JPH11134265A - データ変換システム、端末、サーバ及び記録媒体 - Google Patents

データ変換システム、端末、サーバ及び記録媒体

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JPH11134265A
JPH11134265A JP9311069A JP31106997A JPH11134265A JP H11134265 A JPH11134265 A JP H11134265A JP 9311069 A JP9311069 A JP 9311069A JP 31106997 A JP31106997 A JP 31106997A JP H11134265 A JPH11134265 A JP H11134265A
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JP9311069A
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Hideyuki Chokai
秀行 鳥海
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型低価格で効率よくデータの形式の変換を
行うことができる端末及び効率よくデータの形式の変換
作業を行うことができるシステムを提供する。 【解決手段】 公衆回線網3を介して複数の端末1とサ
ーバ2とが接続されている。端末1は、データの形式を
変換する場合、自らは変換処理を行わず、データのフォ
ーマット、使用機種等の変換条件を設定する。端末1は
設定された変換条件をメール本文に設定し、変換対象デ
ータをMIME規格に準拠したテキストデータに変換
し、メール本文に添付してEメールでサーバ2に送信す
る。サーバ2は、メール本文と添付データを分離し、添
付データからバイナリデータに復元し、メール本文中の
変換条件に従って、復元した変換対象データの形式を変
換し、テキストデータに変換してから端末1に返送す
る。端末1はこのテキストデータを受信し、バイナリデ
ータに復元することにより、形式が変換されたデータを
取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク上
で電子メールを使用してデータの形式を変換するデータ
変換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像、音声等のデータには、様々な形式
(例えば画像データの場合、フォーマット形式はJPE
G、GIF、BMP等)がある。この形式を変換する場
合、ユーザは、適当な変換プログラムを実行して、その
形式を変換する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この変換方法
では、各端末が、変換作業に要する記憶領域、変換プロ
グラム等の記憶領域を必要とし、CPUも高速なものが
必要となり、端末の小型化、低価格化が困難となる。特
に、モバイルコンピュータ、パームトップコンピュータ
等の携帯端末のように、記憶容量が限られた装置の場合
には、その負担が大きく、作業効率も低かった。
【0004】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、データの変換を行うことができ、しかも小型で低
価格な端末を提供することを目的とする。また、この発
明は、効率よく、変換作業を行うことができるデータ変
換システム、端末、データ変換方法及び記録媒体を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるデータ変換システム
は、端末が形式を変換したいデータをサーバに送信し、
サーバでその形式を変換して前記端末に返送することに
より、データの形式を他の形式に変換するネットワーク
システムであって、前記端末は、変換条件を指定する指
定手段と、前記指定手段が指定した前記変換条件と変換
対象のデータを前記サーバに返送する送信手段と、前記
サーバから送信された変換済みデータを受信する受信手
段と、を有し、前記サーバは、前記端末から送信されて
来た前記変換条件と前記変換対象のデータとを受信する
データ受信手段と、前記データ受信手段が受信したデー
タの形式を、受信した前記変換条件に基づいて、変換す
るデータ変換手段と、前記データ変換手段で形式を変換
したデータを前記端末に返信するデータ返信手段と、を
有し、端末で変換機能を備えない場合でも、データ形式
の変換を可能としたことを特徴とする。
【0006】このような構成によれば、端末は、自らデ
ータの変換作業を行う必要がなく、サーバに依頼してデ
ータの変換作業を行う。従って、端末は、データの変換
作業に必要なプログラムや記憶領域、或いは、処理能力
を備える必要がなく、端末の構成を簡易及び小型にする
ことが可能となり、低コスト化も可能となる。また、サ
ーバは多数の端末に対応するので、多種及び高性能の変
換プログラムを用意することができ、端末からの要求に
対応することができる。
【0007】前記端末の前記送信手段は、前記指定手段
により指定された変換条件を指定するメール本文を作成
する手段と、前記メール本文に前記変換対象のデータを
添付して電子メールで、前記サーバに送信する手段を有
し、前記サーバの前記データ変換手段は、受信した電子
メールをメール本文とデータとに分離する手段と、前記
メール本文に指定されている変換条件に従って前記変換
対象のデータを変換する手段と、を備え、前記サーバの
前記データ返信手段は、変換結果を示すメール本文を作
成する手段と、作成したメール本文に変換されたデータ
を添付して電子メールで送信する手段と、を備えてもよ
い。
【0008】このような構成によれば、端末とサーバ間
で、電子メールにより変換条件及び変換対象データを簡
易に送受信し、変換処理を容易に行うことが可能とな
る。
【0009】また、前記端末の前記送信手段は、バイナ
リ形式の前記変換対象のデータをテキスト形式に変換
し、テキスト形式のデータを前記メール本文に添付する
手段を有し、前記サーバの前記データ変換手段は、受信
