り訂正符号化データが連続する
場合に同連続した誤り訂正符号化データをインタリーブ
するとともに、データを送信するにあたり、インタリー
ブの有無を示すインタリーブ情報をあわせて送信し、上
記誤り訂正復号化手段は、上記インタリーブ情報に基づ
いてインタリーブの有無を検出し、インタリーブ有りの
場合にデインタリーブしてから上記誤り訂正復号化を行
う構成としてある。
【0019】すなわち、送信手段はデータ長の短い誤り
訂正符号化データが連続することを検知すると、この連
続する誤り訂正符号化データをインタリーブし、インタ
リーブの有無を示すインタリーブ情報を合わせて送信す
る。すると、データ受信装置の誤り訂正復号化手段は、
同インタリーブ情報に基づいて受信データがインタリー
ブされているか否かを検知し、インタリーブされていれ
ばデインタリーブしてから上記誤り訂正復号化を行う。
【0020】このようにして、連続する誤り訂正符号化
データをインタリーブするにあたっては、二つの連続す
る誤り訂正符号化データをインタリーブするようにして
もよいし、三つ以上の連続する誤り訂正符号化データを
インタリーブするようにしてもよい。前者の場合におい
て、インタリーブする具体的な構成の一例として、請求
項4にかかる発明は、請求項3に記載のデータ伝送シス
テムにおいて、上記送信手段は、上記誤り訂正符号化デ
ータを入力するとともに、二つの出力路に選択的に出力
する第一のセレクタと、この第一のセレクタの二つの出
力路に介在して一の誤り訂正符号化データを記憶する第
一および第二のメモリと、この第一および第二のメモリ
に記憶された誤り訂正符号化データを選択的に読み出し
て出力する第二のセレクタと、二つのデータ長の短い誤
り訂正符号化データが連続する場合に、上記第一のセレ
クタにおいて連続する誤り訂正符号化データを各々異な
る出力路に出力させ、上記第二のセレクタにおいて上記
第一のメモリおよび第二のメモリに記憶された誤り訂正
符号化データを交互に読み出してインタリーブ後のデー
タを出力させる制御回路とを備えた構成としてある。
【0021】すなわち、連続する二つの誤り訂正符号化
データをインタリーブする場合、制御回路が第一のセレ
クタにおいて各々の誤り訂正符号化データを異なる出力
路から出力させると、それぞれの誤り訂正符号化データ
は第一のメモリと第二のメモリに記憶される。その後、
同制御回路は第二のセレクタにおいて同第一のメモリと
第二のメモリに記憶された誤り訂正符号化データを交互
に読み出させる。すると、この第二のセレクタの出力は
二つの誤り訂正符号化データがインタリーブされて出力
される。
【0022】データを送信するデータ送信装置とデータ
を受信するデータ受信装置とからデータ伝送システムが
構成されるとしも、いずれか一方の装置は単独で存在し
得るため、請求項5にかかる発明は、一定のフレーム構
成からなる可変長データを連続的に送信するデータ送信
装置であって、同可変長データのデータ長を検出するデ
ータ長検出手段と、検出された可変長データのデータ長
に応じて当該可変長データに対する誤り訂正能力が一定
の基準以上になるとともに同誤り訂正により付加される
冗長ビットが最少となるように誤り訂正符号化を行う誤
り訂正符号化手段と、誤り訂正符号化後の誤り訂正符号
化データを送信するにあたり、同誤り訂正符号化データ
に対して行った誤り訂正符号化処理の内容を合わせて送
信する送信手段とを備えた構成としてある。
【0023】すなわち、データ伝送システムはデータ送
信装置とデータ受信装置に大別できるため、データ送信
装置のみに発明の思想が反映されるものであっても有効
に機能すると言える。
【0024】データ送信時に誤り訂正符号化して送信
し、データ受信側で復号化する手法は必ずしも実体のあ
る装置に限られる必要もなく、その一例として、請求項
6にかかる発明は、データ送信装置にて一定のフレーム
構成からなる可変長データを連続的に送信し、データ受
信装置にて同可変長データを受信するデータ伝送方法で
あって、同データ送信装置にて上記可変長データのデー
タ長を検出し、検出された可変長データのデータ長に応
じて当該可変長データに対する誤り訂正能力が一定の基
準以上になるとともに同誤り訂正により付加される冗長
ビットが最少となるように誤り訂正符号化を行い、誤り
訂正符号化後の誤り訂正符号化データを送信するにあた
り、同誤り訂正符号化データに対して行った誤り訂正符
号化処理の内容を合わせて送信し、上記データ受信装置
にて受信した上記誤り訂正符号化データを当該誤り訂正
符号化データに対する誤り訂正符号化処理の内容に応じ
て誤り訂正復号化を行う構成としてある。
