JPH11135156A - 二次電池の充放電電流検出方法及び装置 - Google Patents
二次電池の充放電電流検出方法及び装置Info
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- JPH11135156A JPH11135156A JP9297434A JP29743497A JPH11135156A JP H11135156 A JPH11135156 A JP H11135156A JP 9297434 A JP9297434 A JP 9297434A JP 29743497 A JP29743497 A JP 29743497A JP H11135156 A JPH11135156 A JP H11135156A
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Abstract
る二次電池の充放電検出方法を提供する。 【解決手段】 電池と直列に挿入した電流検出用抵抗2
の両端電圧を差動増幅器8を用いて増幅し、差動増幅器
8の出力を一定時間毎にアナログ積分器16で積分す
る。マイクロコンピュータ17は、アナログ積分器16
の積分電圧を用いて充放電電流を演算する。この演算し
た電流を積算して残存容量を計算すれば、残存容量の正
確な表示が可能となる。また、一定周期毎に電流検出用
抵抗2をスイッチ18で短絡することにより、正確な0
点補正を可能にする。充放電電流が小さい場合には、ア
ナログ積分器16の積分時間を延長する。
Description
ムイオン電池等の二次電池電池の充放電電流検出方法及
び装置に関するものである。
装置を内蔵して充放電電流の演算処理を行い、電池の残
存容量を表示したりあるいはそのデータ出力するものが
提案されている。従来より、電池の充放電電流を検出す
る場合には、例えば特開平8−103026号公報に示
されるように、電池と直列に挿入した電流検出用抵抗の
両端電圧を差動増幅器で増幅し、この差動増幅器の出力
電圧に基づいてマイクロコンピュータにより二次電池の
充電電流と放電電流量とを演算により求める方法が知ら
れている。
用抵抗の抵抗値を大きくすると、電流検出用抵抗の両端
に発生する電圧が大きくなるために差動増幅器の増幅率
を小さくすることができて、差動増幅器のオフセット電
圧及び増幅率の経年変化等の影響を小さくして電流値を
安定に検出できることが知られている。しかしながらこ
の抵抗値を大きくすると、電流検出用抵抗における電圧
降下が大きくなって、二次電池の出力を有効に利用でき
ないという問題が発生するため、従来から電流検出用抵
抗の抵抗値はできるだけ小さい値が用いられている。
算回路を有し、残存容量を計算及び出力する機能を有し
た電池パックにおいて、従来用いられている二次電池の
充放電電流検出装置の回路の一例を示している。図4に
おいて、二次電池を複数個直並列に接続して構成される
組電池1の−端子はそのまま電池パックの−出力端子に
接続され、組電池1の+端子と電池パック+端子との間
には、直列に電流検出用抵抗2が挿入されている。そし
て抵抗2の両端電圧には、抵抗3,4,5及び6とオペ
アンプ7で構成される差動増幅器8で差動増幅され、マ
イクロコンピュータ17のA/D変換入力に接続され
る。差動増幅器8の非反転入力端子には電圧源9が接続
されている。この電圧源9は、差動増幅器8の出力電圧
をマイクロコンピュータ17においてA/D変換するた
めに必要である。すなわち電圧源9の電圧は、組電池1
に充放電電流が流れていない状態で、マイクロコンピュ
ータ17のA/D変換入力がA/D変換範囲の中点付近
となるように設定されている。この例ではマイクロコン
ピュータ17の動作電圧が5Vであり、A/D変換入力
電圧が2.5Vのときに充放電電流が0の状態になる。
組電池1から放電電流が流れるとA/D変換電圧は5V
方向に増加し、組電池1に充電電流が流れるとA/D変
換入力が2.5Vから0V方向に減少する。
定時間毎に周期的にA/D変換を行って電流値を演算
し、演算した電流値を積算して残存容量の計算と出力動
作を行う。
従来の充放電電流検出方法及び装置では以下の課題を有
