JPH11134304A - グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びグラフ表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

グラフ表示装置、グラフ表示方法、及びグラフ表示プログラムを記録した記録媒体

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JPH11134304A
JPH11134304A JP29545097A JP29545097A JPH11134304A JP H11134304 A JPH11134304 A JP H11134304A JP 29545097 A JP29545097 A JP 29545097A JP 29545097 A JP29545097 A JP 29545097A JP H11134304 A JPH11134304 A JP H11134304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グラフデータを表示するグラフ表示装置にあっ
て、任意のグラフデータを必要に応じて保存し、適宜読
み出して利用する。 【解決手段】複数のグラフ式及びその座標レンジを入力
して「グラフ」キー12cを操作すると、入力座標レンジ
に応じて各グラフ式に対応するグラフの描画データが計
算され表示部13に表示される。 STOキー12e の操作後、
任意のグラフをポインタPで指定すると共にグラフ保存
メモリ内の番号を指定して「実行」キー12d を操作する
と、ポインタ指定されたグラフのグラフ式がグラフ保存
メモリにおける指定番号の保存エリアに記憶保存され
る。他のグラフ描画処理に際し、 PCLキーを操作して前
記グラフ式が保存された番号を指定すると、当該指定さ
れた番号の保存エリアに記憶保存されているグラフ式が
読み出され、その時点での設定座標レンジに応じたグラ
フの描画データが計算されてグラフ表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフデータを表
示するグラフ表示装置、グラフ表示方法、及びグラフ表
示プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】関数計算機能を備えた電子計算機におい
て、グラフモードを設定して任意の関数式や統計データ
等を入力し、グラフの描画を指示すると、当該入力され
た関数式や統計データに対応するグラフが描画表示され
るグラフ関数電卓なる電子計算機が実用化されている。
【0003】そして、このようなグラフ関数電卓では、
複数の関数式を入力してグラフの描画を行なった際に
は、該複数の関数式のそれぞれに対応した複数のグラフ
が重なって描画表示されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のグラフ表示機能を有する電子計算機では、グラフモ
ードにおいて入力された複数の関数式のそれぞれに対応
した複数のグラフを描画表示できるものの、グラフモー
ドによるグラフ描画処理を一旦終了し、他のモード(例
えば計算モード)への切り換えを行なうと、前記グラフ
モードにおいて描画表示されたグラフデータはすべて消
去されるため、予め描画表示された任意のグラフデータ
を保存しておき、それ以降、必要に応じて読み出して利
用することはできない問題がある。
【0005】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、任意のグラフデータを必要に応じて保存し、
適宜読み出して利用することが可能になるグラフ表示装
置、グラフ表示方法、及びグラフ表示プログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
るグラフ表示装置は、複数の関数式を入力する式入力手
段と、この式入力手段により入力された複数の関数式の
それぞれに対応するグラフを描画表示するグラフ表示手
段と、このグラフ表示手段により表示された複数のグラ
フの中の任意のグラフを選択する第1のグラフ選択手段
と、この第1のグラフ選択手段により選択されたグラフ
を識別して保存するグラフ保存手段と、このグラフ保存
手段により保存されたグラフを選択する第2のグラフ選
択手段と、この第2のグラフ選択手段により選択された
グラフを読み出して表示する保存グラフ読み出し手段と