【0025】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるデータ伝送システムを概略ブロック図により示して
いる。同図において、データ送信装置10とデータ受信
装置20は、所定のネットワーク網30を介して接続さ
れており、このネットワーク網30を介してデータ送信
装置10の側からデータ受信装置20の側へデータ伝送
が可能となっている。
【0027】データ送信装置10の側の入力端子には、
図2(a)に示すように一定のフレーム構成からなる固
定長Nの入力データan(n:正の整数)が連続的に入
力されており、可変長符号化部11では、入力される各
データに対して所定の可変長符号化処理を行って同図
(b)に示すようなデータ長Lの可変長符号化データb
nを生成し、データ長検出部12および誤り訂正符号化
部13に出力する。なお、説明の便宜上、可変長符号化
データbnは「20,40,60,80」バイトの範囲
で変動するものとする。この可変長符号化処理として
は、例えば、通常の圧縮処理などが該当する。圧縮処理
においては、入力データ内容に依存して圧縮率も異なる
ことから、入力データが固定長であっても入力データに
応じて可変長符号化データbnが生成されることにな
る。
【0028】データ長検出部12は、入力された可変長
符号化データbnのデータ長Lを検出し、誤り訂正符号
化制御部14および後述するインタリーブ制御部16に
出力する。他方、誤り訂正符号化部13は、いわゆるリ
ードソロモン符号化方法を採用して可変長符号化データ
bnに対して誤り訂正符号化処理を行い、誤り訂正用の
冗長ビットTを付加する。なお、実際の誤り訂正符号化
処理は誤り訂正符号化制御部14により指示され、次に
その具体的な態様について説明する。
【0029】誤り訂正符号化制御部14は、予め設定さ
れたランダム誤り訂正能力Pを保ちつつ、かつ、付加さ
れる冗長ビットTが最少となる誤り訂正符号化方法を選
択するとともに、その選択信号Sを誤り訂正符号化部1
3に送出し、この選択信号Sに基づいて実際のリードソ
ロモン符号化処理を行わせる。
【0030】本実施形態においては、リードソロモン符
号化方法を採用しているが、誤り訂正符号化方法として
は種々のものを適用可能であって特に限定されるもので
はない。従って、例えばBCH符号化方法を採用するこ
とも可能であるし、誤り検出のみでよい場合にはCRC
方法やパリティチェック方法を採用することも可能であ
る。
【0031】ここにおいて、ランダム誤り訂正能力Pと
は、ネットワーク網30の品質等の種々の要因により決
定すればよく、本実施形態においては、「20,40,
60,80」バイトの可変長符号化データbnに対して
それぞれ「4,8,12,16」バイトの冗長ビットT
を付加する。以下、データ長Lの可変長データに対する
リードソロモン符号化処理を行うことを、RS(L+
T,L)と表すものとする。例えば、データ長Lが「2
0」バイトの可変長符号化データbnに対するリードソ
ロモン符号化処理はRS(24,20)と表されること
になる。この場合、最大「2」バイトまでの誤りに対し
ての訂正能力を有することを意味する。なお、本実施形
態においては、可変長符号化データとして「20,4
0,60,80」バイトのデータ長のデータを対象とし
ているが、もちろん、可変長符号化データのデータ長は
任意であることは言うまでもない。
【0032】ここで、データ長Lと、これに対応するリ
ードソロモン符号化方法をまとめたテーブルを図3に示
す。同図からも明らかなように、いずれのデータ長の可
変長符号化データbnにおいても、誤り訂正能力、すな
わち冗長ビットTに対するデータ長Lの比T/Lは、
「1/5」となっており、一定のランダム誤り訂正能力
Pを保持していることが分かる。誤り訂正符号化制御部
14は、予め同図に示すようなテーブルを保持してお
り、上記のようにしてデータ長検出部12から検出され
た可変長符号化データbnのデータ長Lが入力される
と、同テーブルを検索して誤り訂正符号化方法を決定
し、この決定した方法を選択信号Sとして送出してい
る。
【0033】従って、データ長検出部12が可変長符号
化データbnのデータ長を検出することからデータ長検
出手段を構成し、誤り訂正符号化制御部14の制御のも
とで誤り訂正符号化部13が実際の誤り訂正符号化処理
を行うことからこれらのハードウェアが誤り訂正符号化
手段を構成する。
【0034】誤り訂正符号化部13から出力される誤り
訂正符号化データcnは、図2(c)に示すように表さ
れ、この誤り訂正符号化データcnはインタリーブ部1
