JPH11133619A - フォトレジストのリサイクリング方法 - Google Patents

フォトレジストのリサイクリング方法

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JPH11133619A
JPH11133619A JP14820998A JP14820998A JPH11133619A JP H11133619 A JPH11133619 A JP H11133619A JP 14820998 A JP14820998 A JP 14820998A JP 14820998 A JP14820998 A JP 14820998A JP H11133619 A JPH11133619 A JP H11133619A
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JP
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photoresist
photoresist solution
solution
resist
wafer
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Application number
JP14820998A
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English (en)
Inventor
R Suzumanda Charles
アール スズマンダ チャールズ
R Trefonas Peter Iii
アール トレフォナス, サード ピーター
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Rohm and Haas Electronic Materials LLC
Original Assignee
Shipley Co LLC
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はフォトレジスト溶液の再利用方法に関
するものである。例えばスピンコーティングによるなど
支持体上にフォトレジストを塗布する従来の方法では、
レジストの大部分はウエーハーから回転により振り落と
される。 【解決手段】本発明により、塗布工程から得られた過剰
なフォトレジスト溶液が集められ、その固体含有量が塗
布組成物として使用するに適するように調整される。そ
の後で、粒子および汚染物質が溶液から除去される。次
に、そのフォトレジストが支持体上に塗布されるために
再利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォトレジスト材料
を回収する(ricovering)方法に関するもの
である。さらに具体的には、本発明はフォトレジストを
支持体に塗布する工程により発生したフォトレジスト廃
棄物をリサイクリングするための方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フォトレジストは画像を支持体に転写す
るために使用される感光フィルムである。フォトレジス
トはネガまたはポジの画像を形成する。支持体上にフォ
トレジストを塗布した後で、それを型模様をつけたフォ
トマスクを通して例えば紫外線の光など活性化エネルギ
ー源に露光するとフォトレジスト被覆に潜像を形成す
る。このフォトマスクは活性化放射線に対して不透明な
領域と活性化放射線に対して透明な他の領域とを有す
る。不透明領域と透明領域からなるフォトマスクの模様
は所望の画像を決め、その画像を支持体に転写するため
に使用できる。レリーフ画像はレジスト塗布物の潜像模
様を現像することにより提供される。フォトレジストの
使用については、例えば、デフォーレスト(Defor
est)「フォトレジスト材料及び方法(Photor
esist Materials and Proce
sses,McGrawHill Book Comp
any,New York(1975))」、およびモ
ロウ(Moreau)「半導体リソグラフィー、原理、
実用及び材料(Semiconductor Lith
ography,Principles,Practi
ces and Materials,Plenum
press,New York(1988))」により
一般的に説明されている。
【0003】ポジ作用(positive−worki
ng)フォトレジストは、通常フィルム形成用重合体結
合剤中の感光性化合物からなる。感光性化合物の種類、
もしくは、よく増感剤と呼ばれ頻繁に使用されるものと
しては、o−キノン・ジアジ化物スルフォン酸およびカ
ルボン酸から形成されたエステル類およびアミド類が挙
げられる。これらのエステル類およびアミド類は当該技
術分野で周知であり、ここに引用文献として取り入れら
れている前記デフォーレストの著作の第47〜55頁に
説明がある。これらの感光性化合物およびそれを製造す
るために使用された方法は全て1953年2月2日に特
許許可されたドイツ特許第865,140号、および米
国特許第2,767,092号;同第3,046,11
0号;同第3,046,112号;同第3,046,1
19号;同第3,046,121号;同第3,046,
122号;同第3,106,465号;同第4,98
3,492号;同第5,128,230号;同第5,1
28,232号;同第5,130,410号;同第5,
178,986号;同第5,238,776号;同第
5,302,490号;同第5,419,995号;同
第5,529,880号を含む先行特許に記載されてお
り、これら全てをここに引用文献として取り入れる。
【0004】ポジ作用フォトレジストの調製で使用され
たスルフォンアミド増感剤は米国特許第3,637,3
84号に示されており、これも引用文献としてここに取
り入れる。これらの材料類は芳香族スルフォニル塩化物
の適当なジアジ化物と適当な樹脂アミンとを反応させる
ことにより形成される。これらの増感剤の製造方法およ
び増感剤の例が米国特許第2,797,213号に示さ
れており、ここに引用文献として導入される。他のポジ
作用ジアゾ化合物類は、特定の目的に使用されてきた。
例えば、深い紫外線リトグラフィ用のポジ作用フォトレ
ジストとして使用されたジアゾ化合物はメルドラム(M
eldrum’s)のジアゾであり、その類似物につい
ては、クレカックら(Clecak et al.)
