JPH11132030A - 内燃機関の噴射量制御装置 - Google Patents

内燃機関の噴射量制御装置

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JPH11132030A
JPH11132030A JP9298735A JP29873597A JPH11132030A JP H11132030 A JPH11132030 A JP H11132030A JP 9298735 A JP9298735 A JP 9298735A JP 29873597 A JP29873597 A JP 29873597A JP H11132030 A JPH11132030 A JP H11132030A
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JP
Japan
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reducing agent
pressure
fuel
injection
catalyst
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Application number
JP9298735A
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English (en)
Inventor
Kazuya Kibe
一哉 木部
Masahito Goto
雅人 後藤
Tatsuji Mizuno
達司 水野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃圧が正確に検出されていないときにおいて
触媒に供給すべき量により多い量の還元剤が触媒に供給
されることを防止する。 【解決手段】 還元剤により排気ガスを浄化するために
排気通路に配置された触媒を具備する。還元剤が予め定
められた圧力下で蓄積されており、この還元剤の圧力を
検出し、検出された圧力に基づいて算出された時間だけ
還元剤噴射装置を作動することにより機関運転状態に基
づいて算出された量の還元剤を触媒に供給する。還元剤
の圧力が正確に検出されていないときには、触媒に供給
すべき還元剤の量を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の噴射量制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】気筒内の混合気の空燃比が非常に大きい
ために混合気の空燃比が理論空燃比であるときよりも多
量の酸素が排気ガス中に含まれている状態(以下、リー
ン状態)において、炭化水素(以下、HC)を触媒表面
に吸着してHCの活性種を生成し、このHCの活性種と
窒素酸化物(以下、NOX )とを反応させることにより
内燃機関から排出されたNOX を浄化するNOX 選択還
元触媒(以下、NOX 触媒)が公知である。通常、リー
ン状態の排気ガス中にHCは殆ど含まれていない。この
ため、NOX 触媒には還元剤としてNOX 浄化用のHC
が供給される。
【0003】例えば、特開平6−117225号では燃
料、すなわちHCを予め定められた圧力下で蓄積する燃
料蓄積管に接続された燃料噴射弁からNOX 浄化用のH
Cが供給される。また、NOX 触媒に供給すべきHCの
量(以下、要求HC量)は機関から排出されるNOX
に基づいて算出される。さらに、燃料蓄積管内の圧力
(以下、燃圧)を検出するための燃圧センサが設けられ
ており、HCを要求HC量だけ供給するのに必要な燃料
噴射弁の開弁時間はこの燃圧センサにより検出された燃
圧に基づいて算出される。詳細には、燃圧が等しければ
要求HC量が多いほど燃料噴射弁の開弁時間は長くな
り、要求HC量が等しければ燃圧が高いほど燃料噴射弁
の開弁時間は短くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
6−117225号では燃圧センサが劣化したときには
燃圧が正確に検出されず、要求HC量のHCを正確に燃
料噴射弁から噴射することができない。例えば、検出さ
れた燃圧が実際の燃圧より低いときには実際の燃圧より
低い燃圧に基づいて燃料噴射弁の開弁時間が算出される