している。
精度である。実際の用途、例えばノート型パーソナルコ
ンピュータ等では放電電流にパルス電流が含まれている
場合が多い。特に、最近の高速動作を行うCPU搭載品
では、CPUの発熱を抑えるためにCPUのクロック周
波数の制御を高速で切り替えている場合が多い。その場
合、CPUの消費電流はクロック周波数に比例するため
に、負荷電流即ち放電電流にパルス成分が含まれること
になる。従来の装置では、100ms〜500ms間隔
で充放電電流を測定して積算している場合が多い。しか
しながらパルス状の放電電流が通電されるときに、この
100ms〜500ms間隔で測定した電流値を積算し
て残存容量を計算すると、計算結果と実際の値とに大き
な誤差が生じる。これを防止するために測定時間間隔を
更に短くすることが考えられるが、これを実行するため
にはマイクロコンピュータ17を高速で動作させる必要
があり、装置の価格が高価になるだけでなく、消費電流
が大きくなってしまい実際的ではなかった。
である。特に差動増幅部はオペアンプであるためオフセ
ット電流,オフセット電圧の温度変化と経年変化の影響
を受けて出力電圧が変動して誤差となってしまう。特に
電流積算方式で残存容量を求める場合に、充放電電流が
0である付近で電流の演算に大きな誤差があると、充放
電電流がほぼ0であるにもかかわらず充電あるいは放電
電流が流れたと計測されて残存容量が積算されてしまい
誤差となる。これは電池が未使用状態で長期間放置され
る場合には積算値が無視できない値となるために問題で
ある。
ある。A/D変換器としては、8〜12ビット程度のも
のが使用される場合が多いが、コストの点からは低ビッ
トのものが有利である。特にマイクロコンピュータ内蔵
のものは8〜10ビット程度のものが多く、これを使用
すればコストは下げられる。しかし、低ビットのものを
使用した場合には、電流測定値の分解能が下がるため
に、分解能以下の電流は測定することができず、また積
算ができない。実際のノート型パソコンではパソコンの
未使用時においても、電池パック回路の消費電流以外に
微少電流がパソコン本体に供給される場合が多く、この
電流を検出して積算できないと残存容量の誤差となって
しまう可能性が多い。
とができる二次電池の充放電電流検出方法及び装置並び
に二次電池の残存容量検出方法を提供することにある。
に電流検出用抵抗を直列に接続し、この電流検出用抵抗
の両端電圧を差動増幅器を用いて差動増幅し、差動増幅
器の出力電圧に基づいてマイクロコンピュータにより二
次電池の充電電流と放電電流量とを演算により求める二
次電池の充放電電流検出方法を改良の対象とする。そし
て本発明においては、差動増幅器の出力を積分し且つ周
期的にリセット(初期化)されるアナログ積分器を差動
増幅器とマイクロコンピュータとの間に設ける。そして
この周期的にリセットされるアナログ積分器を用いて差
動増幅器の出力を積分し、このアナログ積分器のリセッ
ト直前の積分電圧に基づいてマイクロコンピュータによ
り二次電池の充電電流及び放電電流を演算する。ここで
アナログ積分器をリセットする周期を、予想されるパル
ス状の電流の発生周期よりも長くしておかなければなら
ないとは勿論である。アナログ積分器は、リセットされ
るまで差動増幅器の出力をすべて積分するため、放電電
流がパルス状であっても、パルス状の放電電流に比例し
た電流値の検出が可能になる。その上、アナログ積分器
を周期的にリセットするため、アナログ積分器の分解能
を高くすることができる。マイクロコンピュータは、例
えば、リセット時におけるアナログ積分器の積分電圧を
内蔵するA/D変換器によりデジタル信号に変換する。
そしてこの変換した値から電流値がゼロのときの積分電
圧の変換値を減算し、その値を積分時間と電流検出用抵
抗の抵抗値とで割った値がその積分時間における平均電
流値となる。放電時にこの平均電流値を積算して放電開
始前の容量から減算すれば残存容量を求めることができ
る。また充電時には、この平均電流値を積算した値を充
電開始前の容量に加算して残存容量とする。このように
して前述の第1の課題が解決される。
フセット電流,オフセット電圧の温度変化と経年変化の