したデータをバイナリ形式の元のデータに復元する手段
と、前記メール本文に指示されている変換条件に従って
変換されたバイナリ形式のデータをテキスト形式に変換
する手段を備え、前記端末の前記受信手段は、受信した
テキスト形式のデータをバイナリ形式のデータに復元す
る手段を備えてもよい。この方法により、端末とサーバ
の間でデータを電子メールで送受信することが可能とな
る。
【0010】前記端末は、変換対象のデータのサイズ
が、送信可能なデータの最大サイズより大きいか否かを
判別する判別手段と、該判別手段で、前記変換対象のデ
ータのサイズの方が前記送信可能なデータの最大サイズ
より大きいと判断された場合、個々のデータのサイズが
前記送信可能なデータの最大サイズより小さくなるよう
に前記変換対象のデータを複数に分割する分割手段と、
前記サーバから受信したデータが分割されているか否か
を判別する分割判別手段と、前記分割判別手段が分割さ
れていると判別した場合、分割されたデータを結合さ
せ、元のデータを復元する手段と、を備え、前記サーバ
は、前記端末から受信した前記変換対象のデータが分割
されているか否かを判別するデータ分割判別手段と、前
記データ分割判別手段で前記変換対象のデータが分割さ
れていると判別された場合、前記変換対象のデータを結
合させ、元のデータを復元する復元手段と、変換済みの
データのサイズが、送信可能なデータの最大サイズより
大きいか否かを判別する判別手段と、該判別手段で、前
記変換済みのデータのサイズの方が前記送信可能なデー
タの最大サイズより大きいと判断された場合、個々のデ
ータのサイズが前記送信可能なデータの最大サイズより
小さくなるように前記変換済みのデータを複数に分割す
る分割手段と、を備えてもよい。
【0011】この構成により、変換対象のデータのサイ
ズが大きい場合でも、電子メールで送受信が可能とな
る。
【0012】この場合、例えば、前記端末は、変換対象
のデータを分割したことを示す変換対象データ分割情報
を前記サーバに送信する手段を含み、前記分割判別手段
は、前記変換対象データ分割情報に従って、変換対象の
データが分割されているか否かを判別する。一方、前記
サーバは、変換済みデータを分割したことを示す変換済
みデータ分割情報を前記端末に送信する手段を含み、前
記データ分割判別手段は、前記変換済みデータ分割情報
に従って、変換済みデータが分割されているか否かを判
別する。この方法により、分割したデータを適切に復元
することができる。
【0013】前記変換条件は、予め優先順位が定められ
た複数の条件項目を含み、前記データ変換手段は、互い
に矛盾する条件項目が設定されている場合に、優先順位
の高い条件項目に従って変換対象データを変換する。こ
の構成により、互いに矛盾する条件が設定された場合で
も、変換処理を適切に行うことができる。
【0014】前記変換条件は、データのフォーマット、
サイズ、解像度、表示色数、使用装置、使用環境等を含
む。
【0015】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点にかかる端末は、ネットワークを介してサーバと
接続され、データを送受信する端末であって、形式を変
換する対象のデータを記憶する手段と、データの形式の
変換条件を指定する指定手段と、前記指定手段が指定し
た前記変換条件と前記変換対象のデータを前記サーバに
送信する送信手段と、前記サーバから送信されてくる、
形式が変換されたデータを受信する受信手段と、前記受
信手段で受信した変換済みのデータを格納する手段と、
を有し、端末で変換機能を備えない場合でも、データ形
式の変換を可能としたことを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、端末は、データ
の変換作業に要する領域が不要となるため、端末の容量
の大小に関係なく、同等レベルの変換データを得ること
ができる。
【0017】上記目的を達成するため、この発明の第3
の観点にかかるサーバは、クライアントよりデータを受
信し、受信したデータの形式を変更して前記クライアン
トに返送するサーバであって、前記クライアントから送
信されて来た変換条件と変換対象のデータとを受信する
データ受信手段と、前記データ受信手段が受信したデー
タの形式を、受信した前記変換条件に基づいて、変換す
るデータ変換手段と、前記データ変換手段で形式を変換
したデータを前記クライアントに返送するデータ返送手
段と、を備えることを特徴とする。
【0018】このような構成によれば、サーバは、クラ
イアントから受信したデータを、クライアントが指定し
た条件に基づいて変換してクライアントに返信すること
ができる。従って、クライアントは個別に変換機能を備
える必要がない。また、サーバが変換処理を一括して請
け負うことにより、サーバに高度の変換能力を与えるこ
とができる。
【0019】前記データ受信手段は、前記クライアント
より、前記変換条件を指定するメール本文と該メール本
文に添付された変換対象のデータからなる電子メールを
受信する手段と、受信した電子メールをメール本文とデ
ータとに分離する手段と、を備え、前記データ変換手段
は、前記メール本文に指定されている変換条件に従って
前記変換対象のデータを変換する手段を備え、前記デー
タ返送手段は、変換結果を示すメール本文を作成する手
段と、作成したメール本文に変換されたデータを添付し
て電子メールで前記クライアントに送信する手段と、を
備えてもよい。この方法により、クライアントが送信す
るデータをサーバが受信することができる。
【0020】前記データ受信手段は、前記クライアント
から前記メール本文に添付されて送信されてきたバイナ
リ・テキスト変換されたテキスト形式のデータをバイナ
リ形式の元のデータに復元する手段を備え、前記データ
返送手段は、前記変換手段により形式が変換された後の
バイナリ形式のデータをテキスト形式のデータに変換
し、前記変換結果を示すメール本文に添付する手段を備
えてもよい。
【0021】上記目的を達成するため、この発明の第4
の観点にかかる記録媒体は、コンピュータを、ネットワ
ークを介してサーバに接続され、サーバに依頼してデー
