JPH11134944A - 高熱伝導性絶縁材料及び超電導ケーブル - Google Patents

高熱伝導性絶縁材料及び超電導ケーブル

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JPH11134944A
JPH11134944A JP9295986A JP29598697A JPH11134944A JP H11134944 A JPH11134944 A JP H11134944A JP 9295986 A JP9295986 A JP 9295986A JP 29598697 A JP29598697 A JP 29598697A JP H11134944 A JPH11134944 A JP H11134944A
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filler
insulating material
high thermal
thermal conductivity
resin
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JP9295986A
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Akinobu Ono
朗伸 小野
Hiroyuki Miyata
裕之 宮田
Shigeo Nagaya
重夫 長屋
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Fujikura Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Fujikura Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極低温において高い熱伝導率を有するととも
に、低温脆性に優れた高熱伝導性絶縁材料及び超電導ケ
ーブルを提供すること。 【解決手段】 樹脂と高熱伝導率を有する充填剤とを含
み、高熱伝導率を有する充填剤の含有量が5体積%以上
であって、充填剤が表面処理されていることを特徴とす
る高熱伝導性絶縁材料である。表面処理はシランカップ
リング剤による処理であることが好ましい。前記高熱伝
導性絶縁材料を絶縁体として有する超電導ケーブルであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高熱伝導性絶縁材料
及び超電導ケーブルに関し、特に極低温用高熱伝導性絶
縁材料および超電導ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】超電導ケーブルとして、金属パイプ等の
冷却管の上に超電導体を撚りつけて層となし、該層の上
に絶縁体を施したものを銅管内に配設したものがある。
そして、金属パイプ内の冷媒通路等に冷媒を通じること
により、超電導体は冷却されて極低温とされる。超電導
体を極低温に冷却するための冷媒として液体ヘリウム、
液体窒素等が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記絶縁体
として樹脂に無機充填剤を5体積%以上充填した組成物
を用いると、充填剤の充填量が多くなるに従って、絶縁
体の熱伝導率は向上するが、反面、低温脆性が悪くなる
という問題があった。本来、極低温で用いる超電導ケー
ブルには、一般的な打撃応力によるぜい性はあまり要求
されないが、信頼性の観点から、ぜい化温度のスペック
が設定される場合が少なくない。このとき、無機充填剤
の充填量の上限は、ぜい化温度により制限されてしま
い、熱伝導率と低温脆性とに優れた絶縁体を得ることか
できなかった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、極低温において高い熱伝導率を有するとともに、低
温脆性に優れた高熱伝導性絶縁材料及び超電導ケーブル
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、樹脂と高
熱伝導率を有する充填剤とを含み、高熱伝導率を有する
充填剤の含有量が5体積%以上であって、充填剤が表面
処理されていることを特徴とする高熱伝導性絶縁材料、
及び、該高熱伝導性絶縁材料を用いて絶縁体を構成して
なる超電導ケーブルとすることで解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においては、充填剤として