ため、算出された開弁時間だけ燃料噴射弁を開弁すると
要求HC量より多い量のHCが噴射されることとなる。
過剰なHCがNOX 触媒に供給されると、過剰な分のH
Cが浄化作用に消費されずにNOX 触媒内で燃焼してN
X 触媒を加熱する。このため、NOX 触媒が劣化して
しまう。また、浄化作用に消費されなかったHCが燃焼
しない場合にはHCが大気へ放出されることとなる。し
たがって本発明の目的は燃圧が正確に検出されていない
ときにおいて触媒に供給すべき量により多い量の還元剤
が触媒に供給されることを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に一番目の発明によれば、還元剤により排気ガスを浄化
するために排気通路に配置された触媒と、還元剤を予め
定められた圧力下で蓄積するための還元剤蓄積手段と、
該還元剤蓄積手段内における還元剤の圧力を検出する還
元剤圧力検出手段と、該還元剤圧力検出手段により検出
された圧力に基づいて算出された時間だけ作動すること
により機関運転状態に基づいて算出された量の還元剤を
前記還元剤蓄積手段から前記触媒に供給する還元剤噴射
手段とを具備する内燃機関の噴射量制御装置において、
前記還元剤圧力検出手段が異常であるか否かを判別する
異常判別手段と、該異常判別手段により前記還元剤圧力
検出手段が異常であると判別されたときに前記還元剤噴
射手段により前記触媒に供給すべき還元剤の量を補正す
る還元剤供給量補正手段を具備する。
【0006】上記課題を解決するために二番目の発明に
よれば、一番目の発明において、前記異常検出手段は前
記還元剤圧力検出手段により検出された圧力が前記予め
定められた圧力より低いときに前記還元剤圧力検出手段
が異常であると判別する。
【0007】上記課題を解決するために三番目の発明に
よれば、二番目の発明において、前記還元剤供給量補正
手段は、前記異常検出手段により前記還元剤圧力検出手
段が異常であると判別されたときには、前記触媒に供給
すべき還元剤の量を少なくする。
【0008】上記課題を解決するために四番目の発明に
よれば、三番目の発明において、前記還元剤供給量補正
手段は、前記異常検出手段により前記還元剤圧力検出手
段が正常であると判別されたときには前記触媒に供給す
べき量の還元剤を噴射するのに必要な前記還元剤噴射手
段の作動時間を前記還元剤圧力検出手段により検出され
た圧力に基づいて算出し、前記異常検出手段により前記
還元剤圧力検出手段が異常であると判別されたときには
該還元剤圧力検出手段により検出された圧力より高い圧
力に基づいて前記作動時間を算出する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の内燃機
関の構成を示す図である。図1において、1は機関本
体、♯1、♯2、♯3および♯4はそれぞれ機関本体1
内に形成された第一気筒、第二気筒、第三気筒および第
四気筒、2a、2b、2cおよび2dはそれぞれ対応す
る気筒♯1〜♯4内に機関駆動用燃料および排気ガス浄
化用燃料を供給するための第一燃料噴射弁、第二燃料噴
射弁、第三燃料噴射弁および第四燃料噴射弁、3はイン
テークマニホルド4を介して機関本体1に接続された吸
気通路である。インテークマニホルド4には各気筒♯1
〜♯4に導入される吸入空気量を算出するために吸入空
気圧を検出するための吸気圧センサ5が取り付けられ
る。各気筒♯1〜♯4内にはこれら気筒内で摺動可能な
ピストン(図示せず)が挿入されている。なお、本発明
はディーゼルエンジンやリーンバーンエンジンと呼ばれ
る大部分の機関運転において理論空燃比より非常に大き
い空燃比で運転される内燃機関に適用される。
【0010】また、本実施形態の内燃機関はクランク角
を検出するクランク角センサ6を具備する。クランク角
センサ6により検出されたクランク角に基づいて機関回
転数が算出される。さらに本実施形態の内燃機関はアク
セルペダル(図示せず)の踏込量を検出するアクセル踏
込量センサ19を具備する。各燃料噴射弁2a〜2dは
これら燃料噴射弁2a〜2dに共通の燃料分配手段、す
なわちコモンレール30に接続される。
【0011】コモンレール30はポンプPを介して燃料
タンク31に接続される。燃料タンク31内の燃料はポ
ンプPによりコモンレール30に送られる。ポンプPと
コモンレール30との間には圧力調整器33が取り付け
