JPH11133074A - 電子回路基板のコモンモード・インピーダンス測定方法及びその測定装置 - Google Patents

電子回路基板のコモンモード・インピーダンス測定方法及びその測定装置

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JPH11133074A
JPH11133074A JP9295192A JP29519297A JPH11133074A JP H11133074 A JPH11133074 A JP H11133074A JP 9295192 A JP9295192 A JP 9295192A JP 29519297 A JP29519297 A JP 29519297A JP H11133074 A JPH11133074 A JP H11133074A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子回路基板のコモンモード・ノイズを評価す
るためのコモンモード・インピーダンスの測定方法及び
その測定装置を提供する。 【解決手段】金属製の冶具3は、一面開口した略箱状の
冶具本体4と、冶具本体4の開口を塞ぐ蓋体5とからな
り、冶具3内部に配置された誘電体ブロック2上に電子
回路基板1が載置される。電子回路基板1の入出力端子
間の少なくとも一部は短絡されており、短絡された入出
力端子は導電線11及びN型同軸コネクタ10を介し
て、冶具3の側面に配設された貫通型のN型同軸コネク
タ7に接続される。回路定数測定器20は、同軸ケーブ
ル9及びN型同軸コネクタ8を介して、貫通型のN型同
軸コネクタ7に接続される。回路定数測定器20は、電
子回路基板1に信号を印加して、その反射率を測定する
ことにより、電子回路基板1のグランド30に対するコ
モンモード・インピーダンスを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板のコ
モンモード・ノイズに対するノイズ耐量を定量的に評価
するためのコモンモード・インピーダンスを測定する電
子回路基板のコモンモード・インピーダンス測定方法及
びその測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子回路基板やケーブルに発生するノイ
ズには、大別してノーマルモード・ノイズとコモンモー
ド・ノイズの二つのモードがあり、ノーマルモード・ノ
イズとは、電流の流れる線間に現れるノイズ成分のこと
であり、コモンモード・ノイズとは、各線とグランド
(大地)との間に現れるノイズ成分のことである。そし
て、各モードについてその電流の流れ易さを表現するた
めに設定したインピーダンスが、ノーマルモード・イン
ピーダンスとコモンモード・インピーダンスである。
【0003】通常の電子回路基板は全てノーマルモード
・インピーダンスであるので、ノーマルモード・インピ
ーダンスについては、測定やシミュレーションが行われ
ている。一方、コモンモード・ノイズについては、電子
回路基板のコモンモード・インピーダンスよりも、電子
回路基板に接続されたケーブルのコモンモード・インピ
ーダンスの影響の方が支配的であると考えられており、
ケーブルのコモンモード・インピーダンスについては測
定が行われているが、電子回路基板のコモンモード・イ
ンピーダンスについては、測定が困難なためにその測定
方法が確立されておらず、測定によって得られた計測デ
ータに基づいてコモンモード・ノイズに対する評価を行
うという試みは行われてなかった。
【0004】しかしながら、本発明者らの研究により電
子回路基板のコモンモード・インピーダンスから電子回
路基板のノイズ耐性の評価が可能であることが判明し、
以下のような方法を用いて、電子回路基板のコモンモー
ド・インピーダンスを測定した。図4に示すように、グ
ランド30面に高さが10cm程度の木片18を配置
し、木片18上に被測定回路基板たる電子回路基板1を
載置する。グランド30面には電子回路基板1から所定
の距離を開けて断面略L字状の金属板15を設置し、金
属板15にコネクタ16を取り付け、コネクタ16と電
子回路基板1の入出力端子間を導電線17で接続する。
そして、ネットワークアナライザ(回路定数測定器)等
のインピーダンス測定器(図示せず)をコネクタ16に
接続し、例えば反射法により電子回路基板1のコモンモ
ード・インピーダンスを測定した。すなわち、インピー
ダンス測定器からコネクタ16及び導電線17を介して
電子回路基板1に信号を印加し、その反射率を測定する
ことによって、コモンモード・インピーダンスを測定し
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子回路基板
のコモンモード・インピーダンス測定方法及びその測定
装置では、コモンモード・インピーダンスの測定値の絶
対値が大きいため、各電子回路基板1の間のコモンモー
ド・インピーダンスの微小な差が測定値の誤差範囲に埋
もれてしまい、基板間の差を比較することができなかっ
た。また、開空間でコモンモード・インピーダンスを測
定しているので、周囲の人体(測定者)や導体などの外
乱の影響を受けやすく、コモンモード・インピーダンス
の測定値がばらついて、再現性の良い測定を行うことが