5に入力される。ところで、図3にも示すように、各誤
り訂正符号化方法の冗長ビット数と誤り訂正能力には一
定の比例関係があり、例えば、RS(24,20)のリ
ードソロモン符号化方法においては誤り訂正能力が
「2」バイトであるのに対し、RS(96,80)のリ
ードソロモン符号化方法にあっては「8」バイトとなっ
ている。ここにおいて、例えばバースト誤りの発生が考
えられるネットワークにおいて、仮に「3」バイト以上
のバースト誤りが発生するものとする。すると、RS
(24,20)の誤り訂正符号化方法では訂正すること
ができない結果となる。そこで、バースト誤りに対する
一定のバースト誤り訂正能力Q(上記の例においては、
Q=「3」バイト)を設定し、このバースト誤り訂正能
力Qに満たない誤り訂正符号化処理が行われた誤り訂正
符号化データcnを検出した場合に、インタリーブ部1
5は後続の誤り訂正符号化データcn+1を用いてイン
タリーブし、インタリーブデータdn(インタリーブさ
れる場合はdn,n+1)を出力する。以下、バースト
誤り訂正能力Qに「3」バイトが設定されたものとして
説明する。
【0035】バースト誤り訂正能力Qに満たない誤り訂
正符号化処理が行われたか否かの判断は、端的には可変
長符号化データbnのデータ長Lに基づいて行うことが
できる。例えば、バースト誤り訂正能力Qは「3」ビッ
トであるから、可変長符号化データbnのデータ長Lが
「20」バイトの場合には訂正しえないものと判断すれ
ばよいことになる。上述したようにインタリーブ制御部
16には可変長符号化データbnのデータ長Lが入力さ
れており、バースト誤り訂正能力Qを与えることにより
インタリーブの要否を判断している。そして、所定のイ
ンタリーブ制御信号Iをインタリーブ部15と、後述す
るフレーム構成部17に出力し、インタリーブ部15は
このインタリーブ制御信号Iに従ってインタリーブを実
行する。
【0036】このインタリーブ制御信号Iは、インタリ
ーブ実行の指示を行うのみならず、インタリーブを行う
際の比率(cn):(cn+1)を表しており、便宜上
インタリーブ制御信号IをI(x,y)(x=bn/2
0,y=(bn+1)/20)と表すものとする。イン
タリーブ制御部16は図4に示すようなテーブルを備え
ており、可変長符号化データbnのデータ長Lとして
「20」バイトを検出した場合に、後続の可変長符号化
データbn+1のデータ長Lを取得し、両者の値を用い
て上記テーブルを検索して対応するインタリーブ制御信
号Iを決定する。なお、可変長符号化データbnのデー
タ長が「20」バイトより大きければ、yの値には自動
的に「0」がセットされてインタリーブを行わないこと
を意味する。
【0037】従って、図2(c)で示される誤り訂正符
号化データcnにおいて、c1,c2はインタリーブさ
れずにそれぞれそのままインタリーブデータd1,d2
として出力され、c3とc4、c5とc6、c7とc8
がそれぞれインタリーブされてそれぞれd3,4と、d
5,6と、d7,8として出力されることになる。
【0038】ここで、インタリーブ部15での具体的な
処理方法について説明する。インタリーブ部15は図5
に示すように構成され、誤り訂正符号化データcnを入
力して二つの出力路のいずれか一方に選択的に出力する
第一のセレクタ14aと、この二つの出力路に介在して
誤り訂正符号化データcnを記憶する第一のメモリ14
b、第二のメモリ14cと、入力側に誤り訂正符号化デ
ータcnのデータ伝送路と第一のメモリ14bと第二の
メモリ14cとを接続し、いずれか一つの入力を選択的
に出力する第二のセレクタ14dと、第一のセレクタ1
4aおよび第二のセレクタ14dのそれぞれの動作を制
御するための制御信号S1,S2を発信する制御信号発
生部14eとからなる。
【0039】図において、制御信号発生部14eは、イ
ンタリーブ制御部16からのインタリーブ制御信号Iを
入力してその内容を解析する。そして、インタリーブを
実行する必要が無いこと(y=0)を検知した場合、第
一のセレクタ14aを動作させないようにするととも
に、第二のセレクタ14dに誤り訂正符号化データの伝
送路(Sel1)のデータを選択して出力させる。すな
わち、誤り訂正符号化データcnがそのまま出力される
ことになる。
【0040】一方、インタリーブを実行する必要がある
(y≠0)ことを検知した場合、第一のセレクタ14a
の動作を制御して先行の誤り訂正符号化データcnを第
一のメモリ14bに出力させて記憶し、後続の誤り訂正
符号化データcn+1を第二のメモリ14cに出力させ
て記憶する。その後、第二のセレクタ14dの動作を制