「テクニカル ディスクロージャー バレティン(”T
echnical Disclosure Bulle
tin,”Volume 24,No.4,Septe
mber 1981, IBM corporatio
n,pp.1907 and1908)」により記載さ
れており、レーザー画像形成に適する。例えば紫外線の
光など活性化エネルギー源にo−キノン・ジアジ化物は
米国特許第4,207,107号に示されている。前述
の引例はここに引例により取り入れられる。
【0005】市販用にo−キノン・ジアジ化物と共に最
もよく使用される樹脂結合剤類はノボラック樹脂として
知られているアルカリ溶解性フェノールホルムアルデヒ
ド樹脂類である。このような重合体類を使用するフォト
レジスト類は英国特許第1,110,017号に示され
ており、ここに引用文献として導入される。これらの材
料類は熱可塑性重合体が形成される条件下でフェノール
とホルムアルデヒドまたはホルムアルデヒド前駆体とを
反応させて得られた生成物である。
【0006】別の部類のフォトレジストは加熱すると酸
類の触媒作用によりキュア、橋架結合または硬化する重
合体類の混合物である酸硬化性樹脂系である。これらの
レジスト類は未硬化状態で非反応性溶剤または溶剤混合
物に溶解し硬化され、キュアされると不溶解性の樹脂系
を形成する。酸硬化性樹脂系類は周知であり、様々なア
ミノプラストまたはフェノプラスト重合体類だけから、
または複数のヒドロキシル、カルボキシル、アミドまた
はイミド基を含有する化合物類または低分子量重合体類
との組み合わせから調製される。酸硬化性樹脂系は、ア
ミノプラスト樹脂と反応性水素含有化合物の混合物また
はフェノプラスト樹脂のいずれかから成る。フェノプラ
ストはレゾール樹脂、またはノボラックと潜在的なホル
ムアルデヒド発生化合物との混合物のいずれかである。
酸硬化性樹脂系類で使用に適するアミノプラスト樹脂類
としては、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホル
ムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒ
ド樹脂、グリコールウリルホルムアルデヒド樹脂、およ
びその組み合わせたものが挙げられる。重合体アミノプ
ラスト類は、アクリルアミドまたはメタクリルアミド共
重合体類とホルムアルデヒドとをアルコール含有溶液中
で反応させることによって得られるか、さもなければ、
n−アルコキシメチルアクリルアミドまたはメタクリル
アミドを他の適当な単量体類と共重合させることにより
調製される。酸硬化性樹脂系については、米国特許第
5,391,465号に開示されており、ここに引用文
献として導入する。
【0007】フォトレジストは薄いフィルムとしてシリ
コンウエーハーなどの支持体上に塗布される。スピンコ
ーティングは表面に薄いフィルムを形成する周知の方法
である。例えば、半導体フォトリトグラフィ方法の1工
程は半導体ウエーハー上にフォトレジストフィルムを被
覆することから成るので、スピンコーティングは半導体
集積回路の製造に使用される。スピンコーティングはま
たポリイミドと二酸化珪素のフィルムを含む他の半導体
製造工程でも使用される。スピンコーティングは、磁性
ディスク、レンズコーティング、反射鏡、液晶ディスプ
レイおよびスクリーンなどの他の応用例においてフィル
ムを形成するためにも使用される。スピンコーティング
は表面上を非常に均一な厚さのフィルムで覆うようにう
まく調節される。
【0008】 従来のスピンコーティングは軸の周りを
回転する表面に塗布されるべき液体を置くことから成
る。一般的なスピンコーティング装置および方法は図面
の図1に示される。図1を参照すると、スピンコーティ
ング装置10は半導体製造に適するように特に調節され
た場合が示されている。表面12は半導体ウエーハーで
もよく、回転部材14上に置かれ、回転部材14は表面
12に対して垂直な軸の周りを回転する。回転部材14
は一部開放された室16の中に入れられている。液体が
表面上に固定されているか、または表面上の予め決めら
れた道に従うノズルにより表面上に置かれる。液体が置
かれている間、表面は回転していてもしていなくてもよ
い。一般的には、液体を置く工程が完了した後、回転速
度が急速に増して最終回転速度に達する。回転の持続時
間は特定の所望の結果次第で変動する。回転後、薄いフ
ィルムだけが表面上に残される。室16の内部および表
面上の圧力は室の上部が開放しており、概して排気の役
割から考えても実質的に大気圧である。
【0009】スピンコーティング液はしばしば非揮発性
材料(すなわち、低い蒸発速度の材料)を揮発性媒体
(すなわち、さらに高い蒸発速度の材料)に溶解または
分散させて成る。液体を置いた後で、遠心力により液体
の多くは表面から流れ出る。同時に、揮発性媒体が蒸発
する。遠心力と蒸発の両方により、液体は非揮発性材料
から成る実質的に非液体の薄いフィルムに変えられる。
液体が遠心力により引かれて流れることと揮発性培地が
液体から蒸発することの両方の効果が相まって最終的な
フィルムの厚さのプロフィールが決定される。
【0010】高い回転速度と遠心力の結果として、流体
20の大部分はウエーハーの表面から回転により除去さ
れ、収集容器18に集められる。実際には、ウエーハー
上で回転されるフォトレジストの80%以上は塗布作業
の間にウエーハーから回転により除去され、しばしば9
0%以上のレジストがこのような方法で失われているこ
とが判明している。貯蔵器18に集められたフォトレジ
ストは概してさらに使用されることなく捨てられてい
る。この理由は回転作業中、レジストはスピンコーティ
ング装置10の壁や収集容器18と接触して汚染される
ことである。さらに、フォトレジストのレオロジー(流
動学)が蒸発による溶剤の損失により変更される。均一
のフィルムの厚さを達成するために固体含有量が一定に
維持されなければならないことは知られている。フォト
レジスト組成物のコストが高いので、スピンコーティン
グ装置から放出されるフォトレジストが再調合され、再
使用される方法を見つけることが望ましい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明により、コーテ
ィング工程、好ましくはスピンコーティング工程から出
る過剰のフォトレジストは貯蔵器に集められる。充分な
量のフォトレジストが集められた後、それは貯蔵器から
取り出され、再使用に適する方法で処理され、コーティ
ング装置への供給原料流として使用するために分配機構
に再循環される。塗布作業中、溶剤は蒸発によりフォト
レジスト溶液から失われる。溶剤の損失によりフォトレ
ジストの流動学的特性が変化し、その結果フォトレジス
トのコーティング特性が変えられる。さらに、空気にさ
らされ、溶剤が失われると、フォトレジストに粒子が形
成されることになる。フォトレジスト溶液はウエーハー
の表面から回転により除去されるので、コーティング装
置の壁や貯蔵器の壁と接触することになる。この接触に
より金属イオンや他の汚染物質がフォトレジストの中に
入るかもしれない。貯蔵器中にフォトレジストを貯蔵し