られる。圧力調整器33はポンプPからコモンレール3
0に送られる燃料の圧力を目標圧力に制御する。したが
ってコモンレール30内にはポンプPおよび圧力調整器
33により目標圧力に加圧された燃料が蓄積される。す
なわち、コモンレール30は燃料蓄積手段として機能す
る。また、コモンレール30にはコモンレール30内の
燃料の圧力を検出するための燃圧検出手段として燃圧セ
ンサ32が取り付けられる。
【0012】第一気筒♯1、第二気筒♯2、第三気筒♯
3および第四気筒♯4にはそれぞれ対応して第一排気枝
管7a、第二排気枝管7b、第三排気枝管7cおよび第
四排気枝管7dが接続される。第一排気枝管7aと第二
排気枝管7bと第四排気枝管7dとは機関本体1の下流
側の上流側合流部8において合流せしめられ、集合管9
に接続される。集合管9と第三排気枝管7cとは上流側
合流部8のさらに下流側の下流側合流部10において互
いに略平行な方向に排気ガスを排出するように合流せし
められる。排気系をこのように構成することにより、集
合管9から排出された排気ガスが第三排気ガス7c内に
流入することが抑制される。また、第三排気枝管7cか
ら排出された排気ガスが集合管9内に流入することが抑
制される。なお、本明細書において『上流』および『下
流』とは排気ガスの流れに沿って用いる。
【0013】本実施形態の内燃機関は吸入される空気量
を増大するために吸入空気を過給する過給機11を具備
する。過給機11はインテークマニホルド4の上流側の
吸気通路3内に配置された吸気側タービンホイール11
aと、下流側合流部10の下流側の排気通路20内に配
置された排気側タービンホイール11bとを具備する。
本実施形態では各気筒♯1〜♯4から排出された排気ガ
スが合流する位置に排気側タービンホイール11bが配
置されているため、より多量の排気ガスが排気側タービ
ンホイール11bを通過し、過給機11の過給効果を最
大限に維持することができる。また、下流側合流部10
が排気側タービンホイール11bの近傍に位置し、且
つ、排気側タービンホイール11bの慣性回転運動によ
り排気ガスが下流側への排出されるため、集合管9から
排出された排気ガスが第三排気枝管7c内に流入するこ
とがさらに抑制され、また、第三排気枝管7cから排出
された排気ガスが集合管9内に流入することがさらに抑
制される。
【0014】吸気側タービンホイール11aと排気側タ
ービンホイール11bとは一つのシャフト11cにより
互いに連結される。排気側タービンホイール11bはこ
の排気側タービンホイール11bの回転面と平行な方向
から排気ガスを受けて回転せしめられ、回転面に対して
垂直な方向へ向けて排気ガスを排出する。一方、吸気側
タービンホイール11aは排気側タービンホイール11
bの回転に伴い回転せしめられ、この吸気側タービンホ
イール11aの回転面に対して垂直な方向から空気を引
き込み、回転面と平行な方向へ向けて吸入空気を送りだ
す。
【0015】排気側タービンホイール11bの下流側の
排気通路20には機関から排出される窒素酸化物(以
下、NOX )を浄化するための排気浄化触媒12が配置
される。本実施形態の排気浄化触媒12は、気筒内で燃
焼せしめられる混合気の空燃比が非常に大きいために混
合気の空燃比が理論空燃比であるときよりも多量の酸素
が排気ガス中に含まれている状態(以下、リーン状態)
において、還元剤としての燃料、すなわち炭化水素(以
下、HC)を触媒表面に吸着してHCの活性種を生成
し、このHCの活性種とNOX とを反応させることによ
りNOX を浄化するNOX 選択還元触媒(以下、NOX
触媒)である。NOX 触媒12の上流端部分にはこの上
流端部分の温度を検出する上流側温度センサ13が配置
され、NOX触媒12の下流端部分にはこの下流端部分
の温度を検出する下流側温度センサ14が配置される。
【0016】第四排気枝管7dには排気ガスを吸入空気
中に導入するための排気循環管15が接続される。排気
循環管15の他端はインテークマニホルド4に接続され
る。排気循環管15には吸入空気中への排気ガスの導入
の有無を制御するための排気循環弁16が配置される。
排気循環弁16は三方弁17を介して吸引ポンプ18ま
たは大気に連通される。排気循環弁16は機関運転状態
に応じて開閉制御される。三方弁17により排気循環弁