高熱伝導率を有する充填剤(以下、高熱伝導性充填剤と
いう)であって、表面処理されているものが用いられ
る。高熱伝導性充填剤とは、25゜Cにおいて熱伝導率
が0.04cal/cm・sec・゜C以上である電気
絶縁性の充填剤であって、その例は酸化珪素等の酸化珪
素類、酸化アルミニウム等の酸化アルミニウム類などの
金属酸化物、窒化硼素、ベリリア等のセラミックであ
る。これらの無機充填剤は極低温域、例えば100K以
下の極低温でも高い熱伝導率を有するが、金属粉体等の
充填剤とは異なり電気絶縁性に優れる。前記充填剤の平
均粒径が約1〜100μmであれば、絶縁材料は引張強
度等の機械的性質に優れる。
【0007】酸化アルミニウム類として球状アルミナを
用いると、樹脂に充填し易いし、混練、成形時に金型或
いは押出機等を磨耗させにくい。
【0008】窒化硼素は、酸化アルミニウムに比較して
高価な材料であるが、柔らかい材料であるので、混練、
成形時に金型、押出機等を磨耗させにくい。また、酸化
アルミニウムに比較して、熱伝導性に優れた絶縁材料を
与える。一方、酸化アルミニウムは、窒化硼素に比較す
れば硬い材料であり、熱伝導性に劣るが安価である。
【0009】高熱伝導性充填剤として、表面処理された
ものが用いられる。表面処理とは、高熱伝導性充填剤の
表面を表面処理剤により処理して樹脂との密着性を向上
させる処理をいう。表面処理剤の例はシランカップリン
グ剤である。シランカップリング剤は、高熱伝導性充填
剤に含まれる水酸基或いは表面付着水との縮合反応によ
り該充填剤の表面と化学結合を形成する性質のシラノー
ル基を生じる加水分解性基と、樹脂と結合できる官能基
と、を一分子中に持つケイ素原子含有化合物である。加
水分解性基としてメトキシル基等のアルコキシル基が挙
げられ、官能基としてアミノ基、ビニル基、エポキシ
基、メルカプト基、チオシアネート基、テトラスルフェ
ン等が挙げられる。好ましいシランカップリング剤は炭
素−炭素二重結合又は硫黄原子を含んで樹脂と架橋可能
なものである。
【0010】シランカップリング剤の例は、ビニルトリ
メトキシシラン等のビニルシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン等のエポキシシラン、或い
は、γーメルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメ
ルカプトシラン、ビス(3ートリエトキシシリルプロピ
ル)テトラスルフェン等の硫黄原子含有のものである。
【0011】高熱伝導性充填剤として、該充填剤100
重量部に対して、シランカップリング剤を約0.1〜
8.0重量部の割合で混合し、該カップリング剤を高熱
伝導性充填剤の表面に結合させたものが好ましい。約
0.1重量部未満では効果が認められず、8.0重量部
を超えると過剰でコストが高くなりすぎる。
【0012】樹脂と高熱伝導性充填剤とを含む絶縁材料
の熱伝導率は、樹脂の熱伝導率の影響を受けるが、高熱
伝導性充填剤の影響が非常に大きい。従って、樹脂は熱
伝導率よりもフィラーの充填し易さを主眼にして選択さ
れることが好ましい。樹脂が架橋されていれば、絶縁材
料は低温脆性により優れる。架橋剤として過酸化物、硫
黄等が挙げられる。
【0013】樹脂として、エチレンープロピレンゴム、
EPDMゴム、エチレンーオクテンコポリマー等のエラ
ストマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、エポキシ樹
脂等が挙げられる。
【0014】前記樹脂として、メタロセン触媒を用いて
製造された樹脂が好ましい。チーグラー触媒は活性点が
不均一であるので、チーグラー触媒を用いて合成された
樹脂は分子量分布、共重合組成分布がブロードとなり易
い。これに対して、メタロセン触媒は活性点がシングル
サイトであるので、メタロセン触媒を用いて製造された
樹脂は分子量分布、共重合組成分布がシャープであり、
低分子量成分の含有量が少ない。このため、メタロセン
触媒を用いて製造された樹脂に高熱伝導性充填剤を含ま
せると、該充填剤をより多く含ませることができ、多く
含ませても絶縁材料の機械的性質、耐外傷性等が低下し
にくい。また、メタロセン触媒を用いて製造された樹脂
は密度が低くても、優れた機械的強度を有するので、該
樹脂に充填剤を多量に含ませることができる。なお、メ
タロセン触媒を用いて製造されたポリエチレンは0.8
7g/cm3程度の密度、−76゜C以下の脆化温度を
持つことができる。
【0015】表面処理を施された高熱伝導性充填剤の含