影響を受けて出力電圧が変動して発生する誤差を補正す
るためには、アナログ積分器をリセットする周期よりも
十分に長い周期でアナログ積分器の積分動作時間に相当
する所定時間だけ電流検出用抵抗を短絡する短絡回路を
設ける。そしてマイクロコンピュータは、短絡回路が電
流検出用抵抗を短絡している期間中のアナログ積分器の
積分電圧を放電電流及び充電電流がゼロのときの積分電
圧として、次に短絡動作を行うまでの間アナログ積分器
の積分電圧からこの放電電流及び充電電流がゼロのとき
の積分電圧を減算し、この値に基づいて放電電流及び充
電電流の演算をする。このようにすると差動増幅器のオ
フセット電流,オフセット電圧が温度あるいは経年変化
等で変化しても、一定時間毎に差動増幅器の入力を短絡
しているときの積分電圧、つまり充放電電流が0のとき
の積分電圧でアナログ積分器の出力が補正されるため、
充放電電流が0付近の検出電流を安定して測定すること
ができ、第2の課題が解決される。
バータで誤差が生じるという問題点に対しては、アナロ
グ積分器の出力電圧の測定値がある設定値範囲であれば
積分電圧の初期化(アナログ積分器のリセット)を行わ
ずに積分動作を継続することにより対応する。具体的に
は、リセット直前のアナログ積分器の積分電圧が予め定
めた値を超えるときには、アナログ積分器をリセットす
る周期を通常の周期とし、リセット直前の積分電圧が予
め定めた値を超えないときには、アナログ積分器をリセ
ットする周期を前記通常の周期よりも長くする。なおア
ナログ積分器をリセットするリセット信号をマイクロコ
ンピュータから出力する場合には、マイクロコンピュー
タは、積分電圧が予め定めた値を超えるときには、通常
の周期でリセット信号を出力し、積分電圧が予め定めた
値を超えないときには、通常の周期よりも長い周期でリ
セット信号を出力するようにする。
を長くすると(言い換えると積分時間を長くすると)、
微少電流の場合は積分時間が延長されてアナログ積分器
の出力電圧が高くなり、マイクロコンピュータで低ビッ
トのA/Dコンバータを用いても微少電流の測定が可能
である。なお、この場合の測定値は積分時間が長くなる
ので、積分器の出力電圧を正規の積分時間に対する実際
の積分時間の比で除算することで真の測定電流とするこ
とができる。
の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の二次
電池の充放電電流検出方法を実施する装置の一例の回路
図である。図1において、二次電池を複数個直並列に接
続して構成される組電池1の−端子はそのまま電池パッ
クの−出力端子に接続され、組電池1の+端子と電池パ
ック+端子との間には、直列に電流検出用抵抗2が挿入
されている。そして抵抗2の両端電圧には、抵抗3,
4,5及び6とオペアンプ7で構成される差動増幅器8
で差動増幅され、マイクロコンピュータ17のA/D変
換入力に接続される。差動増幅器8の非反転入力端子に
は電圧源9が接続されている。ここまでの構成は図4に
示す従来の装置と同一である。
とマイクロコンピュータ17との間に、抵抗10,オペ
アンプ11,コンデンサ12及びスイッチ13〜15で
構成されるアナログ積分器16が接続されている点と、
マイクロコンピュータ17でスイッチ13〜15が制御
されてアナログ積分器16が周期的にリセットされ、ア
ナログ積分器16の出力電圧(積分電圧)に基づいて二
次電池1の充電電流及び放電電流を演算する点である。
なお電圧源9,差動増幅器8,アナログ積分器16及び
マイクロコンピュータ17の電源は、電池1である。し
たがって電池1が完全に放電するまでは、この装置は電
流の測定動作及び残存容量の演算を繰り返し実行する。
る。充放電電流は、電流検出用抵抗2の両端電圧として
電圧に変換され、差動増幅器8で電圧源9を基準電圧と
する電圧信号に変換される。そしてこの電圧信号は、ア
ナログ積分器16の非反転入力端子に入力される。アナ
ログ積分器16では、オペアンプ11の出力がスイッチ
15,コンデンサ12を通じて反転入力端子に接続さ
れ、また反転入力端子は抵抗10を通じて基準電圧源9
に接続されている。抵抗10とコンデンサ12にはそれ