16と大気とが連通せしめられると排気循環弁16内に
大気圧がかかり排気循環弁16は閉弁せしめられ、排気
ガスは吸入空気中に導入されない。一方、三方弁17に
より排気循環弁16と吸引ポンプ18とが連通せしめら
れると排気循環弁16内に負圧がかかり排気循環弁16
が開弁せしめられ、排気ガスが吸入空気中に導入され
る。
【0017】気筒内におけるNOX 生成量は燃焼時の火
炎伝播速度が速いほど多くなる。また、気筒内における
NOX 生成量は燃焼時の燃焼温度が高いほど多くなる。
一方、不活性ガスは燃焼時の火炎伝播速度を遅くする。
したがって燃焼時の火炎伝播速度は吸入空気中の不活性
ガス量が多いほど遅くなる。また、不活性ガスは燃焼時
に発生する熱を吸収する。したがって燃焼時の燃焼温度
は吸入空気中の不活性ガス量が多いほど低くなる。この
ため、二酸化炭素や水分といった不活性ガスを含んだ排
気ガスが吸入空気に導入されると、燃焼時の火炎伝播速
度が遅くなり且つ燃焼時の燃焼温度が低く維持されるた
め、気筒内の燃焼に伴うNOX の生成が抑制される。
【0018】図1において制御装置(ECU)40はデ
ジタルコンピュータからなり、双方向性バス41を介し
て相互に接続されたCPU(マイクロプロセッサ)4
2、ROM(リードオンリーメモリ)43、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)44、B−RAM(バックアッ
プRAM)45、入力ポート46、出力ポート47およ
びクロック発生器48を具備する。吸気圧センサ5、上
流側温度センサ13、下流側温度センサ14、燃圧セン
サ32およびアクセル踏込量センサ19の出力電圧はそ
れぞれ対応するAD変換器49を介して入力ポート46
に入力される。また、クランク角センサ6の出力電圧は
直接入力ポート46に入力される。一方、出力ポート4
7はそれぞれ対応する駆動回路50を介して各燃料噴射
弁2a〜2dおよび三方弁17に接続される。
【0019】次に本実施形態の内燃機関の作動について
説明する。初めに各気筒♯1〜♯4の圧縮行程の予め定
められたクランク角度においてコモンレール30内の燃
圧が燃圧センサ32により検出される。次に各気筒♯1
〜♯4の圧縮上死点の直前の予め定められたクランク角
度(以下、予噴射角度)において予噴射が実行され、各
燃料噴射弁2a〜2dから予め定められた量(以下、予
噴射燃料量)の燃料が噴射される。予噴射は気筒内にお
けるNOX 生成量の低減および気筒において生じる騒音
の低減のために実行される噴射である。なお、予噴射燃
料量の燃料を供給するために各燃料噴射弁2a〜2dを
開弁する時間(以下、予噴射開弁時間)はコモンレール
30内の燃圧に基づいて決定される。詳細には、予噴射
開弁時間は燃圧が高いほど短くなる。なお、各気筒にお
ける予噴射は第一気筒♯1、第三気筒♯3、第四気筒♯
4、第二気筒♯2の順で実行される。
【0020】次に予噴射により供給された燃料が気筒内
において着火した後の圧縮上死点付近の予め定められた
クランク角度(以下、主噴射角度)において主噴射が実
行される。主噴射は機関を駆動するための燃料を供給す
るために実行される噴射である。主噴射により各燃料噴
射弁2a〜2dから噴射すべき予め定められた燃料量
(以下、主噴射燃料量)はアクセル踏込量センサ19に
より検出されたアクセルペダル踏込量に基づいて決定さ
れる。詳細には、主噴射燃料量はアクセルペダル踏込量
が大きくなるほど多くなる。なお、主噴射燃料量の燃料
を供給するために各燃料噴射弁2a〜2dを開弁する予
め定められた時間(以下、主噴射開弁時間)はコモンレ
ール30内の燃圧に基づいて決定される。詳細には、主
噴射開弁時間は燃圧が高いほど短くなる。なお、各気筒
における主噴射は第一気筒♯1、第三気筒♯3、第四気
筒♯4、第二気筒♯2の順で実行される。
【0021】さらに第三気筒♯3において主噴射が実行
された後に該主噴射とは別個に副噴射を実行し、第三燃
料噴射弁2cから第三気筒♯3内に燃料、すなわちHC
を噴射する。このHCは排気ガスとともにNOX 触媒1
2に到達せしめられる。
【0022】上述したように、NOX 触媒12に供給さ
れたHCは触媒表面に吸着して活性種とされ、NOX
浄化する。したがってHCによりNOX を浄化するには
或る時間を要する。すなわち、NOX を浄化するために