有量は、該充填剤と樹脂との合計体積に対して5体積%
以上、好ましくは、5〜40体積%である。このように
多量の高熱伝導性充填剤を含んで成る本発明の絶縁材料
は、低温ぜい性、熱伝導性に優れる。高熱伝導性充填剤
の含有量が5体積%未満であると、極低温における熱伝
導性が改良されにくい。約40体積%を超えると、絶縁
材料は伸びが低下して脆くなり易い。高熱伝導性充填剤
の含有量が5体積%以上であれば、絶縁材料は室温(2
5゜C)において約0.3w/m・k以上の熱伝導率を
有し、極低温においても高い熱伝導率を有する。従っ
て、本発明の用高熱伝導性絶縁材料は、超電導体を冷却
し且つ絶縁するための絶縁材料として特に好適である。
【0016】本発明の極低温用高熱伝導性絶縁材料は、
樹脂と高熱伝導性充填剤とを必須成分として含むが、老
化防止剤、架橋剤、加工助剤、カーボンブラック等の補
強材、増量剤、顔料などを必要に応じて更に含んでもよ
い。
【0017】本発明の超電導ケーブルは、絶縁体が前記
の高熱伝導性絶縁材料から構成されているものである。
図4はその例を示す断面図であって、該超電導ケーブル
は、銅パイプ等の金属製の冷却管3の上に超電導体1を
有し、該超電導体1の上に絶縁体2を有するとともに、
絶縁体2が樹脂と高熱伝導性充填剤とを含み、高熱伝導
性充填剤の含有量が5体積%以上であって、該充填剤が
表面処理されているものである。液体ヘリウム等の冷媒
を冷却管3内の冷媒通路4に通じれば、超電導体1を内
側方向から冷却できる。また、超電導ケーブルを金属管
内に配設して、絶縁体2と金属管との間の通路に冷媒を
通じれば、超電導体1を外側方向からも冷却できる。絶
縁体2は樹脂と高熱伝導性充填剤とを含み、該充填剤の
含有量が5体積%以上であって、該充填剤が表面処理さ
れているので、本発明の超電導ケーブルの絶縁体2は、
冷媒による冷却効率と低温物性とに優れる。
【0018】図4に示す構造の超電導ケーブルは、冷却
管3の外側に超電導体1を撚りつけて層となし、該層の
上に本発明の絶縁材料を押出成形等により被覆すること
で製造できる。樹脂と高熱伝導性充填剤とを含む混合物
を押出成形して絶縁体を形成できるので、超電導ケーブ
ルの製造と長尺化が容易である。
【0019】超電導体として、Nb、NbTi、Nb3
Sn、V3Ga等の金属系超電導材料、或いはY1Ba2
Cu3x、(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3x等の酸
化物系超電導材料が挙げられる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を詳しく説明する。以下の試験
例において、部は全て重量部を意味する。充填剤とし
て、シランカップリング剤により表面処理(以下、シラ
ン処理という)した球状アルミナ、シラン処理していな
い球状アルミナ、シラン処理した窒化硼素、シラン処理
していない窒化硼素、の4種類を準備した。なお、アル
ミナと窒化硼素との粒径はほぼ同じであった。また、シ
ラン処理したアルミナ、シラン処理した窒化硼素は、ア
ルミナ、窒化硼素に同種のシランカップリング剤を同量
混合してこれらの表面にシランカップリング剤を結合さ
せたものであった。
【0021】ベース樹脂として、メタロセン系エラスト
マー(ダウケミカル社製のダウCL8001)を準備し
た。
【0022】前記エラストマー100部と、前記アルミ
ナ又は前記窒化硼素と、架橋剤3.5部と、老化防止剤
1部とを混合して混合物とした。表面処理したアルミナ
の配合量は、表1に示すように、エラストマー100部
に対して50〜450部の範囲で変化させ、表面処理し
た窒化硼素の配合量は、表2に示すように、エラストマ
ー100部に対して29〜250部の範囲で変化させ
た。
【0023】次いで、混合物を混練ロールを用いて混練
し、該混練物を圧縮成形し架橋してシートを得た。そし
て、該シートの低温ぜい性と熱伝導率とを測定した。配
合処方とともに、低温ぜい性の測定結果を表1、表2に
示した。また、図1にはアルミナの配合量(体積%)と
ぜい化温度との関係を、図2には窒化硼素の配合量(体
積%)とぜい化温度との関係をグラフで示した。図3に
は、アルミナ、窒化硼素等の充填剤の配合量と熱伝導率
との関係をグラフで示した。なお、ぜい化温度はぜい化
試験機を用いJIS K7216により測定した。熱伝
導率は298Kにおける測定値であり、QTM迅速熱伝
導度計を用いて測定した。表1における低温ぜい性の欄
において、◎印は非常に優れる、○印は優れる、△印は