ぞれ並列にスイッチ13とスイッチ14が接続されてい
る。オペアンプ11の出力はスイッチ15を通じてマイ
クロコンピュータ17に内蔵されたA/D変換器への入
力端子を構成するA/D変換入力に接続されている。マ
イクロコンピュータ17の出力ポートの出力端子からの
制御指令に応じてスイッチ13〜15が開閉制御され
る。なおスイッチ13〜15は、マイクロコンピュータ
17から出力される制御指令に応じて開閉するものであ
ればいかなる構造でもよく、例えば電磁スイッチやトラ
ンジスタ等の半導体スイッチでもよい。スイッチ13及
び14は、マイクロコンピュータ17から周期的に(例
えば500msごとに)出力される積分電圧測定指令と
リセット指令に応じて、時間間隔をあけてオン(閉)状
態となり、最終的にアナログ積分器16をリセット(初
期化)する[この例ではコンデンサ12の端子電圧が電
圧源9の電圧になるまで放電する]。図2のタイムチャ
ートに示されるように、積分電圧測定のためにスイッチ
13が先にオン状態となり、後からリセットのためにス
イッチ14がオン状態となる。このときスイッチ15は
オフ(開)状態にある。放電が完了した後にスイッチ1
3及び14がともにオフ状態となり、スイッチ15がオ
ン状態になると、コンデンサ12は再び充電可能な状態
となる。この状態で、アナログ積分器16のコンデンサ
12は差動増幅器8の出力で充電される。
よりアナログ積分器16の積分電圧に基づいて二次電池
1の充電電流及び放電電流を演算し、残留容量を演算す
るため、マイクロコンピュータ17を駆動するソフトウ
エアは図4の従来の装置で用いるソフトウエアとは構成
が異なるものである。
る。電流検出用抵抗2に充電電流または放電電流が流れ
ているときに、マイクロコンピュータ17からの積分指
令により、スイッチ13とスイッチ14がオフ状態とな
り、スイッチ15がオン状態になっているとき、即ち積
分動作時には、オペアンプ11の出力がコンデンサ12
を通じて反転入力端子に接続されるフィードバックルー
プが形成される。オペアンプ11の反転入力端子には、
抵抗10が接続されており、非反転入力端子には差動増
幅器8の出力が接続されているので、基準電圧源9から
の電圧を基準電圧として差動増幅器8からの入力電圧に
比例した電流がコンデンサ12に流れてコンデンサ12
が充電されて電流が積分される。
力される積分電圧測定指令により、まずスイッチ15が
オフ状態となり、スイッチ14がオフ状態を維持し、更
にスイッチ13がオン状態になる。このときコンデンサ
12には充電電流が流れなくなり且つオペアンプ11の
反転入力端子側が基準電圧源9に直接接続される。従っ
てアナログ積分器16の出力電圧即ち積分電圧は基準電
圧源9の電圧とコンデンサ12の両端電圧の和となり、
電流を積分した積分電圧が出力される。この積分電圧
は、マイクロコンピュータ17のA/D変換入力に入力
されてA/D変換され、この積分電圧に基づいて放電電
流または充電電流が演算される。
する場合には、スイッチ15がオフ状態を維持しスイッ
チ13がオン状態を維持した状態で、14がオン状態と
なってコンデンサ12に蓄積された電荷を放電させる。
これによりコンデンサ12に蓄積された電荷がゼロにな
る。以上の動作を繰り返して積分動作、積分電圧の測定
動作、リセット動作が繰り返し行われる。
周期は、予想されるパルス状の電流の発生周期よりも長
くしておかなければならない。具体的には、500ms
以上が好ましい。アナログ積分器16は、リセットされ
るまで差動増幅器8の出力電流をすべて積分するため、
放電電流がパルス状であっても、パルス状の放電電流に
比例した電流値の検出が可能になる。マイクロコンピュ
ータ17は、例えば、リセット直前のアナログ積分器1
6の積分電圧を内蔵するA/D変換器によりデジタル信
号に変換する。そしてこの変換した値から電流値がゼロ
のときの積分電圧の変換値を減算し、その値を積分時間
(スイッチ15がオン状態になってからオフ状態になる
までの時間)と電流検出用抵抗2の抵抗値とで割って、
積分時間における平均電流値を求める。負荷への放電時
にこの平均電流値を放電電流として逐次積算して放電開