はHCおよびNOX が上記或る時間だけNOX 触媒12
内に留まっている必要がある。HCおよびNOX がNO
X 触媒12内に留まっている時間(以下、滞留時間)は
単位時間当たりにNO X 触媒12を通過する排気ガス量
(以下、通過排気ガス量)により決まる。詳細には、滞
留時間は通過排気ガス量が多いほど短くなる。したがっ
て本実施形態では、NOX 触媒12に供給すべきHC量
(以下、要求HC量)は通過排気ガス量に基づいて算出
される。詳細には、要求HC量は通過排気ガス量が多い
ほどNO X 触媒12内で浄化反応可能なHC量は少なく
なると判断して少なくされる。
【0023】なお、吸気側タービンホイール11aの上
流側の吸気通路3に吸入空気量を検出するエアフローメ
ータを取り付け、このエアフローメータにより検出され
た吸入空気量に基づいて通過排気ガス量を算出してもよ
い。また、吸気圧センサ5およびクランク角センサ6の
出力から推定した機関NOX 排出量に基づいて要求HC
量を算出してもよい。
【0024】さらに本実施形態では、NOX 触媒12に
おけるNOX 浄化率がその触媒温度に応じて変化するた
め、要求HC量は上流側温度センサ13および下流側温
度センサ14により検出された上流端触媒温度および下
流端触媒温度に基づいて補正される。詳細には、要求H
C量は検出された触媒温度に対応するNOX 浄化率が高
いほど増大される。
【0025】なお、副噴射により第三燃料噴射弁2cか
ら要求HC量のHCを噴射するために第三燃料噴射弁2
cを開弁する予め定められた時間(以下、副噴射開弁時
間)はコモンレール30内の燃圧に基づいて決定され
る。詳細には、副噴射開弁時間は燃圧が高いほど短くな
る。
【0026】ところで、コモンレール30内の燃圧は圧
力調整器33により目標燃圧に維持されているため、予
め定められた時間の間、燃圧が目標燃圧より低いときに
は燃圧センサ32または圧力調整器33が故障している
可能性がある。ここで、燃圧センサ32が故障して異常
である場合には圧力調整器33は正常であるので実際の
燃圧は目標燃圧である。しかしながら、副噴射開弁時間
はこの実際の燃圧より低い燃圧に基づいて算出されるた
め、算出された副噴射開弁時間だけ第三燃料噴射弁2c
を開弁すると、要求HC量より多い量のHCがNOX
媒12に供給されてしまう。
【0027】そこで、本実施形態では、検出燃圧が目標
燃圧より低いときには燃圧センサ32が異常である可能
性があると判断して検出燃圧を補正し、この補正された
検出燃圧に基づいて副噴射開弁時間を算出する。詳細に
は、検出燃圧を該検出燃圧より高い燃圧(以下、設定燃
圧)とし、この設定燃圧に基づいて副噴射開弁時間を算
出する。なお、設定燃圧は目標燃圧と等しい圧力でもよ
い。こうすることにより燃圧を正確に検出できないとき
において過剰な量のHCがNOX 触媒に供給されること
が防止される。
【0028】なお、燃圧センサ32が異常である可能性
があると判断した場合において実際には圧力調整器33
が異常であった場合には、設定圧力に基づいて算出され
た副噴射開弁時間だけ第三燃料噴射弁2cを開弁する
と、実際の燃圧は設定燃圧より低いため、要求HC量よ
り少ない量のHCが噴射されることになる。すなわち、
この場合においても過剰な量のHCがNOX 触媒に供給
されることが防止される。また、本実施形態では検出燃
圧が目標燃圧より低いときには副噴射開弁時間を算出す
るために用いる燃圧を設定燃圧としたが、算出された要
求HC量自体を少なくしたり、検出燃圧に基づき算出さ
れた副噴射開弁時間を短くしたり、ポンプ圧を小さくし
てもよい。また、検出燃圧が目標燃圧より高いときには
燃圧センサと圧力調整器のいずれが故障しているかに係
らず、検出燃圧に基づいて算出された副噴射開弁時間だ
け第三燃料噴射弁2cを開弁しても、過剰な量のHCが
NO X 触媒に供給されることはない。
【0029】副噴射を実行する予め定められたクランク
角度(以下、副噴射角度)は次のようにして算出され
る。まず、上流側温度センサ13の出力から推定した第
三気筒♯3内の温度(以下、筒内温度)およびコモンレ
ール30内の燃圧に基づいて副噴射角度を算出する。詳
細には、副噴射角度は熱分解されたHCを多く必要とす
るときには筒内温度がより高い温度となっているクラン
ク角度に設定され、また、HCが良好に噴射されるよう
