JPH11134575A - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

Info

Publication number
JPH11134575A
JPH11134575A JP29912197A JP29912197A JPH11134575A JP H11134575 A JPH11134575 A JP H11134575A JP 29912197 A JP29912197 A JP 29912197A JP 29912197 A JP29912197 A JP 29912197A JP H11134575 A JPH11134575 A JP H11134575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
level
occurrence
forecast
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29912197A
Other languages
English (en)
Inventor
Chizuko Onoue
智寿子 尾上
Osamu Tanaka
修 田中
Satoshi Ookage
聡 大景
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP29912197A priority Critical patent/JPH11134575A/ja
Publication of JPH11134575A publication Critical patent/JPH11134575A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】予報発生の段階から防災装置の連動を可能とす
ることにより火災の初期状態からの拡大を抑制する。 【解決手段】複数の火災感知器21 ,22 ,…を多重伝
送線3を介して火災受信機1に接続し、防災装置4を各
々個別に火災受信機1に接続する。火災受信機1が予報
発生、火災発生、連動発生の何れかの状態であると判断
した場合に火災断定スイッチ5が操作されると、蓄積の
解除と防災装置4の連動停止並びに外部機関への移信停
止の解除とを行なう。予報発生の状態で火災断定スイッ
チ5が操作された場合にも上記処理を行なって防災装置
4の作動制御や外部機関への移信等を行なうようにした
ため、設備管理人等の判断で火災断定スイッチ5を操作
することにより、予報発生の段階から火災受信機1によ
る防災装置4の作動制御が可能となって火災の初期状態
からの拡大を抑制することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災を感知するア
ナログ式の火災感知器及び防煙、防火に対応した防止装
置を火災受信機により監視制御する火災報知設備に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の火災報知設備は、防火区画、防
煙区画を防火戸、防煙ダンパー、シャッター、排煙機等
の防災装置で形成するとともにそれぞれの区間に対応し
て火災感知器を配置し、これら火災感知器や防災装置を
監視制御するために設けた火災受信機では、火災感知器
からの感知情報に基づいて連動発生と判断した場合に、
当該火災感知器を配置した区画を形成する防災装置を連
動制御するようになっている。
【0003】ここで、火災報知設備を構成する火災感知
器には、通常煙濃度、温度等火災現象の大きさレベルを
予報レベル、火災レベル、連動レベルの3段階のレベル
と比較して、それぞれの判断結果を感知情報として時分
割多重伝送により火災受信機へ送信するものが用いられ
る。一方、火災受信機は予報発生、火災発生、連動発生
を判断するための蓄積時間を設定しており、予報、火
災、連動を示す感知情報が連続して継続的に受信される
状態が対応する蓄積時間を越えると予報発生又は火災発
生又は連動発生を判断し、それぞれに対応した処理動作
を行なう機能を備えており、連動発生と判断した場合に
は予め当該感知情報を送信した火災感知器と連動関係が
設定されている防災装置を作動制御して当該防止装置を
設けた防火区間、防煙区間の防災を図ったり、さらには
消防署や警備会社等の外部機関に対して火災情報の通報
(移信)を行なうようになっている。
【0004】また、火災受信機には、設備管理人等によ
って操作されると予報発生、火災発生、連動発生を判断
するための蓄積を解除し、防災装置の連動停止及び外部
機関への移信停止の解除を行ない、火災受信機による防
災装置の作動制御並びに移信が可能な状態とする火災断
定スイッチが設けてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
火災受信機では、火災発生又は連動発生と判断された状
態で設備管理人等によって火災断定スイッチが操作され
たときに上記蓄積の解除と連動停止並びに移信停止の解
除とを行ない、予報発生と判断された状態で火災断定ス
イッチが操作されても、上記蓄積や連動停止並びに移信
停止の解除が行なわれないようになっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、予報発生の段階から防
災装置の連動を可能とすることにより火災の初期状態か
らの拡大を抑制することができる火災報知設備を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、煙濃度、温度等火災現象の大き
さレベルを検出して該レベルに応じて感知情報を多重伝
送する火災感知器と、火災感知器からの感知情報の示す
レベルが予報レベル、火災レベル、連動レベルの何れか
であって該レベルの感知情報を、当該レベルに対応して
設定された所定時間を越えるまで継続的に受信したとき
に当該レベルに対して予報発生又は火災発生又は連動発
生と判断し、該判断に対応して処理を行なう火災受信機
と、所定の火災感知器との間で連動関係が設定されると
ともに火災受信機により作動制御される防煙、防火に対
応した防災装置とから少なくとも構成される火災報知設
備において、手動操作可能なスイッチであって、予報発
生、火災発生、連動発生の何れかの状態で操作されると
火災受信機による防災装置の作動制御が可能となる火災
断定スイッチを火災受信機に備えたことを特徴とし、火
災の状況に応じて設備管理者等が予報発生の段階で火災
断定スイッチを操作することにより、火災受信機による
防災装置の作動制御が可能となって火災の初期状態から
の拡大を抑制することが可能となる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、火災受信機が、予報発生、火災発生、連動発生の何