ている間、さらに別の汚染物質が、もっと早くから貯蔵
器に貯蔵されていた材料からの残留物を溶解することに
よりフォトレジストの中に入るかもしれない。
【0012】
【課題を解決するための手段】フォトレジストを再利用
に適した条件で貯蔵するために、溶剤含有量を分析し固
体の割合を予め決められたレベルまで戻すよう溶剤の含
有量を変え、イオン汚染物質がもしあれば好ましくはイ
オン交換により除去し、濾過によりレジスト溶液から粒
子を除去することが必要である。その後で、固体含有量
の最終調整が必要かもしれない。これらの処理工程の後
で、フォトレジストはさらにコーティング装置へ供給す
るため分配機構へ再循環される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による回収および再利用に
適したフォトレジスト類はどんなコーティング工程でも
それから排出された廃棄物であるが、本発明の方法は特
に回転作業由来のフォトレジストの回収と再利用に有用
である。回転中にレジストの容量の80%ほどがウエー
ハーから回転により除去され、しばしば90%以上のレ
ジストが失われる。そのレジストは回転中に大気に曝さ
れるので、その粘度は溶剤の蒸発により増加する。しか
し、回転の後で、もしレジストがEBRなどの他の液体
用収容容器である収容容器に貯蔵されるなら、固体含有
量は希釈されて減少するかもしれない。レジスト粒子は
溶剤が失われる場合と酸化する場合の両方の理由により
回転工程中にレジスト中に形成される。汚染物質はレジ
ストが回転装置の表面、導線、回転装置にレジストを供
給するノズル、ウエーハーの表面およびレジストが貯蔵
される貯蔵容器と接触する結果としてレジスト中に混入
される。レジストを再利用するために、その粘度および
固体含有量は予め決められたまたは最初のレベルに調整
されなければならず、粒子や他の汚染物質はレジスト溶
液から除去されなければならない。
【0014】本発明の工程は図面の図2に線図で示され
ている。図に示されるように、スピンコーティング装置
は4つの入り口を有する。1つは新鮮なフォトレジスト
の塗布用であり、第二は再利用フォトレジスト用であ
り、第三は新鮮なEBR(EBR)用であり、第四はリ
サイクルされたEBR用である。フォトレジストはスピ
ンコーティング装置に導入され、そこで図面の図1に示
されるような装置を使ってウエーハー上に塗布される。
廃棄物はスピンコーティング装置を出て、再利用のため
に充分な量が溜まるまで貯蔵器に貯蔵される。ウエーハ
ー上にレジストを回転塗布する中間で、EBRが新鮮な
供給EBRまたはリサイクルEBRのいずれかを使って
ウエーハー上に回転塗布される。充分な量のレジストお
よびEBRが貯蔵容器に集められると、貯蔵容器の中身
は固体含有量測定のための場所へ送られる。固体含有量
は当該技術に周知の様々な方法のいずれかを使って測定
される。適当な方法としては、溶剤の蒸発および重量ま
たは残部などを含む重量測定;比重計またはU字形の管
で振動を測定することにより密度を測定する自動化した
装置を使って密度測定;屈折率、粘度、赤外線または紫
外線を使う分光器による方法;表面張力、伝導度または
クロマトグラフィによるインライン測定が挙げられる。
インライン方法が好ましいが、試料の回収を含む方法が
幾分正確さを増すと思われる。
【0015】もし固体含有量が蒸発による溶剤の損失の
ために高すぎるなら、図2に示されるように、レジスト
を希釈して所望の予め決められた固体含有量を得る。希
釈はレジスト溶液に周知の溶剤を加えることにより実施
される。好ましくは、最初の調合の場合と同じ溶剤が使
用される。一般的な溶剤としては、セロソルブ類およ
び、例えば、メチルセロソルブおよびエチルセロソルブ
およびセロソルブアセテートなどのセロソルブアセテー
ト類、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテ
ート、乳酸エチル、ガンマ・ブチロラクトン、アニソー
ルなどが挙げられる。使用された溶剤に関わらず、レジ
ストをさらに別の処理工程へ送る前に均質性を達成する
ために溶剤は撹拌しながら加えるのが望ましい。
【0016】場合によっては、例えば、同じ貯蔵器に集
めることによりEBRで希釈される場合など、固体含有
量が低くなりすぎる場合があるかもしれない。固体含有
量が低くなりすぎるなら、その時は図2に示されるよう
に蒸発させることにより溶剤を除去することにより固体
含有量を増加させる。望ましくは、もしEBRがフォト
レジスト回収のために使用された同じ容器に貯蔵される
なら、フォトレジスト成分を溶解するために使用された
溶剤系に共通の溶剤系であるEBRが使用するために選
ばれ、最も好ましくは、フォトレジスト成分を溶解する
ために使用された溶剤系と同じEBRが使用される。こ
れに関して、フォトレジスト成分のどれでも沈殿させる
EBRは避けるべきである。もしそのEBRがフォトレ
ジストの溶剤と異なる溶剤を使用しなければならないな
ら、そのEBRは蒸留により除去できるようにフォトレ
ジスト内の溶剤より低い沸点の溶剤であることが好まし
い。
【0017】そのフォトレジストが希釈しすぎたりまた
は濃縮しすぎたりしているかどうかに関わらず、フォト
レジストはコーティング組成物として再利用するのに適
する固体含有量を提供するように処理される。好ましく
は、フォトレジスト固体含有量は10重量%から40重
量%までの範囲、さらに好ましくは20重量%から35
重量%までの範囲に調整される。
【0018】本発明の方法を実施する場合に、再利用フ
ォトレジストの最終用途がさらに広い範囲の最終用途に
適用するのでない限り、同じ貯蔵容器の中で異なるフォ
トレジスト類を混合することを避けるよう注意すべきで
ある。フォトレジストは実施要件の正確な組み合わせに
従わなければならない。フォトレジスト配合の成分を分
離することは不可能であり、混合されたフォトレジスト
はその実施明細書に従って機能するように再構成できな
いはずである。その製法における任意であるが望ましい
次の工程はコーティングの厚さを検査するために試料と
コーティングの一部を回収することである。もし試験試
料が所望の厚さに塗布されないなら、所望のコーティン
グの厚さを提供できるレジスト生成物を得るために必要
に従って溶剤を加えるかまたは除去するかしてよい。
【0019】本発明の製法の次の工程は粒子および、も
しあれば、例えば金属イオン類などの溶解汚染物質の除
去からなる。これはイオン交換および濾過を含む連続工
程により達成される。図2に示される工程の順序が好ま
しく、イオン交換の後に濾過が行われる。イオン交換は
分析により溶解汚染物質の存在が明らかな場合にのみ必
要である。
【0020】フォトレジスト溶液から微粒子を除去する
ために有用な方法は例えば有機不純物およびイオン類な
どの溶解汚染物質を溶液から除去するには有効ではな
い。これらの汚染物質は微粒子汚染と同様に集積回路に
対して少なくとも損傷を与えるはずである。従って、本
発明の方法の次の工程は溶解汚染物質の除去からなる。
図2に示されるように、イオン交換は本発明方法に従っ
てレジスト溶液から多くの溶解汚染物質を除去する好ま