に燃圧が予め定められた圧力より高い燃圧となっている
クランク角度に設定される。なお、通常、副噴射角度は
機関の膨張行程または排気行程に設定される。
【0030】次に図2のフローチャートを参照して本実
施形態の予噴射・主噴射実行制御を説明する。なお、図
3においてnは気筒番号を示し、1、3、4、2の順で
変化する。まず、ステップS110において現在のクラ
ンク角度CAが第n気筒における予噴射角度PCApn
である(CA=PCApn)か否かが判別される。ステ
ップS110においてCA=PCApnである判別され
ると、ステップS112に進んで予噴射開弁時間tpn
だけ第n気筒の燃料噴射弁が開弁され、ステップS11
4に進む。一方、ステップS110においてCA≠PC
Apnであると判別されると、CA=PCApnと判別
されるまでステップS110が繰り返される。
【0031】ステップS114では現在のクランク角度
CAが第n気筒における主噴射角度PCAmnである
(CA=PCAmn)か否かが判別される。ステップS
114においてCA=PCAmnである判別されると、
ステップS116に進んで主噴射開弁時間tmnだけ第
n気筒の燃料噴射弁が開弁され、処理が終了する。一
方、ステップS114においてCA≠PCAmnである
と判別されると、CA=PCAmnと判別されるまでス
テップS114が繰り返される。
【0032】次に図3のフローチャートを参照して本実
施形態の主噴射燃料量算出制御を説明する。なお、図4
においてnは気筒番号を示し、1、3、4、2の順で変
化する。まず、ステップS210においてアクセル踏込
量センサ19により検出されたアクセルペダル踏込量D
aと、燃圧センサ32により検出されたコモンレール3
0内の燃圧Pcとが読み込まれ、ステップS212に進
む。ステップS212ではアクセルペダル踏込量Daと
燃圧Pcとに基づいて第n気筒内における主噴射により
主噴射開弁時間tmpnが算出され、ステップS214
に進む。ステップS214ではステップS212で算出
された主噴射開弁時間tmpnが予め定められた主噴射
開弁時間tmnにセットされ、処理が終了する。
【0033】次に図4のフローチャートを参照して本実
施形態の副噴射実行制御を説明する。まず、ステップS
310において現在のクランク角度CAが副噴射角度C
As3である(CA=CAs3)か否かが判別される。
ステップS316においてCA=CAs3である判別さ
れると、ステップS312に進んで副噴射開弁時間ts
3だけ第三気筒の第三燃料噴射弁2cが開弁され、処理
が終了する。一方、ステップS316においてCA≠C
As3であると判別されると、処理が終了する。
【0034】次に図5のフローチャートを参照して本実
施形態の要求HC量・副噴射実行時期算出制御を説明す
る。まず、ステップS410において上流側温度センサ
13により検出された上流側触媒温度TU、下流側温度
センサ14により検出された下流側触媒温度TD、吸気
圧センサ5により検出された吸入空気圧Pi、クランク
角度センサ6により検出されたクランク角度CAおよび
燃圧センサ32により検出されたコモンレール30内の
燃圧Pcが読み込まれ、ステップS412に進む。
【0035】ステップS412ではクランク角度CAに
基づいて機関回転数NEが算出され、ステップS413
に進む。ステップS413では吸入空気圧Piおよび機
関回転数NEに基づいて通過排気ガス量QEが算出さ
れ、ステップS414に進む。
【0036】ステップS414では機関回転数NEが予
め定められた機関回転数NE0以上である(NE≧NE
0)か否かが判別される。なお、予め定められた機関回
転数NE0はアイドル運転時における機関回転数に設定
される。ステップS414においてNE≧NE0である
と判別されると、機関がアイドル運転状態ではなく、燃
圧検出異常を判別できる運転状態にあると判断され、ス
テップS416に進む。一方、ステップS414におい
てNE<NE0であると判別されると、機関がアイドル
運転状態にあり、燃圧検出異常を判別できる運転状態に
ないと判断され、ステップS420に進んで通過排気ガ
ス量QE、燃圧Pc、上流端触媒温度TUおよび下流端
触媒温度TDに基づいて副噴射開弁時間tsp3が算出
されると共に上流側触媒温度TUおよび下流側触媒温度
TDに基づいて副噴射角度CAsp3が算出され、ステ