れかの状態で火災断定スイッチが操作されると火災に関
する情報を外部へ移信可能とする機能を有することを特
徴とし、消防署や警備会社等の外部機関への通報(移
信)を行なうことによっても火災の初期状態からの拡大
を抑制することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明一実施形態の構成を
示すブロック図である。この火災報知設備は、煙濃度や
温度等の大きさレベルを検出する複数の火災感知器(所
謂アナログ感知器)21 ,22 ,…を多重伝送線3を介
して火災受信機1に接続するとともに、各火災感知器2
1 …との連動関係が設定された防煙ダンパー41 、シャ
ッター42 、防火戸43 、排煙機44 等から成る防災装
置4を各々個別に火災受信機1に接続して構成される。
但し、図4に示すように多重伝送線3を介して火災受信
機1と接続された中継器6に防煙ダンパー41 …等の防
災装置4を接続し、中継器6を介して火災受信機1から
防災装置4の作動制御を行なう構成とすることも可能で
ある。
【0010】各火災感知器21 …には固有のアドレスが
設定されており、火災受信機1が各火災感知器21 …を
順次サイクリックにアクセスし、アクセスした火災感知
器2 1 …から出力を返送させる所謂時分割多重により感
知情報の伝送を行なっている。また、各火災感知器21
…では検出したアナログ値(煙濃度や温度等)の大きさ
レベル(以下、「検出レベル」と呼ぶ。)を予め設定さ
れている予報レベル、火災レベル、連動レベルの3段階
のレベルと比較して、それぞれの判断結果を感知情報と
して火災受信機に時分割多重伝送している。ここで、図
2に示すように検出レベルが予報レベルを越えない状態
を通常状態、予報レベルを越え且つ火災レベルを越えな
い状態を予報状態、火災レベルを越え且つ連動レベルを
越えない状態を火災状態、連動レベルを越える状態を連
動状態とそれぞれ呼ぶこととする。
【0011】一方、火災受信機1では火災感知器21
から予報状態、火災状態、連動状態を示す感知情報が各
状態に対応して設定された所定時間(所謂蓄積時間)を
越えるまで継続的に受信したときに、当該火災感知器2
1 …で予報発生、火災発生、連動発生の各状態であると
判断している。また、火災受信機1には従来例で説明し
た火災断定スイッチ5が設けてある。この火災断定スイ
ッチ5は押釦スイッチのように手動操作可能なスイッチ
から成り、設備管理人等によって手動操作されるもので
ある。
【0012】次に図3の動作フロー図を参照して本実施
形態の火災報知設備の動作を説明する。上述のように、
火災受信機1は火災感知器21 …から予報状態、火災状
態、連動状態を示す感知情報が各状態に対応して設定さ
れた所定時間(所謂蓄積時間)を越えるまで継続的に受
信したときに、当該火災感知器21 …で予報発生、火災
発生、連動発生の各状態であると判断する。そして、火
災受信機1が予報発生、火災発生、連動発生の何れかの
状態であると判断した場合に、例えば火災の状況を確認
した設備管理人等が火災受信機1の火災断定スイッチ5
を操作すると、予報、火災、連動を示す感知情報の蓄積
の解除と防災装置4の連動停止並びに外部機関への移信
停止の解除とを行なう。
【0013】その後、火災受信機1は予報発生又は火災
発生又は連動発生の感知情報を送信してきた火災感知器
1 …と連動関係が設定されている防災装置4(防煙ダ
ンパー41 やシャッター42 等)を個々に制御して作動
させる。なお、図4に示す構成においては、各中継器6
1 …に固有のアドレスが設定され、火災受信機1から時
分割多重の伝送信号により防災装置4の制御情報を中継
器61 …に送り、中継器61 …では自己のアドレスの呼
出があると、火災受信機1から送られてきた制御情報を
取り込んで、接続されている防煙ダンパー41 やシャッ
ター42 等の防災装置4を作動させるようになってい
る。従って、このように中継器6を備えた構成では、防
災装置4を火災受信機1に直接個別に接続する場合に比
較して、配線の減少、配線作業の省力化が図れるととも
に、火災感知器21 …と防災装置4とを共通の多重伝送
信号で監視制御することができるという利点がある。
【0014】而して本実施形態の火災報知設備では、従
来例と異なり火災発生又は連動発生の状態だけでなく予
報発生の状態で火災断定スイッチ5が操作された場合に
も蓄積解除と連動停止及び移信停止の解除を行なって防
災装置4の作動制御や外部機関への移信等を行なうよう
にしたため、設備管理人等の判断で火災断定スイッチ5
を操作することにより、予報発生の段階から火災受信機
1による防災装置4の作動制御が可能となって火災の初
期状態からの拡大を抑制することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、煙濃度、温度等火災
現象の大きさレベルを検出して該レベルに応じて感知情
報を多重伝送する火災感知器と、火災感知器からの感知
情報の示すレベルが予報レベル、火災レベル、連動レベ
ルの何れかであって該レベルの感知情報を、当該レベル
に対応して設定された所定時間を越えるまで継続的に受
信したときに当該レベルに対して予報発生又は火災発生
又は連動発生と判断し、該判断に対応して処理を行なう
火災受信機と、所定の火災感知器との間で連動関係が設
定されるとともに火災受信機により作動制御される防
煙、防火に対応した防災装置とから少なくとも構成され
る火災報知設備において、手動操作可能なスイッチであ
って、予報発生、火災発生、連動発生の何れかの状態で
操作されると火災受信機による防災装置の作動制御が可
能となる火災断定スイッチを火災受信機に備えたので、
火災の状況に応じて設備管理者等が予報発生の段階で火
災断定スイッチを操作することにより、火災受信機によ
る防災装置の作動制御が可能となって火災の初期状態か
らの拡大を抑制することが可能となるという効果があ
る。
【0016】請求項2の発明は、火災受信機が、予報発
生、火災発生、連動発生の何れかの状態で火災断定スイ
ッチが操作されると火災に関する情報を外部へ移信可能
とする機能を有するので、消防署や警備会社等の外部機
関への通報(移信)を行なうことによっても火災の初期
状態からの拡大を抑制することが可能となるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】同上の動作を説明するための説明図である。
【図3】同上の動作を説明するための動作フロー図であ
る。