できなかった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、精度良く、再現性の
良い測定が可能な電子回路基板のコモンモード・インピ
ーダンス測定方法及びその測定装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、被測定回路基板を冶具に取り
付け、被測定回路基板の入出力端子の少なくとも一部を
短絡し、冶具に設けられた接続部材と被測定回路基板の
短絡された入出力端子とを導電線で接続し、接続部材と
インピーダンス測定器とを同軸ケーブルで接続し、イン
ピーダンス測定器から同軸ケーブルと接続部材と導電線
とを介して被測定回路基板に信号を印加し、その反射率
を測定することによってインピーダンスを測定してお
り、被測定回路基板の短絡された入出力端子とグランド
との間に信号を印加しており、被測定回路基板と冶具、
すなわち、グランドとの容量結合を高めることによっ
て、測定値の絶対値を小さくして、被測定回路基板とグ
ランドとの間のコモンモード・インピーダンスを精度良
く測定することができる。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、金属製の箱体からなる冶具内部に被測定回路基板
を収納してインピーダンスの測定を行っており、静電シ
ールド効果を有する金属製の箱体内部に被測定回路基板
を収納しているので、冶具の周囲にある人体や導体など
の外乱の影響を受けにくくすることができる。さらに、
冶具が金属から形成されているので、被測定回路基板と
グランドとの容量結合を高めることができる。
【0009】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、被測定回路基板を高誘電率の誘電体を介し
て冶具に取り付けているので、被測定回路基板と冶具と
の容量結合をさらに高めることができる。請求項4の発
明では、請求項1乃至3の発明において、被測定回路基
板と冶具との間の距離を変化させて測定を行っているの
で、被測定回路基板と冶具との間の距離を、各被測定回
路基板のコモンモード・インピーダンスの差が顕著とな
るような距離に調整して、インピーダンス測定を行うこ
とができる。
【0010】請求項5の発明では、内部に入出力端子間
が短絡された被測定回路基板を収納し、一面に設けられ
た貫通型の同軸コネクタと被測定回路基板の短絡された
入出力端子とが導電線で接続された金属製の冶具と、同
軸コネクタに同軸ケーブルを介して接続され、被測定回
路基板に信号を印加しその反射率を測定することによっ
て、インピーダンスを測定するインピーダンス測定器と
から構成されており、被測定回路基板の短絡された入出
力端子とグランドとの間に信号を印加することによっ
て、被測定回路基板とグランドとの間のコモンモード・
インピーダンスを測定することができる。さらに、冶具
の側面に同軸コネクタを配設しているので、冶具の内側
の同軸コネクタに校正冶具を接続することにより、冶具
のインピーダンスの校正を行うことができる。
【0011】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、上記冶具が、一面開口した冶具本体と、冶具本体
の開口を塞ぐ蓋体とからなり、冶具本体の開口端に蓋体
との接触面積を大きくするためのフランジ部を設けてい
るので、蓋体を取り外した状態で被測定回路基板の取り
付けなどの作業を行うことができ、作業性を向上させる
ことができる。さらに、冶具本体の開口端にフランジ部
を設けることにより、冶具本体と蓋体との容量結合を高
めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の電子回路基板のコモンモ
ード・インピーダンス測定方法及びその測定装置を図1
乃至図3を参照して説明する。この測定装置の概略構成
図を図1に、断面図を図2に示す。被測定回路基板たる
電子回路基板1を収納する金属製の冶具3は、一面開口
した略箱状の冶具本体4と、冶具本体4の開口を覆う蓋
体5とから構成されており、電子回路基板1は冶具本体
4の底面に配置された高誘電率の誘電体ブロック2上に
載置されている。
【0013】ここで、冶具3に金属製のものを使用して
いるので、電子回路基板1を冶具3全体と容量結合させ
ることにより、電子回路基板1とグランド30との容量
性結合を高めて、コモンモード・インピーダンスの測定
値の絶対値を下げることができる。また、電子回路基板
1は金属製の冶具3内部に収納されているので、電子回
路基板1は、冶具3の静電シールド効果により、冶具3
周囲の人体や導体などの影響を受けにくくなり、再現性
の良い測定を行うことができる。さらに、電子回路基板
1は誘電体ブロック2を介して冶具本体4に取り付けら
れているので、電子回路基板1の下方に電気力線を集中
させて、電子回路基板1とグランド30との容量性結合
をさらに高めることができ、コモンモード・インピーダ
ンスの測定値の絶対値を下げて、精度の高い測定を行う
ことができる。
【0014】また、冶具本体4の開口端には、蓋体5と
の接触面積を大きくするために幅が1cm程度のフラン
ジ部6が設けられており、蓋体5の厚みは十分厚く形成
され、その重量も重いので、冶具本体4と蓋体5との接