タの形式を変換するクライアントとして機能させるため
のプログラムであって、変換対象のデータの変換条件を
指定する指定手段と、前記指定手段が指定した前記変換
条件と前記変換対象のデータを前記サーバに送信する送
信手段と、前記サーバから送信されてきた変換済みのデ
ータを受信する受信手段と、受信した変換済みのデータ
を格納する格納手段と、を機能させるためのプログラム
を記憶することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、この発明の第5
の観点にかかる記録媒体は、コンピュータを、ネットワ
ークを介してクライアントに接続され、クライアントか
らの依頼に従ってデータの形式を変換して返送するサー
バとして機能させるためのプログラムであって、変換対
象のデータの変換条件と前記変換対象のデータとを受信
する受信手段と、受信した変換条件に従って変換対象の
データの形式を変換する変換手段と、前記変換手段で変
換されたデータを前記クライアントに送信する送信手段
と、を機能させるためのプログラムを記憶することを特
徴とする。
【0023】第5及び第6の観点に係る記録媒体に格納
されたプログラムをコンピュータにインストールするこ
とにより、上述の各装置が実現され、さらに、OSなど
の上でインストールされたプログラムを実行することに
より、上述の方法が実行される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるデータ変換システムについて説明する。
【0025】本発明の実施の形態のデータ変換システム
が適用されるコンピュータネットワークシステムの構成
を図1に示す。図示するように、このデータ変換システ
ムは、端末1a〜1cと、サーバ2と、公衆回線網3と
から構成され、ネットワーク、インターネット等の公衆
回線網3を介して、端末1とサーバ2とが接続されてい
る。
【0026】図2は、端末1a〜1cの構成を示すブロ
ック図である。図示するように、端末1a〜1cの各々
は、バス18を介して互いに接続されたCPU11と、
RAM12と、記憶部13と、表示部14と、入力部1
5と、画像入力部16と、通信部17と、から構成され
ている。
【0027】CPU11は、端末1a〜1cの各部を制
御すると共に、記憶部13に記憶されているプログラム
を読み出して実行する。RAM12は、半導体メモリ等
から構成され、CPU11の主記憶エリアとして使用さ
れる。
【0028】記憶部13は、磁気ディスク装置等から構
成され、アプリケーションプログラム、送受信プログラ
ム、後述する変換条件設定用のメニュー等を記憶する。
変換条件設定用のメニューは、データ形式の変換に必要
な各種条件を設定するためのものであり、図5(a)に
例示するように、データのフォーマット、サイズ、解像
度、色数、使用機種、使用環境などを、変換元と変換先
の各データについて設定可能とする。各条件項目には、
予め優先順位が設定されており、例えば、使用機種を選
択した場合には、その機種で使用可能なフォーマット、
サイズ、解像度、色数のみが選択可能なように、選択項
目が制限されている。なお、記憶部13は、バイナリデ
ータをテキストデータに変換する変換プログラム及びテ
キストデータをバイナリデータに変換する変換プログラ
ムを記憶するが、その他のデータ形式変換用のプログラ
ムを記憶していない。
【0029】表示部14は、液晶表示素子、CRT等か
ら構成され、CPU11の処理結果や後述するサーバ2
から送信されたデータ等を表示する。入力部15は、サ
ーバ2に送信するメール等を文字データ又は数字データ
として入力するためのキーボード、アイコンを指示する
マウス等を有する。
【0030】画像入力部16は、画像入力用端子、CD
−ROMドライブ、フロッピードライブ等から構成さ
れ、画像データ等を入力する。通信部17は、モデム等
の回線終端装置を備え、サーバ2と通信で接続され、デ
ータを転送する。
【0031】図3は、サーバ2の構成を示すブロック図
である。図示するように、サーバ2は、バス25を介し
て互いに接続されたCPU21と、RAM22と、記憶
部23と、通信部24と、から構成される。
【0032】CPU21は、サーバ2の各部を制御する
と共に、記憶部23に記憶されているプログラムを読み
出して実行する。RAM22は、半導体メモリ等から構
成され、CPU21の主記憶エリアとして使用される。
【0033】記憶部23は、端末1a〜1cの記憶部1
3が記憶する変換条件設定用のメニューに対応して画像
データの形式を変換するためのプログラムを記憶してい
る。通信部24は、モデム等の回線終端装置を備え、端
末1a〜1cとの間の通信回線を端末1a〜1cとの間
に接続し、データの転送を制御する。
【0034】公衆回線網3は、公衆回線、インターネッ
トなどから構成され、伝送容量の制限のため、1つのま
とまりとして伝送できるデータの量(最大伝送容量)に
制限がある。
【0035】次に、この実施の形態のデータ変換システ
ムにおけるデータ変換処理について説明する。ここで
は、端末1aが、サーバ2に変換対象の画像データを送
信して変換を依頼し、サーバ2で変換を行って、端末1
aに返送することによりデータの形式を変換する処理を
説明する。
【0036】まず、端末1aが変換したい画像データを
サーバ2に送信するまでの動作を、図4に示すフローチ
ャートを参照して説明する。ここでは、変換したい画像
データを、デジタルスチルカメラ(以下、DSC1を)
で撮影された独自のCAM1形式の画像データを、GI
F形式の画像に変換させることとする。
【0037】ユーザは、画像入力部16にDSC1を接
続し、DSC1から画像データを記憶部13に予め転送
しておく。
【0038】次に、ユーザは、入力部15を操作し、記
憶部13に格納された変換・転送プログラムを起動す
る。このプログラムが起動すると、CPU11は、図4
に示すように、変換対象の画像を選択させるための画像
選択メニューを表示部14に表示する。ユーザは、入力
部15を操作し、この画像選択メニューの表示に沿って
変換対象の画像を選択する。変換対象の画像が選択され
ると、プログラムは選択された画像の画像データをRA