ップS422に進んでステップS420で算出された副
噴射開弁時間tsp3が副噴射開弁時間ts3にセット
されると共にステップS420で算出された副噴射角度
CAsp3が副噴射角度CAs3にセットされ、処理が
終了する。ステップS414によれば燃圧検出異常を正
確に判別することができる。
【0037】ステップS416では検出された燃圧Pc
が目標燃圧Pc0より小さい(Pc<Pc0)か否かが
判別される。なお、目標燃圧Pc0は圧力調整器33に
より調整される圧力である。ステップS416において
Pc<Pc0であると判別されると、ステップS417
に進む。一方、ステップS416においてPc≧Pc0
であると判別されると、燃圧検出が異常である可能性は
あるが過剰な量のHCが第三燃料噴射弁2cから噴射さ
れる可能性はないと判断され、ステップS426に進ん
でステップS416においてPc<Pc0と判別されて
から経過した時間(以下、経過時間)tをリセットし、
次にステップSステップS420に進んで通過排気ガス
量QE、燃圧Pc、上流端触媒温度TUおよび下流端触
媒温度TDに基づいて副噴射開弁時間tsp3が算出さ
れると共に上流側触媒温度TUおよび下流側触媒温度T
Dに基づいて副噴射角度CAsp3が算出され、ステッ
プS422に進んでステップS420で算出された副噴
射開弁時間tsp3が予め定められた副噴射開弁時間t
s3にセットされると共にステップS420で算出され
た副噴射角度CAsp3が予め定められた副噴射角度C
As3にセットされ、処理が終了する。
【0038】ステップS417では経過時間tが予め定
められた時間t0より大きい(t>t0)であるか否か
が判別される。ステップS417においてt>t0であ
ると判別されると、燃料検出が異常であって過剰な量の
HCが第三燃料噴射弁2cから噴射される可能性がある
と判断され、ステップS418に進んで設定燃圧Pc1
が燃圧Pcにセットされ、次にステップS420に進ん
で通過排気ガス量QE、ステップS418でセットされ
た燃圧Pc、上流端触媒温度TUおよび下流端触媒温度
TDに基づいて副噴射開弁時間tsp3が算出されると
共に上流側触媒温度TUおよび下流側触媒温度TDに基
づいて副噴射角度CAsp3が算出され、ステップS4
22に進んでステップS420で算出された副噴射開弁
時間tsp3が副噴射開弁時間ts3にセットされると
共にステップS420で算出された副噴射角度CAsp
3が副噴射角度CAs3にセットされ、処理が終了す
る。これにより過剰量のHCが第三燃料噴射弁2cから
噴射されることが防止される。なお、設定燃圧Pc1は
少なくとも目標燃圧より高く設定される。
【0039】一方、ステップS417においてt≦t0
であると判別されると、この時点では燃料検出が異常で
あるか否かを判断できないので、ステップS424に進
んで経過時間tをカウントアップし、次にステップS4
20に進んで通過排気ガス量QE、燃圧Pc、上流端触
媒温度TUおよび下流端触媒温度TDに基づいて副噴射
開弁時間tsp3が算出されると共に上流側触媒温度T
Uおよび下流側触媒温度TDに基づいて副噴射角度CA
sp3が算出され、ステップS422に進んでステップ
S420で算出された副噴射開弁時間tsp3が副噴射
開弁時間ts3にセットされると共にステップS420
で算出された副噴射角度CAsp3が副噴射角度CAs
3にセットされ、処理が終了する。ステップS417に
よれば圧力調整器33の圧力調整の反応遅れにより検出
燃圧が目標燃圧より低くなったときに燃料検出が異常で
あると判別されることが排除されるため、燃料検出の異
常判別がより正確なものとなる。
【0040】なお、リーン状態において排気ガス中のN
X を吸蔵しておき、排気ガス中のHC濃度がリーン状
態のときよりも高くなったときに、吸蔵されていたNO
X を放出してHCと反応させることによりNOX を浄化
する触媒を具えた内燃機関に本発明を適用することもで
きる。また、本実施形態において還元剤蓄積手段はコモ
ンレールに相当し、還元剤圧力検出手段は燃圧センサに
相当し、還元剤噴射手段は第三燃料噴射弁に相当する。
【0041】
【発明の効果】一番目から四番目の発明によれば、還元
剤圧力検出手段が異常であると判別されたときには還元
剤噴射手段により触媒に供給すべき還元剤の量が補正さ