始前の容量から減算すれば残存容量を求めることができ
る。また電池1の充電時には、この平均電流値を積算し
た値を充電開始前の容量に加算して残存容量とする。マ
イクロコンピュータ17は、この演算動作を実行するた
めのソフトウエアに基づいて動作している。
は図2に示す通りであり、図2(A)〜(C)は、マイ
クロンピュータ17から出力されるスイッチ13,14
及び15の制御指令であり、図2(D)は電流検出用抵
抗2を流れる放電電流及び充電電流であり、図2(E)
はアナログ積分器16の出力電圧である。電池1から負
荷に放電電流が流れているときには、電圧源9の基準電
圧2.5Vからマイクロコンピュータ17の電源電圧で
ある5Vに向かってアナログ積分器16の出力電圧が上
昇し、電池1を充電しているときには、電圧源9の基準
電圧2.5Vから0Vに向かってアナログ積分器16の
出力電圧が減少する。図2のタイムチャートは、放電か
ら充電に切り替わるときの状態を示すものである。
示した従来の充放電電流検出装置を用いて検出特性を比
較した。いずれの検出装置も放電電流5.12Aから充
電電流5.12Aの電流を0Vから5Vの電圧に変換す
るように差動増幅器8を構成し、またマイクロコンピュ
ータ17に10ビットのA/Dコンバータを内蔵して電
流を測定するようにした。従って、A/Dコンバータ測
定電圧2.5V(16進数で200h)が充放電電流0
A、放電電流5.11AがA/Dコンバータ測定電圧
4.995V(16進数で3FFh)、充電電流5.1
2AがA/Dコンバータ測定電圧0V(16進数で00
0h)と計測される。電流の分解能は10mAである。
は、500ms毎に電流を測定するようにし、また図1
の充放電電流検出装置でも500ms毎にアナログ積分
器16のリセットを行って積分電圧を測定した。実際に
通電したパルス電流は、500msの周期で、5Aの放
電電流を10msから500ms通電するようにした。
500ms通電の場合は、パルス電流ではなく連続通電
である。
流を測定した結果を表1に示す。表に示されるように、
パルス幅が10msから500msの連続通電まで誤差
が少なく測定可能であった。
を表2に示す。
s通電の場合のみであり、他は0Aと測定された。この
原因は、電流測定時つまりA/Dコンバータで測定時に
電流が通電されていないためである。このように、単に
一定時間毎に電流を測定する従来の充放電電流検出装置
では、パルス電流を測定した場合に大きな誤差となり、
本発明が解決しようとする第1の課題に対する本発明の
充放電電流検出装置の有効性が確認できた。
実施するための充放電電流検出装置の回路図を示してい
る。この実施の形態は、本発明が解決しようとする前述
の第2の課題、すなわち充放電電流検出装置の安定度を
改善するものである。図3に示される回路では、図1と
比べてスイッチ18が追加されている点が相違する。こ
のスイッチ18も、マイクロコンピュータ17でオン・
オフが制御される。スイッチ18は一定時間毎に差動増
幅器8の非反転入力端子側を反転入力端子側と接触して
電流検出用抵抗2を短絡する短絡回路を構成する。この
短絡期間中におけるアナログ積分器16の積分電圧は放
電電流及び充電電流がゼロの状態を示す基準となる。ス
イッチ18をオン状態にして電流検出用抵抗2を短絡す
る周期は、アナログ積分器16をリセットする周期より
も十分に長い周期、例えば1時間に1回の周期で行うよ
うにする。そしてスイッチ18をオン状態に維持する期
間即ち短絡期間は、アナログ積分器16の積分動作時間
に相当する所定時間(スイッチ15がオン状態になって
からオフ状態になるまでの時間)とする。マイクロコン
ピュータ17は、スイッチ18が電流検出用抵抗2を短
絡している期間中のアナログ積分器16の積分電圧を放
電電流及び充電電流がゼロのときの積分電圧として、次
に短絡動作を行うまでの間アナログ積分器16の積分電
圧からこの放電電流及び充電電流がゼロのときの積分電
圧を減算し、この値に基づいて放電電流及び充電電流の
演算をする。このようにすると差動増幅器8のオフセッ
ト電流,オフセット電圧が温度あるいは経年変化等で変
化しても、一定時間毎に差動増幅器8の入力を短絡した