M12に取り込む(ステップS1)。
【0039】次に、CPU11は、RAM12に転送さ
れた画像データ(バイナリデータ)を、電子メールに添
付してサーバ2に送信するため、電子メールの規格であ
るMIME(Multipurpose Interest Mail Extension)
に対応するように、記憶部13が記憶するバイナリ/テ
キスト変換プログラムを実行して、テキストコードに変
換する(ステップS2)。
【0040】次に、画像データを変換する際の変換条件
を設定する(ステップS3)。まず、CPU11は、変
換条件を設定するための変換条件設定メニューを表示部
14に表示する。
【0041】変換条件設定メニューの一例を図5(a)
に示す。この変換条件設定メニューは、変換対象及び変
換先の画像データの、複数の選択項目(フォーマット、
サイズ、解像度、色数、使用機種、使用環境)を個別に
設定するためのものである。各選択項目は、項目欄に直
接入力してもよく、或いは、図5(b)に例示するよう
に、ドロップダウン・リスト・ボックス形式で表示され
る候補の中から任意のものを選択することも可能であ
る。また、全ての選択項目を設定する必要はなく、適当
なものを設定すればよい。
【0042】例えば、フォーマットとしては、独自フォ
ーマットのCAM1,CAM2、GIF、JPEGなど
が選択・設定可能であり、サイズは、VGA、XGA、
SXGA、ドットサイズによる指定などが選択・設定可
能である。また、解像度(画素数)としては、低、中、
高等が選択・設定可能であり、色数は、2色(白黒)か
ら25000色などが選択・設定可能である。使用機種
は、例えば、前述のディジタルスチルカメラの機種(こ
こでは、DSC1、DSC2とする)が選択・設定可能
である。使用環境としては、画像データを加工するコン
ピュータのOSの種類例えば、いわゆるウインドウズO
Sの種類、DOSの種類などが選択・設定可能である。
【0043】各選択項目には、予め優先順位が設定され
ており、例えば、「使用機種>使用環境>フォーマット
>サイズ>解像度又は色」の順に優先順位が設定されて
いる。ここで、フォーマット、サイズ、解像度、色は、
例えば、ユーザが直接指定するものである。また、使用
機種及び使用環境は、例えば、変換元や変換先で使用し
ている機種や環境をそれぞれ指定することで、可変可能
なフォーマット、サイズなどを自動的に選択する。この
ため、例えば、記憶部13には、機種或いは使用環境毎
に選択べき条件のリスト又はテーブルが予め格納されて
いる。例えば、使用機種として、ディジタルスチルカメ
ラのDSC1が設定された場合には、DSC1の画像を
処理可能な環境を提供するOSのWINAが使用環境と
して選択可能であり、フォーマットは、DSC1が処理
可能な専用フォーマットであるCAM1のみが選択可能
であり、解像度は、CAM1で2段階切替可能な場合に
は、低又は高が選択可能である。
【0044】変換条件の設定を完了すると、ユーザは、
変換条件設定メニュー上の「OK」ボタンをクリックす
る。CPU11は、「OK」ボタンのクリックに応答し
て、設定された変換条件をRAM12に格納する。
【0045】次に、CPU11は、ステップS3で設定
したRAM12に記憶されている変換条件をサーバ2に
供給するためのメール本文を作成する(ステップS
4)。
【0046】このメール本文は、ステップ2で設定され
た変換元と変換先の画像データの形式、即ち、フォーマ
ット、サイズ、解像度、色数、使用機種、使用環境等を
指示する内容を有する。
【0047】図5(a)に示すように変換条件が設定さ
れた際のメール本文の例を図6に示す。このメール本文
は、変更元の画像データのフォーマットがCAM1、サ
イズはVGA、解像度は低、色数は8、使用機種はDS
C1、使用環境の項目はWINAであることを示し、こ
のような形式の画像データを、フォーマットがGIF
で、サイズがVGAで、WINAというOSの環境で使
用できる画像データに変換することを指示する。なお、
変換先画像の解像度と色数と使用機種は設定されていな
い。
【0048】次に、CPU11は、ステップS2でテキ
スト形式に変換した画像データのサイズと1つのファイ
ルとして送信可能なデータの最大サイズとを比較し、画
像を分割する必要があるか否かを判別する(ステップS
5)。即ち、公衆回線網3の伝送容量等に制限があるた
め、1つのファイルとして送信可能なデータの最大サイ
ズは公衆回線網3の特性に応じて定まる。このため、画
像データのサイズの方が、伝送可能容量よりも大きい場
合には、画像を複数ファイルに分割して、送信する。
【0049】ステップS5で分割不要と判断された場
合、CPU11は、ステップS3で作成したメール本文
に、ステップS1でテキストデータに変換した画像デー
タを結合し(添付し)、送信可能な電子メールを作成
し、RAM12に格納する(ステップS6)。送信可能
なメールが完成すると、CPU11は表示部14に「送
信」「キャンセル」等のボタンを表示させ、ユーザはい
ずれかを指示する。
【0050】CPU11は、「キャンセル」が選択され
た場合には、ステップS1の変換対象データの選択処理
にリターンする。一方、「送信」が選択された場合、C
PU11は、RAM12に記憶されている転送可能な電
子メールを通信部17及び公衆回線網3を介してサーバ
2に送信する(ステップS7)。
【0051】また、ステップS5で分割が必要と判断さ
れた場合、CPU11は、分割後の個々の画像データの
サイズが、送信可能なデータの最大サイズより小さくな
るように、画像データを分割する(ステップS8)。
【0052】分割終了後、CPU11は、画像を分割し
たことを示す分割フラグと分割した画像の順序を示すシ
ーケンス番号とを含む分割情報を、ステップS4で作成
したメール本文に付加する(ステップS9)。メール本
文に分割情報を付加した後、メール本文に画像データを
添付し(ステップS6)、メールを送信する(ステップ
S7)。
【0053】次に、サーバ2が、端末1aが送信した電
子メールを受信し、受信した電子メールに含まれている
画像データの形式を変換し、再び端末1aに送信するま
