JPH11135893A - エッジエミッティングレーザアレイ - Google Patents
エッジエミッティングレーザアレイInfo
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Abstract
画定され制御される酸化物領域を有するモノリシックで
独立してアドレス可能なレーザアレイを開発する。 【解決手段】 エッジエミッティングレーザのアレイ1
00で、前記エッジエミッティングレーザの各々が、基
板と、前記基板上に形成される複数の半導体層と、活性
領域を形成する前記複数の半導体層の一つ又は一つ以上
と、前記活性領域上の半導体層から形成されるウエーブ
ガイド214であって、前記ウエーブガイド214が前
記活性領域からの光放射に光学的閉じ込めを与え、前記
ウエーブガイド214が溝210に形成される自然酸化
物層212によって画定され、前記溝210が前記複数
の半導体層中に形成され半導体から形成される前記ウエ
ーブガイド214の側面まで下方に延在するウエーブガ
イド214と、前記アレイ中の隣接するエッジエミッテ
ィングレーザに電気的分離も与える前記自然酸化物21
2層と、前記活性領域のバイアスを可能にする第一及び
第二電極とを含む、前記エッジエミッティングレーザの
アレイを提供する。
Description
レーザアレイに関し、より詳細には、光学的閉じ込め及
び電気的分離のために自然酸化物層を用いる、独立して
アドレス可能で高密度のレーザアレイに関する。
は、高速レーザプリンタ、光ファイバ通信装置、及びそ
の他の用途に非常に望ましい光源である。一般的なレー
ザ構造はいわゆる「エッジエミッティング(エッジから
の放射)レーザ」であり、半導体層のモノリシック構造
体の端部から光が放射される。
レーザの横方向の光学的閉じ込め構造を形成することが
できるので、リッジは半導体レーザのエッジエミッショ
ン(端部からの光放射)源を正確に画定する。リッジウ
エーブガイドは典型的には、半導体レーザ構造の活性半
導体層の上部の、概ね平らな上面と傾斜した側壁を有す
る半導体材料の小型のリッジである。
は、異なる材質の半導体層の間の光学的屈折率の相違を
用いることを言い、ウエーブガイドが半導体層の一つか
らの光の放射を光学的に閉じ込めることを可能にする。
成は、構造体の良好な電気的及び光学的閉じ込めを達成
するのに重要な段階である。酸化物形成の一つの方法は
「表面酸化法」として一般的に知られている。
レーザ構造体の活性層の上に形成され高いアルミニウム
含量を有する厚いAlGaAs層の上に置かれる。この「表面
酸化法」においては、試料の表面はまず窒化ケイ素でパ
ターニングされ、GaAsキャップ層のある部分は保護しあ
る部分は露出される。露出されたGaAs領域はその後化学
的エッチによって除去され、高いアルミニウム含量を有
する真下のAlGaAs層の表面を露出する。試料は次に水蒸
気中で酸化され、AlGaAs層中の酸化はアルミニウム含量
がより低い活性層に達するまで、表面から下に向かって
進む。活性層はアルミニウム含量が低いので、酸化工程
は活性層に達すると基本的に停止し、レーザ構造体に電
気的及び光学的閉じ込めを与える。
は、いわゆる「埋込み層酸化法」である。この方法で
は、AlAs層がレーザ構造体の活性層の上下に配置され
る。そして溝がエッチングされ、溝の間に露出ストライ
プメサ構造を形成する。エッチングの結果、活性層を間
に挟んでいるAlAs層はメサの側壁に沿って露出される。
酸化工程の際に、これらのAlAs層は横方向に、メサの側
壁から内側に、メサの中心に向かって酸化される。しか
し、構造体の他の層は、アルミニウムの含量が低いの
で、基本的に酸化されないままである。酸化されたAlAs
層は、AlAs層の上及び下の両方の領域の有効屈折率を低
下させ、間に挟まれた活性層に横方向の電気的及び光学
的閉じ込めを与える。
量を制御するのが困難だということである。高いアルミ
ニウム含量を有するAlAsまたはAlGaAsの酸化率は、アル
ミニウムの含有組成率と工程の変動に応じて変化するの
で、アルミニウムの含有組成率または工程のパラメータ