触面積が大きく、且つ、蓋体5が冶具本体4に接触する
接触圧が大きくなるので、冶具本体4と蓋体5との充分
な導電性を確保し、容量性結合を大きくして、コモンモ
ード・インピーダンスの測定値の絶対値をさらに下げる
ことができる。尚、蓋体5の材質がアルミの場合、蓋体
5は5mm程度の厚みに形成されている。
【0015】冶具本体4の側面には貫通型のN型同軸コ
ネクタ7が配設されており、貫通型のN型同軸コネクタ
7には同軸ケーブル9が配線されたN型同軸コネクタ8
が接続され、インピーダンス測定器たる回路定数測定器
(ネットワークアナライザ)20はN型同軸コネクタ8
及び同軸ケーブル9を介して貫通型のN型同軸コネクタ
7に接続される。また、電子回路基板1の入出力端子1
3の少なくとも一部はジャンパー線14により短絡され
る。N型同軸コネクタ10に配線された導電線11はジ
ャンパー線14に電気的に接続され、N型同軸コネクタ
10を貫通型のN型同軸コネクタ7に接続することによ
って、短絡された入出力端子13が貫通型のN型同軸コ
ネクタ7の内部導体に接続される。而して、同軸ケーブ
ル9の内部導体は電子回路基板1の入出力端子13に電
気的に接続され、同軸ケーブル9の外部導体は貫通型の
N型同軸コネクタ7を介して冶具3に電気的に接続され
る。尚、冶具3のインピーダンス等の校正は、冶具3の
側面に配設された貫通型のN型コネクタ7の冶具3内部
側に、適当な校正冶具121 ,122 を接続することに
よって行う。
【0016】ここで、回路定数測定器20は、同軸ケー
ブル9及び導電線11を介して電子回路基板1に信号を
印加し、その反射率を測定し、計算によって電子回路基
板1のグランド30に対するコモンモード・インピーダ
ンスを求めている。以下に、本実施形態の電子回路基板
のコモンモード・インピーダンス測定方法を説明する。
まず、冶具本体4の底面に誘電体ブロック2を配置し、
誘電体ブロック2上に電子回路基板1を載置する。次
に、電子回路基板1の入出力端子13の少なくとも一部
をジャンパー線14で短絡し、ジャンパー線14とN型
同軸コネクタ10に配線された導電線11とを電気的に
接続し、N型同軸コネクタ10を冶具本体4の側面に配
設された貫通型のN型同軸コネクタ7に接続して、電子
回路基板1の短絡された入出力端子13とN型同軸コネ
クタ7の内部導体とを電気的に接続する。さらに、貫通
型のN型同軸コネクタ7に同軸ケーブル9が配線された
N型同軸コネクタ8を接続して、回路定数測定器20と
貫通型のN型同軸コネクタ7とを電気的に接続する。そ
の後、回路定数測定器20から電子回路基板1に信号を
印加し、その反射率を測定することによって、回路定数
測定器20は電子回路基板1のグランド30に対するコ
モンモード・インピーダンスを測定する。ここで、冶具
3は冶具本体4と蓋体5とから構成されており、冶具3
内に電子回路基板1を取り付ける際は、蓋体5を外した
状態で作業を行うことができ、取付作業の作業性が向上
する。
【0017】また、誘電体ブロック3の高さを調節する
などして、電子回路基板1の設定位置(すなわち、電子
回路基板1と冶具3との間の距離)を変化させることが
できるので、電子回路基板1とグランド30との容量性
結合を変化させ、各電子回路基板1のコモンモード・イ
ンピーダンスの測定値の差が顕著となるような位置に電
子回路基板1を設置して、コモンモード・インピーダン
スの測定を行うことができ、各電子回路基板1のコモン
モード・インピーダンスの差を精度良く、定量的に測定
することができる。
【0018】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、被測
定回路基板を冶具に取り付け、被測定回路基板の入出力
端子の少なくとも一部を短絡し、冶具に設けられた接続
部材と被測定回路基板の短絡された入出力端子とを導電
線で接続し、接続部材とインピーダンス測定器とを同軸
ケーブルで接続し、インピーダンス測定器から同軸ケー
ブルと接続部材と導電線とを介して被測定回路基板に信
号を印加し、その反射率を測定することによってインピ
ーダンスを測定しており、被測定回路基板の短絡された
入出力端子とグランドとの間に信号を印加しているの
で、被測定回路基板と冶具、すなわち、グランドとの容
量結合を高めることによって、測定値の絶対値を小さく
して、被測定回路基板とグランドとの間のコモンモード
・インピーダンスを精度良く測定できるという効果があ
る。
【0019】請求項2の発明は、金属製の箱体からなる
冶具内部に被測定回路基板を収納してインピーダンスの
測定を行っており、静電シールド効果を有する金属製の
箱体内部に被測定回路基板を収納しているので、冶具の
周囲にある人体や導体などの外乱の影響を受けにくくす
ることができ、再現性の良い測定を行うことができると
いう効果がある。さらに、冶具が金属から形成されてい
るので、被測定回路基板とグランドとの容量結合を高め
ることができ、インピーダンス測定値の絶対値を下げ
て、精度の高い測定を行うことができるという効果があ
る。
【0020】請求項3の発明は、被測定回路基板を高誘
電率の誘電体を介して冶具に取り付けており、被測定回
路基板と冶具との容量結合をさらに高めることができる
ので、インピーダンス測定値の絶対値を下げて、精度の