を具備してなるものである。
【0007】つまり、本発明に係わるグラフ表示装置で
は、複数の関数式を入力してそのそれぞれの関数式に対
応するグラフを描画表示させ、この表示された複数のグ
ラフの中の任意のグラフを選択すると、該選択されたグ
ラフはグラフ保存手段により識別されて保存される。そ
して、前記グラフ保存手段により識別保存されたグラフ
を選択すると、該選択されたグラフは読み出されて表示
されるので、任意のグラフを予め保存しておき、必要に
応じて読み出して表示できることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明のグラフ表示装置の
実施形態に係わる関数計算機能付き電子計算機の電子回
路の構成を示すブロック図である。
【0009】この電子計算機は、コンピュータ等からな
る制御部(CPU)11を備えている。制御部(CP
U)11は、キー入力部12から入力されるキー入力デ
ータや、カラー表示を行なうことができる液晶表示部1
3の表示画面上に重ねて設けられたタブレット14から
位置検出回路15を介して入力されるタッチペンによる
タッチ位置データに応じて、ROM16に予め記憶され
ているシステムプログラムを起動させ、あるいは外部記
録媒体20に予め記憶されている計算機制御用プログラ
ムを記録媒体読み取り部19により読み取らせて起動さ
せ、RAM17をワークメモリとして回路各部の動作制
御を行なうものである。
【0010】この制御部(CPU)11には、前記キー
入力部12、液晶表示部13、タブレット14、位置検
出回路15、ROM16、RAM17、記録媒体読み取
り部19が接続され、また、液晶表示部13は表示駆動
回路18を介して接続される。
【0011】キー入力部12には、テンキー,アルファ
ベットキー,演算子キー,関数キー等の文字・記号キー
群からなるデータ入力キー12aが備えられると共に、
任意の関数式に対応するグラフ表示処理を行なうグラフ
モード,任意の入力式に対応する計算処理を行なう計算
モード,任意の入力プログラムに対応する計算処理を行
なうプログラムモード等の各種動作モードを選択設定す
る際に操作される「モード」キー12b、前記グラフモ
ードにおいて入力された関数式に対応するグラフの描画
を指示する際に操作される「グラフ」キー12c、前記
グラフモードにおいては任意のグラフデータの保存機能
の実行を指示する際に操作される「実行」キー12d、
前記グラフ保存機能を設定する際に操作される「ST
O」キー12e、前記グラフ保存機能の実行により記憶
保存されたグラフデータを呼び出すためのグラフ呼び出
し機能を設定する際に操作される「PCL」キー12
f、表示されたデータの選択,送り操作やポインタP,
カーソルKの移動操作を行なう際に操作される上下左右
の各カーソルキー(「↑」12g、「↓」12h、
「←」12i、「→」12j)等が備えられる。
【0012】タブレット14は、液晶表示部13の表示
画面上に重ねて設けられ、ペンによりタッチされた位置
に応じた電圧信号を発生するもので、このタブレット1
4から出力されるタッチ位置に応じた電圧信号に基づ
き、位置検出回路15により表示画面に対応させた座標
が検出され、このタッチ位置座標に応じて制御部(CP
U)11により操作の内容が判断される。
【0013】ROM16には、本電子計算機の電子回路
におけるの全体の処理を司るシステムプログラムデータ
が予め記憶されると共に、図2及び図3に示す、グラフ
モード等、各種の動作モードの処理を司るサブプログラ
ムデータである制御プログラムデータも予め記憶され
る。
【0014】RAM17には、液晶表示部13に表示す
べき表示データがビットマップのパターンデータとして
記憶される表示データメモリ17a、グラフモード処理
において入力された複数のグラフ式(関数式)データが
その個々の表示指定色と対応付けられて記憶されるグラ
フ式データメモリ17b、オペレータにより任意に入力
され、前記グラフ式データメモリ17bに記憶されたグ
ラフ式に対応するグラフデータの描画範囲を指定するレ
ンジデータ(Xmin,Xmax,Ymin,Yma
x)が記憶されるレンジデータメモリ17c、グラフ式
データメモリ17bに記憶されたグラフ式に対応するグ
ラフデータがビットマップのパターンデータとして描画
されて記憶されるグラフデータメモリ17d、グラフモ
ードにおけるグラフ保存機能の設定状態において上下カ
ーソルキー「↑」12g,「↓」12hの操作により選