のいかなる変化も酸化速度の変化に反映され、それは次
には酸化量の不確定性を生み出す。この工程は比較的、
温度に敏感である。従って、このような手法がレーザを
形成するのに適用されると、デバイスは典型的に製造適
性及び歩留りの問題を生じる。
け高密度で配置することが望ましい。しかし、密接配置
された素子は、電気的に接続し、又放熱によって冷却す
ることが困難である。更に、密接配置されたレーザ素子
は電気的、光学的、及び/または熱的に相互作用する傾
向がある。これらの相互作用は「クロストーク」と呼ば
れ、通常望ましくない。
イスである。レーザのアレイはパワー出力を増大させ、
光学システム設計を単純化するために用いることができ
る。アレイのレーザ素子の相互の良好な光学的位置合わ
せを提供及び維持し、これに工程伴う組み立て工数を最
小にするために、アレイはレーザ素子が単一のモノリシ
ック半導体構造中にあるように製造されている。
素子を独立してアドレス可能にすることである。レーザ
素子がより高密度で互いにより密接に配置されるにつ
れ、別々に、個々にそして独立して各素子に光を放射さ
せることがしだいに困難となる。
学的閉じ込めを与える、正確に画定され制御される酸化
物領域を有するモノリシックで独立してアドレス可能な
レーザアレイを開発する必要がある。
によって形成される、高密度エッジエミッティングレー
ザアレイ構造を提供する。レーザアレイ構造のp型クラ
ッド層Alベースの合金中の、隣接する溝に自然酸化物層
を形成することにより、単一横モード動作を達成する光
学的閉じ込めと、各レーザダイオードを独立してアドレ
ス可能にする電気的分離との両方を実現する。
気的接続部の間の電気的分離を形成するために、上部ク
ラッド層を湿式酸化することによって製造される、本発
明による独立してアドレス可能な高密度半導体レーザ構
造100を示す。図1で示されるように、n型Al0.5In
0.5P下部クラッド層104は、金属有機化学蒸着法(M
OCVD)と一般に称される周知のエピタキシャル成長
工程を用いてn型GaAs基板102上に成長する。液相エ
ピタキシー(LPE)、分子線エピタキシー(MBE)
などの被着工程、またはその他の既知の結晶成長工程も
また、用いることができる。下部クラッド層104のア
ルミニウムモル分率及びドーピングレベルはそれぞれ、
25パーセントから50パーセント、及び1〜5x10
18cm-3の範囲である。AlInP クラッド層104の厚さ
はおよそ1ミクロン(μm)である。n型GaAs基板10
2のドーピングレベルは、およそ5x1018cm-3であ
るかそれより高い。図示しないが、より低い生産性が許
容できる場合には、下部クラッド層104の被着の前に
バッファ層が被着されてもよい。
l0.6Ga0.4)0.5In0.5P 下部閉じ込め層106があり、こ
の層はおよそ30%のアルミニウム含量とおよそ120
ナノメータの厚さを有する。この下部閉じ込め層106
が被着された後、Ga0.4In0.6P 活性層108が被着さ
れ、これにより670ナノメータ(の波長)での光放射
が生じる。活性層108は単一量子井戸、多重量子井
戸、または量子井戸の厚さより大きい厚さを有する層で
あってもよい。量子井戸の厚さは、典型的には5ナノメ
ータから20ナノメータの範囲である。活性層108の
上部には、ドープされない(Al0.6Ga0.4)0.5In0.5P 上部
閉じ込め層110がある。この閉じ込め層110のアル
ミニウム含量は典型的には30パーセントで、厚さはお
よそ120ナノメータである。下部及び上部閉じ込め層
106、110は、活性層108と共に、より低いしき
い電流とより小さな光の発散を有する層構造を一般的に
生成する。
よそ1ミクロンのp型Al0.5In 0.5P上部クラッド層11
2が被着される。典型的には、このクラッド層112は
50パーセントのアルミニウム含量と5x1018cm-3
のマグネシウムドーピングレベルを有する。上部p型Al
0.5In 0.5Pクラッド層112の上部にはGa0.5In0.5P層
114があり、この層は典型的には50ナノメータの厚
さとおよそ5x1018cm-3のマグネシウムドーピング