しい方法である。フォトレジスト溶液は開放床を通過す
るが、その開放床はカートリッジまたはモジュールの中
に収容され、溶液がそこを通過するのが好ましい。この
開放床または溶解汚染物質を除去するための他の手段は
フォトレジスト溶液から溶解汚染物質を除去するのに適
した周知の材料を含んでいる。
【0021】例えば、もしフォトレジストが望ましくな
いカチオン類を含んでいるなら、有機溶液から溶解金属
汚染物質を除去するための先行技術にとって周知のカチ
オン交換樹脂類などのカチオン交換樹脂の床にこの溶液
を通すことができる。適当なカチオン交換樹脂について
は、米国特許第5,234,789号および日本国特許
出願番号第5158309号,同第91339728
号,同第5148306号,同第4065415号に開
示されており、それぞれを適当なカチオン交換樹脂類の
内容開示のために引例によりここに取り入れる。好まし
いカチオン交換樹脂類は、例えば、スルホン化スチレン
−ジビニルベンゼン橋架結合重合体などの重合体の骨格
上にスルホン酸エステル基を有するものである。最も好
ましいカチオン樹脂類は、ダウ・ケミカル・カンパニー
により「Dowex 50X8」という製品名で発売さ
れている、またはローム・アンド・ハース・カンパニに
より「IRN77」または「IR 118H」という製
品名で販売されているスルホン化スチレン重合体類であ
る。
【0022】フォトレジスト組成物を含む多くの有機溶
液はカチオン交換物質による攻撃を受けやすい酸に不安
定な基を含有していることは当該技術において知られて
いる。例えば、酸に不安定な基を含む一般的なフォトレ
ジスト溶剤類としては、乳酸エチル、例えば琥珀酸ジエ
チルなどの二塩基エステル類、ガンマーブチロラクトン
類などのラクトン類、ジメチル・ホルムアミドおよびn
−メチルピロリドンなどのアミド類、ピルビンアルデヒ
ドなどのアセタール類、ジメチルアセタールおよびケタ
ール類が挙げられる。酸に不安定な基を含有するフォト
レジスト組成物で使用される一般的な樹脂としては、t
−ブチルオキシカルボネートエステル類またはt−ブチ
ルアセテート置換を有するフェノール樹脂類、エポキシ
ノボラック樹脂類、メラミン樹脂などのアミノプラスト
類、ポリエステル類、ポリアミド類、ポリスルホン酸エ
ステル類、ポリアクリル酸エステル類およびポリアセタ
ール類が挙げられる。
【0023】酸に不安定な基を含有する一般的な光活性
成分としては、ジアゾナフトキノンスルホン酸エステル
類が挙げられる。酸に不安定な基を有するフォトレジス
ト組成物において使用される他の材料としては、クルク
ミン染料、エチルレッド染料、ローダミンレッドなどの
染料が挙げられる。染料の場合、強い酸は化学組成物ば
かりでなくレジストのスペクトル感度を変えるかもしれ
ない。
【0024】酸に不安定な基を含有する材料からイオン
性汚染物質を除去するために、カチオン交換樹脂が引用
文献としてここに取り入れられた本願出願人の係属中の
米国特許第5,571,657号の方法に従って望まし
く変性される。前記特許に従って、カチオン交換樹脂は
アンモニア、水酸化アンモニウム、アミンまたは第四ア
ミンの水溶液で処理することにより交換樹脂上の強酸プ
ロトンが例えばアンモニウムイオン、プロトン化アミン
または第四アンモニウムカチオンなどの本質的に非酸性
カチオンと置き換えられて変性される。水酸化アンモニ
ウムは好ましい反応剤である。このような方法において
交換樹脂を変性することにより、本質的に非酸性のカチ
オンが前記先行技術に記載されているように、酸性プロ
トン類よりむしろ金属イオン類との交換に役立つので、
酸に不安定な基に及ぼす酸性プロトン類の影響を減らす
ことになる。
【0025】本発明に従って分散されるべき有機溶液
が、例えば溶解されたハロゲン化物、燐酸塩類、硝酸塩
類、クロム酸塩類、ほう酸塩類、または集積回路製造に
おいてドーパントとして機能できる他の材料などの溶解
されたアニオン類を含有しているなら、本発明の処理樹
脂はアニオン交換樹脂を含有することができる。適当な
アニオン交換材料は、ここに引例により取り入れられた
日本の公開された特許出願番号第1228560号(1
989年9月12日付にて公告)および同じく引用文献
として取り入れられた、サムエルソン(Samuels
on)の「分析化学におけるイオン交換分離(Ion
Exchange Separations in A
nalytical Chemistry,John
Wiley& Sons,New York,(196
3))の第2章に開示され周知である。好ましいアニオ
ン交換樹脂類としては、水酸化テトラメチルアンモニウ
ムで置換されたポリスチレン−ジビニル−ベンゼン樹脂
などの構造的に結合された第四アンモニウム水酸化物の
交換基を有する樹脂である。好ましいアニオン交換樹脂
は第四アンモニウム水酸化物置換を有する橋架結合ポリ
スチレンであり、例えば、ローム・アンド・ハアース・
カンパニにより製品名「Amberlyst A26−
OH」およびダウ・ケミカル・カンパニにより製品名
「Dow G51−OH」として販売されているイオン
交換樹脂が挙げられる。
【0026】多くのフォトレジスト組成物は塩基に不安
定な基を含有していることは知られている。例えば、塩
基に不安定な基を含有する一般的なフォトレジスト溶剤
としては、エステル類、エーテル類およびケトン類が挙
げられる。塩基に不安定な基を含有するフォトレジスト
組成物で使用される一般的な樹脂類としては、エポキシ
類、ポリアミド類およびポリシロキサン類が挙げられ
る。塩基に不安定な基を含有するフォトレジスト組成物
類で使用される一般的な光活性化合物類としては、ジア
ゾナフトキノン・スルホン酸エステル類が挙げられる。
フォトレジスト組成物、またはそうでなければ、集積回
路製造において使用される塩基に不安定な基を有する他
の材料としては、エポキシ化合物類、ビニルエーテル
類、トリアリールメチル基を含有する化合物類、回転付
着(スピン−オン)ガラス調合物、Si−N結合、Si
−ハロゲン結合、C−P結合、C−ハロゲン結合、シロ
キサンなどを含有する化合物類が挙げられる。
【0027】塩基に不安定な基を含有する材料の処理の
ために、本願出願人に譲渡された係属中の米国特許出願
番号第08/143,489号(出願日1993年10
月27日)に記載の方法に従ってアニオン交換樹脂が変
性されてもよい。上記に開示された方法に従って、アニ
オン交換樹脂がハロゲン化物基を含まず、好ましくはフ
ェノールより塩基性が少なく、さらに好ましくはpKa
が3.5を越えない有機酸で処理するなど本質的に非塩
基性イオン源の溶液で処理することにより変性される。
一般的な有機酸類としては、例えば、蟻酸、酢酸、プロ
ピオン酸およびブチル酸などの低分子量のモノカルボン
酸類および蓚酸や琥珀酸などの多官能性酸類が挙げられ
る。イオン交換樹脂の変性により、先行技術に示される
ように−OH基よりむしろアニオン汚染物質と交換する
のに役立つ本質的に弱い酸イオンが得られるので、塩基
に不安定な基に及ぼす強い塩基の影響を軽減することに
なる。
【0028】調整された多くのフォトレジスト組成物は
酸と塩基の両方に不安定な物質を含有している。このよ