御して第一のメモリ14bに記憶された誤り訂正符号化
データcn(Sel2)と、第二のメモリ14cに記憶
された誤り訂正符号化データcn+1(Sel3)とを
交互に読み出して出力させる。このとき、先行の誤り訂
正符号化データcnのデータを「1」バイト読み出した
ら、後続の誤り訂正符号化データcn+1を「y」バイ
ト読み出すようにする。
【0041】すると、図2(d)に示すインタリーブデ
ータd3,4と、d5,6と、d7,8は、図6に示す
ようになる。この図6からも明らかなようにインタリー
ブ後のインタリーブデータに対して、バースト誤り訂正
能力Qである「3」バイトのバースト誤りが発生した場
合であっても、インタリーブ前の誤り訂正符号化データ
cnの単位でみれば、最大でも「2」バイトのバースト
誤りにしか見えないことになる。
【0042】インタリーブ部15から出力されたインタ
リーブデータdnはフレーム構成部17に入力される。
このフレーム構成部17は、上述したようにインタリー
ブ制御信号Iが入力されており、図2(e)に示すよう
に、予め定められた規則に従ってインタリーブデータd
nに対してインタリーブ制御信号Iと所定のフレームス
タートコード(ユニークワード)を多重化してフレーム
データenを形成し、ネットワーク網30に送出する。
すなわち、インタリーブ制御部16の制御のもとでイン
タリーブ部15においてインタリーブデータdnを作成
し、フレーム構成部17においてリードソロモン符号化
方法とインタリーブ比率を表すインタリーブ制御信号I
を付加してフレームデータを形成して送出しており、こ
れらのハードウェア構成が送信手段を構成することにな
る。
【0043】本実施形態においては、連続する二つの誤
り訂正符号化データcn,cn+1をインタリーブする
構成としているが、三つ以上の連続する誤り訂正符号化
データをインタリーブすることも可能であり、適宜変更
してもかまわない。この場合、インタリーブに要する処
理時間は増加するものの、バースト誤りに対する訂正能
力が向上することとなる。
【0044】ネットワーク網30を介して伝送されたフ
レームデータenは、データ受信装置20に受信されて
フレーム分離部21に入力される。このフレーム分離部
21は、各フレームデータenに含まれるフレームスタ
ートコードを検出した後、多重化されたインタリーブデ
ータdnとインタリーブ制御信号Iとを分離し、前者を
デインタリーブ部22に出力するとともに、後者をデイ
ンタリーブ部22と後述する誤り訂正復号化制御部に出
力する。
【0045】デインタリーブ部22は、入力されたイン
タリーブ制御信号Iに基づいて入力された各インタリー
ブデータdnにおいて、インタリーブの有無を検知し、
インタリーブされていれば同インタリーブ制御信号Iの
内容に応じてデインタリーブするとともに、デインタリ
ーブ後の誤り訂正符号化データcnを誤り訂正復号化部
23に出力する。
【0046】誤り訂正復号化部23は、入力された誤り
訂正符号化データcnをその符号化方法、すなわち、可
変長符号化データbnのデータ長Lに応じて誤り訂正復
号化し、可変長符号化データbnを生成して可変長復号
化部25に出力する。実際の誤り訂正復号化処理は、誤
り訂正復号化制御部24から送出される選択信号S’に
より指示される。この誤り訂正復号化制御部24は、誤
り訂正符号化制御部14が有する図3に示すテーブルを
保持しており、各誤り訂正符号化データcnにおいて、
分離されたインタリーブ制御信号Iに含まれる可変長符
号化データbnのデータ長Lを検知し、このデータ長L
に応じた誤り訂正復号化処理を行わせるように選択信号
S’を誤り訂正復号化部23に送出する。
【0047】そして、可変長復号化部25は、入力され
た可変長符号化データbnを、可変長符号化部11にお
いて採用した可変長符号化方法に対応する可変長復号化
方法に従って復号化し、元の入力データanを得て出力
端子を介して出力する。従って、フレーム分離部21で
多重化されたフレームデータenを分離し、分離後のイ
ンタリーブデータdnをデインタリーブ部22でデイン
タリーブするとともに、デインタリーブされた誤り符号
化データcnを、誤り訂正復号化制御部24の制御のも
とで誤り訂正復号化部23で誤り訂正復号化して元の可
変長符号化データbnを得ており、これらのハードウェ
ア構成が誤り訂正復号化手段を構成する。
【0048】次に上記のように構成した本実施形態の動
作について説明する。データ送信装置10において、入
力端子を介して可変長符号化部11に入力データanが
連続的に入力されており、可変長符号化部11は、所定