レベルを有する。このGaInP 層114は、GaInP 層11
4上に被着されたp+-GaAs キャップ層116と共に、レ
ーザ構造体へのオーム性接触の形成を促進する。このp+
-GaAs キャップ層116は典型的には100ナノメータ
であり、1x1019cm-3のマグネシウムドーピングレ
ベルである。
半導体層が被着された後、窒化ケイ素ストライプ20
0、202、204、及び206がホトリソグラフィ法
によって半導体構造体の上面118に形成される。4つ
の窒化ケイ素ストライプ200、202、204、及び
206は幅が4ミクロンで、50ミクロンの間隔が置か
れ、半導体構造の表面118を長さ方向に延びている。
0は窒化ケイ素ストライプ同士の間の溝210を形成す
るために、ストライプ200、202、204、及び2
06間の領域208がエッチングされる。溝は、角度の
ついた側壁を有する深いくぼみを形成するリアクティブ
イオンエッチングまたはウエットエッチングのような方
法によって、エッチングされる。溝210はGaAsキャッ
プ層116、GaInP 層114、及び部分的にAl0.5In0.5
P 上部クラッド層112を貫いて、800ナノメータの
深さまでエッチングされる。
04、及び206が表面に残った状態で溝を形成した
後、半導体構造体100は湿式酸化処理を受ける。構造
体は、典型的には530℃を超える高温の窒素雰囲気中
で、およそ4時間、水蒸気で酸化される。酸化工程中、
残りの上部クラッド層112は、溝210の部分で酸化
雰囲気にさらされる。こうして、高いアルミニウム含量
を有するAlInP から成る上部クラッド層112は、溝の
各々から放射上に外に向かって酸化され、およそ300
ナノメータの厚さの自然酸化物層212になる。
ウムの含量がより低く、GaInP 及びGaAs接触層の側壁以
外は水蒸気にさらされないので、基本的には酸化されな
いままである。窒化ケイ素ストライプの下の酸化されな
いままのの下のAlInP 層214部分は、活性層108を
通る電流路を制御する。
電流閉じ込め能力を高める。領域212の境界はAlGaIn
P 層上部閉じ込め層110によって基板表面に平行な方
向に、及び窒化ケイ素ストライプ200、202、20
4、並びに206、及び窒化ケイ素ストライプの下にあ
るAlInP 層214の酸化されない部分によって基板表面
に垂直な方向に、画定される。更に、これらの境界は、
エピタキシャル成長工程及びホトリソグラフ工程によっ
て画定されるので、比較的滑らかで急である。酸化物領
域212同士の間の間隔は、ホトリソグラフィマスク及
びエッチング工程を用いて制御される。ホトリソグラフ
工程は精度が高いので、酸化物領域212同士の間の間
隔は最小にできる。また、これらの酸化された領域はエ
ピタキシャル工程が完了した後画定されるので、この方
法で工程の融通性が高度に許容される。この場合、横方
向のウエーブガイド同士の間の間隔は密接に置かれ、厳
格に制御される。従って、高度にコンパクトなレーザ構
造体が形成される。
化ケイ素ストライプ200、202、204、及び20
6は除去され、金属コンタクト216及び218が、レ
ーザをバイアスするために基板の表面及び底面上にそれ
ぞれ形成される。上部電極216は接触層114及び1
16のみを被覆することができる、または図3に示され
るように、電気的に絶縁している自然酸化物層212を
部分的に被覆するようにリッジの下方に延在することが
できる。コンタクトを形成するのに用いられる典型的な
素材は、チタン/金の2層薄膜である。
イ構造体100は、4つのレーザ素子300、302、
304、及び306を有するカッドスポット(4点)レ
ッドレーザである。各レーザ素子は半導体構造体100
の長さ方向に延在する500μmの長さのキャビティを
有し、リアファセット(図示せず)上の高反射誘電体ミ
ラースタック(R>95%)及びフロントまたは放射フ
ァセット(同様に図示せず)上のパッシベーション層
(Rおよそ25%)で被覆される。
4、及び306は共通の底部すなわちn型電極218を
共有し、別々の、独立してアドレス可能な、上部つまり
p型電極216a、216b、216c、及び216d