うな物質の処理のために、イオン交換樹脂はここに引例
により導入された米国特許第5,518,628号に従
って変性されてよい。前記引例に開示された方法に従っ
て、弱酸のアンモニウム塩で処理されたカチオンおよび
アニオン交換樹脂の混合床が提供され、酸と塩基に不安
定な成分を含有する有機溶液を該床に通過させ、溶解さ
れたイオン汚染物質を除去する。弱酸のアンモニウム塩
で交換樹脂の混合床を処理すると、強酸プロトン類が弱
酸と置換され、強塩基アニオン類が本質的に非塩基のア
ンモニウムアニオンと置換される。強酸と塩基の置換に
より、酸と塩基に不安定な物質を含有する有機溶液を望
ましくない副生成物を形成することなく処理できる交換
樹脂を形成する。
【0029】有機溶液から汚染物質を除去する方法はこ
こに引例により取り入れられた米国特許第5,518,
628号の方法に従って活性化された炭素で処理する工
程を含む。活性炭素で処理することは、例えば、鉄、
銅、クロム、ニッケル、モリブデンおよび亜鉛などの多
価金属イオンと共に有機汚染物質を含有する有機溶液に
は望ましい。該特許の発明に従って、有機溶液に溶解さ
れた精製されるべき成分および溶液中の多価金属イオン
汚染物質はキレート化剤でキレート化された後で溶液を
高純度活性炭素吸着剤と接触させる。例えば、フォトレ
ジストなどのように、集積回路製造で使用される有機溶
液の多くは不純物を含んでおり、それは多価金属イオン
類にとってキレート化剤である。例えば、o−キノンジ
アジ化物酸エステル類およびジアジ化物光活性化合物類
はアゾ染料、ジアゾ染料およびアジ化物などの染料を含
んでおり、これらは多価金属イオン類にとってキレート
化剤として作用することが知られている。このような不
純物で多価イオンがキレート化するのは、ヒドロキシル
基と電子対の働きをする染料の不純物中の窒素原子の1
つとにより発生すると思われる。精製されるべき材料が
不純物としてキレート化剤を含有する場合、さらに別の
キレート化剤は必要とされない。もし精製されるべき物
質がキレート化剤を含有しない場合は、キレート化剤を
有機溶液と混合して、活性炭素と接触させる前に多価金
属イオン類をキレート化する。他の有機不純物と共にキ
レート化された多価金属イオン類を含有する有機溶液は
次に活性炭素と接触させて、有機不純物と多価金属イオ
ン類を吸収して溶液からそれらを除去する。
【0030】精製のために使用された活性炭素は、望ま
しくは高純度の活性炭素で、本質的に金属イオンに汚染
されていない。活性炭素は好ましくは多孔性であり、平
均粒径が10ミクロンから200ミクロンまでの範囲で
あり、有効表面積はグラム当たり500から5,000
平方メートルの範囲である粒状である。前記特許に記載
の発明の好ましい実施態様において、活性炭はカチオン
交換樹脂を熱分解して活性炭吸着剤を形成して得られた
生成物である。このような吸着剤は当該技術において周
知であり、例えば、米国特許第4,342,839号;
同第4,839,331号;同第4,957,897
号;同第5,094,754号;および同第5,21
7,505号などの文献に開示されており、これらの文
献はここに引例により取り入れる。キレート化された多
価金属イオン類を除去するために最も好ましいのは多孔
性ポリ(ビニル芳香性)樹脂類を熱分解することにより
形成された活性炭である。これらの物質はその活性炭が
溶液から金属イオン類の除去を促進するカチオン交換基
を保持していると思われるので好ましい。
【0031】図2に示される本発明の方法の次の工程は
フォトレジスト溶液から微粒子を除去することからな
る。微粒子の除去方法は産業界で周知であり、限外遠心
分離、静電気処理および深層濾過などの方法が挙げられ
る。例えば、濾過などによりフォトレジストから粒子を
除去することはレジスト製造者および使用者の両者によ
りフィルターをレジスト・ディスペンサーと装置の間に
配置してレジストがその容器からウエーハー上に通過す
るとき濾過されることにより実施される。この方法は当
該技術において「使用時点」濾過として知られている。
使用時点濾過についての考察は、カンブリアら(Cam
bria et al.)が「レジスト技術と応用の利
点(In SPIE,Vol.1466,”Advan
ces in Resist Technology
and Processing VIII”,199
1,pp.670−675)」の中で、およびアスミら
(Asumiet al.)が「レジスト技術と応用の
利点(in SPIE,Vol.1672,”Adva
nces in Resist Technology
and Processing IX,1992,p
p.617−622)」の中で行っており、これらの文
献は引用してここに取り入れる。濾過は本発明の目的に
とって好ましい方法である。結局、本発明に従って、固
体含有量を変えた後で、レジストを周知の方法を使って
濾過を通過させ、レジスト溶液から粒子を除去する。粒
径が0.1μm以上である粒子を除去することができる
フィルターが好ましい。
【0032】本発明に従ってフォトレジストを再利用す
る以外に、過剰のEBRがフォトレジストと同様の方法
で再循環される。図2に示されるように、過剰のEBR
はイオン交換と濾過の順路を通過する。次に、精製され
た物質は本発明の方法に従ってさらに使用されるために
スピンコーティング装置に再循環されてもよい。本発明
は下記の実施例を参照することにより理解が深められ
る。
【0033】
【実施例】
実施例1 下記の組成を有するフォトレジストが説明のために選ば
れた。 次に、このレジストを撹拌して完全に溶解し、次に、孔
径0.1μmのテフロンまたはポリプロピレンの膜に対
して加圧濾過し、清潔な瓶に入れる。
【0034】実施例2 実施例1のフォトレジストは下記の順番の工程から成る
方法で使用される。 工程1: きれいに磨かれた100mmのセキュリティ
・インストルメント社のウエーハーを製造者の推薦する
方法に従ってY.E.S.オーブンを使ってヘキサメチ
ルジシラザンで処理する。次に、それは従来の塗布/燃
焼装置、例えば、SVG−86、GCA−100または
DNSウエーハートラックなどにより実施される。約
2.5mLのレジストがウエーハーの中央に塗布され
る。 工程2: 次にこのウエーハーを急速に4000rpm
まで加速し、15秒間この速度に維持する。次に、回転
速度を1500rpmまで減速し、そして10秒間プロ
ピレングリコールメチルエーテルからなる後部/前部の
端ビーズのリムーバーがウエーハーの端部の上に流され
る。合計で5mLの端ビーズリムーバーが施される。次
に、そのウエーハーを再び4000rpmまで加速し、
その速度に20秒間維持する。 工程3: 次にウエーハーを自動化によりチャックから
外し、真空ホットプレート上に移動し、そこで60秒
間、100℃で燃焼する。次に、そのウエーハーを自動
化により真空冷却プレート上に移動し、そこで室温まで
冷却される。 工程4: レジストフィルムをナノメトリックス・ナノ
スコープを使って測定し、フィルムの厚さが1,200
μmであることが判明した。 工程5: 次に、塗布されたウエーハーをGCA 0.