の可変長符号化方法に従って入力データanを符号化
し、可変長符号化データbnをデータ長検出部12と誤
り訂正符号化部13に出力する。すると、データ長検出
部12は入力された可変長符号化データbnのデータ長
Lを検出して誤り訂正符号化制御部14およびインタリ
ーブ制御部16に出力する。
【0049】誤り訂正符号化制御部14は、図3に示す
ような可変長符号化データbnのデータ長Lに対するリ
ードソロモン符号化方法を示すテーブルを保持してお
り、入力されたデータ長Lを用いて同テーブルを検索し
て対応するリードソロモン符号化方法を取得し、この方
法で誤り訂正符号化処理を行わせるための選択信号Sを
誤り訂正符号化部13に出力する。この選択信号Sを受
けた誤り訂正符号化部13は、同選択信号Sに従ってリ
ードソロモン符号化処理を行って可変長符号化データb
nに冗長ビットTを付加し、生成された誤り訂正符号化
データcnをインタリーブ部15に出力する。
【0050】一方、インタリーブ制御部16は、入力さ
れた可変長符号化データbnのデータ長Lが「20」バ
イト以下であるか否かを検知し、「20」バイト以下の
場合に後続の可変長符号化データbn+1のデータ長L
を取得し、図4に示すテーブルを検索して対応するイン
タリーブ制御信号Iを決定し、インタリーブ部15とフ
レーム構成部17に出力する。
【0051】インタリーブ部15は、入力されたインタ
リーブ制御信号Iに基づいて、入力された誤り訂正符号
化データcnに対してインタリーブの要否を判定し、イ
ンタリーブの必要が無い場合には同誤り訂正符号化デー
タcnをそのままインタリーブデータdnとして出力す
る。他方、インタリーブの必要がある場合には当該誤り
訂正符号化データcnと後続の誤り訂正符号化データc
n+1をインタリーブ制御信号Iに従ってインタリーブ
してインタリーブデータdnを出力する。
【0052】インタリーブ部15から出力されたインタ
リーブデータdnは、フレーム構成部17に入力され
る。すると、フレーム構成部17は、同インタリーブデ
ータdnに対して上記のように入力されたインタリーブ
制御信号Iおよび所定のフレームスタートコードを多重
化してフレームデータenを生成し、ネットワーク網3
0を介して送出する。
【0053】このようにして送出されたフレームデータ
enは、データ受信装置20で受信され、フレーム分離
部21に入力される。このフレーム分離部21は、フレ
ームスタートコードを検出したら、上記のように多重化
されたフレームデータをインタリーブデータdnとイン
タリーブ制御信号Iに分離し、同インタリーブデータd
nをデインタリーブ部22に出力するとともに、同イン
タリーブ制御信号Iをデインタリーブ部22と誤り訂正
復号化制御部24に出力する。
【0054】デインタリーブ部22は、インタリーブ制
御信号Iが入力されると、このインタリーブ制御信号I
に基づいて、入力されたインタリーブデータdnがイン
タリーブされているか否かを検知し、インタリーブされ
ていれば同インタリーブ制御信号Iに基づいてインタリ
ーブデータdnをデインタリーブして誤り訂正符号化デ
ータcnを出力するし、インタリーブされていなければ
インタリーブデータdnをそのまま誤り訂正符号化デー
タcnとして出力する。
【0055】一方、誤り訂正復号化制御部24は、イン
タリーブ制御信号Iが入力されると、同インタリーブ制
御信号Iの内容を解析して図4に示すテーブルを検索
し、入力された誤り訂正符号化データcnについて元の
可変長符号化データbnのデータ長Lを取得する。そし
て、この可変長符号化データbnに対して行われた誤り
訂正符号化方法に対応する誤り訂正復号化方法を検知
し、この方法で誤り訂正復号化させるように選択信号
S’を誤り訂正復号化部23に送出する。
【0056】すると、この選択信号S’を受けた誤り訂
正復号化部23は、同選択信号S’に従って入力された
誤り訂正符号化データcnを誤り訂正復号化し、可変長
符号化データbnを可変長復号化部25に出力する。そ
して、この可変長復号化部25は、入力された可変長符
号化データbnを、可変長符号化部11において採用し
た可変長符号化方法に対応する可変長復号化方法で復号
化し、元の入力データanを得て出力端子を介して出力
する。
【0057】このように、送信側において送信対象とな
る可変長符号化データbnのデータ長Lをデータ長検出
部12で検出し、誤り訂正符号化部13および誤り訂正
符号化制御部14で誤り訂正能力が一定の基準以上にな
るとともに冗長ビットが最少となるような誤り訂正符号
化を行い、フレーム構成部17でその誤り訂正符号化処