高い測定を行うことができるという効果がある。請求項
4の発明は、被測定回路基板と冶具との間の距離を変化
させて測定を行っており、被測定回路基板と冶具との間
の距離を、各被測定回路基板のコモンモード・インピー
ダンスの差が顕著となるような距離に調整して、インピ
ーダンス測定を行うことができるので、各被測定回路基
板のコモンモード・インピーダンスの差を精度良く、定
量的に測定できるという効果がある。
【0021】請求項5の発明は、内部に入出力端子間が
短絡された被測定回路基板を収納し、一面に設けられた
貫通型の同軸コネクタと被測定回路基板の短絡された入
出力端子とが導電線で接続された金属製の冶具と、同軸
コネクタに同軸ケーブルを介して接続され、被測定回路
基板に信号を印加しその反射率を測定することによっ
て、インピーダンスを測定するインピーダンス測定器と
から構成されており、被測定回路基板の短絡された入出
力端子とグランドとの間に信号を印加することによっ
て、被測定回路基板とグランドとの間のコモンモード・
インピーダンスを測定できるという効果がある。さら
に、冶具の側面に同軸コネクタを配設しているので、冶
具の内側の同軸コネクタに校正冶具を接続することによ
り、冶具のインピーダンスの校正を行うことができると
いう効果がある。
【0022】請求項6の発明は、上記冶具が、一面開口
した冶具本体と、冶具本体の開口を塞ぐ蓋体とからな
り、冶具本体の開口端に蓋体との接触面積を大きくする
ためのフランジ部を設けているので、蓋体を取り外した
状態で被測定回路基板の取り付けなどの作業を行うこと
ができ、作業性が向上するという効果がある。さらに、
冶具本体の開口端にフランジ部を設けることにより、冶
具本体と蓋体との容量結合を高めることができるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のインピーダンス測定装置を示す概
略構成図である。
【図2】(a)は同上の冶具の断面図であり、(b)は
同上の冶具を校正するための校正冶具を示す図である。
【図3】同上の電子回路基板の接続状態を示す上面図で
ある。
【図4】従来のインピーダンス測定装置を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 電子回路基板 2 誘電体ブロック 3 冶具 4 冶具本体 5 蓋体 7,8,10 N型同軸コネクタ 9 同軸ケーブル 11 導電線 20 回路定数測定器 30 グランド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定回路基板を冶具に取り付け、被測定
    回路基板の入出力端子の少なくとも一部を短絡し、冶具
    に設けられた接続部材と被測定回路基板の短絡された入
    出力端子とを導電線で接続し、接続部材とインピーダン
    ス測定器とを同軸ケーブルで接続し、インピーダンス測
    定器から同軸ケーブルと接続部材と導電線とを介して被
    測定回路基板に信号を印加し、その反射率を測定するこ
    とによってインピーダンスを測定することを特徴とする
    電子回路基板のコモンモード・インピーダンス測定方
    法。
  2. 【請求項2】金属製の箱体からなる冶具内部に被測定回
    路基板を収納してインピーダンスの測定を行ったことを
    特徴とする請求項1記載の電子回路基板のコモンモード
    ・インピーダンス測定方法。
  3. 【請求項3】被測定回路基板を高誘電率の誘電体を介し
    て冶具に取り付けたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の電子回路基板のコモンモード・インピーダンス測定
    方法。
  4. 【請求項4】被測定回路基板と冶具との間の距離を変化
    させて測定を行うことを特徴とする請求項1乃至3記載
    の電子回路基板のコモンモード・インピーダンス測定方
    法。
  5. 【請求項5】内部に入出力端子間が短絡された被測定回
    路基板を収納し、一面に設けられた貫通型の同軸コネク
    タと被測定回路基板の短絡された入出力端子とが導電線
    で接続された金属製の冶具と、同軸コネクタに同軸ケー
    ブルを介して接続され、被測定回路基板に信号を印加し
    その反射率を測定することによって、インピーダンスを
    測定するインピーダンス測定器とから構成されることを
    特徴とする電子回路基板のコモンモード・インピーダン
    ス測定装置。
  6. 【請求項6】上記冶具が、一面開口した冶具本体と、冶
    具本体の開口を塞ぐ蓋体とからなり、冶具本体の開口端
    に蓋体との接触面積を大きくするためのフランジ部を設
    けたことを特徴とする請求項5記載の電子回路基板のコ
    モンモード・インピーダンス測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005233833A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Sony Corp 電磁波測定システム
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