択された前記グラフ式データメモリ17b内の1つのグ
ラフ式を指定するアドレス番号が記憶される選択グラフ
メモリ17e、グラフモードにおけるグラフ保存機能の
設定実行に際し前記選択グラフメモリ17eにて指定さ
れたグラフ式と対応する表示指定色からなるグラフデー
タが記憶保存されるグラフ保存メモリ17f、このグラ
フ保存メモリ17fに対するグラフデータの保存先のア
ドレス番号が左右カーソルキー「←」12i,「→」1
2jの操作により選択されて記憶される保存番号メモリ
17g、及び各種動作モードの制御処理に伴ない制御部
(CPU)11により入出力されるデータを一時的に記
憶するワークメモリ等のデータメモリが備えられる。
【0015】次に、前記構成による関数計算機能付き電
子計算機の動作について説明する。図2は前記電子計算
機のグラフモード処理におけるグラフデータの描画,保
存機能を示すフローチャートである。
【0016】図3は前記電子計算機のグラフモード処理
における保存グラフデータの呼び出し描画機能を示すフ
ローチャートである。図4は前記電子計算機におけるグ
ラフデータの描画,保存機能に伴なう操作表示状態を示
す図である。
【0017】図5は前記電子計算機における保存グラフ
データの呼び出し描画機能に伴なう操作表示状態を示す
図である。まず、図4(A)に示すように、キー入力部
12の「モード」キー12bの操作によりグラフモード
が設定されると、液晶表示部13に対してグラフ式の入
力画面が表示される。このグラフ式の入力画面が表示さ
れた状態で、キー入力部12のデータ入力キー12aを
操作して任意のグラフ式を、例えば1「Y=X」,2
「Y=X2 」,3「Y=sinX」として入力し表示さ
せると共に、各グラフ式に対して図示しない色指定キー
によりその表示色を指定すると、入力されたそれぞれの
グラフ式データとその表示色データとは対応付けられ
て、RAM17内のグラフ式データメモリ17bに対し
順次記憶される(ステップS1→S2,S3)。
【0018】また、図4(B)に示すように、前記デー
タ入力キー12aを操作して前記入力されたグラフ式を
グラフ化するための座標レンジを、例えばXmin「−
10」,Xmax「10」,Ymin「−10」,Ym
ax「10」として入力し表示させると、このそれぞれ
の座標レンジデータは順次RAM17内のレンジデータ
メモリ17cに記憶される(ステップS1→S2,S
3)。
【0019】こうして、RAM17内のグラフ式データ
メモリ17bに対して、例えば3つのグラフ式1「Y=
X」,2「Y=X2 」,3「Y=sinX」が入力され
記憶された状態で、図4(C)に示すように、キー入力
部12の「グラフ」キー12cが操作されると、前記レ
ンジデータメモリ17cに記憶された表示画面上での設
定座標レンジに基づき、前記3つのグラフ式それぞれの
描画軌跡であるX,Y座標が個々に計算され、グラフデ
ータメモリ17dに対してビットマップのグラフデータ
として順次描画されて書き込まれ、液晶表示部13に対
し表示される(ステップS4→S5,S6,S7)。
【0020】本実施形態の場合、Y1(Y=X)のグラ
フデータはその指定色の青(B)で、Y2(Y=X2
のグラフデータはその指定色の赤(R)で、Y3(Y=
sinX)のグラフデータはその指定色の緑(G)でカ
ラー表示される。
【0021】そして、図4(D)に示すように、キー入
力部12の「STO」キー12eが操作されると、任意
のグラフデータを保存するためのグラフ保存機能が設定
され、RAM17内のグラフ保存メモリ17fに用意さ
れているグラフデータの複数の保存先であるメモリ番号
「1」〜「6」を示す識別バー21が、グラフ表示画面
の下端に沿って表示されると共に、第1のグラフデータ
Y1を指定するポインタPが表示され、当該ポインタ表
示されたグラフデータに対応するグラフ式「Y1=X」
も表示される(ステップS8→S9,S10,S1
1)。
【0022】この場合、前記ポインタPにより指定され
たグラフデータのアドレス番号が、選択グラフメモリ1
7eにセットされる。ここで、例えば第2のグラフデー
タ「Y2=X2 」を選択して保存するために、図4
(E)に示すように、キー入力部12の上カーソルキー
「↑」12gが操作されると、前記メモリ番号「1」〜
「6」を示す識別バー21の表示状態であることにより
グラフ保存機能の設定表示状態であることが判断され、
前記第1のグラフデータY1上に初期表示されていたポ
インタPが第2のグラフデータY2上に移動して指定表