ときの電圧、つまり充放電電流が0のときの出力電圧で
積分器8の出力が補正されるため、充放電電流が0付近
の検出電流を安定して測定することができ、前述の第2
の課題が解決される。この実施例のマイクロコンピュー
タ17を駆動するソフトウエアは、1時間に1回スイッ
チ18をオン状態とし、このときの積分電圧をメモリに
記憶してメモリ値を更新し、この記憶した(更新した)
積分電圧をスイッチ18をオフ状態にしているときに短
い周期で測定する積分電圧から毎回減算する演算を実行
するルーチンを含むように構成されている。その他の点
は、図1の装置で用いるソフトウエアと同じである。
の温度で1週間電池の放置試験を行い、残存容量計算値
の変化を測定した。その結果、図1に示した装置では、
電流検出誤差が生じて、1週間の放置で1680mAh
の残存容量が減少したことになったが、図3に示す装置
では1週間の放置で120mAhの残存容量の減少にと
どまっていた。これは、50℃の温度で電流0Aのとき
のマイクロコンピュータ17のA/Dコンバータ入力電
圧がずれるため、図1の装置では誤差が生じて放電電流
が流れたと測定され、残存容量が減算されたためであ
る。これに対して図3の装置では電流0AのA/Dコン
バータ入力電圧がずれても、1時間に1回電流0Aの電
圧を測定して補正するために誤差が少なくなった。
題、すなわちマイクロコンピュータ17に内蔵するA/
Dコンバータが低いビットの場合でも、微少電流の測定
を可能とする方法の実施の形態について説明する。この
方法の実施の形態を実施する場合の装置は、図1及び図
3のいずれの回路構成を有していてもよく、マイクロコ
ンピュータ17を駆動するソフトウエアを変更すること
により、この実施の形態は実施可能である。この実施の
形態では、アナログ積分器16の出力電圧が設定値範囲
であれば積分電圧の初期化(リセット)を行わずに積分
動作を継続する。具体的には、リセット直前のアナログ
積分器16の積分電圧が予め定めた値(例えば2.74
4V以上あるいは2.559V以下)を超えるときに
は、アナログ積分器16をリセットする周期を通常の周
期とする。そしてリセット直前の積分電圧が前述の予め
定めた値を超えないときには、測定電流が微小電流であ
ると判断してアナログ積分器16をリセットする周期
(積分動作時間)を前記通常の周期(積分動作時間)よ
りも長くする。これを実現するためには、マイクロコン
ピュータ17を駆動するソフトウエアを、積分電圧を前
述の予め定めた値と毎回比較し、積分電圧が予め定めた
値を超えるときには、通常の周期でリセット信号を出力
し、積分電圧が予め定めた値を超えないときには、通常
の周期よりも長い周期でリセット信号を出力するように
構成すればよい。このようにアナログ積分器16のリセ
ット周期(積分動作時間)を長くすると、微少電流の場
合は積分時間が延長されてアナログ積分器16の出力電
圧が高くなり、マイクロコンピュータで低ビットのA/
Dコンバータを用いても微少電流の測定が可能になる。
なお、この場合の測定値は積分時間が長くなるので、ア
ナログ積分器16の出力電圧を正規の積分時間に対する
実際の積分時間の比で除算することで真の測定電流とす
ることができる。
装置で500ms毎に測定した電流測定値が±0.50
A(積分電圧が2.744V〜2.559V)以内の場
合は、次回からの電流測定と積分動作を500ms毎に
行うのではなく、5s毎に行うようにした。5s毎の測
定値は、アナログ積分器16での積分時間が500ms
の10倍であるため、測定値を10分の1倍にすること
で真値に変換できる。従って±0.50A以内の微小充
放電電流は1mA以内の分解能とすることができ、残存
容量の測定誤差を小さくすることができる。実際にこの
定数で設定した場合、3mAの放電電流を24時間通電
した場合、低電流で5s毎の積分動作を行うプログラム
では72mAhの残存容量の変化であったが、0.5s
毎の積分動作では0mAhの残存容量変化で誤差が生じ
てしまい、本発明の有効性が確認できた。なお、5s毎
の電流測定で測定値がA/D変換入力電圧をオーバーす
る場合(積分電圧が0V以下あるいは4.995V以上
となる場合)には、アナログ積分器16のリセット周期