やや劣る、×印は劣るを意味する。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】表1、表2から、アルミナ、窒化硼素の配
合量が多くなるに従い、低温ぜい性は悪くなるが、シラ
ン処理したアルミナ、窒化硼素を用いると、シラン処理
されていない、則ち、非処理のアルミナ、窒化硼素を用
いる場合に比較して、低温ぜい性が低下し難いことが判
る。
【0027】図1、図2から、シラン処理されていない
アルミナ、窒化硼素を用いると、アルミナ、窒化硼素の
配合量が多くなるに従い、ぜい化温度が急激に高くなる
ことが判る。一方、シラン処理したアルミナ、窒化硼素
を用いると、ぜい化温度が高くなり難いことが図1、図
2から判る。また、アルミナ、窒化硼素の配合量が多い
ほど、シラン処理した場合とシラン処理していない場合
とのぜい化温度の差が大きくなることが判る。則ち、シ
ラン処理による低温ぜい性の改良効果は、アルミナ、窒
化硼素の配合量が多いほど顕著であった。窒化硼素の場
合、シラン処理によるぜい化温度上昇の抑制効果が大き
く現れる。窒化硼素とベース樹脂との密着性はもともと
悪いが、窒化硼素のベース樹脂に対する密着性がシラン
処理により著しく向上し、このためにぜい化温度が、図
2に示すように、上昇しにくいものと推定される。
【0028】シラン処理した窒化硼素を用いると、シラ
ン処理したアルミナを用いる場合よりも、熱伝導率に優
れた絶縁材料が得られることが図3から判る。また、シ
ラン処理によっては絶縁材料の熱伝導率が低下しないこ
とが図3から判る。
【0029】シラン処理したアルミナ、シラン処理した
窒化硼素を用いると、図1、図2に示すように、ぜい化
温度が上昇し難い。従って、アルミナ、窒化硼素の配合
量を多くすることが可能で、その結果、熱伝導率に優れ
た絶縁材料が得られ易い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の高熱伝導
性絶縁材料は、樹脂と高熱伝導性充填剤とを含み、高熱
伝導性充填剤の含有量が5体積%以上であって、充填剤
が表面処理されているものであるので、極低温において
も熱伝導率に優れ、且つ低温脆性等の低温特性に優れ
る。従って、ぜい化温度に対するスペックに応えること
ができる材料である。また、本発明の高熱伝導性絶縁材
料は超電導体を絶縁するための絶縁体として好適であ
る。さらに、絶縁材料は樹脂と高熱伝導性充填剤とから
構成されるので、超電導ケーブルの製造が容易で、しか
も長尺化が可能である。従って、本発明の超電導ケーブ
ルは、100K以下の極低温に冷却されて用いられる極
低温用ケーブル、例えば、電力輸送等のケーブルとして
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アルミナの配合量とぜい化温度との関係を示
すグラフである。
【図2】 窒化硼素の配合量とぜい化温度との関係を示
すグラフである。
【図3】 アルミナ、窒化硼素等の充填剤の配合量と熱
伝導率との関係を示すグラフである。
【図4】 本発明の超電導ケーブルの例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・超電導体、2、・・絶縁体、3・・冷却管、4・
・冷媒通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長屋 重夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂と高熱伝導率を有する充填剤とを含
    み、高熱伝導率を有する充填剤の含有量が5体積%以上
    であって、充填剤が表面処理されていることを特徴とす
    る高熱伝導性絶縁材料。
  2. 【請求項2】 表面処理がシランカップリング剤による
    処理であることを特徴とする請求項1記載の高熱伝導性
    絶縁材料。
  3. 【請求項3】 超電導体と絶縁体とを有し、前記超電導
    体が冷媒により冷却される超電導ケーブルであって、前
    記絶縁体が樹脂と高熱伝導率を有する充填剤とを含み、
    高熱伝導率を有する充填剤の含有量が5体積%以上であ
    って、充填剤が表面処理されていることを特徴とする超
    電導ケーブル。
JP9295986A 1997-10-28 1997-10-28 高熱伝導性絶縁材料及び超電導ケーブル Withdrawn JPH11134944A (ja)

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