45NA g−ラインウエーハーステッパーのチャック
上に置き、適当な時間にわたり露光して模様の寸法の正
確な転写を達成する。 工程6: 次に、このウエーハーはウエーハートラック
上に戻され、決まった一連のスプレイー現像のプログラ
ムに従うよう指示される。該レジストは110゜C/6
0秒で真空接触ホットプレート上で露光後焼かれ、真空
冷却プレート上で室温まで冷却され、現像位置でチャッ
ク上に移される。適当な量の0.26N TMAH/水
現像液がスプレイヘッドで塗布されレジストフィルム上
に液体のたまりを形成する。次に、ウエーハーは60秒
間静置され、次に該ウエーハーは急速に回転させると同
時に20秒間水が表面上にスプレイされ、完全に現像液
を洗い流す。 工程7: 模様を付けられたウエーハーは次にウエーハ
ーの船型容器に集められ、次の使用に回されるかまたは
貯蔵される。
【0035】実施例3 実施例2の方法は連続的に繰り返され、250枚のウエ
ーハーがウエーハートラック上で塗布被覆される。フォ
トレジストおよび端ビーズリムーバー残留物は清潔な貯
蔵容器に集められる。おおよその容量は約1.8Lであ
り、25%固体割合の約0.6Lのフォトレジストが約
1.2Lの端ビーズリムーバーで希釈されて成るともの
と予測される。予測される固体含有量は現在約8.3%
である。実際の固体含有量は重量測定、密度、屈折率お
よび粘度を含むいくつかの方法により測定できる。その
答えを実施例1のレジスト調合物と同じ材料を使って予
め作られた校正曲線と比較する。密度測定による決定に
ついてここに説明する:自然の振動型のMettler
DA−300 密度/比重計量器をフォトレジストで
洗浄し、約2〜3mLを充填し、製造者の推薦する方法
に従って21℃で作動させる。温度制御は±0.01℃
の精密度で維持される。密度の示数は器具の読み出し情
報から得られる。
【0036】実際の固体含有量は8.55%の固体であ
ると測定されるが、これは後で使用する場合に必要とさ
れるより実質的に薄い材料をもたらす。従って、希釈レ
ジストは過剰の溶剤を除去するために減圧回転蒸発装置
に移される。そのレジストは4L入りの容器に入れら
れ、40rpmで回転され、同時に約10mm Hgの
圧力を加えられる。プロピレン・グリコール・メチル・
エーテル・アセテートが急速に混合物から蒸発され、コ
ンデンサーと収容容器を使って集められる。収容容器に
集められたこの溶剤は保存され、所望により後で再利用
できる。レジストを入れた容器は僅かに暖かく保存され
溶剤の蒸発を促進するが、この容器の温度は50゜C未
満に維持され、さらに好ましくは40゜Cに維持され、
蒸発工程中にレジストの材料の有意な分解を防ぐ。約
1.25Lの溶剤が集められ、その時点で蒸発工程は中
止される。
【0037】次に、レジストの%固体の割合が校正曲線
に比例して密度測定を行うことにより再度測定され、2
7.9%の固体であることが判明したが、最初の25%
より大きな値である。環境の供給源から拾い上げられ
た、特に装置、空気およびウエーハー支持体と接触した
ことによる金属イオン汚染を除去するためにフォトレジ
ストを処理する必要が時々ある。これはレジストが複数
回再循環された後では特に言えることである。下記の工
程はこの仕事を達成する方法について説明している:フ
ォトレジスト溶液を、1時間当たり4床の容量の流速
で、特別に調製したイオン交換カラムの中に通した。こ
の工程は金属イオン含有量を高い値から(>500pp
bのレジストを10−20ppb未満に)減少させるこ
とができる。このカラムは一度調製されると何回も長期
間再使用できる(我々の経験からすると、何年も)。こ
の特別に調製したイオン交換カラムの構造は60cmx
2.5cmのガラスのカラムにイオン交換樹脂を45c
mの深さまで充填することによって調製される。理想的
には、イオン交換樹脂は処理されたローム・アンド・ハ
ース社のIRN77 (26級)材料から成り、下記の
方法により処理される:該樹脂は20%水酸化アンモニ
ウム水で4時間にわたり撹拌しながらスラリー化するこ
とによって処理され、次に少なくとも8床容量の脱イオ
ン化水で洗浄され、次に(a)充分な量の乳酸塩溶剤で
処理して少なくとも98%の残留水分を除去し、次に充
分な容量のプロピレン・グリコール・メチル・エーテル
・アセテートで処理して少なくとも98%の残留の乳酸
エチルを除去するか、または(b)さもなければ、イオ
ン交換樹脂を水性処理の後でアセトンで処理し、次にそ
のイオン交換樹脂の中へ十分な乾燥空気を吹き込むこと
により乾燥する。
【0038】レジストの%固体は校正曲線に比例する密
度測定により再測定され、27.2%固体であることが
決定された。別のきれいな溶剤(プロピレン・グリコメ
チルエーテル・アセテート)の重量を量り、該レジスト
に加えて固体濃度を25.5%まで減らし、均質になる
まで撹拌する。少量(50mL)を取り出し、0.2μ
m孔のテフロンフィルターで濾過する。次に、濾過した
試料を塗布して、実施例2に記載の通りにフィルムの厚
さを試験する。この場合、測定されたフィルムの厚さは
1.230μmであり、所望の厚さより僅かに厚いこと
が判明した。このレジストをその現在の厚さと%固体で
使用することができる。所望のフィルムの厚さ(この場
合、1.200μm)は実施例2に記載のウエーハート
ラック上でウエーハー回転速度を調整することにより達
成できる。
【0039】しかし、フィルムの厚さにおけるロット
(仕切)対ロットのコンシステンシーを改善したいとい
う望みがさらに強力な場合は、ウエーハートラックの回
転速度を最初の値に維持しながら、レジストの%固体割
合を希釈して僅かに低下させ、フォトレジストの最初の
ロットの最初のフィルムの厚さに適合させる決定がなさ
れた。従って、プロピレン・グリコール・メチル・エー
テル・アセテートの量を僅かに多めにレジストに配合し
た。相対的な添加量が、%固体割合の関数として予め得
られたレジスト厚さの校正関数に比べて決定できる。所
望の厚さにおけるこの曲線の勾配を使用して、必要とさ
れる溶剤の相対的な追加量を決定する。追加の溶剤が配
合され、少量を取り出し濾過し、前述のようにフィルム
の厚さを試験した。この場合、測定されたフィルムの厚
さは1.197μmであることが測定され、これは最初
のバッチのレジストの所望のフィルム厚さの仕様の範囲
内である。次に、残りのレジスト試料は、孔径が0.1
0μmの多孔性テフロン膜を収容しているポリプロピレ
ン・カートリッジ・フィルター収納容器の中へ10ps
iの圧力を加えて通過させて濾過され、きれいな容器に
集める。次に、レジストの容器をウエーハートラック上
の分配ポンプの入り口の管に取り付け、次に、再利用レ
ジストを使用して実施例2に記載の通りにウエーハーに
塗布する。このレジスト再利用方法は所望により複数回
繰り返すことができる。
【0040】実施例4 下記の組成でレジストを調製する: 次に、レジストを撹拌して完全に溶解し、次に、孔径
0.1μmのテフロンまたはポリプロピレン膜を使って