すなわち積分時間を0.5s毎に戻して測定すればよ
い。
電池の充放電電流検出方法及び装置では、アナログ積分
器16を用いて充放電電流に比例する電流を積分するよ
うにしたため、負荷にパルス電流が流れても正確に平均
電流として測定できるので、残存容量の計算等で電流値
を積算する場合でも正確に計算できる。
態にして電流検出用抵抗2を短絡して積分動作を1周期
行い、その測定値で測定電流を補正するようにしたた
め、温度や経年変化で増幅器の特性が変わった場合でも
正確に0点補正ができ、電池が放置中でも正確に電流積
算で残存容量の計算ができる。
の初期化を行わないようにすれば、小さい電流でもアナ
ログ積分器16の電圧は大きくなるため、マイクロコン
ピュータで低ビットのA/Dコンバータを用いて測定を
行っても正確に電流測定が可能である。
ットされるまでに差動増幅器から出力される電流を積分
し、アナログ積分器の積分電圧に基づいて充放電電流値
を検出するため、放電電流がパルス状であっても、パル
ス状の放電電流に比例した電流値の検出が可能になり、
残存容量の計算等で電流値を積算する場合でも正確に計
算できる利点がある。
ット電圧が温度あるいは経年変化等で変化しても、一定
時間毎に差動増幅器の入力を短絡したときの積分電圧、
つまり充放電電流が0のときの積分電圧でアナログ積分
器の出力を補正すると、充放電電流が0付近の検出電流
を安定して測定することができる利点がある。
積分器のリセット周期を長くすると(積分時間を長くす
ると)、アナログ積分器の出力電圧が高くなり、マイク
ロコンピュータで低ビットのA/Dコンバータを用いて
も微少電流の測定が可能になる利点がある。
実施の形態の一例の構成を示す回路図である。
イムチャート図である。
他の実施の形態の一例の構成を示す回路図である。
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 二次電池に電流検出用抵抗を直列に接続
し、前記電流検出用抵抗の両端電圧を差動増幅器を用い
て差動増幅し、前記差動増幅器の出力電圧に基づいてマ
イクロコンピュータにより前記二次電池の充電電流と放
電電流量とを演算により求める二次電池の充放電電流検
出方法であって、 周期的にリセットされるアナログ積分器を用いて前記差
動増幅器の出力を積分し、 前記マイクロコンピュータにより前記アナログ積分器の
リセット直前の積分電圧に基づいて前記二次電池の充電
電流及び放電電流を演算することを特徴とする二次電池
の充放電電流検出方法。 - 【請求項2】 前記アナログ積分器をリセットする周期
よりも十分に長い周期で少なくとも前記アナログ積分器
の積分動作時間に相当する所定時間だけ前記電流検出用
抵抗を短絡し、この短絡期間中における前記アナログ積
分器の前記積分電圧を前記放電電流及び充電電流がゼロ
のときの積分電圧とし、次に短絡動作を行うまで前記ア
ナログ積分器の前記積分電圧から前記放電電流及び充電
電流がゼロのときの積分電圧を減算した値に基づいて前
記マイクロコンピュータは前記放電電流及び充電電流の
演算をすることを特徴とする請求項2に記載の二次電池
の充放電電流検出方法。 - 【請求項3】 前記積分電圧が予め定めた値を超えると
きには、前記アナログ積分器をリセットする周期を通常
の周期とし、 前記積分電圧が前記予め定めた値を超えないときには、
前記アナログ積分器をリセットする周期を前記通常の周
期よりも長くすることを特徴とする請求項1または2に
記載の二次電池の充放電電流検出方法。 - 【請求項4】 二次電池に直列に接続された電流検出用
抵抗と、前記電流検出用抵抗の両端電圧を差動増幅する
差動増幅器と、前記差動増幅器の出力に基づいて前記二
次電池の充電電流及び放電電流を演算するマイクロコン
ピュータとからなる二次電池の充放電電流量検出装置で
あって、 前記差動増幅器の出力を積分し且つ周期的にリセットさ
れるアナログ積分器が前記差動増幅器と前記マイクロコ
ンピュータとの間に設けられ、 前記マイクロコンピュータが前記アナログ積分器がリセ
ットされる直前の積分電圧に基づいて前記二次電池の充
電電流及び放電電流を演算することを特徴とする二次電