【図4】同上の他の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 火災受信機 2 火災感知器 3 多重伝送線 4 防災装置 5 火災断定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 25/08 G08B 25/08 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙濃度、温度等火災現象の大きさレベル
    を検出して該レベルに応じて感知情報を多重伝送する火
    災感知器と、火災感知器からの感知情報の示すレベルが
    予報レベル、火災レベル、連動レベルの何れかであって
    該レベルの感知情報を、当該レベルに対応して設定され
    た所定時間を越えるまで継続的に受信したときに当該レ
    ベルに対して予報発生又は火災発生又は連動発生と判断
    し、該判断に対応して処理を行なう火災受信機と、所定
    の火災感知器との間で連動関係が設定されるとともに火
    災受信機により作動制御される防煙、防火に対応した防
    災装置とから少なくとも構成される火災報知設備におい
    て、手動操作可能なスイッチであって、予報発生、火災
    発生、連動発生の何れかの状態で操作されると火災受信
    機による防災装置の作動制御が可能となる火災断定スイ
    ッチを火災受信機に備えたことを特徴とする火災報知設
    備。
  2. 【請求項2】 火災受信機は、予報発生、火災発生、連
    動発生の何れかの状態で火災断定スイッチが操作される
    と火災に関する情報を外部へ移信可能とする機能を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の火災報知設備。
JP29912197A 1997-10-30 1997-10-30 火災報知設備 Withdrawn JPH11134575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29912197A JPH11134575A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 火災報知設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29912197A JPH11134575A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 火災報知設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11134575A true JPH11134575A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17868401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29912197A Withdrawn JPH11134575A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 火災報知設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11134575A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104867264A (zh) * 2014-02-26 2015-08-26 苏州热工研究院有限公司 一种火灾预警方法和系统
CN105303752A (zh) * 2015-11-03 2016-02-03 河南瑞远物联网科技有限公司 一种基于点型感温元件的电气火灾监控预警系统
JP2020052656A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 能美防災株式会社 防災システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104867264A (zh) * 2014-02-26 2015-08-26 苏州热工研究院有限公司 一种火灾预警方法和系统
CN105303752A (zh) * 2015-11-03 2016-02-03 河南瑞远物联网科技有限公司 一种基于点型感温元件的电气火灾监控预警系统
JP2020052656A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 能美防災株式会社 防災システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11134575A (ja) 火災報知設備
JP6430771B2 (ja) 警報システム
JP3732607B2 (ja) 防災監視制御用受信機
JPH02121098A (ja) 火災報知装置
JP6509624B2 (ja) パッケージ型自動消火設備
JP3350601B2 (ja) 多重伝送式火災警報システム
EP1187081B1 (en) Fire alarm system and terminal equipment in the same
KR100312077B1 (ko) 화재 감시 및 관리장치의 중계장치
JPH11134576A (ja) 火災報知設備
JP4095402B2 (ja) 火災受信機
JPH07230593A (ja) 火災警報装置の地区音響装置
JP2578722Y2 (ja) 機械警備装置
JPH04299499A (ja) 火災警報装置
JPH0634276B2 (ja) 警報表示装置
JP3087124B2 (ja) 火災判別方法およびこの方法を実施するための火災受信機、中継器、自火報システム
JP3364349B2 (ja) 蓄積式火災受信システム及び蓄積式火災感知器
JP3684743B2 (ja) 火災警報装置
JPH0962959A (ja) 集合住宅火災発報方法
JP2733295B2 (ja) セキュリティシステム
KR101159803B1 (ko) 방범 장치 및 그 통신 방법
JP2858265B2 (ja) 動作試験機能を有した火災報知システム及びこのシステムに使用されるアナログ感知器
JP2020135409A (ja) 火災報知システム、火災報知方法、及びプログラム
JP2506858Y2 (ja) 自動火災報知装置
JP3038410B2 (ja) 火災判別方法およびこの方法を実施するための火災受信機、中継器、自火報システム
JP3318450B2 (ja) 火災報知設備

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104