での動作を、図7に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0054】サーバ2のCPU21は、通信部24を介
して端末1aから送信されてきた電子メールを受信し、
受信した電子メールをRAM22に格納する。CPU2
1は、電子メールの受信に応答して、図7に示すデータ
変換処理を開始する。まず、CPU21は、RAM22
に格納されたメールに添付された画像データが分割され
たものであるか否かを判別するため、分割情報が存在す
るか否かを判別する(ステップS11)。
【0055】ステップS11で分割情報が存在しないと
判別された場合、CPU21は、受信したメールは分割
されていないものと判断し、変換情報が記録されている
メール本文と変換対象の画像データとを分離する(ステ
ップS12)。CPU21は、分離した画像データが、
MIMEに対応するようにテキストコードに変換されて
いるので、記憶部23が記憶する変換プログラムに従っ
て、元のバイナリコードに変換する(ステップS1
3)。
【0056】一方、ステップS11で分割情報が存在す
ると判別された場合、CPU21は、分割された画像デ
ータを分割情報に記録されているシーケンス番号順に並
べ替え、1つの画像データとなるように結合する(ステ
ップS20)。ステップS20で画像データの結合後、
メール本文と画像データとを分離し(ステップS1
2)、元のバイナリコードに変換する(ステップS1
3)。
【0057】ステップS13で、画像データがバイナリ
コードに変換されると、次に、CPU21は、メール本
文に設定されている変換条件(図6参照)を解析し、適
切な変換パラメータを設定し、記憶部23に格納されて
いる変換プログラムを実行し、RAM22上の画像デー
タの形式を変換する(ステップS14)。
【0058】この変換処理を、図8を参照して説明す
る。まず、CPU21は、記憶部23に予め記憶されて
いるデータ変換の際の変換条件の優先順位を読み出す
(ステップS31)。
【0059】次に、CPU21はメール本文に記録され
ている変換条件を検出する(ステップS32)。ステッ
プS32で複数の変換条件が検出された場合、CPU2
1はステップS31で読み出した優先順位とステップS
32で検出した変換条件とを対応させる(ステップS3
3)。次に、設定された変換条件に従って、復号された
画像データを指定された形式に変換するように、変換に
必要な変換パラメータを設定する(ステップS34)。
この際、矛盾する変換条件が設定されている場合には、
優先度の高い方を優先して変換パラメータを設定する。
【0060】例えば、変換条件M1〜M6が設定されて
いる場合には、優先順位として、p1〜p6の何れかを
対応付ける。そして、変換条件M1とM4が矛盾する場
合には、M1とM4に割り付けられた優先度を比較し、
優先度が高い方の変換条件に従う。
【0061】例えば、図5(a)の例では、変換先のフ
ォーマットとしてGIF形式が設定されているが、この
際、表示色が指定されている場合には、この表示色数を
無視する(このような設定は、本来設定時に禁止される
が、何らかの原因により設定された場合)。
【0062】CPU21は、ステップS34で設定した
変換パラメータに従って、記憶部23が記憶する変換プ
ログラムを実行し、画像データの形式を変換する(ステ
ップS35)。
【0063】ステップS32で変換条件が1つだけ検出
された場合、CPU21は、検出した変換条件に従って
変換パラメータを設定し(ステップS34)、変換パラ
メータに従って画像データの形式を変換する(ステップ
S35)。
【0064】画像データの変換終了後、変換した後の画
像の形式の各項目を、変換メール本文として作成(記
録)する(図7,ステップS15)。この変換メール本
文の一例を図9に示す。この変換メール本文は、図5
(a)に示す変換条件に従って画像の形式を変換した結
果を示すものであり、変換後の画像のフォーマットがG
IF形式、サイズがVGA、使用環境がWINAである
ことを示している。
【0065】CPU21は、ステップS14で変換した
画像データを、メールに添付して端末1aに送信するた
め、記憶部23が記憶する変換プログラムに従って、M
IME規格に対応するように、画像データをテキストコ
ードに変換する(ステップS16)。CPU21は、端
末1aに返信する画像データのサイズを、送信可能なデ
ータの最大サイズと比較して画像を分割することが必要
か否かを判別する(ステップS17)。
【0066】ステップS17で分割不要と判断された場
合、CPU21は、ステップS15で作成した変換メー
ル本文に、ステップS16でテキストコードに変換した
画像データを結合(添付)させ(ステップS18)、返
信可能なメールを作成する。返信可能なメールが完成す
ると、CPU21は、通信部24を制御し、このメール
を公衆回線網3を介して端末1aに供給する(ステップ
S19)。
【0067】また、ステップS17で変換後の画像の分
割が必要と判断された場合、CPU21は、分割後の各
画像データのサイズが、送信可能なデータの最大サイズ
より小さくなるように、画像データを分割する(ステッ
プS21)。CPU21は、分割したことを示すフラグ
と分割した画像の順序を示すシーケンス番号とを含む分
割情報を、ステップS16で作成した変換メール本文に
追加する(ステップS22)。変換メール本文に分割情
報を付加した後、変換メール本文に画像データを添付し
(ステップS18)、メールを返信する(ステップS1
9)。
【0068】一方、図8のステップS32で変換条件が
検出されない場合、「画像データの変換不可」を示すメ
ールを作成する等のエラー処理を行い(ステップS3
6)、通信部24を介して端末1aに返信する(ステッ
プS19)。端末1aはこのメールを受信し、エラーメ
ッセージなどを表示する。
【0069】次に、端末1aが、このようにして変換さ
れた画像データを受信したときの動作を、図10に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0070】端末1aの通信部17は、サーバ2から送
信されてきた電子メール(変換メール本文+画像デー