池の充放電電流検出装置。 - 【請求項5】 前記アナログ積分器をリセットする周期
よりも十分に長い周期で前記アナログ積分器の積分動作
時間に相当する所定時間だけ前記電流検出用抵抗を短絡
する短絡回路を更に備え、 前記マイクロコンピュータは、前記短絡回路が前記電流
検出用抵抗を短絡している期間中の前記アナログ積分器
の前記積分電圧を前記放電電流及び充電電流がゼロのと
きの積分電圧として、次に短絡動作を行うまで前記アナ
ログ積分器の前記積分電圧から前記放電電流及び充電電
流がゼロのときの積分電圧を減算した値に基づいて前記
放電電流及び充電電流の演算をすることを特徴とする請
求項4に記載の二次電池の充放電電流検出装置。 - 【請求項6】 前記アナログ積分器をリセットするリセ
ット信号を前記マイクロコンピュータから出力するよう
にし、 前記マイクロコンピュータは、前記積分電圧が予め定め
た値を超えるときには、通常の周期で前記リセット信号
を出力し、前記積分電圧が前記予め定めた値を超えない
ときには、前記通常の周期よりも長い周期で前記リセッ
ト信号を出力することを特徴とする請求項4または5に
記載の二次電池の充放電電流検出装置。 - 【請求項7】 二次電池に電流検出用抵抗を直列に接続
し、前記電流検出用抵抗の両端電圧を差動増幅器を用い
て差動増幅し、前記差動増幅器の出力に基づいてマイク
ロコンピュータにより放電量と充電量とを演算して前記
二次電池の残存容量を検出する二次電池の残存容量検出
方法であって、 周期的にリセットされるアナログ積分器を用いて前記差
動増幅器の出力を積分し、 前記マイクロコンピュータにより、前記アナログ積分器
のリセット直前の積分電圧に基づいて前記二次電池の充
電電流及び放電電流を演算し、その演算結果に基づいて
残存容量を検出することを特徴とする二次電池の残存容
量検出方法。 - 【請求項8】 前記アナログ積分器をリセットする周期
よりも十分に長い周期で少なくとも前記アナログ積分器
の積分動作時間に相当する所定時間だけ前記電流検出用
抵抗を短絡し、この短絡期間中における前記アナログ積
分器の前記積分電圧を前記放電電流及び充電電流がゼロ
のときの積分電圧とし、次に短絡動作を行うまで前記ア
ナログ積分器の前記積分電圧から前記放電電流及び充電
電流がゼロのときの積分電圧を減算した値に基づいて前
記マイクロコンピュータは前記放電電流及び充電電流の
演算をすることを特徴とする請求項7に記載の二次電池
の残存容量検出方法。 - 【請求項9】 前記積分電圧が予め定めた値を超えると
きには、前記アナログ積分器をリセットする周期を通常
の周期とし、 前記積分電圧が前記予め定めた値を超えないときには、
前記アナログ積分器をリセットする周期を前記通常の周
期よりも長くすることを特徴とする請求項7または8に
記載の二次電池の残存容量検出方法。
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JP29743497A JP3543579B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 二次電池の充放電電流検出方法及び装置 |
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JP29743497A JP3543579B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 二次電池の充放電電流検出方法及び装置 |
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JPH11135156A true JPH11135156A (ja) | 1999-05-21 |
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- 1997-10-29 JP JP29743497A patent/JP3543579B2/ja not_active Expired - Fee Related
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