加圧濾過する。
【0041】実施例5 従来の使用方法は下記の工程から成る: 工程1: きれいに磨かれた100mmのセキュリティ
・インストルメント社のウエーハーを製造者の推薦する
方法に従ってY.E.S.オーブンを使ってヘキサメチ
ルジシラザンで処理する。次に、それは従来の塗布/燃
焼装置、例えば、SVG−86、GCA−100または
DNSウエーハートラックなどにより実施される。約
2.5mLのレジストがウエーハーの中央に塗布され
る。 工程2: 次にこのウエーハーを急速に4000rpm
まで加速し、30秒間この速度に維持する。 工程3: 次にウエーハーを自動化によりチャックから
外し、真空ホットプレート上に移動し、そこで60秒
間、100℃で燃焼する。次に、そのウエーハーを自動
化により真空冷却プレート上に移動し、そこで室温まで
冷却される。 工程4: レジストフィルムをナノメトリックス・ナノ
スコープを使って測定し、フィルムの厚さが1,000
μmであることが判明した。
【0042】工程5: 次に、被覆されたウエーハーを
GCA 0.55NA i−ライン・ウエーハー・ステ
ッパーのチャック上に置き、適当な時間にわたり露光し
て模様の寸法の正確な転写を達成する。 工程6: 次に、このウエーハーはウエーハートラック
上に戻され、決まった一連のスプレイー現像のプログラ
ムに従うよう指示される。該レジストは110℃/60
秒で真空接触ホットプレート上で露光後焼かれ、真空冷
却プレート上で室温まで冷却され、現像位置でチャック
上に移される。適当な量の0.24N TMAH/水現
像液がスプレイヘッドで塗布されレジストフィルム上に
液体のたまりを形成する。次に、ウエーハーは60秒間
静置され、次に該ウエーハーは急速に回転させると同時
に20秒間水が表面上にスプレイされ、完全に現像液を
洗い流す。 工程7: 模様を付けられたウエーハーは次にウエーハ
ーの船型容器に集められ、次の使用に回されるかまたは
貯蔵される。
【0043】実施例6 実施例2の方法が継続され、1000枚のウエーハーが
ウエーハートラック上で被覆される。フォトレジストは
清潔な貯蔵容器に集められる。おおよその容量は約2.
4Lであり、見積もられた固体含有量は約26%であ
る。フォトレジストの最初の溶剤の割合は90%の乳酸
エチルと10%の酢酸ブチルであった。いくつかの方法
にとって、この溶剤の割合を公称の量の1%以内に維持
することは重要である。フォトレジストの試料は熱伝導
検出器を外側に取り付けたヒューレット・パッカード・
ガスクロマトグラフに注入し、標準ガスクロマトグラフ
方法により分析される。集められたフォトレジストの溶
剤の割合は、 乳酸エチル:酢酸ブチルの割合の分かっているものに関
するクロマトグラフの基準から作られた校正曲線に比較
して決定される。この場合、乳酸エチル:酢酸ブチルの
割合は91.5%:8.5%であることが決定された。
これは±1%の溶剤比仕様の範囲外であるので、追加の
酢酸ブチルの重量を量り、集められたレジストに混合し
て、溶剤の割合を乳酸エチル:酢酸ブチルの公称の割合
90:10に戻した。この段階で、実際の固体含有量
は、重量測定、密度、屈折率および粘度を含む複数の手
段により決定できる。その答えを、実施例4のレジスト
調合物と同じ材料を使って予め校正された校正曲線と比
べる。密度測定による決定についてここに説明する:自
然の振動型のMettler DA−300 密度/比
重計量器をフォトレジストで洗浄し、約2−3mLを充
填し、製造者の推薦する方法に従って21℃で作動させ
る。温度制御は±0.01℃の精密度で維持される。密
度の示数は器具の読み出し情報から得られる。
【0044】環境の供給源から拾い上げられた、特に装
置、空気およびウエーハー支持体と接触したことによる
金属イオン汚染を除去するためにフォトレジストを処理
する必要が時々ある。これはレジストが複数回再循環さ
れた後では特に言えることである。下記の工程はこの仕
事を達成する方法について説明している:フォトレジス
ト溶液を、1時間当たり4床の容量の流速で、特別に調
製したイオン交換カラムの中に通した。この工程は金属
イオン含有量を高い値から(>500ppbのレジスト
を10−20ppb未満に)減少させることができる。
このカラムは一度調製されると何回も長期間再使用でき
る(我々の経験からすると、何年も)。この特別に調製
したイオン交換カラムの構造は60cmx2.5cmの
ガラスのカラムにイオン交換樹脂を45cmの深さまで
充填することによって調製される。理想的には、イオン
交換樹脂は処理されたローム・アンド・ハース社のIR
N77 (26級)材料から成り、下記の方法により処
理される:該樹脂は20%水酸化アンモニウム水で4時
間にわたり撹拌しながらスラリー化することによって処
理され、次に少なくとも8床容量の脱イオン化水で洗浄
され、次に(a)充分な量の乳酸エチル:酢酸ブチル溶
剤を9:1の割合で配合したもので処理して少なくとも
98%の残留水分を除去し、または(b)さもなけれ
ば、イオン交換樹脂を水性処理の後でアセトンで処理
し、次にそのイオン交換樹脂の中へ十分な乾燥空気を吹
き込むことにより乾燥する。
【0045】レジストの%固体は校正曲線に比例する密
度測定により再測定され、24.8%固体であることが
決定され、これは最初の25%より大きい値である。レ
ジストの%固体は校正曲線に比例する密度測定により再
測定され、24.5%であることが決定された。少量
(50mL)を取り出し、0.2μm孔のテフロンフィ
ルターで濾過する。次に、濾過した試料を塗布して、実
施例2に記載の通りにフィルムの厚さを試験する。この
場合、測定されたフィルムの厚さは1.070μmであ
り、所望の厚さより僅かに厚いことが判明した。このレ
ジストをその現在の厚さと%固体で使用することができ
る。所望のフィルムの厚さ(この場合、1.000μ
m)は実施例2に記載のウエーハートラック上でウエー
ハー回転速度を調整することにより達成でき、1,00
0μmのフィルムの厚さを得た。しかし、フィルムの厚
さにおけるロット(仕切)対ロットのコンシステンシー
を改善したいという強い希望のために、ウエーハートラ
ックの回転速度を最初の値に維持しながら、レジストの
%固体割合を希釈して僅かに低下させ、フォトレジスト
の最初のロットの最初のフィルムの厚さに適合させる決
定がなされた。従って、乳酸エチル:酢酸ブチルの割合
が9:1である溶剤の量を僅かに多めに計量し、レジス
ト配合した。その相対的な添加量は、%固体割合の関数
として予め得られたレジスト厚さの校正関数に比べて決
定することができる。所望の厚さにおけるこの曲線の勾
配を使用して、必要とされる溶剤の相対的な追加量を決
定する。追加の溶剤が配合され、少量を取り出し濾過
し、前述のようにフィルムの厚さを試験した。この場
合、測定されたフィルムの厚さは1.002μmである
ことが測定され、これは最初のバッチのレジストの所望
のフィルム厚さの仕様の範囲内である。
【0046】次に、残りのレジスト試料は、孔径が0.