タ)を受信し、RAM12に格納する(ステップS4
1)。CPU11は、RAM12に格納された変換メー
ル本文に添付されている画像データが分割されたもので
あるか否かを判別するため、変換メール本文内に分割情
報が存在するか否かを判別する(ステップS42)。
【0071】CPU11は、分割情報が存在しないと判
別した場合、変換メール本文と変換された画像データと
を分離する(ステップS43)。CPU11は、分離し
た画像データを、記憶部13が記憶する変換プログラム
に従って、元のバイナリコードに変換する(ステップS
44)。
【0072】一方、ステップS42で分割情報が存在す
ると判別された場合、CPU11は、分割された画像デ
ータを分割情報に記録されているシーケンス番号順に並
べ替え、1つの画像データとなるように結合する(ステ
ップS45)。画像データの結合後、変換メール本文と
結合された画像データとを分離し(ステップS43)、
画像データをバイナリコードに変換する(ステップS4
4)。その後、必要に応じて、ユーザに変換が完了した
ことを報知し、ユーザは、任意のツールを用いて変換後
の画像データを利用、加工、転送などをすることができ
る。
【0073】以上説明したように、この実施の形態のデ
ータ変換システムでは、各端末1は、自らは、画像の形
式変換処理を行わず、サーバ2に変換を依頼し、変換結
果をサーバ2から受信する。従って、各端末1は、従
来、個別に用意する必要があった、変換必要なプログラ
ムや変換処理用の記憶領域、高速なCPU等を必要とせ
ず、端末1aの小型化、低価格化が可能となる。
【0074】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記
実施の形態では、変換元と変換先の画像の形式をそれぞ
れ指定したが、例えば、変換元の画像の形式が予めわか
っている場合には、変換先の画像の形式のみを設定する
ようにしてもよい。また、画像のサイズ、解像度、表示
色、等は、変更前と変更後で共通としてもよい。この場
合、変換条件設定メニューで、変更前と変更後で共通に
これらの項目を設定できるようにしてもよい。
【0075】また、変換条件設定用のメニューをドロッ
プダウン・リスト・ボックス形式としたが、各変換条件
項目を設定できるならば、任意の形式を採用可能であ
る。また、変換条件設定用のメニューを選択する方法
も、マウスを使用してクリックするとしたが、選択方法
はこれに限らずに、キーボードを使用して指定する等、
任意の方法で指定してよい。
【0076】サーバ2で形式を変換するデータを画像デ
ータとしたが、この発明は任意のデータの形式の変換に
応用可能である。例えば、音声データ、文書データ(ワ
ードプロセッサでの個別形式の文書形式相互間での変
換、及び個別形式とテキスト形式での変換)等にも適用
可能である。
【0077】上記説明では、サーバ2が、ステップS3
2で、変換条件が設定されていないと判別した場合に、
エラーを示すメールを端末1に送信したが、変換条件の
再設定を要求するメッセージを送信し、変換条件を含む
メールが再送されてくるのを待機してもよい。この場
合、端末1は、例えば、受信メッセージに応答して、ユ
ーザに変換条件項目の再設定を要求する画面などを表示
し、条件が再設定された場合には、設定された条件を通
知するメールをサーバ2に通知する。サーバ2は通知さ
れた変換条件に従って変換処理を行う。
【0078】また、上記実施の形態では、端末1が、変
換条件をメール本文としてサーバ2に送信したが、変換
の指示(又は依頼)及び変換条件をサーバに確実に通知
できればよく、例えば、変換対象のデータにヘッダ/フ
ッタ情報として添付して、サーバ2に送信してもよい。
【0079】上記実施の形態では、端末1で変換条件を
設定する際に、矛盾する条件については、優先順位の高
い方を設定可能としたが、端末1では変換条件の設定に
条件を付けず、サーバ2で変換を行う際に優先順位を考
慮してもよい。例えば、図7を参照して説明したよう
に、ステップS31で予め記憶部23等に登録されてい
る優先順位P1〜Pnを読み出し、ステップS33で、
変換条件M1〜Mnと優先順位P1〜Pnとを対応付
け、矛盾する変換条件が設定されている場合には、優先
順位が高い変換条件に従って変換パラメータを設定する
ようにしてもよい。
【0080】また、上記実施の形態では、端末1が形式
変換用のプログラムを記憶していない例について説明し
たが、頻繁に使用する基本的な変換プログラムは端末1
に格納しておき、記憶している変換プログラムでは、対
応できない場合のみ、サーバ2による変換を使用するよ
うにしても良い。この場合は、例えば、端末1が独自に
実施できる変換の処理のリスト又はテーブルを記憶部1
3に格納しておき、変換処理を行う際に、このリスト又
はテーブルを参照し、独自に処理ができる場合には、そ
の処理を行い、独自に処理ができない場合には、図4の
処理に移る。このような構成によれば、基本的な変換動
作を短時間で行うことができると共に、サーバ2がサポ
ートする全ての変換処理を必要に応じて利用することが
できる。
【0081】なお、この発明は、専用の端末1及びサー
バ2によらず、通信機能の有する任意のコンピュータを
端末1又はサーバ2として使用可能である。例えば、上
述の図4及び図10に示す処理のうちコンピュータが担
当する処理を実行するためのプログラムをフロッピーデ
ィスク、CD−ROM、MO等の記録媒体に格納して頒
布し、入力部15又は画像入力部16等からこのプログ
ラムを記憶部13に転送してインストールし、OS上で
実行することにより、コンピュータを端末1として使用
することができる。同様に、上述の図7及び図8に示す
処理のうちコンピュータが担当する部分を実行するため
のプログラムを記録媒体に格納して頒布し、ドライブ回
路等からこのプログラムを記憶部23に転送してインス
トールし、OS上で実行することにより、コンピュータ
をサーバとして使用することができる。なお、OSが処
理の一部を分担する場合には、記録媒体には、その部分
を除いたプログラムを格納してもよい。
【0082】また、公衆回線網3と通信部17,24を