理の内容を付加して送出するとともに、受信側の誤り訂
正復号化部23および誤り訂正復号化制御部24で同内
容に応じた誤り訂正復号化を行うようにしたため、処理
時間の増加を抑えるとともに伝送効率を向上させること
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信対象
の可変長データのデータ長に応じて誤り訂正能力が一定
の基準以上になるとともに冗長ビットが最少となるよう
な誤り訂正符号化を行い、受信側で元のデータに戻すよ
うにしたため、処理時間の増加を抑えるとともに伝送効
率を向上させることが可能なデータ伝送システムを提供
することができる。
【0059】また、請求項2にかかる発明によれば、可
変長データのデータ長に応じた誤り訂正符号化処理が予
め定められているため、処理時間の高速化を図ることが
できる。
【0060】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
誤り訂正符号化データをインタリーブするようにしたた
め、冗長ビットが少ない場合でもバースト誤りに対処す
ることができる。。
【0061】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
簡易な構成で誤り訂正符号化データをインタリーブする
ことができる。
【0062】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
同様にして処理時間の増加を抑えるとともに伝送効率を
向上させることが可能なデータ送信装置を提供すること
ができ、請求項6にかかる発明によればデータ伝送方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるデータ伝送システ
ムのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】各種のデータを示す概略図である。
【図3】可変長符号化データのデータ長と誤り訂正符号
化方法の対応を示すテーブルである。
【図4】可変長符号化データのデータ長とインタリーブ
制御信号の対応を示すテーブルである。
【図5】インタリーブ部の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】インタリーブデータの一例を示す概略図であ
る。
【図7】一従来例にかかるデータ伝送システムにおける
データ送信装置の構成を示すブロック図である。
【図8】同従来例における誤り訂正符号化の前処理を示
す概略図である。
【図9】同従来例における誤り訂正符号化後のデータを
示す概略図である。
【図10】別の従来例にかかるデータ伝送システムにお
けるデータ送信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 データ送信装置 11 可変長符号化部 12 データ長検出部 13 誤り訂正符号化部 14 誤り訂正符号化制御部 15 インタリーブ部 16 インタリーブ制御部 17 フレーム構成部 20 データ受信装置 21 フレーム分離部 22 デインタリーブ部 23 誤り訂正符号化部 24 誤り訂正符号化制御部 25 可変長復号化部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定のフレーム構成からなる可変長デー
    タを連続的に送信するデータ送信装置と、この可変長デ
    ータを受信するデータ受信装置とからなるデータ伝送シ
    ステムであって、 上記データ送信装置は、 上記可変長データのデータ長を検出するデータ長検出手
    段と、 検出された可変長データのデータ長に応じて当該可変長
    データに対する誤り訂正能力が一定の基準以上になると
    ともに同誤り訂正により付加される冗長ビットが最少と
    なるように誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化手段
    と、 誤り訂正符号化後の誤り訂正符号化データを送信するに
    あたり、同誤り訂正符号化データに対して行った誤り訂
    正符号化処理の内容を合わせて送信する送信手段とを備
    え、 上記データ受信装置は、 受信した上記誤り訂正符号化データを当該誤り訂正符号
    化データに対する誤り訂正符号化処理の内容に基づいて
    誤り訂正復号化を行う誤り訂正復号化手段とを具備する
    ことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のデータ伝送システ
