JP2010127817A - 高周波測定方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高周波測定装置は、測定器であるスペクトラムアナライザー40を外部に接続する同軸コネクタ24を備えたシールドケース100を備え、シールドケース100内に収納される測定対象物である評価基板30と同軸コネクタ24との間を接続する測定プローブ20、及び評価基板30と終端抵抗50との間を接続する測定プローブ10をシールドケース100内に配置している。例えば測定プローブ10,20の特性インピーダンスが150Ωより高い周波数帯では、シールドケース100の底面と測定プローブ10,20との間に誘電体板61,62を配置する。
【選択図】図4
Description
この例では数10〜250MHzではほぼ150Ωであるが、250〜450MHzでは特性インピーダンスZc1が150Ωより高い。また550〜700MHz,800MHz〜1000MHzでは特性インピーダンスZc1が150Ωより低くなっている。
上記課題を解決するために次のように構成する。
(1)前記測定プローブの特性インピーダンスが前記測定対象物の特性インピーダンスとして定めた値より所定値以上高くなる周波数帯で測定する際に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間に誘電体板を設置する。
図2は第1の実施形態に係る高周波測定装置の構成図である。この高周波測定装置は、測定器であるスペクトラムアナライザー40を外部に接続する同軸コネクタ24を備えたシールドケース100を備え、シールドケース100内に収納される測定対象物である評価基板30と同軸コネクタ24との間を接続する測定プローブ20、及び評価基板30と終端抵抗50との間を接続する測定プローブ10をシールドケース100内に配置している。上記シールドケース100と測定プローブ10,20とによってワークベンチファラデーケージ(WBFC)を構成している。
図3は、図2に示した測定プローブ10と評価基板30の特性インピーダンスについて示している。測定プローブ10の伝送路11は150Ω系の伝送路であり、直列に100Ωの抵抗13を接続することによって50Ω系の伝送路とのインピーダンスマッチングを図っている。図2に示した例では50Ω系の伝送路として50Ωの終端抵抗(終端器)50が接続されている。
図5は第2の実施形態に係る高周波測定方法及び装置の主要部の構成を示す図である。図4に示した例では、測定プローブ10,20とシールドケース100の底面との間に誘電体板または磁性体板を配置したが、図5に示す例では、測定プローブ10の伝送路11の周囲に円筒状のフェライトコア等の磁性体部材63を取り付けている。もう一方の測定プローブ20側についても同様である。
図6は、図5に示した状態でスペクトラムアナライザーによって、伝送路の特性インピーダンスを測定した結果である。図6中、実線は測定プローブ10の伝送路11の周囲に円筒状のフェライトコア等の磁性体部材63を取り付けない場合、破線は取り付けた場合の測定結果である。
この例では、前記磁性体部材63を取り付けない場合に、1〜50MHzでの特性インピーダンスが約150Ωであるが、前記磁性体部材63を取り付けることによって、2〜100MHzでの特性インピーダンスが約150Ωより高い値となる。
図7は第3の実施形態に係る高周波測定方法及び装置の構成を示す図である。また、図8は測定プローブ10と評価基板30の特性インピーダンスの関係を示している。
11,21…伝送路
12,22…クリップ
13,23…抵抗
24…同軸コネクタ
30…評価基板
40…スペクトラムアナライザー
50…終端抵抗
61,62…誘電体板
63…磁性体部材
71…誘電体板
100…シールドケース
Claims (10)
- 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置を用いる高周波測定方法であって、
前記測定プローブの特性インピーダンスが前記測定対象物の特性インピーダンスとして定めた値より所定値以上高くなる周波数帯で測定する際に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間に誘電体板を設置することを特徴とする高周波測定方法。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置を用いる高周波測定方法であって、
前記測定プローブの特性インピーダンスが前記測定対象物の特性インピーダンスとして定めた値より所定値以上低くなる周波数帯で測定する際に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間に磁性体板を設置することを特徴とする高周波測定方法。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置を用いる高周波測定方法であって、
前記測定プローブの特性インピーダンスが前記測定対象物の特性インピーダンスとして定めた値より所定値以上低くなる周波数帯で測定する際に、前記測定プローブの周囲に磁性体部材を設けることを特徴とする高周波測定方法。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置を用いる高周波測定方法であって、
前記測定対象物の特性インピーダンスが前記測定プローブの特性インピーダンスの値より所定値以上高くなる周波数帯で測定する際に、前記測定対象物と前記シールドケースの底面との間に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間にはみ出さない範囲で誘電体板を設置することを特徴とする高周波測定方法。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置を用いる高周波測定方法であって、
前記測定対象物の特性インピーダンスが前記測定プローブの特性インピーダンスの値より所定値以上低くなる周波数帯で測定する際に、前記測定対象物と前記シールドケースの底面との間に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間にはみ出さない範囲で磁性体板を設置することを特徴とする高周波測定方法。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置であって、
前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間に誘電体板を備えたことを特徴とする高周波測定装置。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置であって、
前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間に磁性体板を備えたことを特徴とする高周波測定装置。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置であって、
前記測定プローブの周囲に磁性体部材を設けたことを特徴とする高周波測定装置。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置であって、
前記測定対象物と前記シールドケースの底面との間に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間にはみ出さない範囲で誘電体板を備えたことを特徴とする高周波測定装置。 - 外部に測定器を接続するコネクタを備えたシールドケースと、該シールドケース内に前記コネクタと前記シールドケース内に収納される測定対象物との間を接続する測定プローブと、を備えた高周波測定装置であって、
前記測定対象物と前記シールドケースの底面との間に、前記測定プローブと前記シールドケースの底面との間にはみ出さない範囲で磁性体板を備えたことを特徴とする高周波測定装置。
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