介してプログラムをコンピュータに頒布してもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、端末が指定した変換方法でサーバが変換処理を行う
ことにより、端末のソフト的負担を軽減することができ
るとともに、端末の使用する機種・環境等に応じた画像
データの変換を行うことができ変換条件の入力を軽減す
ることができる。また、変換したい画像データに変換条
件を添付することで、データを一括して送受信すること
ができる。さらに、サーバに各種変換処理をサポートし
たプログラムを配置することにより、あらゆる種類の変
換処理の要請に応じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ変換システムの構成を示す図で
ある。
【図2】端末の構成を示す図である。
【図3】サーバの構成を示す図である。
【図4】端末からサーバに送信するまでの端末の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図5】(a)は、変換条件設定メニューの一例を示
し、(b)は、変換条件設定時のフォーマットを選択し
ている状態を示す図である。
【図6】メール本文の一例を示す図である。
【図7】端末から送信されたメールを端末に返信するま
でのサーバの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】画像データの変換方法を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】変換メール本文の一例を示す図である。
【図10】サーバから端末に返信されたメールを受信す
る端末の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1c・・・端末、2・・・サーバ、3・・・公衆回線網、
11、21・・・CPU、12、22・・・RAM、13、2
3・・・記憶部、14・・・表示部、15・・・入力部、16・・・
画像入力部、17、24・・・通信部、18、25・・・バス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末が形式を変換したいデータをサーバに
    送信し、サーバでその形式を変換して前記端末に返送す
    ることにより、データの形式を他の形式に変換するネッ
    トワークシステムであって、 前記端末は、 変換条件を指定する指定手段と、 前記指定手段が指定した前記変換条件と変換対象のデー
    タを前記サーバに返送する送信手段と、 前記サーバから送信された変換済みデータを受信する受
    信手段と、 を有し、 前記サーバは、 前記端末から送信されて来た前記変換条件と前記変換対
    象のデータとを受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段が受信したデータの形式を、受信し
    た前記変換条件に基づいて、変換するデータ変換手段
    と、 前記データ変換手段で形式を変換したデータを前記端末
    に返信するデータ返信手段と、 を有し、 端末で変換機能を備えない場合でも、データ形式の変換
    を可能としたことを特徴とするデータ変換システム。
  2. 【請求項2】前記端末の前記送信手段は、前記指定手段
    により指定された変換条件を指定するメール本文を作成
    する手段と、前記メール本文に前記変換対象のデータを
    添付して電子メールで、前記サーバに送信する手段を有
    し、 前記サーバの前記データ変換手段は、受信した電子メー
    ルをメール本文とデータとに分離する手段と、前記メー
    ル本文に指定されている変換条件に従って前記変換対象
    のデータを変換する手段と、を備え、 前記サーバの前記データ返信手段は、変換結果を示すメ
    ール本文を作成する手段と、作成したメール本文に変換
    されたデータを添付して電子メールで送信する手段と、
    を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のデータ変換システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記端末の前記送信手段は、バイナリ形式
    の前記変換対象のデータをテキスト形式に変換し、テキ
    スト形式のデータを前記メール本文に添付する手段を有
    し、 前記サーバの前記データ変換手段は、受信したデータを
    バイナリ形式の元のデータに復元する手段と、前記メー
    ル本文に指示されている変換条件に従って変換されたバ
    イナリ形式のデータをテキスト形式に変換する手段を備
    え、 前記端末の前記受信手段は、受信したテキスト形式のデ
    ータをバイナリ形式のデータに復元する手段を備える、 ことを特徴とする請求項2に記載のデータ変換システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記端末は、 変換対象のデータのサイズが、送信可能なデータの最大
    サイズより大きいか否かを判別する判別手段と、該判別
    手段で、前記変換対象のデータのサイズの方が前記送信
    可能なデータの最大サイズより大きいと判断された場
    合、個々のデータのサイズが前記送信可能なデータの最
    大サイズより小さくなるように前記変換対象のデータを
    複数に分割する分割手段と、 前記サーバから受信したデータが分割されているか否か
    を判別する分割判別手段と、前記分割判別手段が分割さ
    れていると判別した場合、分割されたデータを結合さ
    せ、元のデータを復元する手段と、 を備え、 前記サーバは、 前記端末から受信した前記変換対象のデータが分割され
    ているか否かを判別するデータ分割判別手段と、前記デ
    ータ分割判別手段で前記変換対象のデータが分割されて
    いると判別された場合、前記変換対象のデータを結合さ
    せ、元のデータを復元する復元手段と、 変換済みのデータのサイズが、送信可能なデータの最大