    ムにおいて、上記誤り訂正符号化手段は、予め上記可変
    長データのデータ長に対する誤り訂正符号化処理の内容
    を記憶しており、上記検出された可変長データのデータ
    長に応じて誤り訂正符号化処理を選択して実行すること
    を特徴とするデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のデータ伝送システムにおいて、上記送信手段
    は、データ長の短い誤り訂正符号化データが連続する場
    合に同連続した誤り訂正符号化データをインタリーブす
    るとともに、データを送信するにあたり、インタリーブ
    の有無を示すインタリーブ情報をあわせて送信し、 上記誤り訂正復号化手段は、上記インタリーブ情報に基
    づいてインタリーブの有無を検出し、インタリーブ有り
    の場合にデインタリーブしてから上記誤り訂正復号化を
    行うことを特徴とするデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載のデータ伝送システ
    ムにおいて、上記送信手段は、上記誤り訂正符号化デー
    タを入力するとともに、二つの出力路に選択的に出力す
    る第一のセレクタと、 この第一のセレクタの二つの出力路に介在して一の誤り
    訂正符号化データを記憶する第一および第二のメモリ
    と、 この第一および第二のメモリに記憶された誤り訂正符号
    化データを選択的に読み出して出力する第二のセレクタ
    と、 データ長の短い誤り訂正符号化データが連続する場合
    に、上記第一のセレクタにおいて連続する誤り訂正符号
    化データを各々異なる出力路に出力させ、上記第二のセ
    レクタにおいて上記第一のメモリおよび第二のメモリに
    記憶された誤り訂正符号化データを交互に読み出してイ
    ンタリーブ後のデータを出力させる制御回路とを具備す
    ることを特徴とするデータ伝送システム。
  5. 【請求項5】 一定のフレーム構成からなる可変長デー
    タを連続的に送信するデータ送信装置であって、 上記可変長データのデータ長を検出するデータ長検出手
    段と、 検出された可変長データのデータ長に応じて当該可変長
    データに対する誤り訂正能力が一定の基準以上になると
    ともに同誤り訂正により付加される冗長ビットが最少と
    なるように誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化手段
    と、 誤り訂正符号化後の誤り訂正符号化データを送信するに
    あたり、同誤り訂正符号化データに対して行った誤り訂
    正符号化処理の内容を合わせて送信する送信手段とを具
    備することを特徴とするデータ送信装置。
  6. 【請求項6】 データ送信装置にて一定のフレーム構成
    からなる可変長データを連続的に送信し、データ受信装
    置にて同可変長データを受信するデータ伝送方法であっ
    て、 上記データ送信装置にて上記可変長データのデータ長を
    検出し、 検出された可変長データのデータ長に応じて当該可変長
    データに対する誤り訂正能力が一定の基準以上になると
    ともに同誤り訂正により付加される冗長ビットが最少と
    なるように誤り訂正符号化を行い、 誤り訂正符号化後の誤り訂正符号化データを送信するに
    あたり、同誤り訂正符号化データに対して行った誤り訂
    正符号化処理の内容を合わせて送信し、 上記データ受信装置にて受信した上記誤り訂正符号化デ
    ータを当該誤り訂正符号化データに対する誤り訂正符号
    化処理の内容に応じて誤り訂正復号化を行うことを特徴
    とするデータ伝送方法。
JP29463697A 1997-10-27 1997-10-27 データ伝送システム、データ送信装置およびデータ伝送方法 Pending JPH11136218A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037432A1 (fr) * 1999-11-15 2001-05-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif et procede de traitement des erreurs, utilisant un code cyclique
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