れる。還元剤蓄積手段内の還元剤の圧力は還元剤噴射手
段を作動すべき時間を算出するのに用いられるパラメー
タである。すなわち、還元剤圧力検出手段が異常である
ために還元剤蓄積手段内の還元剤の圧力が正確に検出さ
れないときには、触媒に供給すべき量の還元剤を正確に
還元剤噴射手段から噴射することができない。したがっ
て本発明によれば、還元剤圧力検出手段が異常であると
きに還元剤噴射手段により触媒に供給すべき還元剤の量
を補正することにより、触媒に供給すべき量より多い量
の還元剤が触媒に供給されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の内燃機関の構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施形態の予噴射・主噴射実行制御を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態の主噴射燃料量算出制御を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態の副噴射実行制御を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施形態の要求HC量・副噴射実行時
期算出制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…機関本体 2a〜2d…燃料噴射弁 5…吸気圧センサ 6…クランク角センサ 12…NOX 触媒 13…上流側温度センサ 14…下流側温度センサ 32…燃圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/40 ZAB F02D 41/40 ZABG

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元剤により排気ガスを浄化するために
    排気通路に配置された触媒と、還元剤を予め定められた
    圧力下で蓄積するための還元剤蓄積手段と、該還元剤蓄
    積手段内における還元剤の圧力を検出する還元剤圧力検
    出手段と、該還元剤圧力検出手段により検出された圧力
    に基づいて算出された時間だけ作動することにより機関
    運転状態に基づいて算出された量の還元剤を前記還元剤
    蓄積手段から前記触媒に供給する還元剤噴射手段とを具
    備する内燃機関の噴射量制御装置において、前記還元剤
    圧力検出手段が異常であるか否かを判別する異常判別手
    段と、該異常判別手段により前記還元剤圧力検出手段が
    異常であると判別されたときに前記還元剤噴射手段によ
    り前記触媒に供給すべき還元剤の量を補正する還元剤供
    給量補正手段を具備することを特徴とする内燃機関の噴
    射量制御装置。
  2. 【請求項2】 前記異常検出手段は前記還元剤圧力検出
    手段により検出された圧力が前記予め定められた圧力よ
    り低いときに前記還元剤圧力検出手段が異常であると判
    別することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の噴
    射量制御装置。
  3. 【請求項3】 前記還元剤供給量補正手段は、前記異常
    検出手段により前記還元剤圧力検出手段が異常であると
    判別されたときには、前記触媒に供給すべき還元剤の量
    を少なくすることを特徴とする請求項2に記載の内燃機
    関の噴射量制御装置。
  4. 【請求項4】 前記還元剤供給量補正手段は、前記異常
    検出手段により前記還元剤圧力検出手段が正常であると
    判別されたときには前記触媒に供給すべき量の還元剤を
    噴射するのに必要な前記還元剤噴射手段の作動時間を前
    記還元剤圧力検出手段により検出された圧力に基づいて
    算出し、前記異常検出手段により前記還元剤圧力検出手
    段が異常であると判別されたときには該還元剤圧力検出
    手段により検出された圧力より高い圧力に基づいて前記
    作動時間を算出することを特徴とする請求項3に記載の
    内燃機関の噴射量制御装置。
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