示されると共に、当該ポインタPにより指定表示された
グラフデータに対応するグラフ式「Y2=X2 」も表示
される(ステップS12→S13→S14,S15)。
【0023】この際、前記選択グラフメモリ17eに
は、ポインタPにより新たに指定された第2のグラフデ
ータY2の記憶されているアドレス番号「2」がセット
される。
【0024】なお、ポインタPにより指定されたグラフ
データの保存先であるグラフ保存メモリ17fのメモリ
番号は、識別バー21において保存エリア「1」に初期
設定されており、反転表示により示される。
【0025】そして、前記ポインタPにより指定された
第2のグラフデータY2の保存先を保存エリア「2」に
設定するために、図4(F)に示すように、キー入力部
12における右カーソルキー「→」12jが操作される
と、前記識別バー21の表示状態であることによりグラ
フ保存機能の設定表示状態であることが判断され、保存
先として指定表示されるメモリ番号の反転表示位置が前
記初期設定での保存エリア「1」から「2」に切り換え
られて表示される(ステップS16→S17→S1
8)。
【0026】この際、保存番号メモリ17gには、前記
右カーソルキー「→」12jにより指定されて反転表示
されたグラフ保存メモリ17f内のメモリ番号「2」が
セットされる。
【0027】こうして、保存すべきグラフデータが第2
のグラフデータY2としてポインタPにより指定表示さ
れると共に、その保存先エリアがメモリ番号「2」とし
て識別バー21の対応部分が反転表示された状態で、キ
ー入力部12における「実行」キー12dが操作される
と、前記識別バー21の表示状態であることによりグラ
フ保存機能の設定表示状態であることが判断され、前記
選択グラフメモリ17eにセットされたアドレス番号
「2」に対応してポインタPにより指定された第2のグ
ラフデータY2のグラフ式「Y=X2 」とその表示色デ
ータ「R」とが、保存番号メモリ17gにセットされ識
別バー21の反転表示により示されるメモリ番号「2」
に対応するグラフ保存メモリ17f内の第2保存エリア
に対して記憶されて保存される(ステップS19→S2
0→S21)。
【0028】すると、この第2グラフデータY2の保存
先に対応するメモリ番号「2」の表示位置に、当該メモ
リ番号「2」に対応してグラフ保存メモリ17fに記憶
された第2のグラフデータY2のグラフ式「Y=X2
が識別バー21に表示される(ステップS22)。
【0029】このように、RAM17内のグラフ保存メ
モリ17fに任意のグラフデータ「Y=X2 」を記憶保
存させた状態で、当該グラフモード以外の他のモードで
の処理が行なわれた後、図5(A)に示すように、再び
「モード」キー12bの操作によりグラフモードが設定
され、任意のグラフ式「Y=1/3X」が入力表示され
ると共に、図5(B)に示すように、そのXY座標レン
ジが入力表示されると、前記ステップS1〜S3と同様
の処理を経て、前記入力されたグラフ式「Y=1/3
X」がRAM17内のグラフ式データメモリ17bに新
たに記憶されると共に、前記入力されたXY座標レンジ
がレンジデータメモリ17cに新たに記憶される。
【0030】そして、図5(C)に示すように、キー入
力部12の「グラフ」キー12cが操作されると、前記
レンジデータメモリ17cに記憶された表示画面上での
設定座標レンジに基づき、前記グラフ式データメモリ1
7bに記憶されたグラフ式「Y=1/3X」の描画軌跡
であるX,Y座標が計算され、グラフデータメモリ17
dに対してビットマップのグラフデータとして描画され
て書き込まれ、液晶表示部13に対し表示される(ステ
ップS4→S5,S6,S7)。
【0031】ここで、図5(D)に示すように、キー入
力部12の「PCL」キー12fが操作されると、保存
されたグラフデータを呼び出すためのグラフ呼び出し機
能が設定され、RAM17内のグラフ保存メモリ17f
におけるグラフデータの複数の保存先アドレスを示すメ
モリ番号「1」〜「6」の識別バー21が、グラフ表示
画面の下端に沿って表示されると共に、グラフデータが
保存されているメモリ番号「2」の位置に対応して当該
保存されているグラフ式「Y=X2 」が表示される(ス
テップS23→S24,S25)。
【0032】こうして、グラフ保存メモリ17fのメモ
リ番号「2」に対応する保存エリアに「Y=X2 」なる
グラフ式が保存されていることが表示された状態で、図