をそれぞれ有する。各レーザ素子は、レーザ構造体のフ
ロントファセットエッジ(端)を介して光を放射するた
めに、ドープされない(Al0.6Ga0.4)0.5In0.5P 下部閉じ
込め層106、Ga0.4In0 .6P 活性層108、及びドープ
されない(Al0.6Ga0.4)0.5In0.5P 上部閉じ込め層110
を含む。
極216の下部のAlInP 上部クラッド層214の酸化さ
れない部分は、レーザ素子の光放射の実際の屈折率閉じ
込めリッジウエーブガイドを形成する。これは自然酸化
物の屈折率がおよそ1.6 で、AlInP の屈折率が典型的に
は3.0 を超えるからである。横方向ウエーブガイド21
4は、自然酸化物層212により区切られており、放射
される光を光学的に閉じ込める。屈折率の差異は、リッ
ジウエーブガイドによって活性領域から放射される光
の、強力な光学的閉じ込めを与える。
子の高密度及び素子の近接配置のため、内部ストライプ
レーザ素子302及び304への電気的接点は、図4で
図示されるように、特別なパターンニングを必要とす
る。
トパッド310に直接接続されている。
プ電極216bへの電気的相互接続を容易にするため
に、狭い窓314が外部ストライプ電極216aを横切
って開けられ、窓領域の露出面も酸化させる。この窓は
電極のように金属で被覆されておらず自然酸化物層21
2であり、ホトリソグラフマスキング及びエッチング工
程で形成される。窓314は、内部ストライプ電極21
6bのための金属相互接続電極316が、外部ストライ
プ電極216aを越えて大きなコンタクトパッド312
まで達することができるようにする。外部ストライプ電
極216aを越える開口部314は幅が10μmであ
る。これに対し、この実施例のレーザキャビティは50
0μmの長さである。コンタクトパッド310及び31
2は、外部電極216aの外側の、ストライプ電極と同
じ側にある。
口部314は、その下に位置するレーザ素子300の放
射動作に影響しない。
の外部ストライプ電極216dは、コンタクトパッド3
18に直接接続される。他方の内部ストライプ電極21
6cは、コンタクトパッド324と接続するために外部
ストライプ電極216d中の窓322を越えて延びてい
る。コンタクトパッド318及び324は、外部電極2
16dの外部のストライプ電極と同じ側にある。
トパッドとの内側ストライプ電極の相互接続電極を使用
することによって、やはり独立してアドレス可能なレー
ザ素子を高密度化することができる。
れた性能を示す。4つのレーザ素子の全てが、均一なし
きい値電流(およそ17mA)及び微分量子効率(>4
0パーセント/ファセット)を有する。ストライプレー
ザ素子同士の間の波長差は10Aより小さく、高い均一
性を表す。ファーフィールド測定は、レーザ素子が単一
の横モードで動作することを示す。
える。自然酸化物層は30W/kmの良好な熱コンダク
タンスを有するが、この熱コンダクタンスはクラッド層
及びウエーブガイドのAlInP より5倍良好で、GaAsキャ
ップ層の熱コンダクタンスより2倍高い。レーザ素子は
低いしきい値及び高い効率を有するので、ダイオード間
の熱クロストークは小さいと予想される。
ポット(2点)レッドレーザは5mW/ 各パワーレベル
で1.2 %、及び10mW/各パワーレベルで1%のクロ
ストークを示した。自然酸化物層は、モノリシック構造
内の高密度にもかかわらず、個々のレーザ素子を熱的に
隔離する役割を果たす。
込めカッドスポットレーザの25μm分離でわずか1.3
%であり、0(しきい値のちょうど下)から10mWの
変調レベルでのデュアルレッド自然酸化物閉じ込めレー
ザの15μm分離では1.5 %であった。このクロストー
クは、50μm分離でさえ通常およそ4%から5%であ
るエッチング及び再成長により形成されたデュアルスポ
ット埋め込みリッジレッドレーザと比較してずっと低
い。
化法を用いる利点はいくつかある。第一に、湿式酸化は
埋め込みリッジデバイスを画定するのに用いるエッチン
グ及び再成長方法に取って代わり、より高い歩留り及び
より良いダイオード性能をうることができる。第二に、