    サイズより大きいか否かを判別する判別手段と、該判別
    手段で、前記変換済みのデータのサイズの方が前記送信
    可能なデータの最大サイズより大きいと判断された場
    合、個々のデータのサイズが前記送信可能なデータの最
    大サイズより小さくなるように前記変換済みのデータを
    複数に分割する分割手段と、 を備える、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のデータ変
    換システム。
  5. 【請求項5】前記端末は、変換対象のデータを分割した
    ことを示す変換対象データ分割情報を前記サーバに送信
    する手段を含み、前記分割判別手段は、前記変換対象デ
    ータ分割情報に従って、変換対象のデータが分割されて
    いるか否かを判別し、 前記サーバは、変換済みデータを分割したことを示す変
    換済みデータ分割情報を前記端末に送信する手段を含
    み、前記データ分割判別手段は、前記変換済みデータ分
    割情報に従って、変換済みデータが分割されているか否
    かを判別する、 ことを特徴とする請求項4に記載のデータ変換システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記変換条件は、予め優先順位が定められ
    た複数の条件項目を含み、 前記データ変換手段は、互いに矛盾する条件項目が設定
    されている場合に、優先順位の高い条件項目に従って変
    換対象データを変換する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    のデータ変換システム。
  7. 【請求項7】前記変換条件は、データのフォーマット、
    サイズ、解像度、表示色数、使用装置、使用環境の少な
    くとも1つを含む、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    のデータ変換システム。
  8. 【請求項8】ネットワークを介してサーバと接続され、
    データを送受信する端末であって、 形式を変換する対象のデータを記憶する手段と、 データの形式の変換条件を指定する指定手段と、 前記指定手段が指定した前記変換条件と前記変換対象の
    データを前記サーバに送信する送信手段と、 前記サーバから送信されてくる、形式が変換されたデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した変換済みのデータを格納する手
    段と、を有し、 端末で変換機能を備えない場合でも、データ形式の変換
    を可能としたことを特徴とする端末。
  9. 【請求項9】クライアントよりデータを受信し、受信し
    たデータの形式を変更して前記クライアントに返送する
    サーバであって、 前記クライアントから送信されて来た変換条件と変換対
    象のデータとを受信するデータ受信手段と、 前記データ受信手段が受信したデータの形式を、受信し
    た前記変換条件に基づいて、変換するデータ変換手段
    と、 前記データ変換手段で形式を変換したデータを前記クラ
    イアントに返送するデータ返送手段と、 を備えることを特徴とするサーバ。
  10. 【請求項10】前記データ受信手段は、前記クライアン
    トより、前記変換条件を指定するメール本文と該メール
    本文に添付された変換対象のデータからなる電子メール
    を受信する手段と、受信した電子メールをメール本文と
    データとに分離する手段と、を備え、 前記データ変換手段は、前記メール本文に指定されてい
    る変換条件に従って前記変換対象のデータを変換する手
    段を備え、 前記データ返送手段は、変換結果を示すメール本文を作
    成する手段と、作成したメール本文に変換されたデータ
    を添付して電子メールで前記クライアントに送信する手
    段と、を備える、 ことを特徴とする請求項9に記載のサーバ。
  11. 【請求項11】前記データ受信手段は、前記クライアン
    トから前記メール本文に添付されて送信されてきたバイ
    ナリ・テキスト変換されたテキスト形式のデータをバイ
    ナリ形式の元のデータに復元する手段を備え、 前記データ返送手段は、前記変換手段により形式が変換
    された後のバイナリ形式のデータをテキスト形式のデー
    タに変換し、前記変換結果を示すメール本文に添付する
    手段を備える、 ことを特徴とする請求項9又は10に記載のサーバ。
  12. 【請求項12】コンピュータを、 ネットワークを介してサーバに接続され、サーバに依頼
    してデータの形式を変換するクライアントとして機能さ
    せるためのプログラムであって、 変換対象のデータの変換条件を指定する指定手段と、 前記指定手段が指定した前記変換条件と前記変換対象の
    データを前記サーバに送信する送信手段と、 前記サーバから送信されてきた変換済みのデータを受信
    する受信手段と、 受信した変換済みのデータを格納する格納手段と、を機
    能させるためのプログラムを記憶したコンピュータに読
    み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】コンピュータを、 ネットワークを介してクライアントに接続され、クライ
    アントからの依頼に従ってデータの形式を変換して返送
    するサーバとして機能させるためのプログラムであっ
    て、 変換対象のデータの変換条件と前記変換対象のデータと
    を受信する受信手段と、 受信した変換条件に従って変換対象のデータの形式を変
    換する変換手段と、 前記変換手段で変換されたデータを前記クライアントに
    送信する送信手段と、を機能させるためのプログラムを
    記憶したコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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