5(E)に示すように、キー入力部12のデータ入力キ
ー12aにおける数値キーの「2」が操作されると、前
記識別バー21の表示状態であることによりグラフ呼び
出し機能の設定表示状態であることが判断され、グラフ
保存メモリ17f内のメモリ番号「2」に対応して記憶
保存されているグラフ式「Y=X2 」に応じたグラフの
描画座標データが、前記レンジデータメモリ17cに記
憶された新たなXY座標レンジに基づき計算され、グラ
フデータメモリ17dに対し、前記新たに入力されたグ
ラフ式「Y=1/3X」のグラフデータと共に重ねて描
画され液晶表示部13に表示されると共に、そのグラフ
式「Y=X2 」も表示される(ステップS26→S27
→S28,S29)。
【0033】したがって、前記構成の関数計算機能付き
電子計算機によれば、複数のグラフ式及びそのXY座標
レンジを入力して「グラフ」キー12cを操作すると、
入力された座標レンジに応じて各グラフ式のそれぞれに
対応するグラフの描画位置データが計算されて液晶表示
部13に表示される。そして、「STO」キー12eの
操作の後、任意のグラフをポインタPで指定すると共に
グラフ保存メモリ17f内のメモリ番号を指定して「実
行」キー12dを操作すると、ポインタ指定されたグラ
フのグラフ式がグラフ保存メモリ17fにおける指定さ
れたメモリ番号の保存エリアに記憶されて保存され、他
のグラフ描画処理に際し、「PCL」キー12fを操作
して前記グラフ式が保存されたメモリ番号を指定する
と、当該指定されたメモリ番号の保存エリアに記憶保存
されているグラフ式が読み出され、その時点での設定座
標レンジに応じたグラフの描画位置データが計算されて
グラフ表示されるので、予め作成描画されたグラフデー
タを保存しておき、必要に応じて読み出して利用できる
ようになる。
【0034】また、前記構成の関数計算機能付き電子計
算機によれば、グラフ保存メモリ17fにそのメモリ番
号を指定して記憶されたグラフ式は、液晶表示部13の
下端に表示される識別バー21の対応する番号位置に表
示されるので、グラフ保存メモリ17f内の何れの保存
エリアに何のグラフ式が保存されているのかを容易に確
認できるようになる。
【0035】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち、図2,図3のフローチャートに示すグラ
フモード処理等の各手法は、コンピュータに実行させる
ことができるプログラムとして、メモリカード(ROM
カード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピー
ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−R
OM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体20
に格納して配布することができる。そして、コンピュー
タは、この外部記録媒体20に記録されたプログラムを
記録媒体読み取り部19によって読み込み、この読み込
んだプログラムによって動作が制御されることにより、
前記実施形態において説明したグラフ描画,保存,呼び
出し機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実
行することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わるグラフ表
示装置によれば、複数の関数式を入力してそのそれぞれ
の関数式に対応するグラフを描画表示させ、この表示さ
れた複数のグラフの中の任意のグラフを選択すると、該
選択されたグラフはグラフ保存手段により識別されて保
存される。そして、前記グラフ保存手段により識別保存
されたグラフを選択すると、該選択されたグラフは読み
出されて表示されるので、任意のグラフデータを必要に
応じて保存し、適宜読み出して利用することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラフ表示装置の実施形態に係わる関
数計算機能付き電子計算機の電子回路の構成を示すブロ
ック図。
【図2】前記電子計算機のグラフモード処理におけるグ
ラフデータの描画,保存機能を示すフローチャート。
【図3】前記電子計算機のグラフモード処理における保
存グラフデータの呼び出し描画機能を示すフローチャー
ト。
【図4】前記電子計算機におけるグラフデータの描画,
保存機能に伴なう操作表示状態を示す図。