10μmの多孔性テフロン膜を収容しているポリプロピ
レン・カートリッジ・フィルター収納容器の中へ10p
siの圧力を加えて通過させて濾過され、きれいな容器
に集める。次に、レジストの容器をウエーハートラック
上の分配ポンプの入り口の管に取り付け、次に、再利用
レジストを使用して、実施例2に記載の通りにウエーハ
ーに塗布する。このレジスト再利用方法は所望により複
数回繰り返すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォトレジストウエーハー上にコーティングを
形成するための従来のスピンコーティング装置である。
【図2】本発明による処理工程を示す線図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】削除
フロントページの続き (71)出願人 596156668 455 Forest Street,Ma rlborough,MA 01752 U. S.A (72)発明者 ピーター アール トレフォナス, サー ド アメリカ合衆国02053マサチューセッツ州 メドウェイ サマーヒル・ロード 40

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォトレジスト溶液の使用方法であって、 支持体上に該フォトレジストを塗布する工程;該フォト
    レジスト溶液の過剰分を該塗布工程から集める工程;該
    過剰フォトレジスト溶液の固体含有量を塗布組成物とし
    てフォトレジストの使用に適する濃度に調整する工程;
    溶解汚染物質をフォトレジスト溶液から除去する工程、
    および、 該フォトレジストを表面に塗布する工程、からなるフォ
    トレジスト溶液の使用方法。
  2. 【請求項2】支持体が半導体ウエーハーであり、フォト
    レジスト溶液がスピンコーティングによりウエーハー上
    に塗布されることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】フォトレジスト溶液が10重量%から40
    重量%までの範囲に固体含有量が調整されることを特徴
    とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】フォトレジスト溶液が20重量%から35
    重量%までの範囲に固体含有量に調整されることを特徴
    とする請求項2の方法。
  5. 【請求項5】フォトレジスト溶液の濃度が希釈により調
    整されることを特徴とする請求項2の方法。
  6. 【請求項6】フォトレジスト溶液の濃度が蒸発により調
    整されることを特徴とする請求項2の方法。
  7. 【請求項7】フォトレジスト溶液の粒子が濾過により除
    去されることを特徴とする請求項2の方法。
  8. 【請求項8】フィルターが0.2μmの孔径を有するこ
    とを特徴とする請求項2の方法。
  9. 【請求項9】活性炭の床にフォトレジスト溶液を通過さ
    せることにより汚染物質が除去されることを特徴とする
    請求項2の方法。
  10. 【請求項10】イオン交換樹脂にフォトレジスト溶液を
    通過させることにより汚染物質が除去されることを特徴
    とする請求項2の方法。
  11. 【請求項11】イオン交換樹脂が重合体骨格上にスルホ
    ン酸エステル基を有するものであることを特徴とする請
    求項10の方法。
  12. 【請求項12】イオン交換樹脂がアミン溶液で処理され
    ることにより変性されることを特徴とする請求項11の
    方法。
  13. 【請求項13】アルカリ溶解性樹脂とナフトキノン・ジ
    アジ化物・スルホン酸を有機溶剤に溶解してなるフォト
    レジスト溶液の使用方法であって、 半導体支持体上に該フォトレジスト溶液をスピンコーテ
    ィングにより塗布する工程;該フォトレジスト溶液の過
    剰分を前記塗布工程から集める工程;該過剰フォトレジ
    スト溶液の固体含有量を10重量%から40重量%まで
    の範囲の濃度に調整する工程;粒子をフォトレジスト溶
    液から除去する工程;溶解汚染物質をフォトレジスト溶
    液から除去する工程および該フォトレジストを表面に塗
    布する工程からなるフォトレジスト溶液の使用方法。
  14. 【請求項14】フォトレジスト溶液が20重量%から3
    5重量%までの範囲に固体含有量を調整されることを特
    徴とする請求項13の方法。
  15. 【請求項15】フォトレジスト溶液の濃度が希釈により
    調整されることを特徴とする請求項13の方法。
  16. 【請求項16】フォトレジスト溶液の濃度が蒸発により
    調整されることを特徴とする請求項13の方法。
  17. 【請求項17】フォトレジスト溶液の粒子が0.2μm
    の孔径を有するフィルターにフォトレジスト溶液を通過
    させることによる濾過により除去されることを特徴とす
    る請求項13の方法。
  18. 【請求項18】活性炭の床にフォトレジスト溶液を通過
    させることにより汚染物質が除去されることを特徴とす
    る請求項13の方法。
  19. 【請求項19】イオン交換樹脂にフォトレジスト溶液を
    通過させることにより汚染物質が除去されることを特徴
    とする請求項13の方法。
  20. 【請求項20】イオン交換樹脂がアミン溶液で処理する
    ことにより変性された重合体骨格上にスルホン酸エステ
    ル基を有するものであることを特徴とする請求項13の
    方法。
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