内部ストライプに電気的接続をするのが容易であり、こ
のことによって電気的分離に必要なイオン注入法を省略
することができる。第三に、ヘキサスポット(6点)及
びオクタスポット(8点)レーザのような、カッドスポ
ットレーザ以上のデバイスレイアウトを設計することが
可能である。
合金が通常クラッド層として用いられる。Alx Ga1-x As
(x>0.6 )は500℃以下の温度で容易にAl0x 自然
酸化物に変換できるので、この手法はIRレーザにも適
用できるはずである。
1-x )0.5n0.5p 量子井戸可視レーザは、エッチング及び
再成長によって製造される従来の埋め込みリッジ可視レ
ーザと比較して、より低いしきい電流及びより高い量子
効率を有する改良された動作特性を示す。本発明のカッ
ドスポットレッドレーザのしきい電流は18mAであ
り、微分量子効率は、パルス動作下では66%を超え、
CW動作下では62%を超える。比較すれば、同じ構造
体からのエッチング及び再成長によって製造される埋め
込みリッジウエーブガイドレーザは、30mAを超える
典型的なしきい電流及び40%の微分量子効率を示す。
本発明の酸化物閉じ込めウエーブガイドレーザのより低
いしきい値は、より低いレーザキャビティー損失を示
す。
ベル、及び寸法は単に例示的なものであり、これらのパ
ラメータの変更は許容可能である。更に、図で示される
層に加えて、他の層を含んでもよい。温度及び時間のよ
うな実験条件における変更も許容される。最後に、GaAs
及びGaAlAsの代わりにGaAlSb、InAlGaP 、またはアルミ
ニウムを含む他のIII-V 族合金のような他の半導体材料
も用いることができる。
構造体の半導体層の断面図である。
エミッティングレーザアレイ構造体の半導体層の断面図
である。
グレーザアレイ(4点赤色レーザアレイ)構造体の断面
図である。
の、独立してアドレス可能な4つのレーザ素子の電極パ
ターンの平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 エッジエミッティングレーザのアレイ
で、前記エッジエミッティングレーザの各々が、 基板と、 前記基板上に形成される複数の半導体層と、 活性領域を形成する前記複数の半導体層の一つ又は一つ
以上と、 前記活性領域上の半導体層から形成されるウエーブガイ
ドであって、前記ウエーブガイドが前記活性領域からの
光放射に対して光学的閉じ込めを与え、前記ウエーブガ
イドが溝に形成される自然酸化物層によって画定され、
前記溝が前記複数の半導体層中に形成され半導体から形
成される前記ウエーブガイドの側面まで下方に延在する
ウエーブガイドと、 前記アレイ中の隣接するエッジエミッティングレーザに
電気的分離も与える前記自然酸化物層と、 前記活性領域のバイアスを可能にする第一及び第二電極
とを含む、 エッジエミッティングレーザのアレイ。 - 【請求項2】 前記自然酸化物層が、アルミニウムを含
む半導体材料の自然酸化物を含む、請求項1に記載のエ
ッジエミッティングレーザのアレイ。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
US924030 | 1997-08-29 | ||
US08/924,030 US6052399A (en) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | Independently addressable laser array with native oxide for optical confinement and electrical isolation |
Related Child Applications (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009101607A Pending JP2009164640A (ja) | 1997-08-29 | 2009-04-20 | エッジエミッティングレーザのモノリシックアレイ |
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