【図5】前記電子計算機における保存グラフデータの呼
び出し描画機能に伴なう操作表示状態を示す図。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU)、 12 …キー入力部、 12a…データ入力キー、 12b…「モード」キー、 12c…「グラフ」キー、 12d…「実行」キー、 12e…「STO」キー、 12f…「PCL」キー、 12g〜12h…カーソルキー、 13 …液晶表示部、 14 …タブレット、 15 …位置検出回路、 16 …ROM、 17 …RAM、 17a…表示データメモリ、 17b…グラフ式データメモリ、 17c…レンジデータメモリ、 17d…グラフデータメモリ、 17e…選択グラフメモリ、 17f…グラフ保存メモリ、 17g…保存番号メモリ、 19 …記録媒体読み取り部、 20 …外部記録媒体、 21 …識別バー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の関数式を入力する式入力手段と、 この式入力手段により入力された複数の関数式のそれぞ
    れに対応するグラフを描画表示するグラフ表示手段と、 このグラフ表示手段により表示された複数のグラフの中
    の任意のグラフを選択する第1のグラフ選択手段と、 この第1のグラフ選択手段により選択されたグラフを識
    別して保存するグラフ保存手段と、 このグラフ保存手段により保存されたグラフを選択する
    第2のグラフ選択手段と、 この第2のグラフ選択手段により選択されたグラフを読
    み出して表示する保存グラフ読み出し手段とを具備した
    ことを特徴とするグラフ表示装置。
  2. 【請求項2】 前記グラフ保存手段は、前記第1のグラ
    フ選択手段により選択されたグラフの関数式を保存する
    グラフ式保存手段であり、 前記第2のグラフ選択手段は、前記グラフ式保存手段に
    より保存されたグラフを選択するグラフ式選択手段であ
    り、 前記保存グラフ読み出し手段は、前記グラフ式選択手段
    により選択された関数式を読み出し対応するグラフを描
    画表示する保存グラフ表示手段であることを特徴とする
    請求項1に記載のグラフ表示装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記グラフ式保存手段により保存された関数式を表示す
    る保存グラフ式表示手段を備えたことを特徴とする請求
    項2に記載のグラフ表示装置。
  4. 【請求項4】 式入力手段により入力された複数の関数
    式のそれぞれに対応するグラフを描画表示するグラフ表
    示ステップと、 このグラフ表示ステップにおいて表示した複数のグラフ
    の中の任意のグラフを選択する第1のグラフ選択ステッ
    プと、 この第1のグラフ選択ステップにおいて選択したグラフ
    を識別して保存するグラフ保存ステップと、 このグラフ保存ステップにおいて保存したグラフを選択
    する第2のグラフ選択ステップと、 この第2のグラフ選択ステップにおいて選択したグラフ
    を読み出して表示する保存グラフ読み出しステップとか
    らなることを特徴とするグラフ表示方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 式入力手段により入力された複数の関数式のそれぞれに
    対応するグラフを描画表示するグラフ表示手段、 このグラフ表示手段により表示された複数のグラフの中
    の任意のグラフを選択する第1のグラフ選択手段、 この第1のグラフ選択手段により選択されたグラフを識
    別して保存するグラフ保存手段、 このグラフ保存手段により保存されたグラフを選択する
    第2のグラフ選択手段、 この第2のグラフ選択手段により選択されたグラフを読
    み出して表示する保存グラフ読み出し手段、として機能
    させるためのグラフ表示プログラムを記録した記録媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009043190A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Casio Comput Co Ltd 電子式計算機および計算機制御プログラム
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